市民講座「本音でしゃべろう会」一緒に考えよう これからの自分!! 〜医療者・家族に自分の思いを伝えるために〜
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(2) はじめに 多くの病院では、患者の尊厳を尊重した医療・看護・介護の提供やインフォームド・ コンセントの実施を倫理規定として提示している。受けての患者・家族は、医師から今後 の治療方針、胃瘻の造設や延命治療などに関して説明を受け、その決断に悩んでいるのが 現状である。患者の尊厳を尊重するには、患者本人の思いを知っていなければならないが、 医師からの説明を受ける時点で、会話ができない状態になっていることが多い。家族が判 断に悩むのは、患者が家族に自分の思いを伝えていなかったとか、判断をするのに必要な 情報・知識が少ないこと、風土も要因と考える。そこで今回、医療者だけでなく患者・家 族も尊厳を尊重した医療・看護・介護が受けられるにはどうしたら良いか、一緒に考える 場として市民講座を開催することにした。 このような市民講座を継続的に開催することで、市民が今後の自分を考える糸口となり、 徐々に家族や医療者にそれを伝えるようになる。また、患者・家族がいろいろな葛藤を感 じながら何も言えず、ただただ医療を受けているという状態が無くなるだろうと考えてい る。 市民が考えた“自分らしい生を全うする治療・生き方”を伝えるようになれば、在宅・ 病院・施設で本人の思いに添った医療・看護・介護を受けることができるようになる。そ れが、医療・福祉関係者のやる気・満足度にも影響を与え、家族の満足度もアップする。 いずれは佐渡全体が、尊厳を尊重した“その人らしい最期を迎える”という考えのもと医 療・福祉・保健の提供ができるようになることを望んでいる。. 市民講座内容 開催日時:平成 25 年 6 月~9 月開催 場. 時間 14:00~16:00. 所:佐渡中央文化会館(アミューズメント佐渡) 文弥人形室. 1.第一回. 6月1日. 参加者 30 名. 一部:“笑いのヨガ” リラックスして健康保持増進・・!! 講師 村山昭子・岡陽子 笑いのヨガティーチャー 二部:お茶を飲みながら“本音でおしゃべり”「今までの自分、今の自分について」. *笑いヨガをやってみてどんな気持か. ?. ・作り笑いでもいいということでしたが、心から笑えてしまっていた。 ・楽しかった。すっきりした。 ・今までこんなに笑ったことがなかった。めったにないので良かった。 *この市民講座に参加した理由 ・施設で介護をしている。笑いヨガなどで日々通ってきてくる利用者さんも笑ってく れるといいなと思って参加。 ・家で笑わないので、笑う機会があってもいいな~と思い参加。.
(3) ・地域の人たちとあまりコミュニケーションがとれないので、大勢の中にでてみたい なと思って参加した。 *親しい人ではない人と個人的な話をする。どんな気持ちか?今どんな気持ちでいる? ・みんなのところに来て話ができとても良かったです。 ・ヨガとか習い事にはいっているが、やっぱり個人でこんなに話はしない。だからこ んなにこじんまりした、 “しゃべろう会”のようなのがあるといいですよね。 ・思い返すだけでも自分のためになったかな ・高齢者に向けて何か発信できるものがあるかなと思って、勉強になりました。 ・笑いがあると距離感が近い、知らない人でもいい感じになった。 ・人それぞれ悩みがあるので. 解消の場となるこのような場はいいと思う。. *このセミナーの目的に関して ・何かあった時のことは主人と話し合っている。 ・まだ若いので考えないのかな。 ・姑が具合悪くなったとき救急で運ばれ、医師にどうしますか?って聞かれ、自然の ままにして下さいといったら、救急で来なくてよかったじゃないかと言われた。ど うすればよかったのかな~って思った。 ・お母さんの姿を見て自分は、今後どうすればよいかという考える機会ができた。 ・話すきっかけをつかむのがなかなか難しい、話してしまえば話せるのかもしれない。 ・実家の母を通ってみていたが骨折して入院。入院中、誤飲性肺炎をおこしてしまい 延命はどうするかなどの話をされた。その前に母と話をしていたので延命治療はし なくていいと伝えることができた。 ・家の母の時、病院のほうから治療方法を問われた。年齢が年齢だったので延命はい らないといったが、本人はどう考えていたかわかりません。ただ苦しめるよりは、 延命治療はしなくていいんじゃないかなと思っていったのですが。 ・そういう状態になるのを仮定すると、そうなる前に家族に言っておいた方がいいと 思う。私はそうする、家族が大変ですもんね。家族が悩んでしまうからね。 ・延命しなくてよかったか、後で考えることはある。本人が答えることができないか ら、その状態を見て判断することで間違っていることもあるかもしれない。 2.第二回. 7 月 13 日. 参加者. 21 名. 一部: “胃ろうってどんなの、良いの悪いの??” 講師 中村享子 聖ヨハネ会桜町病院 師長補佐 メッセンジャーナース A 認定 二部:お茶を飲みながら“本音でおしゃべり” 「貴方はどうしたい?家族がこのような状態になったらどうしますか?」. *自分だったらどうしてほしいか?. それはどうしてか?. ・私はまだ 40 代なので終末だとか癌となれば考えてみたい。今のところ漠然としてい るが延命・胃瘻を希望しない.
(4) ・意識がなく自分が判断できない状態であったら、何もしてほしくない ・自分は延命をいらない。家族に迷惑はかけたくない。押しまれて亡くなるのがいい。 ・延命はしてほしくない。主人とも話すが現実になった場合できるかどうかわからな い。そのためには意思表示をしていかなければいけない。自分で知識を得て主人 だけでなく息子たちにも点滴から胃管になっていくような流れを知ってもらわな ければならない。そのためにいろんな知識を得て話せるようになりたいと思う ・胃ろうまで考えが及ばない。要りませんという気持ちは決まっている ・書いてはいるけど、お父さんや息子とは面と向かって話せない。娘にも思いを話そ うとすると逃げて行く。まだ元気で生きているじゃないの、と思っているためか。 *愛する家族が選択を迫られたら、貴方はどんな選択をしますか?. それはなぜ. ・母が早く死にたいと言い、胃瘻はしなかった。でも、母はもっといきたかったのか な、と考えることもある。 ・兄も医療を拒否していたが、入院したら経管栄養になってしまった。本当にどうし たらいいのか分からなく、家族はおたおたしているだけ。メッセンジャーナースがいてくれた ら、何か答えがでてくるのかな~と思う。 ・延命治療はすごいと思う。家族がすぐ亡くなった経験があるが延命できたらしてあ げたい。 ・意思表示がないと子供にしてみると、どうしてよいかわからなくなる。 ・母親の介護をしていて胃ろうのことを聞かれたことがあった。延命は入らないと言 っていたため、医師にもそれは伝えている。 ・皆胃ろうは付けないと言っているが、その場になったらどうなるかわからない 本人の意思を貫いて挙げられるのか。本人の思いを一番に考えるか。 ・90 代の親はいらないと言っていたので言えた。夫だったら、簡単には言えないかも しれません。 *ではどうしたら良いでしょう?その他. 何でも気付いたことを話してみてください. ・意思表示していても自分がその場になるとどれだけの判断の力があるか、きちんと 表示できるかが難しい ・老人福祉にかかわっているが、いろんなケースがある。頑張ってきた高齢者が見捨 てられる感じがする ・今は入院期間も短くなっている。延命治療も難しく判断に悩む。 ・母が呼吸器をつけるかどうかという段階で、父が席を外した時に私に判断させられ、 つけてもらうことになった。. 意識があるため抑制されていて、その姿がショック. だった。その後意識がなくなり2~3週間後亡くなった. その経緯をみてきて呼吸. 器を母は望んでいたのか、今でも家族の中で時々話がでている。 ・本当にお医者さんは事務的な感じで貧しい医療というか。人間として診てくれている のか疑問。佐渡にはホスピスなんかないし、これではこの先どのようにあるのか不安、.
(5) これでいいのかと思ってしまう。 ・相談する人がいない。先生の言われたことが分からないことが多い。 ・医師からの説明不足がある。マイナスではなく希望的可能性も話をしても良いのでは ないのかと感じた。 ・命を本人のものと捉えるか、家族のものと捉えるか ・今日の話を聞かなかったら. 本当に難しい。. 自分の考えで判断していた。介護・看護をしてあげてい. たいという気持ちが強い。 ・胃瘻について自分の感覚としては、年とってわからなくなってしまった場合を想定し て考えていた。回復することが見込まれる人は、胃瘻を作った方がいいと思う。 ・決断するのはするが、胃瘻するための判断する知識・情報がなさすぎる、説明がなさ すぎる。きちんとされていれば、家族が決断しても悩まないで済むのではないか。 ・家族が動揺しているときに説明を受けても、理解していない。 ・親戚の人に後から言われると困るので、最後までいろいろやってくださいと言うが、 時間が経つとどうしようと思ってしまう。 ・おなかがすくと訴える患者、胃瘻は拒否している。意識はあるし今満足させるのは胃 瘻、楽しみにゼリーなどを少し食べればいいし、胃瘻も悪くないんだよと助言しても いいのかなと思った。今回話を聞いて家族に言ってみようかなと思った。そうすれば 施設にも帰れる。家族は、このような情報がないのかもしれない。. 田舎なので医師. に言われるままなのだと思う。 ・延命拒否など親からきいていたため、医師にはっきりいえたので自分も家族に伝えて いきたい。 ・素人は知識がなくてわからない、今回話を聞かされてやっと、今後話をされた時にあ の時あのように言っていたなというのが分かるかと思います。 ・若い時だとしないが、親が言っていたのを聞いていて自然の流れから延命などの話が できた。 3.第三回. 8月3日. 参加者. 19 名. 一部:“アロママッサージでリラックス、膝腰痛の悩み解消” 講師. 大山朋子. 看護師・アロマセラピスト インストラクター. 二部:お茶を飲みながら“本音でおしゃべり” 「自分と家族の健康を考えてみましょう」. *健康づくりに気をつけていること ・高脂血症と言われたので、毎日ラジヲ体操やウオーキング、プールへ行ったりしてい る。食事にも気をつけているのに検査値がだめなのはショック。 ・毎日10km、1時間半ぐらいは歩いている。健康と言うよりは自然をみたり、人に 会ったりなどが楽しい。 ・歩き始めると肩こりや便通がよくなる。後ろ歩きをしなさいと言われ、やっている。.
(6) *家族への健康について考えていること ・夫と一緒に歩いている。運動と食事が大事なので気にかけている。 ・何もしていないんですよ。ただ、食事面で無農薬野菜をいただいて少しずつ栽培して いる。 ・3 人家族で自分自身は、運動とかもしていないし考えていないが、主人は少し考えてい るかな。 ・味はうすくしている。. バランスを考えている。. ・野菜の方を先に食べるなど、食べる順番を考えて太らないように気をつけている。 ・血圧が上がらないように、お醤油が1滴しか出ないのにしている。油も少しにしてい る。 ・歯の検査をしている。定期的にいっている。 4.第四回. 9月7日. 参加者. 9名. 一部: “自分・家族の為に延命治療って何かを知ろう” 講師 廣田光子 看護師 メッセンジャーナース SA 認定. 富山県赤十字血液センター採血課長. 二部:お茶を飲みながら“本音でおしゃべり” 「これからの自分・家族のことを考えよう」 * この講座に参加して感じたことを話して下さい. ・母親が亡くなったときのことを思い出したり、主人を大事にしなければならないな、と かいろいろ考えた。人の命はかけがえのないものだと感じた。 ・この市民講座は、珍しいことを取り組むことので興味があった。 ・延命治療は、最近自分のまわりでいろいろおこるので、延命というものをどう捉えてい いのかがまよっていた、今回参加して良かった。 ・元気なうちに頑張ると言うよりは、自分らしくを考えて行くといいのかなと思った。 ・延命をどうするか決めておいてもなかなか難しいし、その場になったらどう判断するか 分からない。まだまだ. 考えて行かなければならないと思っている。. ・救急車などで運ばれた時に. それを要らないと言えるのか。. ・呼吸器をつけたら外せないとかいろいろ問題があるようなので、主人と一緒にこれから 考えて行く。良い機会になった。 ・父が腸ろうを造って亡くなって、今になって何かすることができたんではないかなと考 えるようになった。. 市民講座を終えての感想 市民講座を開催するまでは、医療者に何も言えず、言われた通りの治療を受け入れてい るご家族がほとんどであろうと思っていた。しかし、初日の話し合いから「きちんと患者 の言っていたことを、医師に伝えた」「家族で延命について話し合っている」という言葉が 聞かれ、少しほっとした。でも、アンケートの結果などをみると、やはり判断することが.
(7) 難しく悩んでいること、判断するために知識を得たいと思っていることや本音でおしゃべ りする場を求めていることも分かった。 今回の市民講座は、一部を楽しくリラックスする内容や知識を得る内容にし、二部でグル ープに分かれおしゃべりをしてもらった。参加者には一部・二部と分けたやり方が良かっ たようである。市民の方達が、自分の生きざまを考え伝えることができるようになるまで、 今後もこのような市民講座を開催していきたいと考えています。. この度、市民講座を開催するにあたり助成していただいた「公益財団法人. 在宅医療助. 成勇美記念財団」には、心からお礼申し上げます。この結果を今後の活動に活かしていき たいと考えております。.
(8) テーマ 市民講座「本目でしゃべろう会」 一緒に考えよう これからの自分!! ~医療者・家族に自分の思いを伝えるために~ 市民講座全 4 回. アンケート結果のまとめ. 今後の活動の参考とするため、今回の参加者にアンケートの協力を依頼した. 1.講座全体の参加人数: 各講座の参加人数. 79 名. (延べ人数). 第1回:. 30 名. 第2回:. 21 名. 第3回:. 19 名. 第4回:. 9名. アンケート用紙回収数. 67 名. 2.年齢(延べ人数) 16~19 歳. 1名. 20 歳代. 2名. 30 歳代. 3名. 40 歳代. 15 名. 50 歳代. 17 名. 60 歳代. 24 名. 70 歳代. 2名. 80 歳代. 2名. 90 歳代. 0名. 自分の生き方、胃ろうや延命の内容だったためか、40 歳代~60 歳代の参加者が多かった。. 3.市民講座を何で知りましたか?. n=67 佐渡市報を見て参加した方が、半数であった。.
(9) 4.参加した理由. n=67 ・何か自分のためになるとよいと思い参加した ・自分のスキルアップにつなげたいと思った ・誘われた ・日頃看護をしている場面で、延命を考えるよ うになりました. 5.普段自分の生死を本音語る機会がありますか?. n=67. ・本音を語ることがある場合 家族と語るが一番多く、次に職場の人、 友人、近所・知人と答えていた。. 6.参加した感想. n=67 ・一部・二部と構成がよかった ・みんなで本音でたくさん話しができた ・気分がすっきりした ・久しぶりに楽しく笑えた ・笑いヨガを知ってとてもよかった ・新たな出会いの中で語り合えた ・皆さんのたくさんの意見が聞けてよかった ・分かっていることを再認識できた ・ご自分の辛い経験を伝えて下さった。後悔しな い関わりをして生きて行きたい。 ・日頃考えていることについて、皆さんの考えや 思いを聞くことができて良かった ・知識がなかったので参考になった.
(10) 7.普段語る生死の内容 ・葬式の手順. ・最後どうしたいか. ・病気になった時. ・生死というよりは、家族や生き方について ・家族とはあまりに身近で話せない. ・延命治療や延命について ・自分が終末期になったらどうするか. ・その時の心のあり方とか、諦め方とか(60 歳代) ・終活について、主人と時々話し合っている(60 歳代) ・生き方について(30 歳代) ・家族と安楽死について ・尊厳死について 8.生死を本音で語る機会について考えていること・・など ・必要である(2) ・自分にはまだ関係のないことと思っていたので、よい機会になった(20 歳代) ・日常ではないので、有意義な場であった ・自分がどのように生きたいかを考えるよい機会になる ・避けてはいけない道ですが、何をどうしたらよいかを学びたい ・有意義な時間が過ごせた ・自分だけの考えでなく、いろいろな考え方を聞くことができる(2) ・今後、家族と話し合いをしていく時の参考になる ・考えるきっかけになる(30 歳代、40 歳代) ・自分の思いと社会の考えとを見ることがでた(60 歳代) ・心構えが少しずつでもできると思う(70 歳代) ・切羽詰ったことでないので、緊張感が少ないが、必要なことと思う. (60 歳代). ・こういう場を作ってもらいあり難い ・気づいていないことをたくさん気づかせてもらい、考える時間ができた ・意識していかないといけないと実感した(50 歳代) ・意志を持ちたいと思うこれからの人生を自覚したい思う(60 歳代) ・人生にはいろいろな選択肢があること。自分らしく生きること、後悔しないようにいきること、な ど知ること、学ぶことができて良かった。 9.次回の講座に望むこと ・わからないことが多くて、知る機会は有り難い ・話しができることが増えることを望む ・本音でしゃべる場が必要と感じる ・いろいろな講座を設けてほしい ・今回の様な本音でおしゃべりできる講座をお願いしたい 10.自由に記載 ・とてもよい内容であった ・毎回の準備や実施をありがとうございます ・とてもよい刺激になっているが家に帰るとまた、普段の生活に追われているのが現実です(60 歳代) ・今は夫婦二人ですが、いずれ一人住になると思うと不安になる。自分らしくスリムに過ごしていき たい。たいへん参考になる。.
(11) 11.市民と生死について語ることについての感想. (保健・医療・福祉職のみ). ・介護をしている人は意外に多い ・聞いてもらえたり、話すことで、すっきりしたという意見がありよかった ・皆同じようなことで悩んでいるという同感を得られた ・日常このような機会がないので、有意義でした ・生の声を本音で話し合える場はとても大切 ・介護観や死についての考え方を広く聞けることを楽しみにしている ・皆さん語りつくせないテーマのようです ・PEG についての市民の方の理解度や考え方が聞けて、今後の参考になった ・もっと一般の人の参加があれば、家族の気持ちや本音が聞けたと思う ・医療従事者の立場からでは分からない気持ちが理解できた ・複雑な思いを許容し、支える専門職の必要性を痛感した ・一般市民の人の素直な声を聞く機会が少ないのでとても参考になる ・医療職でない人は、なかなか延命処置について分からなかったり、どのように選択してよいのか 分からなかったりということがあると思う。この機会に学んだり、いろいろな話を聞くと言うこ とは、これから生きて行く中で、考え方に影響をあたえると思います、.
(12) 平成 25 年 3 月吉日. 市民講座「本音でしゃべろう会」のご案内. 〔講座の対象者〕 ・家族・本人が治療を受け不安や 疑問を持った経験のある方 ・今後の自分を考えてみたい方 ・高齢者の方 ・保健・医療・福祉従事者の方 ・講座の内容に関心がある方 多数歓迎します。. 〔講座のプログラム〕 一回. 回. 日 時 6月1日 (土). 医師から病状や治療の説明を聞いた時に、不安や疑問を持ったり、判 断をせまられ悩んだことはありませんか?? もっと分かりやすく聴きたい、自分の気持ちを整理して医療者に伝えた い、そう思ったことはありませんか?? 悩んだこと、感じたことを本音でおしゃべりしてみましょう・・・!! そして 誰もが自分らしい尊厳を守って、十分理解・納得して治療を受けるため. “自分らしい生を全うする治療・生き方”ってどんなことか、考え てみましょう!!. 平成 25 年 6 月~9 月開催 内. 時間 14:00~16:00. 容(1部)14:00~15:00. 内. 容(2部)15:00~16:00. “笑いのヨガ” リラックスして健康保持増進・・!! お茶を飲みながら“本音でおしゃべり” 講師 村山昭子・岡陽子 笑いのヨガティーチャー 「今までの自分、今の自分について」. 二回 三回. 7 月 13 日 “胃ろうってどんなの、良いの悪いの??” (土) 講師 中村享子 聖ヨハネ会桜町病院 師長補佐 メッセンジャーナース A 認定. お茶を飲みながら“本音でおしゃべり” 「貴方はどうしたい?家族がこのような状態にな ったらどうしますか?」. 四回. 8月3日 (土). “アロママッサージでリラックス、膝腰痛の悩み解消” お茶を飲みながら“本音でおしゃべり” 講師 大山朋子 看護師・アロマセラピスト インストラクター 「自分と家族の健康を考えてみましょう」. 9月7日 (土). “自分・家族の為に延命治療って何かを知ろう” お茶を飲みながら“本音でおしゃべり” 講師 廣田光子 看護師 メッセンジャーナース SA 認定 「これからの自分・家族のことを考えよう」 富山県赤十字血液センター採血課長. 〔会 場〕 〔募集人数〕 〔募集締切〕 〔参 加 費〕. 佐渡中央文化会館(アミューズメント佐渡) 文弥人形室 各回 30 人程度 各回 1 回ずつの申込をお願いします。 各回開催の 2 週間前を締切とします。締切を過ぎてもお問い合わせください。 参加費は無料です. 〔申込方法〕 申込先・・・・佐渡市役所 市民生活課へご連絡ください(電話 63-3115) ①氏名、②連絡先住所(電話・FAX・メール等)、③参加希望の講座 等をお知らせください 詳細を知りたい方は担当者へ連絡してください・・・・(郵送・電話・メール等でお願いします) 担当者:小田 電話:090-7524-4966 メール:[email protected] 住所:〒950-2054 新潟県新潟市西区寺尾東3-20-21 小田直美 本講座は、「公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団」の助成により運営 しています。 後援 佐渡市 佐渡市社会福祉協議会 主催 「看護職のためのホリスティックケアセンター」.
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(15) もし口から食べることが難しく なったら・・・あなたはどうします か?. 国際医療福祉大学大学院 博士課程 聖ヨハネ会桜町病院 看護師 A認定メッセンジャーナース 中村 享子.
(16) Ⅰ. 栄養補給方法 栄養補給にはどんな方法があるのでしょうか?.
(17) Ⅱ.胃ろうって何? おなかの外側から胃 に達する孔を開け、 そこに管を通して胃 に直接栄養を送る. 栄養剤を入れるのに要する時間は、多くの場合、1回 に1~2時間ほどで、1日に朝・昼・夜の3回行うのが一 般的です.
(18) Ⅲ. 研究報告 意思表示出来ない高齢者の胃瘻に関する 実態調査.
(19) 1.研究の背景 . 近年、高齢化に伴い、脳血管障害や認知症などで 食べ物を飲み込みに問題がある症例が増えている。. 以前は点滴や鼻から管を入れる方法が多かったが、 その後、胃ろうによる経管栄養は手術も簡単であり、 管理もしやすいことから脅威的なスピードで全世界 に普及した。 わが国では、2000年頃から欧米をしのぐ勢いで普 及し、現在20~30万人程いるとされる。 .
(20) ・そんな中、脳血管障害で自らの意思表示ができない患者も多く、家 族の同意の元、胃ろうを造設されている。 ・24時間病院にいて、痰が多く夜間も痰の吸引をせねばならず、ゆっく り寝ることもできず話が出来ない患者さんを看ていて疑問。 * こんな最期を望んでいたのだろうか? * 大変な時代を乗り越えて来られた方 の最期がこんな状況でよいのだろうか? * 生きがいはあるのだろうか? この方達の今を無駄にしてはいけない! 私が気が付くことで、何かアクションを起こすこと で今のつらい状況は患者さんの今の頑張りは無 駄ではなくなるのではないか?.
(21) 日本の現状 ▼病気で意思表示ができない高齢患者の延命に用いら れる場合が多い ➠寝たきり患者の増加 ▼ いったん「胃ろう」造設されれば、胃ろうを止められなくな るこ とが多く 在宅管理も難しくなる ➠介護が大変、いつまで続くの? ▼. 転院先で胃ろうにしてこないと入所できないと言われた ➠ 転院先の要望に合わせて造った。. ▼老人施設などで介護を断られる胃ろう患者も多い ➠ じゃあ、どこで看てもらえるの? ▼意識がないまま何年も介護を受ける生活が続くケースも ➠ 自分も年老いてきて足や腰も痛い。この先が不安。 金銭的にも余裕はない!.
(22) ▼ 点滴が入らなくなったと言って鼻の管を入れる ことがある ➠鼻の管から栄養を入れることは、胃ろうから栄養 を入れることに近いため、鼻の管からの栄養を入れ 始めると止めづらい。 ▼ 同意書が必要な処置って・・・ 胃ろう造設・IVH(中心静脈栄養・高カロリー栄養) ➠ 鼻の管からの栄養は同意書が必要ないため、 説明がされないまま始められてしまうことがある。.
(23) ▼医師の判断で延命治療の中止が法的に認められる基 準がなかった ➠ 始めたらやめられない・・ いつのまにか反応が 悪くなってきて、子供の顔もわからなくなっているよう だ。生きているというより生かされている感じ・・?! ▼病院の都合で行われる背景もある ➠これって、病院が悪いの? 医者が悪いの? これは国の医療制度が関係している。 入院が長くなると、 病院の赤字に繋がる。そのため「早く退院させなさい・・・」 と病院からも言われている。患者も家族も医者も病院も・・・ 辛い! ➠ 国だって非情にならなくてはいけない状況がある。 国の財政は赤字だから・・・これからは高齢者がもっと増えて 大変になる。医療費の削減を考えないわけにはいかない。.
(24) 2.研究方法 . <研究対象>. ○ 東京郊外のE病院(一般・医療療養・介護療養 、回復期リ ハ病棟)に入院しており、 胃瘻を造設している60歳以上の 意思表示が出来ない患者の家族42名 ○研究期間. 調査時期:2008年12月~2009年2月. ○方法 アンケート調査およびインタビュー調査 ○分析 KJ法.
(25) 3.研究結果 1.胃ろうを造設したことに対する意識 (複数回答可) N:42 良かった事. 人. 困った事 16 人 14 12 10 8 6 4. 2 0. 栄 養 が 摂 れ る よ う に な っ た. 点 滴 を し な く て 良 く な っ た. 表 情 が よ く な っ た. 管 理 し や す く な っ た. 自 宅 で 面 倒 が 見 ら れ そ う. リ ハ ビ リ を や り 経 口 摂 取 可 能 と な っ た. 鼻 管 の 違 和 感 が な く な っ た. そ の 他. 自 宅 で の 管 理 は 難 し い. 長 期 療 養 に な っ た. 痰 を 何 回 も ひ か な く て は な ら な い. 表 情 が 乏 し く な っ た. 手 技 が 難 し い. 皮 膚 が た だ れ た. 肺 炎 を 起 こ し た. そ の 他.
(26) 2.思いの経過 <胃瘻造設3ヵ月以内の患者家族の感想>①良かった②良くなかった③どちらともいない 造設前. 造設3ヵ月. 造設後1年以上. 患者年齢 回答者 現 年齢 在. 1 怖かった. 鼻の管が苦しそうだったがな くなって良かった. 80代. 61. ①. 2 チューブは病人その もので不安. 管理は多少厄介だが本人の回 復は大きい. 80代. 64. ①. 3 肺炎になりづらいの かと思った。本当に 必要なものなのか な?とも思った. 吐き気、発熱で安定しない。 口から楽しみ程度にいつ食べ られるようになるのか?. 70代. 81. ③. 4 全く元気がなかった し、胃瘻を造る意味 があるのだろうか? と思った 5 心配だったが簡単な 手術で良かった. どんどん元気になってき たので、本当に造って良 かった。. 90代. 66. ①. 栄養が摂れるようになって良 かった. 90代. 64. ①. 意思表示が出来なくなった. 90代. 46. ①. 6 手は動かすことがで きた.
(27) <胃瘻造設後1年の患者家族の感想>①良かった②良くなかった. ③どちらともいえない 患者 回答 者. 現在. 69. 61. ③. 8 初めてのことで不安 胃瘻チューブをつけている患者 特にトラブルなく栄養状態も良いよう 68. 65. ①. 65. ③. 少し落ち着いてきたが口から食べ物を 85 入れる事がなくなりそれが問題。リハ ビリはほとんどしてもらえない。. 91. ③. 11 栄養摂取が生存の条 栄養状態が良くなり一安心した この状態の継続を希望。胃瘻患者を受 82. 50. ①. 58. ③. 55. ③. 73. ①. 造設前. 造設後3カ月. 造設後1年. 7 栄養を摂るためには 口から食べる為の能力が衰えて わからない. 必要. 食べるのが難しい の姿を見るのがつらい時もある なので良かったとは思うが細かい部分 (気持の上)ではよくわからない. 9 点滴が入らなくなり 腹膜炎をおこしたり、発熱した 経口摂取が全く出来なくなった。胃瘻 68. 栄養が摂れなくなり り胃瘻をなかなか使用できず。 は良くなればはずせるといわれていた 仕方なく のに・・・本当に胃瘻を造設する以外 方法がなかったんだろうかと考えさせ られる。人間食欲を満たせないのは残 酷 10 鼻管の自己抜去が多 胃瘻を外そうとするので困る. かったのと交換が苦 しそうだった 件と考え選択した. け入れてくれる転院先の確保が問題. 12. 点滴をせずに栄 点滴から解放された 養を摂るために は必要 13 出血傾向があったの 栄養が摂れるようになった で心配 14. 鼻の管が苦しそ うだったので. 鼻の管が取れて良かった. 出来れば少しでも口から食べさせた 81 い 本人の意思を確認出来なかった事が残 84 念 78 今後どうなるか先が不安。金銭的に も不安.
(28) 15 栄養が摂れても経口. 摂取が出来るように なるか不安 16. 多大な期待. 17 やや不安. 18 手術することへの不. 安 19 元気になればいいと 思った. 20 鼻管が可哀そう 21. 22. 胃瘻をよく知らな かったので不安. 知識がなかったの で良い事ばかりだ と思った. 少しだがゼリー状のものが食 経口摂取が少しだが出来るように 74 べられるようになった なり本人も喜んでいる. 81. ①. 長期療養になることが不安。全 78 くコミュニケーションが出来な くなった 76 栄養が摂れるようになった 口から食べられない。 経口摂取できるように改善しても らいたい。 体力が維持できるようになっ 美味しいものが食べられず可哀そ 75 た う 口から食べさせたい これで良かったのかと思い続け悩 90 む(他に方法がないということ だったが)本人の食べる楽しみを 奪ってしまった. 84. ③. 72. ①. 74. ③. 68. ③. 鼻の管がなくなり楽になった 胃瘻のチューブの交換が大変(半 91 様子 年毎) 良かったことはない。口から食 92 栄養が摂れるようになった べさせたい。表情が乏しくなっ た 90 母の意思がはっきりしてい 今はただ命が続いている様でそ たら受けただろうか れが素晴らしいことなのかと複 雑な気持ち。本来人間は自然の 生命を全うすることだと看てい て思う。長寿がそんなにおめで たいことでしょうか。私は自然 の生命の全うを望む. 63. ①. 69. ③. 66. ③. 体重増加に期待はあった.
(29) <胃瘻造設後3年以上の患者家族の感想> 造設前. 造設後3カ月. 造設後1年. 23. 栄養を摂るため に必要. 栄養が摂れるようになった. 60. ③. 24. 鼻の管の違和感 が取れる. 鼻の管が抜けて良かった. 胃瘻の医学的効果はあると思うがその処 69 置が延命だけのためか一時的な処置なの かによりその良否は異なるのでは?人間 の尊厳を考えると戸惑う 経口摂取は無理とはわかっていても口か 83 ら味覚を感じさせたい. 53. ①. 栄養不足や体重減少. 経管栄養が適していないのでは?体重が 75 急速に減少したためか体力が落ちた. 71. ③. 見るにつけ切ない. 経口摂取の可能性が絶たれたようで残念 79 介護生活の先が見えない、自分も老いて いく事を考えるとこの先の不安が襲って 64 くる。生きながらえることが良いことと も思えずまた生きていく方法があるのに 断ることもできず、介護する人もされる 人もつらい。それが当たり前と思う人も いるのだろうが。. 40. ③. 57. ①. 86. 65. ③. 調子よくいったのは最初の半年だけで後 86 は発熱や肺炎などで一年後にはほとんど 点滴だけになった. 64. ③. 25. 状態が判らず、 不安。食事が出 来ないので仕方 なく 26 やむを得ない 27. 28. 鼻の管より良 いのでは. 意思の疎通はで きていたので生 きていて欲しい と思った 29 飲み込みが不安 だった. 経口摂取が少しだが出 来るようになって良 かった. こういう状態で“生きて いる”といえるか疑問に 思う. 非常に上手くいき、元気 だった. 患者 回答 者. 現在. 左記に同じ。私は“生かされている” ではなく“生きている”で終わりたい.
(30) <1年後>. 胃瘻造設経過概念図 経口摂取困難. <胃瘻造設選択時> 家族による決定 ・本人の積極的意思・判断能力な し →家族の判断・決定 ・決定時の相談者は近親者. 家族の期待 ・鼻の管が抜け 楽になる ・元気になる ・いずれは経口 摂取が出来る ようになる ・とにかく生き ていてほしい。 医師の説明. 生命維持 ・栄養を摂るために必要 ・生命を維持するためには必要 ・経鼻チューブよりいいのでは? ・いずれは経口摂取が出来る? ・(家族は)切羽詰まっている ・人生を全うしたとはまだ思えな い. 満足. 胃瘻の知識不足. 医師の影響力 ・医師の影響力大:医師に一任 (医師の勧め:一番良い方法と理 解). 期待通り. ・生命維持のため (身体機能維持) ・栄養を摂るため ・手術の説明 (危険性など). どこま で理解 出来て る?. 家族の理解 医師の説 明は理解 できた. 疑問. <6ヵ月後> ・鼻のチュー ブが抜けて良 かった。 ・栄養が摂れ るようなっ た ・点滴しなく て良くなった ・経口摂取が できるように なって良かっ た. 医師以外から の説明も必要 ではないか? 医師からの説明 これで十分?. ・経口摂取ができるよ うになった ・表情がよくなった ・栄養が摂れ元気に なった 期待通りではなかっ た ・経口摂取が困難 ・表情が乏しくなった ・肺炎になり、点滴になっ た 予想外の思い. 疑問. <医療側への疑問> ・医療者側にとって楽になった のでは? ・コミュニケーションがとれな くなった ・機械的に扱われてしまってい るのでは? <倫理面での疑問> ・本人はどう思っているだろう か? ・生きながらえることが良い事 なのか? ・自然な生とは言えないのでは ないか? ・生きていく方法があると思う と断ることもできない <介護面> ・本人もつらく、介護者もつら い ・今後在宅では看れない ・今後の不安(健康面・金銭 面).
(31) 5. まとめ . 胃ろうを造るときは、患者の意思を前もって聞いたことがある 人はほとんどいない状況下で、家族が悩みながら代理で決 定をしている。. . 相談できるのは、近親者のみであり、選択しきれず、医師の 勧めが一番よい方法だと理解して選択していた。. . 栄養状態は良くなるため、一時的には、胃ろうを造ったことに 満足するが、時間が経ち、本人の生活の質が良好とならない 場合、これで良かったのかと悩む場合が少なからずある。. つまり.
(32) □ 十分な理解をしないで胃ろうを造っている。 胃ろうを造った後の生活が想像できない。 □ 医師の説明では療養の生活の想像はできない。 □ 患者の思いがわからない。 □ 代理して決定する責任の重さがある。 □ 相談出来る医療者がいない。相談してもよいものかど うかもわからない。それも誰に・・・?? □ 苦痛がないようにしてあげたい。 □ 入院日数が限られており、急がされる。 □ 退院後の受け入れ先の施設の要望で決定してしまう ことがある。 ・・・・・・等いろいろな問題が潜んでいる。.
(33) Ⅳ.現在の問題点を解決するために必要なことは? よりわかりやすいパンフレットがあったら・・・? 本人の事前指示があったら・・・?. でも・・・不安。こうやって解釈していいの? 難しい・・・。責任が重すぎる・・・。. 患者家族に寄り添って話を聞いてくれる人が必要. いろいろな情報に惑わされ困惑している患者家族に寄り添 い話を聞き、治療の選択が出来るようなサポートが必要.
(34) 1. 良いパンフレットがあったら解決できるでしょうか? 最近始まっている取り組みの紹介 例1)京浜病院の取り組み(わかりやすいパンフレットがあったら・・・).
(35) これまで、2週間ほど 治療に手を尽くしてきまし たが、今後治療を続けても 意識が戻ることはないと思 われます。 これから今後の選択肢に ついて説明します。.
(36) 選択肢1:経口摂取にこだわる (メリット) ・人間らしい生き方が最後 までできる (デメリット) ・窒息の可能性があり、 介護者にストレスがかか る ・栄養失調になりやすい ・脱水症になりやすい ・寿命が短い.
(37) 選択肢2:経管胃チューブ留置 (メリット) ・長期に渡り十分な栄養補給 が できる (デメリット) ・経管胃チューブの引き抜き 事故の危険がある ・経口摂取との併用は困難 ・外観が悪い.
(38) 選択肢3:胃ろう造設 (メリット) ・長期に渡り十分な栄養補給 ができる ・経管胃チューブのような引 き抜き事故の可能性が低い ・経口摂取と併用できる ・外観もきれい (デメリット) ・胃ろう増設術を受けなけれ ばならない(技術を要る) ・胃ろうチューブ交換に技術 を要する.
(39) 選択肢4:末梢ルートからの点滴 (メリット) ・手技が容易なため、比較 的簡単にできる ・脱水を改善できる (デメリット) ・栄養補給としては不十分 で、栄養失調になりやす い ・長時間継続するのは困難.
(40) 選択肢5:中心静脈栄養 (メリット) ・長期に渡り十分な栄養補 給ができる (デメリット) ・手技に熟達を要するた め、 いつでもどこでもできる わけではない ・感染症等の合併症の恐れ がある ・管理が煩雑である.
(41) 食べれなくなってから死亡までの目安 経口摂取. 数日レベル レベル. 経管胃 チュー ブ留置 胃ろう造 設 末梢ルート からの点滴 中心静脈 栄養. 数週レベル. 数か月レベル. 数年.
(42) いずれの方法でも、 対応可能です。明日ま でに今後の方針をお決 め願いますか?.
(43) 例2)終末期の高齢者が食べられなくなった時の 選択 桜台江仁会病院 宮本医師. 1)人工的水分・栄養補給法(人工栄養) ①経腸栄養(鼻の管、胃ろう) ②静脈栄養法(高カロリー点滴、手や 足からの点滴) ③持続皮下注射 2)食べるだけ、飲めるだけ.
(44) 2.本人の事前の意思があったら解決できるで しょうか? リビングウィル(尊厳死協会) 終末期に受ける医療の中身に関する具体的な指示で、人工呼吸器、心肺 蘇生、人工栄養などについての希望に関するものです。. 事前指示(書面や口頭) ①リビングウィル ②医療代理人の指名 延命処置を含め経管栄養についてどうしたいかを話しておく人を決めておく こと 終末期医療に関する事前指示というのは、リビングウイルも含め、終末期に 絡む様々な指示を指す広い概念。自分が判断出来なくなった場合、自分に 代わって判断してくれる人を選んで伝えておく.
(45) どうでしょうか? パンフレットと医師の説明、そして本人の事 前指示があったとしたら、それだけで、家族 として選択ができそうですか?.
(46) 2012高齢者の終末期の医療およびケア に関する日本老年学会「立場表明」 胃ろう造設を含む経管栄養や、気管切開、人工呼 吸器装着などの適応は、慎重に検討されるべきで ある。 本人の尊厳を損なったり、苦痛を増大させたりする 可能性があるときには、治療の差し控えや治療から の撤退も選択肢として考慮する必要がある。 つまり、途中で中止をしたり、見直しをしたり することが認められるということ.
(47) Ⅴ.それでも・・・迷う。. これは、 当然なこ とです!. ☆ 相談出来る人を見つけよう。 メッセンジャーナースの必要性 ご家族のお話を十分お聞きします。. 患者さんご本人の意向を大切にしていきます。正しい理解 が出来ているか確認していきます。 決定するのはあくまでも、患者さんやご家族です。意見を 押し付けたりしません。.
(48) 複雑な心の中での葛藤があります。それは・・・ 自分の場合と家族への場合の思いが違うこと 自分の場合 寝たきり になりた くない 家族に迷 惑かけた くない. 胃瘻は造らない. 延命治療 はしてほ しくない. 自分らし く生きた い. 苦しみた くない.
(49) 家族への思い. 生きられる 方法がある のに断るな んてできな い. 長生きして ほしい. 苦しんでほ しくない. 胃瘻は造ろう!?. その人らし く生を全う してほしい. 元気になっ てほしい.
(50) メッセンジャーナースとは ○医療の受け手が自ら選択・納得に至るまでの懸け 橋となるのが「メッセンジャーナース」である。. 納得した医療をうけるた めには必要、気軽に相 談できる人を見つけま しょう!.
(51) 現在の問題点を解決するために必要なことは? よりわかりやすいパンフレットがあったら・・・? 本人の事前指示があったら・・・?. でも・・・不安。こうやって解釈していいの? 難しい・・・。責任が重すぎる・・・。. 患者家族に寄り添って話を聞いてくれる人が必要 これがメッ センジャー ナース. いろいろな情報に惑わされ困惑している患者家族に寄り添 い話を聞き、治療の選択が出来るようなサポートが必要.
(52) ★ ① 話し合ってみましょう! もしあなたや家族が胃ろうの選択を迫られたら・・ (意思表示できない場合) ☆自分だったらどうしてほしいか?. それはなぜ?. ☆愛する家族が選択を迫られたら あなたはどんな選択をしますか?. それはなぜ?.
(53) ★②. では、どうしたらよいのでしょう!? その他 何でも気がついたことを話してみましょう!.
(54) ご清聴ありがとうございました。.
(55) 癒しの香りで 健康になろう! ~アロマセラピーで悩み解消~ ホリスティックアロマケアサロン リネット主宰 NARD JAPAN認定 アロマセラピスト NARD JAPAN認定 アロマインストラクター 看護師 大山朋子.
(56) アロマセラピーとは 植物の花、葉、種子、果皮、幹、樹皮などから 抽出された100%天然の精油を使い分けて、 症状や病気の改善に役立てる植物療法。 ✠マッサージ ✠吸入 ✠湿布 ✠芳香浴 ・・・では、ラベンダーの香り・レモンの香りなどを嗅いでみましょう。.
(57) アロマテラピ-(香り)はなぜ人を 元気にしてくれるのでしょうか?.
(58) ❃香りをかいでどのような 気持ちになりましたか? ❃香りは心と身体にどのような影響を あたえるのでしょうか?. 香り(芳香成分)には薬理作用がありま す.
(59) 香り(芳香成分)の薬理作用 ❑鎮痛作用、鎮静作用・・・痛みを楽にして 心を落ち着かせてくれる作用です。 ❑抗感染作用(抗菌、抗ウイルス)・・・菌やウイルスを 退治する作用で す。 ❑うっ滞除去作用・・・むくみを軽減してくれる作用です。 ❑抗アレルギー作用・・・アレルギーの症状を落ち着かせてくれる作 用。 ❑自律神経調整作用・・・交感神経と副交感神経のバランスを整えて くれる作用で す。 ❑免疫促進作用・・・免疫力を上げて健康にしてくれる作用です。 ・・・など身体や心に有効な作用を期待することができます。.
(60) 香り(芳香成分)の薬理作用 ❑鎮痛作用、鎮静作用・・・痛みを楽にして 心を落ち着かせてくれる作用です。 ❑抗感染作用(抗菌、抗ウイルス)・・・菌やウイルスを 退治する作用で す。 ❑うっ滞除去作用・・・むくみを軽減してくれる作用です。 ❑抗アレルギー作用・・・アレルギーの症状を落ち着かせてくれる作 用。 ❑自律神経調整作用・・・交感神経と副交感神経のバランスを整えて くれる作用で す。 ❑免疫促進作用・・・免疫力を上げて健康にしてくれる作用です。 ・・・など身体や心に有効な作用を期待することができます。.
(61) ~これからのアロマセラピーの可能性~ 補完代替療法 近代医学(西洋医学)が解決できない病気の症状 や西洋医学の抱えている問題点を、解決したり軽 減させる療法. その人らしく尊厳をもって、「生る」を全う するための役割を担うアロマセラピー療法.
(62) “本音でおしゃべり” ~テーマ~ ❐あなたは、健康作りに何か気を付けて いることはありますか? ❐それはどのような効果が ありましたか? ❐あなたご自身及びご家族の健康をどの ように考えていますか? また、何かして行こうと思っていることは ありますか?.
(63) 自分らしい生を全うする 生き方. 富山県赤十字血液センター 廣田 光子.
(64) ☆本日の内容 1)本当に大切なこと 2)後悔しない関わりとは 3)60代になったら人生の片付けを. 4)自分・家族の為に延命治療とは何かを知ろう.
(65) あなたは何を大切にしていますか? 頭に思い描いてみましょう.
(66) ★あなたが大切にしているもの は何ですか?. • 1)お金、宝石、洋服、骨董品.
(67) ★あなたには可愛がっている ペットはいますか?. • 1)犬、猫、鳥、金魚.
(68) ☆あなたが大切にしている人は?. 大切な人の代わりはいない.
(69) 2)後悔しない関わりとは ☆突然おこる別離の危機 . • • •. 事故. 病気 別れ 死. 衝撃.
(70) ☆母の死、夫の死から学んだ事 後悔という重圧 (取り返しがつかない). . 死を意識して初めて過去を反省する. . 死を意識して初めて存在感に気付く. . 死が近づいて初めて気付く感謝.
(71) ☆後悔”はなぜ苦しいのだろう • 何かを後悔することがなぜこんなに苦しいのかといえば、 それは、もう取り戻せない過去に由来するものだから • 「もし、時が戻れば・・・」と意識が過去に向かうほど苦 しい。ずっと過去の中で生きることになる・・・前に進め ない • 最大の後悔は「できるのにしなかったこと」 • 罪悪感に基づくものだから・・・自分を責め続け立ち直れ ない.
(72) ☆残ったのは後悔 • もっと・・・. • あの時・・・ 後悔しない死はない.
(73) ☆後悔しない関わりとは、本当は簡単 なこと(感謝を言葉に表す) う 今 • ありがとう 。か • 嬉しい ら • ご苦労様 心 始 • おいしかった か め • おはよう、おやすみなさい • 大好き ら ま • 笑顔で「行ってらっしゃい」 。 し 「お帰りなさい」 ょ 人が人を思いやる心に限度はない.
(74) ☆後悔が教えてくれること • 「過去ではなく、今を見つめること」 •. これからどう生きるかを教えてくれる. 感覚的には過去を向くのではなく、足元を見つめ 顔を上げて未来を見据える態度と言える.
(75) ☆私は、今、何に支えられて生きて いるか • 母の言葉 今が一番幸せ 娘が看護師でよかった • 夫の言葉 大好き また一緒になろう.
(76) 3)60代になったら人生の片付けを 1)家を片付ける 使わない物はゴミ、思い切って捨てる(断斜里). 2)家族のためにあなた自身のゴミを捨てる あなたが亡くなっても家族が困らないよう、 あなたのゴミを捨てる・・・思いっきり (家族は残ったゴミに縛られる). 3)頭のゴミを捨て、前をみる(思い出に縛られない) 自分のしたいことを見つめる. 身も心もスッキリ.
(77) 元気なうちに自分の過去を片付ける。. 過去に縛られない. 生きるのが楽になる. 今後の目標が見得てくる.
(78) ☆老いを認めて生きること • 気持が若くても、身体が付いていかない • ある年齢に達したら老いを受け止める • 老後の生き方を考えるには、「死」を視野に入 れ「どう生きるか」を考える • どんな死に方をしたいか家族に伝えておく. • 今からしたいことを考えてみる・・島内巡り、釣り.
(79) 4)自分・家族の為に延命治療と は何かを知ろう.
(80) ☆延命治療とは 「回復の見込みがなく、死期が迫っている終末期 の患者への生命維持のための医療行為をいう」 ・心臓マッサージ ・人工呼吸器の装着 ・気管切開 ・昇圧剤投与による心肺機能の維持 ・水分や栄養の点滴. 「終末期」の明確な定義はなく「いつまでが救命 で、いつからが延命か」という線引きは難しい.
(81) 心臓マッサージ いったん止まった心臓をよみがえらせる応急処置.
(82) 人工呼吸器 自分で呼吸ができない状態になると、肺に空気を押し込み、酸 素を取り入れる人工呼吸が必要になる。 終末期の場合、呼吸ができずに苦しんでいる時に人工呼吸器 を装着すれば、呼吸だけは楽になるが、外すと死に直結するた め、なかなか外せない。.
(83) 気管切開 肺に空気を送ったり痰を吸引したりするための穴を開け ることを気管切開と言います。.
(84) 胃瘻(いろう) 口から食事のとれない方や、食べてもむせ込んで肺炎 などを起こしやすい方に、直接胃に栄養を入れる栄養投 与の方法です。.
(85) ☆人工的な栄養補給 • 中心静脈栄養法 血管から栄養を補給する方法. • 胃瘻 胃に穴を直接開けて栄養剤を入れる方法。手術 で胃の内側と外側から穴を開け、おなかの壁に 埋め込んだ管から流動食を入れる • 経鼻胃管 鼻の穴から管を通して、胃に栄養を注入する方法.
(86) ☆老いに対し、過度な医療は悲惨 になりかねない • 苦痛の緩和や、症状の軽減で構わない • 元気な時にどう最期を迎えたいと言っていたか を尊重し、その人らしい最期を迎えさせてあげ る • 「老衰」と言う死にかたを忘れない.
(87) ☆死は本来平穏なもの • 老いと死に対して医療は無力(老衰にまで関与 してくる医療の現状) • 過度な医療行為は死を悲惨なものに変えてしま う. • 「実際にどう死ぬか」ではなく「どう死にたい かを考え、今を生きるか」ということである 社会福祉法人老人ホーム「同和園」付属診療所. 所長 中村. 仁一医師.
(88) 都道府県別平均寿命平成(平成22年国勢調査) •. 男. 女. 全国平均. 79.59歳 全国平均. 86.35歳. 都道府県 平均寿命 (男). 都道府県 平均寿命 (女). 1. 長野. 80.88. 1. 長野. 87.18. 2. 滋賀. 80.58. 2. 島根. 87.07. 3. 福井. 80.47. 3. 沖縄. 87.02. 27. 新潟. 79.47. 5. 新潟. 86.96. 新潟県の男女差. 7.49歳.
(89) 1947(昭和22)年の平均寿命 1947年. 男性 50.06歳. 女性 53.96歳. (昭和22年). 30歳延びる. 2010年. 79.56歳. 86.35歳. (平成22年). 4歳延びる. 2055年. 83.67歳. 90.34歳.
(90) ☆長野県のPPK運動 長野県下伊那郡(しもいなぐん)高森町発祥. • PPK運動とは「ぴんぴんころり」を略したもので 、元気に生きて病むことなく、ころりと死ぬ、と いう理想的な生き方を意味している。. • 何年も寝たきりになって周りに迷惑をかけ、死に そうで死なない人が沢山いるのを見て、自分だけ はあの様になりたくないと思っている人は沢山い る事だろう。.
(91) ☆長野県のPPK運動 • 健康長寿体操 • 老齢者の体操増強 • 一部屋一暖房 • ラーメン、そばなどの汁は半分残す • みそ汁は一日当たり一杯まで • 漬物は一日小皿一皿にしておく(減塩運動).
(92) ☆60歳を超えたら考えること • 年をとるほど、一年が早く感じる。着実に死に近づく。 • 私たちの人生は、限られている。誰にでもいつかは終わりが くる。終わりを見据えて今をどう生きるかを考える。 • 万が一病気になっても慌てないで、充実した毎日を生きる。. 自分のしたいことに挑戦する。 • 自分を褒められるのは、過去の自分だけ。・・・ 一所懸命生きてきた沢山の価値をポケットに入れておく。.
(93) ☆平穏な最期を迎えるため 1、後悔しない生き方、関わり方をする。 2、人が人を思いやる心を言葉で伝える。. 3、家族で終末期医療を話し合う。 4、自分のために家族のために幕引きの希望や意. 思を話し合う。 5、死を意識して、今後どう生きるかを考える。. 6、財産の整理.
(94) 私の老後.
(95)
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本番前日、師匠と今回で卒業するリーダーにみん なで手紙を書き、 自分の思いを伝えた。
システムであって、当該管理監督のための資源配分がなされ、適切に運用されるものをいう。ただ し、第 82 条において読み替えて準用する第 2 章から第
【その他の意見】 ・安心して使用できる。
(自分で感じられ得る[もの])という用例は注目に値する(脚注 24 ).接頭辞の sam は「正しい」と
町の中心にある「田中 さん家」は、自分の家 のように、料理をした り、畑を作ったり、時 にはのんびり寝てみた