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Academic year: 2021

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論文の内容の要旨

[1

行あける]

論文題名

Computational fluid dynamics analysis in patients with nasal disease (鼻副鼻腔疾患患者における上気道流体シミュレーション解析)

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行あける]

掲載雑誌名

Rhinology

(投稿中)

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行あける]

歯学研究科 歯学専攻(口腔衛生学) 博士課程 氏名 増田絵美奈

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行あける]

内容要旨

【背景・目的】上気道流体シミュレーション解析(CFD)は通気障害の評価 方法の

1

つである. 鼻閉を伴う鼻副鼻腔疾患患者に

CFD

を用いて上気道 の通気性を定量評価した研究は報告されていない. そこで, 本研究は, 鼻閉を伴う鼻副鼻腔疾患患者に

CFD

を行い, 鼻腔通気度検査(RM)と鼻腔 音響検査(AR)と比較することで鼻副鼻腔疾患患者における

CFD

の有用性 を検討した.

【方法】

CT

撮影が必要な鼻副鼻腔疾患患者

20

名に, RM及び

AR

を行った.

CT

データより, 500 cm3

/s

の体積流量の吸気条件で

CFD

を行った. 鼻腔か ら咽頭の間を

4

部位に分け, 圧力と速度を測定した. 先行研究より圧力-

120Pa

以下かつ速度

12 m/s

以上を通気障害部位(障害部位)とした. ま た, 各部位の圧力及び速度と

RM

AR

の結果を比較した.

【結果】CFDの結果

14

名は鼻腔に, 2名は上咽頭部に障害部位があった.

鼻腔に障害部位があると, 咽頭部でも高い陰圧が維持されていた. CFDに おける鼻腔の圧力と

RM

で測定された鼻腔抵抗値は強く相関していた

(R=0.853).

【考察】CFDを用いることで, 鼻副鼻腔疾患患者における通気障害の評価 が可能であった. また, CFDでは鼻腔以外の上気道の通気障害も評価する ことができた. 吸気時の高い陰圧は気道閉塞を促す事が知られている.

CFD

はその陰圧を定量評価することが可能であった. 加えて

CFD

は従来の 鼻閉の検査方法と強く相関があると示された. よって, 鼻副鼻腔疾患患 者において上気道の通気状態の評価に

CFD

は有用であると示唆された.

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