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智山學報 第63 - 010関 悠倫「『釋摩訶衍論』の如来蔵思想の一考察 : 如来蔵系経論における諸思想との関わりを中心に」

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(1)

 

 

 

 

 

に お け る 諸 思

と の 関 わ り を 中 心 に

 

釋摩訶衍 論』 の如来蔵思想の一考察 (関)  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

   

 

   

 

   

 

 

 

 

 

( 1 )   「 如

」 と い

は 『

来 蔵

』 で 初 め て

ら れ た と さ れ る 。 そ の 思

襲 し た 典

づ け ら れ 、 広

わ れ て い る 。

く の 論 考 が

出 さ れ て い る 。 そ の な か で 研 究 の

一 人

と さ れ る

士 は 、  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

   

 

   

 

   

 

 

 

 

 

( 2 ) そ の 思

の 基

造 を 把

る 上 で 大

重 要 な

供 し て い る 。

本 考 察 に お い て 先 行 研

を 理

立 て と さ せ て

き た い と

え て い る 。  

稿

で は 『

衍 論 』

下 『 釋 論 』 ) に お け る 如 来 蔵 に つ い て 如 来

照 し つ つ 、 理

を 目

と し て い る 。 『

論 』 は 『

乗 起

』 ( 以 下 『 起 信 論 』 ) の 注

で あ る 性 格 上 、

説 の

で 如 来

し て い る 。 さ ら に そ の 他 の

注 釈 書 も

と し て 独

な 理 解 を 示 し て い る の で あ る 。   そ の

と は 、 『 不

不 減

』 ・ 『 勝

経 』 ・ 『

々 と さ れ

と は 、 慧 遠 や 元 暁 や

と い っ た 注

が あ

ら れ る 。 以 上 の 問 題 に お い て

察 さ れ た 論 考 も 提 出 さ れ て い る 。   『 起

の 研

あ る 。 で

、 『 釋 論 』 の

ま で

さ れ た も の は あ ま

い と は い え な い と 思

。 そ

か ら 『

論 』 の 思

に つ い て 検 討 を

る こ と は

用 で

る と

え て い る 。  

回 は 、 『 釋 論 』 に お

る 「 不 生 不 滅 」 と 「

滅 」 の

を 中 心 に

し 、

的 に は

と の 関 わ り に つ い て も 考

(2)

智 山学報 第 六 十三輯 え た い と 思 う 。

に つ い て  

述 の

く 、 「 如

」 と い

語 は 『 如

経 』 に よ り 唱 え ら れ た 思 想 で

る 。 そ も そ

』 自

を 如 来

と 位

づ け た

的 な 著

が あ る 。   そ れ は 、 『 起

』 の 注 釈 書 の 一 つ で

る 、

( 六 四 三

i

七 一 二 ) の 『

』 と い わ れ て い る 。 そ の な か で

を 四 系 統 に

し て い る 。   そ の 四 類 と は 「 随 相

」 ・ 「 真

」 ・ 「 唯 識 法 相 宗 」 ・ 「

縁 起

」 で あ る 。

の 「 如 来 蔵 縁 起

」  

 

   

 

   

 

   

 

                             

 

   

 

   

 

   

 

〔 3 ) に つ い て 『 楞 伽 経 』 ・ 『 密 厳 経 』 ・ 『

信 論 』 ・ 『 宝 性

』 の 経

を 列

し て い る の で あ る 。  

典 を 取

立 場 は

思 想 自 体 を 唯 識 等 に 並 ぶ 思 想 と し て 取 り 扱 っ て い る

が 特 徴 と い え る 。 つ ま

中 国 仏

に お い て

識 の 高 さ を 物 語 っ て い る と

察 さ れ る 。 一 方 、

類 し 、 列 挙 し た

に も 『

』 ・ 『 勝

経 』 ・ 『 不

不 減 経 』 が あ る 。  

 

   

 

   

 

   

 

                             

 

   

 

   

 

   

 

      ( 4 )   以 上 三

に つ い て み る と 、 『

来 蔵

』 仏 陀 跋 陀 羅 訳 に は 「 一

来 之 蔵

」 と あ

、 同

不 空 訳 に は  

 

   

 

   

 

   

 

      ( 5 ) 「

性 法

一 切 有 情

常 恒 不

」 と

。  

 

   

 

   

 

   

 

                             

 

  ( 6 )   『 勝

経 』 で は 「

者 。 是 法

身 蔵 。 ( 中 略 ) 自

蔵 。 」 と

る 。  

 

   

 

   

 

   

 

            ( 7 )   『 不 増 不 減

』 で は 「

来 蔵 者 即 是

」 と 説 い て い る 。   三 種 と

衆 生 ( 有 情 ) に

来 が

で 共 通 し て い る 。 『 勝

』 と 『 不 増 不 減

』 で は 、

蔵 を

界 で あ

、 さ ら に は

性 清 浄 で あ る と す る 。   衆 生 ( 有 情 ) に

す る 如 来 は

で あ り 本 質 的 に 同 一 な

の と 捉

て い る こ と に な る 。  

 

   

 

   

 

   

 

                             

 

   

 

   

 

    ( 8 )   ま た 、 法 蔵 が 如 来 蔵

典 籍 と し て 列 挙 し た 、 『 宝

』 に は 、 「 一 切

如 来 蔵 」 と

る 。 さ ら に 如 来 蔵 に 三 種 の あ

(3)

『釋 摩 訶 衍』 の思 想の一考察 (関)                                                                               ( 9 )

を 示 す 。 そ の 三

と は 、

 

「 仏

遍 満 」

 

別 」 、

 

「 皆 実 有 仏 性 」 で

る 。   『 宝

』 の 思

け た 『 仏

論 』 に は 、

 

」 、

 

「 正

蔵 」 、

 

「 法 身

」 、

 

「 出 世

」 、

 

「 自 性 清 浄                                     ( 10 )

」 の 五

を 示 し 如 来 蔵 を 説 明 し て い る 。   い ま 『

』 と 『 仏

論 』 の

に す れ ば 、 「

」 と は 「 法 身 」 11 「

」 ー 「 仏 性 」 11 「 正

」 11 「 出

」 11 「

」 と な る だ ろ

。   こ こ ま で を ま と め る と 『 如 来

経 』 所

2

生 如 来 蔵 L か ら 出 発 し た 思

は 、 諸

に お い て

・ 正 法 ・

の 思 想 と 同

し て い る 。

生 ( 有 情 ) に

る 如

は 清 浄 で

ま っ て い な い こ と を

現 し て い る こ と に な る 。   「

」 の 語 に 注 目 す る と 『 宝 性 論 』 で は 三

の な か に

か れ て い る 。 『 仏 性 論 』 で は 「 正 法 」 と し て 説 か れ て い る 。

生 と

る と

認 で き る 。 真

そ の も の が

る と い っ た

の 意

合 い を

た せ て い る 。  

に も 『 仏

』 で は 、

清 浄 蔵 と 説 い て い た 。 こ れ も

名 詞 と し て

い て い る と

え ら れ る 。 如 来

浄 と

え る こ と は 、 『 宝 性

』 の

の 遍 満 す る 思

と 結 び つ く 。 以 上 の

長 か ら 『

論 』 の 心

と の 繋 が

を 見 出 せ る の で は な い だ ろ

か 。   つ ま り 「 自

清 浄 」 や 「 自

浄 蔵 」 の

は 、 如 来

そ の も の が

浄 で あ る こ を

し め

意 味 に お い て 重 要 で

る と い え る だ ろ

生 の

浄 な る も の と 暗 に 示 し

こ と は も ち ろ ん 、

の 性

が 清 浄 で あ り

と い え る だ ろ

。   『 起 信

』 で こ の 語

は 、 「

心 」 と

現 さ れ て い る 。 そ れ は 衆 生 心 と い

の 関

か ら 反 映 さ れ て い る と 推

さ れ る 。 そ し て 心 生 滅 に つ い て も 「

」 と あ る よ う に 、

生 の 自 性 清 浄 の 立 場 と 生 滅 の あ り

る 上 で 重

な も の と 推 察 す る 。

107

(4)

智山 学 報 第 六 十三輯   一

、 『

経 』 に は 、 如 来 蔵 を

梨 耶

と 説 く 。 さ ら に 『 楞 伽

』 は

来 蔵 を 「 不 生

」 と 説 く 。 こ れ は

が 不 生 不 滅 で あ る こ と を 意 味 し て い る 。 と 同

に 真 妄 和

と し て 如

が 関

し て い る こ と を 理 解 で き る 。   『 起

』 で は 、 不 生 不 滅 と 生

の 和 合 に お い て 阿

耶 識 が

か れ る 。 真

か ら 『 楞 伽

』 と の

は 十 分 考 慮 す べ き 問 題 で あ る と 推 察 す る 。

に 、

考 程

る が

論 に つ い て

略 に ま と め た も の が

の 図 で あ る 。 【 図   】 『 如 来 蔵 経 』       一 切 衆 生 如 来 蔵 常 住 不 変 ( 一 切 有 情 如 来 蔵 常 恒 不 変 ) 「 一 切 衆 生 」 11 「 如 来 蔵 常 住 不 変 」 ( 「 一 切 有 情 」 11 「 如 来 蔵 常 恒 不 変 」 ) 『 勝   鬘   経 』 如 来 蔵 者 。 是 法 界 蔵 。 法 身 蔵 。 ( 中 略 ) 自 性 清 浄 蔵 「 如 来 蔵 」 11 「 法 界 蔵 」 11 「 法 身 蔵 」 11 「 自 性 清 浄 蔵 」 『 不 増 不 減 経 』 衆 生 界 者 即 是 如 来 蔵 。 如 来 蔵 者 即 是 法 身     「 衆 生 界 」 11 「 如 来 蔵 」 貼 「 法 身 」 『 楞 伽   経 』 阿 梨 耶 識 者.、 名 如 来 蔵 。 〔 中 略 ) 如 来 蔵 識 不 生 不 滅 。     「 阿 梨 耶 識 」 11 「 如 来 蔵 」 11 「 不 生 不 滅 」 『 宝   性   論 』 一 切 衆 生 有 如 来 蔵 (   仏 法 身 遍 満   真 如 無 差 別   実 有 仏 性 )       「 如 来 蔵 」 ほ 「 仏 法 身 」 11 「 真 如 」 11 「 仏 性 」 『 仏   性   論 』 一 切 衆 生 是 如 来 蔵 (   如 来 蔵   正 法 蔵   法 身 蔵   出 世 蔵   自 性 清 浄 蔵 )   「 如 来 蔵 」 巴 「 正 法 蔵 」 11 「 法 身 蔵 」 11 「 出 世 蔵 」 11 「 自 性 清 浄 蔵 」       I  1          

1

『 大 乗 起 信 論 』 依 如 来 蔵 故 有 生 滅 心 。 所 謂 不 生 不 滅 與 生 滅 和 合 。 ( 中 略 ) 名 為 如 来 蔵 亦 名 如 来 法 身。                   「 不 生 不 滅 」 冂 「 如 来 蔵 」 11 「 如 来 法 身 」

(5)

釋 摩訶 衍 論』 の如 来 蔵 思 想の一考察 (関)             『

」 に つ い て   そ れ で は 『

』 に お け る 「 不

滅 」 と 「 生 滅 」

示 に つ い て

え て み た い 。   『 起

』 で は 「 不 生 不 滅 」 に つ い て 「 解 釈 分 」 冒 頭     心 真

門 體 。

謂 心 性 不 生

滅 。 一 切 諸

二 妄

  而 有 二

別 の

念 一

二 一

    界 之 相 →

法 從 レ

已 レ

。 離 二 言 読 相 一 離 二

相 一

縁 相 刃

竟 平

レ 有 二

冖 不 レ 可 二 破 壞 紺 唯 是 一 心

        ( 11 )    

一 と

り 、 「 心

如 」 は 「 一

総 相

門 体 」 で あ

「 心

不 生 不 滅 」 で あ る と

い て い る 。   こ の 「 一 法

」 の

体 で

が 「 不 生 不 滅 」 で あ る と は 、 心

界 を 示 す と

る 。 つ ま

は 「 是 れ 唯 一 心 の 故 に 真

」 と あ る こ と か ら も 「 不 生 不

」 と 同

と 理

で き る 。  

は 不 生

滅 の

に し て

念 の

を 離 れ た 境 界 、

門 の 総 体 と な る 。 し か し 心

で は

に つ い て は

れ ら れ て い な い 。 そ れ は 、 先 の

か ら

、 如 来 蔵 の 語 は 、

生 に 如 来 が 蔵 す る も の で

、 心

は 、

を 重

明 し た も の で 、 衆 生 と の

を 中 心 に 説 示 し て い な い た め だ と 考

ら れ る 。 そ の た め

の 語 は な い の で

。   以 上 を

に す れ ば 「 心 真

」 1ー

法 界 」 11 「 不 生 不

」 と な る だ ろ

。   『

』 が

を 「

生 界 」 や 「 法

」 と す る 思

。 『 楞 伽

』 が 如 来 蔵 を 不 生 不 滅 と

る 思 想 。 『 宝

』 や 『 仏

論 』 が

来 蔵 を

ら わ す と す る 思

。 以 上 と 、 『 起

論 』 と の 関 連 を 考 え る と 、 心

如 に お け る 「

生 不

」 は 妄 念 の 境

し た 法

の と

さ れ る の で あ る 。   で は 「 心 生 滅 」 の

を み て み た い 。     心 生 滅

二 如 來 藏 一 故 有 二 生

謂 不 生 不

二 生 滅 一

非 レ 一

レ 異 。

為 二

耶 識 殉 此 識

= 二

幻 能

109

(6)

智山学報第六 十 三     攝 一 一 一 切 法 司 生 二 一 切

司 云 何 為 レ ニ 。 一 者 覺

。 二 者 不 覺 義 。 所 レ

者 。 謂 心 體 離 レ 念 。 離

空 界   無 レ                            

 

   

 

   

 

   

 

        ( 12 )     所 レ 不 遍 。

界 一

。 即 是

。 依 二 此

一 論 名 一 一 本

の   「 心 生

」 と は 「 心

」 に

る 想 定 で

が な さ れ る 。   「 心 生

」 に つ い て 『 起 信 論 』 は 、 「 如 来 蔵 に 依 る 故 に 生

心 が

」 と す る 。

け て 「 不 生 不 滅 」 と 「 生 滅 」 が 「 和

る こ と を 「

耶 識 」 で あ る と 説 い て い る 。   こ の 不 生 不 滅 と は

で の

に お い て 心 真 如 の 性 で あ る こ と か ら 、 心

を 意

す る も の と

す る 。   「 如 来

」 と は 、 心 真 如

説 の 「 妄 念 」 や 「 念

」 を 「 生 滅 」 と し て み れ ば 、 そ の 対

念 で あ る 「 不 生

」 は

ば れ る

に な る 。   つ ま

心 生

に お い て

を 不 生 不 滅 と す る 立

か ら 、 初 め て

来 蔵 と い

現 に

化 し て い る 。 不 生 不 滅 の

生 に

し た

で あ る 。

生 の 心 相 に は

と い

性 清 浄 な る

如 が

し て い る こ と を 心 生 滅 が 和 合 に 関

さ せ て

い て い る こ と に な る 。   『 起

論 』 は 、 妄 念

と い

生 滅 と 、

身 、 真

と い

不 生 不 滅 が

す る の を 「 心 生

」 、 衆 生 の

と 迷 い の 世 界 で

る と す る と 説 い て い る の で あ る 。   「 離

」 を

え る と 、 こ の

示 は 心 生 滅 に お い て 虚 空 界 を

明 す る 際 に な さ て い る 。 虚 空

を 「

念 」 を

れ た

の あ り

し て い る の で あ る 。 つ ま り こ れ も 心 生

に お け る

如 の

を 示

も の で

る と い る だ ろ

生 不 滅 と 法

は 同

と し て

ば れ 、 如 来

と も 関

し て く る 。 そ し て 「 法

」 と

る よ

と 本 覚 が 関 係 し て

る 。   「 和

」 は 、

が 和

る も の で あ る か ら 、

生 の 心

浄 と

明 煩

合 し た 染 浄 が

生 の あ り 方 と な る の で あ る 。

(7)

釋摩訶衍論』 の如 来蔵思想の一考察 (関)

 

果 と し て

と は 、 「 心 生

」 で 説 か れ る

で 心 真 如 に お け る

を 示

。 自

生 心 ( 如 来 蔵 11 法 身 ) が

明 で あ る 染 法 の 影 響 を

け て い た 状

と し て 説 か れ て い る の で

る 。

 

「 阿

」 に つ い て は 、 『

』 が 後

し て い る よ

に 阿

識 を 真 妄 の 和 合 と し て

っ て い る 。

で あ る 生 滅

と 、

る 不 生 不

が 和 合 し た

と い え る だ ろ

 

こ れ に つ い て 『

』 に は 、 阿 梨 耶 識 を

浄 で あ

で あ る と し て い た 。 こ れ を 『 起

論 』 で は

を 中 心 に

っ て い る 。 『 起 信 論 』 は 心 生 滅 説 示 に 如 来 蔵 を 出 し た こ と か ら

、 『 楞 伽

』 の 阿

和 合 識 と し て

え て い る こ と に な る 。

 

こ の 阿

に つ い て 、 さ ら に 『

信 論 』 は 「 此 の

に 二

」 と し て 「

」 ・ 「

」 を

開 さ せ る 。 こ れ に つ い て は 『

』 の

を 中

ほ ど

討 し た い 。

 

で は

に 『

経 』 ・ 『

』 ・ 『 不 増 不

』 三

に お け る 「

生 不 滅 」 の 理

理 解 の

と し た い 。

 

』 に は 、 「 法

界 一 切 有

恒 不

」 と

く 。 不 生

滅 と は な い も の の 「

」 が 相 当

る だ ろ

。 如 来 蔵 の 不

を 説 い て い る 。

 

で は 『

』 に つ い て み る と 、

 

 

相 → 如 來 藏 常

不 變 。 ( 中 略 )

一 不 レ 起

二 諸

三 厭 レ 苦 樂 コ

→ ( 中

 

 

 

                                         

 

 

 

 

                                         

 

 

( 13 )

 

 

略 ) 世

。 出

間 上 上

。 自

藏 。 此

淨 。

而 客

。 と

を 「 常 住 不

」 や 「 不 起 不 滅

」 と 説 く 。

 

ま た 、 『

』 は

質 に つ い て 有

相 ( 有 為 法 ) を 離 れ た も の で あ る と 説 く 。

な わ ち 有

法 の 対 は

る で あ ろ

か ら 、 如 来 蔵 は 無 為 法 の 立

に な る と 推 察 す る 。

に つ い て 「 不 起 不

」 と

こ と に つ い て は 、 「

」 で

」 で

る と 理

で き る 。

111

(8)

智山学報第六   こ の よ

示 は 、 『 起 信 論 』 の

で あ る 真 如 が 無 明 煩

け る 立 場 で

る 、 心 生 滅 理 解 と

る 。   『 不 増 不 減 経 』 つ い て み て み た い 。  

 

生 界 者

是 如 來

。 如 來

即 是

。 ( 中 略 )

。 此

生 不 滅

二 過 去 際 →

二 未

際 → 離 二 二  

 

邊 一

。 舍 利

。 非 二 過 去 際 一

二 生

一 故 。

來 際 一 者 。 離 二 滅 時 一

。 舍 利

。 以 二 不 異 法 一

。 以 二  

 

   

 

                             

 

   

 

   

 

   

 

                             

 

   

 

( 14 )  

 

不 盡 法 一 故 。

利 弗 。 如 來 法

。 以 二

可 レ

依 一

。 以 二

一 故 。

。 如 來 法 身

。 以 二 不 二

。   『 不 増 不 減 経 』 は 如 来

を 「 衆 生

」 ・ 「 法

で あ る と 説 く 。 そ し て 「 法 身 」 を 「 不 生

」 と 説 い て い る 。 「

生 界 を 如 来 蔵 」 ・ 「

来 蔵 を 法

」 で あ る と す る か ら 、 心 生 滅

の 「 不 生 不

」 理

と 重 な る 。   『 勝

経 』 と 『 不 増 不 減 経 』 の 二

は 、 如 来

の 中 に 不 生 不 滅 や

浄 、 法

、 そ し て

と い っ た

的 な 説 明 を し て い る こ と に な る 。   以 上 三

の 経 典 を

ま え る と 、 や は

『 起 信 論 』

説 心 生

と は 、 「

生 不 滅 」 を 真 如 、

清 浄 、 如 来 蔵 。 「 生 滅 」 を

明 煩

あ る い は 客 塵 煩

と し て

え て い る 。 無 明 に つ い て は 『

経 』 に お い て 「 不 生 不 滅 」 を 「

相 」 を 離 れ る と あ る こ と か ら 、 『

説 の 不 生 不 滅 は 無 為 法 と 相 応 す る と い え る 。   こ の こ と か ら も 、 不 生 不 滅 を

為 法 と

置 づ け る と

に つ い て み れ ば 生

び つ

と な る か ら 、 和 合 の

か ら す れ ば 有

為 一 体 に あ る 状

が 心 生

で あ

生 の

蔵 の あ

と い こ と に な る と い え る だ ろ

。   で は 次 に 『 釋 論 』 に お け る 如 来 蔵 説 示 に つ い て

え て み た い 。 『

』 の

つ い て ま

「 不 生 不 滅 」 と 「 生 滅 」 解 釈 の 箇

を あ

る こ と と

る 。   論 日 。 總 攝 二 一 切 無

法 一 故 。 是 故

為 二

生 不 滅 → 不 生

法 之

相 故 。 總 攝 二 一 切 有

。 故

生 滅 。

(9)

釋摩訶衍論 の 如来蔵思想の 一考察 (闘     中 略 ) 論 日 。

二 四

→ 云 何 為 レ 四 。 一

如 無

。 二

覺 無

。 三

。 四

虚 空 無 為 。 是

レ     四 。

有 二 五

→ 云 何 為 レ 五 。 一 者

。 二

。 三 者 住 相

為 。 四

。 董

。    

 

 

  ( 15 ∀     是

レ 五 。   閥

』 は 、 「

」 を 「 一

法 し と

る 。 「

し に つ い て は 門 一

し と

す る 。  

の 中 に 「 真

」 ・ 「 本 覚

」 ・ 「 始

」 ・ 「 虚 空

」 の 四

る と

く 。 後

に は

本 無 明

」 ・ 「 生

有 為 」 ・ 「

」 ・ 「 異 相

」 ・ 「

」 の 五

る 。   い ま ま で の

察 に よ

生 不

と 生 滅 の 和

の 一 切

す る こ と を 意

し て い て い た 。 こ の こ と か ら 『 釋 論 』 も 、 不 生 不

、 生

し て い る こ と を

で き 、 さ ら に

示 し て い る こ と に な る 。 こ の よ

な 説 は 、

、 そ し て 『

』 ・ 『

』 ・ 『 不

』 に は み ら れ な い

え ら れ る 。 お そ ら く 『 釋 論 』 は 『 勝

経 』

「 不 生 不

」 理

に し て い る の だ ろ

。   鴨

』 の 「

を み る と 如 来

は 説 か れ て い な い 。 『 起

』 が 初 出 の 思

る 本

の 語 が 説 か れ る 。 如 来 蔵 を

や 法 身 等 の

る と

る こ れ ま で の 理

か ら

れ ば 、 そ の 異 名 で

は 、 名 は な く て

一 切

想 で あ る と

さ れ る 。 そ し て

等 も

と 結 ば れ る 思

で あ る と い え よ

。   「

法 」 に つ い て は 、

と 四

か れ る 。 そ こ に は 『 起 信 論 』 所

の 「 不

」 の 語 は

い 。 そ れ に つ い て は

ほ ど

し た い と 思

。   そ れ で は 『

論 』 が

を ど の よ

に 理

し て い る か を

る 必

が あ る 。 そ こ で 『

』 が 「 心

如 門 」 ・ 「 心 生 滅 門 」 の

と し て

所 を み て み た い 。    

田 。

類 門 有 二 十

而 云

。 一

… 欄

門  

= 雜

。 ( 中 略 )

日 。 心 生

二 十

→ 云

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

   

 

   

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

( 16 ∀    

レ 十 。 一 者

4

二 持 一 切 染

。 二 者

門 →

= 藏 如

。   『

説 「 一

」 ・ コ 一 門 」 の

造 を 、 『

』 は 門 一 心 」 ・ 「 二

」 ・ 「 二 門 」 と

し 、 そ れ ぞ れ

を 説

113

(10)

智山学報第六 十 三

。 そ の 「 二 門   の   つ に

が 説 か れ て い る の で あ る 。   そ れ に は 、

門 は 「 雑

き 」 と し 、

け な い

を あ ら わ し て い る 。   生 滅 門 は 、 「

来 法

る と あ

が 無 明 煩 悩 の 熏

響 を 受 け る 状

で あ る と 説

の で

る 。   つ ま

明 は

法 と な り 、

の 側 を

と め る な ら 、 心

門 の 如 来 蔵 と な る 。

に つ い て 考

れ ば 、 無

の 如 来

の 熏 習 を

け た も の と

る 。 そ の た め 「 覆 蔵 」 と あ る よ

に 、

明 等 に

わ れ る 状 態 で あ る と

現 し て い る と 推 察 さ れ る の で

る 。   で は 「

」 と 「 生 滅 法 」 に お け る

の 如 来

説 示 に つ い て み て み た い 、     六

二 如

藏 → 此 中

レ ニ 。 云

レ ニ 。 }

來 藏 。 二

鱒     佛 子

。 唯

二 覺 者 一 唯

二 流

二 慮

縛 殉

。 是 故

來 之

二 如 レ              

 

   

 

   

 

   

 

                              ( 17 )     是 詭 週 如 來 藏

二 善 不

樂 叩 與 レ 因

。 猶 如 二

。 と あ り 、 六 番 目 に

か れ て い る 。   真 如 法 は 「 遠

蔵 」 、 生

法 は 「

輿

し で

る 。   前 者 を

を 生

の 教

と し て 捉

て い る 。 そ の そ れ ぞ れ の

る た め に 対

と す る 衆 生 の 差

と し て 、 真

く 。 生 滅 法 の 方 は 旦 ハ

的 に

か れ て い な い 。   前 者 の

の み と し 、 流

や 慮

さ れ な い

で あ る と

く 。 こ の と か ら 、

は 生

と 共 に あ る

で あ る と 理

で き る だ ろ

。   そ れ に つ い て 、 二

に は     一 者 人

門 中 唯 有 二

淨 解 腕 者 一

。 生 滅 門 中

二 三 聚 諸

生 一

。 二 者 法 門 異 。

門 中 唯

二 一

             

 

   

 

   

 

   

 

( 18 )     品 一

。 生 滅 門 中

二 → 切

(11)

釋 摩 訶 衍』 の如 来蔵思 想の一考察 (関) 二 門 の 相 違

と し て 「 人

異 」 を 説 く 。 そ こ に は

門 を 清

と し 、 生

門 を 三 聚

生 と

い て い る 。   ま た 、 「

異 」 を み れ ば

如 門 を 「 一

品 」 と す る 。 こ れ は

と 理 解 で き る 。 生 滅

は 「 一 切 染 浄 法 」 と あ る よ

に 有 為 法 と 無 為

の 和 合 し た も の と い え る だ ろ

。   こ の こ と か ら 、 『

』 に お け る 心 生

は 、 や は り 無

る 清

法 で あ る

が 和

し た

浄 法 と な る 。  

は 、

で あ る 清

と な り

る い は

が 関

し て い る 。 そ し て

如 . 本

・ 始

空 の 四

が 清 浄

し て

来 蔵 と 結 ば れ る 。

い 換 え れ ば

論 』 の 一 切 無

理 解 は 、 不 生

滅 を

で あ り 本

法 、

、 さ ら に は 虚 空 法 で

る と

め い る こ と に な る 。   そ し て

は 五

で あ る と

る た め 和 合

る と 無 明 と 四

習 の

響 を

る と

な わ ち 生

蔵 と な る 。   し か し な が ら 、

る が

な る

は な い の で あ る 。 こ れ に つ い て 本

と の 関 わ り を

る 必 要 が あ る だ ろ

に 本

に お

・ 生 滅 の

が ど の よ

ば れ る の か が 問 題 と な る 。  

 

   

 

                             

 

   

 

   

 

   

 

                        ( 19V   『 釋

』 は 四

の 内 、 本

に つ い て 「 本

」 と 「 薩 般

慧 」 を 主 語 と し て

。 そ の 中 で 「

」 説

る と 、  

 

始 一

。 具 足 二 圓

滿

三 過

。 云 何

二 染 淨

明  

 

熏 司

二 生 死 一

二 斷 絶 一

。 ( 中 略 ) 如 レ

理 一 以

二 體 分 →

空 理 。

二 理 各  

 

   

 

          ( 20 )  

 

有 二

有 レ ニ

。 と あ り 、

を 二

あ る と 説 く 。 そ れ は 「

浄 本

」 と 「

浄 本

」 で

る 。 こ の 二 種

に お け る

に つ い て は 既  

 

   

 

                             

 

   

 

( 21 ) に 本

雄 博 士 に よ る

考 が 提 出 さ れ て る 。   二

の 本

と は

と 染 浄 の あ

を 示

。 と も に 本

る 一 切 智 が 関 係 し 説 か れ て い る 。 染 浄 と

ll5

(12)

智 山学報第六十三輯 は

為 法 で あ る

明 の

っ た

心 の 状 態 が 染

と な る 。 逆 に

明 と 四

ら な い 本 有

そ の も の を さ し 、 清 浄 本

と な る 。   無

に お け る 本

の 三

の 無 為

に つ い て も 、

響 を 受 け る と

如 ・ 染 浄 始

虚 空 と な る 。

な い と 清 浄 の 臓 種 、 清 浄 真 如 ・

空 と い

こ と に な る 。   『 起 信 論 』

の 不

に つ い て 『 釋 論 』 は 不

と 捉

て い る こ と に な る 。   「 自

浄 心 」 に つ い て は

清 浄 で あ る 心

清 浄 心 で あ る 。 こ れ も

』 説 示 を 踏 ま え つ つ 、 『 勝 鬘 経 』 や 『 宝

』 、 『 仏

』 と い っ た 諸 思 想 の 影

け て い る

の と

察 す る 。   で は

に 「

有 法

」 と 「 自

浄 心 」 に 関 し て 、 『 起

「 離 念 相 」 説 示 解 釈 を 中 心 に み て み た い 。  

 

覺 。 心 謂 即 是

謂 即

體 。

レ 是 心

二 本

相 者 。  

 

顯 示 二 清

叩 所

念 一

言 二 離 念 叩 遠

二 四 種 無

故 言 二

相 → 過

。 此 五

 

 

= 本

司 示 眷 屬 皆 空 。 離 二

相 へ

。 即 唱

淨 本

人 故 。 ( 中 略 )

法 身

。  

 

二 二 種 勝

之 理 一

。 即 是 法 身 如 來

。 依 此

本 覺

徳 中 。

 

 

   

 

    ( 22 >  

 

立 = 清 淨 本

→   「 心

離 念 相 」 を 「 漉

」 で

る と す る 。 つ ま り こ の

所 は

所 の 続 き と な る 。 「

」 を 『 釋 論 』 は

で あ る と 説 く の は 、 本

心 生

説 の

に 基 づ

す る 。   つ ま

の 心

が 不 生 不

で あ り

門 の 体 で あ る と

は 、

の 如 来 蔵 が 不 生

で あ る と 暗 に 示 し こ と に な る 。 よ っ て

が 「

相 を

れ る 」 境 界 こ そ 清 浄 本

で あ る と 『

論 』 は 理 解 し て い る の で あ ろ

。   そ の た め 『

』 は 「 心 体

」 解 釈 に 、 力

し て い る の で

る と

え ら れ る 。   要 す る に 、 で 心 」 を

濳 浄 心 。 「

」 を 本

。 「 心

」 に つ い て は 「

」 と

づ け る 。 「

」 に つ い て は 「

」 。 「

者 」 に い た っ て は 「

人 」 と

示 し て い る の で あ る 。

(13)

釋摩訶衍論 の如来蔵思の一考 察 (関)   「 離

」 の 「

」 を

し て 、 清 浄

覚 を

人 と

え て い る こ と は 特

的 で あ る 。   「 本

身 」 に つ い て

、 「

」 の

に あ る よ

に 「 本

」 で あ る と

る 。  

の 「 法 門 の

」 と 、 心 生 滅 所

の 「

の 念 を 離 れ 」 と す る

示 は 、 と

の で あ る 。 そ れ を 『

』 は 、 「 本

」 と 解

し て い る の で

る 。 本 論 所

で は 「

」 と

い て い る 。 つ ま り 本 有 法

人 で あ る こ と に な る 。  

ま で 、

如 や 不 生 不

の 異

で あ る と す る

か ら す る と 、 『

』 は 不 生

滅 を

と し て 理

し て い る 。 不 生 不

と 生 滅 の 和 合 は 、

浄 本

習 を

る と

と な る の で

る 。  

で 、 『 釋

』 は 、 以 上 の よ

な 如 来 蔵

の 他 に も 、 如 来

に 十 種 あ る こ と

い て い る の で あ る 。   そ の 内

は 、 十

違 し な い 。 そ の な か の 生 滅

「 興

興 相

蔵 」 の

め て あ

。 ( 傍 線 ・ 点 線 は 筆 者 )  

 

「 三 者

輿

行 與

來 藏 。 輿 二 流 轉 力 一

。 楞 伽

經 中

二 如 レ 是

者 。

二 苦  

 

輿

レ 因

如 一 一

。 此

明 ;

レ 謂 顯 丁

門 一 心 。 於 レ

與 レ

レ カ 。

生  

 

其 所

 

わ る の は

け た

る 。 そ こ に は

証 に 『

経 』 を

そ の 内 容 を 細

し て い る の で

る 。   こ の

に よ り 「 生 死

」 を

現 す る と

い て い る 。 有 為

明 ・ 四 相 の

と 、

法 の

現 さ せ る こ と を

る 。  

け た 箇 所 は 、 『

』 の 引 用 箇 所 で あ る 。 だ が そ れ は 法

が 『

記 』 に お い て 『

』  

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

   

 

   

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    ( 24 ) の 取

を 述 べ た

の で

、 『

』 が 生 滅 絹 の

説 示 に そ の ま ま 引 用 し た も の で

る と 考

ら れ る 。 こ の こ と か ら 『

』 は

来 蔵 理

の 如 来

用 し て い る こ と に な る と 推

す る 。

117

(14)

智 山学報 第六十三輯   こ こ ま で を ま と め る と 『 釋

』 は

・ 生

そ れ ぞ れ に

め 解 釈 し て い る 。 本

思 想 と の 関

に つ い て も

如 ・ 生 滅 に 相 応 し た 二

の 本

い て い た 。 つ ま り 、 如 来 蔵 と

る も の で あ る と い え る だ ろ

。   で は

に 、 『 釋

』 に お け る

「 阿

識 」 解 釈 に つ い て み て み た い 。 こ こ で は 十

の 隔 梨 耶

を 展 開 し て い る の で あ る 。 こ こ に

い 阿 梨 耶 識 が

か れ る 。 「

浄 本

阿 梨 耶 識 」 と 「 染 浄 本

」 で

る 。   ま

「 清 浄 本

軻 梨 耶 識 」 の

示 を み る と 、     三 者 名

阿 梨

識 幻

レ 謂

本 智 別 立 。 以

二 賜 梨 耶 一

二 如 レ 是 説 → 自 體

識 。     具 二 足 無 漏 一 圓 二

滿

徳 →

一 無 一 一 變

相 →

不 動 具 二 足

ロ 覊

識 一 故 。    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

   

 

( 25 )     此 阿 梨

 

二 本 論 中 一

。 と あ り 、 十 種 あ る 詞 梨 耶 識 の

、 三 番 目 に 「 清 浄

阿 梨 耶 識 」 が

か れ る 。   経

に は 、 『 本

』 な る

を 引

、 こ の

を 「

仏 阿

耶 識 」 で 、 「

」 と

る 。 さ ら に 「 独 一

識 」 で あ る と

く 。 『

』 は こ の 識 が 、

明 の

な 浄 識 で

る す る 。 す な わ ち

け な い 識 で あ る と 理 解 で き る 。   こ の 識 は 「 本

に お け る 「 湾 浄 本

」 と

る 阿 梨 耶 識 と

る 。 つ ま り は 、 『 釋

』 が 、

」 に 対 す る 理 解 を 、 清 浄

阿 梨 耶 識 の 覚 と し て 隣 め て い る こ と に な る だ ろ

。   「 染

識 」 に つ い て は 、     四

染 淨 本

阿 梨 耶 識 。

謂 不

陀 羅 尼

。 別 立 以

二 阿

耶 】

因 縁

經 中

二 如 レ 是 一 詭 。

時 光    

言 。

者 以 二

因 縁 }

中 作 二

レ 是 … 詭 。

伽 王

  云 何 名     為 二 楞 伽 王 の 以 レ 之

レ 瞼 示 二

陀 羅 尼

告 二

子 一

伽 王 常 在 二 大 海

山 中 刃

二 十

六     千 鬼

冖 以

一 一

レ 是 諸 眷

殿 刷

二 於 諸

 

王 →

得 二

魂 ( 中 略 )

阿 梨

識    

二 何 決

中 一

二 如 レ

鱒 自

淨 心 。 因

。 心 與

形 相 不

。 乃 至

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