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ポ ー ラ ロ グ ラ フ 癌 反 応 の 研 究

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Academic year: 2022

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(1)616‑006.. ポ. ー. ラ. ロ. グ. ラ. フ 癌. 反. 応. の. 6‑074:. 研. 545.. 33. 究. 第1編 癌. 患. 者. 血. 清. の. 「ポ 」. 癌. 反. 応. 岡山大学医 学部津 田外科教室(主 任:津 田誠次教授) 副. 手. 平. 松. 照. 〔 昭 和33年2月3日. ま. え. が. 雄. 受 稿〕. と な り,第2段. き. 水 中 よ りHを 蛋 白体 が 「ポー ラ ログ ラフ ィー 」 に よつ て検 出 さ れ ることを始 め て 見 つけ た の はHenles等1)で. あ る.. 階 で は水 素 を 放 出 し た‑s´. そ の結 果 生 じたOH´. 彼等 は血 清 の アル カ リ液 中か らア ル カ リの 析 出電 位. SHは. の附近 に小 さい還元 波 を認 め た .次 い でBrdicka2). の役 割 を な す.. はチスチ ン,チ ス テ イン を含 有す る 蛋 白及 び ポ リペ. が再 び. 取 りSHに 復 元す る. ‑SH´+H2O〓SH+OH´ は緩 衡 液 で 除去 され るか ら. 絶 えず 更 新 され,か. く て‑S´. がCatalyzer. 血清 蛋 白を 用 い た 「ポ 」癌 反 応 に は,変 性 せ しめ. ブチ ドか らポー ラ ログ ラ フ分 析 法 に依 り活 性SH基. た 血清 に つい て直 接蛋 白 波 を作 成 す る方 法 と,変 性. を測定 した.か. 操 作 後 ズ ル ホ サル チル 酸 に て 除蛋 白 を 行 い,そ の 濾. のAmmonium. くて後1938,. Brdickaが. コバ ル ト. buffer中 か ら出 て くる 「ポ」蛋 白 波. 液 に つ い て蛋 白 波 を求 め る2方 法 が あ る.第1の. 方. を血液に応 用 し た,い わ ゆ る プ ラー ク癌 反 応 が生 れ. 法(第1反. て より,い ま まで幾 多 の追 試 が 行 わ れ,検 討 され て. 塩 で あ るCobaltous. 来てい る.以 来 「ポ」 癌反 応 も,い わゆ る癌 反応 と. 反 応)に 於 て は3価 の コバル ト塩 で あ るhexamino. い うすべ ての 反応 の た どつ た運 命 と同 じ様 に ,こ れ. cobaltic chlorideを 用 い る こ とが 多 い.. も早期診断 法 として は残 念 なが らそ の光 を失 つ た.. 応)に 於 ては,試 験 液 に2価 の コバ ル ト chlorideを,第2の. 方法(濾 液. 第1反 応 に つ い ては 「一定 量(容 量)の 血 清 が呈. それは早 期発 現性 と特 異性 とい う必 要条 件 を満 足 し. す る蛋 白波 の 高 さが,癌 や そ の他 の 病 的 血清 で は 健. えなかつ たか らであ る.だ が非 特 異 的 な ものの 内 か. 康 者 の そ れ に くらべ て低 く,特 に変 性(熱,ア. ら特 別な或 る もの をえ らび 出 し,そ の鋭 敏度 を あ げ. リ,塩 酸 ペ プ シ ンに よ る)す る とそ の差 異 が は つ き. ルカ. るとい う努力 は現 在 も放 棄 され たわ け で は ない .現. りす る.」 と い うの が原 理 で あ る.で は 血清 蛋 白波. 在 までの これ ら幾 多 の発 表 成 績 並 にSH基. の波高 比 較 の 場 合 に問 題 に しなけ れ ば な らな い のは,. 或は ムコ. プロテ イ ン等 の興 味 あ る役 目を考 え る時,な お 研究. 血 清 蛋 白質 の 質 の 他,蛋 白質 の 量 の 影響 とい う こと. すべ き問題 は 多分 に あ る.. で あ り, Tropp4)は. 原. 白量 に よつ て補 正 しなけ れ ば な らな い こ とを述 べ た 理. が,笹 井,江 川5)は 正 常 な生 血清 蛋 白質 と,変 性 血. ポー ラ ログ ラフに よる 蛋 白波 発 生 機構 を簡 単 に述 べ る と,こ れ はBrdickaの に よる3). Brdickaは. 不 安 定 水 素(SH)説. 蛋 白波 は(S)に. 血清 蛋 白 波 の比 較 には 血清 中蛋. 基 因 す る波. 清 蛋 白質 につ い て,蛋 白質 の 濃 度 と波 高 との 関係 を しめ す 規準 曲線 を 予 め 決定 して お き,被 検 血清 につ い て これ と比 較 判 定 して い る.こ れ ら質 の 問 題 は更. であ り,こ れ が コバ ル トと配位 化 合 物 を 形成 し,更. に現 在 血清 蛋 白分 劃 に ま で発 展 して い る.. に電極の 強 い電場 の 影響 を蒙 るた め , Sに 結 合 して い る水素 が ます ます 不 安定 に な り,つ い に離 散 す る. 液 が呈 す る蛋 白波(Co〓. 濾液 反 応 に つ いて は 「血清 の ズル ホサ ル チル 酸 濾 を用 う)が 癌 で は 健 康者. ため発生す る水素 の還 元 波 に外 な らぬ と考 えた .即. より も著 明 に高 く,そ の鋭 敏 度 は第1反 応 よ り も良. ち. い」 の で 現 在主 と して 本 反応 が 臨 床 に応 用 され て い ‑Co‑SH+e→. ‑Co‑S´+H. る.多 くの臨 床 例 の ほ か 実験 的 腫 瘍 に も試 み られ て.

(2) 780. 平. 松. 照. 雄. い る.炎 症 と くに結 核 な ど では 癌 以 上 に高 い波 が 見. 試 験 液 に い れ,た だ ち に第1反 応 と同 じ要 領 で0.8V. られ,赤 沈 や 発 熱 や 白 血球 数等 の変 動 と平 行 す る か. か ら ポー ラ ログ ラム を とつ た.検 流 計 感 度 は1/100. ら,こ の 意義 を一 つ の 非特 異 的 体 蛋 白崩 壊 産 物 に帰. で 行 つ た.試 験 液 組 成 は0.001M・Luteo塩10+. せ しめ て い た が,笹 井6),熊 原7)に よ り肝 硬 変,急. 0.1N・NH4Cl. 性 肝 炎 等 の 実質 的肝 障碍 の あ る時 に は 反対 に正 常 以. 蛋 白 量測 定 はrefractometerを. 下 に低 い波 が 現 れ る こ とが 見 出 され,崩 壊 よ り も逆. 10+0.6N・NH4OH. 健 康 成 人 男女 計6人,手. 80で. あ る.血 清. 用 い た.. 術 及 び 組織 切 片 に よ り確. に 再 生 に関 係 す る蛋 白 と考 え し め た.又Winzler. 実 に癌 と診断 し得 た 胃癌 患 者11入,乳. 癌3人,膵,. 等 に よ り8)こ の 物質 の化 学 的 研 究 が 進 め られ,ム コ. 肝 及 び 膀 胱癌 各 々1人,肉. 及 び十 二指 腸. プ ロテ イ ンで あ る ことが 明 らか に な り,詳 細 な知 見. 潰 瘍 患者7人 に つ い て 測定 を行 つた.い づ れ も処 置. が 出 され た.か. 前 の 患者 で あ る.予 め健 康人6例. くて 現 左 濾液 蛋 白物 質 の 生理 的 意義. 腫3人,胃. は,ム コ プ ロテ イン の作 用 或 は 諸種 の役 割 に まで発. (D)及. 展 し て い る.又 血 清 の 熱 凝 固 に 関 す るKurten癌. の 成 績 を第1表 に 示 した.. 反 応 やWaltmann反. び濾 液 反 応(F)に. 応, Co, Cd反 応(井 上)と い. につ い て第1反 応. つ い て 波高 を測定 しそ. 第1表. つ た 一 連 の反 応 のessential factorで あ る こ と も確 実 に な つ て い る.以 上 ポ ー ラロ グ ラフ 蛋 白 波並 び に ポー ラ ログ ラフ癌 反 応 の概 略 を述 べ た が,私 は 「ポ」 癌 反 応 の 診 断的 価値 を再 検 討 し,更 に反 応 発生 械 序 を究 明 せ ん と して測 定 を行 つ た. 測 定方 法 及 び成 績 血清 「ポ」 癌反 応 には 前述 の如 く2つ の方 法 が あ り.又 各 々 につ いて 変性 方法 が 区々 で あ る.私 は第. 平. 1反 応 に於 ては 変 性 方法 を ペ プ シ ン消化 を用 い,濾 液 反 応 に 於 てはKOH変. 性 法 を採 用 した.. 19.3. て,早 朝 空腹 詩 に採 血 せ し もの よ り血清 を分 離 し用 い た.測 定 に使 用 した機 械 は 柳 本 製 作所 製 に て,検 もの を使 用 し. 以 上 に よ りDの と な り,. Dの. 於 け る 信 頼 限 界). 平 均 値 は94.3,. 測 定 値 の95%信. は99.2≧m≧89.4, で あ つ た.こ. 1.51. 23.6≧m≧15.0. (mは 信 頼 度95%に. 患 者 は 岡 山大 学医 学 部 津 田 外 科教 室 の入 院患 者 に. 流 計 の 電 流 感 度 は0.67×10‑9Aの. 均94.3 99.2≧m≧89.4. Fに. Fの. 平 均 値 は19.3. 頼 度 に 於 け る信 頼限 界 つ い て は23.6≧m≧15.0. の 限 界 を 基 準 と し てDは89.4以. 下を陽. た. 性,. 第1反 応 はBrdickaの を と り,こ れ にN/20. 原 法 に従 い,血 清0.2cc HClに. とか した0.1%Pepsin. 5ccを 加 え, 37℃ 15分 間 消 化 させ た後,そ の0.2cc を試 験 液10ccに beaker中. 入 れ,た. で 感 度1/200で. ポー ラ ログ ラ ムを撮 影 し. 1N・NH4Cl10+H2O60の の つ ど新 し くつ く つ た.水 4秒1滴,検. ±1℃. 験液 は 実 験. 銀 滴 下 速 度 は0V水. 査 電 圧 域 は0.8Vよ. 実 験 温 度 は22°. 10+. 組 成 で あ り,試. 中毎. り1.8Vま. と し た.波. で,. 高 の測 定 は 切 点 測. 定 法 を 採 用 し た. 濾 液 反 応 はMullerの に 蒸 溜 水1.0cc加 正 確 に30分. 操 作 法 に 従 い.血 に1N・KOH. 加 え て よ く 混 和 し,. 液 は 透 明 で 安 定 で あ り,こ. 清0.5cc. 0.1ccを. 間 室 温 で 作 用 さ せ た 後,. チ ル 酸1.0ccを た,濾. え,更. 20%ズ. 加 え,. ル ホ サル. 10分 後 濾 過 し. の0.5ccを5ccの. 定 し第2表. 上 を 陽 性 と定 め,胃. 癌,胃. び 他 の 悪 性 腫 瘍 疾 患 に つ い てD, の 結 果 を 得 た. 第2表. だ ち に電 解 瓶 或 はOpen. た.試 験 液 は8×10‑3M・CoCl220+1N・NH4OH. Fは23.6以. 潰 瘍,及. 十二 指腸 F,を. 測.

(3) ポ ー ラ ロ グ ラ フ 癌 反 応 の 研 究 (他の癌). 781. も に17例 中14例 陽 性 に て82.3%の Protein indexは17例. 陽 性 率 で あ るが,. 中15例 が陽 性 とな り88.2%の. 陽 性率 を示 した.胃 潰 瘍7例 に つ い ては, Dは2例 陰 性 に て28.5%の. 陰性 率 を, Fは3例. 陰 性 に て42.8. %の 陰 性 率 で あつ た が, Protein indexは5例. 陰性. とな り71.4%に 陰 性率 が 高 くな つ た. 次 にTropp4)の. 提 案 し た蛋 白 補正 判 定 法 に な ら. い,即 ち縦 軸 に蛋 白 波 々高,横 軸 に蛋 白量 を と りそ の 分 布 状 態 を 見 た.稀 釈 血清 波 高 線 と平 行せ る基 準 線(第1図. の〓 線)を. (胃十二 指腸 潰 瘍). 87.1%で. と した.. あつ た. 第1図. D及 びFは. もとめ 比 較 し第1図. これ に よ る と悪 性 腫 瘍16例 中14例 陽 性,陽 性 率 は. い つ れ も,実. 験 結 果 の 比 較 の ため の適. 当 な 規 準 が な い こ と と,ち. が つ た 研究 者 に よつ て な. ポ第 一反 応 蛋 白補 正判 定 表. され た 実 験 結 果 を 比 較 す る た め の 表 現 の 統 一 性 が な い こ と に 欠 陥 が あ る.そ. こ でMuller等. を 見 るProtein. る 表 示 方 法 を 案 出 し た.. 及 びFは,一. indexな. は 両 反 応比. 般 に 正 常 と 癌 患 者 と の 差 異 は,こ. の 両 反 応 で は 逆 で あ る か ら,こ. D. れ ら. れ ら の 比 を とれ ば 両. 者 の 差 異 は さ ら に 拡 大 さ れ る わ け で あ る.私 Muller9)に し,健 %信. な ら い,. 康 入6例. F/2D×15をProtein. よ り算 出 し,こ. indexと. の 平 均 値1.51及. 及 びProtein. indexの. と,行 わ な いで 直 ち に蛋 白 波 の み を測定 した もの と の波 高差 を各 種 疾 患別 に分 け第2図. 症 等 に2,3差. index. 上 よ りD,. 陽 陰 性 率 を 算 出 し 第3表. F にま. と め た. 第3表. 血清 につ き同 時 に,塩 酸 ペ プ シン変 性 を 行 つ た もの. と したが,有 意. の著 し く少 い もの が あつ た.. あ. 癌 及 び 他 の 疾 患 に つ い て もProtein. を算 出 し, 2.03以 上 を 陽 性 と し た.以. 原法 に 従 い,同 一 患者. の差 は認 め られ なか つた.し か し 胃癌,胃 潰 瘍,炎. び97. 頼 度 に 於 け る信 頼 限 界 は2.03≧m≧0.99で. つ た.胃. も. 又 第1反 応 をBrdickaの. 考. 按. 癌 患 者 血清 に よ る癌 診断 法 と してFucks, mann‑Facius,今. Leh‑. 村 氏 酸 濁反 応 等 は 癌 特 異反 応 とし. て工 夫 され た もの で は あ るが,い ず れ も操作 相 当面 ポ ー ラ ロ グ ラ フ癌 反 応 陽 陰 性 率. 倒 で あ り,し か も実際 の適 中 率 は必 ず し も満 足す べ き もの で は な い.そ こで最 近 で は癌 特 異 物 質 の探 究 とい う よ りは,癌 の 存 在 に よ り生 じた血 清 の 物理 化 学 的 変 化 を知 り,こ れ を診 断 に 利用 せ ん とす る傾 向 が 強 くな つ て き てお る. 私 は 血清 蛋 白 の作 用簇 を と りあ げ考 察 す るに,パ パ イ ンや メ チル グ リオ キ サ ラー ゼ の よ う な 酵 素 は SH基. に よつ て賦 活 され る こ とが一 般 に認 め られ て. い るが, Waldschmidt‑Leitz10)等 活 簇 は,癌 で は正 常 人 の1/2ほ 「ポ」 癌反 応 陽 陰性 率 は,癌 疾 患 で はD及. びFと. に よ り血 清 中 の 賦 ど も効 果 が な い こ と. が た しか め られ て い る.又 癌 患者 血 清 で はSH基. が.

(4) 782. 平. 松. 照. 雄. 欠 乏 して い る こ と もポ ー ラ ロ グ ラ フ ィーに よ る分 析. は ア ル ブ ミンだ け を 塩析 的 に分 離 し,そ の一 定 量が. か らBrdickaが. 癌 患 者 血清 は. 示す 蛋 白波 々高 を 臨 床 的 に検 査 し,癌 で は低 く且つ. 低 ア ル ブ ミンで あ る と し,ア ル ブ ミ ン 中 に 含 ま れ. 変 性 に よ る上 昇 度 も 小 さ い こ と を 見 出 し,ま た. SH基. Amperometryに. 証 明 した. Kahnは. に血 清 熱 凝 固 が 関 係 あ る こと よ り, Kurten,. よ るSH滴. 定 法 で も同 じ結果 がみ. 七 条 反 応 は生 れ た も の と考 え られ る.更 にHuggins. られ てい るか ら,疾 病 の悪 条 件 下 で は,お. は血 清 の熱 凝 固 に要 した最 少 蛋 白濃 度 を計 算 して総. SHの. 蛋 白量 的 補 正 を な し,癌 患 者 血清 の熱 凝 固 性 低 下 を. 考 え られ る に至 っ た.. そ らく. 少 い 粗 製 の アル ブ ミンが 現 れ る ので あ ろ うと. 検 し た.癌 血 清 の 還 元力 低 下 とい う方面 より, Stadie. 次 に 「ポ」第1反 応 と,ム コ プ ロテ イ ンに よ る と. は 血 清 蛋 白中S″ が還 元 作 用 を い となむ こ とを 証明. いわ れ る 「ポ」濾 液 反 応 とは,癌 の み な らず急 性発. し, Blackは. 熱 性 炎症 性 疾 患 に 於 て も同 様 の 結 果 を示 す もの であ. メ チ レン青 還 元時 間 に よ る簡 易癌 反 応. を あみ 出 した. Jensenは. これ を蛋 白 量 で 補 正 し 一. る といわ れ るが,第1反. 応,濾 液 反 応 の いづ れ にせ. 定 の 式 を 作 つ て,定 蛋 白濃 度 に 於け る メチ レ ン青 還. よ,実 験 結 果 の 比 較 の た め の適 当な 規準 が な い こ と,. 元 時 間 を算 出 した.こ れ らの 各 反応 の陽性 率 を第4. 又 ちが つ た研 究 者 に よつ て な され た 実験 結 果 の比 較. 表 に 示 した.. を 容 易 にす るた め,結 果 の表 現 の 統一 性 が な い こ と. 第4表. 血 清SH基(作. 用簇)に. よ る癌 診断 法. に 缺 陥 が あ る.こ の 缺陥 を のぞ くた め にMullerは 両 反 応成 績 の比 を と り,之 に一定 の 常 数 を 剰 じ て Protein iudexと 称 す る表 示 方法 を案 出 した.そ の 意 義 は病 的度 を 現 わ す に硬 であ るの と,実 験 条件 に 左 右 され ぬ指 数 とい う点 に あ る.私 も これ にな らい 両 反 応比 を みた が,陽 性 率 は第1反 応,濾 液反 応 の 単 一 な も の よ り も増 加 した. 結 1)胃. チ スチ ン の よ うにSH基. を もつ も の が 熱 凝 固性. を うな が す た め に, SH基. 活 性 度 を 測定 す る 「ポ」. 第1反 応 は, Kurten,七. 条反 応 に 匹 敵す る も の で. あ り,「 ポ」 的 にTroppの. 行 つ た結 果 はHuggins. 癌,胃 潰 瘍 及 び 悪 性腫 瘍患 者 血清 のSH基. 及 び 濾 液 蛋 白を ポー ラロ グ ラフ に より測定 し,蛋 白 波 に よる癌 診 断 法 を検 討 した. 2)癌. 診 断 法 と しては,第1反. 見 たProtein. 黄 触媒 作 用 の 低 下 とし てみ とめ られ るた め に,癌 血. もの とみ と め られ る.. 結 果 は,「 ポ」第1. 反 応 に似 て お り,蛋 白 量を 補正 したJensenの は又Troppの. 結果. 結 果 と同 様 の もの とみ な され る.蛋. 白 量 補正 よ り更 に 歩 を 進め,蛋 白 分割 に よ り熊原11). 文 1) Henles, Acad.. F. and Vancura, Boheme. 2) Brdicka. 5. 112, 3) Brdicka, 4) Tropp, 5). 笹 井,注 22, No.. R.:. Bull.. intern. R.: C.: 川:京. 15. 3)癌. Collection. Klin.. Comm.. No.. Wschr,. 24, 31,. 3の 癌 反 応 と, SH. 稿 を終 るに あ た り終 始 御 懇切 に御 指 導,御 校閲 を 賜 つ た恩 師津 田教 授 に深 謝 す る.. 献 6). 笹 井,坂. 7). 熊 原,吉. 8) R. J. Z. 272. 104 (1934) 17,. 大 化 研 報 告No.. No.. 血 清 に 於け る 他 の2,. 本 等:消. 化 器 病 学 会 口 演,昭26,. 28,. 田 等:消. 化 器 病 学 会 口 演,昭28,. 29.. 29.. Czech. Chem.. Biochem.. indexの 方 が 陽 性 率 が 高 く,価 値 あ る. 基 活 性 度 の 変動 の原 因 的考 察を 試 み た.. (1932) #42. 148 (1933). 62(1950), 29,. A.:. 応 及 び 濾 液反 応 の. 単 一 な もの よ り も,蛋 白 量補 正 或 は両 者 相 互関 係 を. の も の と対 比 す る もの であ る.又 チ スチ ン減 量が 硫. 清還 元 力低 下 を測 つ たBlackの. 論. 48 1(1952). 1141 21,. No.. 26,. (1938) 26. No.. 54(1951),. Winzler et al:. J. B. C. 187, 153. (1950), J. B. C. 185, 561 (1950), J. Cl. Invest. 27, 609 (1948) 9) Muller, O. H. and Davis, J. S. Jr.:. J. B. C.. 159, 667 (1945) 10) Waldschmidt Leitz, E.:. Angew. Chem. 51,.

(5) ポ ー ラ ロ グ ラ フ 癌 反 応 の 研 究. 324 (1938), Chem.. W-L,. E., Mayer,. K.:. 11). Z. Physiol.. 熊 原,吉. 783. 田:癌,. 43,. 75. (1952). 261. 1 (1939). Study. on. the. Polarographic. Cancer. Part Polarographic. Cancer. Reaction. I.. Reaction. by. Serum. of the. Cancer. Patient. By Teruo 2nd.. The. author. Brdieka's percentages. the. dance. were. calculated with. 90.9%. 90.9%. protein. in the. and. D.. the. contents. (abb.. 81.8%. reaction. choosing. formula. cancer. reaction. each. after. from the. polarographic filtrate. Although. sensitivity,. percenteges were. performed. F.. carcinomas.. M. D.. Department of Surgery, Okayama University Medical School (Director: Prof. Seiji TSUDA, M. D.). method,. were;. whole prove. has. original. HIRAMATSU,. the. gastric. the not. cancer. the. reaction. Muller's. gastric. 88.2% And. the. (abb.. for out in. of the. positive. cancer, the whole. F.). the. The. both. 82.3%. in. the. aimed. to. im. it. was. non-specific:. positive. The. carcinomas,. percentage. by. method.. carcinoma,. specific one. and. first. by. distinguished. F./2D.•~15. was. in was. tests, D.). positive. when revised. in. they accor. 87.1%.. F. in polarographic cancer test, comparing to the others, Black's tests, which determine SH-activate grade. Huggins' with the protein contents show similar rate to the Tropp's.. corresponds to Kurten, and Jensen's reactions. Hichijo revised.

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