• 検索結果がありません。

児童生徒の学級間国際交流に関する研究 : ビデオテープ交換による授業実践の試み

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "児童生徒の学級間国際交流に関する研究 : ビデオテープ交換による授業実践の試み"

Copied!
12
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)学校教育学研免1998,第10巻pp.153-164. 児童生徒の学級間国際交流に関する研究 -ビデオテープ交換による授業実践の試み古川雅文岡崎義富村井勝正 (兵庫教育大学) (ノ-トルダム女子大学) (緑が丘中学校). 藤本隆裕柳生利昭鈴木正敏 (星陽中学校) (養正小学校) (兵庫教育大学) 本研究では,日本,米国,韓国の小学校および中学校の生徒どうしの学級間の国際交流を促進するため,学校生活を紹介 したビデオテ-プを作成,交換し,児童生徒に呈示した。交流は,日-米,日-韓の間で行われた.ビデオ視聴後に,相手 校の児童・生徒への質問,感想等を自由記述形式の質問紙で収集した。今回は,相手校の児童・生徒への質問を中心に分析 した結果を報告した。主な結果は次の通り(1)児童生徒は,相手側の学校紹介ビデオを熱心に視聴し,興味・関心を喚 起された(2)どの国においても共通に見られる質問と,各学校の規則や習慣といった学校の社会文化的環境に起因する と思われる質問がみられた(3)各国の環境や文化に関する質問もみられ,中学生になると,特に日一韓の間では,自国 や人に相手がどのようなイメ-ジを持っているかについての質問が目立ち,歴史や国際関係に関する学習の進展や生徒の国 際認識の発達をうかがわせた。 キーワード:国際交流,学校生活紹介,ビデオテープ,児童生徒の質問 古川雅文:兵庫教育大学・学校教育研究センター・助教授, 〒673-1421兵庫県加東郡社町山国2007-109, E-mail: [email protected] 岡崎義富:ノートルダム女子大学・教授, 〒606京都市左京区下鴨南野々神町1 村井勝正:三木市立緑が丘中学校・教諭, 〒673-0533兵庫県三木市緑が丘町東4-17 藤本降裕二三木市立星陽中学校・教諭, 〒673-0713兵庫県三木市細川町豊地215 柳生利昭:多治見市立養正小学校・教諭,〒507-0823岐阜県多治見市平野町2-8 鈴木正敏:兵庫教育大学・学校教育研究センター・助教授, 〒673-1421兵庫県加東郡社町山国2007-109, E-mail: [email protected]. 153.

(2) 学校教育学研究, 1998,第10巻. 154. A Study of International Exchange of Information about Children s Daily School I.ives between Classrooms in Japan, the United States and Korea by Exchanging Videotapes. Masafumi. Kogawa,. Yoshitomi. Okazaki,. Katsumasa. Murai. (Hyogo University of Teacher Education) {Notre Dame Women's College) (Midorigaoka Junior High School) Takahiro Fujimoto, Toshiaki Yagyu, and Masatoshi Suzuki (Seiyo Junior High School) ( Yousei Elementary school) (Hyogo University of Teacher Education) The purpose of this study was to examine the effect of exchanging videotapes and letters between schools in Japan, the United States and Korea on children's interest in the daily lives of children in other countries. We made videotapes to introduce children s daily activities in their schools. The videotapes were exchanged between Japan and the United States and between Japan and Korea. In each country the videotapes were presented to children. After that, they were asked to write their questions about the children in the video and their impressions of the videotape. The main results were as follows: (1) Children who watched the video in each country evoked interest in the children's daily life and cultures on the video. (2) Some questions from children were common among countries, but other questions were different among countries. These difference may come from the differences in the socio-cultural environment of the schools. (3) Some Japanese and Korean junior high school students asked their partner country students the question of what images thery have of their partner country and the people of that country. Few elementary school students asked such questions.. Key words: international exchange, introduction of daily senool life, videotape, questions among children. Masafumi Kogawa is an Associate Professor of Center for School Education Research at Hyogo University of Teacher Education, 2007-109 Yamakuni, Yashiro, Kat0-gun, Hygo 673-1421 Japan. E-mail: [email protected] Yoshitomi Okazaki is a Professor of Notre Dame Women s College in Kyoto, 1 Mmami-Nonogami-cho, Shimogamo, Sakyo-ku, 606 Japan. Katsumasa Murai is a Teacher of Midorigaoka Junior High School, 4-17 Midorigaoka-cho Higashi, Miki-shi, Hyogo 673-0533 Japan. Takahiro Fujimoto is a Teacher of Seiyo Junior High School, 215 Toyochi, Hosokawa-cho, Miki-shi, Hyogo 673-0713 Japan. Toshiaki Yagyu is a Teacher of Yousei Elementary school, 2-80 HIranotyou, Tajimi-shi, Gifu 507-0823 Japan. Masatoshi suzuki is a Lecturer of Center for School Education Research at Hyogo University of Teacher Education, 2007-109 Yamakuni, Yashiro, Kat0-gun, Hygo 673-1421 Japan. E-mail: [email protected].

(3) 学級間国際交流. 本研究は,小学校児童および中学校生徒へのグローバ ル教育の一環として,ビデオの交換を通して他国の子ど もたちの学校生活に触れ,そこから,他国の文化や,他 国の子どもの学校生活を知る機会を与え,クラス間の国 際交流の促進を図ろうとしたものである。今回は,その 実践の報告とともに,子ども達の相手への質問の分析を 中心に報告する。 グローバル教育の目的は,研究者や教育実践者により さまざまな力点のおきかたがあり,はっきりした定義が し難いのが現状である。例えば,魚住(1994)も, 「グロー バル・エデュケーションには,特定の学問背景や領域を 持たない不確かさ,イメージの不安定性がある(p.1)」 と指摘する。しかし,最終目標は異なっても,その第一 歩としては,異文化の存在や,そこに暮らす人々や子ど も達についての認識をもつことがあげられよう。地球上 には異文化をもって暮らす人々がおり,そうした国にも やはり学校があって,子ども達が学校生活を営んでいる ということを実感を伴って認識させることは,その後の 小学校,および中学校における児童生徒に対するグロー バル教育,国際理解教育,異文化理解教育などで非常に 有効であろう。 こうしたE]的のために,さまざまな教育方法が考えら れるが,実際に他国の同年齢の児童生徒とのコミュニケー ションや情報の交換は,臨場感,現実感を伴うために, 他の方法,例えば,教科書や資料を使った単なる知識を 取り入れることにとどまった授業や,シミュレーション ゲーム(例えば, BaFa BaFaなど:大津, 1994)など よりも,相手の存在や異文化の存在を強い実感を伴って 認識でき,興味や関心を引き起こす可能性が高いことは 十分予想できる。ただ,こうした試みは,これまでさほ ど多くなされてはいないように見受けられる。海外の小 学校とのコンピュータ通信を使った交流とか,ビデオテー プの交換を使った交流もあることは,テレビや新聞,お よび一般向けの雑誌などで,ときに報告されてきた。し. 155. かし, EDMARS (教育研究文献情報データベース)な どで調べたところ,学術誌のレベルでは報告されていな いようである。 そこで,本研究では,前述のように,ビデオテープ交 換による国際交流の実践と,そこでの子ども達の質問の 分析について報告する。 方法 調査対象クラス間の国際交流実践に参加したクラス と児童・生徒数はTablelの通り。各校の略号は,研究 上,便宜的につけたものである。なお,日本の中学校の クラスJ2は,選択科目のクラスであった。 なお,今回の報告では,紹介ビデオと質問紙の交換が 揃った組合せとして, J1-Ul.1-Kl, J2-U2-K2を分析 対象とし,質問紙または紹介ビデオが欠如したUl.2お よびU1.3は分析から除外した。 諏査手続 1)学校紹介ビデオテープの作成,交換および提示 調査の手順として, H大学附属中学校(J2)の紹介ビ デオテープを米国テネシー州S.C./J、学校(Ul.2), S./J、 (中)学校(U2)に送付,それに対する生徒の反応調査 と,同校におけるビデオテープの作成を依頼した。反応 については,生徒の個別の手紙による回答とビデオテー プの送付を得た。 これに次いで, H大学附属小学校(Jl)の学級活動を 中心とするビデオテープを作成するとともにH大附中 (J2)のビデオテープの増補改訂版を作成した。これら のビデオテープを韓国,米国の各フィールド(Ul.l, U 1.2, U1.3, U2, Kl, K2)において,日本の研究分担者 が参加して提示し,生徒の反応観察を行った。 同様に,兵庫教育大学で行った全体会議の期間にお いて,韓国S大撃校附属小学校(Kl)及び米国N. Elementary School (Ul.1)で作成されたビデオテープを. Table l対象となった学校と児童・生徒数 <小学校高学年> 国学校名 日本H大学附属小学校 米国N. Elementary School. (所在地域). 学年クラス数と人数略号. (兵庫県). 5年生3クラス111名(Jl). (Wisconsin州Eau Claire). 5年生1クラス17名(Ul.1). S. C. Elementary School. (T.ennessee州Mt. Juliet). 5年生1クラス22名(Ul.2). V.V. Elementary School. (Washington州) (ソウル市). 5年生3クラス53名(Ul.3). 韓国S大軍校附属国民学校 <中学校> 国学校名 日本H大学附属中学校 米国S. Elementary School 韓国S女子中学校. 5年生1クラス48名(Kl). (所在地域)学年クラス数と人数略号 (兵庫県) 3年生1クラス26名(J2) (Tennessee州Lebanon)年生2クラス43名(U2) (大邸市) 2年生1クラス47名(K2).

(4) 156. 学校教育学研究, 1998,第10巻. H大附小5年生(JO全学級を対象に多目的ホールにお いて大画面で提示した。またU2およびK2のビデオテー プをH大学附属中学校の英語選択クラス(J2)で提示した。 2)ビデオテープの内容 各国の各学校で作成したビデオテープは,主としてそ の学校の児童または生徒の学校生活の紹介を中心とした ものであった。すなわち,登校,授業,遊び,昼食,ク ラブ活動などがその中心であり,各国の生活の文化的背 景が含まれるような事柄,例えば,日本では,上履きに はきかえるとか,掃除などを意識的に入れるようにした。 また,日本の小学校(Jl)では,紹介時に自分の名前 を言うようにし,中学校(J2)では,ビデオテープの 最後に,個々の生徒の自己紹介を入れた。 各ビデオテープの提示時間は, 1授業時間に提示でき るよう, 15分∼40分であった。各ビデオテープの内容に ついては,その概略を巻末のAppendix lおよび2に 示した。それぞれのテープの内容を代表する15の場面で 記述されている。 ビデオのナレーションなどの言語に関しては,日本で 作成したJlおよびJ2のビデオテープは,それぞれ,栄 国向けには英語に,韓国向けには韓国語に翻訳し,吹き 替えた(ただし, J2に関しては,もともと英語で作っ てあったので,米国向けの翻訳は必要なかった)。また, 韓国の小学校(Kl)のビデオテープは,韓国で日本語 に吹き替えられた。それ以外のテープ(韓国の中学校お よび米国の小・中学校から日本向けのテープ)に関して は,特に言葉の吹き替えはなかったが,研究協力者が, ビデオテープ提示中に日本語で説明を加えた。 3)ビデオテープ提示中の観察 ビデオテープ提示中には,できるだけ研究分担者また は研究協力者が参加し,児童生徒たちのビデオテープへ の反応や態度を観察した。また,可能な場合には,ビデ オを見ている児童生徒の様子を8ミリビデオで記録した (Ul.l, U1.2, U2, Kl)。 Ul.3およびJlにおいては,ビ デオ提示中に,部屋の中の照明を消して,ほとんど真っ. 暗にしたため,撮影できなかった。 4)質問紙による調査 提示したビデオテープの内容に対して, (1)相手側の 学校の生徒への質問,メッセージ, (2)ビデオテープを 見た感想, (3)相手側学校の生徒とのメール交換の希 望の有無の3点について質問紙調査を行った。 (1)と(2) は自由記述方式であり. (3)は,希望の有無の2者択一 方式であった。 収集したデータ等 収集したデータおよび交換された手紙や贈り物の種類 について, Table2にまとめた。 結果および考察 1.児童生徒のビデオテープへの反応と態度 参加した児童生徒は,どの学校においても,まじめに 熱心にビデオテープを見ていたO特に,小学生(5年生) では,驚きや感心の声を上げたり,笑ったりといった, ビデオの内容に対する敏感な反応が観察された。ビデオ テープを見ることによって,それは隣の国であったり, 地球の裏側であったりするが,いずれにせよ,それまで ほとんど想像できなかった海外の学校の子ども達の生活 を映像で見ることにより,興味・関心,親近感が喚起さ れたことは間違いないと言ってよいであろう。それは, 子ども達の質問紙への回答(質問,メッセージ,および 感想)の中にも,このことを裏付ける発言が多く見られ たことからもわかる。 2.学校紹介ビデオテープを見ての質問について 回収した質問紙の質問1と質問2は自由記述であった。 これらの質問への回答については,意味単位ごとに分け て,カードに書き写した。意味単位に分けるにあたって は, 1つのテーマに言及しており, -まとまりのメッセー ジになっていることを基準とした。逆に,たとえ, 1つ の文となっていても,複数の内容を含むメッセージは,. Table 2収集したデータ等の種類. 学校紹介記録 国学校名ビデオビデオ質問紙手紙. ○:データ収集あり△:一部のみのデータ収集. 〇 〇 〇 〇 〇. 韓国S大挙附属国民学校○ 日本H大学附属中学校○ 米国S. Elementary School O O 韓国S女子中学校○. 〇〇〇〇〇. 米国N. Elementary School O S. C. Elementary School O V. V. Elementary School. ○○△○. 日本H大学附属小学校○.

(5) 157. 学級間国際交流. Table 3各国の児童生徒のビデオを見ての質問の分類と量(質問した生徒の割合:数字は百分率) 授業関係. 授業以外の学校生活・文化. 学校生活授業・ 文化勉強. 学校の時行事・ 間・日程クラブ. 教科書コンピュータ. 小学校. ・. O. =. r. ?. H. e. C. n. O. LOLOtO 42. C. O. m. ]. *. ^. 0. 1. 蝣. C. O. 3. <. O. C. COCDCDm 52. C. O. LOt-1COCM 1 1 9. 1. O. 3. 0 e U O O 31. ^. C. 3 C U O 3 2 3 1. ". 3. co(M-^m CON(N. 蝣. 1. ォ. 5. 韓国から日本. 、 ソ ︼ l. 日本から韓国 米国から日本. COCOOC^J. 日本から米国. 中学校 i I J j. 蝣 * O. O O C O 1. O. C O H W O 3 3 3 1. nHH. -. OTLOC^. L. ・. O. 韓国から日本. oenud 1. HH. 米国から日本. OcN]tO. 日本から韓国. i-HO^CD 31. 日本から米国. Table 3各Egの児童生徒のビデオを見ての質問の分類と量(続き). 環境・文化. 情緒・対人関係. 学校の制度. 楽しさ・ 不満. ・鵠∴こ,..;"i.て. 気候風土国の文化児童自身 環境イメージについて. スポーツその他. 小学校. H. ooc*alo. torfLOO 1. 4. LOi-iCO 1 1. U. C. cqOoqo 1. e. t. i-tOcslC1 1 2. 2. -. LO-**<*O COIDrH^t. 0. i. OOcOC1 5 1. 5 21. i O. co^renud 1. -. 4 1 e U O ll. i. LOLOO﹂-1 3 1. ?. 7 e U O 6 4. *. 韓国から日本. ・. 米国から日本. OiCOCOr-i. 日本から韓国. wloego: 3 1 3. 日本から米国. 中学校. l. 令(百分率)を示している。ただし,一人の児童または 生徒が複数の質問をしており,集計した数は人数ではな く,質問の延べ数であるので,ふっうに利用されるよう な質問者の割合ではない。とはいえ,質問の量の指標と しては,このような,対象人数との比の方が実数よりも 比較上わかりやすいと考えられるので,このような数値 で表した。 以下,比較的質問数の多かった分類項目について,そ の具体的質問内容にも触れながら記述する。なお,児童 生徒の質問の内容は,作成されたビデオテープの内容に. ︼. 結果を報告する。 これらの結果は, Table3に掲載した。この表の数字 紘,その項目に分類された質問数の対象者数に対する割. リ. オテープへの反応ごとに,質問やメッセージの分類を行っ たO今回は,ビデオテープを見ての質問についての分旗. ヽ. 別のカードに分割して書き写した。 このカードを使って, KJ法的手法によって,各どデ. l. 韓国から日本. ( M O O 1. 日本から韓国 米国から日本. LOCOOJ. 日本から米国. 影響される面も強いので,各ビデオテープの内容を紹介 した論文末の資料を参照していただければ,結果を見る うえでわかりやすいと思われる。 (1)小学校の学級間ビデオテープ交換による質問 ①米国の小学校のビデオテープを見て,日本の児童達 の質問 「授業や勉強」に関すること, 「給食」に関すること, 「設備等」に関すること, 「学校でのコンピュータの利 用」に関すること, 「遊びに関すること」などが,比較 的多い質問としてあげられる。最も多かった「授業や勉 強」に関する質問は, 「何科目あるか」といった一般的 な質問から, 「体育の授業ではどんなことをするか」 「社会科はあるか」といった教科に関することまで,多 岐にわたっている。 2番目に多かった「給食」に関して は, 「自分で食べたいものを選べる」という米国のアラ カルト方式が非常に新鮮でうらやましく映ったようであ.

(6) 学校教育学研究, 1998,第10巻. 158. があった。 「コンピュータ利用」に関しては,日本の小. クするところが撮影されていたため,自分達で給食を配 膳し,教室で給食を食べ,給食を残さないように指導す るにしても,それほどシステマテイツクにしていないで. 学校においてはコンビュ、夕を利用した学習が調査当時. あろう日本のこの小学校の児童には奇異なことと映った. それほど普及していなかったという背景もあり,めずら. ようである。. る。 「設備・備品」については,運動場の遊具,机ロッ カー,教室にある信号機のようなもの等についての質問. しかったようであり, 「ゲームができるか」 「どう使って. そして,これ以外で目立った質問としては, 「行事・. いるか」といった利用方法に関する質問が多かった。遊. クラブ活動」 「学校の時間・日程」 「コンピュータ」に関. びについては, 「何をして遊ぶか」といった遊びの種類. する質問が多かった。クラブ活動や行事に関しては,そ. を聞くものが多く,ちょうど雪の季節であったので,雪. れらには「どのようなものがあるか」という種類を問う. 遊びがめずらしかったようである。. ものが多く,子ども達の関心の強さを示していた。また,. ②米国の子ども達が,日本の小学校のビデオテ-プを 見ての質問. 「学校の時間・ E]程」では,登下校や授業の時間に関す る質問が多かった。「コンピュータ」については, 「ど. 「国の文化・イメージ」に関すること, 「授業・勉強」. んなことをするのか」 「ゲームはできるか」といった利. に関することが比較的多かった質問であった。文化に関. 用法, 「いつも使っているのか」といった使い方に関す. しては, 「箸を使って食べる」ことなど,食事の文化に. ることの質問が多く,これは米国の小学校のビデオに対. 関する質問が多かった。勉強に関しては, 「教科が幾っ. する質問と共通していた。. あるか」 「どのような教科が好きか」 「文字や数字はどの. ④韓国の子ども達が,日本の小学校のビデオテープを. ように書くか」といった一般的な質問であった。その他,. 見ての質問. 「学校の時間・日程」に関することや「設備等」につい. 「規則・制服」特に制服に関することが非常に多い。. ての質問もあった。どういう場所で,どういう時間帯で. 制服を着ないことが珍しかったようだ。ただし,韓国で. 活動しているかは,基本的な疑問であろう。さらに,. は全ての小学校で制服着用が義務づけられているという. 「掃除」に関しての質問も特徴的であった。これについ. わけではなく,この学校の児童特有の質問であると考え. ては, 「トイレの掃除」について質問がみられた。今回. られる。また, 「冬にも半袖半ズボンを着るか」という. は結果に含まれなかったが,メッセージや感想の中には,. 質問も多かった。これについては,秋に撮影したものを. 児童が掃除することがかなり強烈な印象であり,掃除は. 冬に上映したので,その時期のずれが影響したようであ. したくないというものがたくさん見られた。教育の一環. る。ただし,実際に調査したわけではないが,日本でも. として掃除を取り入れている日本と,ほとんどは業者が. 子どもの冬の服装には地域差があり,地方によっては,. 学校を掃除する米国の大きな違いがここに表れたといえ. 冬でも比較的半ズボンの多い地域もある。冬には北海道. る。. 並の寒さとなるソウルの小学生の質問としては納得でき. ③韓国の小学校のビデオテープを見て,日本の児童達 の質問 最も多かったのが, 「学校生活文化」に関する質問で あった。質問内容は多岐にわたっていたが, 「休憩時問 に体操をしたり,牛乳を飲むこと」に多くが集中してい た。こうした体操や牛乳を飲むことは,確かに健康や勉. る。. 強の能率を上げるためには良いのだろうが,日本の小学 校ではあまり見受けられないために,質問が集中したの であろう。 また,米国の小学校に対するのと同様に, 「授業・勉 強」 「給食」に関することが多く見られた。授業に関し ては,授業の種類・内容に関すること, 「何の授業が好 きか/楽しいか」といった授業の好みに関する質問が多 かった。給食については, 「どのような物を食べるか」 「給食はおいしいか」といった給食の種類や内容をたず ねる質問と, 「給食はだれが配るのか」 「食べ終わって, なぜ先生に見せるのか」といった質問が目立った。この 韓国の小学校では,父兄がボランティアで給食を配り, 食堂で給食を食べ,おそらくは残さないように先生がチェッ. 次に, 「学校の特色・制度」への質問が多かった。こ れらは, 「学校の歴史やシンボル」に関すること, 「クラ スの制度」特に「学級長」に関することが大半を占めて いた。学校の歴史やシンボルについての質問は,伝統の ある学校である対象校の児童らしい質問であるかもしれ ない。また, 「スポーツ」に関する質問も多く,種類を 問うものと,この小学校独特の朝のスポーツタイムであ る「業前スポ-ツ」についての質問がみられた。 それらに次ぐものとしては, 「給食」 「勉強」が挙げら れる。給食については, 「何を食べるか」といった内容 についての質問は日本の児童と同じであるが, 「給食は ただですか」といった給食のシステムに関する質問もあっ た。勉強に関しては, 「授業方法」や「授業科目」につ いての質問がその代表的なものであった。 ⑤互いの学校や国の文化に関する質問 対象校によっては,それほど数は多くなかったが,互 いの学校生活の文化的側面や,一般の生活文化に関する 質問が見られたので,この点に注目してまとめる。日本.

(7) 学級間国際交流. の小学生から米国の学校生活を見て, 「掃除をしないの か」 「腕時計をしてきていいのか」 「靴をはいたまま校舎 にはいるのか」といった質問が見られた。それに対して, 米国の小学生が日本のビデオテープを見て, 「トイレ掃 除」についての質問があった。さらに, 「食事はどのよ うにして食べるのか」についての質問があり,生活文化 に関しては,日本の子どもがアメリカ人の生活について 知っているよりも,米国の子どもが日本人の暮らしにつ いて知っていることの方が少ないことが想像される。 日本の小学生が韓国の小学校の生活を見て,数は少な いが, 「なぜ全校生徒で行動するのか」 「なぜ前に国旗を かざるのか」という質問があった。また, 「けんか」や 「いじめ」はあるかという質問もあり,昨今の日本の教 育事情の反映とも考えられる。一般的な生活文化に関し ては, 「食べ物はおいしいか」といった食文化に関する ものが多い。韓国の小学生が日本のビデオテープを見て, 「なぜ上履きにはきかえるのか」 「掃除の時ほうきは使わ ないのか」といったものがあった。また,友達との「け んか」や「男女の親しさ」についての質問もあり,この あたりは日本からの質問と共通している。一般的生活文 化については, 「宗教」に関すること, 「歌手・タレント」 に関する質問があった。また, 「韓国について知ってい るか」を問う質問もあった。 (2)中学校の学級間ビデオテープ交換による質問 (彰米国の中学校のビデオテープを見て,日本の生徒達 の質問 比較的多かったのは, 「授業・勉漣」に関する質問で ある。 「授業は楽しいか」 「好きな教科」など,質問内容 は多岐にわたっていたが, 「体育の授業」に関する質問 が比較的多かった。次に多かったのは, 「国の文化・イ メージ」に関するもので, 「日本について」どのような イメージをもっているか,何を知っているかといった質 問がみられた。また,調査の時期から,アメリカでのバ レンタインデーについて問う質問もあった。 それらに次ぐものとしては, 「学校の時間・日程」に ついての質問もあり, 「1日の授業時間数」を問うもの が多かった。また,校則や制服などの「規則・制服」に 関する質問などがあった。 その他個々の質問内容はあまり集中していないが 「アメリカで人気のあるスポーツ」 「バスケットボール・ リ-グNBA」に関する質問などがあった。また,数は 多くなかったが,ビデオで見て,アメリカの中学生の体 格のよさが目についたようであった。 ②米国の生徒達が,日本の中学校のビデオテープを見 ての質問 質問は全体的にあまり集中していなかった。しかし, その中では, 「学校の楽しさ」と「掃除」に関する質問. 159. が最も多かった。前者では「学校は楽しいか(好きか)」 という質問が多く,後者では「掃除が好きか(楽しいか)」 という質問が多かった。掃除に関しては,米国の小学生 と同じく,実際に掃除をしていないことから,生徒が掃 除をすることは非常に珍しいようである。また,日本の 中学生と同様に, 「授業・勉強」 「学校の時間・日程」に 関する質問も比較的多い方であった。 「授業・勉強」に 関する質問は, 「勉強方法」 「宿題」 「通信簿」など多岐 にわたっており, 「学校の時間・日程」に関しては, 「な ぜ土曜日に学校に行くのか」という質問が目立った。そ して, 「給食」に関する質問もあり, 「準備は楽しいか」 「なぜ教室で食べるのか」といった習慣的・教育文化的 な背景の違いからくる質問が見受けられた。 ③韓国の中学校のビデオテープを見て,日本の生徒達 の質問 最も多かったのが「国の文化・イメージ」に関するも のであり,白]本や日本人のイメージ」などのように, 日本についての知識やイメージを問う質問が多かった。 こうした質問は, H韓の両国間の過去の歴史を学んだ中 学生としては,気になることであることがうかがわれる。 また,韓国の「気候」や「宗教」「物価」など,韓国の 生活文化や環境に関する質問もあった。 「行事・クラブ 活動」に関する質問も同じくらい多く,その内容として は,部活動の種類や,修学旅行についての質問が多かっ m また,対象校が女子校であり,キリスト教系の学校で あることが,ビデオの映像からも,説明からもわかり, 「生徒は全員キリスト教徒か」といった質問や「時々男 の子のことを思ったりしないか」といった,中学生らし い質問もあった。これらは, 「学校の特色・制度」に分 類された。また, 「どのような教科があるか」といった 授業や勉強に関する質問も比較的多い方であった。 ④韓国の生徒達が,日本の中学校のビデオテープを見 ての質問 最も多かったのは,日本からの質問と同じく「国の文 化・イメージ」に関する質問であった。これらは, 「韓 国について知っているか」 「韓国をどう考えているか」 といった,韓国についての知識や印象をたずねる質問が 多くあり, 「日本についてもっと知りたい」というのも :jbs 次いで, 「教育制度・組織」に関する質問が多く, 「男. 女共学」に関することなどが質問されていた。また, 「男女共学」に関係した,異性との交際や男女差別につ いての質問もあった。 「学校生活・文化」に関する質問 も幾っかあり, 「上履きと下駄箱」に関するもの, 「自転 車通学のヘルメット」に関するものなどがみられた。 また, 「学校生活の楽しさ」についての質問があり, これは米国の中学生と共通の質問である。.

(8) 学校教育学研究, 1998,第10巻. 160. 3.ビデオを見た学校の児童または生徒との文通希望 ビデオ交換の相手側の国の児童または生徒と電子メー ルや郵便などで文通をしたいかという問いへの回答を下 のTable4にまとめた。. 本研究の結論として,先に述べた結果にそれ以外の情 報を加えてまとめると,次のようになるであろう。. この調査の前年度に行った調査(辻他1994)の中で, 「外国に友達を持ちたいと思うか」という質問と, 「コン ビュ-タ・ネットワークを利用して外国の友達と意見を 述べ合うことに加わりたいか」という質問への回答の割 合をTable5およびTable6に示した。これらは,本研 究における質問と若干異なる内容であるので,直接比較 することは適切でない。しかし,類似した内容でもある. (1)本研究に参加した児童生徒は,相手側の学校生活 紹介ビデオテープを熱心に視聴した。 (2)学校生活紹介ビデオテープを視聴した児童生徒は, 相手側の学校生活について,興味・関心を喚起された。 (3)ビデオテープを見ての質問には,小学生でも,中 学生でも,どの国においても共通に見られる質問と,そ れぞれの学校の規則や習慣といった社会文化的環境に起. ので,多少強引に比較すると,全体に,本研究における 肯定的回答の割合が高いようである。とくに,日本の小 学生に関しては非常に高くなっている。前に断ったよう に,これらの数値の比較判断には慎重を要するが,これ は,ビデオテープを見た効果があることを示唆する結果 とも考えられる。ただし,日本の中学生では,肯定的回 答が他に比べて非常に低いのは今回も同様であった。. 因すると恩われる質問が見られた。これは,ある部分は, その国の教育制度や,ほとんどの学校が備えているいわ ば学校文化的な特色ともよべるものと,その学校に独特 の特殊な事情が反映しているものがある。それらを具体 的に示すと以下のようになる。 ①小学校5年生が互いに興味を示した学校生活の内 容は,学校での生活時間(登下校や授業の時間,時刻な. 結論と今後の課題. Table 4相手側の児童生徒との文通希望の有無. 校種 希望する. 小学校中学校 日-来日-韓米-日韓-日日-米日-韓米-El韓-日 95. 99. 57. (92). (96). (84). (. (. (16). 39. (81). ll. 希望しない 8). 4). (19). 16. (64). 10. (50). (86). (. (14). 10 (36). (50). 5). 荏) ( )内は百分率(%) 当日休んでいたり,無回答の者は省いてある。ごく少数であった。 Table 5外国に友達を持ちたいと恩うかという質問への回答の割合(%). 小学校5年生中学校2年生(8年生) 米国日本韓国米国日本韓国 はい77.3. 63.5. 77.8. 83.3. 59.1. いいえ20.7. 34.1. 21.7. 14.4. 39.0. 2.4. 0.6. 2.3. 1.9. 無回答2.0 (合計人数299. 255. 351. 257. 313. 315). Table6コンピュータ・ネットワークを利用して外国の友達と 情報交換したいかという質問への回答の割合(%). 小学校5年生中学校2年生(8年生) 米国日本韓国米国日本韓国 はい75.9. 37.3. いいえ21.7. 55.7. 無回答2.3 (合計人数299. 7.1 255. 75.2. 2.0. 351. 38. (95). 68.. 43.8. 27.2. 54.3. 4.7. 1.9. 257. 313. 315).

(9) 学級間国際交流. ど),勉強や授業の内容,遊びやスポーツ,学校の設備 ということでは共通していた。また,米国の子どもから は出なかったが,給食についての質問も,日本と韓国の 児童では共通していた。 ②ただし,それぞれに,学校の規則や習慣からくる 違いがあり,そうしたことへの興味の喚起が質問となっ て表れた。日本の児童から米国や韓国の学校に対しては, 学校でのコンピュータ利用に関する質問が多かった。ま た,韓国に対しては休憩時間の体操についての質問が多 かった。韓国の児童からは,制服についての質問が目立っ た。また,米国の小学生からは,むしろ,感想として多 かったのだが,掃除についての関心が高かった。 ③中学生が互いに興味を示した学校生活の内容とし ては,勉強・授業,学校の楽しさ,学校制度については, どの国でも共通であった。また,米国や韓国から日本の 中学校に寄せられた質問には,給食についてのものがみ られた。 ④学校の規則や習慣からくる違いに着目した質問と しては,日本の中学校からは,米国や韓国の中学校の校 則や規則についての質問,行事や部活動についての質問 が多かった。米国からは,掃除についての質問が目立ち, 韓国からは,男女共学についての質問が多かった。 (4)それぞれの国の間で,環境や文化に関する質問も みられた。興味関心はさまざまだが,気候や食事に関す ることが多かった。宗教に関する質問も見られた。また, 中学生になると,国際関係や歴史に関する学習も進み, 特に韓国と日本の間では,それぞれの国および人につい て,相手がどのようなイメージを持っているかを知ろう とする質問が目立った。 (5)文通に関する質問については,文通をしたいとい う回答が多かった。これは,ビデオを視聴したことが, 相手への親しみを増し,積極的に文通したいという気持 ちを促進する効果があったことを示唆している。 今後の課題については,次のようなことがある。 (1)今回収集したデータのうち,生徒の感想や相手の 児童/生徒達へのメッセージについては,今回分析して いない。これを分析することにより,さらに詳細な情報. 161. が得られ,児童生徒の関心や態度について,さらに確か なことがわかるであろう。 (2)相手側の質問やメッセージを児童生徒に提示し, 児童生徒間の国際的コミュニケーションの促進を図り, それについての感想を収集し,分析することにより,研 究を深める。 (3)児童生徒の国際理解や他国の児童生徒への心理的 態度について,心理的尺度を用いて測定する。しかも, pre-postデザインを用いることにより,児童生徒の国 際交流のために採用した方法の効果をある程度客観的に 測定する。 (4)情報交換の内容を学校紹介や自己紹介から一歩進 めて,なんらかの国際的なテーマ,例えば食文化,環境 問題,貿易等に絞って,情報の交換と意見交換を行う。 引用文献 大津和子1994社会科におけるグローバル教育の4つ のアプローチ教育学研究, 61(3), 75-82. 辻弘・贋瀬正美・細谷安彦他1994グローバル教育に 関する教育内容および教材開発の国際比較研究平成 4・5年度科学研究費補助金(国際学術研究)研究成果 報告書(研究課題番号: 04045033) 魚住忠久1994グローバル・エデュケーションー基. 線と現実-教育学研究, 61(3), 1-8. <付記> 本研究は,平成6年度文部省科学研究費補助金(学術国 際研究,課題番号: 06045026,研究代表者:潰名外喜男) による研究の一環として行われた。日・米・韓国の研究 協力校,および海外の研究分担者である,金穂高名誉教 痩(ソウル教育大学校),洪吉錫名誉教授(大邸教育大 学校),孫慶撃教授(大邸教育大学;研究協力者蝣), J.H. Hogge教授(Vanderbilt大学), W. P. Dunlap教授 (Wisconsin大学)には,研究遂行あたって多大なご協 力をいただいたことを深く感謝します。また,研究代表 者の演名外喜男教授はじめ,国内の研究分担者の方々に もご支援いただいたことを感謝します。.

(10) 学校教育学研究, 1998,第10巻. 162. Appendix l各国の小学校の学校生活紹介ビデオの内容. 日本H大学附属小学校 上映時間:約28分,録画時期: 1994年10月,対象学年: 5年生, 言語:米国向けには英語,韓国向けには韓国語に吹き替え 項目 内容説明・台詞等 クラス全員で挨拶. これから,僕たち私たちの自己紹介や学校の紹介をします。見てね-0. 登校風景 教室の中の紹介. 「僕の名前は〇〇〇〇です。これは僕が図工の時間に作った作品です」 というパターンで,それぞれの児童が,クラスのテーマ,自由研究ノート, バラタナゴ,工作作品,研究発表,読書紹介,教室のテレビなどの紹介を している。. 業前スポーツ. 授業の前に赤,育,黄の縦割り組対抗で行う。この日は綱引き。. 再び教室内の紹介. 班の故,夏休みの工作,ロッカ-,草花の解剖図,物掛けなどを紹介。. 朝の会. 皆で歌を歌う。. 校舎内外の紹介. 下駄箱,水道,トイレ,階段の模様,花壇など。. 楽器の演奏. 他に放送設備,図書室,廊下の天井に貼られた工作デザインなども紹介。 今E]のメニューの紹介など。. 給食時間 体育館などの紹介. 他に,音楽室,祭りのはっぴ,鶏小屋,多目的ホ-ル,サッカー, 野球などを紹介。. 教室の掃除 トイレの掃除. 他に,校庭の掃除なども紹介。. 特別教室など紹介. 家庭科室,理科室の紹介。他に,クラスの守り神,クラスの旗,行事を 紹介した絵,学校の祭りで使う銀行券なども紹介。. 帰りの会. 今日の反省など。. 帰りの会での歌等. 歌とダンス。. 米国ウィンスコンシン州N. Elementary School. 上映時間:約34分,録画時期: 1994年12月,対象学年: 5年生, 言語:英語(上映中に研究分担者がE]本語で解説) 項目 内容説明・台詞等 登校. スクールバスで. 朝の教室風景. ロッカーの様子なども紹介. バイオリンの演奏 教室での授業 図書室での勉強 授業. コンピュータを使った授業. 音楽の授業. 合唱. 体育の授業. 体育館内をトレーニングしながらランニング. 体育の授業続き. ダンス. ランチタイム. 自分の好きな食べ物を選択する。. 食堂で昼食 休憩時間. 雪の積もった校庭で遊ぶ。. 再び授業. コンピュータを使った授業や,電卓の使用法を教授するスライドを使った授業。. 算数の教科書. 日本で使われている教科書よりずいぶん厚い。. 理科の実験. 電池の両端を短絡させて,熱を発するのを体験。.

(11) 学級間国際交流. Appendix l各国の小学校の学校生活紹介ビデオの内容(続き) 韓国S大撃校附属国民学校 上映時間:約21分,録画時間: 1994年11月,対象学年: 5年生, 言語:日本語(韓国にて日本語に吹き替え) 項目 内容説明・台詞等 校長先生の話 子供達の挨拶 登校風景 朝の掃除 授業の様子 図書室 再び授業の様子 休憩時間 給食 体育の時間 夕方の掃除 クラブ活動 クラブ活動の続き 水泳大会 家族大祭典. ビデオを通じて皆さんに会えてうれしい。 韓国の教育を知ってもらえればと思います。 クラスの紹介と代表者の自己紹介。他に,学校のある地域,クラス編成, モットーについて紹介。 他に,月曜日の朝,全校生徒で行われる朝礼などの紹介。 国語の時間に読書,読書感想文. パソコンを使った授業,電動星図盤を使った理科の授業,民族資料室を使った 社会の授業などを紹介。 授業の合間の休憩時問に体操。牛乳を飲む。 食堂で先生と一緒に食べるO給食を配るのはお母さん達のボランティアo 男子はサッカー,女子は体操をしていた。 放課後に行われる。合奏,工作,バレーボール,文芸活動など。 書道部,合唱,ダンス活動などの紹介。他に,講堂での映画鑑賞の紹介。 他に,体力鍛練のため,縄跳び大会なども紹介。 1年間勉強したことのお披露目会。文化祭のようなものか。. Appendix 2各国の中学校の学校生活紹介ビデオの内容. 日本H大学附属中学校 上映時間:約39分,録画時期: 1994年1月および10月,対象学年: 1993年度には第2学年 1994年度には第3学年,言語:英語。ただし,韓国向けには韓国語に吹き替え 項目 内容説明・台詞等 校長先生の挨拶. 生徒会長の挨拶 案内役の自己紹介 登校風景 下駄箱の紹介 体育の時間 授業の様子 授業の様子の続き 給食の準備 給食の時間 昼休み 掃除 午後の授業 クラブの活動 生徒達の自己紹介. 相互理解のため,手紙交換の前にビデオテープを交換することはよい考えです。 私たちの間には,類似性だけでなく相違点もたくさんあると患いますO今後の 友好のための偉大なる一歩となるよう願います。 学校の概要紹介,学校のある町の紹介。 英語教諭と,生徒の一人。通学方法,学校の日程などを紹介。 徒歩通学,自転車通学の様子。 靴を脱いで上ばきにはきかえる。 武道館での剣道の授業。 数学,理科,社会科の授業を紹介。 国語の授業。古典の朗読を聞く。 給食の運搬,配布は生徒たちが行う. 給食は教室で食べる。 校庭で遊ぶ生徒の様子など。 LL教室での英語,技術家庭科,音楽の授業を紹介。 バスケットボール部,睦上部,テニス部,卓球部,ソフトボール部, ブラスバンド部などを紹介。 24名の選択クラスの生徒達が次々に登場し,自己紹介とメッセージを述べる。. 163.

(12) 学校教育学研究1998,第10巻. 164. Appendix 2各国の中学校の学校生活紹介ビデオの内容(続き). 米国S. Elementary School 上映時間:約15分,録画時期: 1994年9月,対象学年: 8年生(中学2年生) 言語:莱語o 項目 内容説明・台詞等 校長先生の挨拶. わが校へようこそ。両校の生徒が末永く仲良くなりますように。. 校舎. 校舎の外観. コンピュータ. コンピュータでの学習風景。近い将来にはコンピュータで情報交換したい。. 副校長挨拶. バスケットボールのダンクシュートをかっこよく決めて挨拶。. 通学風景. スクールバスでの通学。. 朝の会. 国旗に向かって誓いの言葉を斉唱。. 生徒達の挨拶. 8年生の生徒達がそろって挨拶。. 図書室での学習 音楽の時間 授業風景. 音楽都市ナッシュビルに近い。生徒達はさまざまな音楽を演奏する。 代数,理科,歴史の授業の紹介。. 生徒会メッセージ. 生徒会の代表者がメッセージを述べる。. ランチ. 食堂で,自分の好みのものを選択し,会計する。. 再び授業風景. 他に,小学校の野外授業,人工衛星を利用した授業なども紹介。. スポーツ・タイム. アメリカンフットボール,バスケットボールなどを紹介。. スポーツ続き. ゴルフ. 韓国S女子中学校 上映時間:約38分,録画時期: 1994年12月,対象学年:中学2年生, 言語:韓国語(上映中に韓国の研究協力者が日本語で解説) ji y 内容説明・台詞等 登校風景 学校の歴史紹介. この学校は,ミッション系の女学校である1907年創立。第2次世界大戦中に は,日本の弾圧による不幸な時期もあった。. 校長先生の挨拶 授業風景 クリスマスのミサ. 全校生徒が参加。. ミサでの合唱 昼食時間. 学校の食堂では,麺類などを販売している。. 生徒の作品展示. 書画,美術作品など。. ダンスの発表. 他に,民族舞踊の発表も紹介。. 合唱大会. 他に,弁論大会も紹介。. 民族舞踊の発表 民族舞踊の続き. 農村に伝わる民族舞踊。. 野外活動 野外活動の続き. 生徒の作品。. 英語の弁論大会. 校庭で扇の舞。 川の水中相挟。.

(13)

参照

関連したドキュメント

Required environmental education in junior high school for pro-environmental behavior in Indonesia:.. a perspective on parents’ household sanitation situations and teachers’

仕上げるのか,適材適所の分担とスケジューリング

Questionnaire responses from 890 junior high school ALTs were analyzed, revealing the following characteristics of the three ALT groups: (1) JET-ALTs are the

Compared to working adults, junior high school students, and high school students who have a 

・患者毎のリネン交換の検討 検討済み(基準を設けて、リネンを交換している) 改善 [微生物検査]. 未実施

直流電圧に重畳した交流電圧では、交流電圧のみの実効値を測定する ACV-Ach ファンクショ

三好市三野体育館 三好市三野町芝生 1293 番地 30 三好市屋内ゲートボール場「すぱーく三野」 三好市三野町芝生 1283 番地 28 三好市三野サッカー場

もう一つの学びに挑戦する「ダブル チャレンジ制度」の3要素「インター ナショナルプログラム」 (留学などの 国際交流)、