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CLUB B Vol.16|Bライセンスモータースポーツ応援マガジン

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4

日本ラリー選手権は今年も九州

佐賀の地で開幕を迎えた。ツー

ル・ド九州in唐津はすっかり開幕

戦が「定位置」になった感がある。

 今年の全日本ラリーも昨年と同様、計9

戦のスケジュールが組まれ、舗装6戦、グラ

ベル(未舗装)3戦という構成も変わらない。

国内屈指のロングディスタンスグラベルラ

リーである第7戦のRALLY HOKKAIDOはも

ちろん今年もFIAアジアパシフィックラリー

選手権とのダブルタイトル戦となる。

 クラス区分も昨年同様、6クラスだが、そ

の内容については変更があって、クラスに

よっては勢力図が大きく変わった。最も動

きがあったのは昨年、輸入車と86/BRZ勢

が覇を競った旧JN5クラス。FIA規定に沿っ

た本格的なラリーカーをベースに持つ輸入

車勢はJN5クラスに振り分けられた一方、

86/BRZ勢はJN4クラスへと移った。

 JN1とJN2のふたつのクラスはローコス

トで制作できるRPN車両を対象としたクラ

ス。最もノーマル車に近いクラスと考えて

もらえればいい。JN2もJN4も主力車種は

86/BRZなので混乱する人もいるかと思う

が、より改造できるクラスがJN4クラスと

いうことになるわけだ。

 開幕戦ツール・ド九州は唐津市南方の

山岳部をステージとする舗装ラリー。速さ

を競うSS(スペシャルステージ)は14本設

けられ、トータル約69km。リエゾンと呼ば

れる約254kmの移動区間を加えた323km

のルートがラリーの舞台になった。

 スバルWRX、ランサーエボリューション

Xという国内屈指のスポーツモデルが競い

合う最速のJN6クラスは10台がエント

リー。このラリー10連覇中という圧倒的な

速さを見せる勝田範彦は、現行のVAB型

WRXでのこのラリー初優勝を狙って九州

に乗り込んできた。

 勝田のV10はすべてスバルの2リッター

4WDターボによって達成されたもの。長く

回り込んだコーナーが多い唐津地方独特

JRC

2016年JAF全日本ラリー選手権開幕戦ダイジェスト

開幕戦 4/8-10 ツール・ド・九州 in 唐津 2016(佐賀県)

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勝田範彦

WRX

、開幕戦唐津で無敵の

11

連覇達成!

ツール・ド九州マイスターの速さは今年も健在。 見事、11連覇達成の勝田範彦スバルWRX STI。

全国縦断9か所ツアー!

グラベルラリーは

北日本で3戦開催

 4月、九州で開幕した今年の全日本ラリーは、愛知県を代表するスポーツイ ベントとなった11月の新城ラリーまで全9戦が組まれる。全日本選手権は通常、 金曜日にコースの下見を行うレキ、車検などを行い、土日の2日間で競技を 行う。全開で走り順位を競うSS(スペシャルステージ)の総距離はラリーに よって異なるが、100km前後が一般的。最も長丁場の第7戦RALLY HOKKAIDO は200kmを超えることもある。今年は北海道の2戦と福島の1戦がグラベルで、 他6戦は舗装ラリーとなる予定だ。 開催日 開催地(JAF公認コース) 所在地 第1戦 4/8-10 ツール・ド・九州2016 in 唐津 佐賀県 第2戦 4/29-5/1 久万高原ラリー 愛媛県 第3戦 5/20-22 若狭ラリー 2016 福井県 第4戦 6/10-12 がんばろう!福島MSCCラリー 2016 福島県 第5戦 7/1-3 2016 ARKラリー洞爺 北海道 第6戦 8/25-28 モントレー 2016 in 嬬恋 群馬県 第7戦 9/23-25 RALLY HOKKAIDO 北海道 第8戦 10/14-16 第44回M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ 岐阜県 第9戦 11/4-6 新城ラリー 2016 愛知県 JN1 排気量1600cc以下で2WDのRPN車両 および排気量による区分なしのAE車両 主力車種:ZC32Sスイフト、GK5フィット、DJLFSデミオ、NHP10アクアなど JN2 排気量1600ccを超え2000cc以下で2WDのRPN車両 主力車種:ZN6 86、ZC6 BRZ、FD2シビックなど JN3 排気量1500cc以下で2WDのRN車両、RJ車両 主力車種:NCP131ヴィッツ、DJFLSデミオ15MB、SE3P RX-8など JN4 排気量1500ccを超え2500cc以下のRN車両、RJ車両 主力車種:ZN6 86、ZC6 BRZなど、ZC31S&ZC32Sスイフトなど JN5 排気量2500ccを超える2WDのRN車両、RJ車両 および排気量や区分なしのRR車両 主力車種:NCP131改ヴィッツターボ、プジョー208、アバルト500R3Tなど JN6 排気量2500ccを超える4WDのRN車両、RJ車両 主力車種:VAB WRX STI、CZ4Aランサー、MINI JCWクロスオーバーなど 2016年全日本ラリー選手権カレンダー 部門及びクラス区分と主力車種

トップラリーストの迫力の走りは

ギャラリーステージで体験しよう

 インターネットやBSなどで目にするWRC(世界ラ リー選手権)の動画に魅了されている人は少なくない だろう。でも日本じゃ、どうせラリーなんて見れない んでしょ、なんて思ってるキミ、それは大きな勘違い というものだ。全日本ラリーでは一般の人がコースの 間近で迫力の走りを観戦できるギャラリーステージが 用意されている。ギャラリーステージには受付を済ま せた後、自分のクルマで移動するか、シャトルバス等 を使って移動する。受付場所はラリーのサービス会場 の近くだったりすることも多いので、走りだけじゃない ラリーの世界に触れられることもできるゾ。またイベ ントスペースが設けられることも多いので、一日中楽 しめる。なお、ギャラリーステージでは、特にグラベ ルラリーでは砂埃が舞ったりすることもあるので、ア ウトドア感覚の格好をして楽しみたい。

全日本ラリー観戦のススメ

(3)

5

2016 JRC ココに

注目!

2016 JRC ココに

注目!

の地形がインプレッサというクルマの特性

にマッチしたこともあって、連勝を重ねて

きたわけだが、ここ数年はエボXを熟成し

てきた奴田原文雄がステージによっては詰

め寄る場面も。また一昨年から全日本に復

帰した“世界のARAI”こと新井敏弘が同じ

スバルで参戦ということもあって、勝田包

囲網が徐々に狭まりつつある中での開幕

戦となった。

 だが蓋を開けてみればラリーは勝田の独

壇場に。SS1、SS2と連続してぶっちぎり

のベストをマークすると、そのマージンをそ

のまま翌日曜のDAY2に持ち込んで快勝し

た。

「今回の勝利はダンロップのニュータイ

ヤによるところが大きかった」と勝田が振

り返ったように、DL勢は2位鎌田卓麻、3

位福永修と表彰台を独占。

 ADVAN勢は奴田原の4位が最高という

結果に終わったが、奴田原はDAY2の総合

タイムでは3位に入って貴重なDAYポイン

トを奪取し、意地を見せた。唐津初制覇の

野望を今年も果たせなかった新井ともど

も、第2戦以降はADVAN勢の逆襲を期待

したいところだ。

1.最高峰のJN6クラス2年めの鎌田卓麻。ベスト2本を奪う走りを見せて2位に入賞。2.今年はPLUMカラーを纏う福永修はJN6表彰 台の一角を占めた。3.ディフェンディングチャンプ新井敏弘は苦戦を強いられて5位にとどまった。4.ランエボマイスター奴田原 文雄も今回は表彰台を逃し、4位。5.新生JN4クラスでトップ争いを演じた山口清司は2位に食い込んだ。6.JN4クラスは昨年、初 のタイトルを獲得した石川昌平が逆転勝ちと貫禄を見せた。7.輸入車バトルが白熱したJN5クラスはアバルト500を駆った眞貝知 志が昨年に続いて優勝。8.JN3クラスは昨年ヴィッツターボでチャンピオンに輝いた天野智之がNAのヴィッツRSに乗り換えて初 戦を制覇。9.フィット、デミオ15MBが首位争いを演じたJN1クラスは地元九州の三苫和義が全日本初優勝。10.全日本ラリー初お 目見えのシトロエンDS3をドライブした柳澤宏至はDAY2はトップで上がってクラス2位に。11.JN5クラスでRR勢の背後を伺う牟田 周平(右)は3位、ヴィッツGRMNターボを駆る大倉聡(左)は4位につけた。12.JN2クラスでもBRZドライブ2年めとなる期待の 若手、小濱勇希が全日本初優勝をもぎ取った。13.86/BRZのワンメイクとなりそうなJN2クラス。初戦は小濱/馬場雄一組(中央) が優勝を飾った。14.鮮やかなカラーリングが人気を呼んだ小川剛フィットはJN1クラスで3位入賞。15.開幕戦で全日本デビュー を果たしたデミオ15MB。四国のベテラン松原久が2位に入り、ポテンシャルの高さを見せた。

本場欧州生まれのラリーカーが今年は席巻!?

 昨年、アバルト500、プジョー 208、MINIクロスオーバーといった輸 入車が参戦、 黒船来襲 と話題を呼んだ全日本ラリー選手権だが、今 年はさらに、その動きが加速した。FIAのラリー車両規定であるFIA R車 両規定に沿って製作されたプジョー 208 R2、シトロエンDS3 R3といっ た本場のラリーカーが 上陸 したのだ。  FIA R車両をベースとした車両は、国内のラリー車両規定ではRR車両 という扱いを受けることになり、すべてJN5クラスへのエントリーとな る。開幕戦では、208 R2、DS3 R3そして同じくRR車両であるアバルト 500がトップ争いを演じたが、 一年の長 があるアバルトが初戦を制し た。RR車両勢の速さは今後も注目だ。  また開幕戦でデビューを果たしたアルトワークスも注目の一台。か つて全日本ラリーでは軽自動車勢が激しい鍔迫り合いを演じた時期が あったが、アルトの復活 が再びK-CARブームを呼 ぶかも。こちらも目が離 せない。 7 4 3 6 10 11 12 14 1 3 2 4 8 9 13 15 5 1.注目のアルトワークスも今回がデビュー戦。優勝争いには絡めなかったが、そのポテンシャルは要注目だ。 2.昨年、柳澤宏至が駆ったプジョー 208 GTI。RR車両ではないが、十分な速さを備える。今回は柳澤の後輩、 牟田周平がドライブした。3.シトロエンDS3 R3も関根正人のドライブにより、全日本にデビュー。RR車両の速 さを随所で見せつけた。4.プジョー 208 R2も全日本に参戦開始。クスコラリーチームはシトロエンDS3 R3も現 在、国内で準備中。全日本にスポット参戦の可能性もある。 昨年、MINI JCWクロスオーバー を駆った大橋逸夫はMINI ジョ ンクーパーワークスにマシン をチェンジしてJN5に参戦。こ ちらも注目の一台だ。 ギャラリーステージは写真のように十分な安全が確保され た場所から観戦する形になるが、足場が悪い場合もある ので動きやすい格好がオススメ。観戦と併せてイベントス ペースでもラリーの雰囲気を楽しみたい。

(4)

6

ースやラリー、ジムカーナ、ダート

トライアル競技で開催されている

全日本選手権の中で、今年もっと

も早く開幕したのが全日本ジムカーナ選手

権だ。 ジムカーナは、サーキットや平坦な

広場にパイロンを置いて一筆書きのコース

を作り、

1台ずつ走って最速の選手を決める

タイムアタック競技。改造や排気量、駆動

方式などでクラスが分けられており、全日

本選手権では12クラスにJAFタイトルが掛

けられている。

 ドライバーたちは、参加クラスの年間タ

イトル獲得を目指して全8戦を戦い抜くわ

けだが、近年はPN部門への注目が集まっ

ている。今年の開幕戦では競争力の高い

ハイグリップラジアルが新投入されたこと

もあり、Sタイヤと呼ばれる競技向きのタイ

ヤを使うN部門やSA部門を戦ってきた有

力選手がPN部門に移行したり、それに

伴って、従来の勢力図を覆すニューマシン

を投入する動きが多く見られた。

 N部門やSA部門では、旧型のインテグラ

やシビック、ランサーエボリューションⅨ、

RX-7などが未だに高い戦闘力を誇っている

ため、なかなか車両の乗り換えが進まな

かった。そこで誕生したのが現行車を主体

としたPN部門なのだが、ジムカーナでは

新型ロードスターを駆った斉藤邦夫 選手は3位に入り、上々の滑り出し。

JGC

2016年JAF全日本ジムカーナ選手権開幕戦ダイジェスト

開幕戦 3/5-6 全日本ジムカーナ in 岡山国際サーキット surpported by EXEDY(岡山県)

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注目の新型ロードスター、開幕戦で

3

位表彰台!

2016年全日本ジムカーナ選手権カレンダー 部門及びクラス区分と主力車種 開催日 開催地(JAF公認コース) 所在地 第1戦 3/5-6 岡山国際サーキット 岡山県 第2戦 4/23-24 エビスサーキット西コース 福島県 第3戦 5/21-22 名阪スポーツランドCコース 奈良県 第4戦 6/18-19 オートスポーツランドスナガワ 北海道 第5戦 7/16-17 美川スポーツランド 愛媛県 第6戦 8/6-7 ツインリンクもてぎ南コース 栃木県 第7戦 9/10-11 スピードパーク恋の浦 福岡県 第8戦 10/8-9 イオックスアローザスポーツランド 富山県 JAF CUP 11/12-13 スピードパーク恋の浦 福岡県 PN1 排気量1600cc以下でFF、FRのPN車両 主力車種:ZC32Sスイフト、GK5フィット、ND5RCロードスターなど PN2 排気量1600ccを超えるFF、FRのPN車両 主力車種:Z34フェアレディZ、FD2シビック、FK2シビックなど PN3 排気量1600ccを超えるFF、FRのPN車両※1 主力車種:ZN6 86、ZC6 BRZ、新型プジョー208GTiなど PN4 PN1、PN2、PN3に該当しないPN車両 主力車種:VAB WRX STI、CZ4Aランサー、新型エキシージSなど N1 前輪駆動のN車両 主力車種:DC2インテグラなど N2 後輪駆動のN車両 主力車種:NA1 NSX、FD3S RX-7、1117エキシージなど N3 4WDのN車両 主力車種:CZ4A&CT9Aランサー、GRB&GVB WRX STIなど SA1 排気量1600cc以下で2WDのSA車両 主力車種:EK9シビック、EF8 CR-Xなど SA2 排気量1600ccを超える2WDのSA車両 主力車種:NA1 NSX、FD3S RX−7、1117エキシージなど SA3 4WDのSA車両 主力車種:CZ4A&CT9Aランサー、GRB&GVB WRX STIなど SC 排気量や駆動方式による区分なし 主力車種:ZN6 86、CT9Aランサー、EG6シビック、GA2シティなど AE 排気量や駆動方式による区分なし 主力車種:ZF2 CR-Z、ZVW30プリウス、ZE0リーフなど

女性も活躍する全日本ジムカーナ!

「チーム沖縄」もメキメキと躍進中

 ステアリングを速く回したり、思いっきりサイドブレーキ を引くなど、体力勝負な側面を持つジムカーナだが、女 性ドライバーも活躍中だ。華奢で可憐な印象を受ける飯 島かつこ選手は、かつて全日本で入賞経験もある実力派。 現在はインテグラを駆り激戦区N1での入賞を目指してい る。また、はるばる沖縄から参戦している選手たちも注目 株で、リーダー格の高江淳選手は2014年にN1で優勝経 験もある。PN4の石原昌行選手は昨年からスポット参戦し ているが、昨年末に続いて今年の岡山でも3位表彰台を獲 得。N2の喜友名禎選手やSA1神里義嗣選手らと共に沖縄 勢が全日本を席巻する日も近い! ※1=FIA/JAF公認発行年またはJAF登録年が2012年1月1日以降。

全国のジム

カーナでは

多くの女性が

活躍してます

N 1 P N 4 N 1

全国のパイロンコースとサーキットを転戦するツアーシリーズ

全日本ジムカーナ選手権は、近年では1大会につき120 ∼ 160台程度の競技車両が集まり、車両の改造範囲と排 気量や駆動方式で分かれたクラスごとに最速タイムを競い合っている。今年は新たに愛媛県のスキー場「美川ス ポーツランド」が会場に加わり、昨年同様に全国8会場を巡るツアー戦となった。年末には各地方選手権上位選 手との交流戦であるJAFカップが開催されている。シリーズは有効ポイント制で、8戦のうち70%の6戦が有効だ。

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2016 JGC ココに注目!

2016 JGC ココに注目!

「勝てるマシン」に乗り換える動きが活発

で、クラス設立当初はバラエティ豊かだっ

た車種も、数年経つと車両がワンメイク化

してくる傾向が強い。現在のPN1ではスイフ

ト、PN2ではシビックやフェアレディZ、PN4

ではランサーエボリューションⅩなどが多勢

を占めており、PN3は86や BRZをジムカー

ナで活用するべく特殊な区分適用で誕生し

た事実上の専用クラスとなっている。

 そんな、参加車種が固定化する全日本

ジムカーナに、今年の開幕戦では斉藤邦

夫選手がPN1に新型のロードスター、天満

清選手がPN3にプジョー208GTiを持ち込

んで、有力選手がPN部門にスイッチしてき

た。そしてPN4では、PN3チャンプ山野哲

也選手がBRZから現行エキシージSに、

PN4チャンプ岡野博史選手もランサーエ

ボⅩからWRX STIに乗り換えるなど、参加

車両の大幅な若返りも進んだ。

 現行車に標準装備されるセーフティデ

バイスなどの影響から、緒戦では成績が振

るわない選手も多かったが、PN1の斉藤選

手は第1ヒートからクラス3番手タイムに滑

り込み、ジムカーナでは圧倒的に有利な

パッケージを持つスイフトを相手に3位表

彰台を獲得してみせた。

「ターンの立ち上がりなどは明らかにFFの

方が有利。岡山国際というサーキットコー

スだから勝負を五分に持ち込めた。今日は

自分で自分を褒めてあげたい(笑)

」と斉藤

選手は満足げ。後輪駆動を自在に操る楽し

みはFFマシンでは味わえない格別なもの。

注目の新型ロードスター、開幕戦で

3

位表彰台!

1.シビックで第1ヒートから快走したSA1志村雅紀選手。2 位安木美徳選手にコンマ07秒差で久々の優勝を飾った。 2.ドライビングには不満が残るものの、SA2山田寛宣選手 が愛機RX-7にうれしい全日本初優勝をもたらした。3.昨 年SA3連覇を果たした津川信次選手が第1ヒートのタイム で逃げ切り優勝。2位にはエボⅩの佐藤裕樹選手が入り、 PN3ウイナー松本敏選手も併せて愛知のチームアージェ ント勢が大活躍した。4.手塩にかけたインプレッサでSC 連覇を達成した大橋渡選手(写真左)。現在ニューマシ ンを製作中で、借り物のランサーで2位の河村晋一選手 (写真右)に大差を付けて圧勝した。 5.PN3は松本敏選手が2ヒートともベストタイムを刻んで「100%の走りができた」と感無量の勝利。次戦からプジョー 208GTiに乗り換える予定だ。6.兄弟でダブルエントリーする中根卓也選手がPN1で初優勝。7.前後異メーカーのタイヤを 装着したFD2型のシビックを駆り、第2ヒートで大幅にタイムを上げたPN2松本悟選手が全日本初優勝。8.片山誠司選手が 自己最上位タイの2位表彰台。9.新ARTAカラーのBRZに乗り換えて挑んだSA2チャンプ川北忠選手。松本選手を追い詰めた が届かず2位。10.PN車両のエボⅩを新たに製作してクラス移行緒戦でいきなり優勝したPN4野島孝宏選手。11.インテグラ を駆り、若手の台頭を第2ヒートの逆転でピシャリと締めたN1チャンプ朝山崇選手。12.NSXを駆る西森顕選手は2本ともベ ストで逃げ切り優勝。13.高崎くす子カラーの痛車で走る飯坂忠司選手。今年も2位に終わった。14.PN4移行を模索してい た菱井将文選手はN3残留を決定。慣れた岡山国際で圧倒的な速さを披露してオーバーオール優勝を決めた。

PN

に新たな輸入車が仲間入り

 全日本ジムカーナでは、N部門やSA部門でポルシェ 911カレラや1117エキシージなどの輸入車が活躍してき たが、PN部門にもその波が押し寄せてきた。PN3には全 日本ラリーでも活躍するプジョー 208GTi、PN4には主 力の4WDマシンにMR駆動で挑む新型エキシージSが登 場。ともに実力派のベテランが挑むだけに表彰台に上 がる日も近そうだ。そして歴代ランサー・エボをすべて 乗り継いできたPN4岡野博史選手が遂に現行のWRX STI にスイッチ。西原正樹選手と共に、VAB型の全日本ジム カーナ初勝利を目指してマシンの熟成を進めている。 1 3 5 6 8 14 11 13 10 12 7 9

楽しさと成績を両立できる新型ロードス

ターが「勝てるマシン」に仲間入りできるか

どうかは、斉藤選手らの今後の成績次第だ

が、現行車を戦えるマシンに仕上げるべく

日夜努力している有力選手たちの戦いぶり

が、今シーズンの注目ポイントだ!

(6)

8

2016 JDTC ココに注目!

2016 JDTC ココに注目!

ートトライアル競技はジムカーナ

競技の未舗装路版とも言える存

在だが、タイヤと路面の関係は

舗装路面のそれとはまったく違っている。

ダート走行はブロックパターンの角で土を

掻き上げて推進力を得るため、ダートラに

おける「勝てるクルマ」の条件にはタイヤ

を回すパワフルさが必須となる。そのため

現状の全日本選手権では、PN部門のスイ

フト、N部門ではインテグラ、SA部門では

シビック、そして4WDでは部門を問わずラ

ンサーエボリューションなどの高出力型エ

ンジン搭載車が主力で活躍している。

 PN車両が導入されてからは、PN2に86

やBRZが登場して、さらにはデミオディー

ゼルやヴィッツターボが加わるなど、少し

ずつだが戦えるマシンのバリエーションも

増えてきている。ところが、4WDユーザー

にとっては、ランサーエボⅩが販売修了し

た現在、次に乗り換えるべき「勝てるクル

マ」が見えない状況となっている。

 そんな中で、

PN2チャンプ鎌田卓麻選手が

全日本ダートラ開幕戦に初めて持ち込んだ

現行のVAB型 WRX STIには、多くの4WD

ユーザーたちの熱い視線が注がれていた。

 鎌田WRXは年始に行われたシェイクダ

ウンから好調の兆しを見せており、土曜日

の公開練習でも昨年チャンプの荒井信介

選手と同秒台で2番手に付ける速さを見せ

た。しかし、北村和浩選手や大西康弘選手

など強豪ぞろいのSA2のライバルたちも

黙ってはいない。日曜の決勝では第1ヒート

から激しい攻防戦が繰り広げられた。

 前年のシリーズ上位6名にはシード権が

与えられ、路面が良好な後半ゼッケンで走

れるが、鎌田選手はクラス移行に伴いシー

ド権を失い、シード選手の手前で出走して

いる。そこで鎌田選手は、それまで1分51秒

台だったベストタイムをいきなり1分50秒

全日本ラリーでもWRX STIを駆る鎌田卓麻選手。全日本ダー トラに現行型WRXを初めて持ち込み、初勝利に導いた。

JDTC

2016年JAF全日本ダートトライアル選手権開幕戦ダイジェスト

開幕戦 3/19-20 DIRT-TRIAL in NASU(栃木県)

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鎌田卓麻

WRX STI

、衝撃のデビューウィン

2016年全日本ダートトライアル選手権カレンダー 部門及びクラス区分と主力車種 開催日 開催地(JAF公認コース) 所在地 第1戦 3/19-20 丸和オートランド那須 栃木県 第2戦 4/16-17 スピードパーク恋の浦 福岡県 第3戦 5/28-29 オートスポーツランドスナガワ 北海道 第4戦 6/19 輪島市門前モータースポーツ公園 石川県 第5戦 7/10 サーキットパーク切谷内 青森県 第6戦 7/31 丸和オートランド那須 栃木県 第7戦 9/3-4 オートパーク今庄 福井県 第8戦 10/1-2 テクニックステージタカタ 広島県 JAF CUP 11/5-6 オートパーク今庄 福井県 PN1 排気量1600cc以下で2WDのPN車両 主力車種:ZC32&ZC31Sスイフト、DJLFSデミオ15MBなど PN2 排気量1600ccを超える2WDのPN車両※1 主力車種:ZN6 86、ZC6 BRZ、DJ5FSデミオ、NCP131改ヴィッツなど N1 2WDのN車両 主力車種:DC2インテグラ、CJ4Aミラージュ、JN15パルサーなど N2 4WDのN車両 主力車種:CZ4A&CT9Aランサーなど SA1 2WDのSA車両 主力車種:EK9シビック、DC5インテグラ、CJ4Aミラージュなど SA2 4WDのSA車両 主力車種:CZ4A&CT9Aランサー、VAB WRX STIなど SC1 2WDのSC車両 主力車種:EK9&EK4シビック、CJ4A&CA4Aミラージュなど SC2 4WDのSC車両 主力車種:CZ4A&CT9Aランサー、GDBインプレッサWRX STIなど D 排気量や駆動方式によるクラス区分なし 主力車種:CZ4A&CT9Aランサー、GVB WRX STI、ZC6 86など AE 排気量や駆動方式によるクラス区分なし 主力車種:ZVW30プリウス、ZE0リーフなど ※1=FIA/JAF公認発行年またはJAF登録年が2012年1月1日以降。 SA1 小出久美子選手 リーフ PN1 上原秀明選手 デミオ15MB PN2 熊久保信重選手 86

ダートラ界にも新顔続々!

 今年のダートラでは鎌田卓麻WRX以外にもニューカマー がお目見え。PN部門には上原秀明選手と砂川里美選手がデ ミオ15MBを持ち込み、上原選手がいきなり4位入賞を果た した。そしてレディスドライバー小出久美子選手が電気自 動車のリーフでSA1に参戦。本来 ならAE部門だが、全日本ラリー 参戦車両をレンタルしているた め車両規定に適合するSA部門で の参戦となった。また、PN2には エビスサーキットの熊久保信重 選手がシリーズ参戦することに。 ダートラの世界でD1ドライバー のドリフトテクニックがどこまで 通用するかが見どころだ。

今季は高速コース主体の全

8

戦!年

2

回開催の丸和攻略がカギ

 未舗装のコースを1台ずつ走行してクラスごとのベストタイムを競うダートトライアル競技。その最高峰であ る全日本ダートトライアル選手権は、今年は合計10クラスにタイトルがかけられ、年間8戦のツアーシリーズと して開催される。ジムカーナではほぼノーマル車で戦うPN部門への移行が進んでいるが、ダートラは改造範囲 の広いSA部門やSC、D部門に人気が集中。マシンを自在に振り回せる高出力型エンジン搭載車両が好まれている。

(7)

9

605に塗り替えた。このタイムは最終走者

荒井選手まで破られなかったが、荒井選手

は何と1分49秒047というスーパーベスト

で大逆転。ダートラドライバーとしての威

厳を保った。

「サスペンションを含めてマシンの仕上が

りは上々です。これだけの強いドライバー

たちに打ち勝つには、あとは少しの差。ど

れだけ路面に適したタイヤを選べるかです

ね」と静かに語る鎌田選手。

「いつもの丸

和と違って滑りやすい」という声があふれ、

第2ヒートのタイヤ選択に悩む姿が多く見

られた中でも、冷静に路面を見つめていた。

 そして、第2ヒートも鎌田選手は速かっ

た。大柄なWRXをコンパクトな動きにまと

め、滑りやすい路面も手堅い走りで1分47

秒226の暫定ベストを叩き出した。続く

シード選手は1分49秒台から抜け出せず、

最終走者・荒井選手もわずかに届かず2番

手に終わってしまう。この結果、鎌田選手

がSA2初勝利を決め、VAB型 WRX STIに

全日本ダートラ初優勝をもたらした。

「ちょっと早いかなと半信半疑で超硬質ド

ライタイヤを選択しましたが、行ってみたら

前半からバッチリでした(笑)

。当初はWRX

STIは丸和が苦手かなというイメージがあ

りましたが、うまく車両の特性の良さを活

かせました。自分も抑えるべきところは抑え

切りましたから。ラリー屋だって、ちゃんと

抑える走りができるんですよ(笑)

「ダートラ屋」に対して「ラリー屋」の意地

も見せた鎌田選手。強豪揃いのSA2に吹

き込んだ竜巻級の新風は今年の大きな見

どころだ。

11.激しい走りを封印して、超硬質路面でグリップ走行に 徹した国際ラリースト田口勝彦選手。そのクレバーな走 りが効いてSC2優勝と念願のオーバーオールウインをモ ノにした。12.次なるダートラ界のけん引役として有望な 黒木陽介選手。N3ディフェンディングチャンピオンとい うプレッシャーを跳ね退けて、2本ともベストタイムで勝 利してみせた。13.「苦節39年やわ(笑)」と語る関西の SC1西尾忠選手が、古参の仲間たちとようやく肩を並べ られる全日本初勝利を挙げた。14.シフト抜けのトラブル に悩まされながらも何とかフィニッシュした河内渉選手。 約5年ぶりとなるDクラスの優勝を獲得した。 1.約コンマ4秒差で届かず2位に留まったSA2荒井信介選手は「1本めのほうがいい走りだった」と苦笑い。2.1位鎌田選手、2 位荒井選手の脇には関東S2チャンプ中澤康治選手(写真右)が殊勲賞の3位。3.今年も借り物マシンでPN1に参戦する山崎利 博選手が3位表彰台を獲得。4.ドライビング改良中の若手道産子ドライバー宝田ケンシロー選手。PN1の3位表彰台で効果を 示す。5.超硬質ドライタイヤでブッちぎりのタイムを出した関東のPN1向井冬樹選手。借り物マシンながら全日本初勝利を飾っ た。6.デミオディーゼルで孤軍奮闘するPN2川島秀樹選手。仕様見直しが功を奏して緒戦から優勝。7.N1でCJ4Aミラージュ を駆る地元栃木の古沢和夫選手。全日本初勝利が決まった瞬間「ダートラを続けてきて良かった!」と雄叫びを上げた。8.86 やBRZを相手にFFターボで戦うPN2櫻井貴章選手。消化不良の2位に終わる。9.若手成長株の岡翔太選手は相変わらず無駄の ない走りで2位獲得。今年こそN1でタイトル獲得だ! 10.丸和では負け知らずの小山健一選手。全日本シード勢を寄せ付け ない圧巻の走りで逃げ切り、シビックを製作してクラス移行してきたSC1チャンプ工藤清美選手に約1秒差を付けて優勝。

話題の

PN車両 は街乗りにも使えるお手軽仕様

 このクルマは全日本ダートラPN1に参戦する現行型 のスイフトで、ダートラ参戦に必要な安全装備と最 低限のパフォーマンスパーツを付けた「PN車両」だ。 ノーマルから交換していいパーツは足回りとブレーキ パッド、LSD、クラッチ程度。エンジンはノーマルで、 原則として運転席から見える範囲の内装の取り外し は禁止されている。このPN車両は、車両製作費用を 抑える目的で誕生したカテゴリーなので、入門者には もって来いの区分となっており、ラリーでも似た車両 規定を持つ「RPN車両」として門戸が開かれている。 従来のN車両やSA車両に代わる、ラリーやジムカーナ、 ダートラの標準的な改造区分になっていくだろう。 11 12 13 14 5 3 6 8 10 7 9 4 SA1 小出久美子選手 リーフ PN1 上原秀明選手 デミオ15MB

「ダートラマシン」

って

こんなクルマです!

ブロックパターンを持つグラベル専 用タイヤに、強度を高めた軽量ホ イールの組み合わせ。タイヤが掻 き出す石跳ね防止のマッドフラップ は、車体側面だけでなくフロア面に も装着している。そしてホイールの 裏には、どんな路面の凹凸でも車体 の姿勢を一定に保ってくれる専用サ スペンションが隠れているのだ。 万が一の転倒にも耐えるがっちりとし た6点式ロールバーを装着した車内。低 位置に配したバケットシートに身を包 み、4点式シートベルトで体を固定。ボ スを駆使してベストなハンドル位置を 確保する。滑りにくい加工を施したペ ダルも大切だが、コーナー中は足で踏 ん張るため、フットレストも意外に大 事なアイテムだ。

(8)

For Your Driving Pleasure

王者の

プライド

TEIN製ダンパーで挑んだ2015年チャンピオンが開幕から全日本ダートトライアル選手権を席巻!

 ZC6 BRZを駆り、2014年から2年連続で全日本ダートトラ

イアル選手権PN2を制した鎌田卓麻選手が、今季はVAB WRX

STIに乗り換えてSA2に移行した。このクラスは北村和浩選

手や荒井信介選手、大西康弘選手ら強豪がしのぎを削って

おり、しかも主力マシンCZ4Aランサーに対してVAB WRX STI

の戦闘力は未知数だった。そんな状況にも関わらず、2016

年開幕戦の丸和オートランド那須で鎌田選手は見事に優勝。

王者のプライドをかけて勝利を引き寄せた。そんな華々しい

デビューウィンを飾った鎌田VABの足元を支えたのが、テイ

ンのサスペンションだった。

「今回装着したサスは海外ラリーでも使われるテインのグ

ループN用ダンパーで、F.R.S.(ファースト・リバウンド・シ

ステム)を採用した『TYPE Gr.N F.R.S. SPEC』という商品で

す。実はこのサスをダートトライアルで使ったのは初めてで

したが、開幕戦での勝利はダンパーのおかげと言ってもいい

ですね。今回の丸和の路面はかなり特殊で、途中にコンク

リートで固められたコーナーがあったんですが、そこだけと

ても滑ったんです。しかも2本目は路面も荒れて、コンクリー

トとダートの境目はギャップになってました。そんな変則的

な路面でも安心して攻めきれたことが、今回の勝利につな

がったんだと思います」。

 元々は荒れた路面を走破するラリー用サスペンションだけ

にポテンシャルは十分。タイヤが路面から離れても、ストン

とタイヤが路面に落ちることで接地性を高めるF.R.S.のメリッ

トが大いに発揮され、どんな路面状態でも常にタイヤを接地

させることができたそうだ。

「TYPE Gr.Nはサスペンションの要であるストローク量やオイ

ル容量もしっかり確保できてますから、とても乗りやすい仕

上がりになっていると思います」と語る鎌田選手。今回の開

幕戦丸和ではSA2だけでなく、PN2、N1、SC2の計4クラス

でテイン装着車が優勝。王者たちの走りをテイン製ダンパー

がしっかりと支えて、うれしい勝利に導いた。

3

20

日、開幕戦丸和で

4

クラス

制覇!

TYPE GRAVEL

装着車も

丸和の超硬質路面を征服

 全日本ダートラ開幕戦で は、SC2のディフェンディン グチャピオン田口勝彦選手 も優勝。こちらは大会オー バーオールとなった。田口選 手も国際ラリー用の『TYPE Gr.N F.R.S.SPEC』を装 着し ているが、ダートトライアル ではSC車両、D車両などの 改造車で装着できる『EDFC ACTIVE PRO』を駆使した勝 利だった。

「EDFC ACTIVE PROは、路 面の違いによって自動で減 衰力を変化させてくれる装置ですが、今回の丸和のように路面状 況がコロコロ変わるコースでは強力な武器になりました。どのよ うな路面でどの程度の減衰が必要かというデータは事前テストで 得ておく必要はありますが、例えばグリップが上がってくると自 動で減衰を高めてくれたり、ルーズな路面になれば減衰を下げて くれるので、常にベストな姿勢で走れるわけです。特に丸和のよ うなGの溜まるコーナーが多いコースでは有効ですよ!」と、田口 選手はイチ押しだ。

石畳からコンクリまで

あらゆるサーフェスに

徹底追従してくれた!

田口CZ4Aに装着されたTYPE Gr.N F.R.S. SPEC。コントローラーに入力したデータ を元に、ステッピングモーターが自動的 に減衰力を調整してくれる。 入力データは実戦テストに基づい た基本情報をテインが提供してく れる。まずはフラットなジムカーナ コースなどで試すことがベストな データを見つける早道だそうだ。 昨年のSC2チャンピオンを獲得した田口勝彦選手。熟成が進むテイン製ダン パーを装着したCZ4Aランサーで今年も戦い、SC2連覇に近付いた。

TYPE Gr.N F.R.S. SPEC(VAB WRX STI用)

「PN車両は別タンク式を使えないため、このデミオにはスペシャライズド・ ダンパーで造った別タンクなしで複筒式のタイプ・グラベル仕様を装着し ました。近年のトレンドである、ストロークを確保してギャップ走破性を 高める仕様で、今回の荒れた路面でも、ギャップと感じないほど挙動がマ イルドになってくれたので、コントロール性がすごく高かったですね」 4月8 ∼ 10日に開催された全日本ラリー選手権開 幕戦唐津ラウンドでもテインユーザーが大活躍 した。JN5では唐津マイスターの眞貝知志選手 が、エンジントラブルを抱えながらも、アシの良さを生かして逃げ 切り優勝。そしてJN6では、鎌田卓麻選手がデイ2で驚異的な追い上 げを見せて2位フィニッシュ。ツイスティな線形を持つ唐津の山々で は、信頼性の高い足回りは必須条件だっただけに、テインユーザー たちは開幕戦から好スタートを切ることができた。

川島秀樹

選手[

DJ5FS

デミオ

]

SPECIALIZED DAMPER

TYPE GRAVEL

仕様)装着

田口勝彦

選手[

CZ4A

ランサー

]

TYPE Gr.N F.R.S. SPEC

EDFC ACTIVE PRO

)装着

鎌田卓麻

選手[

VAB WRX STI]

TYPE Gr.N F.R.S. SPEC

装着

PN2

優勝

SC2

優勝

SA2

優勝

EDFC ACTIVE PRO

』が

路面の変化に素早く合わせる

入力データ情報を元に

減衰力を自動調整する

PN車両のBRZからSA 車両のVAB WRX STIに 乗り換えた鎌田卓麻 選手。ダートラ界の ベテランたちに挑み、 ラリーストの意地を見 せて優勝した。

全日本ラリー開幕戦唐津でも

眞貝知志選手がブッちぎり!

眞貝知志

選手

[フィアットアバルト

500R3T]

TYPE Gr.N F.R.S. SPEC

装着

JN5

優勝

(9)

The Challengers

2 0 1 6

年 新 た な 挑 戦 を 始 め た ド ラ イ バ ー 達

春の訪れとともに

2016

年のモータースポーツシーンも本格的に動き出した。

シーズンの

開幕とともに、新たなチャレンジを始めた

注目のモータースポーツドライバー達に今年に賭ける意気込みを聞いてみた。

女の子コンビの力をアピールしたい!

 この容姿、皆さんの予想通り、フツーの

女の子じゃない。レースクイーンにして、

マルチなモータースポーツドライバー、い

とうりなは、今年はTOYOTA GAZOO Racing

ラリーチャレンジに挑む。マツダ・デミオ

を駆った昨年の全日本ラリーの一戦では

一時、クラストップを快走するなど、舗装

ラリーについては、すでに男勝りの速さを

見せている。またラリーの傍ら、レースそ

してレーシングカートにも参戦してきた。

カワイイだけが取り柄のドライバーじゃな

い。本気、なのだ。

 GAZOO ラリーチャレンジでは今年、新

設されたアクアクラスでチャンピオンを

狙う。ハイブリッドラリーカーを操るのは

初めてだ。「アクアは運転していても楽し

いクルマですね。特にハイブリッドだか

らという難しさも感じないです。ただ今ま

で乗ってきたMT車じゃなくてAT車なので

逆に慣れが必要かも。でも

ある意味、運転に集中でき

るし、女の子がモータース

ポーツを始めるのもAT車の

方がいいと思いますよ。 モータースポー

ツはMT車に乗るのが普通 って聞いただ

けで引いちゃう女の子って、たくさんいる

ので(笑)」

 GAZOOラリーチャレンジは基本的には

1DAYイベント。SSの下見を行うレキを朝

行って、ペースノートを短時間で作り、競

技に臨む。SSの路面やコーナーの情報を

書き込むペースノートの出来不出来が大

きくタイムに影響する。「全日本ラリーで

は同じSSを2回くらいはレキできるけど、

GAZOOラリーチャレンジは1回だけでしょ

う。大変ですね。でも今年は女の子とコン

ビを組んで参戦するので、チャンピオンを

獲って、女の子同士でもここまでやれるん

だというのをアピールしたいです」

 今年は昨年、スポット参戦したGAZOO

Racing 86/BRZレースにも参戦する。

GTドライバーも参戦するプロフェッ

ショナルクラスへのエントリーだ。

「ハードルは高いけど、色々勉強でき

るはず。頑張ります!」。

 今年も忙しい一年となりそうだ。

ジムカーナで

磨かれた速さがサーキットで開花!

 クルマ椅子のスラローマー、中嶋努は今年からサーキットトラ

イアルに参戦を始めた。3月下旬、鈴鹿サーキットで行われたシ

リーズ第2戦では1本め、総合ベストを奪う速さを見せ、見事、ク

ラス優勝。全日本ジムカーナ選手権で過去、表彰台を獲得した

速さがサーキットでも花開いた形だ。

 ジムカーナ活動を一旦休止していた中嶋のモータースポーツス

ピリッツに、再び、火をつけるきっかけになったのは、2年前に

鈴鹿サーキットで行われたハンディキャップのある人々を対象と

した2輪の同乗走行イベントだった。「若い時に憧れていたプロの

2輪ライダーの方の後ろに乗ってレーシングスピードの走りを体

験したんですよ。もの凄く感動しました。そして昔のようにサー

キットをまた走りたいと思うようになったんです」

 実は中嶋は10代の頃、2輪のプロライダーを目指してサーキッ

ト走行に励んだ。その速さを見込まれ、有力チーム入りの話が持

ち上がった矢先、交通事故に巻き込まれ、クルマ椅子の生活を余

儀なくされたのだ。「ジムカーナはターンやスラロームといった、

短時間でクルマの向きを変えることを求められる競技ですけど、

逆にサーキットは急な操作というのはないんです。でもその分、

コーナリングひとつとっても、その時間の中で様々なことが感じ

取れて、次に走る際やセッティングを考える時にフィードバック

ができる。それがいまは楽しいですね」

 ジムカーナに比べ絶対的な速度が上がるサーキットでの走行

はリスクも増す。そのためハンディキャップのあるドライバーが

サーキットを走る際は制約を受ける場合があることも事実だが、

中嶋は今回の参戦のため、自らサーキットや競技会主催者と話し

合いの場を持った。「ジムカーナでモータースポーツの基本テク

ニックを学んでおくことは当然サーキットを走る際にも役に立ち

ます。自分と同じようなハンディのある人達にも、まずはジムカー

ナをオススメしたいですけど、そうした人たちがいつかサーキッ

トを走りたくなった時に道が用意されるように、自分がまずこの

サーキットトライアルという競技で実績を作っていきたいと思い

ます」。

 中嶋の第二のモータースポーツ人生はいま始まったばかりだ。

全日本に飛び級でステップアップの大物登場!

 JAFカップダートトライアルは、全日本

ダートトライアル選手権と各地のJAF地方

選手権をはじめとする地方シリーズのトッ

プランカーが、秋に一堂に会して覇を競

う年イチのビックイベントだ。だが、昨年

11月に行われたJAFカップで強豪ひしめく

N1クラスを制したのは、まったくの無名の

存在だった京都の大学生、仲健太郎。大

舞台で鮮烈なデビューを飾った。

 仲が昨年追いかけたのは近畿の入門シ

リーズであるJMRC近畿ジュニアダートト

ライアルシリーズ。そこで見せた敵なしの

速さに注目した近畿地区の関係者の特別

推薦により、仲はJAFカップに出場を果た

せたのだった。「ゴールした時は、雄叫び

を上げたいくらいの快心の走りができまし

た。力を出し切った感はありました」

 仲は今年、地区戦を飛び越えて全日本

に挑戦する。当然ながら、ほとんどのコー

スは初体験。だが3月に行われた開幕戦で

は表彰台にあと一歩の4位に入り、JAFカッ

プの勝利がフロックでなかったことを証明

した。「悔しいですね。自分の持ち味の思

い切りのいい走りができ

なかった。大舞台はJAF

カップで経験済みなの

で、全日本だからといっ

て、自分では雰囲気に呑

まれたとは思ってないで

すけど、力が出せなかったということは、

いつもとは違った何かを感じていたのかも

しれませんね」

 ここ数年、近畿地区は20代の若手が

続々と全日本で頭角を現している。昨年、

全日本デビューイヤーながら最終戦まで

タイトルレースに残った同じ近畿の岡翔太

が、まずは最大のライバルとなる。「正直、

いまは岡さんしか見てないです。自分が

大学1年の時から圧倒的な存在だった、岡

さんにまず勝って優勝したい。それがで

きたらシリーズを狙っていきたいです」

 ラリーにも興味はあるが、まずはダート

ラで成績を残してから、じっくりと考えた

いとのこと。今年

は大学4回生。勉

強と就活と、そし

てダートラと、す

べてを両立させ

なければならな

い忙しい年となる

が、その若さを武

器にすべてを乗り

切っていけること

を期待したい。

切れ味鋭い走りが持 ち味。全日本デビュー 戦で堂々の4位獲得。 サーキットトライアルは、レーシン グコースで行うJAF公認の競技会。 中嶋のフェアレディ Zは総合首位の タイムも一時はマークした。 3月に行われた全日本ダートラで はアクアでデモランも披露した。 昨年の全日本ラリーではクラス首 位にも立った。

12

(10)

新・お笑いモータースポー

ツチャート診断

アナタにピッタリ

入門カテゴリーは

コレ!

B

CLUB B 恒例の人気企画、

お笑いモータースポーツチ

ャート診断も、リニューアル

して新たにスタートします。

まずはBライセンス競技と

の相性が分かるチャート診

断をご体験を! ピッタリの

カテゴリーは果たして見つ

かるかな!?

 昨年から始まったJAFの新しいモータースポーツがオートテ

ストだ。コースは最大でも200 200m、直線も最大で50m、

トップスビードは50km/hまでと決められているので、スー

パーマーケットの広大な駐車場の一角など、ある程度の広さ

を持ったスペースならどこでも開

催できる。また最低1ヵ所、リバー

スギアを使うセクションを設けな

ければならないほか、ジムカー

ナのようにサイドブレーキを使っ

たターンなども禁止されているの

で、車庫入れが得意なドライバーには優勝のチャンスも!ヘ

ルメットやレーシングスーツの必要もなく、ライセンスも不問

の、このお気軽モータースポーツは、当日受付もできるイベ

ントもある。まずはクルマで遊ぶ楽しさを体験してみよう。

お気軽モータースポーツ

“オートテスト”

もオススメ!

日時5/8(日) スポーツランドSUGO(宮城)場所 主催者&連絡先SSC・0224-83-3111(スポーツランドSUGO) 併催イベント JAF東北ジムカーナ選手権 5/8(日) テクニックステージタカタ(広島) CCN・ 082-272-9967(JAF広島支部 平日9:00 〜 17:30) JAF中国ジムカーナ選手権 5/14(土) キョウセイドライバーランド(愛知) JMRC中部MS振興委員会(ZEST)連絡先は下記HPを参照 5/28(土) 美浜サーキット・クニモト(愛知) 美浜モータースポーツクラブ・0569-87-3003 6/5(日) オートスポーツランドスナガワ(北海道) AG.MSC北海道・ 011-864-2003 JAF 北海道ジムカーナ選手権 7/10(日) オートスポーツランドスナガワ(北海道) AG.MSC北海道・011-864-2003 JAF北海道ジムカーナ選手権 以上の情報はJAFのモータースポーツホームページhttp://www.jaf.or.jp/msports/index.htmでもご覧になれます。  一般の交通を遮断する占有許可の下りた公道上に設けられるSS (スペシャルステージ)で速さを競うのがラリーだ。ドライバーと ナビゲーターの2名が、予め配られるルートブックに従ってラリー コースを辿る。また関東ではクイズ的な要素を持ったタイムラリー も人気が復活している。  ミニサーキットやスキー場の駐車場などの舗装のコースを走る のがジムカーナだ。コース上にはパイロンが置かれ、ドライバー は素早いステアリング操作や時にはサイドブレーキを使ってクル マを曲げ、コンマ1秒を削る工夫を行う。通常は1分30秒前後の コースを2回走って順位を決める。  未舗装の専用のコースの上で豪快なドリフト走行が楽しめるの がダートトライアルだ。ジムカーナと比べるとコースも広く、パイ ロンも少なめなので、速度域も上がり、3速全開なんて世界も。転 倒から身を守るロールケージや、跳ねた石の干渉を防ぐアンダー ガードなどを装備して走りたい。 パーツメーカー「キャロッセ」のキャラ クター「生くす子ちゃんズ」の松本れい チャンと橘しおんチャン(左から)。

R A L L Y

ラ リ ー

GYMKHANA

ジ ム カ ー ナ

DIRTTRIAL

 ドリフトも数年前からJAFの公認競技に仲間入り したモータースポーツだ。グリップの高い舗装の上 でのドリフトコントロールを競う懐の深い競技だ。

D O R F T

ド リフト

 レーシングコースでタイムトライアルを行うサー キットトライアルも人気上昇中。Bライで参加でき るので走行会では物足りなくなった人は是非!

CIRCUIT TRIAL

サーキットトライアル

ダートトライアル

カラダを鍛えるなら、

スポーツジムに通う方だ

マラソンより、

駅伝が好きだ

靴の汚れが、気になる方だ

YES

YES

NO

NO

YES

NO

NO

NO

NO

YES

YES

YES

START

夢中

になれ

るモータ

スポー

ツを

見つけ

てネ!

スピードスケートより

フィギュアスケートが好きだ

スキーは、アルペン競技よりも、

フリースタイルが好きだ

バレエよりも、

ビーチバレーが好きだ

コース例 A コース例 B

14

(11)

CLUB B Vol.16  Bライセンスモータースポーツ応援マガジン 発 行 所 ㈱JAF出版社 〒105-0012 東京都港区芝大門1-1-30 発 行 人 望月均 編 集 人 田代康 デザイン 鎌田僚 編  集 ㈱JAF出版社 ☎03-5470-1712 本誌掲載記事、写真の無断複写・複製・転載を禁じます。

WEBでも見れます!

本誌“CLUB B vol.16”はWEBでもご覧になることができます。これまでのバックナ ンバーも掲載していますので、興味のある方は下記のホームページへアクセス下さい。 JAF出版社ホームページ http://www.jafpubco.co.jp/

ジムカーナコース

十勝インターナショナルスピードウェイ ジュニアコー ス (北海道・河西郡) オートスポーツランドスナガワ ジムカーナコース (北 海道・砂川市) 新千歳モーターランド・アクティブ・セーフティ・パー ク (北海道・千歳市) 岩木山スキー場駐車場 (青森・弘前市) スポーツランドSUGO 西コース (宮城・柴田郡) 新協和カートランド (秋田・大仙市) エビスサーキット ジムカーナコース/スクールコース /西コース (福島・二本松市) 茨城中央サーキット (茨城・石岡市) 筑波サーキット コース1000 /ジムカーナ場 (茨城・ 下妻市) ツインリンクもてぎ 北ショートコース/マルチコース /南コース (栃木・芳賀郡) 日光サーキット(ドリフト競技に限定) (栃木・宇都宮市) 宝台樹スキー場・駐車場(群馬・利根郡) 本庄サーキット (埼玉・本庄市) 浅間台スポーツランド (千葉・香取市) R-Spec Kakizaki (新潟・上越市) スピードパーク新潟 (新潟・胎内市) 日本海間瀬サーキット(ドリフト競技に限定) (新潟・ 新潟市) イオックスアローザスポーツランド (富山・南砺市) 大日スポーツランド (石川・白山市) さるくらモータースポーツランド (長野・飯田市) 福田自動車教習所 (静岡・磐田市) 富士スピードウェイ ジムカーナコース/ショートサー キット(静岡・駿東郡) キョウセイドライバーランド (愛知・岡崎市) 幸田サーキットYRP桐山 (愛知・額田郡) スパ西浦モーターパーク (愛知・蒲郡市) 美浜サーキット クニモト(愛知・知多郡) 鈴鹿サーキット 国際南コース (三重・鈴鹿市) 奥伊吹モーターパーク(滋賀・米原市) 舞洲スポーツアイランド (大阪・大阪市) 姫路セントラルパーク 第5駐車場 (兵庫・姫路市) 名阪スポーツランド Cコース/ Eコース (奈良・山辺 郡) 備北サーキット (岡山・新見市) なださきレークサイドパーク(岡山・岡山市) 岡山国際サーキット レーシングコース (岡山・美作市) スポーツランドTAMADA (広島・広島市) TSタカタサーキット (広島・安芸高田市) 徳島カートランド (徳島・吉野川市) 瀬戸内海サーキット (愛媛・西条市) 美川スポーツランド ジムカーナコース(愛媛・上浮穴郡) モーターランドたぢかわ (高知・長岡郡) スピードパーク恋の浦 (福岡・福津市) HSR九州ドリームコース(熊本・菊池郡) オートポリスレイクサイド サーキットコース (大分・ 日田市)

ダートトライアルコース

オートスポーツランドスナガワ  ダートトライアルコース (北海道・砂川市) 新千歳モーターランド ダートコース (北海道・千歳市) 糠平湖氷上コース(北海道・河東郡) イーストジャパンオフロードスタジアム (北海道・河東郡) サーキットパーク切谷内 (青森・三戸郡) エビスサーキット西コース (福島・一本松市) 丸和オートランド那須 (栃木・那須塩原市) オートランド千葉 ダートトライアルコース 第1コース (千葉・千葉市) NATSダートコース (千葉・成田市) トライアルゾーン新潟 (新潟・三条市) モーターランド野沢 (オートクロス可) (長野・下高井郡) 池の平ワンダーランド(愛知・豊田市) 輪島市門前モータースポーツ公園 (石川・輪島市) オートパーク今庄 (福井・南条郡) コスモスパーク (京都・京都市) テクニックステージタカタ (広島・安芸高田市) 楠ハイランドパーク (山口・宇部市) 香川スポーツランド (香川・さぬき市) スピードパーク恋の浦(福岡・福津市)

詳しくはJAFモータースポーツ

ホームページ「コースガイド」で

http://www.jaf.or.jp/msports/course/circuit/index.htm

GO!

全 国 J A F 公 認 B ラ イ セ ン ス 競 技 コ ー ス 一 覧

2016年1月1日現在

B

ライ

B

J A F

B

B

B

ータースポーツを本格的に始め

てみたい、という人にはぜひB

ライセンスの取得をオススメし

たい。Bライの取得はカンタン。全国各地

で開催されているBライ講習会を受ければ

ゲットできるのだ。

 Bライ講習会の受講資格は、普通自動

車運転免許証を所持し、JAF個人会員で

あることだが、講習会当日にJAF会員とな

ることもOKだから、JAF会員でない人も申

し込める。

 講習会の日程はJAF会員の人なら、機

関誌「JAFメイト」に掲載されているので、

そちらで最寄りの場所を探してみよう。ま

た会員でない人はJAFのモータースポーツ

ホームページを見れば、近くの場所で行

われる講習会を見つけることができる。

 講習会は土曜・日曜・祝日に開催され

ることが多いが、平日夜に行われる場合

もあるので、会社帰りに受

けることもできる。

 またJAFでは最近、モー

タースポーツ見学会にこの

講習会をセットしたイベント

も行っているので、そうした

機会に受講するという方法

もある。競技コースでナマ

の競技会の雰囲気に触れれ

ば、モータースポーツをやっ

てみようという気持もより高

まることは間違いない。

 講習会は約2時間。でも講習会といって

も試験があるわけではないからご安心を。

座学で、モータースポーツの競技規則、

ルールやマナー、また競技会参加時に

知っておくべき旗(赤旗、イエローフラッ

グ...)の意味などを覚えるのが主たる内

容だが、競技生活を続けて行く上で後々、

必ず役に立つばかり話なのでしっかりと聞

いておきたい。

 Bライセンス取得に関する費用は、講習

会受講料が¥4,100以内、教材費が¥1,000

以内、ライセンス申請料が¥3,100と決め

られている。因みにJAF個人会員は入会金

¥2,000+年会費¥4,000で入会できる形に

なっている。

 講習会の最後にライセンス交付申請書

が渡されるので、写真と申請料を添えて

30日以内に最寄りのJAF支部に申請すれば

申し込みは終了。講習会によっては主催

者が代理で申請してくれる場合もあるの

で事前に確認しておこう(別途、手数料

が必要な場合もあり)。申請後、約2 ∼ 3

週間後にはライセンスが手元に届くので、

準備が揃ったらも早速、モータースポー

ツにチャレンジしてみよう!

オフィシャルとしてモータースポーツに関わることで、

モータースポーツの魅了に触れてみませんか?

 自分で走るより、まず競技会の主催の方に関わっ てみたいという気持を持っている人も多いかもしれ ない。そういう人はオフィシャルライセンスを取得 して、ぜひ競技会の運営に携わってみよう。  JAFのオフィシャルライセンスはドライバーライ センスと同様、大別するとAとBの2種類に分かれ、 関わった実績により3級から1級へと徐々にステップ アップする形になっている。  最も初級のオフィシャルライセンスはB3級で、こ れはBライ講習会の受講証明やJAF公認競技会で審 判員の補助を行った証明があれば、JAFへ申請する だけで取得が可能だ。  オフィシャルの資格にはコース・計時・技術の3 つがあるが、実際の競技会ではそれぞれの資格の 中で振り分けられた役割を担当することになる。オ フィシャルに興味のある人はBライ講習会の受講時 に、その希望を主催者に伝えてみよう。きっと相談 に乗ってくれるはずだ。 ジムカーナはミニサーキットやカートコースなどを 使って行われることが多い。 全日本選手権は多くの観客が訪れる人気イベント だ。ぜひ現場でナマの迫力を感じよう。 ダートトライアルの専用コースも全国各地にあり、 全日本戦の舞台にもなっている。 Bライ講習会の日程は、JAFのホームページでも探すことができる。様々な 情報が得られるJAFモータースポーツホームページもオススメだ。 ライセンスを取得すると送られてくる機関 誌「JAFスポーツ」には規定の改定や競技 会日程などの情報が掲載されている。 講習会で使われる「JAFモータースポーツハンドブック」には競 技生活に必要な知識が載っている。

参照

関連したドキュメント

オーディエンスの生徒も勝敗を考えながらディベートを観戦し、ディベートが終わると 挙手で Government が勝ったか

[r]

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