熊本大学教養部紀要外国語・外国文学編第25号:1-15(1990)
1
チョーサーの 不定詞(Ⅱ)
「be+不定詞」講文-
松瀬憲司
0.Be動詞の補語(Complement)としての不定詞は現代英語(PE)でも次の二機能が認められる。
①名詞相当用法(主語が表す概念を述部の不定詞で敷桁・説明する用法)、②形容詞相当用法(当 該不定詞が「義務(Obligation)」、「必要(Necessity)」、「未来(Futurity)」等を表す用法)。’)しか し、英語史的に見た場合、両者は同一構造を持ちながら、その発達過程は極めて異なっている。
このような「be+不定詞」構文(以下、《be+Inf,構文と略記する)の発達過程の実態を14世紀後 半という中英語(IVE)後期に位置するチョーサーの英語(東中部方言)において記述することが小
論の主目的である。なお、小論で取り扱う『be+Inf'構文とは主要動詞であるbeの直後に不定詞が生起するものを指 し、2)所謂「対格付不定詞」構文の受動形は除外している(下例(1))。
(1)a、JohnmadeMarygothere
b・MalyzuuzsmadetogUthere(byJohn).
調査対象のチョーサーの資料はBenson(1987)に依る。以下に①作品名、②省略表記、③行数、
④推定製作年代を挙げておく。
1.韻文資料
T/ieBoohq/D"chcss,[BDL13341ines,1369.
ThcCzz"#eγb"〃TYzルsGroupl-X,[Cnl74151ines,cl375-al400.
T肋Hb"seqプル腕2,[HFl21581ines,c1380.
TlDePMiZz”e"オ〃Fbz(ノノS,[PF1,6991ines,Cl380.
Tm伽sα"。C,iS2ydb,[Td,82391ines,Cl385.
Ⅱ、散文資料
T〃enz化qプMb"MfromT〃eQz"花γb"”、z"sGmupⅦ,[MセノL],9921ines.
T〃cHzγso"lsnz化orT〃eQz"tcγb"rynz"sGmupX,[Ptz応.],l0181ines・
BOC必[Bo.],66731ines,cl380・
AT'9CCZ/jSeq/theAs加川&[Ast〆],l7311ines,1391.
小論の構成は次の通りである。まず、1節で《be+Inf,構文の古英語(OE)からの発達状況を概観
しつつ、チョーサーでの実態を明らかにする。2節では、Boeccに焦点をあて、ラテン語原典、C
CC"sMz伽"ePノi』んs”んmeとの対比を試み、《be+Inf,構文が如何なる構文から訳出されているか
2
松瀬憲司を探る。そして3節で結果をまとめることにする。
1.この節では、(be+Inf'構文をその不定詞の形態及び構文自体の意味機能別に発達過程を呈 示し、チョーサーでの状況を分析する。
1.1.原形不定詞(p-Inf)vs・前置詞不定詞(Preplnf)
PEで《be+Inf,構文の不定詞は殆ど全てPreplnfであり、OE・MEにおいても同様にPrepInf が一般的であった。Mustanoja(1960,p526)は、OEではこの構文に①-Infは現れなかったようで あり、MEでも下例(2)のようにごく稀にしか見られないと言う。
(2)cleanereligiunantwiputemwemzszseo〃antMbe〃widewen…
●●(A"c”"eRjzuノ2,CottonMSNeroAxiv、4/14-15.[?a1200])
しかし、Visser(1970,§290;1972,§917)はO〃E,09ノMBD伽比s(edMorris)から若干例を引き、
後期OEにこの構文で。-Infが使用されていたことを指摘している。3)
ここで興味深いことは、PEでは口語表現として名詞相当用法の《be+Inf,構文での-Infがしばし ば観察されるということである。「殆ど全て」と前述したのはこの事実を考慮したからである。
(3)a."TosetoffaCharge,allyouhavetodofs/iljChthisswitchtoturnthetransmitteron
and…
(Ra伽omppll4-15.[NewYork:Jove,1988])
b・Allwehadtodoz(ノビzssimplygDalongwithyourtestresults,eitherway.,,
(B〃ぬR"""eγ,p、47.[NewYork:Ballantine,1988])
但し、この現象も名詞相当用法に無差別に起こることはなく、上例(3)のように、主語が0A11+NP+
must/havetodo'の時にp-Infが生起し易いようである。4)
このようなPEにおける特異な現象を除けば、英語史を通じて、《be+Inf,構文に。-Infが現れる ことは寧ろ稀であり、Preplnfがその機能の大部分を担うと言える。なお、チョーサーでは。-Inf が現れる例は皆無であることを指摘しておく。5)
1.2.名詞相当用法(PredicateNominativeasaSubstantive-Equivalent)
Tmka(1930,p77)は名詞相当用法のPreplnfはOE期には見られず、ME初期に現れるとするが、
Visser(1972,§919)は、一例だけだが、OEの作品から下例(4a)を挙げている。しかし、Visser自身 も指摘しているように、OEの例は稀であり、Preplnfのこの用法はMEになって勢力を拡大する
とされる。(4)a・pBeteacswilcehispeawzuaesonoOrumcyningestunetMb""e・
(Be化lsEccルsms/jcaノHiSro〃(ed・Miller),202.26.[OE])
b、Undyrstandyngecstoh"αz"ewhateestodoo…
チョーサーの不定詞(Ⅱ)
3
(E"9!M〃osc7)qzzc/s,vi、12.10.[ME])
c・tobehonest,…応'obeeonemanpick,toutoftwothousand
(Htz”ん/,Ⅱ、2.179-80.[ModE])
[(4a,b)fromVisser(1972);(4c)fromJespersen(1940)]
(4c)に見られる主語・補語共にPreplnfが現れる例は近代英語(ModE)・PEではしばしば観察され るが、MEでは稀な構文である。Tajima(1968,p、8)によれば、周り沌肋cPノ、(ノ”α〃(B-text)[cl378]
にこの例はなく、今回の調査では次の1例のみが発見された。
(5)tolovegodjM,γ'0伽ethatheloveth,andhatethathehateth.
(pzzlc、307)恐らく、明確な主格主語の位置で機能するPrepInfがMEの段階で発達途上であったことが僅少 例の原因であろう。6)
このように名詞相当用法のPreplnfは主にME以降の発達であるとすれば、後期MEのチョーサー
ではどの程度定着しているのであろうか。今回の調査でこの名詞相当方法は67例見られ、内訳は散文44例、韻文23例である。最も多く該 当例を持つ作品は〃瘤.であり、35例であった(この数値は実に、散文の79.5%、全体でも52.2%
を占める)。一種の説教である2J'ns.では、下例(6a)のように、徳目や大罪の種類を列挙して説明す
る際にこの構文が頻用される。(6)a.
b、
ObediencegenerallyjS/oPeZ/b"''7zethedoctorineofGod… (〃海.676)
someothere/mendementhatsovereyngoodbe/bγtoMryghtdigneofreverence
(B0.mp2.28-30)
また、(6b)では「forto不定詞(んγ〃Inf)」が現れているが、これは67例中21例(散文16例、韻 文5例、全体の約3割)発見された。松瀬(1986,p216),Matsuse(1987,p31)では『カンタベリ 物語』のsyntaxとして、この、be+Inf,構文の名詞相当用法が相対的に/bγけInfの生起を好む統 語環境であることを指摘した。しかし、今回の調査で、チヨーサーの散文に関して言えば、ルパ.
を除いてこの用法自体が少なく、/bγ〃Infの生起率は低いことが判明した(M1とB0.を合わせ て9例、うち/bバヶInfは2例、As肱では名詞相当用法は皆無)。従って、HzlMこおいて特徴的 に/bパヶInfが名詞相当用法の《be+Inf'構文で頻用されると言える。
不定詞の論理的主語としての、前置詞を伴わない与格NPが現れていると思われる例が2例見ら れた。7)
(7)a.
b,
Thethriddegrevancezsa腕α〃to〃αUehalminhisbody
●ルル
ハパ64 66 69
Another心α,"α〃tohaueanobleherte
この構文はVisser(1972,§921f)によれば、ME後期(14世紀)に起こり、ModE初期まで見られ
るが、15世紀頃から散見される、与格NPが前置詞を伴う構造が前者を受け継ぎ現在に至っている。
4
松瀬憲司(8)Trulythebestthingwouldbc/bγ腕cto伽
(T〃1M"b川p、485.[Penguin,1949])
次に韻文での例を見てみることにする。
(9)a・YeknowenweL1ord,thatrightashidesir IS'0比9〃be[jandlightedofyourefir,
b・FormynententeiSnatbut/bγノ0,"e、
c・Hirmosteworshippeandhirflourys TOlbje〃,
d、ThatalourevoisjS/o/blgD〃Criseyde.,,
(CmV1O49-50)
(Cmm192)
(BD630-31)
(T1CⅣ、195)
(9a)では、「受動不定詞」が観察されるが、,be+Inf,構文の名詞相当用法ではこれが唯一の例であ る。受動不定詞については後程議論する。
韻文資料でも(9c,。)のように、「to不定詞(けInf)」が一般的で、(9b)のような/bγけInfはCTI に5例あるのみで、他の四作品には現れない。恐らく、韻律上の理由でforが必要だったものと考 えられる。8)また、チョーサーと同時代の頭韻詩H',“んcPノbzu”α〃(B-text)にこの名詞相当用法 は25例と、かなり発見されるものの、GzzzM〃詩群においては、且Z旗"Ceに僅か1例あるのみと Tajima(1972,p、12)は報告している。
このように名詞相当用法のPreplnfはチョーサーでは相当数観察されたが、作品によって現れ 方が著しく違うことが指摘できる。
1.3.形容詞相当用法(PredicateNominativeasanAdjective-Equivalent)
この用法は不定詞が遡及的(Retroactive)か非遡及的(Non-Retroactive)かによって分類さ
れる。9)1.3.1遡及的不定詞((HeistoMz”c、,Type)'0)
この不定詞はOEのオリジナルな散文・韻文よりもラテン語のOE訳に数多く見られることから、
Callaway(1913,p、200)'1)はラテン語の「sUm+所相的形容詞(Gemndive)」構文を転写するた めのdeviceであると考える。また、MustanOja(1960,p524)によれば、この不定詞はOEME初 期には寧ろ少なく、後のME及び初期ModEにおいて一般的になるとされる。しかし、vander Gaaf(1928a,pllO)は遡及的不定詞に対応する受動不定詞の初出例をRobertMannyngofBmnne のHZz"dZWQgSy""e[cl303],v、1546から挙げており、15世紀の終わりには、受動不定詞の叙述 用法が一般的構造として定着したと言う。その結果、次第に遡及的不定詞は受動不定詞に駆逐さ
れ、PEでは一般に次の2例のみが純粋な遡及的不定詞の叙述用法として頻用されていると思われ る。'2)(10a・HejStoMz腕②. Cf、HejStobebm”e‘し
チョーサーの不定詞(Ⅱ)
5
b・ThishousejstoJet. CfThishousejStobeルオ.
次に遡及的不定詞の意味機能だが、一般に「義務(Obligation)」や「必要(Necessity)」を表す
と言われる。ここではblame以外の例を挙げておく。EacjSrogUpc"Ce""ehw8etDrihtenspraec. (B此h""gHb〃"妬,19.31.[OE])
A11pattjSstoC力qe5he"〃
(T肋Oγ"、"ノ"腕,1597.[?a1200])
ksucharayノoP”jSe? (Hbccル2)e1sR昭巴沈e"tq/・円jlZccs,16.[cl412])
[(11a)fromMitchell(1985);(11b,c)fromVisser(1969)]
(11)a.
b、
C、
今回、この不定詞は72例発見され、散文26例、韻文46例であった。動詞別では、blameが12例、
blameと同義語のwiteはTCに2例観察される。また、doonもかなり見られ(13例)、他にseye Csay,,douteodoubt,,desiren等もよく使用されている。
(MbL2791)
(TCL287)
(TCL385)
(B0.Ⅳ.p6.258-9)
(1,a.
b、
C、
..
inthesamewisejShetoMz籾ethatspendethover-largely AndswichawightjM,γfoMz〃e,Igesse
Thatofhisdethyebenaught/bγ'o加地 thesomeof/thingisthatbe〃to伽"c
(12b,c)には/W/o-Infが見られるが、これは全体で15例(散文:韻文=4:11)であり、韻文で多 用されていることから、韻律上の理由によって生起したものと考えられる。Wamer(1975,p210;
1982,pl24)はウイクリフの「説教集』[1376-1412]で/bγけInfが現れ易い環境として、この遡
及的不定詞の叙述用法で義務を表す場合を挙げているが(〃Inf:/bγ〃Inf=27:10=3:1)、
チョーサーの散文ではけInf:九γけInf=26:4=6:1であり、彼の主張は当てはまらない。
受動不定詞化している遡及不定詞の例はBo・に1例だけ見られる。
(13)allepowerjS/ODC〃o"腕b”αamong/thingesthatmenoughtenrequere;
(B0.Ⅳ.p2.247-8)
ラテン語原典と(13)との比較は後述する。
遡及的不定詞のmbe+Inf,構文に占める割合を見てみると、チョーサーではかなり高いことが判 明する。(全体の40.7%、散文の30.6%、韻文の50%を占める)。また、受動化した例も僅かに1例
あることからも、この構文で遡及的不定詞が依然として勢力を持っていたことがわかる。1.3.2.非遡及的不定詞(qHeistoco”e1Type)
Callaway(1913,p203)やvanderGaaf(1931,p、176)は非遡及的不定詞の叙述主格形容詞相当用
法の起源をラテン語の「esse+未来分詞(FutureParticiple)」の模倣と見微している。事実、こ
の不定詞はOE期より、主に未来を表した。Visser(1969,§1379)はOEにおいて《beon/wesan+Prep
lnf'は特別な未来、即ち、「予定(Predestination)」を含意し、後に「運命(Destiny)」を表すよう
6
松瀬憲司になるが、次第にその意味が弱まったと言う。しかし、ME・ModEでも単なる未来だけでなく上 記の意味もしばしば見られるし'3)、更にそれから派生した「取り決め(Arrangement)」や「要求 (Request)」という含意を表すこともある。また、遡及的不定詞のように、「義務」や「必要」を 表す例も後期ME・初期ModEに見られたが、must/haveto,oughtto,beboundto等の表現形 式の発達に伴い、その意味は遊離した。
未来を最も明確に表すのは次のcomeの例である。
⑭a・andcwaeO hichwotal
eartpupemc〃〃z腕e〃〃Ceα〃
(Mz肋ezU,xi、3[OE])
pat'0c"腕e〃z(ノCO”〃(TloeOo(ノノα"‘肋ejVZgⅦ、/蝿、彫,1190[al200])
[(14a)fromMitchell(1985),(14b)fromVisser(1969)]
チョーサーでは、この不定詞は全体で37例(散文:韻文=16:21)見られ、そのうちcomeの例が
20例(54%)を占める。ところが、Tajima(1968,p、11;1972,p、14)によれば、Pj杉沌肋ePlbzu"zα〃
(B-text)(西南部方言)でこの用法は23例あるが、そのうちcomeが現れる例は僅か1例(Passus XV592)であり、GzzZM"詩群(西部方言)では、全体で2例、しかもcomeの例は皆無である。
このように、チョーサーでは明確な未来を表すcomeの使用はかなり高いことが指摘される.
(11a・orellishowmenyhouresorpartiesofhouresMz'0CO腕efrosuchatymetosucha
tymebydayorbynight (As〃Ⅱ11.8)
b、ForthatysdoonysnoMoco腕e (Bn708)
c,thothingis(whichethatthePurveaunce/wootbyforntocomen,)neMmaMohツオ肱〃
(B0.V.p480-82)
d、Whysholdelthanne/MyeM〃indrede?
(CnV1386)(15c)のbytiden《happen'はB0.に3例見られ、未来の性質を強く表す。(15.)では助動詞sholde によって補強され、「運命」の含意が強く表されている。
次に、不定詞の形態だが、ノbγけInfは散文には皆無であるが、僅か3例韻文に見られる。明ら
かに、韻律上の制約によるforの生起と考えられる。(lOa,HowthatmysoneinpointjMDγ#oルノe TheholylawesofourA1karon,
b・LOC,thatjM,γ#o”e"e〃this
(Cnm331-32)
(m9H1104)
名詞相当用法、遡及的不定詞では散文においてでさえい,γけInfが発見されるという事実を考慮 すれば、/bγ〃Infが散文のこの用法において皆無であるということは、そこに何らかの生起制約 があることを示唆しているように思える。
最後に、これまでのまとめとして各用法の数値を表で示すことにする。’4)
チョーサーの不定詞(Ⅱ)
7
Tablel
mRetr【
《etr「
」rc 44]lt1 51( 《bZ【
」【l1L JP〃I」
zz"α伽-PCE
’1
In⑭IIII【
L」PPノL=PZb庵theP!b"”α〃(B-Text)[cl378];GczouCz珈一Pomesare〃α〃,P""ty,H2雌"Ce[?
1380]andS〃QzzM'@α"‘仇CG”C〃K"49ノb/[?c1390];Wyclif=WycliffiteSelmons[1376- 1412]・TheocculTencesof九γto-Infareshowninthesquarebrackets.
チョーサーでは、散文での名詞相当用法がよく見られること(これはPb応.での頻用が理由)、及 び、遡及的不定詞は依然として多用される傾向にあり、非遡及的不定詞のtocomenが他の同時代 の作品よりも頻繁に現れることが明らかにされた。
2.この節では、Boeceにおいて`be+Inf,構文の各用法がラテン語原典15)のどの表現に対応し
ているかを調査し、分析を試みる。2.1.「be+遡及的不定詞」vs.「sum+所相的形容詞」’6)
まず、1節で挙げた受動不定詞(上例(1J)を検証する。
(17)a.
b・
C
allpowerjSオODC〃o"籾b11eZ!among/thingesthatmenoughtenrequere;(=(1J)
omnempotentiaminterexpetenda〃"”e”"。、伽
all-Acc/power-Acc/among/thingsdesirable-Acc//obeco""/ezノーAcc16)
(17b)から原典ではbe動詞は現れておらず、所相的形容詞のnumerandamは直接、NPのpotentiam を修飾していることがわかる。従って、tobenoumbredがnumerandamを転写していることは 明らかだが、原典の構文自体をそのまま翻訳しているわけではないと言える。
遡及不定詞に関しても、構文自体を転写していないものの方が多い。以下、各パタンを挙げて
いく。①原典の「NP+所相的形容詞」がチョーサーでは《be+Inf,構文を使用した関係詞節をNPに後続
させている型(2例)。8
松瀬憲司(18)a.[thilkedevynethought]stab-/lissithmanymanergisestothingesthatMz/tMD"e;
(Ⅳ.p6.49-51)
b、[Haec]multiplicemlCbusll2gU"伽modumstatuit
c.[it-Nom]/manifold-Acc/things-Dat//o6elwルルDat/manner-Acc/establishes O9Ia・thesommeof/thingsthatMztodb"eistakentogov-/ernetogoodfolk,
(Ⅳ.p6.258-59)
b・utibOnissummarerum'129℃"dbdeferantur
c・to/goodmen-Dat/totality-Nom/things-Gen/tobe'w"dLNom/iscarried
伽ではregendisをthatbentodoneに、(19ではregendaをthatbentodoneと関係詞節で表現し
ている。
②原典では、所相的形容詞がbe動詞以外の一般動詞の補語として機能しているか(1例、下例COI)、
中性名詞化している(4例、下例(21)、(22))型。
剛a.
b、
c・
(21)a.
b、
c、
(22)a.
eekcertesltrowthatthisMgretly/OCC"s肱” (Ⅲp3.55-56)
hocquoquemaximeco"s九ヵm"血沈puto
this-Acc/also/greatly/z(ノo〃んM昭CO"s雌,ieZjLAcc/Ithink
thanneknowethitbyitself/thingesthatbe〃'o勉c〃 (Vp2.13-14)
perseigiturノク`g宛"dtz…dinoscit
by/itself/therefore/メカjlZgMobeaMtjbdLAcc/itdistinguishes
Goddisponithinhis/purveauncesingulerlyandstablelythe/thingsthat6e川Mbo"e
(Ⅳp6.88-90)
deusprovidentiaquidemsingulariterstabiliterque/tzc""dMisponit
god-Nom/providence-Abl/just/uniquely/andunchangeably/メカjlZgstobedb"‘ACC/
disposes
●●可院叩)(。)
(20b)のSVOC構文はチョーサーではOCの部分が接続法の<be+Inf'構文を使用した節になってい る。(2,,(2力では、①の型のように「things+関係詞節」によるパラフレーズが見られる。
③原典では、受動の定動詞が現れる型(1例)。
●●●
a。h)c
卿it〃たnat/o/dO伽e〃ofthethingsfolwynge,
nihildesequentibusa腕bigzz〃
nothing-Nom/from/followingthings-Abl/zpo"〃比。b"6M
(Vp1.5-6)
Ambigere`todoubt,の接続法.現在・受動形がチョーサーではぐbe+Inf,構文の直説法・現在に
移し替えられている。④、be+Inf'構文の起源と言われる「sum+所相的形容詞」構文が原典でも現れる型(3例)
チョーサーの不定詞(Ⅱ)
9
伽a・of/whicheschrewesalbetheoostneveresogreet,/itcsオM’S,舵
(1.p3.67-69)
b、Quorumquidemtametsiestnumerosusexercitus,”eme"伽stamencs4
c、which-Gen/just/evenif/is/many-Nom/army-Nom,/tobecノbSpjs〃Nom/
nevertheless/〃た,
(25)a・itjS'MD"妃〃thatthounebemakidweery/bymysweyes,sothatthounemaistnat suffisetomesurentheryghteweie.,, (V、pll9-21)
b,肥”"伽”quees/nedeviisfatigatusademetiendumrectumitersufficerenonpossis.,,
c、alsotob2/i2uz形`-Nom/〃jS/not/wrongroads-Abl/beingtired-Nom/to/measunng- Acc/direct-Acc/road-Acc/tosuffice/not/youmaybeable.',
⑤原典には、所相的形容詞が全く現れない型(3例)。
(20a.
iMノCe”/b'1/to伽陀"whetherthatallethisethinges/makenorconjoynenasamaner bodyof/blisfulnessebydiversiteofpartiesormembres,or…
(mplO159-62)
utrumnehaecomniaunumveluticorpusbeatitudinisquadampartiumvarietate coniungantan…?
whether/these-Nom/aUthings-Nom/one-Nom/as/body-Nom/happiness-Gen/
certain-Abl/parts-Gen/variability-Abl/join/or…?
theremenantofthingesthatbe〃yeMosejbbenswichethat… (Ⅲ.p1.6-7)
Taliasuntquippequaerestant
suchthings-Nom/are/ofcourse/what-Nom/leave
whatzoe”'0庇腕e〃thanneof/schrewes, (Ⅳ.p2.139-40)
quid
what-Nom b、C、
a1DCa可,c伽㈱
これらはチョーサー自身が文脈を考え、理解を助けるために挿入したものと思われる。
以上のように、Bo.での《be+Inf,構文における遡及的不定詞は必ずしも原典の「sum+所相的形 容詞」構文のみを転写するのではなく、寧ろ、それ以外の所相的形容詞の用法を移し替えた場合 の方が多いことがわかる。従って、チョーサーでは原典の所相的形容詞自体をbe+Inf,構文に転
写する傾向にあると言う方が適切である。2.2.「be+非遡及的不定詞」vs.「esse+未来分詞」
まず、Kenyon(1909,p134,,.1)はB0.においてチョーサーは原典のfuturumest<is[inthe]
future,,quidesteventurumWhatisabouttohappen,,futurus《goingtobe,を全てtocome
と訳出していると主張することを述べておく。
今回の調査ではげ原典の「be動詞(esse)+動詞の未来分詞形」が「be+非遡及的不定詞」に
10
松瀬憲司移し替えられている型が殆どであることが判明した(11例)。以下、分詞形をとっている動詞別に
例を挙げる。なお、B0.で現れる非遡及的不定詞の動詞はcomenとbytidenしかない。
①esse(tobe'の未来分詞:futurus(6例)。
●●●●
a⑪、Ca
倒帥theibe〃toco腕e〃/withoutenecessite
(V・p4102-103)
sinenecessitate"伽、s""/
without/necessity-Abl/gDjlZgtobe-Nom/theyα”
allethethingesshollenben/doonwhichethatGodwootbyfornthattheibe"/'0
CO''@e〃.
(V、p6.206-07)Fient…cunctaquae”〃mdeusessepraenosvit・
Willhappen/…/all-Nom/that-Acc/gDjlZgto6e-Acc/God-Nom/tobc/foreknows.
●●
可、c
帥では、原典の「対格NP+分詞」構文をチョーサーがthat節に書き替えていることがわかる。こ のesseの未来分詞が現れる例は6例あるが、全てtocomenで訳出されている。
②evenire《tohappen,の未来分詞:eventurus(4例)。
01)a.
thatthothingisthatmendon/now,theinezuc”〃toby/肱"firstorthei/werenidoon;
(Vp4.108-110)
quodquaenuncfiunt,prius-quamfierent,e"c"伽、non"e""t
thosethings-Nom/that-Nom/now/arehappening,/before/theymighthappen,/
haPPe"jlZg-Nom/not/theywillhavebee〃
fOrtheibelztoco腕el-
(V、p3.88)
quoniams"〃teDe"〃”
because/theyα”/hα〃e"jlZg-Nom
●●、』叩】(。)
O2Ia.
b、
C_
Kenyonはwhatisabouttohappen(V、p3.31)の例しか挙げていないが、(32)のように関係詞 節になっていない例もある。また、01)ではtocomenではなくtobytidenで訳出されている。この tobytidenの例は3例あり、そのうち2例がeventurusの訳語である。しかし、(3Dに見られるto
comenで訳されているeventurusも2例見出される。③venireTocome,の未来分詞:venturus(1例)
●●●(詞」。●【皿)(u)卿
algatisyititisasignethatthethingisbe"/'0hWい〃bynecessite signumtamenestnecessanoeaesscDe"/"m
sign-Nom/yet/itis/necessity-Abl/them//ODC/CO伽昭
(Vp458-59)
「対格NP+分詞」構文がチョーサーでは、やはりthat節に置き換えられている。奇妙なことに、
本来ならば、venturaはtocomeと訳出されそうなものだが、何故かtobytidenとなっている。
チョーサーの不定詞(Ⅱ)
11
また、上例(3Dでは、eventura《abouttohappen'の時にtobytidenを使用せず、tocomenで表し ている。よって、チョーサーにとって「未来」を表す非遡及的不定詞はtocomenが優勢であるこ
とを考えると、ここでのtobytidenの使用は何らかの意図があったのかもしれない。
④最後に、未来分詞が現れず、普通名詞が《be+Inf,構文に転写されている例を挙げる.
剛a・whatotherthyingis/flyttyngeFortunebutamanerschewyngeof/wrecchidnesse
thatjStoco”e?
(Ⅱ.p1.81-83)
b,quidestaliudfugaxquam九伽mequoddamcalamitatisindicium?
c・what-Nom/is/otherthing-Nom/fleeting-Nom/as/愈加”Gen/this-Nom/misery- Gen/sign-Nom?
(30a・forasmucheasfolkthatM〃joco”e〃aftirourdaysshullenknowenit,
(I.p4.166)
b、nelaterePosre”squeat
c、not/toconceal/cリグ1Wj"gs-Acc/itisable
Mでは属格名詞を《be+Inf'構文の関係詞節に、㈱ではposteros《offsprings,をpeoplewhoareto comeafterourdaysとパラフレーズしている。’8)
以上例証したように、B0.の「be+非遡及的不定詞」は全般的に原典の「esse+未来分詞」を忠 実に転写しているが、未来分詞が現れず、普通名詞をその意味内容から判断して、この構文で表 すことがある。また、使用される不定詞はtocomenが主だが、tobytidenも使用され、必ずしも 原典の動詞と一致しない場合もあることが以上の相互比較から理解できる。’9)
3.今回の調査で、チョーサーの「be+不定詞」構文について次の事項が明らかにされた。
①名詞相当用法はかなり見られ、特にTheHz応o"ls71z化で頻用されている(散文の79.5%、コー
パス全体の52.2%)。②遡及的不定詞も依然として頻用されており(「be+不定詞」構文全体の40.7%を占める)、14世紀 に出現する「受動不定詞」は僅かに、名詞相当用法と形容詞相当用法に各1例ずつしかない。
③「未来」を表す非遡及的不定詞としてtocomenが頻用される。また、散文においてはこの不定
詞にforto不定詞は現れない。④Bocceの原典である、CCC"so/tz物"ePノi肋s⑰ノMzeに現れる「所相的形容詞」自体が「be+遡及 的不定詞」に転写されている場合が多く(約83%)所謂、「sum+所相的形容詞」を移し替えてい る例は僅かに3例である。これに対して、「be+非遡及的不定詞」は全般的に、原典の「esse+未 来分詞」を忠実に転写していると言える。
【註】
Jespersen(1940)の枠組で説明すれば、(be+Inf,構文の名詞相当用法はPrimary、形容詞相 当用法はSecondaryということになる。
勿論、副詞、倒置目的語、挿入句が介在していてもかまわない。
1
212
松瀬憲司3
Mustanoja,Visserらの提出する例を検討してみると、この構文でp-Infが現れる環境は名 詞相当用法に限られているようである。MitcheU(1985,§935)は「(OEに関しては)Preplnf が形容詞相当用法で規則であり、唯一の例外は幾つかの不定詞が並置されている時のon。‘and,
の後に。-Infが現れる場合である」と指摘している。
QuirkeノαL(1985.15.15)によれば、p-Infは、All+NP+must/haveto+do'との共起だけ でなく、次のような場合にも起こる。
4
(i)a・Whattheplandoeszsc"s"”afairpensionforalL b、Thebestthingyoucandonowzs〃”tcheranapology.
無論、上記の例でPreplnfが生起してもかまわない。ここで気がつくことは、巾-Infが現れる 時は必ずその主語節に「置換動詞(SubstituteVerb)」のdoが存在することである。従って、
このdoが欠如した同種の構文ではPreplnfが義務的になる。
(ii)a・Allyouwanted○wastoMphim.
b、Allyouwantedtodowas(joMelPhim.
また、主語は、《Head+Sentence'だけでなく、《Head+InfPhrase'でもよい。
(iii)“Ithinkthenghtthingforustodo,,'E1donsaid,“jSsj/downand--,,
(BmdbR"""eγ,p、48)
このように、PEでは○一Infの生起条件として置換動詞doの存在が必要だが、OE・MEでは、
本文中例(2)からわかるようにそのような制約はなかったようである。更に、この(2)に関して
言えば、散文からの例であるので、韻律上の理由とも言い難い。
Visser(1972,§917)は。-Infの例をチョーサーから次の1例だけ引いているが、これは松瀬(1988, p83)で指摘したように、非人称構文の論理的主語としてのの-Infに属するものであり、所
謂、(be+Inf,構文とは言えない。5
(iv)asgretacraftisAF2Pcwelasz(1)w"e、
(TCm1634)詳しくは松瀬(1988)を参照。
(7)の不定詞は名詞修飾の不定詞である可能性があるが、(7a)の場合、grevanceは「行為」を表 すので、「~する人」という補語がこの例に生起することは不自然である。また、(7b)はbe動 詞の後にcommaがあるので、名詞修飾の不定詞と考えられなくもないが、この場合も(7a)同 様、gentillesseについて列挙している箇所なので、やはりbe+Inf'構文ととる方が妥当であ
ろう。Kerkhof(1982),Bumley(1983)らを参照。
Retroactiveという用語については、Jespersen(1940,15.4-5)を参照。
OED(s,v・BaⅣ、16a)では、この用法は既にobsoleteになっている。また、「遡及的」とは
67 89m
チョーサーの不定詞(Ⅱ)
13
「形態は能動形でありながら、意味としては受動であること」を指すが、Mitchell(1985,§§
934-944)はこれに異論を唱えている。彼はOE話者が果たして「形態は能動で意味は受動であ る不定詞」を認識していたかどうかを疑問視している。寧ろ、不定詞の論理的主語が文脈・
状況から判断できるので表現しないだけであり、換言すれば、受動に「解釈され得る」ので あって、あくまでも能動の不定詞は意味も能動として捉えられていたと主張する。
11MolganCallawayJr.,T肋I)qノブ"伽ej〃A'@gノケSmo〃,(WashingtonDC.:Camegle lnstitution,1913).Mitchell,Visser,MustanOjaらの引用による。
12無論、叙述用法以外では、例えば、名詞修飾の不定詞には、遡及的不定詞は数多く見ること
ができる。
(v)Idon,tknowwhat/0.,
13PEでは寧ろ単純未来を表す用法は少ない。というのは、shall/Will等で未来を表すことが一 般的だからである。OE~ME期にはまだ、shall/willと単純未来を表す。be+Inf'構文との競 合が観察され得るが、PEでこの構文を使用する際には特別な含意があることが多い。Koziol(1932, p、134)はME頭韻詩にこの用法は少なく、その理由として恐らくshallによって未来を表現す
ることが多かったからであろうと述べている。
14独立して使用されるthat/thisiMosCZyという定型句の数値は表Iから除外しているので、こ こで幾つかの点について述べることにする。
まず、この定型句は、散文で306例、韻文で36例あり、最も頻度の高い作品はB0.で、204例 をもつ。これはチョーサー自身が付加したglossとして頻用されるからである。Sayの形態は seynが最も一般的だが、sein,sayn,seien,seyen,sayenseie,seye,saye,seyも見ら れる。Visser(1969,§1387)によれば、この定型句は後期OEから見られ、ME,ModE初期に はけInfだけでなく、/bγけInfもしばしば生起した。今回の調査では、/bγけInfの例は散文 に2例(Pb窓1051;B0.m.p4.52)、韻文に1例(C盃Ⅷ、1437)が発見された。散文では実 に0.7%にすぎない。また、B0.には主要動詞のisを省略したthis/thattos2y〃という型が11 回現れる(Ⅲ.m2.20;Ⅲp9.57-58;Ⅳ.p4.145等)。
15使用した版は、HF、Stewart,EKRandandS.J・Tester,(translators),BOCが"s:T'tzcmteS,
DeCo"so〃わ"c〃肋SOPノbjtze,LoebC1assicalLibrary,(London:WilliamHeinemann,
1973)である。
16呉(1951,§§377-382)の説明では「所相的形容詞(Gemndivumhとは「動詞的中性名詞(Gemndium)」
と同じ語幹を持つ、第一・第二変化形容詞のことであり、「当為」や「必要」を示す。これは
形容詞の一種であるから、動詞的中性名詞のように目的語等はとらない。17以下の例文では、aにチョーサー、bに原典、cに屈折変化を付記した、原典の語順通りのPE 訳を呈示している。
18ノMED(s、v、。巴sゐ"'&s、v・Cl/1Wj昭)によれば、descendantの初出はal420であるので、チョー サーはまだ、この単語を知らなかった訳だが、offspringはOEから存在し、チョーサーのC征 に現れていることを考えると、ここで何故、彼はoffspringを使用しなかったのか不明である。
19名詞相当用法の比較については割愛したが、概ね、原典の不定詞をそのまま転写していると
言える、但し、1例だけ所相的形容詞が現れる例が見られた。これは動詞的中性名詞(所謂、
14
松瀬憲司動名詞)の代用としての所相的形容詞であり、意味的にはpreserving/top1℃servelivesを表
すものである。
(vi)a.
b,
C、
synthesovereyne/cureofalmortelfolMSノosaUe〃hirowene/lyves,
CumigiturpraecipuasノノmortalibusvitaecuraM伽e"伽2,
since/therefore/special-Nom/wouldbe/mortalpeople-Abl/lives-Nom/
concern-Nom/top”selw-Nom,
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Chaucer,sInfinItIve(Ⅱ):,be+InfInItIve,ConstructIon KenjIMatsuse
Abstract
IntheDe+Infinitive,constructiontheinfinitiveisaPredicateNominative,anditfunctionsaseithera Substantive-EquivalentinfinitiveoranAdjective-Equivalentone・Intermsofformandmeaning,the Adjective-Equivalentlnfinitiveisfurthermoredividedintotwoclasses:RetroactiveandNon-Retroactive・
IntheprCsentpaperltrytoclarifythefollowingthingsconcemingthisconstructionintheChaucercorpus:
(1)TheSubstantive-EquivalentInfinitiveThisconstructionismet67timesinChaucer,and35ofthemin
ThcPtz瘤o〃bnz化.
(2)TheRetroactivelnfinitive・Thisisalsofoundrelativelyoften,occupying416%oftheActiveInfinitives・
ThePassivelnfinitiveisthereforerare.(Thereareonlytwo.)
(3)TheNon-Retroactivelnfinitive・OneexampleofthisinfinitivedenotingTuturity,,/OCC腕c〃isvery frequentAndcuriouslyenough,thereisno九γノケInfinitivedenoting《futurity,atallintheprosecorpus (4)Thebc+Retroactivelnfinitive,inBoccF、Thisconstructionisextremelyfrequentlytranscribedfrom theGerundive〃Sc〃intheoriginal,occupyingabout83%,anditisratherrarethattheoriginal加沈+
Gerundive,constructionisrenderedwithoutanychangeintothebe+Retroactivelnfinitive'one.(Wehave onlythleetranscriptionsofthiskind)
(5)Thebc+Non-Retroactivelnfinitive,inBoccF・ContrarytotheRetroactivelnfinitive,thisisalmostalways atranscriptionoftheoriginallessc+FutureParticiple.,