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訪問看護の利用者に対する電子版の包括的BPSDケアシステム®を導入した2症例

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Academic year: 2021

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群馬保健学研究 41:36-41,2020

訪問看護の利用者に対する電子版の包括的 BPSDケアシステム

®

導入した2症例

内 田 陽 子

1)

,大河原 美 幸

1), 2)

,中 里 貴 江

2) (2020 年9月 30 日受付,2021 年1月 15 日受理) 要旨  訪問看護を利用して自宅で生活している2名の症例に対して電子版の包括的 BPSD ケアシステム® を1か月導入した。受け持ち看護師が認知症の行動・心理症状(behavioral and psychological symptoms of dementia : BPSD)をもつ2症例に対して,システムを使ってアセスメント,ケ ア実践,評価について入力をした。それを老年看護の研究者にウェブで送信した。研究者はそ の情報をもとにアクションプランを送信した。結果,システムで看護師と研究者の送受信は可 能であり,各症例は1か月後も自宅での生活が維持できた。 キーワード:訪問看護,認知症,BPSD,包括的 BPSD ケアシステム®,電子版 1) 群馬大学大学院保健学研究科 2)訪問看護ステーションきらくな家 はじめに  世界的にも人口の高齢化が進み,それに伴い認知症 高齢者の数も増加している。わが国では 2025 年には 約 700 万人に達する1)ことが見込まれており,認知 症高齢者のケアについては早急な課題となっている。 2012 年には厚生労働省がオレンジプラン(認知症施 策推進5か年計画),2015 年には新オレンジプラン(認 知症施策推進総合戦略)を示し,認知症の人ができる 限り住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けることの 方策を促している。  認知症ケアの困難な点は,認知症の行動・心理症状 (behavioral and psychological symptoms of dementia

,以下 BPSD)への対応である。認知症高齢者の BPSD に対するこれまでの研究は,病院に入院してき た認知症高齢者への対応に関するものが多く,訪問看 護に関する研究は少ない。在宅療養中の認知症高齢 者の家族は BPSD 対応に困惑しており,各専門職が BPSD に高い関心をもつことが重要といわれている2)。 訪問看護師に寄せられる認知症高齢者の家族からの相 談には,BPSD の対応が困難で,受診も難しく,周囲 へ迷惑をかけてしまうなどが報告されている3)。   内田は認知症の BPSD に対する本人や家族に対 するアセスメント,ケア,評価を一体化した包括的 BPSD ケアシステム®(以下,システム)を開発し4), その効果を明らかにした5)6)。システムは在宅ケア 機関,施設の事例から検討,病院の認知症での研究か ら検証と改良を重ねてきた4) 5)6)。  多くの認知症高齢者は自宅で生活している。訪問看 護は常勤換算 2.5 人以上で運営される少人数の組織で あり,利用者の対応の多くは1人の看護師が行ってい る。訪問看護の利用者は介護度の重い高齢者や脳血管 性疾患や心不全など複数の疾患をもつ者が多いため, 訪問看護師自身も BPSD への対応にも困っている状 況が推測される。  2020 年のランセット誌には,世界的な COVID-19 の 影響で対人接触の減少と物理的距離の確保による BPSD 増悪の懸念が報告され7),技術を活用した遠隔 でのケア提供が推進されている8)。今回,研究者はシ ステムの電子版を開発し,訪問看護を利用している認 知症高齢者への適用ができるのかを見出すためのシ ミュレーション実施を行ったので報告する。

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症例

1.症例1の概要

 80 歳代の女性。既往歴は心臓弁膜症,骨粗鬆症を もつ。要介護度1,障害高齢者自立度ランク B,認知 症高齢者自立度Ⅲ a,Mini Mental State Examination (以下,MMSE)は 14 点,アルツハイマー型認知症 を も つ。Neuropsychiatric Inventory-Questionnaire (以下,NPI-Q)は重症度8点,負担度9点で不安, 無関心,異常行動といった BPSD がある。認知症 高齢者の健康関連 QOL 評価票短縮版(以下,short QOL-D)の得点は 30 点である。数年前から認知症が 出現し,介護保険での居宅サービス(訪問看護,訪問 介護)を利用して自宅で 90 歳代の夫と二人暮らしで ある。訪問看護は 2018 年から週 1 回で開始し,60 分 でスキンケアや入浴介助,リハビリなどのケアを受け ている。 2.症例2の概要  90 歳代の女性。既往歴は糖尿病,うつ病をもつ。 要介護度2,障害高齢者自立度ランク B,認知症高齢 者自立度Ⅲ b,MMSE は 20 点,混合型認知症をもつ。 NPI-Q は重症度 16 点,負担度 21 点で不安・妄想・介 護拒否といった BPSD がある。short QOL-D の得点 は 24 点である。7年前に脳出血にて入院し,その後 認知症が出現した。介護保険での居宅サービス(訪問 看護,訪問介護,デイサービス,ショートステイ)を 利用して自宅で認知症の夫と二人暮らしである。訪問 看護は 2015 年から週 1 回で開始し,90 分で症状の観 察と入浴介助を受けている。 3.電子版システムによるケア方法  システムは本研究のための専用の iPad 上で操作し, ID とパスワードで管理されている。BPSD をもつ症 例に対して,受け持ち看護師はシステムに組まれてい るアセスメント 21 項目(BPSD に関する3項目,生活・ セルフケア9項目,その人らしさ6項目,介護者の項 目3項目)に沿って,症例の状態に合致する番号(0 は正常で1から4の順に重度)を入力する。次に,有 効なケアとして設定されている欄から実践したケア をチェックする。設定されていないケアで実践したケ アについては,その他の欄に自由記載する。これらの データは受け持ち看護師が訪問した後に入力する。同 時に老人看護の研究者にウェブ送信される。すると, 研究者が受信したその日のうちにデータアセスメン トを行いケアのアドバイスであるアクションプラン (以下,プラン)が看護師に送信される。看護師はそ れを確認して,次回の訪問に実践する(図1)。シス テムの入力や送信は訪問看護実施後,その都度行われ た。導入は 2020 年 7 月末から8月末まで行った。サー 図1:電子版の包括的 BPSD ケアシステム®の運用方法 WEB BPSD

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バーと専用 iPad との通信には,HTTPS(Hypertext Transfer Protocol Secure)を用いることで通信間の セキュリティを確保した。加えて,Virtual Private Network 接続の仕組みを導入して,接続先を限定し て,研究分担者と情報の送受信を行った。 4.評価方法  システムの導入前,導入1か月後の状態を NPI-Q9) (BPSD の 10 項目で構成,重症度各3点合計 30 点で 点数が高いほど重症,負担度は各5点計 50 点で点数 が高いほど負担が重い),short QOL-D10)(陽性症状6 項目,陰性症状3項目で構成,最も高い QOL 値は合 計 36 点)で評価した。 3)倫理的配慮  症例及び家族に対して口頭及び説明書による説明と 紙面による同意書を得た。本研究は群馬大学人を対象 表1 2症例の訪問毎のアセスメント番号の変化 表1) 2症例の訪問毎のアセスメント番号の変化 症例1 症例2 大カテゴリー 各項目 第1回目 第2回目 第3回目 第1回目 第2回目 第3回目 第4回目 1.BPSD ①笑顔        ②BPSD-心理症状        ③BPSD-行動症状        Ⅱ.生活・セルフケア行動 ①身づくろい        ②入浴        ③食事        ④トイレでの排泄        ⑤歩行        ⑥休息・睡眠        ⑦金銭管理        ⑧事故防止        ⑨服薬管理        Ⅲ.その人らしさ ①外見の保持        ②あいさつ        ③意思表示        ④コミュニケーション        ⑤役割の発揮        ⑥趣味・生きがいの実現        Ⅳ.介護者 ①認知症・障害の受容        ②接し方・介護方法の取得        ③介護者の疲労の様子        注:0が正常で1-4数字が多くなっているほど重度な状態を示す 症例1についてはお盆休みで訪問回数が1回少なくなっている

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とする医学系研究倫理審査委員会審査の承認(HS2020 -025),利益相反の審議承認を受けて行った。 5.症例1の実際  BPSD は「時にある」,生活・セルフケア行動は見 守りや部分的な介助のレベルであり,介護者は軽度の 疲労の様子が入力された(表1)。夫からは「嫌なこ とを思い出させないように接している」との発言が あった。スキントラブルがあったので,声かけを工夫 しながら本人のペースで入浴と排泄介助を行った。訪 問毎のアセスメント入力レベルは状態の維持ができ ていたので,プランは現状のスキンケア実行と観察 に努めるように送信した(表2)。結果,1か月後の NPI-Q 重症度は 10 点,負担度 11 点,QOL-D は 26 点 であった。システム運用上のトラブル(送受信等)は なかった。 6.症例2の実際  BPSD は毎日ある状態であった。生活・セルフケア 行動では食事やトイレ,歩行は準備すればできるレベ ルであるが,入浴は全介助であった(表1)。介護者 はかなりの疲労がみられた。プランでは BPSD の原 因の探索から始まり,糖尿病をもっていたので訪問時 間を空腹感が出現しない 11 時から 10 時に変更した り,入浴時には水分補給に努めたり,訪問時に疲労の 訴えが強い場合はベッドか椅子で少し休息をとって から入浴の声かけを行うといった体調を整えるプラ ンを送信した(表2)。結果,専門医との薬剤調整は 調査期間中には受診できなったため実施できなかっ たが,その他のプランはすべて実施された。1か月 後の NPI-Q 重症度・負担度は変化なし。QOL-D は 22 点であった。システム運用上のトラブルはなかった。 考察  今回,電子版システムを訪問看護に導入したが,運 用上のトラブルは発生しなかった。訪問毎にリアルタ イムに看護師から症例の状態が伝えられ,研究者も早 急にプランの送信ができた。過去の研究で,病院の認 表2)送信されたアクションプラン プラン名(目標) 実践の 有無 具体的プラン 症例1 1.スキントラブル改善プラン ○ ・基本は洗浄、乾燥 ○ ・軟膏は抗炎症作用があるので効果を観察 ○ ・痒みはないか確認、あれば真菌の可能性 ○ ・パンツやパッドの重なりで蒸れていないか確認 2.現状維持プラン ○ ・皮膚の状態や全身状態、認知機能等の観察に努める 症例2 1.BPSD改善プラン ○ ・訪問を11時から10時にする(11時は空腹感で疲れやすいのではないか) (BPSDが軽減して笑顔が見られる) ○ ・日頃「苦しい」と何度も言っていることから体調の探索をする ○ ・体調不良の原因として考えられるのは空腹感、便秘がある 2.BPSDプラン ○ ・本人には受診は根本的な治療のためだけでなく、体調確認のために行くことを伝える(定期的な健康診断) (受診をスムーズにでき体調不良を整える) ○ ・受診は待ち時間がないように、医院に事前に電話して受診 ○ ・前の日に受診の準備をして、当日は急かさないようにする ○ ・受診の朝は本人の好物を一緒に食べてご機嫌な時を作り、受診を誘導する × ・認知症の専門医院の受診で薬剤の調整を図る 3.BPSDの原因追及 ○ ・原因1:身体変調その1‐血糖値が高い、もしくは低い (BPSDの原因を明らかにする) ○ ・対応1:食事量、空腹感、だるそうにしているか観察、間食摂取 ○ ・原因2:身体変調その2‐脱水 ○ ・対応2:水分(水、ゼロカロリーのイオン飲料)を入浴援助の前後に促す ○ ・原因3:身体変調その3‐熱中症 ○ ・対応3:体温測定、顔色、体表深部の熱感、室温測定と冷房の設定確認、水分補給 ○ ・原因4:身体変調その他、低酸素や高血圧、低血圧、低栄養 ○ ・対応4:パルスオキシメーター、バイタル、毎回訪問時の体重測定 ○ ・原因5:うつ状態 ○ ・対応5:温かい見守り、声かけ ○ ・原因6:精神不安定、私を見てほしいというメッセージ ○ ・対応6:少しの反応や言動からニーズを読み取り、本人に確認する 4.心地よい入浴プラン ○ ・入浴までの誘導はすぐに入浴ではなく、挨拶、体調観察から本人の目を見ながら手をさすり話を聞く (自宅で入浴ができる、笑顔が見られる) ○ ・ご機嫌になったところでその流れで入浴に誘う、入浴室や着替えの準備を見せ何をするか声をかける(以下の声掛け) ○ ・本日は暑いですね、ひと汗流しましょうか。お風呂気持ちいいですよと心地よさを強調 ○ ・手際よく、かつ、声をかけながら、負担ないように洗体、洗髪 ○ ・入浴後は、さっぱりしましたね、私も嬉しいですと肯定的な声かけをする ○ ・どうしても拒否する場合は無理強いをせずに、手浴から始めて入浴又は清拭に誘う ○ ・休憩をとり、窓の開閉や脱水予防のための水分補給(水分をいつでもとれるように準備)に努める 5.デイサービスに行ける ○ ・焦ったり行かせるという雰囲気をこちらが持っていないか注意する。以下は声かけの工夫例 (無理強いでなくデイサービスに行くことができる、長 女様のご負担が軽減できる) ○ ・お母さん、本日はデイサービスの日だけど、気持ち良いお風呂やご飯も用意されているようだよ ○ ・行きたくないなら行かなくてもいいよ、準備だけしておこうか ○ ・いつもの職員の方が来られたようよ、お母さんが行くと皆が嬉しいと言っているよ ○ ・帰りたくなったら職員の方から家に電話してもらうから安心して行ってきたらどうかしら *受け持ち看護師が実施したものに〇、実施できなかったものは× 表2 送信されたアクションプラン

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定看護師が訪問看護師に対して遠隔看護支援システ ムの有効性が報告されている11)。今回は電子版シス テムを導入して初めて訪問看護の症例を報告した。今 後は本システムによる症例を重ねることで,実用性の 検証をする必要がある。  今回は BPSD をもつ2症例であったが,症例1に ついて送信したプランは現状維持のプランであった。 認知症は徐々に悪化していく病気のため状態維持は 成果の意義があると考えた。症例2については BPSD の原因を探索するプランであった。症例1は同居家族 が認知症をもたない夫であり,症例2は認知症をもつ 夫であった。看護師は症例2に対しては夫からの情報 収集やケアの協力については困難な状況があった。そ のため,症例2に対しては,看護師が捉える情報から BPSD の原因を探索し,血糖値の変動,脱水などを仮 説にして対応するプランを送信した。BPSD について は原因探索が要となるが,それを追求することは難易 度が高い12)。一人で訪問し,限られた時間でケアを 提供し,1件が終わると次の訪問宅に移動することの 多い看護師に対して BPSD の原因や有効なケアを明 確にしていくことは容易ではない。有効なケアをリア ルタイムに提示できる電子版システムは看護師を助 けるものになると考える。快刺激は脳によい刺激を与 え,認知症高齢者への BPSD も軽減,介護者にも影 響を与える良循環をもたらす13)。今回の症例は体調 を整えながら入浴ケアをいかに心地よいものにする かが鍵となった。今回,明らかな BPSD の改善には 至らなかったが,QOL は比較的高いレベルに保たれ た。住み慣れた自宅で生活ができていたことが影響し ていると考える。  今回のシミュレーションの結果から電子版システ ムは自宅で複数の疾患を抱え,かつ BPSD をもつ高 齢者に適応の可能性が見えてきた。また,システムを 汎用することにより,訪問看護師の対応力が高まって いくのではないかと考える。 今後の課題  今回は2症例の報告に留まり,今後は症例を重ねて システムの実用性の検証が必要である。 謝辞:症例をまとめるにあたり,ご協力いただきまし たご本人様,ご家族様,瀧澤様に心より感謝申し上げ ます。なお,本研究は外部資金(下田工業共同研究費) で行われた。 文献 1.厚生労働省.2020.資料 2「認知症施策推進総合戦 略~認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて~ ( 新 オ レ ン ジ プ ラ ン )https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-12304500-Roukenkyoku-Ninchishougyak utaiboushitaisakusuishinshitsu/02_1.pdf(2020 年 8 月 18 日検索) 2.今福恵子,見城道子,大杉紘徳,山下香枝子.在宅に おける「行動障害および精神症状」を有する認知症高齢 者の支援に関する専門職連携の在り方について.日本 保健医療福祉連携教育学会学術誌・保健医療福祉連携 2012;5(1):11-20. 3.堀田純子,南部清美,野田富士子,寺本沙織.BPSD を有する認知症高齢者の家族介護者が訪問看護に求める 家族支援.精神看護 2020;50:94-97. 4.内田陽子.“ 包括的 BPSD ケアシステム ” の開発.認知 症ケア研究誌 2018;2:17-26. 5.内田陽子,小山晶子,岩澤史織,中村希里,清水みどり, 松井彩花,井上裕美子,佐々木菜生,河端裕美,瀧澤清美, 髙橋陽子.病院患者への包括的 BPSD ケアシステム ® の 有効性.認知症ケア研究誌 2020;4:12-18. 6.小池彩乃,内田陽子,鈴木峰子,津金澤理恵子.重度 の BPSD をもつ患者に対するアクションプラン―包括的 BPSD ケアシステム®の実践研究―.THE KITAKANTO MEDICAL JOURNAL 2020;70:131-141.

7.Gill Livingston Jonathan Huntley Andrew Sommerlad et al. Dementia, pevention,intervention, and care: 2020 report of the Lancet Commision https://www.ncbi.nim. nih.gov/pmc/articles/PMC7392084/(2020 年 11 月 10 日 検索) 8.中西三春.COVID-19 と認知症ケア,国際社会の動向と ランセット報告,日本版 BPSD ケアプログラムの普及に ついて.週間医学界新聞,第 3393 号,2020;3. 9.松本直美,池田学,福原竜司,他:日本語版 NPI-D と NPI-Q の妥当性と信頼性の検討.脳と神 経 2006;58 (9): 785-790 .

10.Terada S, Oshima E, Ikeda C, et al:Development and evaluation of a short version of the quality of life questionnaire for dementia. International Psychogeriatrics 2015; 27 (1) : 103-110, . 11.井上里恵 , 藤原奈佳子 , 郷良淳子.病院に勤務する認定 看護師が訪問看護師のケアの質を補完する遠隔看護支援 システムの有効性の検証.日本看護研究学会雑誌 2019; 42(2):195-210. 12.内田陽子 , 短期間で改善しやすい認知症ケアのアウトカ ム評価に影響する因子-看護学生の実習前後の評価分析 から-.認知症ケア学会誌 2011;10(1):11-19. 13.山口晴保 , 佐土根朗,松沼記代,山上徹也.認知症の正 しい理解と包括的医療・ケアのポイント 快一徹!脳活 性化リハビリテーションで進行を防ごう 第3版.東京: 協同医書出版社,2016:182.

(6)

Two cases introducing the Holistic BPSD Care System

®

Electronic Version for home-visit nursing users.

Yoko Uchida

1)

, Miyuki Okawara

1, 2)

, Takae Nakazato

2)

The Holistic BPSD Care System® Electronic Version was introduced for one month with two patients living at home who used home-visiting nursing. Assessment, care practices, and evaluations were entered using the system by the nurse in charge for the two patients, who had behavioral and psychological symptoms of dementia (BPSD). This information was sent online to geriatric nursing researchers. Researchers sent an action plan to the nurse based on this information. As a result, both nurses and researchers were able to interact in the system, and both patients were able to maintain life at home even after one month.

Keywords: home-visit nursing, dementia, BPSD, the Holistic BPSD Care System®, Electronic Version

1) Graduate School of Health Sciences,Gunma University 2) Visiting nurse home care agency “Kiraku”

参照

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