LPT 調査シリーズ No.
6年
地域自治体における雇用問題への対応の現状 課題
－自治体の長、 雇用問題担当者を対象 したアンケート調査結果－
独立行政法人 労働政策研究・研修機構
The Ja a I t t te o La o Pol cy a T a
し が
雇 用 失 業 情 勢 に 地 域 間 格 差 が 存 在 す る こ よ く 知 ら れ い る こ あ る 2005 年 版 労 働
経 済 白 書 、 雇 用 が 改 善 す る 動 の 地 域 に お け る 雇 用 情 勢 の 改 善 の テ ン ポ が 異 っ
お り 、 地 域 間 格 差 が 見 ら れ る こ が 指 摘 さ れ い る
こ ろ 、地 方 分 権 一 括 法 2000 年 に よ り 、国 地 方 の 役 割 分 担 を 明 確 に し 、自 治 体 へ
権 限 を 委 譲 す る 方 針 が 打 ち 出 さ れ 、 地 域 の 雇 用 対 策 も 地 域 が 主 体 り 、 地 域 の 状 況 を 踏 ま
え 、 各 地 の 特 徴 を 活 す よ う も の へ 転 換 し つ つ あ る ま た 、 改 正 雇 用 対 策 法 2000 年 、
職 業 安 定 法 の 改 正 2003 年 に よ っ 自 治 体 の 手 に よ っ 雇 用 政 策 が 実 施 さ れ る こ が 期 待
さ れ る よ う に っ た こ の よ う に 、 こ こ 数 年 の 間 に 地 域 の 雇 用 対 策 大 く 変 化 し い る
地 方 分 権 の 流 れ の 、 従 来 の よ う 国 の プ ロ グ ラ ム に し た が っ た 政 策 の 立 案 ら 脱 却
し 、 地 域 が そ の 特 性 を 活 し た 産 業 ・ 雇 用 政 策 を 企 画 ・ 立 案 し 、 実 行 す る こ が 求 め ら れ
い る こ う し た 動 に す べ の 自 治 体 が 対 応 可 能 あ る わ け い そ の 例 が 、 後 見 る
よ う に 、 構 造 改 革 特 区 や 地 域 再 生 計 画 へ の 対 応 の し 方 の 違 い っ あ ら わ れ い る
こ の よ う 政 策 ・ 施 策 の 企 画 ・ 構 想 力 の 基 礎 る ポ リ シ ー メ ー カ ー の 人 材 の 地 域 間 格 差
、 地 域 産 業 ・ 雇 用 開 発 政 策 が の よ う に 実 践 さ れ る を 通 、 さ ら る 地 域 間 格 差 の 拡
大 に つ が り い し た が っ 、 今 後 、 地 域 経 済 の 活 性 化 を 図 る 上 、 自 治 体 の 人 材 育
成 重 要 キ ー フ ゙ ク タ ー の １ つ に る 思 わ れ る こ の よ う 視 点 ら 自 治 体 を 対 象 し
た ア ン ケ ー ト 調 査 を 実 施 し た そ の 結 果 の 概 要 が 本 調 査 シ リ ー ズ あ る
多 忙 業 務 の 中 、 ア ン ケ ー ト 調 査 回 答 に 協 力 く さ っ た 自 治 体 関 係 者 の 方 々 に 心 ら 感
謝 し た い
お 、 本 調 査 シ リ ー ズ 総 合 プ ロ ジ ェ ク ト 失 業 の 地 域 構 造 分 析 に 関 す る 研 究 の 成 果 物
の １ つ あ る 同 プ ロ ジ ェ ク ト の 成 果 物 し 、 雇 用 失 業 情 勢 の 都 道 府 県 格 差 に 関 す る 研 究
労 働 政 策 研 究 報 告 書 No.9 、 失 業 ・ 就 業 の 地 域 構 造 分 析 に 関 す る ブ ク ロ タ ー タ に よ る 研
究 労 働 政 策 研 究 報 告 書 No.31 が 既 に 刊 行 さ れ い る の 、 あ わ せ 覧 い た た い
200 年 月
独 立 行 政 法 人 労 働 政 策 研 究 ・ 研 修 機 構
理 事 長 小 野 旭
執 筆 者
渡 辺 博 顕 労 働 政 策 研 究 ・ 研 修 機 構 主 任 研 究 員
目 次
第 １ 章 調 査 の 目 的 概 要
... ... 1
第 ２ 章 地 域 に お け る 雇 用 失 業 情 勢 の 現 状 に つ い ...
第 ３ 章 自 治 体 の 雇 用 問 題 へ の 取 り 組 ... 1 3
第 ４ 章 雇 用 創 出 策 の 実 施 態 勢 に つ い
... . 10
第 ５ 章 自 治 体 に お け る 雇 用 創 出 策 の 実 績 に つ い ... 123
第 ６ 章 雇 用 創 出 へ の 取 り 組 強 化 の 必 要 性 課 題 ... 1 0
第 章 課 題 へ の 取 り 組 の 状 況
... ... 179
第 章 調 査 結 果 の ま め ... ... 197
参 考 資 料
調 査 票 都 道 府 県 知 事 ・ 市 区 町 村 長 票 、 雇 用 問 題 担 当 者 票 ... 203
そ の 他 の 設 問 の 計 結 果
... ... 209
自 由 記 述 ... ... 212
都 道 府 県 別 市 区 町 村 別 雇 用 問 題 担 当 者 票 計 結 果 ... 225
－1－
第 １ 章 調 査 の 目 的 と 概 要
１ 問 題 意 識
こ の 章 、 ア ン ケ ー ト 調 査 を 実 施 す る 際 に 持 っ い た 問 題 意 識 を 記 述 す る
こ こ 数 年 の 間 に 地 域 の 雇 用 対 策 大 く 変 化 し い る
1
地 方 分 権 一 括 法 2000 年 に よ
り 国 地 方 の 役 割 分 担 を 明 確 に し 、 自 治 体 へ 権 限 を 委 譲 す る 方 針 が 打 ち 出 さ れ 、 地 域 の 雇 用
対 策 も 、 地 域 が 主 体 り 、 地 域 の 状 況 を 踏 ま え 、 各 地 の 特 徴 を 活 す よ う も の へ 転
換 し つ つ あ る ま た 、 改 正 雇 用 対 策 法 2000 年 、 職 業 安 定 法 の 改 正 2003 年 に よ っ 、
自 治 体 の 手 に よ っ 、 雇 用 政 策 が 実 施 さ れ る こ が 期 待 さ れ る よ う に っ た
こ の よ う に 政 策 主 体 が 国 ら 自 治 体 へ 変 化 し い っ た 背 景 に 、 不 況 が 長 期 化 し 、 財 政
が 悪 化 す る こ に よ り 、 つ の よ う に 公 共 事 業 の 拡 大 地 方 の 雇 用 を 支 え る こ が 難 し く
っ た い う 事 情 も あ る
こ ろ 、 地 域 雇 用 政 策 を 考 え る 、 地 域 ヤ ベ ャ の 雇 用 政 策 何 が 問 わ れ け れ
ら い こ の 問 題 に 対 し 、 佐 口 2004 必 し も 理 解 の 共 有 が さ れ い る わ け
い し 、そ の 原 因 が 地 域 雇 用 問 題 の 多 様 性 に あ る こ を 指 摘 し い る
2
す わ ち 、地 域
雇 用 問 題 多 様 あ る に も わ ら 、 そ の 政 策 的 対 応 い う こ に る 全 国 一 も の
に 近 く 、 固 有 の 意 味 の 雇 用 政 策 の 可 能 性 が 浮 い い う の あ る 、 そ の よ
う 状 況 に っ た の そ れ 、 各 自 治 体 や 地 域 諸 組 織 ・ 住 民 の 主 体 性 が 発 揮 さ れ っ た
ら あ る 最 近 こ そ 、 自 治 体 独 自 の 雇 用 創 出 プ ラ ン に お い 固 有 の 地 域 雇 用 政 策 の 萌 芽
見 ら れ る も の の 、 雇 用 問 題 担 当 者 が 、 政 策 の 選 択 肢 が 広 が っ い る の 認 識 を 持 っ い
い こ 、 ま た 、 住 民 日 常 的 に 接 し い る に も わ ら 、 市 町 村 を 地 域 雇 用 政 策 の 策 定 ・
実 施 に お い 有 効 に 組 込 め い い い う の が 実 態 あ る 同 時 に 、 市 町 村 に お い も 地
域 雇 用 政 策 へ の 対 応 国 や 都 道 府 県 ヤ ベ ャ 対 応 す る も の あ る の 認 識 が 持 た れ い る よ
う あ る そ の 上 、佐 口 、 1 雇 用 問 題 が 多 様 に っ い る こ ら 、雇 用 問 題 に 対 し
自 治 体 け 対 応 す る の く 、 NPO の 公 共 性 を 帯 び た 民 間 組 織 を 含 め た 諸 組 織 の 協
力・協 働 に よ っ 対 応 す る こ が 有 効 あ る こ 、 2 自 治 体 に 密 着 し た 他 の 諸 組 織 の 協 働
関 係 を 前 提 し 、 需 要 ・ 供 給 両 サ イ チ へ の 目 配 り が 重 要 あ り 、 め 細 対 応 が 必 要
あ る こ 、 3 自 治 体 が 地 域 に お け る 雇 用 政 策 リ ー ダ ー シ ッ プ を 発 揮 し 、公 正 持 続 可 能
シ ス テ ム を 実 現 す る こ 、 4 地 域 雇 用 政 策 に お い 、独 自 の 調 査・研 究・政 策 策 定 能 力 を 有
す る 戦 略 セ ン タ ー の 設 置 が 必 要 あ る こ 、 い う 留 意 点 を 指 摘 し い る
1
以 の 記 述 伊 藤 実 ・ 勇 上 和 史 2005 日 本 に お け る 地 域 雇 用 政 策 の 変 現 状 樋 口 美 雄 ・ Ｓ = ジ オ ー ャ ・
労 働 政 策 研 究 研 修 機 構 編 地 域 の 雇 用 戦 略 日 本 経 済 新 聞 社 所 収 、 3 41 ペ ー ジ 以 降 に よ る ま た 、 樋 口 美 雄 日
本 地 域 に よ る 雇 用 戦 略 が 必 要 理 由 樋 口 美 雄 ・Ｓ = ジ オ ー ャ ・労 働 政 策 研 究 研 修 機 構 編 前 掲 書 所 収 も 参 照
さ ら に 、樋 口 美 雄・Ｓ = ジ オ ー ャ 経 済 開 発 雇 用 創 出 す る た め の 地 域 ガ バ ヂ ン ス 樋 口 美 雄・Ｓ = ジ オ ー ャ ・
労 働 政 策 研 究 研 修 機 構 編 前 掲 書 所 収 、 11 ～ 12 ペ ー ジ の 記 述 が 、 調 査 結 果 を 整 理 す る 上 参 考 に っ た
2
以 、佐 口 和 郎 2004 地 域 雇 用 政 策 何 － そ の 必 要 性 可 能 性 神 野 直 彦 他 編 自 立 し た 地 域 経 済 の
タ ギ イ ン 生 産 生 活 の 公 共 空 間 有 斐 所 収 に よ る
－2－
地 域 雇 用 政 策 が 産 業 振 興 策 に 埋 没 す る 雇 用 開 発 や 、 対 症 療 法 し の 雇 用 対 策 り
が ち あ る こ が 佐 口 の 議 論 の 出 発 点 っ い た そ う し た 傾 向 の 是 非 ら れ 、 地 域
雇 用 政 策 地 域 産 業 政 策 が 密 接 関 係 に あ る こ 否 定 し が た い 事 実 あ る 、 地 域
産 業 政 策 に お け る 自 治 体 の 役 割 の よ う も の の こ の 点 に つ い 、 鈴 木 2004 、
次 の よ う に 指 摘 す る
3
す わ ち 、地 域 に お け る 産 業 積 を 前 提 し 、地 域 産 業 政 策 を 高 度
化 し 、 地 域 の 産 業 積 に 対 応 し た 政 策 を 立 案 す る に 、 各 自 治 体 が 産 業 積 に 対 応 し た 産 業
政 策 を 立 案 す る 必 要 が あ り 、 そ の た め に 、 自 治 体 職 員 の 専 門 的 能 力 を 高 め る 必 要 が あ る ま
た 、 地 域 産 業 政 策 地 域 の 自 然 環 境 や 既 存 の 産 業 積 を 所 し 推 進 さ れ る べ あ り 、
時 し ハ イ テ ク 型 産 業 の 育 成 の よ う 中 央 政 府 の 戦 略 的 産 業 政 策 が 地 域 産 業 政 策 の 対 象
に ら い こ も あ る ま た 、 産 業 の 積 個 別 市 町 村 あ る い 数 市 町 村 の 範 囲 積 す る
こ ら 、 今 後 都 道 府 県 の 産 業 政 策 同 時 に 市 町 村 の 産 業 政 策 が 重 要 に る し た が っ 、
地 域 産 業 政 策 を 分 権 化 す る こ が 不 可 欠 あ る そ し 、 地 域 の 産 業 積 の 実 態 に 即 し た 開
発 計 画 を 作 成 し 、 地 域 の 研 究 者 ・ 技 術 者 を 産 学 共 同 研 究 に 組 込 コ ー タ ィ ネ ー ト 力 を 持 っ
た 自 治 体 職 員 の 輩 出 が 求 め ら れ る そ の た め に 、 特 定 の 行 政 課 題 に 対 す る 専 門 的 知 識 を 蓄
積 し た ス ペ シ ャ リ ス ト の 養 成 が 不 可 欠 る
こ の 調 査 シ リ ー ズ 、 以 上 の よ う 指 摘 を 踏 ま え 、 今 後 雇 用 政 策 の 中 心 的 役 割 を 果
た す 地 域 の 自 治 体 現 在 の 雇 用 ・ 失 業 情 勢 を の よ う に 認 識 し 、 の よ う 対 策 を 講
い る の 、 ま た 、 地 域 雇 用 の 主 体 が 国 ら 地 方 へ 移 っ い る こ に 各 自 治 体 の よ う
に 取 り 組 、 の よ う 課 題 を 抱 え い る の に つ い 、 都 道 府 県 知 事 ・ 市 区 町 村 長 お よ び
都 道 府 県 ・ 市 区 町 村 の 雇 用 問 題 担 当 者 を 対 象 に 実 施 し た 地 域 ヤ ベ ャ の 雇 用 問 題 へ の 対 応 に
関 す る ア ン ケ ー ト 調 査 結 果 を 整 理 し い く
２ 調 査 の 概 要
２ ． １ 調 査 の 目 的
全 国 の 都 道 府 県 、 市 区 町 村 を 対 象 に 地 域 ヤ ベ ャ の 雇 用 問 題 の 認 識 対 応 の 状 況 、 今 後 の
課 題 を 把 握 す る こ を 目 的 し ア ン ケ ー ト 調 査 を 実 施 し た
２ ． ２ 調 査 の 方 法
2004 年 4 月 1 日 現 在 の 都 道 府 県 市 区 町 村 3171 に 対 し 、 2 種 類 の 調 査 票 都 道 府 県 知 事 ・
市 区 町 村 長 用 調 査 票 、 都 道 府 県 ・ 市 町 村 雇 用 問 題 担 当 者 用 調 査 票 を 用 意 し 、 郵 送 法 に よ っ
調 査 し た
２ ． ３ 調 査 項 目
3
鈴 木 茂 2004 地 域 産 業 転 換 を 支 え る 公 共 部 門 の 役 割 神 野 直 彦 他 編 前 掲 書 所 収
－年－
２ ． ３ 調 査 項 目
都 道 府 県 知 事 ・ 市 区 町 村 長 用 調 査 票 、 都 道 府 県 ・ 市 町 村 雇 用 問 題 担 当 者 用 調 査 票 の 調 査 項
目 第 １ － １ 表 の 通 り お 、 調 査 項 目 の 詳 細 に つ い 、 参 考 資 料 の 調 査 票 を 参 照 さ れ た
い
第 １ － １ 表 調 査 項 目 の 概 要
都 道 府 県 知 事 、 市 区 町 村 長 調 査 票 雇 用 問 題 担 当 者 調 査 票 問 １ 今 後 の 地 域 振 興 の 中 の 雇 用 問 題 の 位 置 付 け
問 ２ 地 域 の 雇 用 問 題 を 改 善 す る た め に 重 視 す る 戦 略 問 ３ 雇 用 の 場 を 確 保 図 る 施 策 を 中 心 に っ 担 う べ こ
ろ
問 １ 現 在 の 雇 用 失 業 情 勢
問 ２ ５ 年 前 ・ 現 在 の 現 状 、 １ 年 後 ・ ５ 年 後 の 見 通 し 問 ３ 雇 用 失 業 情 勢 の 把 握 に つ い
問 ４ 成1 5年 度 に 実 施 し た 施 策 、 成 １ ６ 年 度 以 降 実 施 予 定 の 施 策
問 ５ 雇 用 創 出 策 を 充 実 す る 上 の 課 題 問 ６ 構 造 改 革 特 区 ・ 地 域 再 生 計 画 の 申 請 ・ 認 定 問 雇 用 創 出 の 取 り 組 に 最 も ふ さ わ し い こ ろ 問 雇 用 創 出 へ の 取 り 組 強 化 の 必 要 性 問 ９ 雇 用 創 出 に つ い の 質 問 や 議 論 の 機 会 問1 0 雇 用 創 出 策 の り ま め を 担 当 す る 部 署 問1 1 雇 用 対 策 の 企 画 立 案 実 施 担 当 者 の 確 保 問1 2 雇 用 対 策 に つ い の 研 修 へ の 職 員 の 参 加 問1 3 他 の 自 治 体 の ネ ッ ト ワ ー ク に つ い 問1 4 雇 用 創 出 に 関 す る ビ ジ ョ ン や 計 画 問1 5 地 元 以 外 の 人 材 の 活 用
問1 地 元 以 外 の 人 材 活 用 の 充 実 に つ い 問1 7 他 の 都 道 府 県 ら の 行 政 職 員 の 中 途 採 用
２ ． ４ 回 収 数 お よ び 回 収 票 の 内 訳
1 都 道 府 県 知 事 ・ 市 区 町 村 長 用 調 査 票 1171 票 回 収 率 3 .9%
2 都 道 府 県 ・ 市 町 村 雇 用 問 題 担 当 者 用 調 査 票 1547 票 回 収 率 48.8%
3 回 収 票 の 内 訳
回 収 し た 調 査 票 の 内 訳 を 第 １ － ２ 表 に 示 す お 、 都 道 府 県 知 事 ・ 市 区 町 村 長 票 に つ い
、 都 道 府 県 知 事 ・ 市 区 町 村 長 の 代 理 に よ る 回 答 思 わ れ る 調 査 票 を 含 ん い る
－ィ－
第 １ － ２ 表 回 収 表 の 内 訳
都 道 府 県 知 事 、 市 区 町 村 長 票 雇 用 問 題 担 当 者 票
都 道 府 県 312. % 281.8%
市 3402 9.0% 4432 8. %
区 141.2% 140.9%
町 59 5 0.9% 82 5 3.4%
村 1481 2. % 2191 4.2%
不 明 423. % 171.1%
合 計 117 110 0.0% 154 710 0.0%
注 カ ッ コ 内 各 調 査 回 収 数 の 構 成 比 あ る
３ 分 析 の 枠 組 み と 章 立 て 構 成
以 の 章 、 調 査 結 果 を 概 観 し い く こ に す る そ の 際 、 調 査 票 の 設 問 の を 並 べ え
、 以 の よ う に 構 成 し 直 し た 第 １ － １ 図
ま 、 第 ２ 章 、 各 自 治 体 の 雇 用・失 業 情 勢 の 現 状 を 確 認 す る お 、 こ こ い う 雇 用 ・
失 業 情 勢 、 後 述 す る よ う に 、 完 全 失 業 率 や 有 効 求 人 倍 率 い っ た 指 標 必 し も 一 致 す る
限 ら い あ わ せ 、 ア ン ケ ー ト の 記 述 に よ っ 各 自 治 体 が の よ う 経 済 的・社 会 的 ・
地 理 的 環 境 に あ る の に つ い も ふ れ る
第 ３ 章 ら 第 ５ 章 に お い 、 自 治 体 実 施 さ れ た 雇 用 創 出 策 に の よ う も の が あ る の
、 自 治 体 に お け る 雇 用 創 出 策 へ の 取 り 組 状 況 取 り 組 態 勢 を 概 観 す る ま た 、 こ こ
構 造 改 革 特 区 や 地 域 再 生 計 画 の 申 請 ・ 認 定 状 況 も 見 る こ に す る
そ の 上 、 第 ６ 章 第 章 、 雇 用 創 出 策 を 実 施 す る 上 の 課 題 や 問 題 点 を 検 討 す る
そ れ を 受 け 、 ポ リ シ ー メ ー カ ー の 人 材 育 成 に つ い 焦 点 を あ る 自 治 体 が 独 自 に 雇 用 創
出 に 取 り 組 際 、 必 要 人 材 が 確 保 さ れ い る の 、 も し 確 保 さ れ い る す れ 、 そ れ
の よ う に し 確 保 さ れ た の 人 材 が 確 保 さ れ い い す れ 、 今 後 の よ う に し 確
保 す る つ も り の 人 材 を 確 保 す る 際 に 、 自 治 体 内 部 の 人 材 を 育 成 す る 方 法 外 部 ら
必 要 人 材 を 調 す る 方 法 が 考 え ら れ る こ こ 、 前 者 の 関 連 研 修 に 対 す る ニ ー ズ を 、
後 者 の 関 連 他 の 都 道 府 県 出 身 者 を 行 政 職 員 し 中 途 採 用 し い る う 検 討 し た
お 、 こ の 調 査 、 各 自 治 体 に お け る 雇 用 創 出 に つ い の 考 え や こ れ ま に 実 施 し た 雇
用 失 業 対 策 に つ い 、 具 体 的 に 記 述 し も ら う 項 目 を 多 く 設 け い る 調 査 へ の 回 答 に 際 し
、 具 体 的 自 治 体 名 を 明 す こ の い よ う 求 め る 自 治 体 が 400 近 く あ っ た そ の た め 、
記 述 内 容 を 引 用 す る 際 に 都 道 府 県 名 、 市 町 村 名 を 匿 名 扱 い に す る こ し た ま た 、 具 体
的 記 述 を 掲 載 す る 際 に 、 紙 幅 の 都 合 上 内 容 を 損 い 程 度 に 要 約 あ る い 割 愛 し た 部 分
が あ る
－イ－
第 １ － １ 図 取 り 上 る テ ヴ ブ と 章 立 て 構 成
雇用創出・雇用対策への対応
モヴジヴクップ 地域の社会的、経済的、地理的環境
雇用失業情勢の現状 雇用創出ビ
ジョン
担当部署
雇用創出・雇用対策実施上の課題・問題点
人 材 育 成
研 修
・ 人 材 交 流
・ 外 部 人 材 入
自 治 体 間 ネッ ト ワー ク
地方分権、 財源、合併
注 上 の 図 の 番 号 本 調 査 シ リ ー ズ の 該 当 す る 章 の 番 号 を 意 味 す る
－①－
第 ２ 章 地 域 に お け る 雇 用 失 業 情 勢 の 現 状 に つ い て
１ じ め に
こ の 章 、 自 治 体 に お け る 雇 用 失 業 情 勢 の 現 状 に つ い 整 理 す る 雇 用 失 業 情 勢 の 現 状
を の よ う に 認 識 し い る の 、 ま た 、 存 在 す る 失 業 が の よ う 性 質 の も の に よ っ 、
政 策 ・ 施 策 が 異 る 考 え ら れ る ら あ る
ま 、 各 自 治 体 地 元 ・ 周 辺 地 域 の 雇 用 失 業 情 勢 を の よ う に い る の を 見 る そ
の 後 、 特 に 失 業 が 深 刻 年 齢 層 、 雇 用 の 場 が 不 足 し い る 主 理 由 を 見 い く さ ら に 、 雇
用 失 業 情 勢 が の よ う に 変 化 し た の い う 回 顧 今 後 の よ う に 変 化 し い く の
い う 見 通 し を 整 理 す る
こ ろ 、 各 自 治 体 、 雇 用 失 業 情 勢 を の よ う に し 把 握 し い る の あ ろ う 一
般 に 雇 用 失 業 の タ ー タ い う 、 完 全 失 業 率 や 有 効 求 人 倍 率 い っ た 指 標 が 思 い 浮 ぶ し
し 、 市 区 町 村 別 い う こ に る 、 そ う し た 情 報 を 利 用 い こ が ほ ん あ る
国 勢 調 査 タ ー タ ５ 年 間 隔 し 利 用 い 、 適 切 状 況 断 の た め に 、 市 町 村 の よ
う に し 情 報 を 把 握 し い る の に つ い 見 い く
２ 現 在 の 雇 用 失 業 情 勢 の 認 識 雇 用 問 題 担 当 者 調 査 票 問 1
各 自 治 体 地 元・周 辺 地 域 の 雇 用 失 業 情 勢 を の よ う に い る の 、 雇 用 の 場 が 不 足
し お り 求 職 者 に 比 し 求 人 が 少 い 5 項 目 ら 択 一 回 答 し も ら っ た 第 2 1 表
4
全 体 の 結 果 、 雇 用 の 場 が 不 足 し お り 求 職 者 に 比 し 求 人 が 少 い が 最 も 多 く 、 以 、
お お 労 働 力 需 給 の バ ラ ン ス が れ い る 、 求 人 十 分 あ り 、 求 職 者 も 多 い が 、 求 人 ・
求 職 者 間 ミ ス ブ ッ チ が あ り 、 就 職 い 者 が 多 い 等 の に っ い る
自 治 体 区 分 別 に 見 も 雇 用 の 場 が 不 足 し お り 求 職 者 に 比 し 求 人 が 少 い い う 回
答 が 多 い 特 に 、 町 、 村 の 回 答 比 率 が 高 い
そ の 他 し 、 第 2 2 表 の よ う 記 述 が あ っ た
お 、 こ の 表 に 掲 載 し っ た が 、 雇 用 失 業 情 勢 に つ い タ ー タ が い の 回 答 不 能
あ る の 記 述 が 多 く 見 ら れ た 地 域 の 雇 用 失 業 情 勢 の 把 握 方 法 に つ い 、 雇 用 問 題 担 当 者
票 の 問 3 も た い る し し 、 自 治 体 独 自 に 雇 用 失 業 情 勢 を 把 握 し い い い
う ケ ー ス が 多 い
4
ここ 回 答 主 観 的 も あ 各 自 治 体 雇 用 失 業 統 計 数 値 異 い 調 査 時 点 異 い
参 考 ま 調 査 回 答 た自 治 体 200 0 年 国 勢 調 査 ータを用 い 失 業 率 平 均 値 を計 算 雇 用 場
不 足 い 回 答 た自 治 体 失 業 率 平 均 ィ.1①不 先促加1.①ィ1 労 働 力 需 給 バランス い 回 答 た自
治 体 失 業 率 平 均 年.ウ0不 先促加1.1拠ウ 求 人 求 職 者 間 ミス マッチ 存 在 回 答 た 自 治 体 失 業 率 平 均
ィ.20不(先促加1.1①ィ) そ 他 回 答 た 自 治 体 失 業 率 平 均 ィ.年0不 先促加1.1①拠) あ 労 働 力 需 給 バラ ンス
い いう自 治 体 失 業 率 そ 0.ィ ポイント低 い
－ウ－
第 ２ － １ 表 現 在 の 雇 用 失 業 状 況
雇 用 の 場 が 不 足、 求 人 不 足
労 働 力 需 給 が バ ラ ン ス
十 分 な 求 人 で 人 手 不 足
求 人 求 職 間 で ミ ス ブッ チ
そ の 他
度数 17 1 0 6 4 28
行％ 60.7れ 3.6れ 0.0れ 21.4れ 14.3れ 100.0れ
度数 287 51 2 74 27 441
行％ 65.1れ 11.6れ 0.5れ 16.8れ 6.1れ 100.0れ
度数 3 0 0 5 5 13
行％ 23.1れ 0.0れ 0.0れ 38.5れ 38.5れ 100.0れ
度数 614 121 1 45 37 818
行％ 75.1れ 14.8れ 0.1れ 5.5れ 4.5れ 100.0れ
度数 163 32 1 7 12 215
行％ 75.8れ 14.9れ 0.5れ 3.3れ 5.6れ 100.0れ
度数 13 3 0 0 0 16
行％ 81.3れ 18.8れ 0.0れ 0.0れ 0.0れ 100.0れ
度数 1097 208 4 137 85 1531
行％ 71.7れ 13.6れ 0.3れ 8.9れ 5.6れ 100.0れ 問１
合 計
村 不明・無
回答 合計 都 道 府 県 市 区 町 村
都道府県 市 区 町
第 ２ － ２ 表 雇 用 問 題 担 当 者 票 問 １ そ の 他 の 記 述 内 容
記 述 内 容• 有効求人倍率 改 善 さ い 臨 時 ・ ー ト 割 合 高 ま ミスマッチ 顕 著 い
• 有効求人倍率 1以 上 継 続 い 常 用 的 ート 占 部 分 大 い
• ート 主 体 や や求 人 上 向 い い 企 業 人 件 費 抑 制 ス タ ンス 根 強 く フ ルタ イム 依 然 厳 い状 況 あ
• 有効求人倍率 0.8以 上 前 年 比 べ 3 0% 以 上 増 加 い
• 雇用 場 不 足 求 人 ・ 求 職 者 間 ミスマッチも 多 い
• 域外へ 就 業 者 殆 あ 概 需 給 バラ ンス 取 い
• 当市 限 定 た ー タ く 断 難 い 東 京 都 全 体 情 勢 大 差 い も 推 測 さ 都 道 府 県 ベ ル 求 人 求 職 者 間 ミスマッチ あ 言 わ い
• 2000 年調査 完 全 失 業 者 1 49人
• 20 代・30 代 い 求 人 あ 求 職 者 間 ミ スマッチ い 40 代 以 上 い 求 人 自 体 求 職 者 比 べ 少 い
• 急激 化 た 以 前 比 べ 回 復 い 依 然 厳 い 状 況 あ
• 本地域 け 有 効 求 人 倍 率 0.8 9 1 を割 い 近 隣 地 域 あ 派 遣 会 社 求 人 就 業 先 本 地 域 多 くあ た 雇 用 場 不 足 い い
• 概 労 働 需 給 バランス 取 い 求 人 求 職 者 間 ミ スマッチ 有 就 職 出 来 無 い 者 もい
• 一定 求 人 確 保 さ い も 求 人 ・ 求 職 者 間 ミスマッチ あ 就 業 い者 多 い
• 雇用 場 不 足 求 人 ・ 求 職 者 間 ミスマッチ
• 町自体 ベッド タ ウ ン的 形 態 又 総 体 的 大 企 業 く中 小 企 業 大 半 家 庭 内 労 働 あ い ート 依 存 い
• 求人 あ 他 市 町 村 へ 希 望 求 職 者 多 く ミスマッチ状 況
• 会社等 い 4月 ～1 0月 ま 民 宿 を 営 い
• 求人 求職者 多 く く また 自 分 希 望 職 種 も い
• 十分 いま も求 人 も 求 職 も そ あ ミスマッチ 就 職 い 者 い
• 若 雇 用 場 あ 労 働 力 い
• 地域 雇 用 失 業 情 勢 い 情 報 を 十 分 把 握 い い わ い
• サービス等 い 臨 時 雇 用 求 人 数 多 い また 電 子 部 品 精 密 部 品 製 造 業 比 較 的 求 人 数 あ そ 他 い
低 迷 特 地 場 産 業 い 著 い
• 求職者 多 い 対 雇 用 場 不 足 リス トラ
• 雇用 場 不 足 若 手 層 少 い
• ロー ワー ク 就 職 率 高 校 生 雇 用 低 い 8 .4%→県 9 5.8%
• 4～5 月 ー ト 職 員 解 雇 等 あ た 現 在 い 又 建 設 業 関 係 一 部 失 業 あ
• 求人も十分 い そ 中 もミスマッチ 生 い
• ローワーク 求 人 情 報 を け 掲 示 求 職 者 情 報 を 提 供 を い
• 一定 割 合 失 業 者 増 加 い
• 村内 雇 用 場 少 いた 村 外 勤 い 者 多 数 あ
• 有効求人倍率 1を超 え い 業 績 間 マチマチ あ 求 人 あ も 規 職 員 採 用 少 い 雇 用 不 安 定
• ローワーク 訪 問 者 増 え い
• リストラ等 失 業 求 職 い 良 い 職 業 見 い
• 中高年令層 少 く 男 性 求 人 少 い
－拠－
３ 特 に 求 人 が 不 足 し て い る 年 齢 層 担 当 者 調 査 票 問 １ 付 問 １
次 に 、 雇 用 の 場 が 不 足 し お り 求 職 者 に 比 し 求 人 が 少 い 回 答 し た 自 治 体 に 対 し 、
求 人 が 特 に 不 足 し い る 年 齢 階 層 を 訊 た
全 体 的 に 見 る 、 年 齢 層 に 関 係 く 全 体 的 に び し い い う 回 答 が 過 半 数 あ り 、 以 、
40 歳 歳 代 ら 50 歳 代 、 20 歳 代 後 半 ら 30 歳 代 い っ た 結 果 に っ い る
自 治 体 区 分 別 に 見 る 、 市 ヤ ベ ャ に 比 べ 町 、 村 ヤ ベ ャ 20 歳 代 ら 30 歳 代 の 比 較 的
若 い 年 齢 層 の 雇 用 状 況 が び し い い う 回 答 比 率 が 高 い
第 ２ － ３ 表 特 に 求 人 が 不 足 し て い る 年 齢 層
2 0 歳 代 前 半 ま で
2 0 歳 代 後 半 か ら 3 0 歳 代
4 0 歳 代 か ら 5 0 歳 代
6 0 歳 代 以 上
全 体 的 に び し い
そ の 他
度数 0 1 6 0 9 1 17
行％ 0.0れ 5.9れ 35.3れ 0.0れ 52.9れ 5.9れ 100.0れ
度数 20 26 64 22 144 11 287
行％ 7.0れ 9.1れ 22.3れ 7.7れ 50.2れ 3.8れ 100.0れ
度数 0 0 0 0 2 1 3
行％ 0.0れ 0.0れ 0.0れ 0.0れ 66.7れ 33.3れ 100.0れ
度数 65 78 99 12 354 7 615
行％ 10.6れ 12.7れ 16.1れ 2.0れ 57.6れ 1.1れ 100.0れ
度数 18 27 26 5 86 0 162
行％ 11.1れ 16.7れ 16.0れ 3.1れ 53.1れ 0.0れ 100.0れ
度数 1 2 3 0 5 2 13
行％ 7.7れ 15.4れ 23.1れ 0.0れ 38.5れ 15.4れ 100.0れ
度数 104 134 198 39 600 22 1097
行％ 9.5れ 12.2れ 18.0れ 3.6れ 54.7れ 2.0れ 100.0れ 合計
都 道 府 県 市 区 町 村
問１付１
合 計
区 町 村 不明・無
回答 都道府県
市
第 ２ － ４ 表 雇 用 問 題 担 当 者 票 問 １ 付 問 １ 特 に 求 人 が 不 足 し て い る 年 齢 層
その他記入の内容• 55 歳以上 2 ケース
• 45 歳以上 3 ケース
• 10 代
• 50 歳代有効求人倍率 0.15 40 歳代 有 効 求 人 倍 率 0 .4 5
• 45 歳 5歳 ま
• 年齢 高 く 求 人 少 く 0歳 以 上 一 番 少 い 実 態 高 年 齢 者 少 い
４ 雇 用 の 場 が 不 足 し て い る 理 由 担 当 者 調 査 票 問 １ 付 問 ２
さ ら に 、 雇 用 の 場 が 不 足 し お り 求 職 者 に 比 し 求 人 が 少 い 回 答 し た 自 治 体 に 対 し
、 雇 用 の 場 が 不 足 し い る 主 理 由 を 複 数 回 答 た た
全 体 的 結 果 を 見 る 、 景 気 の 低 迷 の 長 期 化 雇 用 調 整 す る 企 業 や 採 用 を 控 え る 企 業 が 多
い 、 も も 地 域 内 や 周 辺 地 域 に 雇 用 の 場 が い が ほ 同 比 率 、以 、 地 域 内 や 周
辺 地 域 に あ っ た 企 業 が 撤 退 、 倒 産 ・ 廃 業 し た 結 果 、 雇 用 の 場 が く っ た 、 公 共 事 業
の 減 少 に よ っ 雇 用 の 場 が く っ た い っ た に っ い る
自 治 体 区 分 別 、 都 道 府 県 ヤ ベ ャ 複 数 の 要 因 が 重 っ い る が 、 こ れ 、 市 町 村 に
よ っ 理 由 が 異 っ い る ら 思 わ れ る 市 町 村 別 に る 、 市 ヤ ベ ャ 雇 用 調 整
－拡－
す る 企 業 や 採 用 を 控 え る 企 業 が 多 い が 比 較 的 多 い の に 対 し 、 町 村 ヤ ベ ャ 、 も も
地 域 内 や 周 辺 地 域 に 雇 用 の 場 が い い う 回 答 が 多 い
こ の よ う に 、 地 域 に お け る 雇 用 問 題 い っ も 自 治 体 に 雇 用 機 会 の 有 無 の 理 由 が 異
っ お り 、 そ の 対 策 に も 違 い が あ っ し る べ あ ろ う
第 ２ － ５ 表 雇 用 の 場 が 不 足 し て い る 主 な 理 由
も と も と 雇 用 の 場 が な い
企 業 が 撤 退、 倒 産、 廃 業
公 共 事 業 の 減 少
雇 用 調 整 や 採 用 の 手 控 え
そ の 他
度数 12 11 12 14 0 17
行％ 70.6れ 64.7れ 70.6れ 82.4れ 0.0れ
度数 106 105 60 221 9 287
行％ 37.3れ 37.0れ 21.1れ 77.8れ 3.2れ
度数 1 2 0 2 0 3
行％ 33.3れ 66.7れ 0.0れ 66.7れ 0.0れ
度数 372 168 147 332 5 614
行％ 60.6れ 27.4れ 23.9れ 54.1れ 0.8れ
度数 124 45 47 60 1 162
行％ 76.5れ 27.8れ 29.0れ 37.0れ 0.6れ
度数 9 4 3 3 1 13
行％ 69.2れ 30.8れ 23.1れ 23.1れ 7.7れ
度数 624 335 269 632 16 1093
行％ 57.1れ 30.6れ 24.6れ 57.8れ 1.5れ 合 計
都 道 府 県 市 区 町 村
都道府県 市 区 町 村 不明・無
回答 合計
問１付２
第 ２ － ６ 表 担 当 者 調 査 票 問 １ 付 問 ２ 特 に 求 人 が 不 足 し て い る 年 齢 層
その他記入の内容• ミスマッチ 拡 大 3ケース
• ートタ イマー 求 人 増 加 雇 用 条 件 希 望 内 容 合 わ い 3ケース
• ベッドタウン あ 雇 用 場 少 い 2ケー ス
• 産業構造 雇 用 創 出 くいシステム い
• 収益力 低 い 地 場 企 業 賃 金 水 準 低 く 若 い 世 代 働 こう 魅 力 あ 雇 用 場 い
• アクセス く 町 自 体 魅 力 く 企 業 参 入 も く 撤 退 相 次 い い
５ 雇 用 失 業 情 勢 の 動 向 雇 用 問 題 担 当 者 票 問 ２
対 象 地 域 の 雇 用 失 業 情 勢 の 動 向 を ５ 年 前 現 在 、 現 在 １ 年 後 、 現 在 ５ 年 後 に つ い そ
れ れ 比 較 、 見 通 し を 回 答 し も ら っ た
ま 、５ 年 前 調 査 時 点 を 比 較 す る 、 い く ら 悪 化 大 変 化 し が 各 々 ３ 割
弱 、 以 、 い く ら 改 善 、 大 幅 に 悪 化 の に っ お り 、 悪 化 し た 地 域 の 方 が や や 多 い
自 治 体 区 分 別 に 見 る 、 都 道 府 県 、 市 ヤ ベ ャ い く ら 改 善 い う 地 域 が 多 い が 、 町
村 ヤ ベ ャ 、 不 変 い く ら 悪 化 い う 回 答 が 多 い 第 2 7 表
調 査 時 点 ら 1 年 後 の 雇 用 情 勢 の 予 想 、 大 変 化 い が ６ 割 、 以 、 い く ら
改 善 、 い く ら 悪 化 の っ い る 自 治 体 区 分 別 に 見 る 、 都 道 府 県 ヤ ベ ャ い
く ら 改 善 不 変 が 多 く 、 市 町 村 ヤ ベ ャ 不 変 が 多 い 第 2 8 表
調 査 時 点 ら 5 年 後 の 雇 用 情 勢 の 予 想 、 大 変 化 い が ３ 割 、 以 、 い く ら
改 善 、 い く ら 悪 化 の っ い る た し 、 わ ら い い う 回 答 も ３ 割 近 く あ
－10－
る 自 治 体 区 分 別 に 見 る 、 市 ヤ ベ ャ い く ら 改 善 が 多 い が 、 そ れ 以 外 の 区 分 不
変 が 多 い 第 2 9 表
第 ２ － ７ 表 5 年 前 と 比 べ た 雇 用 失 業 状 況
大 幅 に 改 善
い く ら か 改 善
大 な 変 化 な い
い く ら か 悪 化
大 幅 に 悪 化
わ か ら な い
度数 2 18 4 4 0 0 28
行％ 7.1れ 64.3れ 14.3れ 14.3れ 0.0れ 0.0れ 100.0れ
度数 18 145 104 99 38 36 440
行％ 4.1れ 33.0れ 23.6れ 22.5れ 8.6れ 8.2れ 100.0れ
度数 1 4 3 1 0 4 13
行％ 7.7れ 30.8れ 23.1れ 7.7れ 0.0れ 30.8れ 100.0れ
度数 3 89 261 262 147 53 815
行％ 0.4れ 10.9れ 32.0れ 32.1れ 18.0れ 6.5れ 100.0れ
度数 1 10 66 77 48 12 214
行％ 0.5れ 4.7れ 30.8れ 36.0れ 22.4れ 5.6れ 100.0れ
度数 0 1 5 5 5 1 17
行％ 0.0れ 5.9れ 29.4れ 29.4れ 29.4れ 5.9れ 100.0れ
度数 25 267 443 448 238 106 1527
行％ 1.6れ 17.5れ 29.0れ 29.3れ 15.6れ 6.9れ 100.0れ 都
道 府 県 市 区 町 村
都道府県 市 区 町 村 不明・無
回答 合計
合計 ５年前と比べた現在の雇用失業状況
第 ２ － ８ 表 1 年 後 の 雇 用 失 業 情 勢 の 見 通 し
大 幅 に 改 善
い く ら か 改 善
大 な 変 化 な い
い く ら か 悪 化
大 幅 に 悪 化
わ か ら な い
度数 0 10 9 2 0 7 28
行％ 0.0れ 35.7れ 32.1れ 7.1れ 0.0れ 25.0れ 100.0れ
度数 1 117 236 21 4 61 440
行％ 0.2れ 26.6れ 53.6れ 4.8れ 0.9れ 13.9れ 100.0れ
度数 0 1 8 0 0 3 12
行％ 0.0れ 8.3れ 66.7れ 0.0れ 0.0れ 25.0れ 100.0れ
度数 1 67 508 102 35 104 817
行％ 0.1れ 8.2れ 62.2れ 12.5れ 4.3れ 12.7れ 100.0れ
度数 0 11 130 34 14 25 214
行％ 0.0れ 5.1れ 60.7れ 15.9れ 6.5れ 11.7れ 100.0れ
度数 0 0 10 3 1 3 17
行％ 0.0れ 0.0れ 58.8れ 17.6れ 5.9れ 17.6れ 100.0れ
度数 2 206 901 162 54 203 1528
行％ 0.1れ 13.5れ 59.0れ 10.6れ 3.5れ 13.3れ 100.0れ 都
道 府 県 市 区 町 村
都道府県 市 区 町 村 不明・無
回答 合計
合計 雇用失業情勢の１年後の見通し
第 ２ － ９ 表 5 年 後 の 雇 用 失 業 情 勢 の 見 通 し
大 幅 に 改 善
い く ら か 改 善
大 な 変 化 な い
い く ら か 悪 化
大 幅 に 悪 化
わ か ら な い
度数 1 11 1 0 0 15 28
行％ 3.6れ 39.3れ 3.6れ 0.0れ 0.0れ 53.6れ 100.0れ
度数 3 167 100 26 5 139 440
行％ 0.7れ 38.0れ 22.7れ 5.9れ 1.1れ 31.6れ 100.0れ
度数 1 4 2 0 0 5 12
行％ 8.3れ 33.3れ 16.7れ 0.0れ 0.0れ 41.7れ 100.0れ
度数 3 181 279 98 42 211 814
行％ 0.4れ 22.2れ 34.3れ 12.0れ 5.2れ 25.9れ 100.0れ
度数 0 27 77 40 14 56 214
行％ 0.0れ 12.6れ 36.0れ 18.7れ 6.5れ 26.2れ 100.0れ
度数 0 2 9 1 1 4 17
行％ 0.0れ 11.8れ 52.9れ 5.9れ 5.9れ 23.5れ 100.0れ
度数 8 392 468 165 62 430 1525
行％ 0.5れ 25.7れ 30.7れ 10.8れ 4.1れ 28.2れ 100.0れ 村
不明・無 回答 合計
雇用失業情勢の５年後の見通し
合 計
都 道 府 県 市 区 町 村
都道府県 市 区 町
－11－
６ 情 報 収 の 方 法 雇 用 問 題 担 当 者 調 査 票 問 ３
こ ろ 、 担 当 者 調 査 票 問 １ の 付 問 も 雇 用 失 業 情 勢 に つ い タ ー タ が い の 回 答 不
能 の 記 述 が 多 く 見 ら れ 、 自 治 体 独 自 に 雇 用 失 業 情 勢 を 把 握 し い い こ が 少 く
い そ こ 、 雇 用 失 業 情 勢 の 把 握 方 法 を た た 雇 用 問 題 担 当 者 票 、 問 3
全 体 の 回 答 結 果 を る 、 ハ ロ ー ワ ー ク の 資 料 に よ っ 把 握 し い る い う 自 治 体 が
3/4 以 上 っ い る 多 く の 自 治 体 が ハ ロ ー ワ ー ク の 資 料 雇 用 失 業 情 勢 を 把 握 し い る
し し 、 特 に 把 握 し い い い う 自 治 体 も ２ 割 以 上 あ っ た
第 ２ － 10 表 雇 用 失 業 情 勢 の 把 握 の 方
ハ ロー ワー ク の 資 料
独 自 に 調 査
外 部 の 機 関 に 依 頼
そ の 他
特 に 把 握 し て い な い
度数 28 5 1 1 0 28
行％ 100.0れ 17.9れ 3.6れ 3.6れ 0.0れ
度数 420 17 3 33 20 443
行％ 94.8れ 3.8れ 0.7れ 7.4れ 4.5れ
度数 11 0 1 4 0 13
行％ 84.6れ 0.0れ 7.7れ 30.8れ 0.0れ
度数 596 22 1 43 227 823
行％ 72.4れ 2.7れ 0.1れ 5.2れ 27.6れ
度数 117 5 0 14 93 218
行％ 53.7れ 2.3れ 0.0れ 6.4れ 42.7れ
度数 10 0 0 1 7 17
行％ 58.8れ 0.0れ 0.0れ 5.9れ 41.2れ
度数 1182 49 6 96 347 1542
行％ 76.7れ 3.2れ 0.4れ 6.2れ 22.5れ
都 道 府 県 市 区 町 村
都道府県 市 区 町 村 不明・無
回答
問３ 雇用失業情勢の把握方法
合 計
合計
第 ２ － 11 表 担 当 者 調 査 票 問 ３ 雇 用 失 業 情 勢 の 情 報 把 握 方 法
そ の 他 記 入 の 内 容 注 文 末 の カ ッ コ 内 の 数 値 同 じ 内 容 の 記 述 の 数• 商工会議所 関 係 機 関 自 治 体 同 様 記 述
• 人口 少 い 特 別 調 査 を く もわ 自 治 体 同 様 記 述
• 企業 業者 情 報 収 ７ 自 治 体 同 様 記 述
• 都道府県 ベル 把 握 ６ 自 治 体 同 様 記 述
• 総務省統計局 資 料 国 勢 調 査 ・ 労 働 力 調 査 ６ 自 治 体 同 様 記 述
• 雇用対策協議会を組織 各 種 会 合 把 握 自 治 体 同 様 記 述
• 雇用開発協会 ２自治体 同 様 記 述
• 社会保険 得 状 況 業 種 別 所 得 状 況 ２ 自 治 体 同 様 記 述
• 所得税 町県民税 税 収 低 下 ２ 自 治 体 同 様 記 述
• 事業者 新 規 雇 用 状 況 や 事 業 所 撤 退 廃 業 状 況 ２ 自 治 体 同 様 記 述
• 就職面接会 来 訪 者 数 や 新 入 社 員 歓 迎 イ ベント 状 況 ２ 自 治 体 同 様 記 述
• 関係市町村 組 織 内 把 握
• 企業訪問を委 い 経 営 相 談 員
• 町内金融機関発行資料
• 地域経済シンクタンク 統 計 資 料
• 地域就労支援センター ー タ
• 通常 業 務 住 民 情 報 収
• 市内事業所 廃 業 ・ 縮 小 状 況 断
• 緊急雇用対策事業 県 補 助 商 工 会 議 所 委 市 内 事 業 所 雇 用 調 査 実 施
• 緊急地域雇用創出特別基金事業 求 人 募 申 込 把 握
• 地域懇談会 際 感 触
• 高年令者職業相談 資 料 把 握 い
• 地元高校 求 職 状 況
－12－
自 治 体 区 分 別 の 回 答 結 果 を 見 る 、 市 区 町 村 の 多 く が ハ ロ ー ワ ー ク の 資 料 に 基 い 雇 用
失 業 情 勢 を 把 握 し い る し し 、 村 ハ ロ ー ワ ー ク の 資 料 雇 用 失 業 情 勢 を 把 握 し い る
い う こ ろ 半 分 に ま り 、 把 握 し い い い う 回 答 の 比 率 が ４ 割 っ い る
5
７ 小 括
こ の 章 、 自 治 体 に お け る 雇 用 失 業 情 勢 の 現 状 を 概 観 し た ま 、 各 自 治 体 地
元 ・ 周 辺 地 域 の 雇 用 失 業 情 勢 を の よ う に い る の 、 そ し 、 特 に 失 業 が 深 刻 年 齢 層 、
雇 用 の 場 が 不 足 し い る 主 理 由 、 雇 用 失 業 情 勢 が の よ う に 変 化 し た の 、 今 後
の よ う に 変 化 し い く の 、 さ ら に 、 各 自 治 体 、 雇 用 失 業 情 勢 を の よ う に し 把 握 し
い る の に つ い た こ れ ら に つ い 計 結 果 の 主 点 を 整 理 す る 、 以 の よ う
に る
第 １ に 、 地 域 の 雇 用 失 業 情 勢 に つ い 、 雇 用 の 場 が 不 足 し お り 、 求 職 者 に 比 べ 企
業 の 求 人 が 少 い い う 自 治 体 が 多 い り わ け 、 町 、 村 労 働 需 要 の 不 足 が 深 刻 あ る
ま た 、 景 気 が 回 復 す る に 従 っ 雇 用 情 勢 も 改 善 傾 向 に あ る い う 自 治 体 も あ る が 、 ミ ス ブ ッ
チ も 存 在 し い る
第 ２ に 、 求 人 が 不 足 し い る の 特 定 の 年 齢 層 に 中 し い る わ け く 、 全 体 的 に
び し い い う 自 治 体 が 半 数 を 超 え い る そ れ 以 外 の 年 齢 層 に つ い 、 相 対 的 に 高 い 年 齢
層 に 対 す る 求 人 が 不 足 し い る 地 域 が 多 い 自 由 記 述 を 見 る 、 そ の 理 由 、 中 高 年 齢
者 に 比 べ 若 年 者 求 人 が あ る 地 域 に 移 動 し や す い こ 指 摘 さ れ い る 同 時 に 若 年 者 が
流 失 し た 自 治 体 、 活 力 が 失 わ れ る こ を 危 惧 さ れ い る
第 ３ に 、 雇 用 の 場 が 不 足 し い る 理 由 し 、 市 企 業 の 雇 用 調 整 に よ る 影 響 が 指 摘
さ れ い る の に 対 し 、 町 ・村 の 多 く 、 も も 雇 用 の 場 が い こ が 指 摘 さ れ い る
こ の 点 、 上 記 の 人 口 の 流 出 無 関 係 い す わ ち 、 地 域 に 雇 用 機 会 が け れ 、 雇
用 の 場 を 求 め 他 の 地 域 へ 人 口 が 流 出 し 、 他 の 地 域 就 業 す れ 流 出 し た 労 働 力 が 還 流 す る
可 能 性 低 い さ ら に 、 企 業 誘 致 を し た く も 生 産 要 素 し の 労 働 力 が 少 い 、 企 業 の
進 出 難 し く る 可 能 性 が あ る こ の こ 、 ブ ク ロ 的 に 雇 用 失 業 状 況 が 改 善 し た し も 、
地 域 あ る い 自 治 体 に よ っ 改 善 し い 可 能 性 が あ る こ を 示 唆 し い る
第 ４ に 、 自 治 体 ハ ロ ー ワ ー ク の 資 料 を 利 用 し 雇 用 失 業 情 勢 を 把 握 し い る こ ろ が
多 い ハ ロ ー ワ ー ク の 資 料 や 既 存 の 公 表 統 計 す べ の 自 治 体 に お け る 雇 用 失 業 情 勢 の 把
握 い が 、 各 自 治 体 独 自 に 調 査 し 情 報 収 し い る こ ろ 少 い こ の 点 に つ い
、 自 治 体 の 雇 用 問 題 担 当 者 の に 情 報 不 足 を あ い る ケ ー ス が あ っ た
、 各 自 治 体 が 雇 用 問 題 を の よ う に 位 置 け 、 対 応 し よ う し い る の あ ろ う
雇 用 問 題 の 位 置 け ・ 考 え 方 に よ っ 政 策 的 対 応 も 異 っ く る 思 わ れ る 次 の 章 、
こ の 点 に つ い 検 討 し い く こ に す る
5
こ の よ う 回 答 結 果 に っ た 理 由 の １ つ し 、 回 答 し た 自 治 体 の 区 域 あ る い 周 辺 地 域 に ハ ロ ー ワ ー ク が あ
る う も 関 係 あ る 思 わ れ る
－1年－
第 ３ 章 自 治 体 で の 雇 用 問 題 へ の 取 り 組 み
１ じ め に
第 ２ 章 、 各 自 治 体 の 雇 用 失 業 情 勢 に つ い 、 現 状 推 移 、 雇 用 失 業 情 勢 の 主 要 因 、
さ ら に 、 雇 用 失 業 情 勢 の 情 報 を い に し 把 握 し い る を 見 た
こ の 章 、 自 治 体 が 様 々 雇 用 失 業 対 策 を 講 る 際 の 基 本 る 、 雇 用 問 題 に つ い の
位 置 け 、 考 え を 整 理 す る ま 、 各 自 治 体 雇 用 問 題 へ の 取 組 を の よ う に 位 置 け い
る の を 見 る 調 査 、 都 道 府 県 知 事 、 市 区 町 村 長 が 雇 用 問 題 を の よ う に 考 え い る 、
具 体 的 に 記 述 し も ら っ い る の 、 そ れ を 掲 載 し た 次 に 、 雇 用 問 題 解 決 の た め の 具 体 的
に の よ う 戦 略 を 持 っ い る の に つ い る ま た 、 雇 用 問 題 へ の 対 応 を 考 え る 、
国 、 都 道 府 県 、 市 区 町 村 い れ が 主 体 っ 取 り 組 の が ふ さ わ し い 考 え い る の を
る こ の 点 に つ い 、 都 道 府 県 知 事 ・ 市 区 町 村 長 雇 用 問 題 担 当 者 の そ れ れ の 立 場
ら 回 答 し も ら っ い る さ ら に 、 雇 用 創 出 に つ い の 議 会 に お け る 関 心 が れ く ら い あ る
の を 確 認 す る
２ 今 後 の 地 域 振 興 に お け る 雇 用 問 題 の 位 置 づ け 自 治 体 長 調 査 票 問 １
以 、 各 自 治 体 の 雇 用 問 題 へ の 取 組 を の よ う に 位 置 け 、 取 り 組 ん い る の を
見 い く こ こ の 視 点 ２ つ あ る １ つ 自 治 体 の 長 、 す わ ち 、 都 道 府 県 知 事 、 市 区 町
村 長 の 考 え あ り 、 も う １ つ 、 自 治 体 の 雇 用 問 題 担 当 者 の 考 え 方 あ る
ま 、 各 自 治 体 の 長 が 雇 用 問 題 を の よ う に 位 置 け い る を 把 握 す る た め に 、 雇 用 問
題 地 域 振 興 の 中 の 最 優 先 課 題 あ る 認 識 し い る 、 4 項 目 ら 該 当 す る も の を 択
一 回 答 し も ら っ た 第 3 1 表
全 体 を る 、 雇 用 問 題 地 域 振 興 に 関 す る 複 数 の 課 題 の 中 の １ つ し 認 識 し い る
が 割 近 く あ り 、 以 、 最 優 先 課 題 あ る 認 識 し い る 、 そ れ ほ 優 先 度 が 高 い 課 題
い い っ た に っ い る
し し 、 自 治 体 の ヤ ベ ャ 別 に 見 る 、 都 道 府 県 ヤ ベ ャ 地 域 振 興 の 中 の 最 優 先 課 題
地 域 振 興 の 複 数 の 課 題 の 中 の １ つ の 比 率 が 同 あ る の に 対 し 、 市 町 村 ヤ ベ ャ
地 域 振 興 の 複 数 の 課 題 の 中 の １ つ 位 置 け い る こ ろ が 多 い
た し 、 雇 用 問 題 が 最 優 先 課 題 あ る す る 自 治 体 の 比 率 、 市 よ り 町 、 町 よ り も 村 高
く っ い る
－1ィ－
第 ３ － １ 表 雇 用 問 題 の 位 置 づ け
地 域 振 興 の 中 の 最 優 先 課 題
地 域 振 興 の 複 数 の 課 題 の 中 の １ つ
地 域 振 興 の な か で そ れ ほ 優 先 度 高 く な い
そ の 他
度数 15 15 1 0 31
行％ 48.4れ 48.4れ 3.2れ 0.0れ 100.0れ
度数 78 257 2 1 338
行％ 23.1れ 76.0れ 0.6れ 0.3れ 100.0れ
度数 1 11 2 0 14
行％ 7.1れ 78.6れ 14.3れ 0.0れ 100.0れ
度数 182 393 17 3 595
行％ 30.6れ 66.1れ 2.9れ 0.5れ 100.0れ
度数 54 87 5 1 147
行％ 36.7れ 59.2れ 3.4れ 0.7れ 100.0れ
度数 9 30 3 0 42
行％ 21.4れ 71.4れ 7.1れ 0.0れ 100.0れ
度数 339 793 30 5 1167
行％ 29.0れ 68.0れ 2.6れ 0.4れ 100.0れ 合 計 問１．雇用問題の位置づけ
村 不明・無
回答 合計 都 道 府 県 市 区 町 村
都道府県 市 区 町
第 ３ － ２ 表 都 道 府 県 知 事 ・ 市 町 村 長 調 査 票 問 １ 雇 用 問 題 の 位 置 づ け に つ い て の そ の 他 の 記 入
その他記入の内容• 雇用問題 地 域 振 興 関 複 数 課 題 一 あ そ 中 も 重 要 課 題 あ
• 複数 課 題 中 一 あ 新 規 学 卒 者 雇 用 最 優 先 べ 課 題 位 置 付 け い
、 そ の よ う に 考 え る の 、 理 由 を 具 体 的 に 記 述 し も ら っ た そ の 結 果 が 第 ３ －
３ 表 あ る お お ま 傾 向 を 見 る た め に 、 記 述 を 若 引 用 し お く ま 、 都 道 府 県 知 事
に つ い 、 以 の よ う 記 述 が あ っ た
＞ 本 県 の 有 効 求 人 倍 率 や や 改 善 の し あ る も の の 、 完 全 失 業 率 高 水 準 推 移 す る 、
依 然 し 厳 し い 状 況 が 続 い い る こ ら 、 雇 用 対 策 に つ い 最 優 先 取 り 組 ん い く
＞ 雇 用 問 題 、 県 民 生 活 の 根 幹 を 成 す も の 認 識 し お り 、 ま た 、 毎 年 実 施 し い る 県 政 世
論 調 査 に お い も 、 県 民 の 県 政 へ の 要 望 の 中 、 毎 年 、 高 位 に 位 置 し い る 県 民 の 関
心 も 高 い こ ら 、 県 政 の 極 め 重 要 課 題 あ る 認 識 し い る
＞ 本 県 に お い 、 雇 用 対 策 を 緊 急 に 取 り 組 べ 最 重 要 課 題 し 位 置 け 、 新 た 雇 用
の 場 の 創 出 や 雇 用 機 会 の 増 加 を 図 る 施 策 等 を 積 極 的 に 進 め る こ し た 県 雇 用 創 出 計 画
を 策 定 し 、 全 庁 を 挙 取 り 組 ん い る こ ろ あ る
雇 用 問 題 が 最 重 要 課 題 っ い る 場 合 、 雇 用 が 住 民 生 活 の 基 本 っ い る こ 、 ま た 、
失 業 率 が 他 の 都 道 府 県 よ り も 高 い こ ら 課 題 の も 高 い 重 要 度 が 付 さ れ い る
複 数 の 課 題 の 中 の １ つ 位 置 け い る 場 合 、 雇 用 問 題 そ れ 自 体 が 単 独 存 在 し い る わ
け く 、 地 域 産 業 政 策 や 地 域 振 興 、 人 口 構 造 の 変 化 、 人 口 の 流 出 い っ た 雇 用 問 題 関
－1イ－
連 す る 諸 要 因 の 直 接 効 果 、 間 接 効 果 を あ わ せ 考 え い る い っ た 記 述 も 見 ら れ る た
え 、 次 の よ う 記 述 が あ っ た
＞ 雇 用 問 題 に つ い 、 県 が 個 性 豊 地 域 く り を 進 め 、 い い し た 地 域 社 会 を 築 い
い く た め の 重 要 課 題 の つ あ る 認 識 し い る そ こ 、 県 の 総 合 計 画 の 中 、 特
に 重 点 的 ・ 戦 略 的 に 取 り 組 べ 課 題 あ る 戦 略 プ ロ ジ ェ ク ト し い る
＞ 雇 用 問 題 、 そ れ の が 単 体 し 独 立 し た 問 題 く 、 地 域 に お け る 産 業 の 活 性 化 ・
農 林 業 や 商 業 の 振 興 の 地 域 振 興 施 策 有 機 的 に 論 施 策 を 講 い く も の 考 え る た め
し し 、 雇 用 問 題 を 最 重 要 課 題 し 位 置 け い る 自 治 体 そ れ ほ 大 違 い い
よ う に 思 わ れ る
雇 用 問 題 が そ れ ほ 大 問 題 い い う 場 合 、 そ の 理 由 し 、 地 域 の 産 業 構 造 が
農 業 中 心 あ る こ ら 雇 用 問 題 が そ れ ほ 大 問 題 に っ い い い う 記 述 が １ ケ ー
ス あ っ た
一 方 、 市 区 町 村 長 の 記 述 を 見 る 、 当 然 の こ が ら 、 知 事 に よ る 記 述 に 比 べ 非 常 に 多
様 つ 具 体 的 あ る
＞ 少 子 ・ 高 齢 化 が 進 展 し 、 地 域 産 業 の 力 強 さ が 失 わ れ い る 様 に 感 ら れ い る 地 域 に 活
力 を え る 為 に 若 い 労 働 力 を 地 域 に め る 施 策 が 重 要 考 え お り 、 雇 用 対 策 を 優 先 し
た い
＞ 本 市 産 業 活 力 の 再 生 ま ち を 支 え る 人 く り を 基 本 テ ー ブ に 各 種 の 施 策 を 進 め
お り 、 ま ち 全 体 が 元 気 を 回 復 し 、 活 力 を 増 進 す る た め に 、 雇 用 問 題 が 最 優 先 課 題 あ る
考 え る
＞ 税 収 減 に よ り 地 方 財 政 悪 化 し い る 状 況 あ り 、 雇 用 の 場 の 確 保 、 地 域 経 済 の 活 性 化
を 促 す 事 ら 地 域 の 人 材 や 資 源 を 活 し た 独 自 性 の あ る 産 業 振 興 策 が 必 要 あ る ま た 、 あ
わ せ 都 市 機 能 の 基 盤 る 商 業 に つ い も 、 雇 用 創 出 の 大 役 割 を 担 う こ が 期 待 さ れ
る
都 道 府 県 知 事 の 場 合 同 よ う に 、 雇 用 問 題 の 位 置 け が 最 重 要 課 題 あ っ も 、 複 数 の
課 題 の 中 の １ つ あ っ も 、 雇 用 問 題 の 位 置 け の 理 由 し そ れ ほ 大 違 い 感
ら れ い お そ ら く 、 地 域 産 業 の 動 向 や 住 民 の 生 活 に よ り 近 い ヤ ベ ャ に 政 策 主 体 し の 自
治 体 が 位 置 け ら れ い る こ 、 市 町 村 合 併 の 関 連 も 無 関 係 あ る ま い し し 、 市
町 村 、 企 業 の 撤 退 や 閉 鎖 、 そ れ に よ る 解 雇 い っ た 出 来 事 が よ り 身 近 こ し 感
ら れ 、 そ の 影 響 も 目 に 見 え る 情 報 し 把 握 さ れ い る た め あ る 思 わ れ る 市 長 の 記 述
に 以 の よ う も の が あ っ た
－1①－
＞ 地 域 振 興 を 図 る 上 、 地 域 産 業 の 活 性 化 を 促 進 す る 必 要 が あ る さ ら に 、 地 域 産 業 の 活 性
化 を 図 る た め に 、 雇 用 面 の 施 策 の 展 開 を 充 実 さ せ い く 必 要 が あ る 中 略 こ の よ う に 、
地 域 振 興 雇 用 問 題 関 連 性 に 注 目 し 進 め い く 課 題 あ る
＞ そ も そ も 雇 用 問 題 、 中 略 ブ ク ロ 問 題 し 発 生 し た も の あ る 従 っ 地 域 振
興 い う い 視 点 ら え る べ 無 く 、 産 業 の 振 興 や 新 事 業 の 創 出 雇 用 の 受 け 皿 を
い に 創 る が 重 要
＞ 雇 用 問 題 地 域 振 興 表 裏 一 体 あ る 本 市 、 中 心 市 街 地 活 性 化 や 市 域 の 産 業 ・ 商 業
の 発 展 、 観 光 資 源 の 活 用 の 商 工 施 策 雇 用 施 策 を 一 体 的 に 推 進 す る こ 、 雇 用 の 確 保・
安 定 を 図 る
＞ 雇 用 問 題 が 解 決 す れ 、 た ち に 地 域 振 興 に 大 く 影 響 す る 考 え い い ま た 、 雇
用 問 題 を 抜 に し 地 域 が 振 興 す る も 思 わ い 地 域 雇 用 対 策 も 含 め た 種 々 の 施 策 の 相
乗 作 用 に よ り 振 興 し い く も の 考 え い る
同 様 に 、 町 長 の 記 述 を 見 る 、 以 の よ う も の が あ っ た
＞ 本 町 の 基 幹 産 業 農 業 あ る が 、 兼 業 農 家 の 割 合 が 年 々 増 加 し い る 現 状 、 世 帯 主 あ る
い 家 族 の 就 業 率 も 高 く っ い る こ の よ う 状 況 の 中 、 雇 用 の 場 の 確 保 農 業 振 興
同 時 進 行 町 の 重 要 政 策 課 題 の 一 つ っ い る 町 内 の 地 場 産 業 雇 用 能 力 も 小 さ い
＞ 雇 用 問 題 地 域 振 興 の バ ロ メ ー タ ー あ る 産 業 や 各 種 機 関 、 団 体 の 発 展 に つ が る 問 題
あ り 、 雇 用 が 小 さ く れ 生 産 力 や 意 欲 等 も 減 少 す る 地 域 振 興 を 図 る こ が 産 業 そ の 他
を 起 し 、 雇 用 を 創 出 す る
＞ 地 域 振 興 の 課 題 、 複 数 あ る し 人 口 過 疎 問 題 を 取 っ も 、 そ れ れ が 関 係 、 関 連 し あ っ
い る し 、 １ つ が 解 決 し た け も 、 全 体 的 に 多 く の 課 題 残 る 雇 用 問 題 、 大 変 重 要
考 え る が そ れ れ の 課 題 を 、 同 時 並 行 的 に 進 め る 必 要 が あ る 考 え る
＞ 町 行 政 、 総 合 行 政 あ り 、 地 域 の 活 性 化 、 福 祉 の 向 上 重 要 課 題 あ る が 、 雇 用 、 町
行 政 の ら 、 広 域 的 つ 全 県 的 視 野 の 中 考 え る べ 思 う 町 し 、 可 能 限 り
の 範 囲 雇 用 問 題 を 考 え る が 、 立 地 上 の 問 題 も あ る
お 、 政 策 課 題 し 雇 用 問 題 の ウ ェ イ ト が 高 く い い う 場 合 、 以 の 記 述 に 見 ら れ る
よ う に 、 雇 用 情 勢 が 好 調 あ る い う 場 合 、 産 業 構 造 就 業 構 造 的 要 因 ら 由 来 す る 場 合
も あ る の 、 注 意 が 必 要 あ る
＞ 当 町 に お い の 失 業 率 高 く く 、 就 業 率 高 い ヤ ベ ャ に あ る 認 識 し い る
＞ 本 町 元 々 一 次 産 業 が 中 心 の 町 、 企 業 工 場 ほ ん く 、 し た が っ 、 他 の 分 野 、
福 祉 ・ 環 境 ・ 教 育 が 地 域 の 優 先 課 題 あ り 、 雇 用 問 題 切 迫 し た 課 題 い
－1ウ－
第 ３ － ３ 表 都 道 府 県 知 事 ・ 市 町 村 長 調 査 票 問 １ 付 問 雇 用 問 題 の 位 置 づ け の 理 由
区分
問 １ 回 答
雇用問題の位置づけの理由 最 優 先 課
題
• 本県 有 効 求 人 倍 率 や や 改 善 あ も 完 全 失 業 率 高 水 準 推 移 依 然 厳 い 状 況 続 い い こ 雇 用 対 策 い 最 優 先 取 組 い く
• 雇用 県 民 生 活 基 盤 あ た 雇 用 安 定 を 図 取 組 等 優 先 度 極 高 いも 考 え
• 地域実情や地域間格差を踏まえ 全国一律的 国 施 策 対 応 困 難 細 対 策 を 講 こ 雇 用 確 保 を 図 こ 県 民 生 活 安 定 極 重 要 あ
• 雇用問題 住 民 生 活 安 定 直 結 緊 急 基 本 的 行 政 課 題 あ そ 対 応 策 も 緊 急 的 も 中 長 期 的 も を 効 率 的 計 的 推 進 こ 重 要 あ 考 え い
• 知事就任後 県内 所 開 催 15 8業 種1 1 2 参 加 いた いた 緊 急 対 会 場 経 済 停 滞 や雇 用 関 厳 い 声 を 聞 い た こ あ
• 総合計 県 民 あわ せプ ラン い べ 社 会 を 実 現 た 展 開 政 策 基 本 方 針 柱 う １ 安 心 を 支 え 雇 用 ・ 就 業 環 境 く 元 気 産 業 く を 位 置 け 地 域 振 興 い 優 先 的 取 組 い
• 雇用 生 活 基 盤 あ 雇 用 を 守 こ わ 県 民 く を 守 こ あ 県 政 最 大 課 題 あ 考 え
• 地域経済 活 性 化 を 図 う え 雇 用 拡 大 を 図 県 民 働 く 場 を 確 保 こ 本 県 最 重 要 課 題 認 識 い た
• 雇用問題 県 民 生 活 根 幹 を 成 も 認 識 また 毎 年 実 施 い 県 政 世 論 調 査 い も 県 民 県 政 へ 要 望 中 毎 年 高 位 位 置 い 県 民 関 心 も 高 い こ 県 政 極 重 要 課 題
あ 認 識 い
• 本県 い 雇 用 対 策 を 緊 急 取 組 べ 最 重 要 課 題 位 置 け 新 た 雇 用 場 創 出 や 雇 用 機 会 増 加 を 図 施 策 等 を 積 極 的 進 こ た 県 雇 用 創 出 計 を 策 定 全 庁 を 挙 取 組 い こ
あ
• 雇用情勢 回 復 基 調 あ い え 依 然 厳 い も あ 失 業 中 県 民 や 新 規 学 卒 者 係 雇 用 機 会 確 保 緊 急 課 題 あ 雇 用 問 題 も 若 年 者 雇 用 問 題 中 核 いうべ フリー タ ーやNE ET い 雇 用 問 題 け く 産 業 年 金 財 政 等 も関 連 課 題 あ
• 地域振興 県 民 福 祉 向 上 を 図 た も あ 県 民 雇 用 安 定 を 図 生 活 経 済 的 基 盤 を 整 備 こ 不 可 欠 あ
• 経済 グ ロ ー バ ル 化 や 少 子 ・ 高 齢 化 進 展 中 県 勢 振 興 を 図 た 地 域 経 済 活 性 化 雇 用 安 定 を 車 両 輪 くバランス く進 いくこ 重 要 課 題 あ 考 え い
• 本県 失 業 率 全 国 比 べ 高 い 水 準 推 移 依 然 厳 い 雇 用 情 勢 あ ま 本 県 雇 用 情 勢 厳 さ 産 業 振 興 遅 由 来 も あ 財 政 依 存 基 地 依 存 脱 産 業 振 興 ・ 雇 用 問 題 同 義 あ ま
• 雇用問題 県 民 働 く 場 所 確 保 あ 活 力 あ 地 域 社 会 維 持 た 最 重 要 テーマ あ 都
道 府 県 知 事
複 数 課 題 の １ つ
• 地域振興を図 た 男 女 共 同 参 社 会 実 現 農 林 水 産 業 や 観 光 を 含 た 産 業 振 興 も 雇 用 情 勢 改 善 を 図 こ 重 要 考 え ま
• 本県 い 有 効 求 人 倍 率 １ 倍 を 上 回 改 善 あ 完 全 失 業 率 依 然 高 水 準 あ 特 若 年 者 中 高 年 令 者 雇 用 環 境 引 続 厳 いも あ
• 雇用問題 い 県 個 性 豊 地 域 く を 進 い い た 地 域 社 会 を 築 い いく た 重 要 課 題 あ 認 識 い そ こ 県 総 合 計 中 特 重 点 的 ・ 戦 略 的 取 組 べ 課 題 あ 戦 略 プロジ ェクト い
• 県 地 域 振 興 を 図 た 雇 用 ・ 景 気 対 策 も 少 子 ・ 高 齢 社 会 へ 対 応 や 後 い 高 道 路 社 会 資 本 整 備 新 た 産 業 創 出 た 土 壌 く 市 町 村 合 併 促 進 も取 組 必 要 あ た
• 魅力あ 地 域 く を 行 う 県 民 生 活 安 定 ・ 向 上 を 図 う え も 税 収 を 確 保 う え も 積 極 的 展 開 さ 産 業 経 済 活 動 そ 基 盤 ま た 個 人 能 力 意 欲 価 値 観 合 わ せ 働 く こ 生 涯 現 役 社 会 を実 現 た も 雇 用 安 定 創 出 を 図 必 要 あ
• 雇用問題 景 気 回 復 表 裏 一 体 あ そ 為 複 数 施 策 相 乗 効 果 必 要 思 わ
• 地域経済 持 続 的 発 展 ・ 活 性 化 を 図 い く 上 企 業 ニ ー 適 合 た 有 能 人 曩 供 給 及 び 需 要 を 下 支 え 雇 用 確 保 観 光 振 興 や 新 規 ・ 成 長 産 業 創 出 ・ 育 成 地 域 産 業 高 度 化 促 進 等 共 通 取 組
考 え た
• 県 地 域 振 興 を 図 た 雇 用 ・ 景 気 対 策 も 少 子 ・ 高 齢 社 会 へ 対 応 や 後 い 高 道 路 社 会 資 本 整 備 新 た 産 業 創 出 た 土 壌 く 市 町 村 合 併 促 進 も取 組 必 要 あ た
• 景気 回 復 基 調 あ 一 方 雇 用 環 境 依 然 厳 い 若 年 者 や 中 高 年 求 職 者 求 職 活 動 支 援 や 更 多 様 職 業 訓 練 実 施 雇 用 ミ ス マ ッ チ 解 消 を 目 指 た 就 業 環 境 整 備 能 力 開 発 支 援 必 要 あ
• 過疎化 高齢化 進 展 い 本 県 地 域 振 興 を 図 い くた 定 住 人 口 増 加 欠 せ い 要 件 い そ そ 定 住 促 進 た 県 民 生 活 経 済 的 基 盤 確 保 是 非 も 必 要 あ こ 本 県 県 内 雇 用 拡 大 や 県 内 就 職 促 進 雇 用 問 題 へ対 応 を 重 視 い
• 雇用問題 そ 単 体 独 立 た 問 題 く 地 域 け 産 業 活 性 化 ・ 農 林 業 や 商 業 振 興
