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Social Forestry in Bangladesh : A Study from Policy and Socio-economic Perspectives

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Academic year: 2021

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Title

Social Forestry in Bangladesh : A Study from Policy and Socio-

economic Perspectives( 内容の要旨(Summary) )

Author(s)

MUHAMMED, Nur

Report No.(Doctoral

Degree)

博士(農学) 甲第421号

Issue Date

2006-09-13

Type

博士論文

Version

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12099/21353

※この資料の著作権は、各資料の著者・学協会・出版社等に帰属します。

(2)

氏 名(本(国)籍) 学 位 の 学 位 記 番 号 学位授与年月 日 学位授与の要件 研究科及び専攻 研究指導を受けた大学 学 位 論 文 題 目 審 査 委 員 会 MubammedNur(バングラデシュ人民共和国) 博士(農学) 農博甲第421号 平成18年9月13日 学位規則第3条第1項該当 連合農学研究科 生物生産科学専攻 信州大学 SocialForestryinBangladesh:AStudyfrom PolicyandSocio・eCOnOmicPerspectives (バングラデシュの社会林業一政策・社会経済学的 視点からの研究」 主査 信州大学 副査 信州大学 副査 静岡大学 副査 岐阜大学 授 授 授 授 教 教 教 教 雄 邦 雄 淳 正 俊 睦 池 口 嶋 部 小 野 小 安 論 文 の 内 の 要 旨 バングラデシュは約1億5千万人の人口をかかえ人口密度は1127.3人であり、世 界の中で最も過密でありかつ貧困に苦しむ国のひとつである。バングラデシュの主要産業 は農業を中心とした一次産業であり、貧困からの脱却のためには一次産業の振興が不可欠 であり、森林・林業のあり方に期待されるところが大きい。しかし森林資源の枯渇化が進 み、事態は楽観を許さない状況下にある。21世紀における持続的展開可能な社会をバン グラデシュにおいて構築していく場合に、その不可欠な基盤として如何にして国土に森林 を造成し管理していくシステムを構築していくべきであるのかが、解決すべき最重要な課 題として存在している。 本論耳はこのような状況にあるバングラデシュの森林管理に関して、政策学的、社会経 済学的視点から次の5つの側面に焦点を当てて解明を試みている。それはバングラデシュ の森林政策の歴史と現状及び解決すべき課題。国際的な森林・林業・環境に関わる取組み から見たバングラデシュ林業。社会林業に関する考察と評価。社会林業と伝統的なプラン テーションとの投資効果の分析。バングラデシュにおける社会林業の役割の5つの側面か らの分析である。 バングラデシュでは独立以前においては木材販売収益を最大にする植民地的な林業政策 が採用されていたが、1971年に独立後の混乱期を経て1979年以降の森林政策は開

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-11-発と保護のせめぎあいを行いつつも徐々に1994年森林法の基盤が形成されてきていた。 1994年森林法以降は参加型社会林業政策が導入され、2000年には政策効果を上げ るべく森林法が改正され、2004年には社会林業規則がより現実に密着したものになる べく整備された。とはいえ目標と達成された成果との廟には、例えば年間森林被覆増加率 0.5%の目標に対して、達成されているのは0.14%に過ぎないなど大きな帝離が見 られている。 政策失敗は、貧弱な資金供給、官僚制度、制度上の欠陥、政治的不安定性、不適切な政 策手段、汚職、ミス等に起因している。旧来からのバングラデシュにおける森林政策は州 政府が主体となって行ってきたものであり、下からの盛り上がりの中でのボトムアップ型 の政策は未だにごく少数に過ぎない。それに加えて土地所有権に関わる対立、政府の縦割 行政システムに起因する他セクターとの対立等も存在している。今後はこれらの諸矛盾点 を止揚し、計画のボトムアップアプローチを実施することが不可欠である。そのような形 での社会林業政策の推進が必要であろう。 バングラデシュにおいては1980年代初頭以降参加型社会林業が導入され、多くの貧 困な人々に利益を斎しつつ森林被覆の拡大に寄与してきた。本研究においては、社会林業 は人々と森林との間のあるべき関係を創出し、土地の不法拡張と森林破壊を食い止めてい ることを明らかにすべく、ウッドロット造林、アグロフォリストリー造林、ストリップ造 林の3タイプの造林を事例にとり、綿密な実態調査を実施しその結果に基づいて以下の如 く明らかにした。 本実態調査研究において、参加農民は平均してストリップ造林で944USドル、アグ ロフォリストリーで2,228USドル、ウッドロットで2,040USドルを受け取っ ており、これを年間収入にすればそれぞれ76USドル、156USドル、157USド ルの年間平均受取額となっていることになる。社会林業の利益の受取人たちは経済的自由 を獲得し、社会への適応を開始する。得られた所得を基盤として追加の森林造成への資本 投下を行い、所得を生み出す活動を開始して、持続的な形での農林業経営を目指し始めて いる者も多いことを明らかした。社会林業に起因する農家世帯の追加所得は参加農家を貧 困から脱却させ、社会経済発展に対して草の根レベルで貢献しているのである。 とは言え、バングラデシュにおいて社会林業の抱える諸問題点も多く存在している。参 加農民と管理行政当局とのコミュニケーションの不足。適切な経営を実施するための法的 枠組みや物的手段の未整備や不足、参加資格に関わる問題の解決の必要性、土地利用権に 関わる法的枠組みの整備の遅れ等が存在している。これらの諸問題点を如何にしてクリア ーしていくべきかが、今後に残された課題である。 審 査 結 果 の 要 旨 MUHAMMEDNUR氏の公開学位論文発表会は平成18年8月8日(火)に信州 大学農学部森林科学科会議室で全審査員出席のもとに実施された。午後1時から2 時30分まで実施された。内容に関して各審査委負からの質問が出され、それに答え る形で質疑応答がなされた。審査委員の質問に対して氏は的確に回答した。

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プレゼンテーション及び質疑応答に引き続き審査委員による審査委員会が開かれ、 論文内容を中心に経験識見等について審議がなされた。その結果、氏の提出論文が岐 阜大学大学院連合農学研究科の学位取得論文に十二分に値するものであることを、全 審査委貞が一致して認めた。 バングラデシュは人口密度が千人を超える世界でも最も過密であり、国の経済の基 盤は農業中心であり、国民の多くは貧困に直面している。21世紀における持続可能 な社会を建設していくためには、持続可能な森林資源の造成による森林の果たす多面 的諸機能の発揮、そのことによる主要産業である農林業生産からの所得の増大による 貧困からの脱却が最も求められている国である。本学位論文はこのような状況下にな るバングラデシュの森林・林業政策の要となる社会林業に焦点を当て、社会経済学 的視角から研究を進めたものである。 第一章では、バングラデシュの概況と森林の存在状況に関して論述している。 第二章では、本学位論文の枠組.みに関して論述している。 第三章では、バングラデシュの森林政策の展開に関して論述している。 第四章では、持続可能な森林政策への取り組みを国際的枠組みから論述している。 第玉章では、バングラデシュにおける社会林業に関して実態調査に基づいて論述し ている。 第六章では、バングラデシュにおけるチーク林に関わる投資効果の実態調査による 分析結果が論述されている。 第七章では、実態調査に基づいてバングラデシュにおいて導入されている三タイプ (ストリップ、アグロフォリストリー、ウッドロット)の社会林業の比較投資効果分 析結果が論述されている。 第八章では、前章までの分析結果を踏まえて社会林業の社会経済的役割に関して貧 困からの脱却という視点から論述している。 本論文はバングラデシュにおける社会林業に関して、国際的な視野に立って持続的 森林管理に関わる考察を進めてその位置づけを明らかにしている。またバングラデシ ュの森林・林業政策の歴史的展開を独自の視角から整理して現在の到達点を明らかに している。また個別実態調査結果を元にして森林経営のタイプごとの投資効果分析を 行いそれぞれのタイプの性格を明らかにしている。その結果伝統的な森林プランテー ションよりも住民参加型の社会林業の方がメリットが大きいことを実証している。今 後解決すべき諸問題が山積しているとは言え、社会林業は人々と森林との間の新たな 好ましい関係を構築し、森林の不法伐採、土地の不法拡張による森林破壊を食い止め、 森林と地域住民との好ましい関係を構築することを明らかにした。 以上について審査委員全員一致で、本論文が岐阜大学大学院連合農学研究科の学位 論文として十分価値あるものと認めた。 【学位論文の基礎となる学術論文】 1)ReckoningsocialforestryinBangladesh:policyandplanversus implementation,Forestry:AnInternationalJournalofForest Research,UK,78・4,373∼383,(2005) 2)Investmentanalysisofteak(Tbctonagrandis)・AcasestudyonSylhetForests ofBangladesh,JournalofForestPlanning,Japan,10・2,77∼86,2004

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-13-3)cansocialforestrye鮎ctivelycontributetopovertyalleviationinrural

Bangladesh?ACaseStudy:JapanSocietyofForestPlanmingPress,Japan,

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② 

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