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Yersinia pseudotuberculosis からの新しいスーパー抗原の精製と解析 : エルシニア感染症,川崎病,泉熱の発症機序との関連性について

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Academic year: 2021

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94 1∼2時間前後より小さなCa2+増加(0.1∼0.7μM) と特有な形態変化,核断片化を示した.またnatural killer(NK)細胞の標的細胞傷害においてNK細胞は

K562にnecrosisをMOLT−4にapoptosisという異

なった細胞壁を誘導し,そのCa2+増加には抗Fas抗 体添加とは違う様式も見せた.  以上,細胞死にはCa2+増加様式や時間経過に差異が あり,細胞死のCa画像解析は細胞傷害の機序をより 明確なものにした.  8.B細胞におけるスーパー抗原    (膠原病リウマチ痛風センター) 箱田雅之・         林本さくら・鎌谷直之・柏崎禎夫

 ヒト末梢血B細胞をEBウイルスを用いてクロー

ニングし,培養上清中に産生されたmonoclonalな IgMの反応性を種々の細菌抗原について検討したと ころ,約30%の抗体がプロテインA(SPA)に結合し た.B細胞クローンよりRNAを抽出し, RT−PCR法 によって発現しているイムノグロブリンVH family を解析したところ,SPA結合IgMを産生する17個の クローンすべてでVH3が使用されていた.一方, SPA に結合しないIgMを産生するクローンでは,15個中 VH3を発現しているものはなかった. SPA結合IgM には,高親和性のものと低親和性のものがみられた.

高親和性IgM産生クローン4個,低親和性IgM産生

クローン3個より得られたPCR産物のdirect

sequenceを行ったところ, framework(FR)3のア ミノ酸配列に親和性によって異なる配列がみられ,

FR3がSPA結合部位と考えられた.このようなSPA

とIgMとの結合はスーパー抗原とTCR Vβとの相互 作用に類似している.  9.rers1η1∂ρseσdoωbercα’oslsからの新しいスー パー抗原の精製と解析一エルシニア感染症,川崎病, 泉熱の発症機序との関連性について一    (微生物学・免疫学)       内山竹彦・三好一片山 徹・加藤秀人・         藤巻わかえ・今西健一・厳 小傑  rヵsθ厩。’幼676π10sゴs(エルシニア)感染症の臨床症 状は多彩であり,TSSや狸紅熱と高い類似性が見られ る.この2疾患の原因外毒:素(TSST−1, SE, SPE)は スーパー抗原という概念で分類され,MHCクラスII

に結合し,TCRに特定のVβを表現するT細胞を一

括して大量に活性化する.我々は臨床症状の類似性か ら,エルシニア感染もスーパー抗原活性をもつ外毒素 によると想定し,}乙ρSθ雇0励6γ0蜘爵びこついてその 検索を試み,21kDaのスーパー抗原活性をもつ分子 (}こρε6π40伽加κ勿♂03凱∫一derived mitogen:YPM)の精 製に成功した.YPMはHLA DR, DQ, DPに結合し, Vβ3,Vβ9, Vβ13.1, Vβ13.2陽性ヒトT細胞を活性化 する.

 10.インスりン自己免疫症候群のHLA・DR4サブ

タイプ    (糖尿病センター)  内潟安子・大森安恵  〔目的〕27名の日本人インスリン自己免疫症候群 (IAS)患者がすべてHLA−DRB1*0406/DQA1*0301/ DQB1*0302を持つことを昨年我々は発表した.今回, 日本人IAS症例数を37名に増やし,さらに韓国人IAS 2名,台湾人IAS 1名も加えて, DR4のサブタイプを 再度検討した,  〔方法〕DRB1, DQA1, DQB1遺伝子をPCR・SSO法, PCR−SSCP,さらに直接塩基配列決定にて確認した.  〔結果〕日本人IAS37名のうち, DRB1*0406/DQA1* 0301/DQB1*0302は34名, DRBI*0403/DQA1*0301/ DQB1*0302は2名, DRB1*0407/DQA1*0301/DQB1* 0302は1名であった.また韓国人2名,台湾人1名の IASはともに, DRB1*0406/DQA1*0301/DQB1*0302 であった.  〔考察〕一般日本人のDRB1*0406はDRB1*0403, DRB1*0407に比べ頻度が高いため,日本人IAS患者 でDRB1*0406の高い頻度が得られたのであろう.本研 究結果より,IASと強く相関する部位としてDRB1* 0406,DRB1*0403, DRB1*0407に共通なDRB1鎖の 70−75番アミノ酸部位をコードする遺伝子部位か, DQA1*0301, DQB1*0302遺伝子が示唆される.  11.ベーチェット病患者ロ腔粘膜のγ置細胞につ いて    (第二病理眼科)          徳田和央・長谷英樹・永富絵美・          原 里佳・氏原 弘・宮永嘉隆  ベーチェット病4例を1年間定期的に観察し,次の 結果を得た.  末梢血リンパ球サブセットでは,CD4/CD8比に著名 な逆転は見られなかった.CD45RO細胞は正常範囲で あった.KTH・1whole cellによるリンパ球幼若化試験 は症例1の1回,症例4の1回以外は陰性であった. γδT細胞は症例2で常に,症例4で休止期に軽度上昇 を示した.下唇粘膜のリンパ球サブセットでは,CD3が ベーチエット病に有意に多く認められた.γδT細胞は 正常粘膜では陰性,2例の口腔アフタでもわずかに認 一1538一

参照

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