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高発癌を伴う先天性免疫不全症候群の分子病態ならびに新規治療法の開発

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Academic year: 2021

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Title

高発癌を伴う先天性免疫不全症候群の分子病態ならびに新

規治療法の開発( はしがき )

Author(s)

金子, 英雄

Report No.

平成14年度-平成15年度年度科学研究費補助金 (基盤研究

(C)(2) 課題番号14570738) 研究成果報告書

Issue Date

2003

Type

研究報告書

Version

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12099/698

※この資料の著作権は、各資料の著者・学協会・出版社等に帰属します。

(2)

研究成果の概要

遺伝性高発癌症候群にはBloom症候群(BS),Ataxia-telaJlgiectasia(ん¶などがふくまれる。さら に原発性免疫不全症などの、多くの免疫不全を呈する疾患も高発癌をきたす。'本研尭でiま特に 以下のことを明らかに′した。 1)ATMとBLMの会合 Ataxia-telangiectasia(ん¶,Bloom症候群(BS)はともにDNAの不安定性を示す疾患群である。我々 はA-Tの病因遺伝子産物(Am)とBSの病因遺伝子産物(BLM)が会合すること、さらにBLMが ATMによってリン酸化されることを報告してきた。ATMとBLMの会合kっいてさらに解析 するためにATMとBLMの両者を欠損するDT40細胞株を作製し、放射線感受性、Sisterchromatid exdhange(SCE)等について検討した.Am+BLM,/-のダブルノッウJアウト細胞株臥それぞれ 単独のATM-/-またはBLM-/-細胞株とほぼ同程度の放射線感受性の先進、SCEの上昇を示した。 このことより、ATM,BLMがそれぞれ独立のPathwayでDNAの複製・修復に関与しているこ とが示唆された。 2)DominaAtACgativeAID遺伝子変異の同定 高IgM症候群(HyperIgMsyndrome:HIGM)はIgGA,Eの低値とIgMの高値を特徴とする免疫不 全症候群である。常染色体劣性の遺伝形式をとるⅠⅠ型HIGMはクラススイッチ、SOmatichyper ふutationに必須のタンパクであるactivationinduccdcytidinedeaminase(〟D)の異常により生じ る。我々は、II型HIGMの患者においてAD遺伝子を解析しADのC一末に存在するR190X 変異がdominantnegativeとして機能する可能性を報告した。また、この変異をPCRで簡易に スクリーニングする方法を確立した。

参照

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