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EtherNet/IP内蔵スイッチテクノロジ

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EtherNet/IP 内蔵スイッチテクノロジ

リニアおよびデバイス・レベル・リングのトポロジ Cat.No. 1756-EN2TR, 1756-EN3TR, 1783-ETAP, 1783-ETAP1F, 1783-ETAP2F, 1734-AENTR, 1738-AENTR, 1732E

アプリケーションガイド

(2)

お客様へのご注意

ソリッドステート機器はエレクトロメカニカル機器とは動作特性が異なります。『ソリッド・ステート・コン トロール ソリッドステート機器のアプリケーション、設置、および保守のための安全ガイドライン』

(Pub. No. SGI-1.1、当社の営業所または http://www.rockwellautomation.com/literature/ からオンラインで入 手可能)に、ソリッドステート機器とハード配線エレクトロメカニカル機器との重要な相違点について説明 しています。この相違点、またソリッドステート機器はいろいろな用途に使われることからも、この機器の 取扱責任者はその使用目的が適切であるかどうかを充分確認してください。

Rockwell Automation, Inc. は、いかなる場合も、この情報の使用または適用により発生した間接的または派 生的な損害について一切の責任を負いません。

本書で示す図表やプログラム例は本文を容易に理解できるように用意されているものであり、その結果としての 動作を保証するものではありません。個々の用途については数値や条件が変わってくることが多いため、当社で は図表などで示したアプリケーションを実際の作業で使用した場合の結果については責任を負いません。

本書に記載されている情報、回路、機器、装置、ソフトウェアの利用に関して特許上の問題が生じても、当 社は一切責任を負いません。

製品改良のため、仕様などを予告なく変更することがあります。

Rockwell Automation, Inc.の書面による許可なく本書の全部または一部を複製することは禁じられています。

本書全体を通して、必要に応じて、注を使用して安全上の留意事項を示します。

Allen-Bradley、ArmorBlock、ArmorPoint、CompactLogix、ControlLogix、POINT I/O、Rockwell Automation、RSLinx、RSLogix、Stratix 2000、Stratix 6000、Stratix 8000、Stratix 8300、およびTechConnect Rockwell Automation, Inc.の商標です。

Rockwell Automationに属さない商標は、それぞれの企業に所有権があります。

警告

人体に障害を加えうる事項、および装置の損傷または経済的な損害を生じうる、危険な環境で爆発 が発生する可能性がある操作や事項を示します。

重要 製品を正しく使用および理解するために特に重要な事項を示します。

注意 正しい手順を行なわない場合に、人体に障害を加えうる事項、および装置の損傷または経済的な損 害を生じうる事項を示します。危険を識別、回避し、結果を認識できるようにするための注意事項 です。

感電の危険

機器または機器内に、危険な電圧が存在する恐れがあることを知らせるために、ドライブやモータ などの装置の上または内部にラベルを貼っています。

やけどの危険

表面が危険な温度になっている恐れがあることを知らせるためにドライブやモータなどの装置の 上または内部にラベルを貼っています。

(3)

変更内容

はじめに

本書のこのリリースには、新規および更新情報が含まれています。

更新情報

本書は、現在DLR アプリケーションで使用できる最も正確で一般的な トポロジを提供できるよう変更されています。詳細は、65ページの「一 般的なネットワークトポロジ」を参照してください。

(4)

変更内容

Notes:

(5)

目次

はじめに 本書の目的

. . . 7

対象読者

. . . 7

1

EtherNet/IP

内蔵スイッチ テクノロジの概要 はじめに

. . . 9

EtherNet/IP

内蔵スイッチテクノロジ

. . . 10

リニアネットワーク

. . . 10

デバイス・レベル・リング(

DLR

)ネットワーク

. . . 11

内蔵スイッチテクノロジを備えたロックウェル・ オートメーション製品

. . . 12

内蔵スイッチテクノロジを備えた製品に共通の特長

. . . 13

DLR

ネットワークエレメント

. . . 15

スーパバイザノード

. . . 16

リングノード

. . . 17

DLR

ネットワークの動作

. . . 18

DLR

ネットワークのノード数

. . . 19

DLR

ネットワークフォルトの管理

. . . 19

2

章 デバイス・レベル・リング・ ネットワークの構築および 構成 はじめに

. . . 21

DLR

ネットワークへのデバイスの設置

. . . 21

DLR

ネットワークのスーパバイザノードの構成

. . . 22

RSLogix 5000

プログラミングソフトウェアでの リングスーバパイザの構成

. . . 23

RSLogix 5000

プログラミングソフトウェアでの リングスーパバイザの有効

. . . 26

RSLinx Classic

通信ソフトウェアでの リングスーパバイザの構成および有効

. . . 29

ネットワークの物理接続の完了

. . . 33

スーパバイザ構成の検証

. . . 34

3

DLR

ネットワークのモニタ はじめに

. . . 35

DLR

ネットワークのモニタ方法

. . . 35

RSLogix 5000

プログラミングソフトウェアの ステータスページ

. . . 36

RSLinx

通信ソフトウェアのステータスページ

. . . 36

デバイス・ウェブ・ページ

. . . 36

MSG

命令を使用するプログラム

. . . 36

ステータスページのモニタ

. . . 37

RSLogix 5000

プログラミングソフトウェアの ステータスページ

. . . 37

RSLinx

通信ソフトウェア

. . . 38

デバイス・ウェブ・ページのモニタ

. . . 41

MSG

命令を使用する診断のモニタ

. . . 42

MSG

命令の使用例

. . . 42

Configuration

タブの特定の値の使用

. . . 44

Retrieve All Ring Diagnostic Information . . . 45

(6)

目次

4

章 リニアネットワークまたは

DLR

ネットワークのトラブ ルシューティング

リニアネットワークまたは

DLR

ネットワークの一般的な対策

49 DLR

ネットワークまたはリニアネットワークに

固有の問題

. . . 50

5

1783-ETAP

1783-ETAP1F、および 1783-ETAP2F EtherNet/IP

タップのその他の機能 はじめに

. . . 53

DIP

スイッチの使用. . . 53

インターネットグループ管理プロトコル(IGMP)構成 パラメータ

. . . 58

IGMP

スヌーピング

. . . 58

IGMP

クエリア

. . . 59

デバイス・ポート・デバッグ・モード

. . . 60

ネットワークの

1783-ETAP、1783-ETAP1F、または 1783-ETAP2F

タップの交換

. . . 62

ポートバッファの使用量

. . . 63

6

章 一般的なネットワーク トポロジ はじめに

. . . 65

スタンドアロン型リニアネットワーク

. . . 66

スタンドアロン型

DLR

ネットワーク

. . . 67

単純なリニアネットワークまたは

DLR

ネットワークの 拡張

. . . 68

付録 A ネットワークの使用に関する ガイドラインと注意事項

. . . 71

付録 B

ネットワークの回復

パフォーマンス

. . . 73

索引

(7)

はじめに

本書の目的

本書は、内蔵スイッチテクノロジを採用したロックウェル・オートメー

ションの EtherNet/IP デバイスを使用したリニアネットワークおよびデ

バイス・レベル・リング(DLR)ネットワークの設置、構成、保守につ いて説明しています。

対象読者

本書は、内蔵スイッチテクノロジ採用の EtherNet/IP デバイスを使用す るアプリケーションの開発者を対象としています。

本書の対象読者は以下の知識も必要です。

一般的なEtherNet/IPネットワークの概念

RSLogix 5000プログラミングソフトウェア

RSLinx Classicプログラミングソフトウェア

(8)

はじめに

Notes:

(9)

1

EtherNet/IP 内蔵スイッチテクノロジの 概要

はじめに

EtherNet/IP内蔵スイッチテクノロジを理解できるように、以下の項目を

記載します。

内 蔵 ス イ ッ チ テ ク ノ ロ ジ を 備 え た 製 品 が 導 入 さ れ る 前 は、従 来 の

EtherNet/IPネットワークトポロジは、エンドデバイスがスイッチを介し

て接続され、互いに通信し合うスタートポロジでした。以下の図に、

EtherNet/IPスター構成を示します。

EtherNet/IPスタートポロジの例

EtherNet/IP内蔵スイッチテクノロジは、エンドデバイス自体にスイッチ

を内蔵することで、 EtherNet/IPデバイスを相互接続するためのかわりの ネットワークトポロジを提供します。

項目 参照ページ

EtherNet/IP内蔵ス イ ッ チテ ク ノ ロ ジ 10

内蔵ス イ ッ チテ ク ノ ロ ジ を備えたロ ッ ク ウ ェ ル ・ オー ト メ ーシ ョ ン製品

12

DLRネ ッ ト ワーク エ レ メ ン ト 15

DLRネ ッ ト ワークの動作 18

DLRネ ッ ト ワークの ノ ー ド 数 19

DLRネ ッ ト ワーク フ ォル ト の管理 19

(10)

1章 EtherNet/IP内蔵スイッチテクノロジの概要

EtherNet/IP 内蔵スイッチ テクノロジ

内蔵スイッチテクノロジは、エンドデバイスでリニアおよびリング・

ネットワーク・トポロジを形成できるよう設計されています。

リニアネットワーク

リニアネットワークは、デイジーチェーンされたデバイスの集まりです。

EtherNet/IP内蔵スイッチテクノロジを使用して、このトポロジをデバイス

レベルで実現することができます。追加スイッチは必要ありません。

以下の図に、リニアネットワークの例を示します。

リニアネットワークの例

リニアネットワークの主要な長所は、以下の通りです。

設置が簡略化され、配線および設置コストが削減されます。

特別なソフトウェア構成が不要です。

内蔵スイッチ製品により、リニアネットワーク上のCIP Syncアプ リケーションのパフォーマンスが向上します。

リニアネットワークの主要な短所は、ケーブルのどこかが断線すると、

その下流のすべてのデバイスが残りのネットワークから切断されるこ とです。

重要 EtherNet/IP内蔵スイッチテクノロジを備えた製品は、

1つのサブネット内のリニアまたはDLRネットワー クに接続するための2つのポートを持っています。

このポートは、2 つの別々のサブネットに接続され た2つのネットワーク・インターフェイス・カード

(NIC)として使用することはできません。

(11)

EtherNet/IP内蔵スイッチテクノロジの概要 第1

デバイス・レベル・リング( DLR )ネットワーク

DLR ネットワークは、 オートメーションデバイスの相互接続を目的と したシングル・フォルト・トレラント・リング・ネットワークです。こ のトポロジは、デバイスレベルでも実現できます。追加スイッチは必要 ありません。

以下の図に、DLRネットワークの例を示します。

DLRネットワークの例

DLRネットワークの長所は以下の通りです。

設置が簡単。

ネットワーク上の1ヶ所でのフォルトに耐性がある。

ネットワーク上で1つのフォルトが発生したときに素早く回復で きる。

DLR トポロジの主要な短所は、リニアまたはスターネットワークに比べ て、ネットワークのセットアップと使用に余分な労力がかかることです。

重要 EtherNet/IP内蔵スイッチテクノロジを備えた製品は、

1つのサブネット内のリニアまたはDLRネットワー クに接続するための2つのポートを持っています。

このポートは、2 つの別々のサブネットに接続され た2つのネットワーク・インターフェイス・カード

(NIC)として使用することはできません。

(12)

1章 EtherNet/IP内蔵スイッチテクノロジの概要

内蔵スイッチテクノロジ を備えたロックウェル・

オートメーション製品

DLR またはリニアネットワークの構築に使用できる、現在提供されて いるロックウェル・オートメーション製品は、以下の通りです。

1756-EN2TR ControlLogix EtherNet/IP 2ポートモジュール - ControlLogixコントローラ、I/Oモジュール、および通信モジュー ルをDLRまたはリニアネットワークに接続します。

1783 EtherNet/IPタップ - 内蔵スイッチテクノロジに対応していな いデバイスを、リニアまたはDLRネットワークに接続できるよう にします。各タップは、前面にあるデバイスポートを使用して、

内蔵スイッチテクノロジに対応していないデバイスをリニアまた は DLR ネットワークに接続します。タップには、リニアまたは DLRネットワークに接続するための2つのネットワークポートが あります。

リニアまたはDLRネットワークへの接続に使用されるネットワー クポートは、タップのタイプごとに異なっています。以下の表に、

それぞれのタップで使用されるタップのタイプを示します。

光ファイバーネットワークの使用の主要な長所は、ネットワーク ノード間の距離を長くすることが可能なことと、ネットワーク上 のノイズイミュニティが大きくなることです。

デバイスポートとネットワークポートの両方を使用して、内蔵ス イッチテクノロジに対応していないデバイスをDLRネットワーク に接続する1783-ETAP タップの例を、11ページの図 DLR ネット ワークの例に示します。

Cat. No. ネ ッ ト ワーク ポー ト

説明

1783-ETAP 2つ、 銅線用 2つの銅線用ネ ッ ト ワー クポー ト で、タ ッ プが銅線の リ ニアまたはDLRネ ッ ト ワー ク に接続さ れます。

1783-ETAP1F 1つ、 銅線用 1つ、

フ ァ イバー用

1 つの銅線用ネ ッ ト ワー ク ポー ト で タ ッ プが銅線の リ ニアまたはDLRネ ッ ト ワー ク に接続さ れ、1つの光フ ァ イバー用ネ ッ ト ワー ク ポー ト で タ ッ プが光フ ァ イバー の リ ニアまたはDLRネ ッ ト ワーク に接続 さ れます。

この タ ッ プは通常、 同 じ ネ ッ ト ワー クの 銅線セ ク シ ョ ン と 光フ ァ イバーセ ク シ ョ ン を接続するのに使用さ れます。

1783-ETAP2F 2つ、

フ ァ イバー用

2 つの光フ ァ イバー用ネ ッ ト ワー ク ポー ト で、 タ ッ プが光フ ァ イバーの リ ニア ま たはDLRネ ッ ト ワーク に接続さ れます。

(13)

EtherNet/IP内蔵スイッチテクノロジの概要 第1

以下に示す、カタログ番号がRで終わるすべての1732E ArmorBlock I/O EtherNet/IPモジュール

1732E-IB16M12R 1732E-OB16M12R 1732E-16CFGM12R 1732E-IB16M12DR 1732E-OB16M12DR 1732E-8X8M12DR 1732E-IB16M12SOEDR

内蔵スイッチテクノロジを備えた製品に共通の特長

12ページに説明する製品には、共通する特定の特長があります。

各製品が、重要なデータのタイムリーな送信を確実に行なうため にネットワークトラフィックの管理をサポートしています。つま り、QoSおよびIGMPプロトコルがサポートされています。

各製品が、EtherNet/IPODVA仕様に従って設計されています。こ の設計のおかげで、サードパーティ製の製品をDLRまたはリニア ネットワーク上で動作するよう、ODVA 仕様に従って設計するこ とができます。ODVA仕様については、以下を参照してください。

http://www.odva.org/

DLRネットワークの場合、リング回復時間はノードが50個のネッ トワークで3 msec 未満となります。回復時間の詳細は、 73ページ のネットワークの回復パフォーマンスを参照してください。

(14)

1章 EtherNet/IP内蔵スイッチテクノロジの概要

各製品が、CIP motionおよびCIP Syncアプリケーション用のIEEE 1588トランスペアレントクロックをサポートしています。

CIP SyncテクノロジをLogix制御システムで使用して、EtherNet/IP ネットワーク上で動作するシステム全体のクロックと同期をとる ことができます。 このテクノロジは、タイムスタンプ、イベント シーケンスの記録、分散モーションコントロール、制御調整の強 化などの機能が必要な、高度に分散されたアプリケーションをサ ポートします。

たとえば、CIP Syncテクノロジを使用して、1つのControlLogixコ ントローラでマスタ時間を確立した後、ControlLogix Ethernet モ ジュールを使用してその時間をネットワーク上のすべての必要な デバイスに伝えることができます。

CIP Synchテクノロジの使用方法の詳細は、『Integrated Architecture and CIP Sync Configuration Application Solution』(Pub.No.IA-AP003)

を参照してください。

12ページに記載するそれぞれの製品は、1つのサブネット内のリニ アまたはDLRネットワークに接続するための2つのポートを備え ています。このポートは、2つの別々のサブネットに接続された2 つのネットワーク・インターフェイス・カード(NIC)として使 用することはできません。

(15)

EtherNet/IP内蔵スイッチテクノロジの概要 第1

DLR ネットワーク エレメント

DLRネットワークは、以下のデバイスで構成されています。

スーパバイザノード

アクティブ・スーパバイザ・ノード

バックアップ・スーパバイザ・ノード(オプション)

リングノード

それぞれのデバイスタイプとDLR ネットワークでのその動作について は、この後のセクションで説明します。以下の図に、銅線の接続と光 ファイバー接続でDLR ネットワークに接続されたデバイスの例を示し ます。2 番目の例では、すべてのデバイスが 1783-ETAP2F EtherNet/IP タップによってネットワークに接続されています。

DLRネットワークの例 アクティブ・スーパバイザ・

ノード

バックアップ・スーパバイザ・ノード

バックアップ・スーパバイザ・

リングノード ノード

リングノード リングノード

アクティブ・スーパバイザ・

ノード

バックアップ・スーパバイザ・ノード

バックアップ・スーパバイザ・

リングノード ノード

リングノード リングノード

銅線接続による DLRネットワーク

光ファイバー接続による DLRネットワーク

(16)

1章 EtherNet/IP内蔵スイッチテクノロジの概要

スーパバイザノード

DLR ネットワークでは、最低でも 1 つのノードをリングスーパバイザ として構成する必要があります。現在、複数のロックウェル・オート メーション製品がリングスーパバイザの機能に対応しています。

1756-EN2TR ControlLogix EtherNet/IP 2ポートモジュール

1783-ETAP、1783-ETAP1F、または1783-ETAP2F EtherNet/IPタップ

アクティブ・リング・スーパバイザ

複数のノードがスーパバイザとして有効になっている場合、優先順位の 値が最高のノードがアクティブ・リング・スーパバイザとなり、その他 のノードは自動的にバックアップスーパバイザとなります。

リングスーパバイザは、以下の主要な機能を提供します。

リングの整合性を確認する。

リングを再構成して1つのフォルトから回復する。

リングの診断情報を収集する。

重要 出荷時は、スーパバイザ対応デバイスは、リニア/ス ター・ネットワーク・トポロジへの組込み、または 既存のDLRネットワーク上でリングノードとしての 使用がすぐに行なえるように、スーパバイザ機能が 無効になっています。

DLRネットワークでは、リングを物理的に閉じる前 に、最低でも1つのスーパバイザ対応デバイスをリ ングスーパバイザとして構成する必要があります。

これを行なわない場合、DLRネットワークは機能し ません。

(17)

EtherNet/IP内蔵スイッチテクノロジの概要 第1

バックアップ・スーパバイザ・ノード

DLR ネットワークのアクティブスーパバイザは常に 1 つだけです。た だし、そのほかに最低 1 つのスーパバイザ対応ノードをバックアップ スーパバイザとして機能するよう構成することをお奨めします。通常動 作時は、バックアップスーパバイザはリングノードと同じように動作し ます。アクティブ・スーパバイザ・ノードの動作が中断された場合、た とえば電源切断後に再投入したときには、優先順位の値が2番目に高い バックアップスーパバイザがアクティブスーパバイザとなります。

複数のスーパバイザが同じ優先順位値に構成されている場合(スーパバ イザ対応デバイスの出荷時のデフォルト値はすべて0です)、MACアド レスの値が最も大きいノードがアクティブスーパバイザになります。

以下を行なうことをお奨めします。

最低1つのバックアップスーパバイザを構成する。

目的のアクティブ・リング・スーパバイザ優先順位をバックアッ プスーパバイザと比べて高い値に構成する。

ネットワークの全スーパバイザ対応ノードのスーパバイザの優先 順位の値を追跡する。

スーパバイザの構成方法の詳細は、21ページのデバイス・レベル・リン グ・ネットワークの構築および構成を参照してください。

リングノード

リングノードは、伝送するデータの処理や次のノードへのデータのパスの ためにネットワークで動作するすべてのノードです。DLR ネットワーク でフォルトが発生すると、リングノードが自己再構成してネットワークト ポロジを再学習します。また、リングノードはフォルトが発生している場 所をアクティブ・リング・スーパバイザに報告することもできます。

重要 DLR ネットワークではバックアップスーパバイザは 必要ありませんが、リングネットワークに最低 1つ のバックアップ・リング・スーパバイザを構成する ことをお奨めします。

重要 非DLRデバイスを直接ネットワークに接続しないで ください。非 DLR デバイスは必ず 1783-ETAP、

1783-ETAP1F、または1783ETAP2F EtherNet/IPタッ プを介してネットワークに接続してください。

(18)

1章 EtherNet/IP内蔵スイッチテクノロジの概要

DLR ネットワークの動作

通常のネットワーク動作時は、アクティブ・リング・スーパバイザが ビーコンおよびその他の DLR プロトコルフレームを使用して、ネット ワークの状態をモニタします。バックアップ・スーパバイザ・ノードと リングノードはビーコンフレームを使用して、ノーマル状態、つまりす べてのリンクが機能している状態とフォルト状態、つまりリングが最低 1か所で断線している状態との間のリングの遷移を追跡管理します。

以下の2つのビーコン関連のパラメータを構成できます。

ビーコン間隔 - アクティブ・リング・スーパバイザが両方のリン グポートからビーコンフレームを伝送する頻度

ビーコンタイムアウト - ビーコンフレームの受信がタイムアウト して適切な措置を取るまでのスーパバイザまたはリングノードが 待機する合計時間

これらのパラメータはネットワークの回復パフォーマンスに影響します。

これらのパフォーマンス時間の詳細は、73ページを参照してください。こ れらのパラメータの設定方法の詳細は、21ページのデバイス・レベル・リ ング・ネットワークの構築および構成を参照してください。

通常動作時は、アクティブ・スーパバイザ・ノードのネットワークポー トのどちらかが DLR プロトコルフレームに対してブロックされます。

ただし、アクティブ・スーパバイザ・ノードは、両方のネットワーク ポートからビーコンフレームの送信を続けてネットワークの状態をモ ニタします。以下の図に、アクティブ・リング・スーパバイザから送信 されるビーコンフレームの使用方法を示します。

DLRネットワークの通常動作

アクティブ・リング・

スーパバイザ

リングノード1 リングノード2 リングノード3 リングノード4 ビーコンフレーム

ブロックされたポート

ビーコンフレーム

制御トラフィック 制御トラフィック

(19)

EtherNet/IP内蔵スイッチテクノロジの概要 第1

DLR ネットワークの ノード数

1つのDLRネットワークまたはリニアネットワークでは、50を超える ノードを使用しないことをお奨めします。アプリケーションで50 を超 えるノードが必要な場合は、個別の、ただしリンクされたDLR ネット ワークにノードを分割してください。

ネットワークを小さくした場合の利点

ネットワークのトラフィック管理が向上する。

ネットワークの保守が容易になる。

複数のフォルトが発生する可能性が低くなる。

また、ノードが 50 を超える DLR ネットワークでは、フォルトからの ネットワーク回復時間が73ページのネットワークの回復パフォーマンス に記載された時間よりも長くなります。

DLR ネットワーク フォルトの管理

ネットワークで、ノード間の正常なデータ伝送を妨げるようなフォルト がしばしば発生します。DLRネットワークは、1つのフォルトによる中 断からアプリケーションを保護することが可能です。リングの回復力を 維持するには、アプリケーションでリング自体の状態をモニタする必要 があります。これは、I/O 接続などのすべての上位のネットワーク機能 が正常に動作している場合でも、リングにフォルトが発生することがあ るからです。

アクティブスーパバイザからフォルト発生箇所の情報を入手できます。

フォルト発生箇所の情報の入手方法の詳細は、35 ページの DLR ネット ワークのモニタを参照してください。

フォルト発生後、アクティブスーパバイザはネットワークを再構成して ネットワークでのデータ送信を続行します。

(20)

1章 EtherNet/IP内蔵スイッチテクノロジの概要

以下の図に、フォルト発生後にアクティブ・リング・スーパバイザが両 方のポートを介してトラフィックをパスしてネットワークでの通信を 維持しているネットワーク構成を示します。

フォルト発生後のネットワークの再構成 アクティブ・リング・

スーパバイザ

リングノード1 リングノード2 リングノード3 リングノード4 故障

ブロックされていないポート ビーコンフレーム

制御トラフィックと その他のトラフィック

ビーコンフレーム

制御トラフィックと その他のトラフィック

(21)

2

デバイス・レベル・リング・ネットワークの 構築および構成

はじめに

この章では、DLR ネットワークの構築および構成方法について説明し ます。

DLR ネットワークへの デバイスの設置

DLR ネットワークを構成する最初のステップは、すべてのデバイスを ネットワークに接続することです。最低でも1つの接続は未接続のまま としてください。つまり、リングネットワーク上の2つのノード間の物 理接続を一時的に省略します。これは、DLR デバイスが、出荷時のデ フォルト設定ではリニア/スターモードで動作するか、既存のDLRネッ トワークのリングノードとして動作するよう設定されているためです。

以下の図に、1 つの物理接続を開いた状態の新規 DLR ネットワークの 例を示します。

1つの接続を未接続にしたデバイス・レベル・リングのトポロジの例

項目 参照ページ

DLRネ ッ ト ワークへのデバイ スの設置 21

DLRネ ッ ト ワークのスーパバイザ ノ ー ド の構成 22

ネ ッ ト ワークの物理接続の完了 33

スーパバイザ構成の検証 34

重要 スーパバイザを構成せずに DLR ネットワークを完 全に接続すると、ネットワークストームが発生し、

1つのリンクが切断されて最低1つのスーパバイザ が有効になるまではネットワークが使用不可能と なることがあります。

最後の物理接続 が行なわれてい ません。

(22)

2章 デバイス・レベル・リング・ネットワークの構築および構成

各デバイスに付属するインストレーションインストラクションを使用 してデバイスをネットワークに接続します。

DLR ネットワークの スーパバイザノードの 構成

DLR ネットワークにデバイスを設置したら、スーパバイザノードを最 低 1 つ構成してください。リングノードの場合、DLR ネットワークの 構成は必要ありません。

DLR ネットワークの構築を完了する前、つまり、ネットワークにすべ てのデバイスを設置してすべての物理接続を行なう前に、以下を使用し てリングスーパバイザを構成し、有効にする必要があります。

RSLogix 5000プログラミングソフトウェア または

RSLinx Classic通信ソフトウェア

本セクションでは、RSLogix 5000プログラミングソフトウェア(23ペー ジ以降)および RSLinx Classic通信ソフトウェア(29ページ以降)を使 用し、リングスーパバイザを構成して有効にする方法を説明します。

Cat. No. 説明 インス ト レーシ ョ ン

インス ト ラ クシ ョ ン 1756-EN2TR ControlLogix EtherNet/IP通信モジ ュール 1756-IN612 1783-ETAP 銅線イ ン タ ー フ ェ イ ス を備えた

EtherNet/IPタ ッ プ

1783-IN007 1783-ETAP1F

1783-ETAP2F 光フ ァ イバーイ ン タ ー フ ェ イ ス を備えた EtherNet/IPタ ッ プ

1783-IN008

1734-AENTR POINT I/O 2ポー トEtherNet/IPアダプ タ 1734-IN040 1738-AENTR ArmorPoint 2ポー トEtherNet/IPアダプ タ 1738-IN028 複数の1732E製品

(12ページ)

ArmorBlock I/O EtherNet/IPモジ ュール 1732E-IN003

ヒント このセクションで説明するソフトウェアオプション にかわって 1783-ETAP(ファームウェアリビジョン 2.x以降)、1783-ETAP1Fまたは1783-ETAP2Fタップ のDIPスイッチ3を使用し、タップをリングスーバパ イザとして有効にすることができます。

DIP スイッチの使用方法の詳細は、53ページを参照し てください。

(23)

デバイス・レベル・リング・ネットワークの構築および構成 第2

RSLogix 5000 プログラミングソフトウェアでの リングスーバパイザの構成

1756-EN2TRモジュール、1783-ETAP、1783-ETAP1Fまたは1783-ETAP2F タップをリングスーパバイザとして構成するには、バージョン17.01

RSLogix 5000 プログラミングソフトウェアでデバイスのアドオンプロ

ファイル(AOP)を使用します。

重要 AOPは、http://support.rockwellautomation.com/controlflash/LogixProfiler.aspからダウンロード してください。

製品のファームウェアリビジョンに応じて、それに固有のAOPバージョンを使用する必 要があります。

1756-EN2TRモジュールと1783-ETAPタップのいずれでも、デバイスのRSLogix 5000 プログラミングソフトウェアの構成のGeneralタブで構成されたメジャーリビジョンが、

物理モジュールのメジャーリビジョンと一致していることを確認してください。

Generalタブのデバイスの構成が物理モジュールと一致していない場合、そのデバイスの

Internet Protocolort Configuration、およびNetworkの各タブを構成しようとすると、不 一致に関する警告が表示されます。

Cat. No. フ ァ ームウ ェ ア リ ビジ ョ ン 必要なア ド オン ・ プロ フ ァ イル ・

リ ビジ ョ ン

1756-EN2TR 2.1(1)

(1) ControlFLASH Firmware Upgradeソフトウェアを使用すると、1756-EN2TRモジュールをファームウェアリビジョン 2.1から3.x以降にアップグレードできます。

1.x以降

3.x以降 2.x以降

1783-ETAP 1.1(2)

(2) ControlFLASH Firmware Upgradeソフトウェアを使用すると、1783-ETAPタップをファームウェアリビジョン1.1から 2.x以降にアップグレードできます。

新しいファームウェアは、http://www.rockwellautomation.com/support/americas/index_en.htmlからダウンロードしてください。

モジュールまたはタップのファームウェアリビジョンをアップグレードする場合、上記に挙げた各リビジョンに必要な AOPを使用してください。例えば、1756-EN2TRモジュールをファームウェアリビジョン3.x以降にアップグレードす る場合、RSLogix 5000プログラミングソフトウェアでAOPリビジョン2.x以降を使用する必要があります。

また、モジュールまたはタップのファームウェアリビジョンをアップグレードする場合、そのファームウェアリビジョ ンに必要なRSLinx通信ソフトウェアも必要です。各ファームウェアリビジョンに必要なRSLinx通信ソフトウェアの バージョンの詳細は、29ページを参照してください。

1.x以降

2.x以降 2.x以降

1783-ETAP1F 2.x以降 2.x以降

1783-ETAP2F

(24)

2章 デバイス・レベル・リング・ネットワークの構築および構成

RSLogix 5000 プログラミングソフトウェアでリングスーパバイザを構

成するには、以下の手順に従ってください。

1. モジュールをプロジェクトに追加します。

a. 1756 Backplaneを右クリックしてNew Moduleを選択します。

重要 ソフトウェアを介したリングスーパバイザの構成 の手順は、基本的には1756-EN2TRモジュールおよ び1783-ETAP、1783-ETAP1F、および1783-ETAP2F タップと同じです。この例では、1756-EN2TR モ ジュールの構成方法を示します。

タップをリングスーパバイザとして有効にする場 合は、I/O構成で1783-ETAP、1783-ETAP1F、

1783-ETAP2F タップを構成するだけです。タップ

をリングスーパバイザとして使用しない場合は、

タップをI/O構成に追加しないでください。

ソフトウェアを介してまたはそのDIPスイッチを使用 して1783-ETAP1783-ETAP1F、または1783-ETAP2F タップをスーパバイザとして構成する場合は、まず、

タップにIPアドレスを割付ける必要があります。タッ プをリングノードとして使用するか、そのスーパバイ ザ機能が DIP スイッチで有効になっている場合は、

タップにIPアドレスは必要ありません。

タップのスイッチを使用してタップをリングスー パバイザとして構成する方法の詳細は、53ページを 参照してください。

a

(25)

デバイス・レベル・リング・ネットワークの構築および構成 第2

b. モジュールを選択します。

c. OKをクリックします。

2. RSLogix 5000プロジェクトのモジュールの構成情報を完了します。

以下の図は、例として使用するDLRネットワークのI/O構成を示します。

3. Logixコントローラにダウンロードします。

4. コントローラをオンラインにしてプログラムモードにします。

b

c

(26)

2章 デバイス・レベル・リング・ネットワークの構築および構成

RSLogix 5000 プログラミングソフトウェアでの リングスーパバイザの有効

1756-EN2TR モジュール、または 1783-ETAP、1783-ETAP1F、または 1783-ETAP2F タップをRSLogix 5000プログラミングソフトウェアのプ ロジェクトに追加したら、リング・スーパバイザ・モードを有効にして ください。

1756-EN2TRモジュール、または1783-ETAP、1783-ETAP1F、または

1783-ETAP2Fタップをリングスーパバイザとして有効にするには、以下

の手順に従ってください。

1. コントローラでプロジェクトをオンラインにして、I/O構成ツリー でスーパバイザ対応デバイスをダブルクリックします。

重要 RSLogix 5000 プログラミングソフトウェアを使用

してリングスーパバイザを構成し、DLRネットワー クで診断をモニタする場合、コントローラをオンラ インにする必要があります。

重要 リングスーパバイザを有効にする手順は、基本的に は1756-EN2TRモジュールと1783-ETAP、または 1783-ETAP1F1783-ETAP2F タップの両方と同じ です。この例では、1756-EN2TRモジュールを有効 にする方法を示します。

モジュールをダブル クリックします。

(27)

デバイス・レベル・リング・ネットワークの構築および構成 第2

2. NetworkタブをクリックしてEnable Supervisor Modeします。

構成はすぐに有効になります。Apply または OK をクリックする 必要はありません。

3. NetworkタブのAdvancedボタンをクリックします。

4. 次の画面のとおりに、スーパバイザ関連のパラメータを構成します。

これらのパラメータについては、値を入力した後 Set をクリック してください。

5. Setをクリックします。

ここをクリックして スーパバイザモードを 有効にする。

重要 Beacon Interval、Beacon Timeout、Ring Protocol VLAN IDにはデフォルト値を使用することをお奨め します。

(28)

2章 デバイス・レベル・リング・ネットワークの構築および構成

機能 説明 デフ ォル ト 設定

Supervisor Precedence

(スーパバイザ 優先順位)

リ ングスーパバイザ と し て構成 し たデバイ スご と に、 スーパバイザの優先順位を番号で構成 する こ と がで き ます。 使用可能な最高のスーパバイザ優先順位の値は255です。

複数の ノ ー ド がスーパバイザ と し て有効にな っ ている場合、 優先順位の値が最高の ノ ー ド が ア ク テ ィ ブ ・ リ ング ・ スーパバイザと し て割付け られ、 その他の ノ ー ド は自動的にバ ッ ク ア ッ プスーパバイザと な り ます。

以下を行な う こ と をお奨め し ます。

最低1つのバ ッ ク ア ッ プ ・ スーパバイザ ・ ノ ー ド を構成する。

目的のア ク テ ィ ブ ・ リ ン グ ・ スーパバイザに、 バ ッ ク ア ッ プ ノ ー ド と 比べてかな り 高い スーパバイザ優先順位値を設定する。

ネ ッ ト ワー クのスーパバイザ優先順位の値を追跡する。

複数のスーパバイザが同 じ 優先順位値に構成 さ れている場合 (スーパバイザ対応デバイ スの 出荷時のデ フ ォル ト 値はすべて0です)、MACア ド レ スの値が最も大きい ノ ー ド がア ク テ ィ ブスーパバイザにな り ます。

0

Beacon Interval

(ビー コ ン間隔)

ア ク テ ィ ブ ・ リ ング ・ スーパバイザの両方のEthernetポー ト を介し てビー コ ン フ レームを伝 送する、 ア ク テ ィ ブ ・ リ ング ・ スーパバイザの周波数。 このパラ メ ー タは、 ユーザが200μsec

100msecの間の任意の時間に構成可能です。

このパラ メ ー タ のネ ッ ト ワー クパフ ォ ーマ ンス との関連については、73ページを参照し て く だ さ い。

400 μS

Beacon Timeout

(ビー コ ン タ イムアウ ト )

ビー コ ン タ イムアウ ト と は、 ビー コ ン フ レームの受信が タ イムアウ ト し て適切な措置が講 じ られる までの ノ ー ド が待機する合計時間です。 スーパバイザは400μsec500msecまでに 対応し ます。

このパラ メ ー タ のネ ッ ト ワー クパフ ォ ーマ ンス との関連については、73ページを参照し て く だ さ い。

1960 μS

Ring Protocol VLAN ID

(リ ングプロ ト コル VLAN ID)

将来使用するために予約さ れている。 0

(29)

デバイス・レベル・リング・ネットワークの構築および構成 第2

RSLinx Classic 通信ソフトウェアでのリングスーパ バイザの構成および有効

RSLinx Classic通信ソフトウェアを使用して、DLRネットワークのリン グスーパバイザを構成し、有効にすることができます。

重要 製品の各ファームウェアリビジョンに固有のバージョンのRSLinx通信ソフトウェアを使 用する必要があります。

Cat. No. フ ァ ームウ ェ ア リ ビジ ョ ン 必要なRSLinx通信ソ フ ト ウ ェ ア

のバージ ョ ン

1756-EN2TR 2.1(1)

(1) ControlFLASH Firmware Upgradeソフトウェアを使用すると、1756-EN2TRモジュールをファームウェアリビジョン 2.1から3.x以降にアップグレードできます。

2.55以降

3.x以降 2.56以降

1783-ETAP 1.1(2)

(2) ControlFLASH Firmware Upgradeソフトウェアを使用すると、1783-ETAPタップをファームウェアリビジョン1.1から 2.x以降にアップグレードできます。

新しいファームウェアは、http://www.rockwellautomation.com/support/americas/index_en.htmlからダウンロードしてください。

モジュールまたはタップのファームウェアリビジョンをアップグレードする場合、上に挙げた、そのファームウェアリ ビジョンに必要なバージョンのRSLinx通信ソフトウェアが必要です。例えば、1756-EN2TRモジュールをファームウェ アリビジョン3.x以降にアップグレードする場合、バージョン2.56以降のRSLinx通信ソフトウェアを使用する必要が あります。

モジュールまたはタップのファームウェアリビジョンをアップグレードする場合、そのファームウェアリビジョンに必 要なAOPリビジョンが必要です。各ファームウェアリビジョンに必要なAOPリビジョンの詳細は、23ページを参照し てください。

2.55以降

2.x以降 2.56以降

1783-ETAP1F 2.x以降 2.56以降

1783-ETAP2F

(30)

2章 デバイス・レベル・リング・ネットワークの構築および構成

ここでは、1783-ETAPタップの例を示します。以下の手順に従ってくだ さい。

1. RSLinx通信ソフトウェアを起動します。

2. 設定するDLRネットワークを表示します。

3. スーパバイザ対応ノードのプロパティにアクセスします。

a. ノードを右クリックします。

b. モジュール構成を選択します。

モジュールに関する情報を示すGeneralタブが表示されます。

ヒント リングスーパバイザとして構成するモジュールに電 子データシート(EDS)ファイルがインストールされ ていない場合、クエスチョンマーク(?)が表示され ます。EDSファイルを取得して使用するには、以下の 手順に従ってください。

モジュールを右クリックして、デバイスからのEDSファ イルのアップロードを選択します。

または

EDSファイルを

http://www.rockwellautomation.com/resources/eds/からダウ ンロードします。

a

b

(31)

デバイス・レベル・リング・ネットワークの構築および構成 第2

4. NetworkタブをクリックしてEnable Supervisor Modeをチェックし ます。

構成はすぐに有効になります。Apply または OK をクリックする 必要はありません。

5. Advancedボタンをクリックして、スーパバイザ関連のパラメータ

を構成します。

6. Setをクリックします。

ここをクリックして スーパバイザモードを 有効にする。

重要 Beacon Interval、Beacon Timeout、Ring Protocol

VLAN IDにはデフォルト値のみを使用することをお

奨めします。

(32)

2章 デバイス・レベル・リング・ネットワークの構築および構成

機能 説明 デフ ォル ト 設定

Supervisor Precedence

(スーパバイザ 優先順位)

リ ングスーパバイザ と し て構成 し たデバイ スご と に、 スーパバイザの優先順位を番号で構成 する こ と がで き ます。 使用可能な最高のスーパバイザ優先順位の値は255です。

複数の ノ ー ド がスーパバイザ と し て有効にな っ ている場合、 最高の優先順位値を持つ ノ ー ド がア ク テ ィ ブ ・ リ ング ・ スーパバイザ と し て割付け られ、 その他の ノ ー ド は自動的にバ ッ ク ア ッ プスーパバイザと な り ます。

以下を行な う こ と をお奨め し ます。

最低1つのバ ッ ク ア ッ プ ・ スーパバイザ ・ ノ ー ド を構成する。

目的のア ク テ ィ ブ ・ リ ン グ ・ スーパバイザに、 バ ッ ク ア ッ プ ノ ー ド と 比べてかな り 高い スーパバイザ優先順位値を設定する。

ネ ッ ト ワー クのスーパバイザ優先順位値を追跡する。

複数のスーパバイザが同 じ 優先順位値に構成 さ れている場合 (スーパバイザ対応デバイ スの 出荷時のデ フ ォル ト 値はすべて0です)、MACア ド レ スの値が最も大きい ノ ー ド がア ク テ ィ ブスーパバイザにな り ます。

0

Beacon Interval

(ビー コ ン間隔)

ア ク テ ィ ブ ・ リ ング ・ スーパバイザの両方のEthernetポー ト を介し てビー コ ン フ レームを伝 送する、ア ク テ ィ ブ・ リ ング・スーパバイザの周波数。このパラ メ ー タ は、200μsec100msec の間の任意の時間にユーザが構成可能です。

このパラ メ ー タ のネ ッ ト ワー クパフ ォ ーマ ンス との関連については、73ページを参照し て く だ さ い。

400 μS

Beacon Timeout

(ビー コ ン タ イムアウ ト )

ビー コ ン タ イムアウ ト は、 ビー コ ン フ レームの受信が タ イムアウ ト し て適切な措置を取る前 に、 ノ ー ド が待機する合計時間です。 スーパバイザは、400μsec500msecまでの範囲に対 応し ています。

このパラ メ ー タ のネ ッ ト ワー クパフ ォ ーマ ンス との関連については、73ページを参照し て く だ さ い。

1960 μS

Ring Protocol VLAN ID

(リ ングプロ ト コル VLAN ID)

将来使用するために予約さ れている。 0

Enable IGMP Snooping

(IGMPス ヌーピ ングの有効)

IGMPス ヌーピ ングの詳細は、53ページの1783-ETAP、1783-ETAP1F、および1783-ETAP2F EtherNet/IPタ ッ プのその他の機能を参照し て く だ さ い。

有効

Enable IGMP Querier

(IGMPク エ リ ア の有効)

IGMP ク エ リ アの詳細は、53 ページの 1783-ETAP、1783-ETAP1F、 および 1783-ETAP2F EtherNet/IPタ ッ プのその他の機能を参照し て く だ さ い。

無効

Enable Device Port Debugging Mode

(デバイス・ポー ト ・ デバッギング・ モー

デバイ ス ・ ポー ト ・ デバ ッ ギング ・ モー ド の詳細は、53ページの1783-ETAP、1783-ETAP1F、

および1783-ETAP2F EtherNet/IPタ ッ プのその他の機能を参照し て く だ さ い。

無効

(33)

デバイス・レベル・リング・ネットワークの構築および構成 第2

ネットワークの物理接続 の完了

リング・スーパバイザ・ノードを構成して有効にした後に、ネットワー クの物理接続を完了して完全なフル機能の DLR ネットワークを構築す る必要があります。

以下の図に、すべての物理接続が完了した DLR ネットワークの例を示 します。

すべての接続が完了したデバイス・レベル・リング・トポロジの例

最後の物理接続が 行なわれている。

(34)

2章 デバイス・レベル・リング・ネットワークの構築および構成

スーパバイザ構成の検証

RSLogix 5000プログラミングソフトウェアまたはRSLinx Classic通信ソ フトウェアのいずれかで、構成と DLR ネットワーク全体の状態を検証 することができます。

1. 本章で以前に説明したように、スーパバイザノードのプロパティ にアクセスします。

2. Networkタブをクリックします。

3. Network TopologyフィールドとNetwork Statusフィールドをチェッ クします。

.

1756-EN2TRモジュール、または1783-ETAP、1783-ETAP1F、1783-ETAP2F タップの場合、モジュールの診断ウェブページでスーパバイザの構成を 検証することもできます。EtherNet/IPモジュールのウェブページでの診 断のモニタについては、35 ページの DLR ネットワークのモニタを参照 してください。

フ ィ ール ド の状態 結果

Network Topology = Linear/Star ネ ッ ト ワー ク に スーパバ イ ザが構成 さ れていない。

Network Topology = Ring 最低1つの ノ ー ド がスーパバイザと し て構成 さ れている。

Network Status = Normal ネ ッ ト ワー ク に フ ォ ル ト は発生 し て いない。

このフィールドを チェックする。

(35)

3

DLR ネットワークのモニタ

はじめに

この章では、DLRネットワークのモニタ方法について説明します。

DLR ネットワークの モニタ方法

以下を使用して、リングスーパバイザ対応のデバイスからネットワーク 診断情報を取得できます。

RSLogix 5000プログラミングソフトウェアのステータスページ

RSLinx通信ソフトウェアのステータスページ

デバイス・ウェブ・ページ

MSG命令を使用するプログラム

項目 参照ページ

DLRネ ッ ト ワークのモニ タ 方法 35

ステー タ スページのモニ タ 37

デバイ ス ・ ウ ェ ブ ・ ページのモニ タ 41

MSG命令を使用する診断のモニ タ 42

(36)

3章 DLRネットワークのモニタ

RSLogix 5000 プログラミングソフトウェアの ステータスページ

RSLogix 5000 プログラミングソフトウェアのプロファイル・ステータ

ス・ページを利用するには、バージョン 17.01 以降を使用し、適切な AOPをインストールしておく必要があります。

RSLinx 通信ソフトウェアのステータスページ

この方法でネットワークをモニタするには、RSLinx 通信ソフトウェア のバージョン2.55以降を使用する必要があります。

デバイス・ウェブ・ページ

1783-ETAP1Fおよび1783-ETAP2Fタップは、追加設定なしでデバイス・

ウェブ・ページを利用できます。

ファームウェアリビジョン 1.11783-ETAP タップはデバイス・ウェ ブ・ページには対応していませんが、ファームウェアリビジョン2.1に アップグレードするとデバイス・ウェブ・ページを使用できます。

MSG 命令を使用するプログラム

MSG命令を使用するDLRネットワークのモニタの詳細は、42ページを 参照してください。

(37)

DLRネットワークのモニタ 第3

ステータスページの モニタ

RSLogix 5000プログラミングソフトウェアでもRSLinx Classic通信ソフ トウェアでも、ネットワークパフォーマンスのモニタに使用できるス テータスページがあります。

RSLogix 5000 プログラミングソフトウェアの ステータスページ

RSLogix 5000プログラミングソフトウェアがオンラインのときに、それ

を使用してネットワークの診断情報をモニタすることができます。

RSLogix 5000 プログラミングソフトウェアでネットワークをモニタす

るには、以下の手順に従ってください。

1. プロジェクトがオンラインになっていることを確認します。

2. アクティブ・スーパバイザ・ノードのプロパティにアクセスします。

a. コントローラオーガナイザのモジュールのエントリを右ク リックします。

b. Propertiesをクリックします。

3. Networkタブで診断をモニタします。

a

b

(38)

3章 DLRネットワークのモニタ

RSLinx 通信ソフトウェア

RSLinx 通信ソフトウェアでネットワークをモニタするには、以下の手

順に従ってください。

1. RSWhoをクリックしてネットワークを表示します。

2. アクティブ・スーパバイザ・ノードのプロパティページにアクセ スします。

a. DLRネットワークのノードを表示するドライバを開きます。

b. パフォーマンスをモニタするノードを右クリックします。

c. アクセスする必要のある項目をクリックします。

複数の選択項目が表示されます。

これらの項目は以下に説明するセクションに表示されます。

a b

c

参照

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