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1∼2時間前後より小さなCa2+増加(0.1∼0.7μM)
と特有な形態変化,核断片化を示した.またnatural
killer(NK)細胞の標的細胞傷害においてNK細胞は
K562にnecrosisをMOLT−4にapoptosisという異
なった細胞壁を誘導し,そのCa2+増加には抗Fas抗
体添加とは違う様式も見せた.
以上,細胞死にはCa2+増加様式や時間経過に差異が
あり,細胞死のCa画像解析は細胞傷害の機序をより
明確なものにした.
8.B細胞におけるスーパー抗原
(膠原病リウマチ痛風センター) 箱田雅之・
林本さくら・鎌谷直之・柏崎禎夫
ヒト末梢血B細胞をEBウイルスを用いてクロー
ニングし,培養上清中に産生されたmonoclonalな
IgMの反応性を種々の細菌抗原について検討したと
ころ,約30%の抗体がプロテインA(SPA)に結合し
た.B細胞クローンよりRNAを抽出し, RT−PCR法
によって発現しているイムノグロブリンVH family
を解析したところ,SPA結合IgMを産生する17個の
クローンすべてでVH3が使用されていた.一方, SPA
に結合しないIgMを産生するクローンでは,15個中
VH3を発現しているものはなかった. SPA結合IgM
には,高親和性のものと低親和性のものがみられた.
高親和性IgM産生クローン4個,低親和性IgM産生
クローン3個より得られたPCR産物のdirect
sequenceを行ったところ, framework(FR)3のア
ミノ酸配列に親和性によって異なる配列がみられ,
FR3がSPA結合部位と考えられた.このようなSPA
とIgMとの結合はスーパー抗原とTCR Vβとの相互
作用に類似している.
9.rers1η1∂ρseσdoωbercα’oslsからの新しいスー
パー抗原の精製と解析一エルシニア感染症,川崎病,
泉熱の発症機序との関連性について一
(微生物学・免疫学)
内山竹彦・三好一片山 徹・加藤秀人・
藤巻わかえ・今西健一・厳 小傑
rヵsθ厩。’幼676π10sゴs(エルシニア)感染症の臨床症
状は多彩であり,TSSや狸紅熱と高い類似性が見られ
る.この2疾患の原因外毒:素(TSST−1, SE, SPE)は
スーパー抗原という概念で分類され,MHCクラスII
に結合し,TCRに特定のVβを表現するT細胞を一
括して大量に活性化する.我々は臨床症状の類似性か
ら,エルシニア感染もスーパー抗原活性をもつ外毒素
によると想定し,}乙ρSθ雇0励6γ0蜘爵びこついてその
検索を試み,21kDaのスーパー抗原活性をもつ分子
(}こρε6π40伽加κ勿♂03凱∫一derived mitogen:YPM)の精
製に成功した.YPMはHLA DR, DQ, DPに結合し,
Vβ3,Vβ9, Vβ13.1, Vβ13.2陽性ヒトT細胞を活性化
する.
10.インスりン自己免疫症候群のHLA・DR4サブ
タイプ
(糖尿病センター) 内潟安子・大森安恵
〔目的〕27名の日本人インスリン自己免疫症候群
(IAS)患者がすべてHLA−DRB1*0406/DQA1*0301/
DQB1*0302を持つことを昨年我々は発表した.今回,
日本人IAS症例数を37名に増やし,さらに韓国人IAS
2名,台湾人IAS 1名も加えて, DR4のサブタイプを
再度検討した,
〔方法〕DRB1, DQA1, DQB1遺伝子をPCR・SSO法,
PCR−SSCP,さらに直接塩基配列決定にて確認した.
〔結果〕日本人IAS37名のうち, DRB1*0406/DQA1*
0301/DQB1*0302は34名, DRBI*0403/DQA1*0301/
DQB1*0302は2名, DRB1*0407/DQA1*0301/DQB1*
0302は1名であった.また韓国人2名,台湾人1名の
IASはともに, DRB1*0406/DQA1*0301/DQB1*0302
であった.
〔考察〕一般日本人のDRB1*0406はDRB1*0403,
DRB1*0407に比べ頻度が高いため,日本人IAS患者
でDRB1*0406の高い頻度が得られたのであろう.本研
究結果より,IASと強く相関する部位としてDRB1*
0406,DRB1*0403, DRB1*0407に共通なDRB1鎖の
70−75番アミノ酸部位をコードする遺伝子部位か,
DQA1*0301, DQB1*0302遺伝子が示唆される.
11.ベーチェット病患者ロ腔粘膜のγ置細胞につ
いて
(第二病理眼科)
徳田和央・長谷英樹・永富絵美・
原 里佳・氏原 弘・宮永嘉隆
ベーチェット病4例を1年間定期的に観察し,次の
結果を得た.
末梢血リンパ球サブセットでは,CD4/CD8比に著名
な逆転は見られなかった.CD45RO細胞は正常範囲で
あった.KTH・1whole cellによるリンパ球幼若化試験
は症例1の1回,症例4の1回以外は陰性であった.
γδT細胞は症例2で常に,症例4で休止期に軽度上昇
を示した.下唇粘膜のリンパ球サブセットでは,CD3が
ベーチエット病に有意に多く認められた.γδT細胞は
正常粘膜では陰性,2例の口腔アフタでもわずかに認
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