純資産総額
29億円
第1期
(2016年4月18日~ 2016年9月15日)
騰落率
△4.5%
分配金合計
60円
(注) 騰落率は分配金(税引前)を分配時に再投資したものとみなして
計算したものです。
ニッセイ/BEA
ユニオン インベストメント・
アジアボンド・セレクション
(3ヵ月決算型)
追加型投信/海外/債券
交付運用報告書
作成対象期間:2016年4月18日~ 2016年9月15日
第1期(決算日 2016年9月15日)
受益者の皆様へ
平素は格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。
さて「ニッセイ/BEA ユニオン インベストメント・
アジアボンド・セレクション(3ヵ月決算型)」は、
このたび第1期の決算を行いました。
当ファンドは、
「NAMアジア・ローカル・カレンシー・
ボンド・ファンド」への投資を通じて、日本を除く
アジア各国の現地通貨建て債券を実質的な主要投資
対象とし、安定した金利収入の確保および信託財産
の成長を図ることを目標に運用を行いました。ここに
運用状況をご報告申し上げます。
今後とも是非ご継続頂き、いっそうのご愛顧を賜り
ますようお願い申し上げます。
特化型
商品内容、運用状況などについてのお問い合わせ先
0120-762-506
(コールセンター)
http://www.nam.co.jp/
お客様の口座内容に関するご照会は、お申し込みされた
販売会社にお問い合わせください。
受付時間は営業日の午前9時から午後5時までです。
運用経過
(2016年4月18日から2016年9月15日まで)
基準価額等の推移
10
20
30
40
50
60
0
9,000
9,250
9,500
9,750
10,000
10,250
10,500
(2016.6) (2016.8)
(円) (億円)
設定時
(2016.4.18) (2016.9.15)第1期末
純資産総額(右軸)
基準価額(左軸)
税引前分配金再投資基準価額(左軸)
設定時
10,000円
第1期末
9,495円
既払分配金
60円
騰落率
(分配金再投資ベース) △4.5%
(注1) 税引前分配金再投資基準価額は、分配金(税引前)を分配時に再投資したものとみなして計算したもので、ファンド運用の実質的な
パフォーマンスを示すものであり、設定時の基準価額にあわせて指数化しています。
(注2) 分配金を再投資するかどうかについてはお客様がご利用のコースにより異なり、また、ファンドの購入価額により課税条件も異なり
ますので、お客様の損益の状況を示すものではありません。
■基準価額の主な変動要因
当作成期の基準価額は、アジア現地通貨建て債券市場は、アジア各国の中央銀行による政策金利
の引き下げや金融緩和政策のほか、米利上げの後ずれなどを背景に上昇したものの、為替市場にお
いては、イギリスの欧州連合(EU)離脱をめぐる国民投票において、EU離脱派が勝利したこと
を受けて、投資家のリスク回避姿勢が強まったことなどを背景に、主要通貨に対して円高が進行し
たことから、下落しました。
1万口当たりの費用明細
項目
第1期
項目の概要
2016年4月18日~2016年9月15日
金額
比率
信託報酬
47円
0.482% 信託報酬=期中の平均基準価額 × 信託報酬率 × 期中の日数
年間の日数
期中の平均基準価額は9,654円です。
(投信会社)
(17) (0.179) ファンドの運用、法定書類等の作成、基準価額の算出等の対価
(販売会社)
(28) (0.290) 購入後の情報提供、運用報告書等各種書類の送付、口座内でのファンド
の管理および事務手続き等の対価
(受託銀行)
( 1) (0.013) ファンドの財産の保管・管理、委託会社からの指図の実行等の対価
その他費用
0
0.003
その他費用=期中のその他費用/期中の平均受益権口数
(監査費用)
( 0) (0.003) 公募投資信託は、外部の監査法人等によるファンドの会計監査が義務付
けられているため、当該監査にかかる監査法人等に支払う費用
(その他)
( 0) (0.000) ・ 信託事務の諸費用:信託財産に関する租税、信託事務の処理に要する
諸費用
・ 借入金の利息:受託会社等から一時的に資金を借り入れた場合(立替
金も含む)に発生する利息
合計
47
0.485
(注1) 作成期中の費用(消費税のかかるものは消費税を含む)は追加、解約によって受益権口数に変動があるため、項目の概要の簡便法に
より算出した結果です。なお、その他費用は、このファンドが組み入れているマザーファンドが支払った金額のうち、このファンドに
対応するものを含みます。
(注2) 金額欄は各項目ごとに円未満は四捨五入しています。
(注3) 比率欄は「1万口当たりのそれぞれの費用金額」を期中の平均基準価額で除して100を乗じたものです。
(注4) 各項目の費用は、当ファンドが組み入れている外国投資信託証券が支払った費用を含みません(マザーファンドを除く)。
最近5年間の基準価額等の推移
10
20
30
40
50
60
0
9,000
9,250
9,500
9,750
10,000
10,250
10,500
(2016.4.18) (2016.9.15)
(円) 2016.4.18~2016.9.15(億円)
純資産総額(右軸)
基準価額(左軸)
税引前分配金再投資基準価額(左軸)
決算日
2016年4月18日
2016年9月15日
基準価額(分配落)
(円)
10,000
9,495
期間分配金合計(税引前)
(円)
−
60
税引前分配金再投資基準価額の騰落率
(%)
−
△4.5
純資産総額
(百万円)
3,066
2,923
(注1) 当ファンドの設定日は2016年4月18日です。
(注2) 設定日の基準価額は当初設定価額を、純資産総額は当初設定元本を記載しています。
海外債券市況
98
100
102
104
106
米ドル建てアジア債券指数の推移
(2016.6) (2016.8)
設定時
(2016.4.18) (2016.9.15)第1期末
(注1) 指数は、ブルームバーグのデータを使用しています。
(注2) 米ドル建てアジア債券指数は、Markit iBoxx Asian Local Bond Index(ALBI)です。Markit iBoxx Asian Local Bond
Indexは、マークイット社が算出する債券インデックスであり、その著作権および知的所有権は同社に帰属します。マークイット社
は指数に関し一切の責任を負いません。
当作成期のアジア現地通貨建て債券市場(現地通貨ベース)は、アジア各国の中央銀行による政
策金利の引き下げや金融緩和政策のほか、米利上げの後ずれなどを背景に上昇しました。また社債
市場においても、低金利環境の中、投資家による利回り追求の動きがあったことに加え、エネルギー
および資源関連セクターが好調であったことなどから、堅調に推移しました。
国別では、インドの国債価格が上昇しました。4月に、インド準備銀行(RBI:中央銀行)が
政策金利を引き下げて以来、金融緩和政策を維持していることに加え、インドの上下院で物品・サー
ビス税(GST)導入に向けた憲法改正案が可決されたことなどがプラスに寄与しました。また韓
国においては、世界的な金利低下(債券価格は上昇)や同中央銀行の利下げを背景に、国債価格が
上昇しました。
アジア通貨は、下落しました。イギリスのEU離脱をめぐる国民投票において、EU離脱派が勝
利したことを受けて、投資家のリスク回避姿勢が強まったことなどを背景に、主要通貨に対して円
高が進行しました。特に、産油国であるマレーシアのマレーシア・リンギットは、年初からの原油
価格の上昇等を受けて高騰していたものの、当作成期は調整局面となり大幅に下落しました。
ポートフォリオ
■当ファンド
外国投資信託証券への投資を通じて、日本を除くアジア各国の現地通貨建て債券を実質的な主要
投資対象とし、安定した金利収入の確保および信託財産の成長を図ることを目標に運用を行いまし
た。
■NAMアジア・ローカル・カレンシー・ボンド・ファンド
※ BEA ユニオン インベストメント マネジメント リミテッドの資料(現地における当作成期末基準)に基づき、ニッセイアセットマネジメ
ントが作成しています。
主に日本を除くアジア各国の政府・政府機関、企業等が発行する現地通貨建て債券に投資し、金
利収入の確保と信託財産の長期的な成長を図ることをめざしました。
国・地域別配分については、当作成期末では、組み入れの高い順に韓国(18.2%)、インドネシア
(14.5%)、シンガポール(14.0%)、中国(10.6%)、マレーシア(9.8%)としています。
債券種類別投資状況については、当作成期末では、ソブリン債券(62.8%)、社債(30.5%)、そ
の他(6.7%)となり、組入債券の平均格付は、A格となりました。
(注1) 比率は対純資産総額比です。
(注2) 国・地域はBEA ユニオン インベストメント マネジメント リミテッドの分類によるものです。
(注3) ソブリン債券とは、各国の中央政府やそれに準ずる機関が発行する債券です。
(注4) 格付はムーディーズ社、S&P社、フィッチレーティングス社のうち、最上位の格付を採用しています。左記3社により格付が付与
されていない場合、BEA ユニオン インベストメント マネジメント リミテッドによる社内格付を採用しています。
平均格付とは、投資対象ファンドが組み入れている債券にかかる格付を加重平均したものであり、当ファンドにかかる格付ではあり
ません。
■ニッセイマネーマーケットマザーファンド
安定した収益確保のため、短期証券を中心に投資しました。
ベンチマークとの差異
当ファンドは外国投資信託証券への投資を通じて、日本を除くアジア各国の現地通貨建て債券を
実質的な主要投資対象とし、安定した金利収入の確保および信託財産の成長を図ることを目標に運
用を行います。このため、コンセプトに適った指数が存在しないため、ベンチマークなどを設けて
いません。
分配金
当作成期の分配金は、基準価額水準、市況動向、残存信託期間等を考慮の上、下表の通りとさせ
ていただきました。
なお、分配に充てずに信託財産に留保した収益につきましては、元本部分と同一の運用を行います。
■分配原資の内訳(1万口当たり)
項目
2016年4月18日
第1期
~ 2016年9月15日
当期分配金(税引前)
60円
対基準価額比率
0.63%
当期の収益
60円
当期の収益以外
−
翌期繰越分配対象額
23円
(注1) 当期の収益、当期の収益以外は小数点以下切り捨てで算出して
いるため、合計が当期分配金と一致しない場合があります。
(注2) 当期分配金の対基準価額比率は当期分配金(税引前)の期末基
準価額(分配金込み)に対する比率で、ファンドの収益率とは
異なります。
<課税上の取り扱いについて>
・ 分配金は、分配後の基準価額と個々の受益者の個別元本との差により、
「普通分配金」と「元本払戻金(特別分配金)」に分かれます。分配後
の基準価額が個別元本と同額または上回る場合は、全額が普通分配金
となり、分配後の基準価額が個別元本を下回る場合は、下回る部分が
元本払戻金(特別分配金)、残りの部分が普通分配金となります。
・ 受益者は普通分配金に対し課税されます。
・ 元本払戻金(特別分配金)が発生した場合、個別元本から元本払戻金(特
別分配金)を控除した額が、その後の新しい個別元本となります。
ファンドデータ
当ファンドの組入資産の内容
■組入ファンド
第1期末
2016年9月15日
NAMアジア・ローカル・カレンシー・
ボンド・ファンド
98.3%
ニッセイマネーマーケットマザーファンド
0.0
(注1) 組入比率は純資産総額に対する評価額の割合です。
(注2) 組入全ファンドを記載しています。
■純資産等
項目
2016年9月15日
第1期末
純資産総額
2,923,727,412円
受益権総口数
3,079,265,638口
1万口当たり基準価額
9,495円
(注) 当作成期間中における追加設定元本額は34,721,439円、同解約元本額は21,967,900円です。
■資産別配分
■国別配分
■通貨別配分
外国投資信託証券
98.3% 100.0%円
その他
1.7% その他1.7%
親投資信託受益証券
0.0%
ケイマン諸島
98.3%
- 15 -
ニッセイマネーマーケットマザーファンドの概要
■基準価額の推移
■上位銘柄
銘柄名 通貨 比率
平成18年度第10回 兵庫県公募公債 円 20.1%
第41回 共同発行市場公募地方債 円 20.0
平成18年度第2回 静岡県公募公債 円 19.9
第16回 名古屋市5年公募公債 円 19.9
組入銘柄数 4
■1万口当たりの費用明細
当 期 (2015年 10月 16日 ~
2016年4月15日)における費用
はありません。
■資産別配分
■国別配分
■通貨別配分
(注1)基準価額の推移および1万口当たりの費用明細は、マザーファンドの直近の決算期のものです。費用項目の概要については2ページ
をご参照ください。
(注2) 上位銘柄、資産別・国別・通貨別配分は、マザーファンド決算日(2016年4月15日現在)のものであり、比率はマザーファンドの純
資産総額に対する評価額の割合です。
(注3) 全銘柄に関する詳細な情報につきましては、運用報告書(全体版)の組入有価証券明細表をご参照ください。
10,029
10,030
10,031
10,032
10,033
10,034
第8期末
(2015.10.15)
(円)
(2015.12) (2016.2) (2016.4.15)第9期末
79.9%
20.1%
国内債券
その他
日本
100.0% 100.0%円
− 10 −
参考情報
■代表的な資産クラスとの騰落率の比較
65.0 64.7
46.9
43.7
-27.7 -17.4
34.9
当ファンド 日本株 先進国株 新興国株 日本国債 先進国債 新興国債
2011年9月~2016年8月
(%)
-80.0
-60.0
-20.0
-40.0
0.0
80.0
60.0
100.0
20.0
40.0
最大値
最小値
平均値
9.3
-22.0 -18.0
0.5
-12.3
15.0 17.0
4.6 2.9 9.7 4.8
(注1) 上記は、当ファンドの騰落率(税引前分配金再投資基準価額騰落率)と代表的な資産クラスの騰落率を比較したものであり、各資産
クラスは当ファンドの投資対象を表しているものではありません。
(注2) 上記期間の各月末における直近1年間の騰落率の平均・最大・最小を、当ファンドおよび他の代表的な資産クラスについて表示した
ものであり、決算日に対応した数値とは異なります。
(注3) 当ファンドについては設定日以降のデータが1年分に満たないため、比較すべきデータが存在しません。
<代表的な資産クラスにおける各資産クラスの指数>
日 本 株・・・TOPIX(東証株価指数)(配当込み)
先 進 国 株・・・MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円ベース)
新 興 国 株・・・MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み、円ベース)
日 本 国 債・・・NOMURA−BPI 国債
先 進 国 債・・・シティ世界国債インデックス(除く日本、円ベース)
新 興 国 債・・・JPモルガンGBI−EMグローバル・ディバーシファイド(円ベース)
・ すべての資産クラスが当ファンドの投資対象とは限りません。
・ 海外の指数は、「為替ヘッジなし(対円)」の指数を採用しています。
・ TOPIX(東証株価指数)は、株式会社東京証券取引所の知的財産であり、指数の算出、指数値の公表、利用など同指数に関するすべ
ての権利は、株式会社東京証券取引所が有しています。
・ MSCIコクサイ・インデックスは、MSCI Inc.が公表している指数です。同指数に関する著作権、知的財産権、その他一切の権利は
MSCI Inc.に帰属します。また、MSCI Inc.は同指数の内容を変更する権利および公表を停止する権利を有しています。
・ MSCIエマージング・マーケット・インデックスは、MSCI Inc.が公表している指数です。同指数に関する著作権、知的財産権、その
他一切の権利はMSCI Inc.に帰属します。また、MSCI Inc.は同指数の内容を変更する権利および公表を停止する権利を有しています。