CAIにおける事後テストの評価 : 「二次方程式の解法」の場合について
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(2) . CAIにおける事後テ ス トの評価 --「二次方程式の解法」 の場合について --. 山. 崎. 1. 目. 正. 吉. 的. 従来の検査の理論, より正確には検査得点の理論によると, テストの評価は信頼性および妥当性 という観点から, さらには項目分析という観点からなされてきている. また, 教育工学に関連す る. 分野に限ると米国においては測定のためのテスト理論として Lo ) の特別仕立ての 19 71 rd .M. ( ,L i loredtes ing) に 関す る テ ス ト 理 論 が 展 開 さ れ て い る 一 方 我 が 国 に お い て プ ta t テス テ ィ ン グ ( , .. ロ グラム学習あるいは CAI学習の学習終了後における測定のためのテストに関する理論はきわめ て少い. おそらく, 教授活動を評価するテストとして沼野 ( ) が提案する方法があるのみであ 1970 ろう. さて,CAI学習 において事後テストを実施する目的には,CAI学習プロ グラムを評価するねらい か. ら学習過程の中でどこの部分が弱いかということを評価すること,あるいは学習者の特性と教授方法 との間で交互作用の有無を調査する (鈴木他:1976 ,山崎:1978a,1978b) こ と が あ げ ら れ る.ま た, 学習者の変容を測定するねらいから, 行動目標が細分化され順序付けられているときには個々 の学 習者がどの行動目標に達しているかを測定することがあげられる. 本報告 では, 事後テストを学習 者の変容を測定する用具としてのテストとみなし, これに分析・検討を加えることにする. このテ ストを作成・実施するに当たりいくつかの制約があっ た: それは, 中学生を対象としての学習実験 であり, 実験に入る前のインストラクションから学習終了後の事後テストま での実験にかける総時. 間は, 最長で3時間, 可能なら2時間から2時間3 0分と見込んだことである. 第1に, この限られ た時間内で実施 できるテストとなるように制約された. 第2に, 本分校においては, 学習端末の台. 数がわずかに4台よりないという実情から, 端末に着いての実験は効率上から学習のみに限り, 事 前と事後テストは端末では実施しないということである. この2つの制約を受けて, 次のように解 決することを試みた. 事前・事後テストに費す時間を可能な限り短縮するというねらい で出題数を できるだけ少いものとしたことである. 後者に対しては, 事前・事後テストを紙上にて実施すると いう こ と であ る.. 以上のような方針の下 で事後テストを作成・実施したが, 本論文においては次の3つの観点から. 事後テストを評価するのがねらいである. (1)テストでの出題数を少なくすることによりテストの信頼性が低くなるおそれがある. そこで, 信頼性係数を算出し,一定水準かあるいはそれに近い値かということでテストの信頼性を評価する. (2) このたびのテストは, 3つの行動目標に対応する問題から構成されている, そこで, 得られ たデータから各設問がこの3つの行動目標に対応す るような関連がみられるかどうかを評価する. 91.
(3) . 山. 崎. 正. 吉. (3) このたびのテス トに, 学習プロ グラムの中での行動目標より高い水準, つまり学習 プロ グラ ムの中では扱わ なかっ た困難な設問を入れた. この行動目標の水準を越えた設問をテストに入れた ことに対する評価 をする。. 2. 方. 法. (1) 被験者 実験に参加 した被験者は, 函館市立五稜中学校2年生 56人 (男子27人, 女子29人) である.. (2) 実験期間・実験場所. 実験期間は, 昭和52年3月 26 日から4月 2 日までのうち5日間であり, 実験場所は, 本分 校の. l Mu i t ‐media Research Center で あ る.. (3) 学習 プロ グラム. 2+卿十q=0を完全平方式に変形して 学習プロ グラムは,筆者等の作成したもので,二次方程式 劣. 解を求める3つのステージから構成された 「二次方程式の解法」 である. それぞれのステージにお 2=α(ただ. . し, αは正の平方数)と( )2= ける行動目標は, まずステージ1では, 「二次方程式 尤 尤十α 第1表. 事後テ スト. 1 次の方程式を解きなさい。 ①. ヱ2=16. ③ ,(ヱ十 1.)2= 9. ②. ヱ2一25= 0. 2=49 ④ (尤+4). 、. 2=るの形 〔例1の③, ④〕 に変形しなさい。 2 次の式を(ヱ十α) 2+ 6ヱー 7 =0 ‘ ② 工2+ 2エー15= O ① 工. 3. ③. ヱ2十14ヱ一10= 0. ⑤. ヱ2+3ヱ- 8= 0. ,. 次の方程式を解きなさい。 ① 〆+ 8ズー 9 ニ 0 , , . ,③. 92. ヱ2+ 6ズー27= 0. ④. ヱ2一10ズー 6 = 0. ②. 〆 +12エー28= O .
(4) . CAIにおける事後テストの評価. ろ(ただし, ろ は正の平方数)の形の解を求める.」 であり, ステージ2では, 「二次方程式 が十Px十 )2=ろ へ変形する。」 であり, ステージ3では, 「二次方程 x十α q=0 (ただし, P は正の偶数) を ( 2 式尤 十P%十q=0 (ただし, P は正の偶数) を ( )2=ろ へ変形し, 解を求める。」 である。 %+α (4) 事後テスト 事 後 テ ス ト の 内 容 は, 第 1 表 の と お り であ る. 間 の 1 ~ 3 の 内 容 は, ス テ ー ジ の 1 ~ 3の行動目 標に対応している. ただし, ステージ2の行動目標からみると, 問2の④は,%の係数が偶数ではあ るが負の数であるし, ⑥は×の係数が正の数ではあるが奇数 であるという意味で行動目標を越えた 水準の高い問題と考えられる。. (5) 手続. (1) 実験の目的に ついて説明し, ただちに事前テストを実施す る。 ( 1 1) CAIシステムによる学習実験を実施する. ) CAI学習の終了後, ただちに事後テストを実施する。 ( 1 1 1. ( I V) 事後テスト得点を, 大型計算機センターの計算機により分析する. な お, 実験装置・学習プロ グラムの詳細は, 先の筆者の報告 ( 197 8a , 1978b) を参照されたい。. 3。 結果と考察 目的であげた評価の観点におおよそ従って順に検討する. まず (1)、であげたテストの信頼性を. ) の α-係 数 と 標 準 化 α- 係 み る た め に, 1 ~ 3 の 間 ごと と 全 問に つ い て の Cronbach .(1951 ,L.J. 数を算出する. 問1の4問について α-係数および標準化 α-係数を求めたところ,それぞれ0.771 と0.772である。 目的の (1) で信頼性係数が一定水準にと考えたときの具体的数値は0.9であっ. た。 そのため, 問1で得られた信頼性係数は期待を大きく下回るものである. 次に, 問2の5問に ついての α-係数および標準化 α-係数は, それぞれ0.929と0.929である。 間2での信頼性係数. は, 期待した値が得られている. 問3の3問について同様に求めたところ, それぞれ0.894と0.894 である. 間3でも期待した値に近い信頼性係数が得られている. 最後に, 全問すなわち12問につい ての信頼性係数を同様に求めたところ, それぞれ0.89 0と0 .888である. 全問についての信頼性係 数も, ほぼ期待した値に近い数値である. ここで,12間中より1問を交互に除いて1 1問ずつの α-. 係数を求めてみる。 その結果, α-係数の値が全問のときよりも高くなっ たのは, 間1の①を除いた ときの0.901と間1の②を除いたときの0 01である。 さらに, 問1の①と②の2問を除いて10問 .9 で α-係数と標準化 α-係数を求めたところ, それぞれ0.921と0 .922である。 以上のように, 間ごとにみたときには間1の信頼性が若干低いものの, 他の間2と問3では一応. 高い信頼性を持っ たテストとみなすことができる。 また, 全間中での小間をみていくと, 信頼性係 数を低く している小間が間1の①と②であることが明らかにされたが,それをも含めた12問につい. ての信頼性係数からこのテストは十分に信頼性のあるテストであることが示された。 目的の (2) であげた各設問が3つの行動目標に対応するような関連がみられるか どうを検討す るために, 林の数量化理論4類とクラスター分析を用いた. まず, 林の数量化理論4類を用いて, 各設問を平面上に配置しステージに対応する設問がまとま. りをみせているかどうかをみる. 同時に, 問2の行動目標より水準の高い設問に関しても, どのよ うな場所に置かれているかをみる。 数量化理論4類の分析結果は, 第2表にある. 第2表の上部に. 数量化理論4類の固有値とそれを累積したときの パーセント表がある。 ただ, 4類では固有値の大 93.
(5) . 山. 第2表. 崎 正. 吉. 事後テス トの数量化理論 4類による分析結果. 美★倖骨倖著義義美”芽非義”背骨義鼻骨誉骨幹鼻骨 E16EN VALUES 骨零骨鼻骨義美茎賛美非礼 C U A MR T IOO F C E N T A LV OT ^ R I A. E E LU E G N V A I 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 ユ ユ 1 2. 2 3 7 ラ ユ 4 3 9 3 ・0 9 ‐ 0 03 42 4 ュ 7 1 1 ・ 1 3 5 , 7 8 8 7 .98 . 9 1 4 3 46 う 6 3 .3 i 3 5 50 8 l 5 9 ・9 04 9 1 13 7 2 3 ,2 1 19 2 2 3 1 52 ・0 0 0 08 1 6 12 3 6 , 1 1 20 0 5 64 9 7 ・ 9 4 4 ユー 42 ・ 8 6 . ‐ ユ0 6・ 2 2 21 9 7 ・ 91 0 0 0 0 0 0 1 ,. .. 1 4 20 5 2 1 1 8 9 ・ 2 6 51 68 48 6 8 ・ 3 6 4 4 2 2 9 7 9 9 ・ , 4 5 7 68 4 55 2 8 , . . 5 4 2 5 4 48 6 8 0 ・ 9 0 6 2 6 1 4 3 6 ,5 . ・ 7 0 4 7 4 6 4 60 9 ・ 9 90 0 7 8 4 7 5 9 , … ・ 8 5 2 5 2 9 7 39 9 ・ 9 0 0 9 1 7 3 6 8 5 , 9 6ユ 9 99 9 9 9 9 ・ 9 9 9 9 9 98 9 0 9 .. 、普美 背骨””善美骨骨非骨”義美背骨“”美骨鼻義美 NUMERーc VALUES 美普善美管骨””美 S N T O R I AS S G OCA E I ESORV AR A BL E I DT G E 倖義美”義美骨発券賃朴”美 義美”鼻発券鼻義骨普義美非美鼻鼻骨、 特発後発骨非発券特発善美 .美普鼻. ,非 誓美 I.. . ‐. V R I A B L ESO R A C ES O A TE G I R. S1 2 P. 0 0 7 9 0 4 6 3 8 4 ー 70 1 18 9 98 24 50 〇 70 5 8 ・ ・ ・ 0 0 0 09 0 0 0 0 .0 1 24 7 7 7 45 8 5 6 3 7 1 9 70 , , , ‐ ー 2 o ュ 2 -○ ユ 00 4 5 0 o o 42 5 5 つ . ー ー ○ 0 80 7 ′ .ラ .o ・ 3 8 -0 2 77 2 2 0 0 ・5 6 4 4 0 ・0 0 0 0 9 0 7 2 4 3 9 ‐ - 0 ・ 5 6 51 つュ う - 69 6 8 0. 0 1 3 ・ 3 2 ○ 0 0 0 0 ○ 1 4 0 - , ・ 0 0 0 5 0 6 2 6 0 2 o 0 0 0 1 1 0 4 0 1 7 4 1 4 0 5 6 ・ ・ r ・ ▼ ” ” - - - - ユ . - 0 1 3 7 0 1 1 5 3 3 4 4 〇 0 0 4 9 5 0 5 6 7 6 0 ・ ・ 3 ー〇 ・ 6 5 7 74 5 6 7 0 83 0 00 0 0 0 0 9 0 0, 2 31 9 0 - , ,0 ュ 0 0 2 ・ 2 7 〇 a 6 3 0 4 0 〇 7 7 ・ 2つ 9 ー ー O 7 つ 8 9 ・〇 . ・ 44 58 0 16 6 0 -0 4 0 6 -0 0 0 ・0 8 3 79 4 0 8 ・0 -0 ・1 60 5 8 73 i ー 0 61 0 0 2 2 1 2 ュ 9 0 0 09 4 一 O 9 ・0 ,0 ・ 0 1 1 68 0 1 724 3 0 9 2 00 8 ○ 0 8 0 19 5 9 8 ・ ・ ・ .・-○ -…叶て○ - ” - - .-. - 0 1 3 7 70 う 3 ・0 0 0 - 03 3 15 4 9 , -0 0 2 9 3 70 4 ・0 3 .0 28 9 1 2 7 ‐0 66 76 7 3 o 8 o , 0 8 3 2 3 ラ ラ8 ・0 2 3 8 0 5 8 9 8 ・0 7 0 24 0 2 94 ・3 ○ 41 6 ュ 2 ー 9 5 ・a 14 72 1 0 71 ・1 ララ 4 0 0 9 9 9 ユ ・ 2 2 2 1 ュ3 0 ○ 4 7 3 ・. 5 0 1 28 0 0 4 ,0 0 0 0 1 2 79 3 5 , 1 6 5 2 5 4 3 0 , 5 59 4 15 4 0 ・ 4 0 ′ 8 8 - 0 0 93 2 2 1 , - 1 1 0 5 3 1 64 ・0 1 7 2 0 6 90 0 ・0 5 74 8 1 2 o 0 9 , 1 50 40 - 0 0 4 2 , 4 3 0 6 5 - 0 3 5 5 ・ i 1 - 2 1 2 2 9 0 3 4 , - 1 3 4 5 3 1 0 4 3 ・. 0 1 0 0 0 6 4 3 0 0 0 0 0 -0 0 0 ・ ,0 ,0 8 0 8 3 3 3 0 3 3 3 3 0 3 3 2 3 3 ・ , ・0 . 28 6 1 2 1 2 i 6 5 0 8 75 02 8 7 8 . r ー , ▼ +r, ‐. 0 0 0 0 0 0 4 6 2 ・ a 0 3 3 3 3 3 1 ・ ,o 2 50 8 8 7 9 0 , . 6. 0 0 0 6 0 00 0 8 , 83 0 0 33 3 3 2 , 2 6 7 エ 0 8 8 5 ユ ,. M E A N I A V AR N C E D S , .. 第 1図. 6 0 0 0 0 0 0 0 ,0 83 1 0 3 3 3 3 ,0 28 8 6 7 50 0 B .. 数 量化理論 4 類の 第 1 と第2 の固 有ベ ク ト ルによ る事 後テス トの平面配置. ・ \ . \ \. 第2 ///. / / / \ ′ ・ , , 、 \-α2 96 \\\ 、--‐′′. t 、 ・ ・ ’ . . .. . ‘ ー t . ; ; ▲ . , - f f. f 1 . ‘ 1 - ー f ・ ー ‐. 1 ′ 、3 4 \ \ \ \ \ \. \・ \\. 94. t , t . ‘ t ・ .. . . ′ . 、 t f . r , ・ } , . ・ * , - ・ , 1 ’ . ‐ . . t. . ・ ‘ キ ・ . - ‘.
(6) . CA工における事後テストの評価. 第2図. 数 量化理論 4 類の 第3 と第 4 の固 有ベ ク ト ルによ る 事 後テ ス トの平面配置. 第4. /. - ---- - - --- 一幅- 一. ゞ. ′ . ′ . ′ . ′ ′ ▼. /. し‘≧. に な 3 ′〆 ′ \、、------------------ーー ‐T1 1 1 t\ i l i i l i 1 、 、 \. \\ // \ \ i\ \. 1 . ′ . ,. / ′ ′ / /. 第3. / /. \ \-′//. 小順がたいせつで固有値の大きさそのものに積極的な意味はない.第2表の下部が固有ベ クトル(対 象に付与した数値)である. この表における PS Iから PS1 2は, 事後テストの間1の①から問3の. ③に順に対応している. この表から第1と第2の固有値に対する固有ベ クトルをもとに, 12の設問 を平面上に配置したものが第1図であり, 第3と第4の固有値に対する固有ベクトルをもとに,、12. の設問を平面上に配置したものが第2図 である. 第1図において,第1の固有値に対する固有ベ クトルの要素の値が-0,21から-0 .04の範囲に集. 中しているため, 正の範囲にくらべ負の範囲での座標の目盛りを大きくとっている. 第1図からは, 次のようなことが推測される. まず, 第1の固有値に対する固有ベクトルは, 問1の①と②, すな わち PS 1と PS 2が他の設問と質的に異なることをよく表現している。 また, 第2の 固有値に対す るそれは, 問1の①と②が移項という操作を必要とする否かということを対立させた形 でよく表現 している. されに, 図にある 点線は間ごとに設問 をまとめたもの である。 これによると, 問1の① と②を除いた設問がきわめて近い関係にあることがわかるが, その一方で, 点線に重複する部分が. みられず, これによって設問が間ごとに, すなわちステージに対応する内容どとに質的によく分離 されたテストであることが推測される. また第2図からは, 次のようなことが推測される. まず, 第3の固有値に対する固有ベ クトルは, ( )2=ろ の形の方程式を解く設問か どうかをよく表現している.また,第4の固有値に対するそ 劣十α れは, 変形するときの 工の係数が奇数か偶数かをよく表現していると考えられる. さらに, 点線で 間ごとに設問をまとめてみると, 間1と問2の部分が一部重複するが, ここにおいても設問が比較 95.
(7) . 山. 崎. 正. 吉. 的良好に間ごとに, すなわちステージに対応する設問ごとに質的によく分離されたもの であるとみ なせるであろう. 以上のように教量化理論4類による分析から, 設問が間ごとに, すなわちステージに対応する設. 問ごとに質的によく分離されていると推測することができる. さらに, 間3は間1と問2の問題を 組み合わせたもの であると考える’ ときに, 第1図においても第2図においても問3の点線で囲まれ た部分 が, 間 1 と 間 2 の 点線で囲まれた部分 の中ほどに位置していることは, 内容的なものと 平 , 面に配置されたものが一致していることを示唆すると考えられる.. また, 平面上に配置したときに孤立した特異な設問として第1図において問1の①と②があり, 第2図においては問2の④と⑤がある. 問2の④と⑤は, 方法の事後テストの項でも述べたように,. 行動目標を越えた水準の高い設問 であり, ④が尤の係数が負の数となっ ているために, また⑤は尤 の係数が奇数であるために, このような特異な点となって平面上に配置されたもの であると推測さ. れる. また, 間1の①と②に ついては, 間2における④と⑥がこの型の設問に対する構えといった ものができておらずに特 異な点となっ たことを考え合わせれば, CAI学習プロ グラムのステージ2. とステージ3においては問1の①と②と同じ型の設問が全くなく, 一度作られたこの型の設問に対 する構えが崩れたの ではないかということを推測させる.. 目的の (2) にあげた事項をさ らに検討す るために クラスター分 析を行なう その結果が 第 , . , 3表と第4表 であり, それに第3図 である 分 析に当り 用いた分析法は R モー ド分析であり 類 . , , 似度行列は相関行列を使用し, 類似度の更新をする際には平均をとる 方法を用いた さて 第3表 , . は結合の内容に 関する表であり, 結合の結果として生ま れた新しいクラスター内の変数の数と 樹 , 状図上 で両端に位置する変数の番号 およびこのクラスターを生むことにな た二つのクラスター , っ 間の距離, いいかえれ ば類似度が示されている 類似度は相関係数に1を加えて5 0倍した数値 で示 . さ れ て お り, 相 関 係 数 が -1 0 の と き に は 0 0 0 の と き に は 50 1 0 の と き に は 100 と いう よ う に . , . , .. スケーリン グされている. また, 第4表には, 相関行列と樹状図が示されている 相関行列は 縦 . , 方向の変数の配列順序と同じ順序 で表の上部に左から右 へ変数を並べてみればよい なお この表 , . 上の相 関係数も0~1 00にスケーリン グさ れている. 樹状図には 変数の結合のようすが示されてい , る. 横の線と斜めの線 が交わる個所が結 節で この結節における両クラスターの間の距離が第3表 , にあっ た距離, すなわち類似度である 第4表 では 結合のようすが正確に類似度に比例させた形 . , で表現されていないの で, 第3表より作成しなおした図 が第3図 である この図より 間2と問3 . , の設問の間 でそれぞれ1つのクラスターを形成していることがわかる しかし 問1の設問は ① . , , と②それに ③と④の2つのクラスタムから成り しかも③と ④とから成るクラスターとは①と②と , から成るクラスターとよりも, 問2と問3で形成されるクラスターとにより類似度が近いという結 第3表 NAME PSI PS2 S3 PS4 PS5 PS6 PS7 PSB PS9 PSIO PSユー PS12 96. Rモー ドクラスター分析結果の内容に関する 表. O VARIABLE OTHER BOUNDARY DISTANCE OR SIMILARITY F ITEMS NUMBER O S ー ー CL ・ 」 ー “◆ ・1 - . ・ーWHE C U TE N0・ 123 OF CLUSTER U IN ー S TE R. ー N L S R FORMED 2 12 2028 ・ 52・30 i 100・00 , 1 ュ 2 0 69・88 4 94,63 2 5 5 8 75,39 6 ・r ◆ ” 12み 2 ・十 ・ ・ ◆ ・ r - ← - ・ ー . r- ・ ・ . ・ ◆ ● - .4 - . ・ ー 6 7. 2 96・26 789 3 7 94,54 5 45 8 5 86・08 9 5 79・58 1 3 0▲ I O 12 85,75 → ュ▲ 1→ ユ2▲ ユ○ 89・16 ・ .・ ・ - ・・ ^ー ▼ - ‐1 ,▼ . ・ . . -・ . ー 2 52,30 ・ 12.
(8) . CAIにおける事後テストの評価. 第4表 相関行列と樹状図の概略 TREE PRINTED OVER CORRELATION MATRIX (SCA」ED O卿10○)・ CLUSTERING BY AVERAGE DISTANCE METHOD・ VARIABLE Noo NAME 鞭回国橿郡四国御唖園圏圃盤靭曲勘臨回四強盛囲鋼園◎㈱国四因惑ゆ圃鱈瞳′ PS. ( 1) 99/60 6・ 49 45 49 43 46 49 57 58/ ′ / ′ ′ / 5 4 6 5 7 8 今 3 4 9 6 4 今 4 / 6 0 1 9 5 9 ( 2) Ps2 回瞳盛岡嫡国醐四囲国-四◎四岡国ゆ徽曲盛臨国凸四◎四国ゆ/ ( 3) 94/69 67 71 6土 69 76 73 76/ / / ′ ′ ( 冬)/67 69 72 59 67 71 71 74/. P53 PS今. 四四回桝四皿惣幽臨圃囲四曲盛醐御闇圏四幽伽囲/ ( 5) 94 94/83/78/82 78 75/ / ′ / ′. PS5. r3/ ( 6) 96/87′78/80 76 ‐ / / / / / ′ / ′ 76 73/ ( 7)/87/82/80 ‐ ′ / / / / / ‐ / 6 ′ ( 8)/78 73 r3 9 / / ′ / ( 9)/75 75 66/. PSも PS7 PS8 PS9. PSI1. ( 10) 89/85/ / / / / ( 11)/85/. PS12. ( 12)/. PSI0. 第3図. 10. ? 類似 ス度1. 9 P 1. クラスター分析により得られた樹状図. 8 P I. 7 P. 〒. 5 P. PSI PS2 PS3 PS4 PS5 PS6 PS7 PS8 PS9 PSI O PSI I PS12. 97.
(9) . 山. 崎. 正. 吉. 果である. 数量化理論4類との関連で考えると, 第1と第2の固有値に対する固有ベ クトルで表わ された問1の①と②の事後テスト全問の中での異質性がここでも大きく表われている. また, 第3 と第4の固有値に対する固有ベクトルで表わされた問2の中での④と⑤の異質性は, それほど大き い も の では な い こ と が, ク ラ ス タ ー 分 析 の 結 果, 明 ら か に な っ て い る.. 目的の (3) にあげた行動目標の水準を越えた設問をテストに入れたことに対する評価は, 次の ようにして行なう. それは, 水準の高い設問を入れた間における尺度と他の間における尺度の1次 元性に ついての 比較の観点からガッ トマンの尺度解析により行なう. また, 事後テスト全問につい てもガッ トマンの尺度解析により検討する. 第5表 ITEM,. PS3. 問1の ガッ トマン尺度 解析 PS4. PSI. PS2. RESP.. ○ ユ l o l l o l l o ュ i TOTAL 盤回囲咽臨1回ERR嫡国鑓㈱鱒1鍾ERR鐘細醐蜘◎1峻ERR梱曲臨伽鰯ー剥ERR帥鑓鶴麹幽I P I 1 1 1 1 0 4 1 0 221 221 0 221 0 0 221 22 s l岬感唖曲砲卿ERRI I ー . T I I I I I 1 ゴ ー 2 11 1 2! 31 0 0 31 3 1 ー惣鯵鑓伽簡臨ERRI I I I I I ー ー 2 1 ュ3 71 工3 71 7 131 工31 7 20 1 1 1 1 1 ュ 1 0 01 0 01 0 01 0 01 0 1 1 1 1囲四弱鑓曲鯵ERR. 1 1 1 1 l o l l1 01 エユ oi ll ol l工 01 エー 5UMs 26 30 25 3ユ ユ8 18 38 3β 56 PCTS 46 45 54 32 55 68 32 68 ERRORS ュ 7 0 8 7 0 7 30 0 56 (A5ES WERE PROCE55ED 。 (OR 0・O PCT) wERE ト ー亙SSING STATISTICSo・ . ぐOEFF1(IENT OF REPRODU( IBILITY = ○68661 MINIMUM ト ーARGINAL REPRODUCIBILITY 講 ○。6ユユ6 PERCENT 1MPROVEMENT 鏑 o,2545 COEFF1(IENT OF 5CALABーLITY 蟹 。◎6552 (ORRELATION COEFFICIENTS,, P5ュ PSI PS2 Ps3 PS4 5CALE弾ヱTEM 98. IOOOOO 1.000〇 +13/ - G./ 0,458b O。7556. Ps2 1・oooo ュo〇0〇〇 ○./ 1134. o・4586 00. ′556. Ps3 oる4134 〇・4134 1.0000 0.9943 0。6824. PS4 0。4586 0。4586 0。リリ4つ 1,0000 0・7165.
(10) . CA工における事後テストの評価. まず, 間1についてのガッ トマンの尺度解析の結果が第5表である。 POST 1という尺度は問1 の①から④の得点, すなわち PS Iから PS 4の総和 で定義したもの である。 ガッ トマン尺度表に は, 尺度名, 度数分布, 尺度タイ プ (尺度値) , エラー数(完全な1次元性の仮定によるデータ配置. と合致しないケースの総数) などが含まれている。 統計量としては, 再現性係数, 最小周辺分布再 l 現性, 向上 パーセント, 尺度化係数が, さらに項目相互間相関行列として Yu eの関連係数と項目対. 尺度間の相関として双列相関係数が出力されている. これからは, 1次元性を仮定した尺度の適合 度を表わす測度のうちで最も基本的かつ一般的な再現性係数を中心に検討していく。 さて, 問1に 第6表. 間3の ガッ トマン尺度解析. RESP◎◎ 0 1 1 0 ヱ X O 1 , 董 了QTA」 麹圃臨師園1幽ERR飽鞭園囲圃1随ERR圃蜘麹随醐X鞄ERR墜圏園鞄回I P. i. 0. 3 董. s. l. Q. 23基. l. Q. l獅唖鞠箇鑓閏ERRX. T. i. 3. 2 1 !. . Q基. Q. . . 0 1. 81. . 22. 01. 22. OX. l. 81. 3. X. 27 48 0. 29 52 6. 25 今5 3. 11. 1 O. O宝. 。. . 01. 22. 0【. . 5U同5 PCTS ERRORS. 23. I. 1. 1 O. 23X. l. 3. ヱ㈱鞄雌闘園嗣ERRX. I ヱ X. 61. l. Q. I. l. 5. 23董. 3工 55 0. 25 45 3. 3工 55 0. 22 56 12. 56 CASES WERE PROCESSEP O 《OR O◎O PCT》 WERE MISSING 5TA了ISTICS “ COEFFIにIENT OF REPR .ODUCIBILX了Y 題 0◎9286 INA」 REPRODUCXBI」墓了Y 総 0◎5417 MINIMUM ト イARG, PERCENT IMPROVEMENT 蟹 0◎3869 にOEFFICIENT OF 5CA」AB1LITY 窒 Q◎8442 CORRE」AT互ON (OEFF墓CXENT5◎◎ PS1o PSIO psll >S12 f 5CA」E園ITEM. ユ,0000. oe97ヱ2 0◎9489 ユ◎○080. pS1i 0◎9712 1,。0oo 0・9489 ユ◎○080. pS12 0◎9489 o,9489 1◎○000 0ゐ9409 99.
(11) . 山 崎. 正. 吉. お い て 再 現 性 係 数 が 0.8661 と な っ て お り,0.85 より高いので準尺度化可能という結果である.ガッ. トマン尺度表で検討すると, ここでの問題 刻まPOST Iで2点のもの20人中で①と②でなく ③と こある. 問題の難度からいえば, ガッ トマン尺度表の結 ④で得 点している者が7人もいるという点も. 果のとおりに, ③と④が①と②より難しいということは明らかであるのに, ①と②ができなくて③ と④ができている者が2 0人中35%にあたる7人がいるという理由を考えてみる.すると,これもや. はり今ま でに述べてきたよう, 問題に対する構えが大きく影響したものと考えられる. これにより, CAI学習プロ グラムのステージ1において 〆=αの形の問題数をふやす, あるいはステージ3の終 わりに再度この形の問題を出すな どの学習 プロ グラムの修正が必要 であるということが判 断さ れ. る. これはまた, 項目相関行列をみると①と②および③と④の関連性は0.99以上と高いのに対し, ①・②と③・④との間の関連性は0.5以下と低くなっていることからもわかる.. 次に, 間3についてのガッ トマンの尺度解析の結果が第6表である. POST 3という尺度は, ① から③の得点, すなわち PSIOから PS12の総和 で定義したものである. 出題は, 全て行動目標の 範囲から出されたものであり, 再現性係数も0.9 286と高い値を示 し準尺度化可能であり, 妥当な結 果であると判断される. 問2についてのガッ トマン尺度解析の結果が第7表である. POST 2という尺度は先と同様に① から⑤の得点, すなわち PS 5 か ら PS 9の総和 で定義したものである. 再現性係数はこれまでに-. 番高い値 である0.9643であり, 準尺度化可能という結果である. このことより行動目標より高い水 準の出題が, 尺度構成の際になんの障害にもならないことが明らかにされている. ガッ トマン尺度 表で検討すると, 行動目標より水準の高い設問④と⑤が他の設問①~③より高い難度となっており. 予想どおりの結果となっている. また, 行動目標より高い水準の設問④と⑤を事後テストに入れた ことが適当であっ たかどうかを検討してみる.まず,行動目標の範囲内での出題 であれば,POST 2 の総 熟ま3点となる.④と⑤の2題を除いたときの POST 2の得点も こ対する人数の分布をみると, 3点に対して33人, 2点に対して2人というように変化する. ここで事後テストのねらいについて. 再度考えると, ある行動目標に到達しているかどうかの判定を行なうというねらいが満たされるこ と, さらには学習者の今後の学習行動の予測を行なうということが副次的なねらいとして取り上げ られるべきであると考える. すなわち, ここ では尤の係数が正の偶数の場合についてのみ式の変形 を学習してきたわけだが, その変形を尤の係数が負の偶数の場合についても適用することができる ものが33人中26人, またその変形を尤の係数が正の奇数の場合についても適用することができる. ものが33人中21人いるということがわかる. これにより, 今後学習すべき内容についての説明を 簡略に行なうとか, あるいは出題する設問数を少なくするなどの手段をとることが可能となる であ. ろう. 一般に, 学習プログラムの開発にあたっ ては, できるだけ学力の低い学習者に対しても理解 しやすく効果があるようにという配慮から学習内容が冗長になりがち である. しかし, ここにあげ. たように事後テストにおいて行動目標としてあげた範囲内からだけ でなく, 全問正解した学習者に. 対しては行動目標より高い水準の設問を解かせることにより今後の学習内容を決定すれば, 今ま で プロ グラム学習の欠点としてあげられてきたく どい説明や自明の設問といっ たものの提示を回避す. ることができると考えられる. 以上述べてきたように, 今後の学習行動を予測するというねらいを 事後テストに持たせるときに,設問④と⑤はきわめて適切な出題であったと判 断してよいであろう.. また, 項目相互間相関行列をみると, 全ての関連係数が0.87以上ときわめて高い関連性を示してお り, ④と⑤の出題が妥当なものであることがわかする.. 最後に, 事後テストの全問についてのガッ トマンの尺度解析の結果が第8表である. POST とい ′全問の得点, すなわち PS Iから PS12の総和 で定義したものである. さて, う尺度は, 事後テスト 100. ~.
(12) . CAIにおける事後テストの評価. 現 性 係 数 は 0.8095 と 0.85 より低く準尺度化は不可能という結果である. . これを検討するために 、自問相関行列をみると問1の①, ②と他と設問間の関連係数がきわめて低く負の関連になってい ものすらある. また, 尺度と項目間の関連を示す双列相関係数をみると, 問1の①と②について まどちらも0 .2355と他に比較したときにきわめて低いものであり,これが再現性係数を低く したも と考えられる.さらに,準尺度化が不可能となっ た原因を数量化理論4類との関連で考察すると ,. ′. 量化理論4類では設問がステージごとに, すなわち間に対応する設問ごとに比較的よく分離され こ形で平面に配置されている. これを間ごとに尺度化すると今ま でみてきたように3つの間の全て こついて準尺度化可能であっ たものが, 事後テストを全問こみにして考えたために1次元的な尺度 ヒが不可能になったというように解釈することができる。 また, ガッ トマン尺度表で, 設問の難易 第7表 ITEM,. PS9. 間2の ガッ トマン尺度解析 PSら. PSB. PS7. PS5. RESP。, 0 1l o ll o ll o ll o l I TOTA」 臨叩“倹師!極ERR鱈--麟圃1繍ERR圏唖岬回慾!醐ERR幽犠鯉咽砲ー㈱ERR団醐圃鵬圃1極ERR醤鞄鑓圃醤ー 181 18 0 181 0 18 0 51 0 0 181 0 18 s l圃園国鴎峨僧ERRI T I I 81 lll lll lll 2 4ー 8 31 3 o o o li ー 1 ヱ !輝圃臨輔-圃ERRー - l 1 1 41 1 4 11 5 5 31 0 う1 0 5 O o 1 1 殴圏G -塗国ERRI l t i il ュ 1 o l o ll ol 0l o 21 l 1 1穆岬摩感国◎ERRI . 1 I ー 1 1 1 1 1 1 2 2 O1 01 2 〇1 01 0 21 ュ1 2 2 1 1凸-蝉鱒噛岬ERRI ・ 1 I 1 1 ‘ ! 1 ・9 01 19 01 ・9 01 19 01 01 19 ○ 1 ュ9 26 22 37 22 22 34 19 56 34 30 34 SUMS 46 39 61 61 PCTS 61 54 39 34 66 斗9 0 4 0 1 0 0 10 1 1 0 3 ERRORS 56 CASES WERE PROCESSED 0 (OR 0,O PCT) WERE MISSING STATISTICS・・ COEFFICIENT OF REPRODU(IBILITY 臨 ○。9643 )UCーB1L1TY 蟹 Q・6036 t MーNIMUM MARG1NAL REPR0 ◆ ′ PERCENT IMPROVEMENT = 0・360 cOEFF1C1ENT OF SCALAB1LーTY ヨ o・9099. (ORRELATION (OEFFICIENTS.・ PS5 PS5 PS6 JS7 1 P58 PS9 SCALE-iTEM. 1・0000 1・oooo 1,oooo ュ.o000 looooo 160991. PS6 .looooo looooo oも9971 1,0000 oo9427 1・1293. PS7 l・oooo oo9971 1。oooo 16000o 1,oooo 1・1636. PS8 l,oooo 1・oooo l,oooo i。oo00 o,8720 069440. PS9 looooo o,9427 l,oooo 0・8720 1,oooo 0・B03今 101.
(13) . 柵. 山 崎 正. と の ③ 間3 度の順序をみると, 間1の③と④が間3の③と問3の①との間にあり, これは教材のi順序つまり行 の ③ は 日 順 田1 べ と④ 序 大き く い 違う 間 ると る ・行動目標の順序から判断すると間1の③と④はもっ と 動目標の順序と大きくくい違う結果である. 間 間 の ② 問 2 の正2 1 の には い る き でき 難度の低い間3の②と間2の②との間, できれば問2の①と問1の① との間にはいるべき難易度で 示 プ グラ の 修 力 るこ あり, 学習プロ グラムの修正が必要であることを示唆している.. . =. ガ テ 事後テス トの ガッ トマン 尺 度解析. 第^表 x U 3. %. P 1I . 離 州 一 醐 I. 0. ^ ” -. 0. 〜 ′. 1. ′ b I. 。. 1. 1. 職. 脳 。. 駐 0. o. 1. ュ. 1 2 2 1 3 R - ー - - E R R r- i 圭 ^ 1 i 2 2 1 1 ^. 1 0 2 2 ” Z 三 1 0 ・ 2 Z. 2. t ▲. 4. ^ O V. 2. I A ▼. 1. ▲ O Y. 7. ^ ” “. 0. ▲ 。. 三 ^ U 5 66 32 3 0 “ 4 5 9 々. ′ 1 1 1. 1 0 3. 4 - 0. 4 1. 3 1 ュ. 1 0 1 0 ・3 2. 3 1. !. 壷. 萱. キ. 1 2 2 1 ュ 3 I - - - - E R R I - - 1 5 1 - - - - - R R I - E. 4 34 3 1 1 6 6 1 0. 駁 と 目 o l コ. ー ー 1 旧 8 111 国 8 8 1 ー, ー, ” ” 1 5 ” ( 5 - , - 1 - ー - 7 1 ; ” 4 0 ” ,- - 4- 3 41 0 7, 3 - i 1 ” 1 1 -3 1 ー4 3 0 ” 1 1 31 1 〇 4 ーュ 3 1 ー ー 茎 キ m 1110 1 0 1 3 0 3 11 3 0- 1- 1 1 3 0 0 3 1 ” 113 - 1 3 3 0 引 -- 1 tー - ” 1 3 1ー,2 1ーー2 1 2 t ー , u 1 ー4 1-- u . 1 1 3 ー 1 3 ー, ・ 3 - ー I 6 ” 射 1 1 , ,4 5 1 1 1 2 4 , 2 4- - 5 1 Iー I ” 1 1 1 u 1 0 1 , 1 , - 一 醐 , 1 - ー リ 1 1 7 1 7 7 7 0 1 刷 - ー ー , 謝 1 0 似 0 1 0 0 ー一 剛 ー , 1 - 1 5 0 1 当 1 5 0 5 0 1 6 7 1 8 9 3 8 鍋 5 3 8 1 3 4 66 ,0 3 2 2 錦 3 68 03 8 月 o 12 1 0 〇. 6 0 7 l ュ 6 1. 6 0 7 員 1 ′ i 三今 1 1・ 1 …全一R 1 i ^ Z 1. ー i i. 叩 “ o. 0 一 0. A SW R ER O C S E E 5 6C I S N G E R EH S I C T )W R0 OP O 0( ,. ( S T ^ T I S T 1 S ・ ・ 8 0 9 5鯛 I I I D U C B L T Y・0 E P O , FR R N F F C I E TO C O I F a 5 Y躍o 9 o U ( ー a I L . T A E R 。 D . P A G ー ト ー LR N I U M”R M I M. ,. a』 キ ふ証言 口 早喋要望 巨 潔巨 ヤ もと ““ ,. N T S F I C - E F E I O N( O . O E L A T , C R R. 102. 酬 4 40 鮎 掘 粥 00100 0 3 0 0 0 第琳 31 1 2 0 0 7 60 6 綱 5 5 8 9 8 7 3 7071 2 1 8 7 0。 0 2 1 0 7 4 4. 酬. 難. 剛. 職. 鵬. 2 臓 鵬 心 岬 0 期 *7 2 m。 7 &7 … 皿 0 0鎖 2 繊 争伽 0。 0。1 1 れ 醐 朋 1 8 7 仏 0 3 蜘, 糊 。 鴎 10 0 1鋤 。 剛 7 1 4 03 0 踊。 0仏1”。 醐 脚 麟 0。 1 醐 醐 脚 企 8 9 醐 躍 な 1 3 2 4 4 1 & αひ 。0 岬 8 9 7 1 2 川 8 9 繊 0 0 0 00 0 00 0 細 州 棚 4 8 9 な0 5 2 00 7 9 0 間.
(14) . CAIにおける事後テストの評価. 4. 結. 論. テストの信 頼性に つ いては, Cronbachのα-係 数と標 準化α-係数を求 めることによ り 検 討. された. その結果, 問1については若干 α -係 数と標 準化 α- 係数が低いものの, 他の設問につ いては十分に高い値が得られた。 また, 事後テストの全問についての信頼性についても検討されて. 高い値が得られたが, 問1の①と②の2問を除くことにより一層 高い値となることが確認さ れた . また, 各設問が3つの行動 目標に対応するような関連がみられるかどうかの検討は, 林の数量化理 論4類とクラスター分析を用いて行なわれ た その結果, それぞれの間に対応する設問にまとまっ. ているとみなすことができるが, 間1の①と②については問1の中でおよび事後テスト全問の中で の異質性が明らかにされた。 さらに, 行動目標より高い水準の設問をテストの中に含めたことに対. する評価をガッ トマンの尺度解析によりガッ トマン尺度表と再現性係数を用 いて検討された その 。 結果, 高い水準の設問を入れた問2においては, 十分に高い再現性係数 で準尺度化が可能であると の結果が得られた。 また, 事後テスト全問においては再現性係数が低く準尺度化は不可能との結論 が得られたが, その原因は高い水準の設問を入れたことにあるのではなく, 問1の①と②のテスト. 内での異質性と間ごとの質的なまとまりの高さにあるのではないかと予測された 一方, そのよう 。 な設問を入れることにより, 次に学習すべき内容の決定にあたって有効な判断の資料となるとの考 えが示された。このように事後テストを出題された内容に ついての検討のみで評価するだけでなく , 現実に得られたデータに基づく評価が重要 であると考えられる。 CAI学習プロ グラムと事後テストの内容構成 については北海道 教育大学函館分校教育 心理 学教. 室鈴木教授,青木助教授のご助言 を,SPSS の使用については札幌分校物理学教室の中野教授のご助. 言を受けた. また, 被験者の実験参加については函館市立五稜中学校金沢前校長 斎藤前校長並び , に酒田・平向両先生の御協力を得た。 さらに, 本研究の教値計算は北海道大学大型計算機センター で行なわれ, ライ ブラリ・プロ グラムは三宅・中野・水野・山本・西脇作成によるSPSS と VOS 3版の. SPSS を使用 した 本研究に対して与えられたこれらの協力について感謝の意を表したい 。 .. 文. 献. Cronbach i i l ls t tureoftes c enta t ruc s phaandtheinterna ,J , Coeff ,L ,P砂物o粥“”棚,1951 , 16 , 297一334 ,. 肥田野直・瀬谷正敏・大川信明 心理教育統計学, 培風館, 1 9 61 . 肥田野直編 心理学研究法7 テスト1, 東京大学出版会, 1 9 72 , 池田央 信頼性と妥当性の問題, 田中良久 (編) 計量心理学, 東京大学出版会, 1 9 69 . 池田央 心理学研究法8 テスト1 1 東京大学出版会 1 9 7 3 , , . 池田央 行動科学の方法, 東京大学出版会, 1 1 97 . 岩原信九郎 新訂版 教育と心理のための推計学, 日本文化科学社, 1 9 6 5 , 教育工学研究成果刊行委員会 教育工学の新しい展開, 第一法規出版株式会社, 1 97 7 .. Lord l t 『 ) α 伽錫‘ zman s禽云頭 grAs , F. M. 特別 仕 立 て の テスティ ン グに 関す る テ ス ト理 論, ln Ho , W. H.(Ed. 脳s Zれ鰭われ , 8財物g αれd Gzd叱れα.Harper & Row,1970 , (木村 捨雄 他 訳 CAIシステム-1:基礎編, 共立出 版, 1976 ,). 三宅一郎・山本嘉一郎 SPSS統計パッケージ1基礎編, 東洋経済新報社, 19 76 . 三宅一郎・中野嘉弘・水野欽司・山本嘉一郎 SPSS統計パッケージ1 1 解析編, 東洋経済新報社, 197 7 . 沼野一男他 新訂 プログラム学習の実践, 悠久出版, 1 96 8 .. Tyl fαれd 粥e硲”だ粥貌 ね Prent i l l r e s ceHa ,L.E, 8 ,1963 . (高 田 洋一 郎訳. テ ス トと測 定, 岩波 書店, 1966 .) 103.
(15) . 山. 崎. 正. 吉. 鈴木正義・中川正・山崎正吉・辻宏光 CAIシステムによる適性処遇交互作用に関する研究 (1) --予備的実 験結果の分析--, 北海道教育大学紀要, 19 76 6巻第2号. , 第2 山崎正吉 CAIシステムによる教授方法と学習者の適性との交互作用に関する研究,北海道教育大学函館人文学 会人文論究, 1 97 8a, 第38 号. 山崎正吉 CAIシステムによる教授方法と学習者の適性との交互作用に関する研究(2) , 北海道教育大学紀要, 197 8b 9巻第1号 , 第2 爾永昌吉ほか 新しい数学3年, 東京書籍株式会社, 1 9 72 . (本学 構師・ 函 館分 校). 104.
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