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胸線に発生したランゲルハンス細胞組織球症の1例:胸部CT所見の診断への 応用

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32「Mx小児放射線学会雑誌

症|例|報告I

報 告

胸腺に発生したランゲルハンス細胞組織球症の1例:

胸部CT所見の診断への応用

金lIl和裕,矢|ノリ俊裕,小林弘幸.’11局篤行、斉藤lElM(1),藤田宏大').宮野武 順天鷺大学小児外科.小児科')

ACaseofThymicLangerhansCellHistiocytosis;

StronglySuggestedbyChestCT

KazuhiroKaneyama,ToshihiroYanai,HiroyukiKobayashi,AtsuyukiYamatakaI

MasahiroSaito'),HirooFUjita1),TakeshiMiyano

D(>parlmentofPedialricSuISge1yandl,e〔lialrics,Julll〔塾I)doUniversitySchoolo「Medicine Ahvrノロc/ A1〕腱vWc/lWerep()rtararecaseofthymicLangerhansCellHistiocytosis(LCH)thatwassu息gestedop CTnndings Thecasewasal-year-0ldgirLShewasreferredt〔)ourhospitalbecauseoIradiologicalHndings suggestiveofmalignancy・EnhancemenIwasunevenandtherewerel〕unctatecalcincationswithinthe lesions・ Hergeneralc()nditionwasunexpected1ygooddespitel)ersislen[I1ever、Incidentally,noskinlesions wereR〕und.A(nrst,weconsideredmalignancies,bulpunctatecalcilYcationsaresuggestiveofLCH、So wechosetoperf()mlneedlebiopsybecauseitislninimallyinvasiveandLCHhasnosurgicalindication、 ThehislologicaMin〔iingwasdistinctivefOrLCII Previously,radiologica]HndingsfortllymicLCHsuchaspunctatecalciHcation()nCThavebeenonly rarelyreported,andtheirultimatediagnosisdependedalmostentirelyonskinbiol〕sy、Thereh)reitis signincantthatwecouldconsiderthediagIIosisofLCHusingradi()l(〕gicalfindingsalone、Inconclusion, werec()mmendthatthymicl)unctatecalciHciltionbecoI1si(leredasLCH. X上lywOノzLF Lange/ihaノ7sCeノノH/S"CQ)/ios/S'7hymus,C/7estC7;PLノ、c/aieca/Ci化atiO/7,Need/ebiOpSy 1幽はイ121&1約3()例とWiであるため,本川jでは1996年 に発足したJapanLCHStudyGroup(JLSG)が多施 設共'171研究を行い,これにALづいた」い、治療プロ トコールを提111)している2).好発部位は'''1.,皮膚, リンパ節などであるが、燗nIlIl1:疾患としての性I'【 '2,全身のどの部位にも発′|L得る3).今'171胸腺 にソビノヒしたWiなLCHの1例を経験したので.その はじめに ランゲルハンスillll他組織球ソ,ii(LangerhansCell HisUocylosis、以rLCH)は、衣皮のランゲルハン ス細胞とI「il様の)|鋼を持った州絲|[織球が〕iiクロー ン性に」W殖する,未だ原1人|不Iリ1の疾懲である'). 小}ilh特に0-2歳に多いとされているが.捲り,|瀬 原稿受1,111:2003イド911161-1,lbl【終受付'1:2003イIZ111ll()'1 別IiiIi;I'i>I(先:〒113-842束京#'1文京区本jll12-1-13111l1X堂大学小児外科金111イⅡ裕 92

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V()1.2()No.L2()()433 )火化を,MIIめた./「後継隅にもl1il様に,43×23× 20mⅢ人のⅢ剛|'|ミソI)i変がみられⅢ『桜する11ノバサの 瀞''01,像がIMIめられた.これらのljj変はともに不 均・な造形効1,14を1,Lした.’1'11,11Ili1Ilr条('|:にてIIIii 炎像はなかった(Fig.1B). Ilhl開liMRIも施↑「したが.CTDiリ,11をlj111るIWiMI』『 報は{(}られなかった.その他.頭部.収冊'1,余身 ''1,などのl1lli代において.異常11T兄は認めなかった. 以上より,胸''111あるいは後縦'1,Mに苑′I;した11iii傷 として、Ileul・oblasl()ma,terat()ma・Ewil1gsarc()ma などが鉱われた.しかし,小リムド:}|クミ,放」}1級科|え と谷'111で行ったIunl()rboardにて,CTでみられた 点状(iルノ<化の所1,1LよりLCHのIIJ能性も,k唆された. 仮にLCHであればこれは外科流搬の対象外である. 従って,Wiiだ,診IlIi:のための'1:検も.一lUIilリ切除を 考Mdした|ルllIlUまたは胸腔鈍I11i助「ではなく、より lI1Ii像診lllrについての号察を含めて、ドIll1iする 症例 リiii例はl繩の女児で,持続する発熱をiiiiliiにI)il 医を受診し,胸腺および後縦隔の||,脇|'|:),)i変を11二i 摘され,、I1院へ紹介人|流となった.1M:I1ili・家族 MiLに特I;dすべきことはなかった.入院後も持続lvIi の発熱をIiMめたが,11,FⅡノl器症状はなく,代ら',状態 は比校1'1リ安定していた.尚,全身の皮)fiにソ,艶Iiは みられなかった.1,1液検1irでは,|if腰の炎ソiii)又応が 認められた以外に州imij,Lはみられず,行ルビIIJiマー カーのイI・趣ない'一もii8められなかった. 胸部iii純X線:胸腺のルビ人と右Llllli野に剛!「陰1jl2 を認めた.またこの部位に一致して.イ「節411)」 骨の瀞'11,1jli変化を'認めた(Fig.1A). 胸部CT:びi1MI`|;に111Kノルた胸腺の1ノリNljに点状のイi

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Fig.1A:PAchestradiograph TheUlymusisdMIilselyenlal・gedandalesion suggesliveofalumorisseelIintheriglll m〔、(Iiastinllmwithdisal〕I〕earallccoItherigh( [burIhrib. B:AxialCTimage TPunct【l[ccalciIicaIi()nsarel〕rescnIwiihinth(, thymus・Enhancemcnto[lhelwomassesis unequal.

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341」/k小リム放射線学会IlIIi,;,& である1.4).病態.,諺lUTについてのI洲||は他稿に ,襖るが,外科的治療がIil《水的な治癒に繋がること はなく,111:定診lWi:のための'12検もより(M2鵬な手 技が蝋まれる.’'1し1本症例のようにJlM学DT兇 (皮府Ⅲ)i変,多発性'けり,>i変など)に乏しく、画像 」zlⅡ[らかの感性腫傷を疑われた場合,LCHと診断 するのはかなり|イ;|雌である.悪''1;Ilir1場を駁い・術 ''1巡逃),)i」:''1組織諺にてlili;定診断後,、lUI的切除術 を脆↑fするというプランにて,蛾初から|)H胸もし くは'''111腔鏡補助「の′12検法が選択される''1能性は ,(Jい,ノjllえて.11{]:i《M1〈に行った方が,針'k検に比 べINI;'だかつ卜分に検体を採取することができると 砥侵襲な針'12検が選択された.病理組織検行にて LcHの,諺lIilrが得られたため(Fig.2),JLsGプロト コールに」!(づいて化学臓法をIルI始,強|進のl1ll作''1 を認めず総過している.↑尚旅|)M始より6力11機に 施行したlInlNllCTにて,lIllll)ilI111【大の''1K度攻i1fと後 縦陥病変の隣Iリ|な縮小が認められ、化学嫌法に対 する反Iijは良好であるといえる(Fig.3). 考察 LCHにおいては,現('三、1111iソ易性疾忠としてのコ ンセンサスが得られているが,その本態はあくま でjMl織球のノ14)Ill的.反Iiii19な域を,越えたIjWIWilil1li Fig2Histopathologyofthemediastinalmass OnH-Estaining,qlereisanincreaseincellscharacteristicofLCH・Staillingwiths-100andCD1ais positiveThereforelhiscasewasdiagnosedasLCH. .■ 一口ローーニ rj L 〆 ≦ ■

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----ヨーー---- Fig.3Radiologicalfindingsaftersixmonthsofchemotherapy A:Chestradiographshowsthattherightmediaslinallesionhasvanished,andthethymusis smaller. B:ChGstCTnn〔1ings・Theposteri()rmediastinalmassismarkedlyreducedinsizeandthethymus isalsosma11Gm 34

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Vol、20N0.1,200435 いう利点もある.しかし,LCHに|U《ってI了えば, これは旭児にとって企iilな侵襲である.LCHを第 一・に誉臆しなくとも鍬別診断に挙げることさえで きれば.まずは低陛襲な針生検を選択すべきであ り,この下枝が1イ《lMIliでillIi足な検休が↑(lLられない陽 介にのみ.openbiopsyを選択すべきとgえる. 水唯WIでLCHを疑い,lninimallyinvasiveな′12検 法を選択できたのは,CTで病変内に人!《(状石灰化 (pL1nctatecalcificati()、)を認めたことによる.胸 lIlillノリのノI'1(状石灰化とLCHとの|)MXlLJ1'|;については, 1991イドにOdagiriらが11t初に報f'7しており5)、その 後3イ|二間で計41ダ11がfIiiliされている6,7).Heller らはこれらに121験例4例を併せた81リIについての 藍察をしており8),皮),ゲノl具検によって診断し得た のは81m1117例で,|例のみが胸腺に対する針′|i 検を施行されていた7).すなわち過』iの症例の殆 どは,まず皮膚ソlij変からLCHが示唆され,皮膚Lk 検によって確定診Illrするという流れであり.mulIi-site(ypeとして胸Illilに発生した病変を,LCHの診 '11「に111[拶応川したケースは少ないと思われる.本 1,iiW11は)父膚病変をイiしておらず.診lIjlrへとアプロー チする|什報はiii純X線,CT,MRIなどの|[lIi像所兄 のみであった.われわれ外科医にとって,LCHは 決してWll染みのあるリクミ忠ではないため,外科iii独 ではなく小児科1匁,放jll線科医と谷l1ilでlllli像を検 [iIすることにより.LCHを示唆することができた のは怠蕊あることと痔えている. 以'二の経験より我々は,小児においてび漫性 にル【大した胸腺|ノリに{「1火化を認めれば,LCIIを考 慮すべきと考える.ll1し,胸腺にソビノ|{したLCHで あってもイーi灰化を,;&めない報告もあることq'())、 llcuroblastomaなどのIiIi揚性疾忠でもIノリ部に石灰 化を,iMめることがあることlo)を踏まえると,LCH のliIli像,iI2I1HはあくまでIilli助的診Wi:で,Iill:定診断は やはりⅢjiI1ll組織判り検#iiに委ねられるべきであい これは他の瞳ソ身性リツミAliとliT1様である. 結語 皮111ヴリiji変をイL'さず!」IHIソl:11璽場とのjIMi別が|水|難で あった胸腺発ノliのLCHの1例を絲llliiiした.CT上 |ノ1部に点状イ了灰化を認めたことからLCHが示|唆さ れ,低侵襲な針ノIiIijiを選択することができた. 小リムにおいてⅢii火した胸腺|ノリに+i灰化をイイし ていれば,LCHも券慮に入れて治旅を進める必喫 がある ●文献 l)恒松111記『.:ランゲルハンスiNll胞性組織球症.11 本|臨床別lllI・免疫症候群(|〈巻),諏訪)iIr夫綱 大阪,「1本IMI床卜|:2000,p590-594. 2)イヒ11鳴聡,火)''111[子.}|比成災.他:小リiLラン ゲルハンスMllllul1'1:組織球Ⅲi;に対する多施設j1il1il 治療研究.11小1m会誌20(〕2:16:135-142. 3)今宿禰i作:Langerhansceuhistiocytosis(LCH) の治療と今後の|A1題点.11小皮会誌2001;20: 107-110. 4)WillmanCL:I)cLectiono[Cl(),lalllistiocytesin Langerhanscc]1histiocytosis:Bio1ogyandclinical signilicance・BrJCancerl994;70:29-33. 5)OdagiriK,NishihiraK,IIatekevamaS,etal: Anteri()rmediaslinalmasseswithcalcihcati〔)、息on CTinchildrcnwithhistiocyt〔)sisXPediatrRa〔li()1 1991;21:550-551. 6)SumnerTE,Aul・ingerST,PresLonAA:Thymic calci[icaIionsinhistiocytosisX、PediatrRadiol l993;23:204-205. 7)ALAliF,G〔)()dingCA,JacquesCJ:CalciHedmass inanleri()rl)a1.tofmediastillumcause(lby Langerhallscellhistiocytosis、AmJRoentgen()1 1994;162:467-468. 8)HellerGD,HallerJO、Berdol1WE,etal:Punctate Ihymicc【llcificationininfanlswiLhuntreated Langerhanscellllistiocytosis:Rel〕()rtofiOurnew cases・PediatrRadioll999;29:813-815. 9)EfLekhariF,S11irkyodaA,CangirA:Cavitation()I amediaslinalmassfollowingcl1emotherapyf0r histiocyt(〕sis・JComputAssistTbmogrl986;1(): 130-132. 1())Abrams()I1SJ,BerdonWIj,RcillyBJ,eLal: Cavitatio11o「anle1・iormediastinalmassesin childrenwilhhistiocytosisX、PC(1iairRadioll987; 17:10-14. 11)WyttenbachR,VockP,Tschal)pelerH:Cross‐ sectionalimagingwithCTand/0】・MRIofpediatric chestlum()1.s、IiurRadioll998;8:1040-1046 、95

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