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(1)

西

(2)

戦後におけるアメリカ資本輸出の形態的特質

戦後におけるアメリカの資本輸出が︑形態的には︑証券投資の衰退︑直接投資の着実な増加︑ゑらびに国家投資

の飛躍的増大を以て特徴づけられる乙とは周知のとおりである︒友かんづく最も重要取意義をもつのは国家投資H

対外援助であクて︑従来の分析が主として乙れに集中したのは当然というべきであろうのしかし友がらわれノー

は︑資本輸出を現段階におけるア

JP

P カ資本主義の情造的特質との関聯において理解するため一︑敢て比較的看過さ

れがちな私的投資形態の分析から出発することとしたい︒そして特に︑私的投資の支配的形態たる直接投資の自己

金融化

7 0 ﹈ 己 5 2

a

ω

g

E円 ︒ 円

E8

︶傾向に注目し︑それがアメリカ金融資本の変貌を反n o

映しづつある所以を明かにし︑しかる後はじめて︑圧倒的比重を占める国家投資の意義を検討したいと思う︒

私的投資は︑観点を具にするにつれて種kに分類されるが︑その機能形態に即していえば貸付資本の輸出と産業

ωF

g︶ないし﹁支配﹂︵

82 8C

の有無を基準とすれば︑直接投資︵品目円︒三百︿

0 2 a sg

cと証券投資な

RR

O

4 0 2 g g G

とに区別される・ととるで︑かかる二つの分類はか友りの程度において

重友りム日夕ているとともに︑後者については︑資本主義の発展に伴クて証券投資から直接投資へと重点が移り行く

一 五 一 一 一

(3)

ととが見出されるのである︒

まや︑大雑把にいって証券投資は貸付資本の輸出と一致し︑確定利子付証券をその典型とする︒株式所有もそれ

が企業の支配を制するに見る穫の多数にLLら添いばあいには︑実質主貸付に等しく︑証券投資に含まれる︒乙れに

対して直援投盗のうちで中核的な地位を占めるのは産業資本の輸出である︒次にアメリカ商務省による直接投資の

定義をかかげよう︒註︵1

山アヌリカ国絡をもっ個人または法人が︑議決権附株式の二五パーセント以上を所有していると乙ろの在外会社

間株式がアメpカ園内でA

K分散せる結果個人または単独の法人だけでは二五パ1セシトに

達したいが︑乙れらを合計すれば︑アメリ戸国内で五Qパーセント以上を所有しているととろの在外会社

Eo ロ ︶

m w アメリカ人が単独で所有している在外浴一院

川 町

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ロとは外国の法律の下に組織された子会社であり︑

問 ︒ 一 円 ︒

F間 口

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とはアメリ

カの法律に基いて組織されたものをいう︒︑前記例伶がアメηツカの個人又は企業の支配下にあるととはいうまでも友

い︒前二者にクいては外国℃設立された株民計五位ω一丸飢雄主株式所有を通じて獲得する訳である︒ところで︑株

式会社制度は︑資本の私的所有と生産力発展の極利を回避すべく他人抗日本を自己資本として擬制し導入するとこる

の最高度の資本集中形態であった︒乙れによって産業盗本は資本の企画的及動員を可能注らしめられるが︑そのζ

(4)

戦後におけるアメリカ資本輸出の形態的特質

とが本格化するのは独占段階にむいてであることに注意すべきである︒そして独占段階とそは商品輸出に代る資本

輸出の飛躍的増大を特徴とするものであクた︒けだし︑﹁最初は独占的束縛によって利潤が得られるが︑それはさ

も怠ければその分野に入クてきたは歩の若干の資本を排除するととによって牧得されたのである︒したがクてこの

ような束縛の累積作用によクて︑他の分野が甚しく雑踏するように友り︑乙れらの分野の利潤牧益は︑かかる束縛

が友かクたばあいの水準以下に低下する︒

にはゆかなかクた・しかも︑独占的領域の内部におけるかかる投資分野の削減乙そはまさに外地へ資本を輸出しょ

うとする熱情を尖鋭化するものである︒何故ゑら︑とのよう友輸出は余剰資本のための唯一の捌け口であると同時

にまた独占的制度を維持するためにも必要注条件だからである己︵註2もとよりかかる過剰資本が証券投資の形

態をとクたり︑あるいは︑直接投資の形態をとるにしても単に産業資本のみなら十商業資本または銀行資本として

輸出されるとともあり得る・然し乍らこれまでの記述より明かな如く︑直接投資中支配的な地位を占めるのは産業

資本の輸出であp︑更に独占の進むにつれて盗本輸出形態は︑証券投資から直接投資へ推移し行く趨勢にあるとと

は一般に認められると乙ろであろう︒かかる傾向はアメHカが債権国となクた第一次大戦以後においてはクきりと

認め一られるが︑第二次大戦後には更に決定的と注り︑証券投資の新規発行額は一九四八年から一九五O年までK

億五

000

万下ルを出ないのである︒

然しながらアメリカの証券投資は︑

0年代に最高潮を一示し︑新規発行額は直接投資のそれを主魁ってい

﹁貸付に伴う危険が大きいと思われるととろでは︑対ヨーロッパ投資の如く︑確定利子附証券が著しく

歓迎せられ︑公共機関に対する融資がづねけて軍要注投資型態となクた﹂

のである︒そして世界恐慌の襲︹ 註 3

(5)

{単位10億ドル)

1930  1933  1939  アメリカの対外投資

(1) 直 接 設 資 … 3.9  s.o  7.S  7.0  (2) 証 券 投 資 ー 2.6  7.2  6.0  3.B  (3)長期投資合計ー・ 6,5  15.2  13.S  10.8 

外 国 の 対 米 投 資

l

(4)直接設資ー ~_Q土g 1.4(1929)1.8(1934)2.0  (5) 証 券 投 資 1.6  4.3(1929)3.1(1934)4.3

ω長期投資合計 2 5  5.7  4.9  6.3  (3)ー(6) 4.0  9.5  8.9  4.5  Source:  United States  Department of  ComerceTheUnited  States in the World Economy" l3,p.  123 

来を契機として一挙に転落の途を辿る訳であるが︑そ

の根本的原肉が︑戦債・賠償問題とからみあいつつ行

われた対尚欧投資をめぐる世界経済の構造変動にある

ととはいうまでもない︒しかし友がら乙乙では︑かか

る証券投資の泊長に与クて力あクたブJfリカ資本市場

の機構的特質に専ら注目するこ主主したい︒特徴の第

一一は︑為替手形の割引が重要注意義をもたや︑従クて

それが銀行の予金一準備に用いられなかったという事実

である︒その結呆︑多数の地方小銀行はその資金の

定部分を大銀行に預託した・とのようにしてニュ1

アメり卦の国際投資情侃 第一表

F

K集中した盗金は︑平常これに対して大き友需要

をもっ株式取引所K融資されたのである︒かくてアメ

明カの短期利子率は株式市場の景況に大きく左右δ

るという特色をもっていた︒第二に︑長期外国説券の発行は︑いわゆる投資銀行中戒を介して行われた︒

発行所あるいは発行所と銀行とのシンジケートは︑最初に外国債務者に短期︑前貸しを行い︑乙の貸付は市場の情勢

の好転を待クて︑通常長期貸付に変更された︒発行所の利益と怠るのは︑発行証券の買入れ価格︵即ち最終債務者

との開きからの受取ったもの︶とその売却価格︵即ち証券の最終の購買者の支払ったもの﹀との開きたのである︒

(6)

戦後におけるアメP角資本輸出の形態的特質

発行費用を控除せねばたらないのであるが︑それでも利益はしばしば著しいものがあったο

4当時証券取引

に関する取締法規は︑各州毎のいわゆる青空法

円 司 ω F

F ω

のみでその実効は極めて疑わしいものがあっ

E

O 

た.従クて巨額の創業者利得を入手すべく︑﹁債券セールスマシ制﹂が話用され︑至ると乙ろに支店を設け︑更に

は﹁証券聯合会社﹂を創設して証券の治化にあたる等︑投資銀行はその全盛を誕散したのであった︒

ヨーロッパの支払能力を無保して膨脹せしめられた証券投換は︑早晩その欠陥を暴露せざるを得なかっ−た

が︑その直緩のきっかけは︑株式市場プli短期利子率の暴騰←海外にあるアメリカ資本の引揚げ及び巨額の外

国資本の流入にあった︒やがて株式プ1ムの崩壊κ端を発する世界恐慌が深刻化し行︿とき︑アヌロカは外国債務

者の支払不履行に苦しまざるを得たい︒乙のょうか仏状態を背長にして登場したル

l

f

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l

l

資本市場にも改革のメスを加え︑以てその後の投資活動を規制する制度的基盤をおくものであった︒士︑下一九一一一一一一

年の銀行法は︑商業銀行の投資投機業務の抑制に重点をおさ︑新たに設立された聯邦預金保険会社

ωz

3 ω

n o

に参加して予金の確保を望むすべての銀行は︑その投資金融活動を停止し︑あらゆ

る﹁証券聯合﹂との関係を断クベき乙とを強制した︒これによってjp

γ商会をはじめとする代表的投資

銀行家が︑その証券業務を廃棄した乙とは注目すべきである︒更に乙の法律は︑加盟銀行の証券担保貸付の自己資

本に対する比率を一Oパーセント以下に限定し︑聯邦準備局及び聯邦準備銀行の加盟銀行に対する監督権を強化し

 

一九三五年の銀行枠内は︑乙れを一一層徹底し︑恒久化するととによって︑中央集権的銀行統制機構を完成せしめ

たというととができよう︒銀行の投機的活動抑制とならんで︑証券取引に関する聯邦的統制を一不すものは︑

三年の有価証券法︑及び一九三四年の証券取引所訟であクた・乙れら諸法規に基いて︑違憲論議を仏きお乙した程

(7)

のきびしい制約が種k諜せられるに至クたとき︑生命保険会社の如き大投資機関に対して︑証券を直接譲渡すると

S

R

OB 33

が生れた乙とも注目に依いしようe

0年代に証券投資を飛躍的に場大せしめつつ︑その放に劇的な破局在来さしめたア戸リカ

資本市場は大き︿変貌せしめられた︒このことが投資形態に影響するのは当然というベきであろう︒圏内的には乙

の時期を契機として︑復興金融会社等を通じる国家投資の拡大が顕著となる︒然し乍ら対外的には︑僅かに一九一一﹃

四年ワシシトン輸出入銀行の設立を見たにとどまり︑旦その話回雌も当初は微Aたるものにすぎない︒資本輸出高に

おける証券投資に代る国家投資の増大は︑武器貸与法の成立を待たhMば怒らないのである・

︹ 註

1

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五 一

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一一一︑直接投資の自己金融化傾向

次に市直接投資の動向を概観して見ょう︒すでに第一次大戦前に始るアメqカの直接投資は︑最初ヲデン・プメ

qカ諸国の鉱業︑石油産業等のいわゆる採取産業︑一および鉄道等公議事業ι集中していた︒然るに一九二0年代に

(8)

入るや︑カナグ︑西欧を中心左する製造工業が箸しく増加し︑着実な増大を一不す対ラテン・アヌqカ投資と相侠つ

て︑註券投資には及ぼ友いまでも︑飛際的役発展を見せた︒やがて襲来した世界恐慌段︑その勢いを挫くものであ

ったが︑蒙った打撃は証券投資程激し︿は炊く︑第二次大戦中︑左︿に戦後に−おいて再び拡張期を迎え︑今や来曾

験後における7メ百台資本輸出の形態的特質

{単位10億ドル)

|附 11914 I

I

19

1 195

カ ナ ダ 0.6  0.8  2.0  2.4  3.6 

ラ 手0/•

0.3  1.3  2.0  3.5  2.8  4.7 

7メリカ

ヨ { ロ ヅ

0.6  0.7  1.4  2.0  1,7  J:IU  ..,

lそ の 他 (1)  0.2  0.4  0.6  0,7  1.8 

0.1  0.5  0.8  1. 2.3  3.8  0.1  0,7  0.9  J.2  l. l  石油産業 0.I  0.3  0.6 !  I.  3.4 

農 業 (I)  0.4  0.6  0.9  0.5  0.6 

0.2  0.4  0.4  l. lA  1.4  そ の 他 0.1  0.4  0.6  0.9  l.4  l.5 

'c ll.8 

18971950  アメリカの度接投資

第二表

Source; United State> Departmeut of Comm町 民 , Direct Private  Investments of the United S同国 (A Supplen.ent to  the Sveyof  Current Ru臼nes.• 1953) p. 

(1)5000r1i以下

(単位100万ドル)

i

lカナダ1; お よ ! 西 欧 ! 西 欧 属 倒 そ の 他 全産業合計 3,579  4,735  1,720  4.15  1,318 

製 造 工 業 3,  1,897  78U  933  214 

l,  334  628  21  88  7

l石 油 産 業 3,390  418  1,408  424  296  844 

農 業 589  21  5'l0  39 

運輸・通信等 284  1,042  27  18  54 

貿 易 業 239  243  186  13  Bl 

金融・保険 313  71  37  (I) 

237  72  45  92  27 

1950年における直接投資 第三表

oource: United States  Department of Commerce, ibid. p, 2  (1)は50万ドル以下

(9)

有の金額忙達しているのであるnとの上う友発展過程を通じて︑地域的には︑カナダ及びラテγ・ア戸リカ諸国が

常に過半を占めているととは明かである︒叉︑点開業別に見れば︑石油品開業と製造工業とが断然他を圧し︑とれに反

して︑鉄道等公益事業ならびに農業が停滞もしくは減少傾向を示しているととに注目すべきである︒

さて︑以上の地域別︑廃業別構成を組合わすとき︑われノーは︑7メワカの直接投資について︑二つの類裂を抽

出するととができる︒第一に︑ラテン・73pリカ諸国をはじめ︑間欧諸国の属領︿主として英国の嵐領︶及びその

他諸国︵主としてアジア︑7ラプの後進諸問︶に沿いて︑常陀圧倒的友比重を一不すのは石油産業であり︑次いで鉱

業等︑ドル地域向け原料産業が中心となっているの

L ι

κ︑西欧諸国で典

型的に見られる製造工業投資は︑当該国市場で販売される商品の生産を目的・とするものであり︑石油投資のごとき

も商欧にあクては︑精製︑貯蔵︑輸送等の為の施設であ旬︑むしろ製造ヱ業の範辱κ近いというべきであるe

を対先進同型左名づけよう︒カナダのぼあい︑後者の比重が大きいが︑エyケル︑銅をはじめ︑最近開発された石

油︑鉄鉱石等畏宮注目然終源の採取が︑戦後の対加投資増大の原動力を友すものであり︑その意味で混合型といい

得る︒叉ラデブ・73pqカ諸国でも︑その製造工業K対する投資は︑絶対的場加額ではカナグに︑投下総額では商

欧に劣るものの︑その増加率に沿いで最も著しく︑従って混合型κ

問題は︑直接投資に要する資金がどのようにして調達されているか︑その際右の二つの類型一はいか汝る相違を生

ぜしめているかというととである︒前節で見たようκ︑直援投資が株式会社形態の普及に上って促進される︑という

ばあい︑株式会社による資金の調達は︑本岡市場における株式の公募を本来・とする筈である︒然るK︑アメ明カ商

務省刊行の﹁世界経済κおけるプ戸ワカ合衆国﹂

︵ 叶

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2

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︶除︑両犬

(10)

戦後におけるアメP育資本輸出の形態的特質

戦間にゐけるアメリカの直接投資について︑﹁通常︑資本市場に依存するとと友︿︑親会社によクて金融される﹂

︵ 註

5方式をより重要な特徴曹としてあげている︒すなわち﹁公募に土づて調達されない直接投資の犬半は︑

二二年から二九年の間年平均ご五億下ルを上廻る未配当牧益を保有しているととろのア戸リカ企業の豊富な資金に

上って賄れたのであるo

以下同じくアメリカ商務省に主クて行われたセンサスによりつづ︑第二次大

戦後における直接投資の自己金融化傾向を詳細吃検討する乙ととし上う︒

をや︑直接投資の所有状況を見るに︑個人所有は殆んどなく︑企業それも大企業が支配的である︒前記セシサス

O年末において︑報告を徴した二五

O

1γOの企業もしくは個人のろち︑十社が総額の四O

トを所有し︑更に︑製造工場十社︑石油産業五社︑公益事業三社︑鉱業・農業・貿易各二社︑及び保険一社一よりなる

ご五の犬企業だけで五O1セン・?を占めている︒とれに呼応して単位当り投下額一︑000F

Kのものが

数に沿いては三バ1

F︑しかし総額では六O1Yトを主題っているととも注目に依いし工ろ︒かくてわれ

/\は︑アメリカの直接投資が︑ピヴグ・ピ犬︑一スの支配下にあるものと断定してやへ過あるまい︒ととろで︑アヌ

CI

1

一九四八年において

F

kり︑戦前のピークたる一九二九年の約三O億ドルをはるかにK

利潤の増加だけではなく内部蓄積傾向が大きく友っている乙とにもよるのであクて︑税引後の純牧益中国同保率は︑

一九二九年の三一パーセント︑一九三九|四一年の三八バ1

K

l四八年は約六O1γ

kっているととに注意すべきである

かかる豊富な内部資金乙そ︑国内︑菌外への投資の自己金融の︵ 註 7

源泉を注すものであった︒

(11)

本国企業による自己金融化傾向を端的忙一不すものは︑対後進同型のぼあいである・

戦後にお

ける直接投資増大のイニ︑ンヤテイヴをとる石油投資を検討するとととしよろ︒すでに﹁同際投資の諸問題﹂の中に

は︑次の土うた記述が見られる︒﹁石油企業聯合は︑対内的︑対外的核張に要する資金のいづれをも巨大放積立金

から稔出するととができたので︑新規発行は全︿行わなかった︒﹂

︵ 註

8と・と乙ろで︑第四表土り明かなよう

に︑石油産業は︑全産業合計︑なかんづく製造工業と比較すれば︑

03

− 間 口

F H B

−アメリカ諸国及び﹁その他諸問﹂︵主としてペルシャ湾沿岸諸国︶では総額︑純枚持地ともに︑叉︑商欧

属領諸国にあっては純牧誌において︑

κ注目すべきである︒同じく採取

産業たる鉱業についても︑同HE同様の傾向が指摘し得る︒とのととは︑後進諸司において臣犬伝近代産業を操業せ

しめるにふさわしい諸法規が整備されていない乙と︑土り根本的には︑資本蓄積度が低く︑それ故にかLる犬規模

産業左は無縁たらざるを得友いととにもよるが︑プ3fリカ政府の手厚い保護がかLる傾向を助長しているととを看

過すぺきではたい︒そしてアメqカ商務省は︑石油産業に対する税法上の健遇措置にその主たる原因を求めている

のである︒即ち日く︑﹁借入によるよりも自己資金を用いて拡張せんと欲し旦そうし得るのは︵中略︶・::石油会

社に対して許容された減税措置による︒それは所得税の奈定に際し︑総所得の二七・五パ1

T︑もしくは純所

得の五Oパーセントのうちいやれか少い額を︑品問弁及びガス発生弁の減価償却費として認めるのであるo

︵ 註

9

Lる特別償却の結果︑﹁親会社に支払われる醍当のろち一五パ1

rしだけが課税所得となるという事実から︑

ばあいに上つては︑

問 ︒ 円 ︒

仲 間

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吋 官 ︒ コ

淳 一 ︒ ロ

に課せられる税金よりも支払総額に沿いて低く友るととがある︒更に︑

西半球諸国に稼得源をもっアメリカ企業は︑その課税所得の一四パーセント相当額を税金負担額よりさしひくとい

(12)

QE

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御 菅

第四表 1950年におけるアメリカの直接投資総額及び純牧益(地主主別、産業別、企業形態別分布(単位100万ドル)

昇平副長ιιL出品i~~;!~I

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n o 

川町

︒ ロ

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branch 

石 | 合 Iforeign  i corporation 

I branch  11, 間.11

鉱 | 合 計 | し 四5

f。rei~~rporation 647 ・ 

branch  I  431 .3 

147.9  334.31  52.1  89.8  302.21  52.3  58.1  32.1

0.2

&:; 

Z foreign 

597.5  1,812.4  294. 

corporation 

branch  235.  39.7 i.1 6. 

Source: United States  Deptrr.entof Commerce, ibid,  Appendix Table 5  20.1 

0.8 

R d o n

− nuζu− 

︐ ︑ d

3A

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2 9 3

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︒ ゐ 一

nynuJ 

11(111 

(13)

ろ特別優遇措置を受けている︒とのととはしばしば︑アヌリカの法律の下に海外事業会社を組織するととを有利な

らしめている︒﹂

と・われわれは︑アメリカの石油独占が︑国家の保護を背最としながら︑その豊富な内

部資金を用いて︑何者にも拘束されるとと友く後進国の原料資源を独占し︑直接支配しつLあるととを確認してお

w・ジシガーもいう・﹁投資目的たらびに効果が工業国民の為の食料台工ぴ機械の為の原料の新資源を

開発するにある川併合には︑たとえ地理的︑気候的観点からは海外になされたものであっても︑経済的意義に蘭する

かぎり厳密には国内投資というべきであるo

︶それが主として工業債権国のために貢献し︑債務国の経済発︵ 詰 H

展を促進せや︑時には妨害さえするととによって諸国の不均等な発展を激化するものとされている点に注意すペき

左ころで︑石油を典型とする対後進国投資に−おいても︑

og

ロが少からや存柱するととは第四表F

の示す通bである︒外国の法律の下に組織されるとの子会社は︑アメリカ法の下に設立されたばあいに比して諸点

の制約を蒙めやすいととはいろまでもないが︑特に︑﹁外国人参加の程度は︑戦前に組織されたPB

3 6

5ロに比べて戦後のそれの方が犬きいo

mM

といわれているととは︑一般的には諸外国に告げる民族主義的風

潮の高揚を一示すものと思われる︒しかしながら︑第五表の一示すよろに︑外再発本参加の比重は︑﹁他の地域よ旬も

中止へアジア及び極東に沿いて特に犬である︒そしてとれ等地域のアヌリカ企業に参加Lているのは︑大休において

ヨーロッパ諸国の投枕円家たのである︒﹂

とのととは︑新たK設立されたアヌリカ企業忙西欧資本が参加し

たという上旬は︑旧来の問欧諸問の植民地投資をアメリカ粍本が肩代りしつLあるものと考えられるのではあるま

︑ ︑

4 0

νNとの点対関欧投資の特質を究明するととによ旬︑更に検討するとととしよう︒

(14)

戦後におけるアメリカ資本輸出の形態的特質

における外国資本参加の比

(単位100万ドル)

ore1go  corpation 1950

第 五 表

24  10 

36  10,823  22 

._

5rce; l'.nited States Department of  Commerce, ibid. .23 

第四表から明か友上ろに︑製造ヱ業を中心とする商欧及びカナグへ

O﹃ 唱 ︒

g色︒ロが支耐目的である︒その業穫は︑はじ

33  22  4,169 

2,930  2,050  507  1. 167 

め一電気︑食品加工︑及び農機兵その他の機械工業に集中し︑最近にお

いては︑紙︑バルブ︑自動車︑化学薬品︑金属︑ゴム工業等の増加が

著しい︒とれ等は何れも︑アメリカが高い生産カを誇わノ︑それだけに

来た独占が最も進んだ八す野である︒叉その製品は︑高い所得水準をも

ク先進国市場での販者を目的とするものであり︑犬英帝国特恵制をは

じめとする貿易︑為替上の誇障害によって促進されたものであった︒

ととろでととに注意すべきは︑すでに工業が十外一発達し︑互犬規模産

業の操業た可能友らしめる忙足る間内市場をもっ党進国K対するばあ

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﹁アメリカ企業は︑自ら一の子会社を新規に樹立するよりは︑むし

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その他~: 1

ろ現存する当訪問会社の所有権を獲得するととが多い︒﹂

︵ 註 M

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ちそれはさもたくば自ら正競争関係に立つ筈の外国内既設会社の貿牧であ旬︑国際的独占網の形成を意味するもの 古一フア西

西

であった︒とのととは︑すで忙第一次中へ戦後の事情に即して﹁国際投資の諸問題﹂が指摘しているととろであり︑

︵ 註

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今次占へ戦に工って一一層弱体化した西欧諸国が︑とのよちた形態におけるアタリカ資本の進出を許したとと

は容易に想像し得るととろである︒

73

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カの対先進国直接投資において︑FE

2

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ロが圧倒的であり︑

旦外国資本参加の比重が戦後忙潜加し︑特に曾つての西欧諸国の植民地に沿いて然めという事実は︑ヨ1ロヴパ資

参照

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