三井住友アセットマネジメント株式会社 ⾦融商品取引業者 関東財務局⻑(⾦商)第399号 ■資料の作成、設定・運⽤
2016年2⽉
SMBC⽇興証券株式会社 ⾦融商品取引業者 関東財務局⻑(⾦商)第2251号 ■投資信託説明書(交付⽬論⾒書)のご請求・お申込み販売⽤資料
2016年8⽉
運⽤実績
(2012年5⽉31⽇(設定⽇)〜2016年6⽉30⽇)
(注1)基準価額、税引前分配⾦再投資基準価額は、1万⼝当たり、信託報酬控除後。 (注2)税引前分配⾦再投資基準価額は、分配⾦(税引前)を分配時に再投資したものと仮定して計算しており、実際の基準価額とは異なります。 (注3)「対前期末基準価額⽐率」は、各期の分配⾦(税引前)の前期末基準価額(分配⾦お⽀払い後)に対する⽐率で、当ファンドの収益率とは異なります。第1〜46期と設定来累計の欄は、 それぞれの分配⾦累計(税引前)の設定時10,000円に対する⽐率です。「騰落率」は税引前分配⾦再投資基準価額を基に算出したものであり、実際の投資家利回りとは異なります。 ※上記は過去の実績であり、将来の運⽤成果および分配をお約束するものではありません。分配⾦額は委託会社が収益分配⽅針に基づき基準価額⽔準や市場動向等を勘案して決定します。ただし、 委託会社の判断により分配を⾏わない場合もあります。【2016年6⽉30⽇現在】
0
400
800
1,200
1,600
7,500
10,000
12,500
15,000
17,500
12/5
12/11
13/5
13/11
14/5
14/11
15/5
15/11
16/5
純資産総額(右軸)
税引前分配⾦再投資基準価額(左軸)
基準価額(左軸)
(円)
(億円)
(年/⽉)
基準価額および純資産総額の推移
税引前分配⾦
再投資基準価額
14,467円
純資産総額
約643億円
基準価額
7,721円
分配⾦実績(1万⼝当たり、税引前)
-
2016/4/26 2016/5/26 2016/6/27
設定来累計
第1〜46期
第47期
第48期
第49期
6⽉30⽇まで
分配⾦
6,180円
140円
140円
140円
6,600円
(対前期末基準価額⽐率)(61.8%)
(1.6%)
(1.6%)
(1.7%)
(66.0%)
騰落率
(税引前分配⾦再投資ベース)56.7%
0.2%
-1.7%
-6.8%
44.7%
※格付は主要格付機関のデータを基に作成しています。 ※格付機関による格付がない場合の格付は、コタック・マヒンドラ(UK)のデータを使⽤しています。 ※償還⽇について繰上償還条項が付与されている場合は繰上償還発効⽇を表⽰しております。 ※格付は当ファンドが保有している債券にかかる信⽤格付であり、当ファンドに対する格付ないし保証ではありません。 ※⾒出しに**が付いている項⽬は、組⼊ファンドの運⽤会社であるコタック・マヒンドラ(UK)から提供を受けたデータに基づいて算出しております。掲載している数値は、提供されたデータを当ファンドに 実質換算したものです。
※組⼊⽐率は、当ファンドの純資産を100%として計算した値で、債券評価額には未収利息等が含まれます。
ポートフォリオ:組⼊上位10銘柄
(2016年6⽉30⽇時点)
(組⼊銘柄数:95)
通貨
クーポン(%)
償還⽇
格付
組⼊⽐率(%)
1 インド国債
インドルピー
7.59
2029/3/20
BBB-
6.2
2 カナラ銀⾏
インドルピー
8.40
2026/4/27
BBB-
5.9
3 インド国債
インドルピー
7.73
2034/12/19 BBB-
4.4
4 リライアンス・ホールディングス
⽶ドル
5.40
2022/2/14
BBB-
4.3
5 インド国債
インドルピー
8.24
2033/11/10 BBB-
3.4
6 ウッタール・プラデーシュ州債
インドルピー
8.25
2023/6/2
BBB-
3.3
7 ICICI銀⾏
⽶ドル
5.75
2020/11/16 BBB-
3.0
8 HPCL・ミタル・パイプライン
インドルピー
4.00
2022/8/21
BB+
2.8
9 インド国債
インドルピー
9.15
2024/11/14 BBB-
2.7
10 インド輸出⼊銀⾏
⽶ドル
2.75
2020/4/1
BBB-
2.4
銘柄名
組⼊上位10銘柄**
ポートフォリオ:概要
(2016年6⽉30⽇時点)
※⾒出しに**が付いている項⽬は、組⼊ファンドの運⽤会社であるコタック・マヒンドラ(UK)から提供を受けたデータに基づいて算出しております。掲載している数値は、提供されたデータを当ファンドに 実質換算したものです。 ※ポートフォリオ概況の各数値は、ポートフォリオが保有する各銘柄の数値を加重平均した値です。 ※平均格付とは、2016年6⽉30⽇時点で当ファンドが保有している債券にかかる信⽤格付を加重 平均したものであり、当ファンドにかかる信⽤格付ではありません。 ※上記特性値はポートフォリオ組⼊れのCDを含んでおります。 ※⽶ドル建て債券に投資を⾏う場合は、実質的にインドルピー建てとなるよう為替取引を⾏います。 上記は2016年6⽉30⽇時点の[インドルピーNDFインプライド⾦利(20⽇移動平均)-⽶ドル短期⾦利]と[インドル ピー短期⾦利-⽶ドル短期⾦利]の低い⽅の数値に⽶ドル建て債券の構成⽐率を乗じた理論的な数値です。実際の運⽤に おける数値とは異なります。将来の運⽤成果・分配⾦等を約束・⽰唆するものではありません。 (出所)Bloomberg残存年数(年)
7.7
直接利回り(%)
6.5
最終利回り(%)
6.4
クーポン(%)
6.7
修正デュレーション(年)
5.1
平均格付
BBB-ポートフォリオ概況**
為替取引によるファンドへの影響額試算(年率、%)
1.7
<ご参考情報>
種別構成⽐率(%)**
国債・州政府債
39.9
国際機関債
0.0
社債
53.4
その他
0.0
通貨別債券構成⽐率(%)**
⽶ドル建て
26.4
インドルピー建て
66.9
その他
0.0
為替取引後通貨構成⽐率(%)**
インドルピー
94.2
アメリカドル
0.2
その他
5.6
(ご参考)為替取引によるプレミアム考慮後の試算
債券部分の利回り
6.4%
(2016年6⽉30⽇時点)
<為替取引によるプレミアムの推移>
債券部分の利回り
6.4%
(2016年6⽉30⽇時点)
為替取引による
プレミアム
1.7%
(2016年6⽉30⽇時点)
為替取引による
プレミアム考慮後の利回り
8.1%
<為替取引によるプレミアムの推移>は、[インドルピーNDFインプライド⾦利(20⽇移動平均)-⽶ドル短期⾦利]と[インドルピー短期⾦利-⽶ドル短期⾦利]の低い⽅の数値に⽶ドル建て債券の構 成⽐率を乗じた理論的な数値です。 (注1)為替取引によるプレミアム/コストは13ページを参照。 (注2)データは2009年1⽉末〜2016年6⽉30⽇。⽶ドル建て債券の⽐率は、3ページの組⼊⽐率を使⽤。債券部分の利回りは、2016年6⽉30⽇時点を使⽤。 (注3)債券部分の利回りは、ファンドが投資対象とする外国投資信託の保有債券全体の最終利回りを表⽰しています。 (注4)⾦利⽔準や取引⼿数料等の変動により、上記の為替取引によるプレミアム/コストから乖離する場合があります。 (出所)Bloomberg
インド債券からの⾦利収益の他に、⽶ドル建て債券に投資を⾏う場合は、実質的にインドルピー建てとなるよう為替取引を⾏うことで、
プレミアム分
(注1)の利回りの上乗せが期待されます。
ただし、この為替取引によりインドルピー建て資産を保有するのと同様の為替変動の影響を受けます。
※上記は過去のデータを基に当社が⾏ったシミュレーションの結果であり、当ファンドの運⽤実績ではありません。また、当ファンドの将来の運⽤成果等を⽰唆あるいは保証するものでもありません。⼀定の前提条件に 基づくものであり、経費等は考慮されていません。実際の運⽤においては、市場動向等の諸条件が異なることによりパフォーマンス等は⼤きく異なります。 0 1 2 3 4 09/1 10/1 11/1 12/1 13/1 14/1 15/1 16/1 (%) (年/⽉)1.7%
ファンドの特徴
1. 主として、インドの債券等に投資することにより、安定的な⾦利収益の確保と信託財産の成⻑を⽬指します。
インドの債券とは、国債、政府機関債、地⽅債、社債、国際機関債等です。
社債は、インドの企業およびその⼦会社や関連会社等が発⾏する債券等とします。
インドルピー建ての債券のほか⽶ドル建て等の債券に投資を⾏います。⽶ドル建て等の債券に投資を⾏う場合は、原則として実質的にインドルピー
建てとなるよう為替取引を⾏います。
ファンド・オブ・ファンズ⽅式で運⽤を⾏います。
原則として、対円での為替ヘッジは⾏いません。
※インド国内のインドルピー建て債券への投資は、投資ライセンスおよび投資枠の関係で⼤幅に制限される場合があります。
2. 実質的な運⽤は、現地の債券運⽤に強みを持つ「コタック・マヒンドラ」グループが⾏います。
外国投資信託の配分⽐率に関し、コタック・マヒンドラ(UK)の投資助⾔を受けます。
投資対象とする外国投資信託は、コタック・マヒンドラ(UK)が運⽤を⾏います。
3. 毎⽉決算を⾏い、決算毎に分配を⾏うことを⽬指します。
毎⽉26⽇(休業⽇の場合は翌営業⽇)に決算を⾏い、分配を⾏うことを⽬指します。
分配⾦額は分配⽅針に基づき委託会社が決定しますが、市況動向等によっては、分配を⾏わない場合もあるため、将来の分配⾦の⽀払いおよび
その⾦額について保証するものではありません。
※ 資⾦動向、市況動向等によっては、上記のような運⽤ができない場合があります。
1
2
3
当ファンドの名称変更について 2016年2⽉26⽇付で、当ファンドの名称が下記のように変更されています。 「⽇興コタック・インド債券ファンド(毎⽉分配型)」→ 「インド債券ファンド(毎⽉分配型)」 上記の名称変更に伴い、2016年2⽉27⽇付の⽇本経済新聞朝刊より「オープン基準価格」欄の表記も下記のように変更されています。 「NKインド債」→「インド債毎⽉」
モディ政権は単独政権のため、⾸相就任後に各種経済改⾰を⽮継ぎ早に実施し、このことを背景に財政⾚字の削減・インフラ整備・企
業誘致策の進展等への対応が期待できます。今後、さらにインドのポテンシャルを活かす各種政策の実施により、成⻑を加速していくもの
と期待されます。
新時代に⼊ったインド経済
決まらない
政治
のある政治
スピード感
●単独政権であることに加え、鉄道や国防等の閣僚を増員し意思決定加速化
●各種分野でキーパーソンを任命し改⾰を促進
(注)財政⾚字は対GDP⽐率。 (出所)インド政府、Bloomberg、各種報道等⾮効率な
税収体系
不⼗分な
インフラ
不⼗分な
投資環境
インフラ拡充
投資環境の
改善
●財政⾚字2017年度に3%⽬標
(2015年度3.9%、2016年度3.5% )
●消費者物価指数2017年までに2%〜6%⽬標
●インフラ整備向けの⽀出を拡充
●インフラ向け⺠間融資への特例優遇政策
●外国企業の積極的誘致
●製造業を対象とした経済特区の設置
効率的な
税収体系
●全国⼀律の間接税体系へ
●物品・サービス税(GST)の導⼊へ
緊迫した
財政
ファンダメンタルズ
の改善
インドの改⾰
8.5 7.1 6.6 5.5 4.7 4.2 3.9 3.3 0 3 6 9 12 15 ブラジル インドネシア フィリピン ロシア 中国 インド タイ マレーシア (%)
インド債券市場の魅⼒:相対的に⾼い利回り⽔準
主な新興国の国債(現地通貨建て)利回り
(注)データは2016年6⽉末時点、JPモルガンGBI-EM Broadの各国利回り。 (出所)FactSet主な新興国の社債(⽶ドル建て)利回り
(注)データは2016年6⽉末時点、JPモルガンCEMBI Broadの各国利回り。 (出所) FactSet ※上記は過去の実績であり、当ファンドの将来の運⽤成果等を⽰唆あるいは保証するものではありません。
インドルピー建て国債の利回りは、主な新興国の現地通貨建ての国債と⽐べて相対的に⾼い⽔準にあります。
⼀⽅、インドの⽶ドル建て社債は、主な新興国の⽶ドル建て社債に⽐べて、利回りは相対的に⾼くありませんが、当ファンドにおいては為
替取引を⾏っており、プレミアム*による利回りの上乗せが期待されます。
*詳細は、4、13ページ参照
11.9 8.4 7.6 7.6 4.7 3.7 2.8 1.9 0 3 6 9 12 15 ブラジル ロシア インド インドネシア フィリピン マレーシア 中国 タイ (%)-6
-4
-2
0
2
4
6
8
10
12
07/12 08/12 09/12 10/12 11/12 12/12 13/12 14/12 15/12
(%)
(年/⽉)
卸売物価指数(前年同⽉⽐)
消費者物価指数(前年同⽉⽐)
インド政策⾦利
インド10年国債利回り
インド債券市場の魅⼒:物価の安定
インフレ率と政策⾦利の推移
(注1)左グラフのデータは2007年12⽉〜2016年6⽉。消費者物価指数のみ2012年2⽉〜2016年6⽉。政策⾦利は各⽉末値。 (注2)右グラフのデータは2013年9⽉と2016年6⽉の変化幅。 (注3)インド政策⾦利はレポ⾦利を使⽤。 (注4)2014年1⽉以降の消費者物価指数は新ベースの消費者物価指数(基準年と品⽬変更)。 (出所)Bloomberg ※上記は過去の実績であり、当ファンドの将来の運⽤成果等を⽰唆あるいは保証するものではありません。
2013年9⽉にインド準備銀⾏総裁に就任したラジャン⽒の⼿腕によりインドのインフレ率は低下しました。インフレ率の安定により、政策
⾦利が引き下げられ、インド10年国債の利回りは低下(債券価格は上昇)しました。
政策⽬標となっている消費者物価指数の伸び率は2014年末以降、⽬標幅の2%〜6%で推移しており、今後も安定的な推移が期
待されます。
ラジャン⽒ 総裁就任後のインフレ率と⾦利の変化幅
卸売物価指数
(前年同⽉⽐)
消費者物価指数
(前年同⽉⽐) インド政策⾦利
インド10年国債
利回り
ラジャン⽒ 総裁就任
2013年9⽉
-7 -6 -5 -4 -3 -2 -1 0 (%) -5.4 -4.1 -1.0 -1.3※ラジャン総裁は2016年6⽉18⽇に、2016年9⽉4⽇付で任期満了・退任する意向を表明しています。
インド債券市場の魅⼒:拡⼤する債券市場
※上記は過去の実績であり、当ファンドの将来の運⽤成果等を⽰唆あるいは保証するものではありません。
インド債券市場においては、外国機関投資家に対して投資枠の規制(FII制度)が設けられていますが、2015年からは州政府債への
投資も可能となるなど、投資枠の規制は徐々に緩和されており、債券市場拡⼤の追い⾵となることが期待されます。
インド債券市場の時価総額の推移
(注)データは2006年3⽉末〜2016年3⽉末。 (出所)ナショナル証券取引所国内債券市場への投資にあたっては、FII(Foreign Institutional Investors)ラ
イセンスに基づく投資枠が必要です。
FII制度では債券種別毎に上限が定められており、原則としてファンド毎に国債、社債へ
の投資枠取得が必要となります。
投資枠は拡⼤されつつあり、今後の債券市場拡⼤が期待されます。
FII制度について
投資枠の推移
(注)データは各年末時点。 (出所)インド証券取引委員会等0
1,000
2,000
3,000
4,000
5,000
2011
2012
2013
2014
2015(年)
国債
州政府債
社債
(10億インドルピー)
0
2,000
4,000
6,000
8,000
10,000
06/3 07/3 08/3 09/3 10/3 11/3 12/3 13/3 14/3 15/3 16/3
(億⽶ドル)
(年/⽉)
国債・地⽅債
社債等
予想・政策⽬標 5 6 7 8 9 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 (年) ムーディーズ(右軸) S&P(左軸) BBB BBB-BB+ BB Baa2 Baa3 Ba1 Ba2 (格付け) (格付け)
▲ 3.5
▲ 3.0 ▲ 3.0
▲ 8
▲ 6
▲ 4
▲ 2
0
09
10
11
12
13
14
15
16
17
18
▲3.9
財政⾚字の対GDP⽐
(年度) (%) 投資適格各国の実質GDP成⻑率予想
インド債券市場の魅⼒:堅調なインド経済と格上げ期待
※上記は過去の実績および予想であり、当ファンドの将来の運⽤成果等を⽰唆あるいは保証するものではありません。
インドの今後5年間のGDP成⻑率予想は、他の新興国と⽐較しても相対的に⾼く、中国を上回りG20の中では最⾼⽔準にあります。
⼤⼿格付会社ムーディーズは2011年12⽉、中⻑期的な経済成⻑が期待されることから⻑期債格付けを「Ba1」から「Baa3」に格上げ
し、投資適格としました。中⻑期的な経済成⻑期待や財政⾚字の削減等により今後、更なる格上げが期待されます。
(注)実質GDP成⻑率予想は2016年〜2020年の年平均。IMFによる予想値。 (出所)IMFインドの格付けと財政⾚字(対GDP)の推移
0.2 0.6 3.1 4.8 5.5 6.1 6.3 7.6 0 3 6 9 ブラジル ロシア タイ マレーシア インドネシア 中国 フィリピン インド (%)09
10
11
12
13
14
15
16
17
18
(年度) (注1)財政⾚字(対GDP⽐)のデータは2009年度〜2018年度。年度は当年4⽉〜翌年3⽉。 2015年度は政府による予想、2016年度以降は政策⽬標。 (注2)格付けデータは2009年4⽉末〜2016年6⽉末。 (注3)格付けは⾃国通貨建て⻑期債格付けを使⽤。 (出所)インド政府、Bloomberg等インド債券市場の魅⼒:パフォーマンス
(注1)データは2006年6⽉末〜2016年6⽉末、2006年6⽉末を100として指数化。
(注2)国債はJPモルガンGBI-EM Broadインド、社債はJPモルガンCEMBI Broadインドを使⽤(いずれも⽶ドルベース)。 (出所)JPモルガン ※上記は過去の実績であり、当ファンドの将来の運⽤成果等を⽰唆あるいは保証するものではありません。
インド債券のパフォーマンス
202.5
156.6
50
100
150
200
250
06/6
07/6
08/6
09/6
10/6
11/6
12/6
13/6
14/6
15/6
16/6
(ポイント)
(年/⽉)
社債
国債
2013年4⽉以降の急激なインドルピー安によるインフレ懸念等により、インド債券は下落しましたが、同年9⽉にインド準備銀⾏総裁に
就任したラジャン⽒の機動的な⾦融政策等を好感し、再び良好なパフォーマンスを取り戻しています。
※ラジャン総裁は2016年6⽉18⽇に、2016年9⽉4⽇付で任期満了・退任する意向を表明しています。
19.2
18.4
16.9
13.7
13.4
10.1
0
5
10
15
20
25
ロシア・ルーブル
ブラジル・レアル
豪ドル
ユーロ
インドルピー
⽶ドル
(%)
インドルピーの為替レートと経常収⽀(対GDP⽐)の推移
(注1)経常収⽀(対GDP⽐)の2016年以降はIMFによる予想。 (注2)為替レートは2009年1⽉末〜2016年6⽉末。 (出所)Bloomberg、IMF ※上記は過去の実績および予想であり、当ファンドの将来の運⽤成果等を⽰唆あるいは保証するものではありません。各国・地域の通貨の為替変動リスク
インドルピーの魅⼒
経常収⽀は、⾚字幅が拡⼤していた2009年〜2012年の時期と⽐べて改善しており、今後も⾚字幅は低位で推移すると予想されます。
過去10年の為替変動リスク(値動きの幅)では、インドルピーはユーロとほぼ同⽔準であり、他の新興国等の通貨と⽐較して、変動リ
スクが⼩さく、相対的に値動きが安定しています。
⼩ リスク ⼤ (注1)データは2006年6⽉末〜2016年6⽉末。 (注2)各国通貨(対円)の⽉次騰落率から求めた標準偏差を年率換算したものを使⽤。 (出所)Bloomberg 42 47 52 57 62 67 72 1.10 1.35 1.60 1.85 2.10 2.35 2.60 09/1 10/1 11/1 12/1 13/1 14/1 15/1 16/1 17/1 18/1 (ルピー/⽶ドル) (円/ルピー) 対円(左軸) 対⽶ドル(右軸、逆⽬盛) ルピー⾼ ルピー安 ▲ 6 ▲ 5 ▲ 4 ▲ 3 ▲ 2 ▲ 1 0 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18(%)
予想
経常収⽀の対GDP⽐
(年)
09
10
11
12
13
14
15
16
17
18
為替取引によるプレミアム/コストのイメージ
⽶ドル建て等の債券に投資した場合、⽶ドル売りインドルピー買いの為替取引を⾏うため、為替取引によるプレミアム/コスト(⽶ドルと
インドルピーの短期⾦利差に相当する収益/費⽤)が発⽣します。
⽶ドル売りインドルピー買いの為替取引に直物為替先渡取引(NDF)を⽤いた場合、短期⾦利差が理論上期待される⽔準とは⼤き
く異なる場合があります。
⽶ドル 短期 ⾦ 利*為替取引によるプレミアム/コストとは為替取引を⾏った結果、付随的に得られる2通貨
間の短期⾦利差(収益/費⽤)のことです。
インドルピーの短期⾦利が⽶ドルの短期 ⾦利を上回っている場合、その⾦利差が 為替取引によるプレミアム(収益)となり ます。 インドルピーの短期⾦利が⽶ドルの短 期⾦利を下回っている場合、その⾦利 差が為替取引によるコスト(費⽤)と なります。 インドルピ ー 短期 ⾦ 利 短期⾦ ⽶ドル 利 為替取引による プレミアム 為替取引による コスト インド ルピ ー 短期 ⾦ 利 ※上記は為替取引によるプレミアム/コストについて理解を深めていただくためのイメージ図です。【変動する短期⾦利差】
「為替取引によるプレミアム/コスト」の⽔準は、短期⾦利の変化により影響を受けるため、
拡⼤することもあれば、縮⼩することもあります。 さらに、将来、短期⾦利が逆転し、「為替
取引によるプレミアム」が「為替取引によるコスト」となる可能性があります。
インドルピーの短期⾦利
<NDF(20⽇移動平均)と市場⾦利の乖離の例>
(注1)データは2009年1⽉末〜2016年6⽉末。 (注2)市場⾦利はインターバンク⾦利(1ヵ⽉もの)。 (出所)Bloomberg ※NDFとはノン・デリバラブル・フォワードの略で、決済にあたり、該当通貨ではなく主に⽶ドル等が⽤いられ る短期の為替先渡取引の⼀種です。また、取引レートと決済レートの差額のみが決済されます(差⾦ 決済)。当局から国外での該当通貨の流通が規制されている場合や、取引量が少ない等の理由から 該当通貨で決済をすることが難しい場合等に利⽤されます。[為替プレミアムのイメージ]
[為替コストのイメージ]
0 2 4 6 8 10 12 14 16 09/1 10/1 11/1 12/1 13/1 14/1 15/1 16/1 (%) (年/⽉)NDF
(20⽇移動平均)
市場⾦利
■
沿⾰・株主・グループ
「コタック・マヒンドラ」グループは、傘下に商業銀⾏、証券会社、資産運⽤会社、⽣命保険、投資銀
⾏等を持つ、インドのトップクラスの総合⾦融グループの⼀つです。
投資対象とする外国投資信託の運⽤会社であるコタック・マヒンドラ(UK)は、1994年に設⽴さ
れました。
その親会社であるコタック・マヒンドラ銀⾏はボンベイ、ナショナル両証券取引所に上場しており、その
時価総額は約188.2億⽶ドル(約1.9兆円)に達し、インドの株式時価総額上位50社で構成さ
れる株式指数にも含まれています。
※時価総額は2016年3⽉末時点、同時点の為替レート(1⽶ドル=103.19円)で円換算。
運⽤資産残⾼(2016年3⽉末)
約154億⽶ドル(約1.6兆円)
※2016年3⽉末の為替レート(1⽶ドル=103.19円)で円換算。
拠点数(2016年3⽉末)
「コタック・マヒンドラ」グループは、銀⾏の1,333⽀店を含
む、2,909の拠点を有しています。
海外展開
(出所)「コタック・マヒンドラ」グループ、Bloomberg ニューヨーク モーリシャス ドバイ アブダビ シンガポール インド ロンドン「コタック・マヒンドラ」グループ:概要
※上記の評価・分析は過去の⼀定期間の実績を評価したものであり、将来の運⽤成果を保証するものでは ありません。運⽤会社および上記ファンドを対象とするものであり、当ファンドに係る受賞ではありません。
インド債券に関して、約15年の運⽤実績があります。
インド債券の運⽤チームは14名で構成されています(リサーチ部
⾨含む)。
「コタック・マヒンドラ」グループ全体では、約66億⽶ドル(約6,900億円)の債券運⽤をしています。
2012年 リッパー・ファンド・アワード受賞
<運⽤期間10年以上のインドルピー建て債券ファンド部⾨>
最優秀ファンド
Kotak Bond Regular Plan Growth
(コタック債券レギュラープラン・グロース)
2012年 アウトルック・マネー・アワード受賞
<債券運⽤会社部⾨>
最優秀運⽤会社
マネー・サプライ、外貨準備⾼等のマ
クロ経済指標や、政策、需給動向
等から、経済・市場環境を分析しま
す。
債券のイールドカーブ、修正デュレー
ション、売買⾼等の定量分析を⾏い
ます。
債券の発⾏体の信⽤⼒分析を⾏
います。
債券ポートフォリオ
インド債券運⽤体制
「コタック・マヒンドラ」グループの主な受賞歴
運⽤プロセス
1
経済・市場環境分析
(注)データは2016年3⽉末時点。2016年3⽉末の為替レート(1⽶ドル=103.19円)で円換算。 (出所)「コタック・マヒンドラ」グループ、Bloomberg「コタック・マヒンドラ」グループ:運⽤体制
2
定量分析
3
信⽤⼒分析
※上記の運⽤プロセスは2016年6⽉末時点のものであり、将来変更される場合があります。
当ファンドは、ファンド・オブ・ファンズ⽅式で運⽤を⾏います。
投資
者
︵
受益者︶
インド債券
ファンド
(毎⽉分配型)
<運⽤会社>
三井住友アセット
マネジメント
申込⾦
分配⾦
解約⾦
償還⾦
投資
損益
投資
損益
Kインディア・
インカム・ファンド
(
ケイマン籍外国投資信託(円建て))
<運⽤会社>
コタック・マヒンドラ(UK)
コタック・フレキシー・
デット・ファンド(クラスA)
(モーリシャス籍外国投資信託(円建て))
<運⽤会社>
コタック・マヒンドラ(UK)
ファンド
投資対象とする投資信託
投資
損益
投資
損益
⽶ドル建て等の
インドの債券等
インドルピー建て
および
⽶ドル建て等の
インドの債券等
投資対象資産
原則として、「⽶ドル売り」「インドルピー買い」の為替取引を⾏い、実質的に
「インドルピー」建ての保有と同様の為替変動の効果を⽬指します。
ファンドのしくみ
ファンドのリスクと留意点①
基準価額の変動要因
ファンドは、投資信託を組み⼊れることにより運⽤を⾏います。ファンドが組み⼊れる投資信託は、主として海外の債券を投資対象としており、その価格は、保有する
債券の値動き、当該発⾏者の経営・財務状況の変化、為替相場の変動等の影響により上下します。ファンドが組み⼊れる投資信託の価格の変動により、ファンド
の基準価額も上下します。
基準価額の下落により損失を被り、投資元本を割り込む
ことがあります。
運⽤の結果としてファンドに⽣じた
利益および損失は、すべて受益者に帰属
します。したがって、ファンドは
預貯⾦とは異なり、投資元本が保証されているものではなく
、
⼀定の投資成果を保証するものでもありません。ファンドの主要なリスクは、以下の通りです。
価格変動リスク
債券市場リスク…債券の価格の下落は、基準価額の下落要因です
内外の政治、経済、社会情勢等の影響により債券相場が下落(⾦利が上昇)した場合、ファンドの基準価額が下落する要因となります。また、ファンドが保有
する個々の債券については、下記「信⽤リスク」を負うことにもなります。
信⽤リスク…債務不履⾏の発⽣等は、基準価額の下落要因です
ファンドが投資している有価証券や⾦融商品に債務不履⾏が発⽣あるいは懸念される場合に、当該有価証券や⾦融商品の価格が下がったり、投資資⾦を回
収できなくなったりすることがあります。これらはファンドの基準価額が下落する要因となります。
為替変動リスク…円⾼は基準価額の下落要因です
外貨建資産への投資は、円建資産に投資する場合の通常のリスクのほかに、為替変動による影響を受けます。ファンドが保有する外貨建資産の価格が現地通
貨ベースで上昇する場合であっても、当該現地通貨が対円で下落(円⾼)する場合、円ベースでの評価額は下落することがあります。為替の変動(円⾼)は、
ファンドの基準価額が下落する要因となります。
カントリーリスク…投資国の政治・経済等の不安定化は、基準価額の下落要因です
海外に投資を⾏う場合には、投資する有価証券の発⾏者に起因するリスクのほか、投資先の国の政治・経済・社会状況の不安定化や混乱などによって投資し
た資⾦の回収が困難になることや、その影響により投資する有価証券の価格が⼤きく変動することがあり、基準価額が下落する要因となります。
市場流動性リスク…市場規模の縮⼩・取引量の低下により、不利な条件での取引を余儀なくされることは、基準価額の下落要因です
ファンドの資⾦流出⼊に伴い、有価証券等を⼤量に売買しなければならない場合、あるいは市場を取り巻く外部環境に急激な変化があり、市場規模の縮⼩や市
場の混乱が⽣じた場合等には、必要な取引ができなかったり、通常よりも不利な価格での取引を余儀なくされることがあります。これらはファンドの基準価額が下落
する要因となります。
ファンドのリスクと留意点②
その他の留意点
ファンド固有の留意点
為替取引に関する留意点
ファンドの投資対象である外国投資信託において為替取引を⾏う場合、⼀部の通貨においては、直物為替先渡取引(NDF)を利⽤する場合があります。
NDFの取引価格は、需給や当該通貨に対する期待等の影響により、⾦利差から理論上期待される⽔準とは⼤きく異なる場合があります。したがって、実際の為
替市場や⾦利市場の動向から想定される動きとファンドの基準価額の動きが⼤きく異なることがあります。また、当該取引において、取引先リスク(取引の相⼿⽅
の倒産等により取引が実⾏されないこと)が⽣じる可能性があります。
インドルピー建て債券に関する留意点
インドの債券市場において、外国機関投資家がインドルピー建て債券に投資を⾏う場合、FII(Foreign Institutional Investors)制度に基づく投資ライセ
ンスの取得や⼊札等による投資枠の取得が必要となります。そのため、当初設定から⼀定期間は、インドルピー建て債券への投資割合がゼロとなることが想定され
るほか、投資枠の取得状況や利⽤状況によっては、投資開始後においても当該投資割合が低くなる場合があります。
インドルピー建て債券への投資においては、インカム・ゲインやキャピタル・ゲインに対して課税される場合があります。
今後、上記のFII制度および税制は変更される場合があります。
投資信託に関する留意事項
ファンドのお申込みに関しては、クーリング・オフ制度の適⽤はありません。
投資資産の市場流動性が低下することにより投資資産の取引等が困難となった場合は、ファンドの換⾦申込みの受付けを中⽌すること、および既に受け付けた
換⾦申込みを取り消すことがあります。
前期決算日 *分配対象額500円 当期決算日 分配前 *50円を取崩し 10,550円 10,500円 10,450円 分配金 100円 分配金 100円 *50円 期中収益 (①+②)50円 *500円 (③+④) *450円 (③+④) 当期決算日 分配後 *分配対象額450円 10,450円 前期決算日 *分配対象額500円 当期決算日 分配前 *80円を取崩し 10,400円 10,500円 *80円 配当等収益 ①20円 *500円 (③+④) *420円 (③+④) *80円 配当等収益 ①20円 *500円 (③+④) *420円 (③+④) 当期決算日 分配後 *分配対象額420円 分配金 100円 分配金 100円 10,300円