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包括外部監査(平成15年度、平成16年度、平成17年度、平成18年度、平成19年度、平成21年度、平成23年度)

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(1)

岡 山 市 監 査 委 員 公 表 第 3 8 号

地 方 自 治 法 第 2 5 2 条 の 3 8 第 6 項 の 規 定 に よ り , 市 長 か ら , 包 括 外 部 監 査 契 約 に 基 づ

く 監 査 の 結 果 に 関 す る 措 置 状 況 が , 別 紙 の と お り 提 出 さ れ た の で 公 表 す る 。

平 成 2 4 年 1 2 月

岡 山 市 監 査 委 員

こ の み

(2)

1 3 2

平 成

2 4

1 1

2 2

岡山市監査委員

岡山市長

包括外部監査結果に係る措置状況について(通知)

地方自治法(昭和 22 年法律第 67 号)第 252 条の 38 第 6 項に基づき、下記の包括外部監

査の結果に対し措置を講じたので、別紙のとおり通知します。

(措置対象の監査)

・平成 16 年度包括外部監査

「生活保護に関する事務の執行等について」

・平成 17 年度包括外部監査

下水道事業の財務に係る事務の執行状況及び経営に係る事業の管理について

・平成 18 年度包括外部監査

岡山市市場事業の財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理について

・平成 19 年度包括外部監査

委託契約の契約事務の執行について

・平成 21 年度包括外部監査

外郭団体の事業及び岡山市の外郭団体等に対する統制

・平成 23 年度包括外部監査

岡山市における債権の管理

(3)

番号

所管課

項数

指摘等内容

措置内容

1

福祉援護課

各福祉事務所

概要版

P .2

生活保護 被保護世帯の収入調査

前年度の収入に関する課税情報が提出される6月中には

全福祉事務所において収入調査を完了するという運用を

するべきである。

平成17年度から調査時期を6月にして、収入調査を実施 している。

2

福祉援護課

各福祉事務所

概要版

P .2

生活保護 被保護者が不動産を所有するケース

法第29条の調査嘱託・報告請求権の行使に対する回答

義務について立法上の手当がなされることが最も効果的

であり、市としては、国に対して、この点に関する法改正

を強く要望していくべきである。

国への政策提言・要望や岡山県市長会等を通して、法第2 9条の回答義務化については、国へ要望している。

3

福祉援護課

各福祉事務所

概要版

P .2

生活保護

扶養義務者の扶養が問題となるケー

補足性の原理からすれば、扶養義務者に対しては、より

積極的に扶養照会を行い、出来ないときは、積極的に法

第77条第2項により家庭裁判所へ申し立てを行うべきで

ある。

扶養義務の調査については、重点的扶養能力対象者につ いて、年に1回程度調査するように平成17年度に国は実 施要領の改正をした。また、現在国において、家庭裁判所 への扶養請求調停手続きの流れ等を示すマニュアルの整 備を検討しており、その内容を注視したい。

4

福祉援護課

各福祉事務所

概要版

P .2

生活保護 訪問状況

訪問基準の見直しと基準の徹底を図るとともに、ケース

ワーカーの訪問調査への意識を高めるための施策とス

キルアップのための施策を講ずるべきである。

政令指定都市移行後、生活保護法施行事務監査におい て、毎年訪問調査の重要性を指摘するとともに、訪問基準 の見直しと計画的な訪問を指導している。

5

福祉援護課

各福祉事務所

概要版

P .3

生活保護 福祉事務所の体制の整備

不正不当受給に対する迅速な対応、被保護世帯の自立

助長に向けた充実した訪問調査の実現等のため、査察

指導員、ケースワーカーの定数を法定基準へ増員するこ

と(査察指導員9人→12人、ケースワーカー65人→70

人)は不可欠かつ急務であるとともに、福祉事務所にお

ける分業制と生活福祉係の増設、嘱託職員(生活支援相

談員、就労支援相談員)のなお一層の積極的活用を実現

すべきである。

福祉事務所へのケースワーカーの配置については、引き 続き職員採用中期計画に基づき、優先度を高めて配置す るとともに、就労支援相談員や生活支援相談員などの嘱 託職員等の配置により、ケースワーカーの事務負担軽減 のための工夫を行いながら、生活保護実施体制の整備に 努める。

6

福祉援護課

各福祉事務所

概要版

P .3

生活保護 国庫負担金

岡山市は、平成13年度から不納欠損処理を行っている

が、今後さらに積極的に不納欠損処理を行っていくべき

である。

岡山市は悪質な不正受給者等については、今後、法的

手続により債権回収を図るべきであり、そのためには、法

第63条の返還金、法第78条の徴収金等の訴訟提起等

は市長の専決処分とする旨の市長の専決処分事項の改

返還金及び徴収金事務処理要綱及び事務処理基準を整 備し、不納欠損処理を行っている。また、悪質な不正受給 者については、不正不当受給ケース処遇検討委員会に諮 り告訴告発をしている。

(4)

番号

所管課

項数

項目

指摘等内容

措置内容

7

福祉援護課

各福祉事務所

概要版

P .3

生活保護 生活保護費をめぐるその他の問題

岡山市においては、生活保護行政におけるコンプライア

ンスの実現に向けて、弁護士等の専門家を交えて、生活

保護制度及びその運用の改善に向けた検討を行うべき

である。

生活保護行政におけるコンプライアンスの実現に向けて、 告訴告発をする場合や困難ケース、訴訟において、政策法 務課、弁護士と協議しながら対応している。

8 こども福祉課

概要版

P .4

貸付金 母子寡婦福祉資金貸付金

不納欠損処理がなされておらず、その手続規定もない。

岡山市母子及び寡婦福祉法施行細則において、不納欠

損処理の手続の策定を検討すべきである。

不納欠損処理の手続きについて岡山市母子及び寡婦福 祉法施行細則の改正を行った。(平成18年4月1日施行)

9 こども福祉課

概要版

P .4

貸付金 母子寡婦福祉資金貸付金

今後、さらに積極的に債権回収を行うことを検討するとと

もに、償還のために多額のコストがかかることを踏まえ、

採算性を考慮した上で、債権回収会社に債権回収の委

託を行うことの採否を検討すべきである。

本制度は、母子家庭及び寡婦の福祉と自立を図ることを目 的にした事業であり、貸付対象者の個別事情に応じた償還 指導が必要で、債権回収会社への委託に適さない。

10 こども福祉課

概要版

P .4

貸付金 母子寡婦福祉資金貸付金

本貸付金の基金の3分の2は、国から地方公共団体への

貸付金となっている。(平成15年度末で国の岡山市への

貸付金は、6億3,530万2千円)

今後、岡山市は一般財源から基金への繰入金も必要に

なる可能性があることに加え、人件費の負担もある。厚

生労働省は、貸付金から補助金等へのシステムの転換、

人件費等の補助をすべきであり、岡山市もそれを要求す

べきである。

「母子及び寡婦福祉法」には、本貸付制度とともに母

子及び寡婦の就労・生活支援事業と同事業への国

補助も規定され、平成20年10月より国補助の母子家

庭等対策総合支援事業が実施されている。

本市でも、この補助金を活用し、平成21年8月より母

子家庭の母が技能習得する場合の給付事業(高等

技能訓練促進費)等、貸付金以外の支援を行ってお

り、財政措置の拡大と継続実施を国に要望してい

る。

11 福祉援護課

概要版

P .4

貸付金 小口資金貸付金

本貸付制度が創設された当時は、現在ほど小口金融が

発達していなかったが、現在では多様の金融制度がある

こと、貸付制度と類似の制度がない地方自治体も相当数

存在すること、本制度と類似の内容の生活福祉資金貸付

金制度も存在すること、効率の悪い償還コストがかかるこ

とから、利用件数が少ない特別貸付の廃止等制度の合

理化、制度実施コストの低減を検討するとともに、債権回

収業務の債権回収業者への委託も検討すべきである。

その後、平成18年度の市民事業仕分けの結果を受

け、以下の改善を行った。

(1)特別貸付制度の廃止と通常貸付制度の改変(上

限80,000円)

(2)出資金の一部(1,000万円)の返還

(3)当該貸付に係る社協への人件費相当(3人分)

の補助金を平成27年度まで年1.5%ずつの段階的

削減

(4)丁寧な相談による貸付の厳格化

(5)

番号

所管課

項数

項目

指摘等内容

措置内容

12 障害者福祉課

概要版

P .6

貸付金 心身障害者保険扶養制度

岡山市独自の「自信作」であった本制度は「失敗」の可能

性があると考えられるから、年金額を月3万円から月2万

円に早急に引き下げるべきである。

岡山市は、国の制度に先駆けた独自の施策をこれまで

以上に積極的に推し進めていき、地域の実情に応じた個

性を発揮すべきである。

また、岡山市は、本制度の教訓を今後の他の制度の立

案、見直し等の際に生かすべきである。

 平成17年4月1日条例改正し、月額30,000を

20,000円に引き下げた。ただし、5年間で段階的に実

(6)

番号

所管課

項数

項目

指摘等内容

措置内容

1

下水道経営計 画課

27

(ア)岡山市の財政状況と下水道事業の設 備投資について

平成17年度以降の「設備投資額」の決定にあたっては、下水道 事業の財政状況を踏まえて、効率的な設備投資を優先し、将来 世代の負担を考慮して決定すべきである。

施設投資については、先行投資を抑制し、直接的に整備効 果の発現につながる面整備を中心に進めております。

2

下水道経営計 画課

28 (イ)今後の下水道施設の整備について

「持続的な発展が可能な岡山市の汚水処理施設整備の基本的 な指針の策定について 最終答申」にあるとおり、経済性・効率 性・効果性の観点から整備効率が高く、かつ整備後すぐ供給開 始できるブロックを優先的に整備する必要がある。

最終答申を受け、左記のとおり取り組んでいます。 平成24年度には、下水道中期経営計画の策定を進めて おり、この中で、一般会計から下水道事業会計への繰入金 を考慮しながら効率的かつ効果的な下水道事業を進めて いくこととしております。

3 保全課 73 委託業務の検査手続について

下水道維持管理作業について、業務日誌には厳格な記載を行 うと共に、作業現場に居る職員の検印を行うこと

下水道維持管理作業について、発注方式を変更し現在は 下水道施設点検パトロール等業務委託と下水道施設維持 修繕業務とし入札(指名競争、一般競争)にて発注契約し 具体的な作業内容は指示書で行なっています。

4 保全課 93 管きょの改築更新修繕等

管きょの維持管理を効率的に行うためには、改築更新や清掃、 浚渫等を計画的に行う事が望ましい。

下水道台帳管理システムに履歴を入力し維持管理に反映 しています。

5

下水道経営計 画課

100 議員随行の費用対効果について

(見直し策の例)

①下水道に関係する旅程のみ日帰りで参加する。 ②2名ではなく、1名で随行する。

(7)

番号

所管課

項数

項目

指摘等内容

措置内容

1 市場事業部 78

市場事業部の修繕

引当金の妥当性

(意見)

大規模修繕事業引当金及び緊急修繕事業引当金計上は、修繕計

画に基づいておらず、妥当性合理性に欠ける。

平成18年度以降は早急に策定されるべき施設整備に係る修繕計画

に基づいて大規模修繕引当金を設定管理すべきである。

現在は、修繕費の残額を修繕引当金に積み立ており、引き続き、10カ年大 規模修繕計画に沿って管理していく。

(8)

番号

所管課

項数

指摘等内容

措置内容

1

下水道局

(西部建設課・ 東部建設課)

43

許容価格積算に

関する指摘

設計金額と許容

価格の相違につ いて

下水道工事に伴う、家屋調査等業務委託契約において、設

計金額と許容金額に差異が生じているものがあった。しか し、設計金額の一部を設計書外で調整することは設計内容

が合理的な数値ではなくなり、実績との精緻な比較分析が 不可能となり、来年度以降の積算の見直し等へ反映させる

ことができない。いわゆる歩切りは行うべきではない。

市の契約の適正化を図る目的で、「公共工事の入札及び契約の 適正化を図るための措置に関する方針」を遵守して、19年度以降 発注分については、いわゆる歩切りを行わず適正な許容価格の 決定を行っています。

2

下水道局

(東部建設課) 44

許容価格積算に

関する指摘

設計金額と許容 価格の相違につ

いて

岡東処理区(18- 5工区)ほか汚水菅埋設工事現場監理業

務委託契約において、設計金額と許容金額に差異が生じ ているものがあった。設計金額=許容金額とすべきであっ

た。

市の契約の適正化を図る目的で、「公共工事の入札及び契

約の適正化を図るための措置に関する方針」を遵守して、 19年度以降発注分については、いわゆる歩切りを行わず適

正な許容価格の決定を行っています。

3

下水道局 (東部建設課)

44

許容価格積算に 関する指摘

積算時の間接

費金額の妥当 性について

岡東処理区(18- 5工区)ほか汚水菅埋設工事現場監理業

務委託契約における積算時の諸経費(間接費)の算出にお いて、積算基準に準拠しない理由が明確でないものがあっ

た。積算基準に準拠しない合理的な理由がある場合には、 設計書上その旨を明記し、適切な承認を得た上で積算金

額を算出することが必要と考えられる。

平成22年度より,積算基準に準拠しない場合は、合理的な

理由を付して担当課内で承認を得た後、設計書上にその旨 を明記し発注をしています。

4

下水道局 (東部建設課)

44

許容価格積算に 関する指摘

積算方法の妥 当性について

岡東処理区(18- 5工区)ほか汚水菅埋設工事現場監理業

務委託契約において、積算時に現場数の多寡を考慮して いないものがあった。実際には各工区の現場数にはばらつ

きがあり、現場数の違いから1現場あたりの滞在時間及び 管理業務の精度も異なってくると考えられることから、過大

な契約額とならないよう、各工区の実情に応じた適切な積 算方法を考案することが望ましいと考えられる。

平成20年度より,現場監理業務業務については,現場監

督業務実態を考慮し監督内容及び監督を行う区域の見直 しを実施し、実態に則した発注を実施しています。

5

下水道局 (保全課)

65 検査について

検査報告書の

評定及びペナル ティの設定につ いて

東川原地内他下水菅きょ清掃作業委託契約において、検 査報告書において、評定を「良」としているが、清掃業務と

いう業務の性質上、実質的に4区分におよぶ厳密な評価を 行うことは困難であるから、「合格・不合格」の区分による評 定で十分であると考えられる。

書式の変更を行なっています。

6

下水道局

(保全課)

66

契約方法に関す

る指摘

仕様書記載内 容と最終成果物

との不整合

京橋町地内下水菅きょ調査作業委託契約において、仕様 書と設計書で成果物である報告書の提出部数に違いが生

じているものがあった。この不整合は、契約履行の最終段 階での成果物と仕様書との整合性をチェックする時点で発

見されるべきミスであり、チェックの精度に問題があると考 えられる。

厳重に確認を行い、ミスのないように務めています。

(9)

番号

所管課

項数

項目

指摘等内容

措置内容

7

下水道局

(保全課)

66

契約方法に関す

る指摘

契約期間の妥

当性について

京橋町地内下水菅きょ調査作業委託契約において、実際 の作業日程にくらべ、報告書を作成する日数を考慮して、

契約期間を長く設定していると考えられるが、迅速に正式な 調査結果を入手する必要があると考えられる。

現在は適正な工期設定を行い実施しています。

8

下水道局 (保全課)

67

契約方法に関す る指摘

単独随意契約

理由の妥当性に ついて

京橋町地内下水菅きょ調査作業委託契約において、随意 契約理由が十分でないものがあった。作業に必要な機械を

有しており即時に対応できる業者が当委託先しかないこと を理由として明記する等、より具体的・客観的な理由の記

載が必要である。

客観的に理解できる理由としています。

9

下水道局 (西部建設課)

69

契約方法に関す る指摘

単独随意契約

理由の妥当性に ついて

旭西浄化センター合流改善詳細設計等業務委託契約にお

いて日本下水道事業団と単独随意契約をしているが、理由 書では、単独随意契約であることの妥当性を確認できな い。随意契約理由書には、日本下水道事業団を選定するこ

との理由を明確に記載すべきである。

日本下水道事業団は,「日本下水道事業団法」により地方

公共団体が主体となって設立された団体であり,地方公共 団体が行うべき下水道施設設計業務の発注から監督・検 査までの事務事業の全部を委託することができる唯一の法

人であることを随意契約理由書に記載しております。

10

下水道局

(西部建設課)

70 検査について

検査報告書の

評定について

旭西浄化センター合流改善詳細設計等業務委託契約にお

いて、検査報告書上の評定を「良」としているが、実際は業 務内容の評定を行っていなかった。当該業務は検査するこ

とができない例外的な事例であるならば、冊数等の形式的 検査にとどめた例外的な例である旨と形式的検査の合否を

検査報告書に記載することが求められる。

上記の理由から,日本下水道事業団への設計業務委託は

設計成果品の検査までを含む事務事業の委託であるた め,岡山市において成果品の評点をつけることは馴染みま

せん。今後は業務の協定に基づく成果品であることを記載 してまいります。

11

都市整備局

公園緑地課

148

指定管理者制

度に関する指摘

指定管理料に含 まれている市か

らの派遣職員の 人件費について

岡山市浦安総合公園他7公園の指定管理者制度におい

て、指定管理料の算定において市の派遣職員の人件費を 含めて指定管理料を算出している。市の派遣職員の人件

費は一般的に高額となっており、指定管理料の算出は、他 の一般職員の給与水準で算出することが必要である。

当該指定管理料においては、収入と支出の差額を指定管 理料としており、収入増等により差額が圧縮された場合は、

指定管理期間の更新時に指定管理料の上限額の算出に 反映させている。

収支差額の圧縮額に加え、ご指摘の点も踏まえ、平成23 年度からの指定管理期間において、指定管理料金の削減

(10)

番号

所管課

団体名

指摘等内容

措置内容

1 文化振興課

( 財 ) 岡 山 シン フォニー ホー ル

(2) 指定管理料の支払時期

 4月に支払われると定められている指定管理料の支払いが5月に支払われている。こ れは,協定書が毎年更新されることが要因と思われる。このため,本財団は年度当初 の資金を余分に手当てする必要がある。協定書を実態に合わせて変更するか,協定書 の締結を早くするかに改めるべきである。

平成23、24年度とも、早期に協定書を締結し、4月中に4月分の指 定管理料の支払を行っています。

2 文化振興課

( 財 ) 岡 山 シン フォニー ホー ル

(5) 施設管理に関する委託

 清掃業務は指名競争入札を実現すべきである。

 また,現状は複数年度契約のメリットを享受できていないので,複数年度での見積も りも徴収し,単年度契約と比較の上,メリットがあるようであれば複数年度での契約を実 施する形にすることを検討すべきである。

清掃業務委託については、7社により平成24∼27年度の4年間の 見積合せを行い、現在、複数年契約を締結しています。

3 農林水産課

( 財 ) 岡 山 市 水 産協会

(3) 基本財産の運用

 複合金融商品での5千万円の運用については,30年満期の流動性リスクのある金融 商品で運用されており,問題である。

 寄付行為の運用方針に合致しているか,運用対象の金融商品の内容を十分理解,検 討して運用されているかについて客観的な説明が可能と判断できる状況にはない。

運用変更にあたり、国債の選択を理事会で決定し、今後も理事会の 統制の基、適正な運用方法を選択することとした。

4 農林水産課

( 財 ) 岡 山 市 水 産協会

(4) 出納

 職員数1人の団体で2億5千万円の有価証券を管理することはもともと統制の面で問 題がある。現状の運営状況を前提とすると,岡山市担当部署が一定の責任を引き受け ることが妥当な状況である。

有価証券については、証券会社に預けており、運用変更にあたって は市と協議の上理事会に提案を行い、理事会により統制されてい る。

5 農林水産課

( 財 ) 岡 山 市 水 産協会

(10) 情報公開

 財務内容等が公開されていないので,情報公開をすべきである。

人員配置及び予算規模からも、ホームページ作成することは困難な ため、事務所内及び、農林水産課内に常時設置しており、いつでも 要請に応じ財務内容を公開できる状況にある。

6 文化振興課

(財)岡山市ス ポーツ・文化 振興財団

(10) 監査

 監事による監査のみである。内部取引の相殺処理がなされていない。公認会計士等 の専門家を監事に選任すべきである。

公益財団化移行(H25.4.1予定)と同時に就任する監事に、公認会計 士を選任しています。また、内部取引の相殺処理については、平成 21年度の決算以降は対応済みです。

7 福祉援護課

(財)岡山市ふ れあい公社

(6) 補助金

 補助金については,本市の財政状況から見て,ふれあい公社基金の元本の補てんは 難しいと考えられ,この水準での運営費補助金の継続は困難であると考えられるので, 方針を検討すべきである。

年2回の入札により基金を運用し、条例に基づいた適正な補助金活 用を行っている。

8 福祉援護課

(財)岡山市ふ れあい公社

(9) 貸室事業

 調理実習室はいずれも稼働率が20%を切っているので,岡山ふれあいセンターに集 中統合し,それ以外は廃止すべきである。

 また,南ふれあいセンターの和室1,2については,いずれも稼働率が20%を切って いるので,和室1,2のうちのいずれかを廃止すべきである。

H24年度から事業開始した介護予防センター事業の中で、管理栄養 士等の専門家による介護予防プログラムづくりに取り組み、各セン ターの調理実習室を活用した介護予防教室を新たに開設の上、実 施している。

(11)

番号

所管課

団体名

指摘等内容

措置内容

9 福祉援護課

(財)岡山市ふ れあい公社

(12) 屋内温水プール事業

 西大寺地区にだけ,250円という低料金で入れる温水プールがあるというメリットがあ る上,65歳の高齢者を一律に免除する理由が不明確であり,また,中学生以上の利用 者数の減少及び高齢者・障害者の利用の増加により,年々収支に開きが出ていること は明らかであり,この点からも免除を廃止すべきである。また,障害者に対しても半額 免除にすべきである。

 仮に,利用者が減少しないと仮定すれば,4,107千円の収入増となる(ただし,平成20 年度の利用者数をベースとする。)。

H24年度から事業開始した介護予防センター事業の中で、理学療法 士・作業療法士等の専門家による介護予防プログラムづくりに取り 組み、プールを活用した介護予防教室を新たに開設の上、実施して いる。

10 福祉援護課

(財)岡山市ふ れあい公社

(13) 介護保険事業・介護予防サービス事業

 介護保険事業を本公社と(社福)岡山市社会福祉協議会という別々の外郭団体が行う 理由は乏しい。

 いずれか,一方にまとめて効率化を図るか,前述のとおり,税金面を考慮して,社会 福祉法人を指定管理者とする方向性を検討すべきである。

H23年12月に岡山市社協との「あり方検討協議会」を立ち上げ、両法 人の組織や事業について全5回にわたり協議・検討した。検討結果 については、今後の方針案としてまとめ、平成24年5月に岡山市へ 提言した。これを受け、岡山市から、「ふれあい公社は,公的団体と して果たすべき役割を継続して実施しながら、介護予防事業や24時 間型介護事業など先導的な事業に重点を移していくべき(両組織は 統合しない)」との方針が出され、現在、公益財団法人移行に向け、 申請準備を進めている。

11 福祉援護課

(財)岡山市ふ れあい公社

(20) 本公社と社協との統合及び本公社の解散

 本公社と社協は,介護保険事業,児童館事業,各種講座事業において事業内容が類 似している。

 また,本公社の事業はふれあいセンターの施設運営管理を中心とするものであるが, 本公社でないとふれあいセンターの施設管理運営を行えないものではなく,一方,社協 の事業も本公社が行おうとすれば,行えないものではないので,本公社と社協を統合 すべきである。

 しかるに,財団法人である本公社と社会福祉法人である社協をそのまま統合すること は法律上不可能であるので,いずれかを解散してその事業を他方に移管することにな るが,①本公社の収入の大きな役割を占める介護保険事業は,社会福祉法人の形式 であれば課税されないこと(平成20年度は介護事業から980万円の法人税等を支払っ ている。),②社協は法令上設立が強制される団体ではないものの,「中四国をつなぐ, 福祉の拠点」を目指す本市にとって,地域福祉を目的とする社会福祉協議会を解散す るのは不合理であることから,本公社を解散して,社協に本公社の事業を移管すべき であると考える。

 本公社の解散により,出捐金100,000千円は本市へ返還すべきである。

H23年12月に岡山市社協との「あり方検討協議会」を立ち上げ、両法 人の組織や事業について全5回にわたり協議・検討した。検討結果 については、今後の方針案としてまとめ、平成24年5月に岡山市へ 提言した。これを受け、岡山市から、「ふれあい公社は,公的団体と して果たすべき役割を継続して実施しながら、介護予防事業や24時 間型介護事業など先導的な事業に重点を移していくべき(両組織は 統合しない)」との方針が出され、現在、公益財団法人移行に向け、 申請準備を進めている。

12 福祉援護課

(財)岡山市ふ れあい公社

(28) コンプライアンス

 コンプライアンス研修等を年1回行っている。介護職員には,コンプライアンス規程が あるが,一般職員には規程,マニュアルはない。内部通報の窓口も整備されていない。 改善すべきである。

H24年度に、職員倫理規程、懲戒等の基準等に関する要綱、不当要 求行為等対策要綱などのコンプライアンス関連規程を制定し,体制 強化を行った。

13

下水道経営 計画課

(財)岡山県下 水道公社

(1) 評議員会

 評議員会は設置されておらず,寄付行為に反している。

(12)

番号

所管課

団体名

指摘等内容

措置内容

14

下水道経営 計画課

(財)岡山県下 水道公社

(2) 委託契約

 場内樹木管理業務,用水路周辺樹木管理業務は,指名競争入札を行っているもの の,設定価格は年度によって異なるが,落札額は同じ業者が継続して同額程度となっ ている。植栽などの生き物に関する業務であり,同じ業者が継続して管理することが望 ましい業務である可能性もあるが,それならば指名競争入札を行う意義は少なく,随意 契約で行うべきである。逆に随意契約とする理由がないのであれば,金額が規定では 指名競争入札になっているとしても,一般競争入札にするか,管理状況が極めて優秀 なのであれば,総合価格を取り入れるなど,入札方法の変更検討が望まれる。

委託契約においては、競争性の確保と合理性を検討したうえで行な われています。

15

下水道経営 計画課

(財)岡山県下 水道公社

(4) 課題

 建設途上である浄化センターにおいて,地元住民の理解を得るよう随時協議を行うと ともに,建設当初に協議した意図と現在の実態がかい離していないかの検討は定期的 に行うことが望まれる。

事業をおこなっている県、処理場を管理している公社において、地元 よりの苦情等があれば、随時対応しています。

16 都市計画課

岡山都市整 備㈱

(4) 株式の売却による本市の関与の解消

 岡山市中心部の再開発という出資目的は概ね達成されたと考えられること,建設省 の通達が平成13年6月1日に廃止になったこと,小規模外郭団体であること,中之町 地下通路の通行客が多いときで1日約1,000人と減少していること,テナント施設が老朽 化しており今後修繕費が予想されることなどから,本市は株式の売却を検討すべきあ る。

 純資産を基に株式を評価すると,46,665千円となるが,実際に売却となるとその金額 で売却できるとは限らない。

中之町地下街のあり方,株式を売却する場合の課題の整理を会社 とともに行い,会社へその方向性を検討するように要請しました。

17 福祉援護課

(社福)岡山 市社会福祉 協議会

(4) 基本財産

 含み損益を明らかにするため,不動産の時価を評価しておくべきである。

社会福祉法人会計基準では、「固定資産の時価が著しく下落した場 合には、回復の見込みがあると認められる場合を除き、時価をもっ て貸借対照表価額としなければならない」とされており、時価が帳簿 価額から概ね50%を超えて下落している場合はこの運用指針に基 づいた適正な処理を図ることとする。

18 福祉援護課

(社福)岡山 市社会福祉 協議会

(9) 会費収入

 瀬戸支部においては,愛育委員会ではなく,福祉委員が会費を集めているとのことで あるので,福祉委員に20%助成,支部に30%の助成を行うべきである。

(13)

番号

所管課

団体名

指摘等内容

措置内容

19 福祉援護課

(社福)岡山 市社会福祉 協議会

(18) ふれあい公社との統合

 本協議会の事業の介護保険事業,各種施設の管理事業,児童館事業,その他自主 事業等は,(財)岡山市ふれあい公社の事業と類似しているので,本協議会をあえて独 立して存続させる必要性はないことになる。

 本協議会は,(財)岡山市ふれあい公社と統合すべきである。

H23年12月に岡山市ふれあい公社との「あり方検討協議会」を立ち 上げ、両法人の組織や事業について全5回にわたり協議・検討した。 検討結果については、今後の方針案としてまとめ、平成24年5月に 岡山市へ提言した。これを受け、岡山市から、「社会福祉協議会は、 地域福祉を推進する中核的な団体として、今後とも社会福祉法に基 づく社協本来の社会福祉事業を中心に事業の展開を図っていくべき (両組織は統合しない)」との方針が出され、それに沿って効率的・効 果的な事業運営を実施していくこととなった。

20 福祉援護課

(社福)岡山 市社会福祉 協議会

(19) 統合の手続

 社会福祉法人と財団法人をそのまま統合することは制度上不可能である。

そこで,いずれかを解散した上で,事業を他方へ移管することになるが,介護保険事業 は社会福祉法人が行えば課税されないこと,中四国をつなぐ福祉の拠点を目指す本市 としては地域福祉の実現を目的とする社会福祉法人を解散するのは望ましくないと考 えられることから,ふれあい公社を解散して,事業等を本協議会に移管をすべきであ る。

 そして,ふれあい公社を統合した本協議会がふれあいセンターの施設管理運営を行 い,本市の福祉事業を外郭団体として一元的に実施する体制を作るべきである。  その際,本協議会においては,(財)岡山市ふれあい公社における本市OB職員と本 市の派遣職員を減少させるとともに,民間から多彩な人材を登用して民間の経営セン スとノウハウを生かせられるような自立性と独立性を工夫すべきである。

H23年12月に岡山市ふれあい公社との「あり方検討協議会」を立ち 上げ、両法人の組織や事業について全5回にわたり協議・検討した。 検討結果については、今後の方針案としてまとめ、平成24年5月に 岡山市へ提言した。これを受け、岡山市から、「社会福祉協議会は、 地域福祉を推進する中核的な団体として、今後とも社会福祉法に基 づく社協本来の社会福祉事業を中心に事業の展開を図っていくべき (両組織は統合しない)」との方針が出され、それに沿って効率的・効 果的な事業運営を実施していくこととなった。

21 福祉援護課

(社福)岡山 市社会福祉 協議会

(23) 給与制度

 独自に岡山市社会福祉協議会職員給与規則を策定しているが,調整手当,特殊勤務 手当といった過剰な手当があるので,是正すべきである。

(14)

番号 所管課 指摘等内容 措置内容

1 収納課 市税

(2)分割納付の場合 の納税者からの捺 印の要請

納税者が一括で納税ができない場合に、市税納付誓約書兼債務承認書の記 入を求めている。この書類は本人に確認してもらい、市税納付誓約書兼債務 承認書との割印がなされている。

監査時点で入手した当該書類のうち1件について、市税納付誓約書兼債務承 認書への押印及び未納金額明細書との割印がないものが存在した。 担当者は、後日送付し、印鑑を入手する旨の記載を行っていたが、そのフォ ローがされずファイリングされた状態で放置されていた。納税者へ控えを渡し ているため、納税者も滞納額等を認識しているはずであるが、割印がないた めにその滞納額が異なる旨の主張がなされ、かつ、本来回収できるはずの税 額が過少となる可能性も否定できないことから、その後のフォロー手続きを洩 れなく行う必要がある。

作成された書類の確認と複数職員の確認を通し、不備のない書類の事務処 理を行っている。

2 収納課 市税

(3)督促状発送リスト の具体的理由の記 載

督促状を発送する際に督促状発送リストを出力し、発送先を選定する。平成 23年3月25日の発送先リストを確認したところ、発送しなかった先についての 具体的理由が記載されていなかった。

ヒアリングによれば、外国へ帰国したため、岡山市外へ転居したためという理 由を聴取したが、後で容易に確認できるようにするためにも明確な理由をリス トへ記載すべきである。

督促状出力リストに未発送理由の表示を行っている。

3 収納課 市税

(2)納付方法の多様 化

岡山市では収納機会の確保に努めているところであるが、更に収納率の向上 を図るためには改善が必要である。その一案として挙げられるのが、コンビニ 収納の活用である。

平成15年4月より地方自治法施行令の一部改正により、地方税もコンビニで の収納が可能となっており、政令市では既に17都市が採用している。コンビニ 収納を実施することで、納税者は毎日24時間いつでも納付が可能となり、納 付の機会が増える。また、導入する市にとっては回収率の向上が期待でき る。

毎年開催されている、岡山市市税等滞納整理強化対策本部による会議にお いても、滞納整理基本方針及び取り組みの中でコンビニ収納について検討課 題とされているところである。他市例も参考にしつつ、関連するシステムの改 修計画の実施時期や取扱手数料との費用対効果を考慮して、導入時期や対 象とする税目等を検討するのが望ましい。

基幹業務システムの再構築との関連の中で整理を行いながら、コンビニ収納 の平成28年度中の実施を目指して準備を進めている。

4

人権推進 課

住宅新築 資金等貸 付金

(1)現年調定の滞納 事務について

過年度調定に係る滞納繰越分は、「滞納整理方針」に基づき、督促等の手続 きを実施している。しかし、現年調定に係る未納分については、「滞納整理方 針」に特に定めがなく、また担当課内で周知された業務マニュアル等もない。 最低限の業務マニュアル等がなければ、担当者により対応が異なり、その対 応次第では収納率にも影響を及ぼす可能性がある。また、現年調定から新た に未納が始まるような場合、早期かつ的確に対応することが、繰り返される滞 納を防止するうえで重要である。

よって、現年調定に係る滞納事務について、最低限必要となる手続きを統一 化し、担当課内に周知した業務マニュアル等を設けたうえで運用することが望 ましい。

既に作成済みの滞納整理方針を補完する形で、現年度調定にかかる滞納事 務手順を作成しH24.7.1から運用している。

(15)

番号 所管課 項目 指摘等内容 措置内容

5

人権推進 課

住宅新築 資金等貸 付金

(2)抵当権の設定に ついて

平成22年度における住宅新築資金及び宅地取得資金に係る滞納件数509件 の内、抵当権の設定されていない滞納件数が426件(83.7%)あり、滞納件数 の中には抵当権設定のない貸付が多く存在している状況である。

滞納繰越分に抵当権が設定されていない貸付が多く存在している状況から、 担保価値の有無や既存抵当権者の有無を調査のうえ、特に滞納期間が長期 に及ぶ借受人に対しては、抵当権設定契約を締結し、債権保全を図ることが 望ましい。

従前から抵当権の設定がなされていないものについては、償還協議を行いな がら抵当権設定契約の可否を検討するとともに、抵当権設定契約ができるも のについては契約を締結している。引き続きできるものは抵当権の設定を 行っていく。

6

人権推進 課

住宅新築 資金等貸 付金

(3)抵当権の実行に ついて

過去5年間における任意競売は2件に留まっている。滞納者の多くが生活困窮 者であり、福祉の観点から任意競売を実施するのを踏み止まるのは心情的に 理解できる。また、担保物件によっては、担保価値が低いことから実質的な回 収が見込めない物件の存在も想定される。

しかし、近年の地価下落状況は岡山市においても例外ではなく、時間が経過 する程に担保価値が一層低下する。そのため、担保価値を随時見直したうえ で回収計画を策定し、滞納債権ごとに回収見込みのある段階で抵当権を実行 していくことを考えて欲しい。

但し、任意競売の前提として、借受人や連帯保証人に対する納付指導や償還 協議により可能な限り回収に努めることはもちろん、市営住宅への入居を促 す措置を講じる等の対策が必要と考える。

従前から抵当権の実行を視野に入れながら償還協議等を行っており、過去に おいても任意競売をするなど取り組んでいる。引き続き抵当権の実行につい てはケースごとに検討を行っていく。

7

人権推進 課

住宅新築 資金等貸 付金

(4)借受人の通知義 務について

貸付に関する契約書上、借受人は連帯保証人が死亡したとき及び連帯保証 人の氏名又は住所の変更があったときは、直ちに通知しなければならないと されている。

平成22年度滞納繰越分の連帯保証人について、死亡353人、居所不明6人と いう状況である。

この中には、訪問徴収や納入依頼通知等により、死亡や居所不明が判明した 事例もあり、当該通知はあくまで借受人の自主申告であるため、過去におい て借受人からの通知が徹底されていなかったといえる。

連帯保証人への請求を考えた場合、連帯保証人の最新の状況を把握しておく ことが、債権管理上必要である。

そのため、借受人に対して連帯保証人の状況に変更があれば通知する必要 がある旨を再度認知させておくことが望ましい。

督促状(H24.10.26送付分から)に借受人の通知義務を周知する旨を記載する など対応済み。

8

人権推進 課

住宅新築 資金等貸 付金

(6)他の担当課との 情報共有について

住宅新築資金等貸付金に係る収納率は低い状況にある。これは、返済能力 の低い生活困窮者が多数いることが要因である。このような状況において、借 受人への督促状や連帯保証人への納入依頼書を、定期的かつ機械的に送付 してもそれ程効果を期待することはできない。

現在、岡山市では「岡山市税情報目的外利用取扱要綱」が定められており、 一定の要件の下、職員は守秘義務を遵守しながら税情報を目的外で利用す ることが認められている。そこで、当該制度を利用することで、多数存在する 滞納者の中から返済能力が高いであろう滞納者を選別し、効果的かつ効率的

(16)

番号 所管課 項目 指摘等内容 措置内容

9

人権推進 課

生活改善 資金

(1)連帯保証人につ いて

平成22年度滞納繰越分の連帯保証人について、死亡121人、居所不明9人、 破産26人という状況である。この中には、訪問徴収や納入依頼通知等によ り、死亡や居所不明が判明した事例もあり、当該通知はあくまで借受人の自 主申告であるため、過去において借受人からの通知が徹底されていなかった といえる。

連帯保証人への請求を考えた場合、連帯保証人の最新の状況を把握しておく ことが、債権管理上必要である。そのため、借受人に対して連帯保証人の状 況に変更があれば通知する必要がある旨を再度認知させておくことが望まし い。

また、昭和38年度の貸付制度開始より、保証人がその適格性を有しないと認 めたときは、保証人の変更を命ずることができた。しかし、過去において保証 人の変更を命じた実績はない。保証人の適格性とは、その保証能力の有無で あると考えられる。そのため、滞納開始段階から借受人又は連帯保証人と適 時に連絡を取り、保証能力の有無を見極めたうえで、早期に対応していくこと が望まれる。

督促状(H24.10.26送付分から)に借受人の通知義務を周知する旨を記載する など対応済み。

10

人権推進 課

生活改善 資金

(3)他の担当課との 情報共有について

生活改善資金貸付に係る収納率は低い状況にある。これは、返済能力の低 い生活困窮者が多数いることが要因である。このような状況において、借受人 への督促状や連帯保証人への納入依頼書を、定期的かつ機械的に送付して もそれ程効果を期待することはできない。

現在、岡山市では「岡山市税情報目的外利用取扱要綱」が定められており、 一定の要件の下、職員は守秘義務を遵守しながら税情報を目的外で利用す ることが認められている。そこで、当該制度を利用することで、多数存在する 滞納者の中から返済能力が高いであろう滞納者を選別し、効果的かつ効率的 な債権回収業務を行っていくことが望まれる。

当該貸付金は私債権であり、法令を根拠とした財産調査のための税情報の 請求権はない。そのため税情報の目的外利用はできない。

11

福祉援護 課

生活保護 費返納金

(1)岡山市生活保護 法施行細則につい て

岡山市生活保護法施行細則は、システム等の変更が行われているにも関わ らず最後に改正されてから10年以上改正が行われていない。そのため、現 在、岡山市生活保護法施行細則に規定されている書類の様式と実際に福祉 事務所で使用されている書類の様式が一致していない。

上記のように、法令等で規定されている書類の様式と実際に使用されている 書類の様式が異なっている状態が続けば、今後書類の不備等により本来回 収することができる生活保護費返納金について、債権の無効を主張される等 のトラブルが発生する可能性がある。

本来は、システム等の変更により書類の様式も変更される場合には、新たな システムの稼働前に法令等の改正を行い、法令等に規定されている書類の 様式と実際に使用される書類の様式が一致する状態でなければならない。 したがって、岡山市生活保護法施行細則の改正を行い、福祉事務所で使用す る書類の様式と一致させる必要がある。

(17)

番号 所管課 項目 指摘等内容 措置内容

12

福祉援護 課

生活保護 費返納金

(1)ケースワーカー の人員数について

現在岡山市内にある6福祉事務所の内、国の定める標準配置数を充たすケー スワーカーが在籍しているのは南区西福祉事務所のみである。岡山市全体で は、平成23年4月現在で、15名も不足している。

そのため、各福祉事務所では日々の事務処理等に追われ、生活指導や就労 指導に費やす時間が少なくなっている。よって、生活水準の改善が進まず、ま た、生活保護費返納金の収納率も上昇していない。

近年の景気悪化等の環境下において、今後も生活保護受給者数は増加傾向 が進むと考えられる。そのような状況のもとで、現在生活保護を受給している 者の生活指導や就労指導等により勤務先を見つける等安定した収入を得るこ とで生活水準の改善を図り、今後の生活保護受給者の急激な増加に歯止め をかけていかなければならない。

確かに、ケースワーカーの増加は短期的には歳出の増加につながるものの、 前述のような状況が迫っている以上、長期的な視野に立てば、その急激な増 加を抑え、結果として、歳出の減少につながるのではないか。

そこで、ケースワーカー数が配置標準数を充たす基準まで増員し、十分な生 活保護や就労指導等を実施することができるような体制を整えることが望まし い。

福祉事務所へのケースワーカーの配置については、引き続き職員採用中期 計画に基づき、優先度を高めて配置するとともに、就労支援相談員や生活支 援相談員などの嘱託職員等の配置により、ケースワーカーの事務負担軽減 のための工夫を行いながら、生活保護実施体制の整備に努めたい。

13

福祉援護 課

生活保護 費返納金

(2)システムの変更 について

生活保護業務を行っている保健福祉局及び各福祉事務所において使用して いる生活保護事業に係るシステムは現在の生活保護受給者を管理すること ができるのみである。また、現在は生活保護を受給していないが、生活保護 費返納金を滞納している者については、担当者がExc el等で管理しており、督 促状等の発送等の事務作業に多大な時間が費やされている。

確かに、予算縮小の傾向もあり、コストがかかる新たなシステムの導入には 踏み切っていないが、上記のような事務作業に時間が費やされていれば、結 果として当該事務作業に人件費がかかることになる。また、送付物の入力等 事務作業に費やす時間が増加すれば、その分生活保護受給者等の指導に充 てる時間が減少することになり、本末転倒となりかねない。

そこで、長期的な視点に立ち、現在の生活保護受給者を管理することができ るだけでなく、現在生活保護を受給していないが、生活保護返納金を滞納して いる者についても一体となって管理できるシステムの導入、または、現在の生 活保護システムの改修を検討することが望ましい。

生活保護費返納金の管理システム導入については、27年度に予定している 福祉総合システムの再構築(生活保護システム入替)と併せて導入する予定 である。

14

国保年金 課

国民健康 保険料

(1)国民健康保険料 の減免要件の判定 方法

岡山市における減免規程は、所得が著しく減少するときの納付者の困難を救 うことを目的にしていると考えられる。減免対象者であるか否かを判定するた めには平成21年の所得と平成22年の所得の見込額とを比較する必要があ る。ところが、減免の可否を判定する決裁書類においては、申請前6ヵ月と申 請後6ヵ月の1年間の所得の見込額で判断されている。

岡山市国民健康保険料減免取扱規程に則った判定が行われていないため、 暦年の総所得金額見込で判定するよう、改善するべきである。また、申請者 からの所得の申告書である「収入・所得状況申告書」の様式も、暦年の所得 の見込額を記載する様式に改訂するべきである。

(18)

番号 所管課 項目 指摘等内容 措置内容

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国保年金 課

国民健康 保険料

(2)国民健康保険料 の減免の対象期間

減免の規程は、平成21年の所得(賦課基準となった総所得金額)に対して平 成22年の所得が著しく減少すると、所得が多い時期を基準に計算された国民 健康保険料を負担することが困難になることが想定されることから、このよう な納付者の困難を救うことを目的にしていると考えられる。

そうであるならば、本来、減免対象は平成22年度調定分だけで十分なはずで ある。

ところが岡山市においては、過年度賦課分も2年遡って減免対象にされてい る。平成22年度においては、平成20年度調定分まで遡って減免を承認してい る。

任意の1ヵ月分の申請書を査閲したところ、過年度賦課分が減免対象になって いるケースの全てが上記の理由によるものであった。

平成22年度の減免金額288,062,902円のうち、過年度賦課分は117,556,759円 であるが、これは、本来は減免するべきではないものと考えられる。 当該年度賦課分だけを減免対象とするべきである。

平成24年度賦課分の保険料から所得激減による減免については、対象を現 年分保険料のみとし、他の事由による減免も含めて一層丁寧かつ適正な対応 に努めている。

16

国保年金 課

国民健康 保険料

(3)返還金の取扱い

岡山市では、国民健康保険の被保険者証を提示して医療給付を受けた者が 被保険者ではないことが判明した場合、不正給付に当たるとして取り扱ってい る。したがって、返還金の消滅時効は2年とされている。

しかし、そもそも、この返還請求の根拠を「不正給付」とするのが妥当か、疑問 である。

平成23年度2月より「不当利得」として返還請求することと改めた。

それ以降の請求は地方自治法第236条第1項により消滅時効は5年となる。

17

国保年金 課

国民健康 保険料

(1)国民健康保険料 減免申請時の根拠 資料の整備

国民健康保険料の減免申請を受け付ける際に、生活保護の受給決定が理由 である場合、生活保護連絡票が提出されているが、転職や退職による収入減 少の場合、「収入・所得状況申告書」には特に裏付け資料は添付されていな い。

条例に基づく国民健康保険料の減免は、例外的な措置であることを考えると、 転職や退職による収入減少の場合でも給与明細や給与振込口座の通帳コ ピー等、所得の減少を裏付ける資料を入手しておくことが望ましい。

平成24年度本算定以後の減免受付分から、資料の添付を徹底するとともに、 「収入・所得状況申告書」の様式を見直した。

18

こども福祉 課

母子寡婦 福祉資金 貸付金

(1)母子自立支援員 等の増員について

2つの提案がある。

1点目は、母子寡婦福祉資金貸付金等の窓口は、現在各福祉事務所が担っ ているが、窓口を1つの拠点に集約し、母子自立支援員もその拠点に集約す ることで、窓口に母子自立支援員がいない日をなくすとともに、業務分担によ る効率化を図ることで、「指導」業務にも力を注ぐことができると考える。結果と して、貸付を受けている母子家庭や寡婦の自立を助成することができ、また、 母子寡婦福祉資金貸付金の収納率も向上するのではないかと考える。

2点目は、現在在籍している母子自立支援員に加えてどの福祉事務所にも在 籍せず、母子自立支援員が休暇の日や多忙の日にはその母子自立支援員 が在籍している福祉事務所の業務を行い、その他の日については主として訪 問による「指導」や未収金の回収等を担う人員を1∼2名程度増員することが 望まれる。

現在のこども福祉課職員、償還指導嘱託職員及び母子自立支援員の人員数 では、日々の事務作業や相談の対応に追われてしまっており、その後の「指 導」等が満足に行うことができていない現状を鑑みると、何らかの対応策を打 ち出すことが望まれる。

母子自立支援員の扱う業務量について、各福祉事務所で差が生じているた め、母子自立支援の業務調整の役割を担う人員の配置を検討する。

(19)

番号 所管課 項目 指摘等内容 措置内容

19

都市企画 総務課

損害賠償 金

(1)調定額の過大計 上

A社、B社及び個人が連帯して負担する損害賠償請求債権は、先方に対する 請求額である52,859,197円で調定するべきところ、139,021,398円で調定されて いる。

担当課へのヒアリングによると、訴訟対象となった契約件数が膨大であり、損 害賠償請求先の3者の負担関係も複雑であることから、回収洩れ等が生じな いように、各者への請求金額と調定金額との整合性を保たせているとのことで ある。

確かに請求額と調定額との関連性を保っておくことは、事務処理の簡易・明瞭 化につながる面はある。

しかしながら、決算における調定額は、岡山市にとって回収するべき債権金額 であるべきで、A社、B社及び個人への損害賠償請求債権の未回収残高であ る52,859,197円に修正する必要がある。

差額調整として△ 86,162,201円を別途調定することができるのであれば、請求 額と調定額との整合性を保ちつつ、損害賠償請求債権の未回収残高を実質 的な調定額とすることは可能である。

これまで債務者単位で調定を上げていたが、調定の方法を一括調定に変え、 債権全体額を当課において管理することとし、未回収残高を実質的な調定額 とした。

20

都市企画 総務課

損害賠償 金

(1)他部署の監査結 果への関心

債権調定額の過大計上(原債務と連帯債務の二重計上)は、過年度の決算で は岡山市環境局産業廃棄物対策課の行政代執行費についても発生していた が、平成20年度中の定期監査で指摘を受けたのを機に、平成21年4月に修正 したとのことである。

この情報が庁内で共有されていれば、都市整備局都市企画総務課での誤り も既に修正されていたはずである。

監査での指摘は、事務事業の改善への気づきにつながるものが多々含まれ ていると思われる。他の部局のものであっても自局に当てはまるものがない か情報をキャッチアップしておくことが望まれる。

今回の指摘等で調定方法を変更し、今後も情報収集をするように努める。

21

都市企画 総務課

損害賠償 金

(2)個人の所在確認

個人について、岡山市は住民票住所を把握しているものの、臨戸訪問をした 実績はないとのことである。

確かに、一度破産宣告を受けていることから返済能力があるかどうかは不明 ではあるが、自己破産しても損害賠償債務は免責されないのであるから、現 在の返済力を確認するためにも、訪問しておくことが望ましい。

当事者に対する調査において資産や所得等の状況調査を行った結果、支払 い能力が可能とは言えないため、今後支払い能力が可能な状況において、訪 問等を実施する。

22

開発指導 課

行政代執 行費(土 木)

(1)相続人との交渉

違法建築物の撤去に関する行政代執行費徴収金については、上記のとおり 回収実績は把握されているものの、相続人と面会・交渉した記録は残ってい ないとのことである。したがって、相続人と面談した実績の有無や面談実績が あったとしても、その内容は不明である。

所在は確認できているのだから、本人と面会し、回収に向けて努力すべきで ある。 その際には、交渉内容等、適切に記録等作成し、債権回収に向けてど のような対策を講じたか記録を残しておくべきである。

(20)

番号 所管課 項目 指摘等内容 措置内容

23 住宅課

公営住宅 使用料

(2)収入超過者に対 する措置について

収入超過者と認定された者は、市営住宅を明渡すように努めなければならな いが、過去に収入超過者が市営住宅を明渡した実績はない。

本来、市営住宅は住宅に困窮した低額所得者を救済するための住宅であり、 かつ現在の高い入居率及び募集倍率等を勘案すると、依然として低額所得者 の市営住宅に対する需要は高いといえる。

しかし、収入超過者の市営住宅の明渡しは、あくまで努力義務であり、近隣住 宅と比較して安い家賃で入居している者から自主的に明渡すことは、過去の 実績から期待できない。また、市としても、収入超過者に対して明渡しを促進 するような策を特に講じてはおらず、あくまで収入超過者の自主的な明渡しが あればそれに応じるという態勢である。

住宅に困窮する低額所得者が多く存在している状況からすれば、収入超過者 と認定されても所得に応じた割増家賃を支払ってさえいれば良しとするのでは なく、家賃の納付状況が悪い収入超過者や連続して収入超過者として認定さ れた入居者等に対しては、住宅の明渡し義務を発生させる等の策を講じるこ とが望ましい。

平成24年4月1日以降の入居者については、岡山市営住宅条例の改正(平 成24年4月1日施行)により、収入超過者は、契約更新時に契約の更新を行 わず、退去を求めるよう措置を行う。

24 住宅課

公営住宅 使用料

(3)空き駐車場利用 について

駐車場使用率が全体として低いのは、市営住宅には低所得な入居者が多く、 また高齢者が比較的多いことが要因である。また今後、昨今の傾向から車を 持たない人が増えていること、及び高齢化により車を手放す入居者が増える 等の理由により、駐車場使用率が今以上に低くなる可能性がある。 しかし、空き駐車場を放置することは、違法駐車や違法投棄の原因になり問 題である。また、収入が見込めないばかりか、維持修繕費の支出がかかるた め、土地の有効活用の点で問題である。

よって、特に低い使用率の駐車場については、入居者又は同居人のみに駐 車場使用の資格が限定されているところ、周辺住民への賃貸を許可すること や、需要があれば入居者1人に対して2台以上の駐車場を賃貸する等の策を 講じることが望まれる。

また、まとまった空き駐車スペースがある場合には、一般事業者への賃貸や 市の他の事業に利用するために転用すること、そして最終的には土地を処分 することも含めて、駐車場としての利用方法以外についても検討していくこと が望まれる。

岡山市営住宅条例施行規則を改正(平成24年4月1日施行)し、1世帯2区画 までの駐車場の使用を可能にした。

25

市民病院 経営管理 課

入院収 益、外来 収益

(3)請求窓口と入金 窓口の業務の一本 化

岡山市立市民病院における両業務の分離については、患者から徴収する診 療料金の未収額を増大させるリスクが存在しているものと考えられる。すなわ ち、両業務が分離されていることによって、請求窓口で患者が納入告知書及 び処方箋を受け取り、会計窓口に寄らずそのまま帰る機会が発生してしまうた めである。

これを防止する方策としては、請求窓口と会計窓口の業務を一本化すること が考えられる。窓口を一本化することで、窓口の混雑を招く原因になることも 懸念されるため、窓口数を増加させる等の措置も併せて検討されることが望 ましい。

平成27年度には、岡山市立市民病院の移設が計画されているため、これらの 滞納を防止し事務の効率化を図るためのシステム導入の要否についても、費 用対効果を踏まえて慎重に検討されることが望まれる。

一部の悪質滞納者が、請求窓口に伝票を提出せずに帰る現状があるため、 窓口を一本化しても、未収金対策の効果はあまり望めない。また、窓口の拡 大が必要なため、スペース的にも、現状では難しい。休日、夜間の窓口は、一 本化されているが、未収金となる割合は高い。

参照

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