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平成19年度事業報告

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Academic year: 2021

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1 事業報告

長引く低金利の状況は,依然として上昇する気配がみられず,引き 続き極めて低い金利水準のままとなっていることから,当会の事業収 入である「利息配当」についても,大幅な収入増は見込めない状況と なっている。 また,「受取会員掛金」についても,会員数の減少や会員の世代交代 により前年同様に減収となった。 このようなことから,平成30 年度の事業実施にあたっては,収支の バランス等を考慮しながら,事業計画に基づき,適切かつ効率的に進 め,予定されていた事業を滞りなく遂行することができた。 <実施事業会計>では,公益事業として「学校教材費等助成事業」 を 45 校に助成を行い,「特定寄附」では茨城県陶芸美術館に資料等運 搬用の自動車及び来館者への案内表示等を行うデジタルサイネージを 寄贈した。 <その他会計(一般事業会計)>では,「眼鏡等補助費」の単価を 5,000 円から 10,000 円に引き上げて実施した。また,前年に引き続き 「退職予定者総合検診」では,契約健診機関を1か所増やし 17 の健診 機関で実施した。 <その他会計(退職医療事業会計)>では,退職会員数の増に伴い,

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「人間ドック補助」の個人受診枠を 1,150 名から 1,380 名に増やし, 本会が健診機関と契約し実施する団体受診枠と併せて 2,667 名で実施 した。 福祉厚生事業では,会員からの希望の多い大相撲観戦を1 回から2 回に増やし実施した。 貸付事業では,特例基準割合が引き下がったことから,新規貸付者 及び既存の貸付者全員の貸付利率を 1.7%から 1.6%に引き下げた。 貸付事故に対しては,平成 28 年 4 月から貸付保険を廃止し,貸倒引 当金を引き当てている。平成30 年 7 月に 1 名の自己破産の手続きが確 定し終結したことから,貸倒引当金 1,075,625 円を償還元金に引き当 て貸付残高に充当した。 本会の事業費全体の一般正味財産増減の部における経常収益計は, 全会計を合わせて,決算額で 1,537,728,720 円となり,前年度 1,454,356,154 円と比較して,83,372,566 円の増となった。 経常費用計は,全会計を合わせて 1,503,993,769 円となり,前年度 1,405,631,725 円と比較して,98,362,044 円の増となった。 当期一般正味財産増減額は,全会計を合わせて 33,734,951 円となり, 前年度 48,724,429 円と比較して 14,989,478 円の減となり,一般正味 財産期末残高は1,223,657,221 円となった。 指定正味財産は基本財産の 10,000,000 円で,正味財産期末残高は, 1,233,657,221 円となった。

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<実施事業会計> Ⅰ 一般正味財産増減の部 1 経常増減の部 (1)経常収益計 0 円 (2)経常費用計 6,978,964 円 「学校教材費等助成事業費」では,45 校に対して 4,240,612 円の助成を行った。 「特定寄附」では,茨城県陶芸美術館に 2,428,392 円の自動車 及び309,960 円のデジタルサイネージを寄贈した。 2 経常外増減の部 (1)経常外収益計 0 円 (2)経常外費用計 0 円 他会計振替額 6,978,964 円 その他会計(退職医療事業会計)から公益事業費の額を振り 替えた。当期一般正味財産増減額は 0 円となり,正味財産期末 残高は 0 円である。 <その他会計(一般事業会計)> Ⅰ 一般正味財産増減の部 1 経常増減の部 (1)経常収益計 463,306,689 円

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「受取会員掛金」(給料月額の 5/1,000)は,会員数の減少や世 代交代による会員1 人当たりの掛金額の減少により,決算額は 443,143,090 円となり,前年度と比較して 11,150,327 円の減と なった。 「受取被扶養者掛金」(被扶養者 1 人につき 100 円)について も,被扶養者数の減少により,決算額は 18,333,800 円となり, 前年度と比較して775,600 円の減となった。 各金融機関に預け入れている預金等からの「利息配当」は, 本年度から「特定資産受取利息」と分けて表示したことから,決 算額は 406,449 円となり,前年度と比較して 446,370 円の減とな ったが,「特定資産受取利息」が 690,699 円となったことから, 利息収入全体では増収となった。 資産額に対する運用利回りは 0.29%であり,平成 30 年度末に おける一般事業会計の資産総額は 433,559,679 円で,資産運用の 割合は地方債や譲渡性預金等の有価証券及び定期預金が71.59%, 普通預金が28.41%となった。 (2)経常費用計 376,556,987 円 「給付事業費」全体では,決算額は 367,489,713 円となり,前 年度と比較して2,647,411 円の増となった。 「家族療養費」は,給付件数の減により決算額は 44,715,700 円となり,前年度と比較して2,640,900 円の減となった。 「弔慰金」は,給付件数の増により,決算額は 13,400,000 円

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となり,前年度と比較して 3,600,000 円の増となった。 「医療費」は,給付件数の減により,決算額は 149,721,700 円となり,前年度と比較して5,930,100 円の減となった。 「人間ドック補給金」は,会員数の減少に伴う計画人数の減に より,決算額は38,899,099 円となり,前年度と比較して 1,471,970 円の減となった。なお,計画人数 15,640 名に対して, 15,526 名が受診した。 「配偶者人間ドック補給金」は,決算額は 3,542,447 円となり, 前年度と比較して 94,146 円の減となった。計画人数 500 名に対 して,475 名が受診した。 「脳ドック補給金」は,受診希望者の減少により,決算額は 4,934,920 円となり,前年度と比較して 661,400 円の減となった。 なお,計画人数600 名に対して,441 名が受診した。 「退職予定者総合検診補給金」は,定年退職予定者の減に伴い 受診者が減少したことから,決算額は 15,662,224 円となり,前 年度と比較して 1,741,508 円の減となった。なお,計画人数 637 名に対して595 名が受診した。 「リフレッシュ助成費」については,該当者数の減により,決 算額は 29,450,000 円となり,前年度と比較して 770,000 円の減と なった。 「眼鏡等補助費」は,給付単価を 5,000 円から 10,000 円に引き 上げたことから,決算額は 16,263,000 円となり,前年度と比較し て 11,333,000 円の大幅増となった。

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「福祉厚生事業費」については,観劇,ゴルフ大会,スポーツ 観戦,東京ディズニーリゾート利用補助事業及び茨城空港利用リ フレッシュ助成等の経費で,全体の計画人数 4,790 名に対し 6,908 名の申込みがあり,4,830 名が参加した。特に観劇 4 コースにつ いては,計画人数 1,300 名に対して 2.3 倍となる 2,995 名の申込 みがあり,1,299 名が参加した。決算額は 8,178,002 円となり,前 年度と比較して 136,623 円の増となった。 経常費用計は,決算額 376,556,987 円となり,前年度と比較し て 2,599,504 円の増となった。 当期経常増減額は,決算額で 86,749,702 円となり,前年度と比 較して 13,700,272 円の減となった。 2 経常外増減の部 (1)経常外収益計 0 円 (2)経常外費用計 0 円 他会計振替額 △49,290,271 円 その他会計(一般事業会計)における人件費及びその他の管 理費の額を法人会計へ振り替えた。 当期一般正味財産増減額は,決算額 37,459,431 円となり,前年 度と比較して 17,015,894 円の減となった。 一般正味財産期末残高は,決算額 359,818,010 円となり,前年 度と比較して 37,459,431 円の増となった。

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Ⅱ 指定正味財産増減の部 指定正味財産期末残高は,基本財産の 10,000,000 円である。 Ⅲ 正味財産期末残高 正味財産期末残高は,369,818,010 円となり,前年度と比較して 37,459,431 円の増となった。 平成30 年度末の現職会員の会員数は 21,320 名で,加入率は 99.85% である。前年度末の会員数21,637名と比較をして 317 名の減となった。 <その他会計(退職医療事業会計)> Ⅰ 一般正味財産増減の部 1 経常増減の部 (1)経常収益計 1,074,422,031 円 「受取会員掛金」(給料月額の 5/1,000)は,会員数の減少や世代 交代による会員 1 人当たりの掛金額の減少により,決算額は 443,033,289 円となり,前年度と比較して 11,148,177 円の減とな った。 「受取年齢別負担金」は,退職医療事業に加入するため退職時 に納入するもので,定年退職者の増加及び加入率の上昇に伴う加 入者の増により,決算額は 340,263,000 円となり,前年度と比較 して 63,058,000 円の大幅増となった。平成 30 年度の退職医療事

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業への加入者は,695 名(本人会員 637 名,配偶者会員 58 名)で, 本人会員の移行率(加入率)は 60.21%となった。なお,定年退職 者の移行率は 64.91%となり,前年度と比較して 7.2 ポイントの増 となった。 「特定資産受取利息」は,本年度から,特定預金や特定有価証 券等の利息を含めることとしたため,決算額は 67,446,271 円とな り,前年度と比較して 49,586,929 円の増となった。 一方,「利息配当」は「特定資産受取利息」と別けて表示したこ とから決算額は 1,809,890 円となり,前年度と比較して 47,552,220 円の減となった。 資産額に対する運用利回りは 0.66%であり,平成 30 年度末に おける退職医療事業会計の資産総額は 10,422,196,245 円で,資産 運用の割合は定期預金が 36.53%,有価証券が 57.41%,普通預金 が 6.07%となった。 「給付引当金取崩額」は,給付引当金取崩額と給付引当金繰入額 の差を計上した。退会一時金の給付の増に伴い,決算額は 221,869,581 円となり,前年度と比較して 40,528,802 円の増と なった。 (2)経常費用計 1,029,182,084 円 「給付事業費」全体では,決算額は 1,021,845,982 円となり,前 年度と比較して92,141,143 円の増となった。 現職会員が退職したときに給付する「退会一時金」は,定年退職

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者等の増により,決算額は670,838,682 円となり,前年度と比較し て89,395,743 円の大幅増となった。 「医療補給金」は,請求件数の増により決算額は 270,994,300 円 となり,前年度と比較して 7,337,400 円の増となった。 「無給付者記念品代費」は,給付該当者数の減により,決算額は 10,900,000 円となり,前年度と比較して 300,000 円の減となった。 「人間ドック補助費」は,受診者数の減により給付額が減となっ たことから,決算額は 39,706,000 円となり,前年度と比較して 3,978,000 円の減となった。 「宿泊利用補助費」は,請求件数の増により決算額は 15,852,000 円となり,前年度と比較して483,000 円の増となった。 「福祉厚生事業費」は,日帰り旅行,観劇,ゴルフ大会,東京 ドーム野球観戦,大相撲観戦等を実施した。 特に,大相撲観戦は人気があり計画人数の 6 倍を超える応募があ り,今年度から1 月場所に加え 9 月場所も実施した。 また,日帰り旅行も応募が多いことから1 コース増やし 3 コース で実施の予定だったが,「猿島散策・横須賀軍港めぐり」について は台風の影響により実施を中止した。 観劇 5 コースにおいても計画人数 620 名に対して 955 名の申込 みがあった。全体では,定員 1,730 名に対して 2,246 名の申込み があり,1,151 名が参加した。決算額は 3,728,991 円となり,前年 度と比較して 80,976 円の減となった。 経常費用計は,決算額で 1,029,182,084 円となり,前年度と比較

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して 92,292,763 円の増となった。 当期経常増減額は,決算額で 45,239,947 円となり,前年度と比 較して 2,180,571 円の増となった。 2 経常外増減の部 (1)経常外収益計 0 円 (2)経常外費用計 0 円 他会計振替額 △48,964,427 円 その他会計(退職医療事業会計)における人件費及びその他 の管理費の額を法人会計へ,公益事業費の額を実施事業会計に 振り替えた。 一般正味財産期末残高は,決算額 863,839,211 円となり,前 年度と比較して3,724,480 円の減となった。 Ⅱ 指定正味財産増減の部 指定正味財産期末残高は,0 円である。 Ⅲ 正味財産期末残高 正味財産期末残高は,決算額 863,839,211 円となり,前年度と比 較して 3,724,480 円の減となった。 平成30 年度末の退職医療事業会員数は,退職時から 70 歳までの 給付事業対象者である退職会員が 6,621 名,75 歳まで福祉厚生事業 等に参加できる長寿会員が 2,282 名で,合計 8,903 名となった。前

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年度末の会員数 8,764 名と比較して,139 名の増となった。 退職医療事業会計の給付に必要な責任準備金(全現職会員の掛金 5/1,000 とその利息及び全退職会員の給付積立必要額)の積立率は 100%となっている。 <法人会計> Ⅰ 一般正味財産増減の部 1 経常増減の部 (1)経常収益計 0 円 (2)経常費用計 91,275,734 円 職員の給料等の「人件費」及び事務経費の「その他の管理費」 で,決算額89,085,038 円となり,前年度と比較して 1,395,221 円の増となった。 「退職給付引当金繰入額」は,職員の退職給付金への繰入れで, 決算額 2,190,696 円となり,前年度と比較して 2,076,535 円の増 となった。 当期経常増減額は,決算額△91,275,734 円で,前年度と比較 して3,471,756 円の減となった 2 経常外増減の部 (1)経常外収益計 0 円

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(2)経常外費用計 0 円 他会計振替額 91,275,734 円 その他会計(一般事業会計)とその他会計(退職医療事業会 計)から人件費とその他管理費の額を振り替えた。 当期一般正味財産増減額及び一般正味財産期末残高は,0 円と なった。 Ⅱ 指定正味財産増減の部 指定正味財産期末残高は,0 円である。 Ⅲ 正味財産期末残高 正味財産期末残高は,0 円である。

参照

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