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afraid と frightened の統語的・意味的特徴

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Academic year: 2021

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(1)

af r ai d と f r i g h t ened の統語的 ・意味的特徴

西 原

Af r ai dandFr i ght ened:

Synt act i candSemant i cChar ac t er i s t i cs Tbs hi a kiNI SHI HARA

英語 にお ける形容詞 は、 限定用法 と叙述用法 の二つ の用法 を もつ。 限定用法 とは、形容 詞が永続 的意味 を持 ち、名詞 に対 して名詞 の類 を分類 す る機 能 と名詞 の内在 的意味特性 の 一定部分 を限定 す る機能 を指 す。他方、叙述用法 とは、主語 の一時的状態や主語 の内在 的 特性 が一時的 に問題 となってい ること (自己対立 (self‑contrast)) を表す用法で ある。

この論考で は、afraidとfrigh tenedに関 して、限定用法、叙述用法 の観点か ら相違点 と類 似点 を明 らか にす る。

1.限定用法

ここで は、形容詞 に見 られ る限定用法 を前位用法 と後位用法 に分 けて考 え ることにす る。

ah・aidは、frigh tenedとは異な り、通例、 (I) に示す ように単独で は名詞句の前 の位置 に生 ず ることはで きない。つ ま り、aaid単独での前位用法 は容認 されない。

(1)ahigh tenedchild/ ★anafraidchild

(CollinsCOBUILDUsage (1993:29))

しか しなが ら、特定 の副詞 とともに用 い られ る と、afraidも名詞句 の前 に生 じることがで き る

(2)a.asomewhatafraidsoldier

(QuirkandGreenbaum (1973:137)) b.theextremelyafraidboy

afraidの前位用 法 の場 合 には、特定 の副詞 の関与 が不可 欠で あ る。他 方、後 位用 法 で は、

(3)か らわか るよ うに副詞 の存在 は必ず しも義務 的で はない。high tenedの場合 も同様 で あ る。

(3)Heactedlikeaman (somewhat)afraid/ (now)frigh tened.

(2)

西

50

(I

)‑ (

3)

に見 られ るakaidの特徴 は

、( 4)( 5)

が示す ように、形容詞illやa一形容詞 と呼 ばれ る形容詞群 と同 じ特徴 を示 している。

(4)a.'anillperson

b.aseriouslyillperson

c.Heactedlikeaman (badly)ill. (5)a.★anasleepbaby

b.thehalfasleepbaby

c.Lookatthebaby (half)asleep.

illやa一形容詞 は、典型的 には叙述用 法が主体 の形容詞で あ るO この こ とか ら、afraidも叙述 形容詞が主体 の類 で あ る と言 え る 叙述形容詞 の類 は、既 に述べ た よ うに、主語 の一時的 状態や主語 の内在 的特性 が一時的 に問題 となってい るこ とを表 す。 したが って、分類 的な 機能 を もつ前位用法 とは結 びつ きに くい と考 え られ る で は、 なぜ副詞 と共起 す る と前位 用法が可能 にな るのであ ろ うか。 これ は、 限定用法 の二つ めの機能 と関連が あ る と考 え ら れ る。 す なわち、名詞の内在 的意味特性 の一定部分 を限定 す る機 能 と関連 が あ る と考 え ら れ る.asomewhatafraidsoldierやtheextremelyafraidboyで は、 【frih tg enedscale]に一定 の制 限が見 られ ることを示 してい る。 これ は、atallboyにお けるtallが、boyが もつ 内在 的 特性 のひ とつ【verticalheigh t]とい う尺度 に一定 の制限 を加 えてい る働 き と同 じであ る と言

って よい。

他方、hightenedは、 (1) に示 した ように、afraidとは異 な り問題 な く前位用法 として用 い るこ とがで きる. これ は、frigh tenedが典型的 な叙述形容詞 で はな く、 限定用 法 を兼 ね 備 えた形容詞で あ り、前位用 法の うちの分類 的機能 を持 ち うるためで ある と考 え るこ とが で きる。換言すれ ば、形容詞が単独 で前位用法 を持つ場合、分類 的機能 を持つ必要が あ る

ことを示 してい る 1

次 に問題 にな るの は、後位用 法 の場合 で あ る。 (3) か らわか るよ うに、afraid,frigh t‑ enedともに後位用法が可能で あ る。後位用法 は、分類 的機能で も内在 的特性 を限定 す る機 能で もな く、別 の機能 を持つ と考 え られ る。 つ ま り、名詞句 を修飾 す る とい う点で は、前 位用 法 と同 じで あ るが、 その機能 は異 な る。Bolinger(1967)は、後位用 法 を もつ形容詞 は、一時的状態、主語の内在 的特性 が一時的 に問題 となってい るこ と、 すなわち、 自己対 立 (selkontrast)を表 す必要があ るこ とを指摘 してい る。 2

(6)theonlyrivernavigable/ thegirlfaint/ aboyafraid

例 えば、theonlyrivernavigableの場合、増水 な どによって 「一時的 に航行可能 な川 」 と い う意味 を表 し、 同一の川 についての他 の状態 との対立、即 ち、 自己対立 を表 してい る。

しか しなが ら、後位用 法 としての形容詞 を含 んだ名詞句が 自己対立 を表 していて も容認 されない例が存在 す る。

(3)

(7)a.Amanunhappyisseldomincontrolofhisemotions. b.★Amanunhappyfelldownandbrokehisleg.

(安井、秋 山、 中村 (1976:108))

(7) の例 文 が示 唆す る もの は、 自己対立 を表 す部分 と主節 の述部 が表 す部分が意 味的 につ なが りが強 くな くて ほな らない とい う事実 で あ る この こ とは、 この論考 で問題 に し てい るafraid,high tenedの場合 に もあて は まる。

(8)a.Asoldier(always)afraidwillsometimesfigh tagainsthisenemies. b.'Asoldier(always)arafidmetanattractivewoman.

(7)(8)で見 た 自己対立 を表 す部分 と主節 の述 部 の意 味 的つ なが りに関 して は、 さ らな る考察 が必要 で あ る。 (9)(10) の例 を見てみ よう。

(9)a.Soldierstimidorfrigh teneddon't五gh twell. b.★Soldierstimiddonlt丘gh twell.

(10)a.Apersonintentionallyequivocalisnottobetrusted.

b.★ApersonequlVOCalisnottobetmsted.

例 えば、 (9b)で は、timidとdon't丘gh twe11の意味的つ なが りは強 い と考 え られ るが、容 認 され ない。 (9 (10)は、後位用 法 としての形 容詞 を含 んだ名詞句 が、形 容詞 の表 す属 性 が一 時的 に、特 に、問題 になって い る場合 に容認 され るこ とを示 して い る。 副詞 との共 起 や等位接続 な どに よって、形 容詞 が表 す属性 が特 に意識 され、主節 の述部 の意 味 と関連 づ け られ る場合 にのみ容認 され る と言 え る。

さ らに、後位用 法 としての形容詞 は、 これ まで に議論 した 自己対立や一時的 とい う意 味 制 限で はな くて、補 助部 を伴 って い るか どうか とい う統語的 な要 因 も関 わ って くる こ とを 見てみ よ う。

(ll)a.soldiers(always)timidaboutaddressingano組cer b.soldiers(always)a丘・aidofaddressinganofFICer c.soldiers(always)Ligh tenedatan officer

(ll)の例 は、意 味的制約 の他 に重 さ (weight)が後位用 法 に関 わ ってい るこ とを示す もの で あ る。 副詞 を伴 わ な くて も形 容詞 を含 む句 が重 い場合 に も後位用 法が可能 にな る こ とを 示 してい る

(4)

西

52

これ まで議論 して きた前位用 法 と後位用 法 にお け るafraidとfrigh tenedの相違点 を ま とめ る と、次 の表 の ようにな る。

形容詞 限定用法 叙述用法

afraid

△ ○

血ightened

○ ○

前位用法 後位用法

分類機能 内在 的特性 の限定機能 自己対立 一時的 楠助部

afraid × 副詞 との共起

○ ○ ○ ○

2.叙述用法

afraid及 びfrigh tenedは、be,become,feel,seemな どの動詞 の補部 に生起 す るこ とは、 こ れ までの研究で よ く知 られてい る事実で ある 3

(12) Johnwas(becam e)ah・aid/ frigh tened.

(13) Johnfeelsarafid/ frightened.

(14)a.Johnseemsafraid (other).

b.Jordiseemedfrightened,andwedidnotstaylong. (BNC)

これ らの動詞 に加 えて、look,soundな どの動詞 の補部 にah・aid,frigh tenedが生起 す るこ とも 可能であ る。

(15)a.Shelookedah・id,a andherfacewasverywhite.

b.Mam alookedfrightenedandunhappyintheportrait.

(16)a.Buthervoicestillsoundedfrigh tenedwhenshesaid,'Ipromise/

b.ShesoundedafraidthatLizhadchangedhermind.

(12)‑(16)に見 られ る事実 は、ah・ida及 びh・igh tenedは、 いわゆ る連結動詞 に後続可能で あ

(5)

るこ とを示 して い る.で は、look,soundに後続 す るafraid,high tenedが どの よ うな形 (補 部) を とる こ とがで きるか見 てみ よ う。

(17)a.Helookedafraidofbeingoverheard,evenintheemptyroom.

b.*Helookedafraidtobeleftalone.

(BNC)

C.Helookedafraidtogointothecave.

d.Helooksafraidofthebats.

(18)a.Helookedfrigh tenedofbeingoverheard,evenintheemptyroom. (BNC) b.'Helookedfrightenedtobeleftalone.

C.Helookedかightenedtogointothecave.

d.Helooksfrightenedof/atthebats. (19)a.Shesoundedakaidofgoingintothecave.

b.Shesoundedah・aidtogo.

C.Shesoundedafraidofthebats.

d.Shesoundedah・aidthatLizhadchangedhermind.

(20)a.Hesoundedfrigh tenedofbeingleftalone.

b.Shesoundedfrightenedtobeleftalone.

C.Shesounded血ightenedofthebats.

d.Shesoundedfrightenedthatshemightbeforcedtogointothecave.

(BNC)

上 の例 か ら明 らか な よ うに、look,soundに後 続 す るafraid,frigh tenedは、of〜ing,不定詞、

前置詞句 を とるこ とがで き、soundにafraid・frigh tenedが続 く場合 はthat節 も後続 す る こ と が可能 で あ る。 しか しなが ら、不定詞 を とる場合 には、 その意 味 内容が容認度 を左 右 す る こ とが わか る。(17C)(18C)が容認 され るの に対 して、(17b)(18b)は容認 され ない。詳 し くは3節 で論 じるが、akaid,Bigh tenedに後続 す る不定詞 は、主語 の 「意 図」(volitionality) を表 し、主語 が その行為 を コン トロールで きな けれ ばな らない。

次 に、述部 に現 れ るakaid,frigh tenedに関 して、別 の特徴 を見 てみ よ う。 二つ の形容詞 と 生起 す る修飾語句 に関 して は、注意 を要 す る。afraidの場合、very/ verymuchいずれの場 合 も可能 で あ るの に対 して、kigh tenedの場合 は、veryのみが可能で あ る.BNCで は、very afraidの用例 が26で、verymucharafidが17例存在 す る。 この こ とか ら、veryah・aidの方がや や好 まれ る傾 向にあ る と言 え る。

また、CollinsCobuildEnglishUsage (1993)に よる と、通例、 (alittle)bitは、afraidと ともに用 い られ ない とされて い る。

(21)a.'Iwasabitafraid.

b.Iamjustalittlebitfrightened.

しか しなが ら、(21a)に示 した用法 は、絶対 的で はな く、(22)の用例 を容認 す る話者 も多 い。

(6)

西 54

(22)Areyougoingtotakepartinthecompetition?

Well,Iamjustalittlebitafraid.

さ らに、 (23)の ような コンテ クス トで は、 問題 な く容認 され る例 とな る。

(23)IfIwereevenalittlebitafraidofbats,Iwouldn'tgointothatcave.

(23)の事実 か ら、文 の全体 的意味 とalittlebitafraidの意味 の結 びつ きが強 くない とこの表 現 は容認 され ない と思 われ る。

alittlebitafraidの容認度 は、 アメ リカ英語、 イギ リス英語 とい う違 いか ら くる もので は な く、 個 人 差 が見 られ る用 例 で あ る。(21b)を容 認 し、(21a)を容 認 しな い話 者 は、

afraidに関 して、心配 して い る状態 と心配 していない状態 を対立的 に とらえて い る と思 われ る。 一方、frigh tenedに関 して は、afraidの よ うに二 つ の状 態 を対立 的 に とらえてい るので はな くて、frigh tenedの程 度 とい う枠組 みで とらえて い る と考 え られ る。 これ らの こ とを 図示 す る と次 の よ うにな る と思 われ る。

f

rightened

a

l

i

杖lebit

< a

l

u

LueDlL Veけ'.

less more

afraid

A. someThat've"'m,uch) notafraid afraid

上で見 た修飾 語句 以外で は、 いずれの形容詞 に もtoo,probably,obviously,horribly,terri‑

blyな どの副詞 が修飾 語句 にな りうる。 (24 (28)の用例 は、 いずれ もBNCか らの用 例 で あ る。

(24)a.Stephenhadnoideawhethershewassickfrom thewine,orweary,ortooafraidto lookathim.

b.Iwasmuchtoofrightenedtojumpoff.

(25)a.Heisprobablyakaidofthenoise.

b.Youwillbegintofeelbewilderedandlost,probablyfrightened.

(26)a.Hewasobviouslyafraidyouweretapingtheconversation.

b.Davidandhiscompanionswereobviouslyfrightenedbythethreats. (27)a.EspeciallysinceshewashomiblyafraidCandymigh tberight.

b.Horriblyfrightenedbythistime,・・・

(28)a.Wh etherornotwehave五m 1yheldbeliefsaboutwhathappensafterdeath,wecan stillbetemiblyafraid.

b.Isabelle,Iam temiblyfrightenedIshalldiealonewithnoonetotouchme.

(7)

3.afraid,frightenedto不定詞とof〜ing

Wierzbicka (1988)は、akaidtoVとafraidofV‑ingの意味的特徴 に関 して、afraidtoVが 用 い られ る場合、 そ こにはあ らか じめ 「〜 しよ う」 とす る主語 の意 図 (volitionality)が存 在 す る として い る。

(29)a.Shewasafraidtowakehermistressup.

b.Shewasafraidofwakinghermistressup. (Wierzbicka(1988:33))

(29a)で は、 メイ ドさんが、女主人 を起 こそ う とい う意志 を持 ってい るが、 その行為 を行 うこ とを恐 れて い る とい う意 味 を表 す。他方、 (29b)で は、 意 図的 に起 こそ う とい う意志 は見 られ ない。 同様 の主張が、Goldberg (1995)に も見 られ る。

(30)a.#Iamafraidtofalldown .

b.Iamafraidoffallingdown , (Goldberg (1995:3))

(30)で用 い られ て い る動 詞fallは、通例 、 自分 の意 志 で コン トロールで きな い (non‑self controllable)行為 を表 す。 したが って、 (30a)は、 「自分 で あ る所 か ら落 ちてみ よ う。」 と す る意志が存在 し、何 かの理 由で その行為 に及 ぶ ことをため らって い る場合 に容認 され る。

例 えば、 バ ンジー ジ ャ ンプを試 み よ う として い るが、 い ざジ ャ ンプをす る段 階 になって、

あ ま りの高 さに体 がす くんで しまって い る状況等が考 え られ る. つ ま り、afraidtoVが容認 され る場合 は、主語 の意志が感 じ取 られ、 あ る特 定 の時間 にお け る恐 れ をいだ いて い る場 合 で あ る と言 え る

主語 の意志 とい う考 え方 は、ah・aidtoVとafraidofV‑ingの容認度 を考 え る上 で有効 的で あ る と思 われ る。次 の例 を見てみ よ う。

(31)a.★′m egovemmentisafraidtolosetheelection.

b.n egovemmentisafraidoflosingtheelection.

(32)a.'Iamafraidtogetlost. b.Iamafraidofgettinglost.

(31a)が容認 され ないのは、 は じめか ら選挙 に負 け よ うと思 って選 挙 に臨 む もの はいない と考 え られ るか らで あ り、 同様 に、 (32a)が容認 され ないの も、 は じめか ら道 に迷 うこ と を意 図 して い る もの はいないか らだ と言 え る。 4 この よ うに、a血・aidtoVが容認 され るた め には、主語 の意図 ・意志が背景 に存在 す る場 合で あ る と言 え よ う。但 し、afraidtoVにおけ る主語 の意 図 とい うの は、 「た め らう」 「心配 す る」 とい う感情 が存在 す る、 あ る特 定 の時 間 と密接 な関係が あ る こ とに注意 しな けれ ばな らない。 次 の例 にお け る副詞語句 との共起 制 限 は、 この こ とを示す もので あ る。 5

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西

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(33)a. Don'tbe血 aidtoaskforhelpifyouneedit聖.

b. Don'tbeafraidofaskingforhelpifyouneeditfromnowon.

(34)a. Heisafraidtoleave退出hismothercomes. b.??Heisafraidofleaingv 主旺盛 hismothercomes.

(35)a. Iam 血 aidtocrosstheroad itisinthisicycondition.

b.??Iam 血 aidofcrossingtheroad itisinthisicycondition.

afraidで表 されて い る主語 の意志 ・感情 が あ る特定 の時間 と密接 な関係 が あ る とい うこ と は、主語 の否定 的な心 的態度が基 準時 として選 ばれた時間 に基づ くもので あ るこ とを示 し てい る.つ ま り、 これ は、afraidの対象 となってい る行為が、別 の時間帯 で は行 われ ること を も意味す る。 したが って、主語 の否定 的な心 的態度が表 された行為 に関 して は、実際 に 行 わ れ る場 合 もあれ ば、 行 わ れ な い場 合 もあ る こ とを意 味 す る。 次 に挙 げ るBritish NationalCorpus(BNC)か らの用例 (36)(37)は、 この ことを支持す るものであ る。

(36)a.IwasafraidtoleaveEdinburgh ,evenmomentarily,in casetherewasword&om the WarOffice,butin September1944mymotherI)ersuadedmetogowithherto Bedfordforashortholidav.

b.AtfirstJohannwas血 aidtospeak,butthenhebeEran tOtalk.

(37)a.Shewasafraidtolookaround,buttheohet rhousemaidwasreadytocarrysoup bowlstothetableandshehadtodothesam e.

b.Sheachedtocomi orthim,butwasafraidtotouchhim,in caseitwastheonelast thingthatwastoomuch.

(36)(37)の下線部 か ら、(36)で は実際 に否定 的に とらえていた行為 を実際 に行 った こと、

(37)で はその行為 を行 っていない こ とがわか る。

また、a打aidに後続 す る不定詞 は、主語 に よるコン トロールが可能 な場合 に容認 され る こ とに注意 しなけれ ばな らない。

(38)a.patisafraidtotalktoChris. b.*PatisafraidtohearfromChris.

連絡 を受 け る とい うこ とは、 主語Patが コン トロールで きない行 為 で あ る。 したが って、

(38b)は容認 され ない例 にな る。 同様 の こ とが先 に見 た (17b) (18b)に もあて は まる。

tobeleftaloneで表 されてい る内容 は、主語 の コン トロールが及 ばない行為 を表 すために容 認 されない例 とな る。

これ までの議論か ら、不定詞で表 されてい る行為 には主語 の意志が存在 し、その行為 を実 際 に行 うか どうか に関 して、主語が コン トロールで きる必要が あ ることが明 らか になった。

(9)

これ までの議論 で は、afraidtoVにお いて、主語 の意 図の存在 を明 らか に した。 次 に、

akaidofV‑ingの場合 は、主語 の意図 に関 して は中立的で あ る とい う事実 を見てみ よう.

(39)Sheaskedmetocomewith herbecauseshewasakaidofgoingthereonherovm.

(40)Well,Iwantto・・・Don'tbeafraidofsayingwhatyouthink.

上の例 で は、主語 の意志が読 み取 れ るがingが用 い られてい る。 この事実 と既 に見 た例 を考 え併せ る と、Vingの形 は、 主語 の意志 とい う点で は中立的であ るこ とがわか る0

で は、次 に出gh tenedの場合 を考 えてみ よ う。主語 の意志 は、frigh tenedに後続 す る不定 詞 に もあてはまる。 6

(41)Iwashightenedtopickitupsoweran hometogetdad.(BNC)

(41)で は、何 か拾 い上 げたい とい う意志が あ りなが ら、何 らか の恐れ を抱 き、 その行為 を父親 の助 けを借 りて行 うことに した主語 の意志が読み取れ る。

結 語

この論考 で は、afraidとfhgh tenedの用 法 に関 して、統語 的、意味的な特徴 を明 らか に し た。結果 として、両者 の共通点、 な らびに相違点が明 らか になった と思われ る。

1前位用法 に見 られ るafraidとhightenedの差異 は、名詞用法 に も見 られ る。飢gh tenedの場 合、 それ単独 で定冠詞 とともに名詞的に用 い ることが可能であ るが、a血aidの場合 は、副詞 を必要 とす る。

(i)thefrightened/heat fraid/ theawhllyafraid

この事実 も分類 的機能 と内在 的意味特性 の一定部分 を限定 す る機能 とい う観点か らの説明 が可能 で あ る.分類 的機能 を もつfrigh tenedは、 単独 で定冠詞 とともに名詞 的 に用 い るこ とが可能であ るが、a血aidは、分類機能 を持 たず、副詞 とともに用 い られ ることで名詞 の内 在 的意味特性 の一定部分 を限定 す る機能 をもつ ようにな り、名詞用法が可能 にな る と考 え

られ る。

2形容詞 の中には、honestな どの よ うに恒常的状態 を表 す形容詞が存在す る この種 の形 容詞 は、 限定用法 と叙述用法 の両方 を併せ持つが、単独 で は、後位用法 を持つ ことはで き ない。副詞 な どの力 を借 りて、 自己対立 を意味す る場合 にのみ後位用法が容認 され る。詳

し くは、Nishihara(1988)を参照の こと。

(i)Amanusuallyhonestwillsometimescheat. (Quirket.l (a 1985:420))

(10)

西

58

(ii)Evenaman Veryhonestwillsometimescheat. (iii)Aman notvery/ quitehonestwillsometlm escheat. (iv)Adocumentform erlyyellowisnowprintedonredpaper.

3PeterSells(個 人談話 ) に よる と、何 か に対 す る恐 れか ら泣 いて いて、 言葉 か らで はな く、状況 か ら判 断す る場 合 は、soundfrigh tenedを用 い、 明 らか に、afraidの状態 を起 こす 何 かが存在 してい る場合 には、sound血 aidを用 い る。

4 (22a)が容認 され るため には、主語 の意 図性 で はな くて、予期性 が関与 して い る。後述 す るが、主語 自身 に よる予期、 また は、第三者 に よる予期 が可能 な場合 に もafraidtoVが容 認 され る。

5ThomasWasow (個 人談話) に よる と、劇 の登場 人物 が、常々、 あ る場所 を離 れ る こ と を恐れ て いて、母親 の到着 に よって その気持 ち に変化 が見 られ る場合、 (24b)は容 認 され る。 つ ま り、恒 常性 の解釈 を想定 で きる場 合 に は許 され る こ とにな る。 ここで言 う主語 の 意志 は、擬 人化 された次 の よ うな用例 で はあて は ま らない。

(i)Infactal1thefumi turehuggedthewallsasiffrigh tenedtoputitsfeetonthecarpet. 参考文献

安井 稔 ,秋 山 怜 ,中村 捷 (1976)『形 容詞』研 究社

Bolinger,Dwigh t(1967)…AdjectivesinEnglish:attributionandpredication,"Lingm 18,1‑34.

Goldberg,E.Adele (1995)A ConstructionGrammarAbbroach

t

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Nishihara,Toshiaki(1988)"ANoteonPostmodificationbyAjectives," 『筑 波 英語教育』

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Quirk,RandolphandSidneyGreenbaum (1973)A Unive和itvGrammarofEnglish, I.ongman,Essex.

Swan,Michael(1995)pylaCticalEngliihUsage,0ⅩfordUmiversityPress,Oxford.

Wierzbicka,Am a(1988)771eSemanticsofGrammar,Jolm Benjamins,Am sterdam

辞 書

CollinsCOBUILD (1987)

CollinsCOBUILDEnglishUsage (1993) OxfordWordPower(1993)

OxfordAdvancedLearner'sDictionary (1995)

Corpus

BritishNationalCorpus

参照

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