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JAIST Repository: レチナール蛋白質の光異性化反応に関する位置選択性の研究

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Academic year: 2021

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Japan Advanced Institute of Science and Technology

JAIST Repository

https://dspace.jaist.ac.jp/ Title レチナール蛋白質の光異性化反応に関する位置選択性 の研究 Author(s) 西口, 正裕 Citation Issue Date 1996-03

Type Thesis or Dissertation Text version none

URL http://hdl.handle.net/10119/2257 Rights

(2)

レチナール蛋白質の光異性化反応に関する

位置選択性の研究

西口 正裕 (辻本研究室) 

背景

 レチナールは、光受容蛋白質内に存在する発色団であり、光を受け共役二重結合部 がcis-transに選択的に異性化することにより視覚の初期過程が起こる。また、有機溶 媒中でall-transレチナールに光を照射すると低い選択性をもって、それぞれ13-cis、 11-cis、9-cisなどの異性体が生じる。これまでアセトニトリル中でレチナールに光を 照射したとき43%の選択率で11-cisを得たという報告がある。しかし、レチナール アナログの光異性化において、得られた異性体の生成比とアナログの構造との相関 関係については確立したものはなかった。本研究では、 型および 型レチナール アナログの光異性化反応様式を明らかにするため、 型および 型レチナールアナ ログの有機溶媒中での光反応を試みた。 

実験

 レチナールアナログの構造と異性体の生成比との相関関係について調べるため、 型および 型レチナールアナログを合成した。これらのアナログに有機溶媒中でX eランプにより光照射し、異性体の生成比について調べた。生成物はHPLCで分離 し、NMRにより構造解析を行った。 

結果

合成した -レチナールアナログの主生成物は、11-cisおよび9,11-dicisであった。ま た、 -レチナールアナログのHexane中でのmaxは370nm、 -レチナールアナロ グの maxは320nm付近であった。これは、 型は 型に比べて連続した共役二 重結合部が短いため、短波長側に吸収を示した。  型レチナールアナログ(11-cis) の有機溶媒中での光照射において、9,11-dicisおよび数種の異性体を確認した。 図は 平成7年度修士論文研究発表要旨集参照

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