見守りサービスの現状と課題〜高齢者世帯に関わるボランティア団体や市民成年後見人等の活動から〜
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(3) 目次 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8.. 本研究の背景と目的 ・・・・・・・・・・・・・・3 文献検索結果 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 調査結果(n) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・14 調査結果(%) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・17 クロス集計結果 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・21 アンケート解説 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・23 参考資料 調査依頼文 ・・・・・・・・・・・・・・32 参考資料 調査票 ・・・・・・・・・・・・・・33. -1-.
(4)
(5) 本研究の背景と目的 2000 年に介護保険法が施行されて以降、指定事業者による介護が定着し、2016 年 時点の年間実受給者数は 613 万人となっている。また、高齢社会や核家族世帯の増加 は、介護を行う家族の高齢化や人数の低減を誘因し、世帯内で介護を完結できないケー スのさらなる増加が懸念される。 厚生労働省中心にできるだけ住み慣れた地域や自宅で医療や介護を受けられる「地域 包括ケアシステム」が提唱され、医療サービスに関しては、きめ細かな診察が行えるよ う患者の健康を日常的に把握する「かかりつけ医」の役割を重視することや、離れた場 所の患者を診察する「遠隔診療」などの 新しい技術を取り入れることが 2018 年診療 報酬改定に導入された。 介護サービスに関しては、2015 年 4 月より要支援区分の予防訪問介護と予防通所 介護サービスが全国一律の介護保険給付から地域支援事業へ移行された。2018 年の介 護報酬改定では、地域支援の適用が拡大され、要支援から要介護 2 の全サービスに適 用されることが計画された。 2025 年には、約 650 万人の団塊世代が後期高齢者になることにより、国民の 5 人 に 1 人が 75 歳以上になると推測されている。また、国民の 3 人に 1 人が 65 歳以上に なることが見込まれている。 以上を踏まえ、各自治体が積極的に動いて地域住民と協働しながら軽度の要介護者の 自立を果たす働きかけや、地域住民が自分たちで介護必要度が高い人を見ていく高齢者 同士の互助システムの構築が不可欠であると考える。 互助システムに関連する取り組みとして、ボランティア活動が挙げられる。阪神淡路 大震災や東日本大震災の発生後、国民のボランティアへの関心が向上するとともに、団 塊世代の定年退職等により 余暇活動に従事できる一般市民数が増加した。日本ファン ドレイジング協会発行の寄付白書によると、2014 年における日本の個人寄付総額の推 計は 7,409 億円(GDP 比 0.2%)、一人あたり平均寄付額は 17,215 円、ボランティア 年間活動時間は平均 44.1 時間であった。15 歳以上国民の約半数、65 歳 以上の 6 割 が寄付を行っており、そのうち約半数がボランティア活動に従事している。 ボランティア活動の動機をテーマにした先行研究(伊藤忠弘氏、2011 年)によると、他 者志向的動機(=誰かの役に立ちたい)による活動は継続が難しく、自己志向的動機(自分 が新たに何かを得ることができる)が成功のカギであると提唱している。介護は主要な 社会問題かつ一般市民の老後生活にも影響する可能性が高く、ボランティア参加の自己 志向的動機になりやすいと考えられる。. -3-.
(6) 介護保険を用いないインフォーマルな介護サービスのうち高齢者の見守りに関して は、2017 年現在、宅配業者や地域の有志ボランティアグループ等による見守りサービ スや、市民成年後見人による身上監護等のサポートが行われているが、その状況を取り まとめた研究は少ない。 本研究では、介護保険を用いない「インフォーマルな見守りサービス」について、文 献検索やアンケート等により調査する。調査結果をもとに、地域性を生かした取り組み や一般化できそうな取り組みを抽出し、見守りサービスのあり方や継続性を担保するた めのアイデア、今後の課題を考察する。. -4-.
(7) 文献検索結果 2018 年 7 月、医学中央雑誌(医中誌 Web)と GoogleScalar を用いて、過去 10 年間 における国内の高齢者見守りサービスに関する先行研究を検索した。検索用語として 「高齢者見守りサービス」「成年後見制度」「地域連携手帳」を用いた。 医中誌 Web 検索結果は「高齢者見守りサービス」10 件、 「成年後見制度」30 件、 「地 域連携手帳」8 件であった。論文タイトル・要約(Abstract)を参照のうえ、地域にお ける高齢者見守りに関連していそうな 10 件の文献を取り寄せた。10 件のうち 5 件が 原著論文であった(#5, #6, #7, #9, #10)。 以下に文献タイトル・内容を示す(要約は医中誌 Web の Abstract 掲載分を引用)。 なお、先行研究内容は、調査票(アンケート)項目作成時の参考にした。 GoogleScalar による検索では、医中誌 Web で使用した検索用語「高齢者」「見守り サービス」 「成年後見制度」 「地域連携手帳」と「調査」 「アンケート調査」 「インタビュ ー調査」 「介護」 「インフォーマル」の組み合わせによりヒット数が増減するかを確認し た。. 地域における高齢者見守りに関連していそうな文献一覧 (医中誌 Web 検索結果) #1. 高齢者サロンに来所した地域在住高齢者の見守りサービスへの意識と利用意向. Author:枝澤 真紀(大阪府立大学 大学院看護学研究科), 上野 昌江, 大川 聡子 Source:日本公衆衛生学会総会抄録集(1347-8060)75 回 Page516(2016.10) 論文種類:会議録. #2. 地上デジタル放送を利用した高齢者遠隔見守りサービスに対する支払意思額の分. 析 Author:加我 諭志(北海道大学 大学院保健科学院), 鈴木 哲平, 東川 文博, 榎本 尚司, 森山 広行, 黄瀬 信之, 谷 祐児, 小笠原 克彦 Source:医療情報学連合大会論文集(1347-8508)36 回 2 号 Page1066-1067(2016.11) 論文種類:会議録. #3 査. テレビとインターネットを活用した新たな健康見守りサービスの普及に関する調 地域におけるアンケート調査結果より. Author:鈴木 哲平(北海道大学 大学院保健科学研究院), 加我 諭志, 東川 文博, 榎本 尚司, 森山 広行, 黄瀬 信之, 谷 祐児, 小笠原 克彦. -5-.
(8) Source:医療情報学連合大会論文集(1347-8508)36 回 2 号 Page928-929(2016.11) 論文種類:会議録. #4. 地域医療機関が実施する m-Health の推進に関する一考察. Author:稲垣 聡(兵庫県立大学 大学院応用情報科学研究科), 辻 正次 Source:日本遠隔医療学会雑誌(1880-800X)10 巻 2 号 Page246-249(2014.09) 論文種類:解説 シソーラス用語:インタビュー; 遠隔診療; 電話; 在宅医療; *在宅ケア支援システム; 診 療報酬; 携帯情報端末; 公的医療保険 Abstract:ワイヤレス技術の進展に伴い、医療分野でも在宅の患者の診療に対してタブ レット型端末やスマートフォンといったワイヤレス端末を利用する m-Health が増加し ている。本稿は、平成 25 年 11 月 A 町 B 病院での m-Health の実装見学とその普及に 関する課題を特定化する目的で実施した実地調査を基礎にしている。同病院では、mHealth として、タブレット型端末を用いて、(1)訪問看護師などの遠隔コンサルテーシ ョン、(2)アラート機能を搭載した見守りサービス、(3)患者-医師のテレビ電話再診(遠 隔診療)、これら 3 つを実施している。関係者からヒアリングを行った結果、m-Health は、(1)地域の医療機関、介護施設との間で患者に関する情報が効率的に共有される、 (2)在宅医療の質が向上する、(3)看護師、介護師といった在宅療養支援に関わるスタッ フ間での作業効率性が向上する、(4)在宅独居高齢者の見守り、これらの点で医療サー ビスの効率化や患者の厚生水準を向上させる可能性があることが示唆された。しかし、 m-Health はこのようなメリットを持つもの一方で、医療機関がそれを導入・運用する ための経済的基盤が脆弱であることが明らかになった。これらの点は、これまでの厚生 労働省遠隔医療研究班の報告書やその他の先行研究が指摘しているが、本稿では、特に 実地調査で得た知見をもとに、より詳細に今後 m-Health が普及するための医療保険か らの診療報酬化等の制度面に改革に向けた分析を加える。(著者抄録). #5. 独居高齢者見守りサービスの利用状況と利用意向. Author:小池 高史(東京都健康長寿医療センター東京都老人総合研究所), 深谷 太郎, 野中 久美子, 小林 江里香, 西 真理子, 村山 陽, 渡邊 麗子, 新開 省二, 藤原 佳典 Source:日本公衆衛生雑誌(0546-1766)60 巻 5 号 Page285-293(2013.05) 論文種類:原著論文 シソーラス用語:質問紙法; 人間関係; *高齢者保健医療サービス; ロジスティックモデ ル; 電話; *保健医療サービス利用可能性; *ひとり暮らし; 友人. -6-.
(9) 医中誌フリーキーワード:外出; 大田区 Abstract:目的 独居高齢者の安心・安全を目的とした見守りサービスの利用状況と利 用意向およびそれらに関連する要因について検討する。方法 2011 年 9 月、東京都大田 区 A 地区において、65 歳以上の高齢者のうち、住民基本台帳上、単身世帯の 2,569 人 全員を対象に質問紙を郵送し、1,743 人(回収率 67.8%)から質問紙を回収した。このう ち分析には、実際には独居でない高齢者は除外し、実際に独居であった 1,095 人のデー タのみ用いた。見守りサービスの利用状況や利用意向を従属変数とする、ロジスティッ ク回帰分析を行い、見守りサービスの利用の有無や利用意向の有無に関連する要因を調 べた。独立変数として、性別、年齢、既往歴(脳卒中、心臓病、肝臓病、癌)の有無、近 隣に住む別居子の有無、生活機能、外出頻度、家族や友人との交流頻度、近所付き合い の程度、孤立感、孤独感、主観的経済状態、精神的自立度、将来への不安感、就学年数 を取り上げた。結果 独居高齢者の見守りサービスの利用者は、緊急通報 124 人(11.3%)、 緊急連絡先登録 197 人(18.0%)、人的見守り 113 人(10.3%)、センサー見守り 51 人 (4.7%)であった。また、利用意向のあった人は、緊急通報 525 人(全体の 47.9%、非利 用者の 81.4%)、緊急連絡先登録 396 人(全体の 36.2%、非利用者の 75.1%)、人的見守 り 357 人(全体の 32.6%、非利用者の 60.0%)、センサー見守り 335 人(全体の 30.6%、 非利用者の 53.1%)であった。ロジスティック回帰分析の結果、高齢であることや既往 歴のあることが、見守りサービスの利用の有無と関連があった。サービスを利用してい ない人においては、将来への不安感が高いことがすべての見守りサービスへの利用意向 の有無と関連していた。結論 独居高齢者見守りサービスのうち、普段の生活や安否状 況を見守るサービスよりも、病気や事故などの緊急時に対応するサービスのほうが利用 率や利用意向が高くなる傾向があった。既往歴がある人には見守りサービスが利用され やすく、不安感の高い人は今後の利用を希望しやすいことが示唆された。しかしながら、 各見守りサービスの利用率は、低い水準に留まっていることが明らかになった。今後、 より多くの独居高齢者に対して、見守りサービスの利用を広げていくことが課題となる。 (著者抄録). #6. 専門職後見人の実践における権利擁護に関する研究. 首長申立てケース受任者へ. のインタビュー調査から Author:日田 剛(九州保健福祉大学 大学院連合社会福祉学研究科博士後期課程) Source:社会福祉学(0911-0232)58 巻 3 号 Page14-26(2017.11) 論文種類:原著論文 シソーラス用語:ソーシャルワーク; 後見人; *患者の権利擁護; *成年後見制度; 半構成. -7-.
(10) 的面接; 弁護士; グラウンデッド・セオリー・アプローチ 医中誌フリーキーワード:社会福祉士 Abstract:本研究は成年後見制度の首長申立てケースを受任している専門職後見人の実 践から何が権利擁護に当たるのかを分析したものである。分析の前提として多義的な権 利擁護という概念を「誰」の「何の権利」を「誰が」、 「どのようにするのか」に視点を 当て整理して定義化した。研究方法は専門職後見人(弁護士、司法書士、社会福祉士)8 名に対してインタビュー調査を実施し、修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ を用いて分析した。その結果、専門職後見人の成年後見実践のプロセスとそれを支える 権利擁護の基盤が具体的に確認された。権利擁護の基盤には主に「ソーシャルワーク的 要素」に関する態度や意識が多く含まれており、これらは調査したすべての専門職の実 践において見られた。よって今後は専門性を超えてソーシャルワークを成年後見実践に いかに落とし込むかが課題となる。(著者抄録). #7. 社会福祉士後見人の成年被後見人に対する権利擁護に関する研究. 後見業務の分. 析を通じて Author:林田 哲弥(関西福祉大学 大学院社会福祉学研究科), 佐藤 ゆかり, 香川 幸次 郎 Source:厚生の指標(0452-6104)64 巻 13 号 Page23-32(2017.11) 論文種類:原著論文 シソーラス用語:質問紙法; *ソーシャルワーク; 因子分析; 後見人; 精神障害; 知的障 害; 認知症; *患者の権利擁護; 成年後見制度 医中誌フリーキーワード:社会福祉士 Abstract:目的 成年後見制度が創設されてから 17 年目を迎え、その重要性は益々高ま ってきているが、実際の現場で成年被後見人に対して行われている後見業務内容や、そ の重要性の実態については明らかになっていない。そこで、社会福祉士後見人に焦点を あて、後見業務の重要性と構造を解明し、成年被後見人に対する支援の方向性を検討す る。方法 予備調査では「社会福祉士後見人の成年被後見人に対する後見業務の重要度 調査」の質問項目案を作成するため、アイテムプールの作業を行い、全 50 項目の質問 項目案を作成した。次に本調査では予備調査で作成した調査項目を用い、公益社団法人 日本社会福祉士会ホームページ上の独立型社会福祉士名簿登録者一覧 402 名のうち、 住所、氏名が公開されており郵送可能な 301 名に対して郵送調査を行った。回収され たデータは因子分析を行い、因子抽出には重み付けのない最小 2 乗法とプロマックス 回転を用いた。結果 送付者 301 名のうち、188 名より返信があり(回収割合 62.5%)、. -8-.
(11) そのうち、分析対象は回答に欠損を有するもの、回答選択が全て同一のものを除いた 137 名の回答とした。因子分析の結果、5 因子が抽出され重要度が高い順に、「財産管 理と身上監護」「ソーシャルワーク技術を活かした支援」「法的事案に対する支援」「本 人の意向尊重」 「法的権限を越えた支援」と命名した。結論 成年被後見人に対する後見 業務において、重要性という観点から分析した結果、5 つの因子で構成されていること が確認できた。「財産管理と身上監護」と「ソーシャルワーク技術を活かした支援」は 因子間の多重比較の結果、有意な差は認められず並列の関係にあり、中心となる因子で ある。 「法的事案に対する支援」は、因子として独立しながらも「財産管理と身上監護」 と「ソーシャルワーク技術を活かした支援」の 2 つの因子に関連性を持つものであり、 「本人の意向尊重」は、後見業務全体を覆い、全ての因子に関与するものである。「法 的権限を越えた支援」は、法への規定もなく成年後見人は権限を持たないため、他の因 子とは少し離れた位置づけであると考えた。また、専有性有無の観点から 5 因子を検討 した結果、前者は法的な支援であり、後者は社会福祉的な支援であることが確認された。 成年被後見人への「あるべき支援」を検討する際には、社会福祉的な支援の必要性につ いても十分考慮されるべきである。(著者抄録). #8. 介護保険とともに高齢社会を支える成年後見制度の現状と課題. ドイツを参考に. Author:宮本 恭子(島根大学 法文学部) Source:社会医学研究(0910-9919)33 巻 1 号 Page1-11(2016.01) 論文種類:総説 シソーラス用語:認知症; 保健医療制度改革; グループホーム; 各国の保健医療制度; 介護保険; *成年後見制度; ドイツ 医中誌フリーキーワード:高齢化社会 Abstract:日本の成年後見制度の実態に関わる問題を検証し、日本に先行する形で既に 成年後見制度の利用が定着しているドイツを研究対象として、介護保険と共に「日常生 活に支障がある」認知症高齢者や障害者らの生活を支える成年後見制度の全体像を明ら かにし、その特徴と課題を検討した。これに併せて、日本における介護保険と共に高齢 者らの社会生活を支える成年後見制度の普及と利用を促すための課題を探った。. #9. 成年後見人による認知症高齢者の自己決定支援に対する意識についての実態調査. リーガルサポート会員に対する調査を通して Author:高橋 正和(すすむ会グループホームふれんど白川台) Source:医療社会福祉研究(1341-3198)24 巻 Page43-54(2016.03). -9-.
(12) 論文種類:原著論文 シソーラス用語:質問紙法; ソーシャルワーク; 後見人; *認知症; *患者の権利擁護; 意 識調査; *成年後見制度; 契約; 介護サービス Abstract:成年後見制度における認知症高齢者の自己決定支援について、制度上の理念 である「自己決定権の尊重」に焦点をあて、支援の実態を通してその課題を明確にする ことを目的として、質問紙調査を行った。対象は公益社団法人成年後見センター・リー ガルサポート兵庫支部の会員であり、質問項目は認知高齢者の介護保険サービスの契約 場面を中心に設問を作成した。有効回答数は 109 通(回答率 38.8%)であった。受託して いる被後見人の属性は後見類型の認知症高齢者が最も多く、被後見人の意思表示や意思 決定については、7 割近い後見人が困難を感じており、8 割近くが理念の実現に向けた 課題があると回答した。また困難の背景には、認知症への対応や経済的問題に関するリ スク判断、制度そのものに対する課題など複合的に問題が重なり合っているとの認識が 示された。以上の結果から、被後見人への理解や支援ネットワークの構築等の課題とと もに、理念達成のためのプロセスの蓄積による支援の標準化の必要が示され、それらに ついてソーシャルワークの観点から探究することを今後の研究課題とした。(著者抄録). #10. 地域における権利擁護支援ニーズの内容と支援の効果. 法人後見の受任事例か. らの考察 Author:湯原 悦子(日本福祉大学), 小島 佳子, 高柳 雅仁 Source:日本福祉大学社会福祉論集(1345-174X)133 号 Page29-45(2015.09) 論文種類:原著論文 シソーラス用語:意思決定; ソーシャルワーク; 精神障害; 知的障害; 認知症; インタビ ュー; 財務管理; *患者の権利擁護; 地域社会ネットワーク; 非営利団体; 障害者福祉; * 成年後見制度; 自立支援 医中誌フリーキーワード:社会福祉士 Abstract:本研究の目的は、法人後見を行う団体の受任事例の分析を行い、地域におけ る権利擁護支援ニーズの内容と支援の効果について確認することである。分析の結果、 権利擁護支援が必要となる背景には金銭管理をはじめとする生活管理能力の不足があ り、そこに近隣からの不安や苦情、深刻なネグレクト、あるいは親族やそれ以外の人か らの経済的搾取や虐待の被害に遭うことで、それまでの生活の継続が困難になっていく 状況が確認できた。支援の効果については、成年後見人らが地域の人々と被後見人らの 間に入り、関係を調整することで近隣住民の理解が進み、「地域の困り者」だった被後 見人らが地域で受け入れられ、見守られる存在へと変わっていく姿が確認できた。また、. - 10 -.
(13) 被後見人らが自分への自信を深め、思いを口にし、自分なりの人生を生きようと動き出 し始める状況が見出された。(著者抄録). - 11 -.
(14) 参考:検索結果詳細 医中誌 Web 検索結果(対象年:2008 年∼2018 年) 検索用語 高齢者&見守り. 成年後見制度. 地域連携手帳. 10. 30. 8. ↓. ↓. ↓ なし. サービス. ヒット数. 上記ヒット数のうち、インフォ. NO.3. NO.4. ーマルな介護サービスまたは制. NO.4. NO.5. 度のアンケート・インタビュー. NO.5. 調査に関する文献. NO.6 NO.8. その他、インフォーマルな介護. なし. NO.19. サービス関連など本研究の参考. NO.20. になりそうな文献. NO.30. NO.3. GoogleScholar 検索結果(対象年:2008 年∼2018 年) 検索用語 見守り 高齢者. サービ ス. 成年後. 地域連. 見制度. 携手帳. 調査. アンケ. インタ. ート調. ビュー. 査. 調査. ○ ○. ○. 数. ル. 2,980. ○. 1,470. ○. ○. 810. ○. ○. 443. ○. ○. ○. ○ ○. ○ ○. ォーマ. 2,640. ○. ○. ヒット. 3,630. ○. ○. 介護. インフ. ○. 204 177. ○. 140. ○. 137 48. - 12 -.
(15) ○. ○. ○. ○. ○. ○. ○. ○. ○. ○. ○. 30 ○. ○ ○. ○. 28 ○. ○. 23 11. ○. 11. ・ 「地域連携手帳」「成年後見制度」や、それらと「調査」の組み合わせによる検 索では、1,470 件以上の論文がヒットする結果であった。 ・ 「調査」を「アンケート調査」「インタビュー調査」に置換して検索した場合、 ヒット数(810 件∼137 件)のバラツキが見られた。 ・ 「高齢者」「見守り」のみを用いた検索では、ヒット数が 48 件であった。 ・ 「高齢者」 「見守り」に「アンケート調査」 「介護」等の用語を加えた検索では、 ヒット数が 11 件に絞り込まれ、医中誌 Web 検索結果と概ね同一数であった。. 以上(敬称略). - 13 -.
(16) n 2018. 1. 11. 9. 12 21.5%. 10 95 /442. 1. 2. 49. 52. 51. 4. 40. 23. 55. 52. 28. 23. 6. 3. 1. 5. 5. 9. 10. 16. 3. 8. 32. 3. 3. 25. 56. 1. 5. 5. 1. 19. 3 1. 2. 3. 22. 17. 12. 63. 25. 3. 4. 2. 1 20 5. 35. 1. 63. 7. 38. 40. 16. 74. 38. 2. 1. 64. 12. 1. 0. 12. 77. 6. 5. 11. 4. 6.. 7.. 8.. -14-. 2. 3.
(17) 9. 9. 82. 15. 75. 10.. 11.. IT. 31. 13. 30. 11. 7. 5. 6. 3. 3. 12.. IT. 12. 20. 26. 19. 9. 8. 2. 3. 0. 63. 32. 27. 50. 25. 13. 25. 2. 4. 13.. 14. QR. QR. NPO 52. 41. 61. TV. 27. 21. 48. 36. 38. 2. 0. TV. 16. 31. 15.. 16.. -15-.
(18) 17. 28 20. 53 30. 40. 50. 60. 6. 5. 27. 35. 18. 22. 43. 1. 0. 60. 70. 80. 8. 8. 0. 18.. 19.. 1. 4. 26. 60 2. 1~2. 3. 5. 6. 10. 0. 0. 10. 5. 8. 2. 16. 17. 7. 0. 2. 2. 20.. 25. 65. 10. 21.. 17. 1. 2. 3. 4. 2. 8. 3. 2. 0. 0. 5 2. 22.. 23. 1 60. 70. 80. 90. 1. 3. 16. 6. 13. 6. 1. 13. -16-. 4.
(19) 2018. 1. 11. 9. 12 21.5%. 10 95 /442. 1. 51.6% 2. 54.7%. 53.7%. 4.2%. 42.1%. 24.2%. 57.9%. 54.7%. 29.5%. 24.2%. 6.3%. 3.2%. 1.1%. 5.3%. 5.3%. 9.5%. 10.5%. 16.8%. 3.2%. 8.4%. 33.7%. 3.2%. 3.2%. 39.7%. 88.9%. 1.6%. 5.3%. 5.3%. 1. 20.0%. 3 1. 2. 3. 23.2%. 17.9%. 12.6%. 66.3%. 26.3%. 3.2%. 4. 2. 1 31.7% 5. 55.6%. 1. 66.3%. 7.4%. 60.3%. 63.5%. 25.4%. 77.9%. 40.0%. 2.1%. 1.1%. 67.4%. 12.6%. 1.1%. 0.0%. 12.6%. 81.1%. 6.3%. 5.3%. 11.6%. 4.2%. 6.. 7.. 8.. 9.. -17-. 2.1%. 3.2%.
(20) 9.5%. 86.3%. 15.8%. 78.9%. 10.. 11.. IT. 32.6%. 13.7%. 31.6%. 11.6%. 7.4%. 5.3%. 6.3%. 3.2%. 3.2%. 12.. IT. 12.6%. 21.1%. 27.4%. 20.0%. 9.5%. 8.4%. 2.1%. 3.2%. 0.0%. 66.3%. 33.7%. 28.4%. 52.6%. 26.3%. 13.7%. 26.3%. 2.1%. 4.2%. 13.. 14. QR. QR. NPO 54.7%. 43.2%. 64.2%. TV 28.4%. 22.1%. 16.8%. 50.5%. 37.9%. 40.0%. 2.1%. 0.0%. TV 32.6%. 15. 15-1. 15-2 ○○. 15-3 15-4. 15-5. 15-6. 1. 15-7 15-8 15-9 15-10. -18-.
(21) 15-11. ”. ”. 15-12 15-13 15-14 15-15 15-16 15-17 15-18. 15-19 15-20 15-21 15-22 15-23 15-24 15-25 15-26. 15-27. 15-28. GTF. 15-29. ATM. 15-30 15-31. 16. 16-1 16-2. 16-3. 16-4 GTF 16-5 16-6 16-7. 16-8. 3. 2 1. 16-9. 2. MCI. -19-.
(22) 17. 29.5% 20. 55.8% 30. 14.7% 40. 50. 60. 6.3%. 5.3%. 28.4%. 36.8%. 18.9%. 23.2%. 45.3%. 1.1%. 0.0%. 63.2%. 70. 80. 8.4%. 8.4%. 0.0%. 18.. 19.. 1. 4.2%. 27.4%. 60. 1~2. 3. 16.7%. 20.0%. 33.3%. 0.0%. 0.0%. 40.0%. 20.0%. 8.4%. 2.1%. 6.7%. 16.8%. 17.9%. 28.0%. 0.0%. 11.8%. 11.8%. 20.. 26.3%. 68.4%. 40.0%. 21.. 17.9%. 1. 2. 3. 4. 11.8%. 47.1%. 17.6%. 100.0%. 0.0%. 0.0%. 5 11.8%. 22.. 23. 20. 25 1. 60. 70. 80. 23. 22. 90. 4.3%. 13.0%. 69.6%. 26.1%. 56.5%. 26.1%. 4.3%. 56.5%. -20-. 17.4%.
(23) P<0.05. 11. 12. 13. 14.. n. IT. IT. p. p. p. 31. 54.8%. 45.2%. 0.08. 61.3%. 38.7%. 0.08. 29.0%. 71.0% 0.37. 13. 46.2%. 53.8%. 0.75. 46.2%. 53.8%. 1.00. 7.7%. 92.3% 0.03. 30. 46.7%. 53.3%. 0.54. 50.0%. 50.0%. 0.83. 43.3%. 56.7% 0.37. 11. 27.3%. 72.7%. 0.35. 36.4%. 63.6%. 0.53. 63.6%. 36.4% 0.09. 7. 71.4%. 28.6%. 0.13. 71.4%. 28.6%. 0.26. 14.3%. 85.7% 0.25. 5. 60.0%. 40.0%. 0.65. 80.0%. 20.0%. 0.19. 20.0%. 80.0% 0.65. 6. 50.0%. 50.0%. 0.69. 50.0%. 50.0%. 1.00. 33.3%. 66.7% 1.00. 3. 66.7%. 33.3%. 0.57. 100.0%. 0.0%. 0.11. 33.3%. 66.7% 1.00. 12. 41.7%. 58.3%. 1.00. 41.7%. 58.3%. 0.76. 41.7%. 58.3% 0.75. 20. 45.0%. 55.0%. 0.80. 45.0%. 55.0%. 0.80. 20.0%. 80.0% 0.12. 26. 57.7%. 42.3%. 0.06. 69.2%. 30.8%. 0.02. 23.1%. 76.9% 0.10. 19. 52.6%. 47.4%. 0.31. 57.9%. 42.1%. 0.44. 42.1%. 57.9% 0.60. 9. 33.3%. 66.7%. 0.73. 55.6%. 44.4%. 0.74. 44.4%. 55.6% 0.72. 8. 37.5%. 62.5%. 1.00. 37.5%. 62.5%. 0.72. 37.5%. 62.5% 1.00. 2. 50.0%. 50.0%. 1.00. 50.0%. 50.0%. 1.00. 50.0%. 50.0% 1.00. 3. 33.3%. 66.7%. 1.00. 33.3%. 66.7%. 1.00. 66.7%. 33.3% 0.55. 63. 44.4%. 55.6%. 0.52. 49.2%. 50.8%. 0.83. 33.3%. 66.7% 0.32. 32. 37.5%. 62.5%. 0.52. 43.8%. 56.3%. 0.52. 37.5%. 62.5% 0.92. -21-.
(24) NPO. 27. 51.9%. 48.1%. 0.23. 55.6%. 44.4%. 0.38. 33.3%. 66.7% 0.81. 50. 44.0%. 56.0%. 0.69. 52.0%. 48.0%. 0.46. 32.0%. 68.0% 0.30. 25. 32.0%. 68.0%. 0.25. 40.0%. 60.0%. 0.33. 32.0%. 68.0% 0.63. 13. 53.8%. 46.2%. 0.38. 53.8%. 46.2%. 0.77. 38.5%. 61.5% 1.00. 25. 40.0%. 60.0%. 0.80. 48.0%. 52.0%. 0.96. 40.0%. 60.0% 0.70. 52. 42.3%. 57.7%. 0.96. 50.0%. 50.0%. 0.73. 36.5%. 63.5% 0.95. 41. 46.3%. 53.7%. 0.47. 53.7%. 46.3%. 0.37. 43.9%. 56.1% 0.21. 61. 41.0%. 59.0%. 0.77. 47.5%. 52.5%. 0.82. 37.7%. 62.3% 0.82. 48. 45.8%. 54.2%. 0.46. 52.1%. 47.9%. 0.47. 31.3%. 68.8% 0.25. 36. 33.3%. 66.7%. 0.18. 44.4%. 55.6%. 0.54. 41.7%. 58.3% 0.45. 38. 36.8%. 63.2%. 0.40. 47.4%. 52.6%. 0.87. 28.9%. 71.1% 0.19. 27. 48.1%. 51.9%. 0.45. 48.1%. 51.9%. 0.97. 29.6%. 70.4% 0.36. 21. 23.8%. 76.2%. 0.08. 28.6%. 71.4%. 0.05. 33.3%. 66.7% 0.80. 16. 50.0%. 50.0%. 0.58. 50.0%. 50.0%. 1.00. 18.8%. 81.3% 0.15. 31. 45.2%. 54.8%. 0.67. 51.6%. 48.4%. 0.66. 35.5%. 64.5% 0.85. QR QR. TV TV. -22-.
(25) 都市部で暮らす高齢者の見守りに関するアンケート. 解説. 調査概要 2018 年 11 月 9 日から 12 月 10 日、首都圏内で地域包括ケアシステムや高齢者を対 象にした団体等で活動する方、地域包括支援センターにおいて高齢者相談業務に従事す る方、社会福祉協議会においてあんしん生活サポート事業等に従事する方、成年後見に 関わる活動に従事する方、民生委員の活動をしている方、千代田区社会福祉協議会等に においてまちづくりに関連する活動に参加される方 442 名を対象にアンケート調査を 実施した。 調査対象は、東京 23 区内の地域包括支援センター(393 ヵ所)ならびにその他事業 所・個人(49 名)とした。調査は無記名・自記式により実施し、同封の返信用封筒を用 いて調査票を郵送するよう依頼した。. 集計結果 調査票の回収率は 21.5%(95 名/442 名)であった。うち 4 名より、設問への回答を 差し控えたいとの記述が見られた。以下に各設問への回答結果を示す。. 設問 1. 最近 1 ヵ月のご自身の余暇活動について教えてください (複数回答可)。. 余暇活動の活動形態について、選択割合が高い順に同居家族以外の人(n=52, 54.7%)、 一人で(n=51, 53.7%)、同居家族(n=49, 51.6%)であった。余暇活動は行っていない と回答したのは 4.2%(n=4)であった。. 設問 2. 最近 1 ヵ月のご自身の余暇活動について、当てはまるテーマを全て選択してく. ださい。 選択割合が最も高かったのは、料理・食事(n=55, 57.9%)、次に、旅行・まち歩き (n=52, 54.7%)であった。続いて、運動(n=40, 42.1%)、音楽(n=28, 29.5%)、健 康(n=23, 24.2%)、美術・芸術(n=23, 24.2%)、学習(n=19, 20.0%)、ボランティア (n=16, 16.8%)、自治会・民生委員(n=10, 10.5%)であった。写真(n=5)、街の美化 緑化(n=3)、農業(n=1)、防災(n=5)、防犯(n=5)、介護(n=9)を選択した回答者はいずれ も 10%未満であった。なお、活動はしていないと回答したのは 3.2%(n=3)であった。. 設問 3. 現在の余暇活動の頻度を教えてください。. 約 3 割の回答者が、活動頻度が不定期と回答していた(n=32, 33.7%)。その他回答. - 23 -.
(26) 者の内容は、週に 1 回(n=22, 23.2%)、週に 2 回(n=17, 17.9%)、週に 3 回以上(n=12, 12.6%)であった。. 設問 4. 現在の余暇活動の形態を教えてください。. 家族以外から構成されるグループ活動に参加しているのは 66.3%(n=63)、そのうち 半数以上の回答者が 2 グループ以上の活動に参加していた(n=35, 55.6%)。家族以外 のグループ活動に参加していないのは 26.3%(n=25)であった。. 設問 5. 直近 1 年以内に、介護について自分以外の誰かと話しましたか。. 回答者のうち 66.3%(n=63)が介護について話をした、7.4%(n=7)が介護につい て話していない状況であった。その内容は多く選択されていた順に、業務に関わること (n=56, 88.9%)、身内(n=40, 63.5%)ニュース・新聞記事(n=38, 60.3%)、友人・知 人(n=25, 39.7%)、親戚(n=16, 25.4%)であった。. 設問 6. 「高齢者見守りサービス」という用語を見聞きしたことはありますか。. 回答者のうち 77.9%(n=74)が文字・映像を目にしたことがあると回答していた。 40.0%(n=38)が用語を耳にしたことがあると回答した。用語を知らなかったのは 2.1% (n=2)であった。. 設問 7. 現在、「高齢者見守りサービス」に関わるお仕事や活動をしていますか。. 回答者のうち 67.4%(n=64)が高齢者見守りに関わる仕事、12.6%(n=12)がボラ ンティア活動に従事していた。. 設問 8 「高齢者見守りサービス」という言葉からイメージすることについて、もっと もあなたのお考えに近いものを一つだけ選択してください。 最も多く選択されていたのは、身体機能・認知機能の低下を早期発見するための、日 常的な確認・声かけ(n=77, 81.1%)であった。続に選択されていたのは、緊急事態発 生時(転倒による骨折や心肺機能悪化等)の通報システム(n=11, 11.6%)であった。. 設問 9. ご家族またはご自身が、高齢者見守りサービスを利用したことはありますか。. 回答者のうち 9.5%(n=9)が利用したことがある、86.3%(n=82)が利用したこと はない状況であった。. - 24 -.
(27) 設問 10. ご家族またはご自身の将来的な見守りサービス利用について、予定または検. 討していますか。 回答者のうち 15.8%(n=15)が予定または検討している、ならびに 78.9%(n=75) が予定・検討はしていないであった。. 設問 11. 地域での高齢者見守りのために最も有効だと思うことを一つ選択してくださ. い。 最も多く選択されていたのは、家族・親族のサポート(n=31, 32.6%)であった。ま た、近隣住民や民生委員による声かけ・家庭訪問(n=30, 31.6%)もほぼ同率であった。 続いて、親しい友人の声かけ・家庭訪問(n=13, 13.7%)、制度上の安否確認(行政、福 祉サービス、介護保険サービス、成年後見人等による支援) (n=11, 11.6%)が選択され ていた。一方、専門職(医療機関・介護事業者のスタッフ等)の連携(n=7)、マンショ ン管理組合、自治会による居住者の管理(n=5)、有料または有志による、地域性や個別 性に応じた会員サービス(n=6)、情報技術(IT)の活用(n=3)の選択割合はいずれも 10%未満であった。. 設問 12. 高齢者見守りのために二番目に有効だと思うことを一つ選択してください。. 最も多く選択されていた順に、近隣住民や民生委員による声かけ・家庭訪問(n=26, 27.4%)、親しい友人の声かけ・家庭訪問(n=20, 21.1%)、制度上の安否確認(行政、 福祉サービス、介護保険サービス、成年後見人等による支援)(n=19, 20.0%)であっ た。また、家族・親族のサポートを選択したのは 12.6%(n=12)であった。専門職(医 療機関・介護事業者のスタッフ等)の連携(n=9)、マンション管理組合、自治会による 居住者の管理(n=8)、有料または有志による、地域性や個別性に応じた会員サービス (n=2)、情報技術(IT)の活用(n=3)を選択したのはいずれも 10%未満であった。. 設問 13. 以下のうち、ご家族またはご自身のために利用したい見守りサービスはあり. ますか(三つまで選択可)。 最も多く選択されていたのは、身体機能・認知機能の低下を早期発見するための、日 常的な確認・声かけであった(n=63, 66.3%)。次に、緊急事態発生時(転倒による骨折 や心肺機能悪化等)の通報システム(n=50, 52.6%)であった。続いて、食事・服薬が 滞りなく行われていることのチェック(n=32, 33.7%)、家庭内事故(転倒・火傷・火 災・溺水等)を防止するためのアラーム(注意喚起) (n=27, 28.4%)、災害発生後の速 やかな避難やライフライン確保(n=25, 26.3%)、売買契約や高額商品購入時の金銭ト. - 25 -.
(28) ラブル回避(n=25, 26.3%)の順に選択されていた。また、利用したいものはないと回 答していたのは 4.2%(n=4)であった。. 設問 14. 以下のうち、ご興味をお持ちの見守り方法について教えてください(あては. まるもの全て)。 最も多く選択されていたのは、家族または自身が居住する自治体の声かけサービス (行政、医療福祉機関、民生委員等) (n=61, 64.2%)であった。続いて、郵便局員や宅 食・宅配の配達員(ドライバー)による声かけサービス(n=52, 54.7%)、家族または自 身が居住する自治体を対象にした民間の声かけサービス (ボランティア団体、NPO、 株式会社等) (n=48, 50.5%)であった。また、家族または自身が居住する自治体の見守 り用グッズ提供(防犯アラーム、名札等)(n=41, 43.2%)、緊急事態発生時における、 緊急連絡先へのメッセージ・電子メール自動配信(n=38, 40.0%)、身元判明用 QR コ ード付き衣類 (n=36, 37.9%)であった。 別居の家族・親族や友人と会話するための TV 電話(n=31, 32.6%)、体調管理や服薬 管理を手助けしてくれる家庭用ロボット(n=27, 28.4%)、体調管理や服薬管理を手助 けしてくれるスマートフォン・タブレット用アプリ(n=21, 22.1%)など、回答者の 3 割程度が情報技術を用いたツールへ関心を持っていることがうかがえた。. 設問 15. 高齢者の見守りが有効に機能した事例をご存知でしたら、差し支えない範囲. にて教えてください。 31 件の記載が確認できた。主に、独居等で孤立していた高齢者への介護サービス導 入、医療機関への搬送、高齢者見守りグッズ(キーホルダー、緊急通報システム等)の 活用、住民・事業者による救助、金銭トラブルの回避に分類された。. 設問 16. その他、ご意見・アイデア等がありましたら、お書きください。. 9 件のコメントが寄せられた。安否確認の旗掲示、町会・自治会への入会促進、エン ディングノート活用、学生ボランティアの協力、医療機関との連携強化、介護施設の利 用(家族の疲弊回避)等の記述が見受けられた。. 設問 17. ご回答いただく方について教えてください。. 回答者のうち当欄に記載したのは、81 名。回答者に占める割合は、女性 55.8%(n=53)、 男性 29.5%(n=28)であった。 回答者の年代は割合が多い順に 50 代(n=35, 36.8%)、40 代(n=27, 28.4%)、60 代. - 26 -.
(29) (n=8, 8.4%)、70 代(n=8, 8.4%)、20 代(n=6, 6.3%)、30 代(n=5, 5.3%)であった。. 設問 18. 世帯構成を教えてください。 . 回答者の約半数が親または子孫と同居していた(n=43, 45.3%)。続いて、夫婦のみ (n=22, 23.2%)、独居(n=18, 18.9%)であった。. 設問 19. 現在の生活形態を教えてください。. 回答者のうち 63.2%(n=60)が介護を要する家族はいない状況であった。介護を要 する家族と別居している回答者は 27.4%(n=26)、介護を要する家族と同居しているの は 4.2%(n=4)であった。介護を要する家族と別居している回答者のうち、33.3%(n=10) が移動時間 3 時間以上であった。移動時間 1-2 時間が 20.0%(n=6)、移動時間 60 分 未満が 16.7%(n=5)であった。同一市町村に居住している回答者は 6.7%(n=2)であ った。ご家族以外に介護が必要な親戚がいる回答者が 16.8%(n=16)、介護が必要な親 戚はいない回答者が 17.9%(n=17)であった。. 設問 20. 配偶者または親御さんの状況について、以下のうち当てはまるものを全て選. 択してください。 配偶者または両親が介護保険サービスを利用していない回答者は 68.4%(n=65)、介 護保険サービスを利用中または申請中の回答者は 26.3%(n=25)であった。利用する 人で最も割合が高かったのは父(n=10, 40.0%)または母(n=10, 40.0%)であった。続 いて、義母(n=7, 28.0%)、義父(n=5, 20.0%)であった。. 設問 21. 配偶者または親御さんが介護保険サービスを利用している、または申請中と. 回答した方にお尋ねします。 配偶者または親御さんの認定状況について、当てはまるものを全て選択してください。 要介護認定(n=17, 17.9%)、要支援認定(n=8, 8.4%)、介護保険申請中(n=2, 2.1%) であった。家族が要介護認定を受けていると回答した約半数が、要介護 2(n=8 , 47.1%) であった。続いて要介護 3(n=3 ,17.6%)であった。要介護 1 (n=2)、要介護 4(n=2)、 要介護 5(n=2)はいずれも 11.8%であった。介護保険申請中の回答者家族は、いずれも 要介護認定予定であった(n=2, 100.0%)。. 設問 22. 配偶者または親御さんが介護保険サービスを利用している、または申請中と. 回答した方にお尋ねします。. - 27 -.
(30) サービスを利用する方(予定含む)の介助について教えてください。 設問 20 で介護保険サービス利利用または申請中と回答した 25 名中 23 名が設問 22 に回答。そのうち家族の複数が介護サービス利用・利用予定の方は 1 名であった。 利用者の年代は多く該当していた順に、80 代(n=16, 69.6%)、90 代以上(n=6, 26.1%)、 70 代(n=3, 13.0%)、60 代以下(n=1, 4.3%)であった。. クロス集計結果 余暇活動として「運動」あるいは「運動または健康」を選択していることや、介護を 要する家族の有無により「地域での高齢者見守りのために最も有効だと思うこと」の回 答割合に差があるかどうかを確認するため、カイ二乗検定を行った。P<0.05 を有意差 ありとした。 クロス集計対象項目は以下 4 項目である。 設問 11. 地域での高齢者見守りのために最も有効だと思うことを一つ選択してください。. 設問 12. 高齢者見守りのために二番目に有効だと思うことを一つ選択してください。. 設問 13. ご家族またはご自身のために利用したい見守りサービスはありますか。. 設問 14. ご興味をお持ちの見守り方法について教えてください。. クロス集計の結果、有意差が確認できたのは以下 1)∼3)であった。 1)介護を有する家族がいない場合、介護を有する家族がいる場合よりも地域での高齢 者見守りのために最も有効だと思うこととして「親しい友人の声かけ・家庭訪問」を選 択していた(92.3%Vs. 7.7%, p<0.05)。. 2)余暇活動の内容として「運動または健康」を選択していた場合、それ以外の活動を 選択していた場合よりも「近隣住民や民生委員による声かけ・家庭訪問」を選択してい た(69.2%Vs. 30.8%, p<0.05)。. 3)余暇活動の内容として「運動または健康」を選択してなかった場合、選択していた 場合よりも興味を持つ見守り方法として「体調管理や服薬管理を手助けしてくれるスマ ートフォン・タブレット用アプリ」を選択していた(28.6%Vs. 71.4%, p<0.05)。. - 28 -.
(31) 調査票回答者の自由記載等から、以下 4 点を検討した。. 地域性を生かした取り組み 設問 15 では、31 件の記載が確認できた。主に、独居等で孤立していた高齢者への介 護サービス導入、医療機関への搬送、高齢者見守りグッズ(キーホルダー、緊急通報シ ステム等)の活用、住民・事業者による救助、金銭トラブルの回避に分類された。 都市部の特性として、マンション住民の割合が郊外より高いことが挙げられる。当調 査結果においても管理人や同一マンションの住民、新聞配達員といった家族以外の人の 支援が有効に働いているという記述が複数見受けられた。また、認知症カフェや高齢者 向けイベント、地域活性プロジェクトを活用した普及啓発など、豊富な活動形態を有し、 かつ人口が多く協力者を募りやすい都市部ならではの取り組みも確認できた。. 一般化できそうな取り組み 上記同様、設問 15 の記述内容を踏まえると、マンション管理人や宅配業者の「見守 り・気づき」、行政職員や民生委員の「家庭訪問」、見守りキーホルダーや緊急通報シス テム等の「ツール活用」が高齢者見守りについては、有効に機能した事例の共通キーワ ードになりうると考えられる。 特に都市部は、核家族化やオートロックマンションの増加などにより、見守りが必要 な高齢者の孤立化が進みやすい環境下にある。プライバシー重視の考えから、日常生活 に家族以外の人が関与することへ拒否反応を示す高齢者も少なくないと思われるが、認 知機能や身体機能に不安がないときから不測の事態の対処法を確立することが重要で ある。また、マンション管理人・宅配業者・民生委員・ボランティア等、必ずしも高齢 者支援の専門家でない人が「気づき」や「声かけ」をするとき、各支援者の行為が標準 化されるような「ガイドライン」や「チェックリスト」が作成されると良いと考える。. 見守りサービスのあり方や継続性を担保するためのアイデア 設問 16 では、9 件のコメントが寄せられた。そのうち継続性担保するためのアイデ アに関する記述は以下のとおりである。記述のとおり、今日から即実行できるようなこ とや世帯構成員以外の人との協力関係構築に関することが挙げられた。 ・ 安否確認の黄色旗を毎日掲示 ・ 医療機関との連携強化 ・ (家族の疲弊回避のため)介護施設の利用促進 ・ 町会・自治会への入会促進. - 29 -.
(32) ・ 学生ボランティアの協力 ・ エンディングノート活用. 今後の課題 クロス集計の結果から、余暇活動内容が運動・健康に該当するとき、高齢者見守りの ために重要なこととして近隣住民や民生委員による声かけ・家庭訪問を選択した回答者 の割合が高かった。また、介護を要する家族がいないとき、親しい友人の声かけ・家庭 訪問を選択した割合が高い状況であった。各回答者の健康・運動活動の強度や難度は不 問のため本人の日常生活動作(ADL)が自立しているとは断定できないが、運動や健康 に関する活動を志向する人々は、高齢者見守りにおいて家族以外のサポートが望ましい と考えていることが推察される。 今回の調査では、回答者の 6 割以上が介護を要する家族はいないと回答しており、介 護を要する家族と同居するのは 4.4%であった。したがって、当調査結果は業務上介護 のことを扱うものの、私生活では必ずしも介護が身近ではない回答者の傾向が多く含ま れる可能性がある。今後は、私生活で介護に接する人へのヒアリング等を重ねるなど、 私生活において介護が身近な人の余暇活動や意向の分析を進めることができれば良い と考える。 一方、余暇活動として運動・健康を選択していないとき、興味を持つ見守り方法とし て体調管理や服薬管理を手助けしてくれる スマートフォン・タブレット用アプリ が高 い割合で選択されていた。他の選択肢に 家庭用ロボット や TV 電話 等、情報技術を用 いたコミュニケーション・ツールを掲げていたが、集計結果にて有意差が見られたのは 本項目のみであった。本調査における回答者の 50%強が 50 代以上であったことを踏 まえても、スマートフォンやタブレットパソコンはシニア層含め広く普及し、かつ身近 な存在として位置付けられていることが推察される。 余暇活動として運動・健康を選択していないときに有意差が生じた背景については、 当調査の回答者のうち運動・健康に関する余暇活動をしていない人が近隣住民の手助け よりもスマートフォンやタブレットパソコンのような情報ツール活用を好む傾向であ った可能性や、現在治療や服薬を行っている環境から自身の QOL 向上に役立ちそうな 情報ツールに興味を示した可能性が考えられる。 ここ数年でスマートフォンやタブレットは広く普及し、健康・運動に関するアプリは 有料・無料関わらず多く目にするようになったものの、自身がアプリをダウンロードす る際は多くの人がダウンロード画面のレビューや専門家のレビューサイトを参考にし ていると思われる。ただし、アプリ継続には同一地域の仲間など 顔の見える関係 から. - 30 -.
(33) の口コミが有用であると思われる。アプリのレビュー会や同一アプリを用いた健康・運 動活動等の集いへの参加を習慣化することは、自分以外の人とコミュニケーションを図 る機会づくり、すなわち引きこもり防止にも寄与すると考える。. - 31 -.
(34) 2018 年 11 月 関係者各位 特定非営利活動法人しましま健康研究所. 都市部で暮らす高齢者の見守りに関するアンケート. ご協力のお願い. 平素より当法人の事業運営にご協力賜り、深く御礼申し上げます。 当法人では、都心部における地域包括ケアシステムの現況を把握・分析し、さら なる質向上に寄与するアイデアを集積するため、標記アンケート調査を実施するこ ととなりました。 ご多忙のところ大変お手数をお掛け致しますが、下記をご参照のうえご協力いた だけますよう、お願い申し上げます。 記 〔ご回答について〕 ・ 当アンケート調査は、地域包括ケアシステムや高齢者を対象にした団体等で活動 する関係者の皆様、地域包括支援センターにおいて高齢者相談業務に従事する方、 社会福祉協議会においてあんしん生活サポート事業等に従事する方、成年後見に 関わる活動に従事する方、民生委員の活動をしている方、まちづくりに関連する 活動にて代表理事鶴岡とお名刺交換をさせていただいた方を対象に実施しており ます。 ・ 同封のアンケート調査用紙(6 枚)の設問にご記入ください。設問は 23 項目です。 ・ 同封の返信用封筒にアンケート用紙を同封のうえ、2018 年 12 月 10 日までにご投 函ください。 〔調査について〕 ・ 当アンケート調査は、公益財団法人在宅医療助成勇美記念財団 の助成(2017 年 度 指定公募:介護保険以外のインフォーマル介護サービス者の実態について) により実施しております。集計結果は、回答者が特定できないようにコード化の うえ分析し、同財団報告書または関連学会等での発表を予定しております。 〔問い合わせ先〕 ・ メールアドレス [email protected] 特定非営利活動法人しましま健康研究所 代表理事 鶴岡麻子 宛 〔アンケート用紙返信先(調査実施団体)〕 〒102-0083 東京都千代田区麹町 2-14-6 麹町パレス 9 階 特定非営利活動法人しましま健康研究所 団体ホームページ URL http://www.rism2.org/. 以上 -32-.
(35) 都市部で暮らす高齢者の見守りに関するアンケート. 以下の設問 1 23 について、当てはまる項目への☑(レ点チェック)または記載欄 への記入をお願いします。 1.. 2.. 最近 1 ヵ月のご自身の余暇活動について教えてください(当てはまるもの全て)。 □同居家族と余暇活動を行った. □同居家族以外の人と余暇活動を行った. □一人で余暇活動を行った. □余暇活動は行っていない. 最近 1 ヵ月のご自身の余暇活動について、当てはまるテーマを全て選択してく ださい。 □運動. □健康. □学習. □街の美化緑化. □ボランティア. 3.. □料理・食事. □旅行・まち歩き. □農業. □防災. □活動はしていない. □防犯. □音楽. □美術・芸術. □介護. □自治会・民生委員. □その他(内容:. ). 現在の余暇活動の頻度を教えてください。 □週に 1 回. □週に 2 回. □週に 3 回以上. □不定期. □余暇活動はしていない. □その他(. 4.. □写真. ). 現在の余暇活動の形態を教えてください。 □家族以外から構成されるグループ活動に参加している (参加数は. □1 グループ. □2 グループ以上). □家族以外から構成されるグループ活動には参加していない □その他(. 5.. ). 直近 1 年以内に、介護について自分以外の誰かと話しましたか。 □介護について話をした その内容は. □ニュース・新聞記事 □友人・知人のこと. □身内のこと. □親戚のこと. □業務に関わること. □介護について話していない. - 32 -. □その他(. ).
(36) 6.. 「高齢者見守りサービス」という用語を見聞きしたことはありますか。 □文字・映像を目にしたことがある. □用語を耳にしたことがある. □知らなかった. □似た用語を見聞きした(名称:. 7.. ). 現在、「高齢者見守りサービス」に関わるお仕事や活動をしていますか。 □高齢者見守りに関わる仕事に従事している. □高齢者見守りに関わるボランティア活動に従事している □高齢者見守りに関わる仕事またはボランティア以外の活動に従事している (内容:. ). □高齢者見守りに関わる仕事やボランティア活動はしていない □その他(. 8.. ). 「高齢者見守りサービス」という言葉からイメージすることについて、もっと もあなたのお考えに近いものを一つだけ選択してください。. □身体機能・認知機能の低下を早期発見するための、日常的な確認・声かけ □食事・服薬が滞りなく行われていることのチェック □家庭内事故(転倒・火傷・火災・. 水等)を防止するためのアラーム(注意喚起). □緊急事態発生時(転倒による骨折や心肺機能悪化等)の通報システム □災害発生後の速やかな避難やライフライン確保 □外出中に道に迷ったときのサポート(身元情報や帰宅手順を示す情報提示) □売買契約や高額商品購入時の金銭トラブル回避 □住居侵入や金品持ち出し等の防犯対策 □その他(. 9.. ). ご家族またはご自身が、高齢者見守りサービスを利用したことはありますか。 □ある. □ない. 10. ご家族またはご自身の将来的な見守りサービス利用について、予定または検討 していますか。 □予定または検討している(内容:. ). □予定・検討はしていない. - 33 -.
(37) 11. 地域での高齢者見守りのために最も有効だと思うことを一つ選択してください。 □家族・親族のサポート □親しい友人の声かけ・家庭訪問 □近隣住民や民生委員による声かけ・家庭訪問 □制度上の安否確認(行政、福祉サービス、介護保険サービス、成年後見人等による支援) □専門職(医療機関・介護事業者のスタッフ等)の連携 □マンション管理組合、自治会による居住者の管理 □有料または有志による、地域性や個別性に応じた会員サービス □情報技術(IT)の活用 □その他(. ). 12. 高齢者見守りのために二番目に有効だと思うことを一つ選択してください。 □家族・親族のサポート □親しい友人の声かけ・家庭訪問 □近隣住民や民生委員による声かけ・家庭訪問 □制度上の安否確認(行政、福祉サービス、介護保険サービス、成年後見人等による支援) □専門職(医療機関・介護事業者のスタッフ等)の連携 □マンション管理組合、自治会による居住者の管理 □有料または有志による、地域性や個別性に応じた会員サービス □情報技術(IT)の活用 □その他(. ). 13. 以下のうち、ご家族またはご自身のために利用したい見守りサービスはありま すか(三つまで選択可)。 □身体機能・認知機能の低下を早期発見するための、日常的な確認・声かけ □食事・服薬が滞りなく行われていることのチェック □家庭内事故(転倒・火傷・火災・. 水等)を防止するためのアラーム(注意喚起). □緊急事態発生時(転倒による骨折や心肺機能悪化等)の通報システム □災害発生後の速やかな避難やライフライン確保 □外出中に道に迷ったときのサポート(身元情報や帰宅手順を示す情報提示) □売買契約や高額商品購入時の金銭トラブル回避 □その他(. ). □利用したいものはない. - 34 -.
(38) 14. 以下のうち、ご興味をお持ちの見守り方法について教えてください(あてはま るもの全て)。 □郵便局員や宅食・宅配の配達員(ドライバー)による声かけサービス □家族または自身が居住する自治体の見守り用グッズ提供(防犯アラーム、名札等) □家族または自身が居住する自治体の声かけサービス(行政、医療福祉機関、民生委員等) □家族または自身が居住する自治体を対象にした民間の声かけサービス (ボランティア団体、NPO、株式会社等) □身元判明用 QR コード付き衣類 (衣類タグに掲載の QR コードを読み取ると、氏名・居住地・緊急連絡先がわかるもの) □緊急事態発生時における、緊急連絡先へのメッセージ・電子メール自動配信 □体調管理や服薬管理を手助けしてくれる家庭用ロボット □体調管理や服薬管理を手助けしてくれるスマートフォン・タブレット用アプリ □体調管理や服薬管理を手助けしてくれる TV 画面 □別居の家族・親族や友人と会話するための TV 電話 □その他(. ). □いずれにも興味なし. 15. 高齢者の見守りが有効に機能した事例をご存知でしたら、差し支えない範囲に て教えてください。. 16. その他、ご意見・アイデア等がありましたら、お書きください。. - 35 -.
(39) ・・ご回答いただいた方について(差し支えない範囲にてお教えください) ・・. 17. ご回答いただく方について教えてください。 性別. □男性. 年代. □20 代. □女性 □30 代. □40 代. □50 代. □60 代. □70 代. □80 代以上. 18. 世帯構成を教えてください。 □独居. □夫婦のみ. □親または子孫と同居. □その他(内容:. ). 19. 現在の生活形態を教えてください。 □介護を要する家族と同居している □介護を要する家族と別居している 距離について. □同一区市町村. □移動時間 60 分未満. □移動時間 1∼2 時間. □移動時間 3 時間以上. □介護を要する家族と別居しているが、1 年以内に同居予定である □介護を要する家族はいない ご家族以外について. □介護が必要な親戚がいる. □介護が必要な親戚はいない. 20. 配偶者または親御さんの状況について、以下のうち当てはまるものを全て選択 してください。 □介護保険サービスを利用している、または申請中である (利用する人は. □夫. □妻. □父. □義父. □母. □義母 □その他). □介護保険サービスを利用していない 21. 配偶者または親御さんが介護保険サービスを利用している、または申請中と回 答した方にお尋ねします。配偶者または親御さんの認定状況について、当ては まるものを全て選択してください。 □要介護認定. (分類は. □要介護 1. □要介護 2. □要介護 5. □不明). □要介護 3. □要介護 4. □要支援認定 □申請中. (分類は. □要介護認定予定. - 36 -. □要支援認定予定. □不明).
(40) 22. 配偶者または親御さんが介護保険サービスを利用している、または申請中と回 答した方にお尋ねします。サービスを利用する方(予定含む)の介助について 教えてください。 介助を受けられる方に. 【二人目以降】お二人以上のご家族が介護保険サービスを利用または利. ついて. 用予定の場合は、以下の欄にご記入ください. 二人目. 三人目. 四人目. 年代は. 年代は. 年代は. 年代は. □60 代以下. □60 代以下. □60 代以下. □60 代以下. □70 代. □70 代. □70 代. □70 代. □80 代. □80 代. □80 代. □80 代. □90 代以上. □90 代以上. □90 代以上. □90 代以上. 介助内容は. 介助内容は. 介助内容は. 介助内容は. □入浴、食事、排せつ. □入浴、食事、排せつ. □入浴、食事、排せつ. □入浴、食事、排せつ. □洗濯、掃除. □洗濯、掃除. □洗濯、掃除. □洗濯、掃除. □. □. □. □. 徊時の探索. 徊時の探索. 徊時の探索. 徊時の探索. □歩行訓練、日常生活. □歩行訓練、日常生. □歩行訓練、日常生. □歩行訓練、日常生. に必要な機能訓練. 活に必要な機能訓練. 活に必要な機能訓練. 活に必要な機能訓練. □医療関連行為. □医療関連行為. □医療関連行為. □医療関連行為. 23. 当調査の回答内容について、後日インタビュー・ヒアリング調査に応じていた だける方は、以下にご連絡先をご記入ください。 ご所属・お名前: 連絡先(メールアドレスまたは電話番号):. アンケートは以上で終了です。ご回答ありがとうございました。 同封の返信用封筒を用いて、アンケート用紙をご提出ください。. 回答期限:2018 年 12 月 10 日(月). - 37 -.
(41) 見守りサービスの現状と課題 ∼高齢者世帯に関わるボランティア団体や市民成年後見人等の活動から∼ 完了報告書 本研究は、公益財団法人在宅医療助成勇美記念財団 2017 年度指定公募:「介護 保険以外のインフォーマル介護サービス者の実態について」 の助成により実施 しました。.
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