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平成24年度報告書

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Academic year: 2022

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(1)

表紙  

               

平成24年度報告書

 

平成24年月日から平成25年月31日まで

 

(2)

目次 1

   

目  次

   

株主のみなさまへ ……… 

   

(第89回定時株主総会開催ご通知添付書類)

 

事業報告 ……… 

連結貸借対照表 ……… 32

連結損益計算書 ……… 33

連結株主資本等変動計算書 ……… 34

連結注記表 ……… 35

貸借対照表 ……… 45

損益計算書 ……… 46

株主資本等変動計算書 ……… 47

個別注記表 ……… 48

連結計算書類に係る会計監査人の会計監査報告 ………… 57

計算書類に係る会計監査人の会計監査報告 ……… 59

監査委員会の監査報告 ……… 61  

 

(3)

株主のみなさまへ

2

株主のみなさまへ

 

株主のみなさま,そして立地地域,広く社会のみなさまには,一昨年の 福島第一原子力発電所の事故により,年あまりが経過した今なお多大な ご迷惑とご心配をおかけしておりますことを心からお詫び申し上げます。

また,本年月以降,同発電所において停電事故や地下貯水槽からの汚染 水の漏えい等を発生させたことにつきまして,重ねてお詫び申し上げます。

これら一連の事故に対しましては,再発防止に向けてあらゆる対策を徹底 してまいる所存です。

当社は,現在,昨年11月に策定した「再生への経営方針」のもと,福島 復興本社を中心にグループ一丸となって賠償や除染・復興推進を迅速かつ 適切にすすめるとともに,原子炉の廃止措置作業の確実な実施や電力の安 定供給の確保に総力をあげて取り組んでおります。また,原子力改革や財 務・収益基盤の強化に向けた抜本的なコスト削減等の取り組みにも全力を 尽くしているところであります。

克服すべき課題が山積してはおりますが,当社は,福島の復興こそが再 生の原点との認識に立ち,「事故の責任を全うし,世界最高水準の安全確保 と競争の下での安定供給をやり抜く」という新たな使命のもと,厳しい競 争環境下において活力ある企業として再生することにより,優れた技術・

人材といった経営基盤を保持しつつ,賠償や廃炉などの責務を持続的に果 たしていく所存であります。

株主のみなさまには,引き続き無配とさせていただかざるを得ないこと に対し深くお詫び申し上げますとともに,今後とも当社の取り組みに対し ご理解,ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

   

取 締 役 会 長

代表執行役社長

(4)

事業の経過及びその成果 3

1. 企業集団の現況に関する事項 (1) 事業の経過及びその成果

①当社グループの業績

 平成24年度のわが国経済は,東日本大震災の復興需要等を背景として 年度前半は緩やかな回復基調で推移し,後半は,世界景気の減速等の影 響を受けて生産や輸出が減少したものの,その後持ち直しの動きがみら れました。

このような状況のなか,当年度の連結収支は,年連続で経常損失を 計上することとなりました。まず,収益面につきましては,電気事業に おいて電気料金の値上げや燃料費調整制度による収入増があったことな どから,売上高(営業収益)は前年度に比べ11.7%増の兆9,762億円と なり,その他の収益を加えた経常収益合計は11.8%増の兆378億円とな りました。一方,費用面では徹底的な経営合理化により総合特別事業計 画における削減目標額を1,451億円上回る4,969億円のコスト削減を達成 したものの,原子力発電所の運転停止や燃料価格の上昇等に伴い燃料費 が大幅に増加したことなどから,経常費用合計は9.7%増の兆3,647億 円となりました。

以上により,経常損失は3,269億円となりました。また,原子力損害賠 償支援機構からの資金交付金や固定資産等の売却益など9,139億円を特 別利益として計上する一方,事故の被害者の方々への賠償に要する費用 など1兆2,488億円を特別損失として計上したことなどから,当期純損失 は6,852億円となりました。

 

②事業別の業績 a.電気事業

 当年度の当社の販売電力量は2,690億kWhとなり,前年度を0.3%上回

りました。この内訳として,まず自由化の対象外である「電灯」(主

にご家庭用)及び「電力」(主に商店・小規模工場用)についてみます

と,「電灯」は,冬季の気温が前年度に比べ概ね高く推移し暖房需

(5)

事業の経過及びその成果

4

要が減少したことなどから0.5%減の953億kWhとなりました。「電力」

は,契約電力が減少したことなどから2.4%減の109億kWhとなりまし た。一方,自由化の対象である「特定規模需要」(主に大規模店舗・事 務所ビル・工場用)につきましては,一昨年の東日本大震災の影響に よる減少の反動などから1.0%増の1,629億kWhとなりました。

 売上高につきましては,電気料収入が増加したことなどから,前年 度に比べ13.3%増の兆6,600億円となりました。一方,営業費用は,

燃料費が増加したことなどから11.5%増の兆9,297億円となりまし た。この結果,営業損失は2,696億円となりました。

 

b.その他

 電気事業以外の事業といたしましては,「情報通信事業」,「エネルギ ー・環境事業」,「住環境・生活関連事業」及び「海外事業」を実施し ております。これらの売上高の合計につきましては,経営合理化の一 環として子会社を売却したことに伴う売り上げの減少があったことな どから,前年度に比べ9.3%減の5,913億円となりました。一方,営業 費用の合計は9.1%減の5,474億円となりました。この結果,営業利益 の合計は439億円となりました。

事 業 区 分 売 上 高 営 業 費 用 営 業 利 益

       

  億円 億円 億円

電 気 事 業 56,600 59,297 △ 2,696 そ の 他 5,913 5,474 439 情 報 通 信 事 業 730 686 44 エネルギー・環境事業 4,218 3,928 290 住環境・生活関連事業 953 854 98

海 外 事 業 11 5 5

内 部 取 引 消 去 △ 2,752 △ 2,789 36

       

合 計 59,762 61,982 △ 2,219

(6)

事業の経過及びその成果 5

③当年度の施策

 当社は,福島第一原子力発電所の事故発生以来,被害者の方々への賠 償や原子炉の廃止措置に総力をあげて取り組んでおります。また,すべ ての原子力発電所が運転を停止しているなか,建設中の火力発電設備の 早期稼働に努めるなど,電力の安定供給を確保するための取り組みも着 実にすすめております。 

 当年度におきましては,これらの取り組みを持続的に実施できるよう,

昨年月に国の認定を受けた総合特別事業計画のもと,コスト削減や保 有資産の売却など経営合理化の徹底に加え,電気料金の値上げや増資に よる大幅な資本増強を実施し,当面の財務基盤を確保いたしました。ま た,経営の客観性・透明性を向上させるため,委員会設置会社に移行し,

取締役の過半数を社外出身者とするなど,経営機構改革も実施いたしま した。

 さらに,賠償費用等により財務リスクが増大するなか,事業環境の変 化や急激な企業体力の劣化が生じていることを踏まえ,昨年11月,「再生 への経営方針」を策定いたしました。この経営方針のもと,当社は,巨 額の財務リスクについて,国による新たな支援の枠組みを早期に検討す るよう要請するとともに,一両年で取り組むべき具体的な内容を「改革 集中実施アクション・プラン」としてとりまとめ,このプランの実現に 取り組んでまいりました。賠償・除染・復興推進等につきましては,本 年月に福島復興本社を設置し,専任の副社長を常駐させるなど,これ らの取り組みを地元に密着して迅速にすすめる体制を整備いたしました。

また,原子力につきましては,福島第一原子力発電所号機から号機

の廃止措置作業を迅速かつ確実に実施するとともに,原子力改革に向け

た当社の取り組みを国内外の専門家・有識者からなる「原子力改革監視

委員会」が監視する体制を構築いたしました。

(7)

対処すべき課題

6

(2) 対処すべき課題

 当社は,今後も被害者の方々への親身・親切な賠償や長期に及ぶ原子 炉の廃止措置に責任をもって取り組んでまいる所存でありますが,賠 償・除染費用や原子炉の廃止措置関連費用など,被害の地域的広がりと 被害額,復旧必要額の大きさなどからみて国家的難題に直面しています。

また,電力市場の全面自由化をはじめとする電力システム改革により競 争がさらに激化するなど,当社を取り巻く事業環境が一層厳しさを増す 一方,引き続き安定供給を確保していくためには,原子力の安全対策強 化や経年火力の適切な運転・リプレースなど電力設備の運用・更新を確 実に実施していくことが不可欠であります。

こうしたなか,現在の支援の枠組みのみで対応した場合,国に依存し た状態から脱却することは長期にわたって困難となり,将来への展望が 見いだせない状態が続けば,事業活動に不可欠な資金の不足や人材の流 出などにより企業体力の劣化が加速していくことが予想されます。その 結果,全面自由化への対応はもとより,安定供給の確保に支障が生じる とともに,賠償や廃炉などの責務を持続的に果たしていくことも厳しい 状況になります。

 こうした状況下において,当社は,競争環境のもとで市場原理に基づ いて資金調達・投資決定を自律的に行うダイナミックな民間企業に早期 に復帰し,技術・人材といった経営基盤を保持してまいります。このた め,巨額の財務リスクについて,国による新たな支援の枠組みの検討を 引き続き要請する一方,以下の施策等により企業改革を徹底的にすすめ,

「事故の責任を全うし,世界最高水準の安全確保と競争の下での安定供 給をやり抜く」という新たな使命を果たしていく所存です。

 

①「福島の復興」を原点とする取り組み

 事故の責任を全うするため,福島復興本社を中心に,国や自治体と連

携しながら,親身・親切な賠償の徹底・深化,除染・復興推進等にグル

ープ一丸となって取り組んでまいります。

(8)

対処すべき課題 7

 具体的には,本年月に開始した宅地・建物・家財に係る賠償を迅速 にすすめるとともに,被害者の方々の個別事情を踏まえたきめ細やかな 対応を実施いたします。また,除染関連業務に携わる要員を本年内に昨 年の倍にあたる300名規模に増やすとともに,地域の経済復興や雇用回 復・創出につながる取り組みをすすめてまいります。

 

②原子力安全対策の取り組み

 当社は,引き続き,中長期ロードマップに沿って福島第一原子力発電 所号機から号機の廃止措置作業を確実に実施してまいります。なお,

本年月以降発生した停電事故や地下貯水槽からの汚染水の漏えい等に より,福島のみなさまをはじめ広く社会のみなさまに多大なご心配とご 迷惑をおかけいたしました。当社は,安定化維持・強化のための設備・

運営管理の信頼度向上対策を徹底し,社会のみなさまにご安心いただけ るよう努めてまいります。特に,日々発生する汚染水につきましては,

貯水タンクの増設計画の前倒しや多核種除去設備の活用による汚染レベ ルの低減等を実施いたします。

 また,柏崎刈羽原子力発電所につきましては,設備の適切な維持管理 に加えて,建屋への浸水防止工事など一層の安全性向上に向けた対策を 確実に実施いたします。

 こうした取り組みに加え,「原子力改革監視委員会」の監督のもと,本 年月に策定した「原子力安全改革プラン」に基づき,設備面及び運用 面におけるさまざまな安全性向上対策を迅速に強化するとともに,社外 出身者をトップとする原子力安全監視室の設置やリスクコミュニケーショ ン活動の充実等によりマネジメント面の強化にも取り組んでまいります。

 

③サバイバルのためのコスト削減とコスト管理の徹底

 電力市場の全面自由化後も市場競争に勝ち抜いていけるよう,抜本的

なコスト削減に取り組むとともに,外部有識者を委員とする「調達委員

会」のもとで調達構造や慣行の見直しをすすめてまいります。これらに

より,総合特別事業計画で掲げた10年間平均で3,365億円という削減目標

(9)

対処すべき課題

8

額から,さらに年1,000億円規模のコスト削減の上積みをめざします。加 えて,現段階では柏崎刈羽原子力発電所の再稼働の時期が見通せない状 況にあることから,緊急避難的なコスト削減の深掘りも含め,あらゆる 手段を講じてまいります。また,全社に管理会計を導入し,細分化され た組織単位での自発的なコスト削減・収益拡大のメカニズムを確立いた します。

 

④社内カンパニー制の導入による経営改革

 将来のホールディングカンパニー制への移行も視野に入れ,各事業部 門が自発的に収益拡大に取り組み競争力を高めていくことができるよう,

本年月より社内カンパニー制を導入いたしました。

 各カンパニーにおける取り組みの内容は,以下のとおりであります。

 

a.フュエル&パワー・カンパニー

 火力発電による電力の販売や燃料の調達等を行う当カンパニーは,

低廉な電力を安定的にお客さまにお届けするとともに,コスト削減と 売上拡大による利益・カンパニー価値の最大化をめざします。

 このため,火力発電設備の建設・定期点検の工程短縮や工事の実施 内容・範囲の厳選等により,燃料費・固定費を徹底して削減いたしま す。中長期的には,石炭火力発電や高効率LNG火力発電へのリプレ ースやシェールガスをはじめとする低廉な軽質LNGの大幅な導入拡 大等により,発電原価構造を抜本的に改善してまいります。また,現 在実施している海外での発電事業や燃料事業等を着実に推進するとと もに,優良な投資案件の発掘にも取り組んでまいります。

 

b.パワーグリッド・カンパニー

 送配電網(パワーグリッド)による電力供給を行う当カンパニーは,

徹底したコスト削減ときめ細かいリスク管理を行い,託送原価の低減

と電力系統の信頼度の維持をめざすとともに,中立・公平な送配電網

の利用環境を提供してまいります。

(10)

対処すべき課題 9

 このため,あらゆる領域におけるコスト削減策を恒常化したうえで 一層の深掘りを検討するほか,設備の劣化管理をさらに高度化いたし ます。また,送配電網の利用における新電力と社内組織との公平な取 り扱いを徹底し,託送業務の中立性を確保することに加え,系統情報 等の積極的な開示により事業運営の透明性を高めてまいります。さら に,再生可能エネルギーの大量導入や全国レベルでの電力融通に対応 するため,系統電圧対策や地域間連系線のさらなる活用に向けた検 討・整備などを実施いたします。

 

c.カスタマーサービス・カンパニー

 お客さまとの接点となる当カンパニーは,全面自由化後の競争を勝 ち抜くため,スマート社会・スマートライフを実現する魅力あるトー タルソリューションを提供いたします。

 このため,これまで培ってきたノウハウを活かしつつ,アライアン スなどにより広く社外の知見を取り入れ,電気だけではなく周辺事業 を含めた最適なソリューションを提案いたします。また,お客さまの ライフスタイルにあわせて選んでいただける電気料金メニューを充実 させるとともに,スマートメーターを利用したサービス等を検討し,

提供してまいります。

 さらに,価格競争力の強化に向けて,卸電力取引所の積極的な活用 や新規電源調達における入札の利用等により,中長期的な電気料金の 低減に取り組んでまいります。

 

⑤業務改革

 上記の取り組みを一層加速させていくため,人事制度や広報の改革に も取り組んでまいります。具体的には,処遇制度や評価制度の見直しに より実力主義を徹底するとともに,新たな人材育成体系の構築等を通じ,

成長・改革を牽引し続ける人材を創出いたします。また,リスクやトラ

ブル情報の迅速かつ正確な発信や経営トップが前面に立った広報等を実

施し,社会からの信頼を回復できるよう努めてまいります。

(11)

設備投資の状況

10

(3) 設備投資の状況

①設備投資額

事 業 区 分 金 額

   

  億円

電 気 事 業 6,473

そ の 他 310

情 報 通 信 事 業 73

エ ネ ル ギ ー ・ 環 境 事 業 191 住 環 境 ・ 生 活 関 連 事 業 46

海 外 事 業 -

内 部 取 引 消 去 △   34

   

合 計 6,750

 

②完成した主な設備 a.発電設備

名 称 出力(万kW)

   

(水力)  

神 流 川 発 電 所 47

(火力)  

千 葉 火 力 発 電 所  号 系 列 33.4 鹿 島 火 力 発 電 所  号 系 列 80.4 川 崎 火 力 発 電 所  号 系 列 50

   

(注)神流川発電所(出力282万kW),千葉火力発電所号系列(出力150万kW), 鹿

島火力発電所号系列(出力124.8万kW)及び川崎火力発電所号系列(出力

192万kW)については,それぞれ当年度中の完成分を記載いたしております。

(12)

設備投資の状況 11

b.送電設備

名 称 電圧(kV) 亘長(km)

     

川崎豊洲線(地中線,新設) 275 22.2 千葉葛南線(地中線,新設) 275 30.4

     

(注)川崎豊洲線(回線)及び千葉葛南線(回線)については,それぞれ当年 度中に回線が完成いたしております。

 

c.変電設備

名 称 電圧(kV) 出力(万kVA)

     

新 茂 木 変 電 所 ( 増 設 ) 500 150

     

 

③建設中の主な設備(平成25年月31日現在)

a.発電設備

名 称 出力(万kW)

   

(水力)  

 野 川 発 電 所 80

神 流 川 発 電 所 188

(火力)  

常 陸 那 珂 火 力 発 電 所  号 機 100 広 野 火 力 発 電 所  号 機 60 千 葉 火 力 発 電 所  号 系 列 49.8 鹿 島 火 力 発 電 所  号 系 列 44.4 川 崎 火 力 発 電 所  号 系 列 142

   

(13)

設備投資の状況

12

b.送電設備

名 称 電圧(kV) 亘長(km)

     

西上武幹線(架空線,新設) 500 59.3 川崎豊洲線(地中線,新設) 275 22.2 千葉葛南線(地中線,新設) 275 30.4

     

 

④廃止した主な設備 発電設備

名 称 出力(万kW)

   

(原子力)   

福島第一原子力発電所~号機 281.2

   

 

(4) 資金調達の状況

①社 債

発行による収入 7,283億円

償還による支出 7,502億円

 

②借入金

借入による収入 1兆 333億円 返済による支出 1兆3,744億円  

③株 式

発行による収入 9,974億円

(14)

財産及び損益の状況の推移 13

(5) 財産及び損益の状況の推移

区 分 平 成

21年度 平 成

22年度 平 成 23年度

平 成 24年度 (当年度)

         

売 上 高(億円) 50,162 53,685 53,494 59,762 経 常 利 益(億円) 2,043 3,176 △ 4,004 △ 3,269 当 期 純 利 益(億円) 1,337 △12,473 △ 7,816 △ 6,852

株 当 た り 当 期 純 利 益 (円) 99.18 △846.64 △487.76 △427.64 総 資 産(億円) 132,039 147,903 155,364 149,891

         

 

(6) 重要な子会社の状況 (平成25年月31日現在)

会 社 名 資本金 当 社 の

出資比率 主要な事業内容

       

  億円 %  

東 電 不 動 産 株 式 会 社 30.2 100 不動産の賃貸借,管理 東 京 発 電 株 式 会 社 25 100 電気の卸供給

株式会社テプコシステムズ 3.5 100 コンピュータ機器によ る情報処理,ソフトウ ェアの開発及び保守  東 電 工 業 株 式 会 社 3 100 発電設備等の補修工事 東電環境エンジニアリング

株式会社

3 100 環境保全設備等の運転, 保守

株式会社東電ホームサービス 2 100 電気利用に関するコン サルティング,配電設 備の設計,保守 東 電 リ ー ス 株 式 会 社 1 100 車両等のリース    東京電設サービス株式会社 0.5 100 送電,変電設備等の保 守         

       

(15)

財産及び損益の状況の推移

14

会 社 名 資本金 当 社 の

出資比率 主要な事業内容

       

  億円 %  

東 電 フ ュ エ ル 株 式 会 社 0.4 100 石油製品の販売    東 電 設 計 株 式 会 社 0.4 100 発電,送電,変電設備 等の設計,工事監理  東 電 広 告 株 式 会 社 0.2 100 当社所有の電柱等を媒 体とする広告の請負  東京臨海リサイクルパワー

株式会社

1 95.5 産業廃棄物処理,電気 の販売       

  百万ユーロ  

Tokyo Electric Power Company International B.V.

240 100 海外事業への投資  

  億円    

Cygnus LNG Shipping Limited 40.0 70 LNG船の保有,用船

  百万米ドル    

Tokyo Timor Sea Resources Inc.

39.0 66.7 ガス田開発事業会社へ の投資       

       

 

(7) 事業の譲渡,合併等企業再編行為等

① 当社は,平成24年月22日をもって,当社の保有する東京都市サー ビス株式会社の株式の一部を伊藤忠エネクス株式会社に譲渡いたしま した。この結果,当社の出資比率は33.396%となりました。

② 当社は,平成24年10月31日をもって,当社の保有する株式会社アッ ト東京の株式の一部をセコム株式会社に譲渡いたしました。この結果,

当社の出資比率は33.334%となりました。

(16)

主要な事業内容 15

(8) 主要な事業内容 (平成25年月31日現在)

事 業 区 分 事 業 内 容

   

電 気 事 業 電気の供給

そ の 他  

情 報 通 信 事 業 情報処理サービス

エネルギー・環境事業 設備の建設・保守,リース,エネルギー資源 の開発・採掘・加工・売買・輸送,ガス供給,

廃棄物の処理

住環境・生活関連事業 不動産の売買・賃貸借・管理,広告 海 外 事 業 コンサルティング,海外事業への投資

   

 

(9) 主要な事業所 (平成25年月31日現在)

①当社の主要な事業所

a.本    店(東京都千代田区)

b.福島復興本社(福島県双葉郡楢葉町)

c.支    店

栃木支店(栃木県宇都宮市),群馬支店(群馬県前橋市),茨城支 店(茨城県水戸市),埼玉支店(埼玉県さいたま市),千葉支店(千 葉県千葉市),東京支店(東京都新宿区),多摩支店(東京都八王 子市),神奈川支店(神奈川県横浜市),山梨支店(山梨県甲府市),

沼津支店(静岡県沼津市)

d.主 な 発 電 所

水力(出力10万kW以上)

鬼怒川,今市,塩原(以上栃木県),矢木沢,玉原,神流川(以上

群馬県),野川(山梨県),秋元(福島県),安曇,水殿,新高瀬

(17)

主要な事業内容

16

川(以上長野県),中津川第一,信濃川(以上新潟県)

火力(出力100万kW以上)

鹿島,常陸那珂(以上茨城県),五井,姉崎,袖ケ浦,富津,千葉

(以上千葉県),大井,品川(以上東京都),横須賀,横浜,南横 浜,東扇島,川崎(以上神奈川県),広野(福島県)

原子力

福島第一,福島第二(以上福島県),柏崎刈羽(新潟県)

 

②重要な子会社の主要な事業所(本店)

東電不動産株式会社(東京都中央区),東京発電株式会社(東京都

港区),株式会社テプコシステムズ(東京都江東区),東電工業株

式会社(東京都港区),東電環境エンジニアリング株式会社(東京

都港区),株式会社東電ホームサービス(東京都港区),東電リー

ス株式会社(東京都港区),東京電設サービス株式会社(東京都台

東区),東電フュエル株式会社(東京都江東区),東電設計株式会

社(東京都台東区),東電広告株式会社(東京都渋谷区),東京臨

海リサイクルパワー株式会社(東京都江東区),Tokyo Electric

Power Company International B.V.(オランダ),Cygnus LNG Shipping

Limited(バハマ),Tokyo Timor Sea Resources Inc.(アメリカ)

(18)

使用人の状況 17

(10) 使用人の状況 (平成25年月31日現在)

事 業 区 分 使用人数(前年度末比増減)

   

電 気 事 業 36,057名(-1,376名)

そ の 他 12,700名(-1,913名)

情 報 通 信 事 業 3,123名(- 572名)

エ ネ ル ギ ー ・ 環 境 事 業 7,129名(- 591名)

住 環 境 ・ 生 活 関 連 事 業 2,442名(- 756名)

海 外 事 業 6名(+  6名)

   

合 計 48,757名(-3,289名)

 

(11) 主要な借入先 (平成25年月31日現在)

借 入 先 借 入 金 残 高

   

  億円

株 式 会 社 三 井 住 友 銀 行 7,829  株 式 会 社 日 本 政 策 投 資 銀 行 6,195  株式会社みずほコーポレート銀行 5,315  株式会社三菱東京UFJ銀行 3,499  三 井 住 友 信 託 銀 行 株 式 会 社 3,428  三菱UFJ信託銀行株式会社 1,931 

   

(19)

株式に関する事項

18

2. 株式に関する事項 (平成25年月31日現在)

(1) 発行可能株式総数 141億株

 

(2) 発行可能種類株式総数 普 通 株 式 350億株

  A種優先株式 50億株

  B種優先株式 5億株

 

(3) 発行済株式の総数 普 通 株 式 16億701万7,531株

  A種優先株式 16億株

  B種優先株式 3億4,000万株

(注)当年度中の増加

・平成24年月31日付優先株式の発行 A種優先株式   16億株

 

B種優先株式 3億4,000万株

 

(4) 株主数 普 通 株 式 86万7,703名

  A種優先株式 1名

  B種優先株式 1名

 

(20)

株式に関する事項 19

(5) 上位10名の株主

株 主 名 持 株 数

普通株式 A種優先株式 B種優先株式 合 計 出資比率

           

  千株 千株 千株 千株 %

原子力損害賠償支援機構 1,600,000 340,000 1,940,000 54.74 東京電力従業員持株会 49,670 49,670 1.40 東 京 都 42,676 42,676 1.20 株式会社三井住友銀行 35,927 35,927 1.01 日 本 マ ス タ ー

トラスト信託銀行 株式会社(信託口)

33,184 33,184 0.94

日本生命保険相互会社 26,400 26,400 0.74 株式会社みずほ

コーポレート銀行 23,791 23,791 0.67 日本トラスティ・

サービス信託銀行 株式会社(信託口)

22,667 22,667 0.64

S S B T O D 0 5 O M N I B U S A C C O U N T - T R E A T Y C L I E N T S

15,657 - - 15,657 0.44

日 本 ト ラ ス テ ィ ・ サ ー ビ ス 信 託 銀 行 株式会社(信託口1)

15,182 15,182 0.43

           

(注) 出資比率は,自己株式(普通株式2,980,167株)を控除して計算しておりま

す。

(21)

会社役員に関する事項

20

3. 会社役員に関する事項

(1) 取締役及び執行役の氏名等 (平成25年月31日現在)

①取締役

氏 名 地位,担当及び重要な兼職の状況

 

しも こう べ   かず   ひこ

   

下河 和 彦 取 締 役 会 長 監査委員長,指名委員,報酬委員 弁護士,蝶理株式会社社外監査役

ひろ     なお  

廣 瀬 直 己 取 締 役 指名委員

やま   ぐち     ひろし

山 口   博  取 締 役 株式会社東光高岳ホールディング ス社外取締役,株式会社東京エネ シス社外監査役 

ない   とう   よし   ひろ

内 藤 義 博 取 締 役  

しま       たかし

嶋 田   隆  取 締 役 指名委員

原子力損害賠償支援機構連絡調整 室長

ふる     まさ   のり

古 谷 昌 伯 取 締 役 監査委員

    ふみ  

數 土 文 夫 取 締 役 指名委員長

ジェイ エフ イー ホールディン グス株式会社相談役,大成建設株 式会社社外取締役,株式会社LI XILグループ社外取締役,武田 薬品工業株式会社社外取締役

のう     きみ   かず

能 見 公 一 取 締 役 報酬委員長

株式会社産業革新機構代表取締役 社長,フィデアホールディングス 株式会社社外取締役

ばやし よし   みつ

小 林 喜 光 取 締 役 指名委員

株式会社三菱ケミカルホールディ ングス代表取締役社長,三菱化学 株式会社取締役会長,株式会社地 球快適化インスティテュート代表 取締役社長

     

(22)

会社役員に関する事項 21

氏 名 地位,担当及び重要な兼職の状況

 

かし   たに   たか  

   

樫 谷 隆 夫 取 締 役 監査委員

公認会計士,株式会社ブレイン・

コア代表取締役社長,株式会社エ フ・ピーブレイン代表取締役社長

ふじ   もり   よし   あき

藤 森 義 明 取 締 役 報酬委員

株式会社LIXILグループ取締 役代表執行役社長兼CEO,株式 会社LIXIL代表取締役社長兼

      CEO

(注)1. 下河和彦氏,數土文夫氏,能見公一氏,小林喜光氏,樫谷隆夫氏及び 藤森義明氏は,会社法第条第15号に定める社外取締役であり,株式会 社東京証券取引所の有価証券上場規程第436条のに定める独立役員で あります。

2. 下河和彦氏は弁護士として,また,樫谷隆夫氏は公認会計士として,

財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。

3. 当社は,數土文夫氏が社外取締役を務める大成建設株式会社と発電所に おける土木・建築工事等の取引を行っております。

②執行役

氏 名 地位,担当及び重要な兼職の状況

 

ひろ     なお  

   

廣 瀬 直 己 代表執行役社長 原子力改革特別タスクフォース長

やま   ぐち     ひろし

山 口   博  代表執行役副社長 業務全般 電力流通本部長 技術 部,建設部担当 

ない   とう   よし   ひろ

内 藤 義 博 代表執行役副社長 業務全般 福島本部副本部長兼原 子力・立地本部副本部長 グルー プ事業部,労務人事部担当

あい   ざわ   ぜん  

相 澤 善 吾 代表執行役副社長 業務全般 原子力改革特別タスク フォース長代理兼原子力・立地本 部長

いし   ざき   よし   ゆき

石 崎 芳 行 代表執行役副社長 業務全般 福島復興本社代表兼福 島本部長兼原子力・立地本部副本

      部長

(23)

会社役員に関する事項

22

氏 名 地位,担当及び重要な兼職の状況

 

  もり   あき  

   

小 森 明 生 常 務 執 行 役 原子力・立地本部副本部長兼福島 第一安定化センター所長兼福島本 部

    とし   ひろ

佐 野 敏 弘 常 務 執 行 役 国際部,火力部,燃料部担当 鹿島共同火力株式会社代表取締役 会長

かた   おか   かず   ひさ

片 岡 和 久 常 務 執 行 役 お客さま本部長

むら   まつ     まもる

村 松   衛  常 務 執 行 役 経営改革本部事務局長(共同) 

企画部,システム企画部,広報部,

ガス・カンパニー担当

にい   つま   つね   まさ

新 妻 常 正 常 務 執 行 役 福島本部副本部長兼原子力・立地 本部副本部長

株式会社日本フットボールヴィレ ッジ代表取締役副社長 

たか   はし     あきら

髙 橋   彰  常 務 執 行 役 経理部,資材部,原子力品質監査 部担当

たけ     とし   ろう

武 部 俊 郎 常 務 執 行 役 技術開発本部長兼電力流通本部副 本部長 電子通信部,品質・安全 監査部担当

ます     ゆう  

増 田 祐 治 常 務 執 行 役 福島本部副本部長 環境部,総務 部,用地部,総合研修センター担 当

しま       たかし

嶋 田   隆  執 行 役 会長補佐兼経営改革本部事務局長

(共同)

よこ     まさ   ふみ

横 田 昌 史 執 行 役 経営改革本部事務局長代理 原子力損害賠償支援機構連絡調整

      室次長 

(注)1. 廣瀬直己氏,山口博氏,内藤義博氏及び嶋田隆氏は,取締役を兼務して おります。

   2. 取締役を兼務する執行役の重要な兼職の状況については,「①取締役」の

表に記載しております。

(24)

会社役員に関する事項 23

   3. 社内カンパニー制の導入に伴い,平成25年月日付で,山崎剛氏が新 たに常務執行役に就任するとともに,執行役の担当を次のとおり変更し ております。

氏 名 担   当

 

やま ぐち   ひろし

 

山口  博  業務全般 技術開発本部長 技術部,建設部担 当

  とし ひろ

佐野 敏弘 フュエル&パワー・カンパニー・プレジデント

かた おか   かず ひさ

片岡 和久 システム企画部,国際部,品質・安全監査部,

原子力品質監査部担当

むら まつ   まもる

村松  衛  経営改革本部事務局長(共同) 企画部,広報 部,ガス・カンパニー担当

たか はし   あきら

髙橋  彰  経理部,資材部担当

たけ べ   とし ろう

武部 俊郎 パワーグリッド・カンパニー・プレジデント

ます だ   ゆう じ

増田 祐治 福島本部副本部長 環境部,総務部,総合研修 センター担当

やま ざき   たけし

山崎  剛  カスタマーサービス・カンパニー・プレジデン     ト

 

(2) 報酬等の総額

①委員会設置会社移行前(平成24年月から月まで)

  支 給 人 数 報 酬 等 の 額

     

  名 百万円

取 締 役 8 35

監 査 役 6 18

     

(注)1. 株主総会決議による報酬等の限度額は次のとおりであります。(平成19      年月定時株主総会決議)

取締役 年額 1,200百万円以内 監査役 年額  240百万円以内

2. 上記のうち,社外役員名に対する報酬等の額は百万円であります。

(25)

会社役員に関する事項

24

②委員会設置会社移行後(平成24年月から平成25年月まで)

  支 給 人 数 報 酬 等 の 額

     

  名 百万円

取 締 役 5 26

執 行 役 13 146

     

(注)1. 当社は,執行役を兼務する取締役に対しては,取締役としての報酬を支 給しておりませんので,上記の取締役の支給人数には執行役を兼務する 取締役の人数を含めておりません。

2. 上記のうち,社外役員名に対する報酬等の額は15百万円であります。

 

(3) 取締役及び執行役の報酬等の決定に関する方針

 当社は,委員会設置会社に関する会社法の規定に基づき,報酬委員会 において取締役及び執行役の個人別の報酬等の内容に係る決定に関する 方針を定めております。当該方針の内容は次のとおりであります。

 当社取締役の主な職務は,当社経営の業務執行の監督であることから,

取締役報酬については,社内外の優秀な人材を確保すること,監督機能 を有効に機能させることを取締役報酬の決定の基本方針とする。

 当社執行役の職務は,当社経営及び担当する部門の責任者として,総 合特別事業計画を着実に実行することにより,「賠償・廃止措置・安定供 給」を同時に達成し,「新しい東電」の実現に向けた改革を進めていくこ とにあることから,これらを実行しうる優秀な人材を確保すること,業 務執行に対するインセンティブを有効に機能させることを執行役報酬の 決定の基本方針とする。

 なお,当該方針については,今後の経営環境の変化等を踏まえ,必要 に応じ見直していくこととする。

 

①取締役報酬

・常勤・非常勤の別,所属する委員会及び職務の内容に応じた額を基

(26)

会社役員に関する事項 25

本報酬として支給する。

・株主価値への連動の観点から,総合特別事業計画の具体的な実行状 況を踏まえ,今後,報酬委員会において株式関連報酬の導入に向け た検討をすすめる。

・執行役を兼務する取締役に対しては,取締役としての報酬は支給し ない。

②執行役報酬

・役職位,代表権の有無及び職務の内容に応じた額を基本報酬として 支給する。

・総合特別事業計画の具体的な実行状況を踏まえ,今後,報酬委員会 において業績連動報酬や株式関連報酬の導入に向けた検討をすすめ る。

③支給水準

・当社経営環境に加え,他企業等における報酬水準,従業員の処遇水 準等を勘案し,当社役員に求められる能力及び責任に見合った水準 を設定する。

 なお,当社は,平成17年月28日に取締役及び監査役に対する慰労金

制度を廃止している。 

(27)

会社役員に関する事項

26

(4) 社外役員の活動状況等

①社外役員の主な活動状況

氏 名 主 な 活 動 状 況

下河 和 彦 取締役会には15回中15回出席し,また,指名委 員会には回中回,監査委員会には10回中10 回,報酬委員会には回中回出席し,必要に 応じて,主に弁護士としての経験と専門知識等 を活かして発言を行っております。

數 土 文 夫 取締役会には15回中15回出席し,また,指名委 員会には回中回出席し,必要に応じて,主 に企業経営者としての経験と見識等を活かして 発言を行っております。

能 見 公 一 取締役会には15回中15回出席し,また,報酬委 員会には回中回出席し,必要に応じて,主 に企業経営者としての経験と見識等を活かして 発言を行っております。

小 林 喜 光 取締役会には15回中15回出席し,また,指名委 員会には回中回出席し,必要に応じて,主 に企業経営者としての経験と見識等を活かして 発言を行っております。

樫 谷 隆 夫 取締役会には15回中15回出席し,また,監査委 員会には10回中10回出席し,必要に応じて,主 に公認会計士としての経験と専門知識等を活か して発言を行っております。

藤 森 義 明 取締役会には15回中12回出席し,また,報酬委 員会には回中回出席し,必要に応じて,主 に企業経営者としての経験と見識等を活かして 発言を行っております。

②責任限定契約の内容の概要

 当社は,会社法第427条第項及び定款第29条第項の規定に基づき,

社外取締役全員との間で,同法第423条第項の責任を法令の限度におい

て限定する契約を締結しております。

(28)

会計監査人に関する事項 27

4.会計監査人に関する事項

(1) 会計監査人の名称 新日本有限責任監査法人  

(2) 会計監査人の報酬等の額

①当年度に係る会計監査人としての報酬等の額 140百万円

②当社及び子会社が支払うべき財産上の利益の合計額 224百万円

(注)1. 当社と会計監査人との間の監査契約において,会社法に基づく監査と金 融商品取引法に基づく監査の報酬等の額を区分しておらず,かつ,実質 的にも区分できませんので,上記①の金額には金融商品取引法に基づく 監査の報酬等の額を含めております。

2. 当社は,会計監査人に対して,送配電部門収支計算書に係る超過利潤等 管理表に関する証明書発行業務等を委託し,公認会計士法第条第項 の業務以外の業務の対価を支払っております。

3. 当社の重要な子会社のうち,Tokyo Electric Power Company International B.V.は,当社の会計監査人以外の監査法人の監査を受けております。

 

(3) 会計監査人の解任又は不再任の決定の方針

 会計監査人が会社法第340条第1項各号に該当する場合,監査委員会 は,監査委員全員の同意に基づき会計監査人を解任する方針としており ます。

 また,上記の場合のほか,会計監査人が職務を適切に遂行することが

困難と認められるなど,会計監査人として適当でないと判断される場合

には,監査委員会は,会計監査人の解任又は不再任に関する株主総会提

出議案の内容を決定する方針としております。

(29)

業務の適正を確保するための体制

28

5.業務の適正を確保するための体制

(1) 監査委員会の監査が実効的に行われることを確保するため の体制

① 監査委員会の職務を補助すべき使用人として,監査特命役員を置く。

また,監査委員会の職務を補助する専任の組織を設置し,必要な人員 を配置する。

② 監査特命役員及び監査委員会の職務を補助する専任の組織に属する ものは,監査委員会の指揮命令に服するものとし,その人事に関する 事項については,事前に監査委員会と協議する。

③ 取締役及び執行役は,会社に著しい損害を与えるおそれのある事実 を発見したときは,直ちに監査委員に報告するとともに,監査委員会 が選定する監査委員の求める事項について,必要な報告を行う。また,

執行役,執行役員及び従業員から,監査委員会に対し必要かつ適切な 報告が行われるよう体制を整備する。

④ 監査委員が執行役会,経営改革本部会議及びその他の重要な会議に 出席し,必要に応じて意見を述べることのできる体制を整備する。ま た,会計監査人及び内部監査組織が監査委員会と連携を図るための環 境を整える等,監査委員会の監査の実効性を確保するための体制を整 備する。

(2) 取締役及び執行役の職務執行が法令及び定款に適合するこ とを確保するための体制

① 社会規範に沿った業務運営・企業倫理遵守の徹底を図るため,「東京 電力グループ企業行動憲章」及び「企業倫理遵守に関する行動基準」

を定め,取締役及び執行役はこれを率先して実践するとともに,執行 役員及び従業員にこれを遵守させる。

 また,社外有識者を委員に含み,企業倫理全般を統括する「企業倫

理委員会」を設置し,コンプライアンス経営を推進する。

(30)

業務の適正を確保するための体制 29

② 取締役会は,原則として毎月回,また必要に応じて開催し,法令 及び定款に従い,重要な職務執行について審議・決定するとともに,

執行役から定期的に,また必要に応じて職務執行の状況の報告を受け ること等により,取締役及び執行役の職務執行を監督する。また,執 行役員に対して,必要に応じて職務執行の状況について,取締役会へ の報告を求める。

③ 取締役会の機能を補完し,効率的かつ適切な意思決定を図るため,

執行役会を設置する。執行役会は,原則として毎週回,また必要に 応じて開催し,取締役会への付議事項を含む経営の重要事項について 審議する。

④ 取締役及び執行役は,法令及び定款に適合した適切な経営判断を行 うため,常に十分な情報の収集に努める。

(3) 執行役の職務執行に係る情報の保存及び管理に関する体制

  執行役会の議事概要その他職務執行に係る情報については,法令及 び社内規程に従い,その作成から,利活用,保存,廃棄に至るまで適 切に管理する。

(4) リスク管理に関する規程その他の体制

① 取締役及び執行役は,当社及びグループ会社の事業活動に関するリ スクを定期的に,また必要に応じて把握・評価し,毎年度の経営計画 に適切に反映する。また,グループ全体のリスク管理が適切になされ るよう社内規程を整備する。

② 当該リスクは,社内規程に従い,業務所管箇所が,職務執行の中で 管理することを基本とし,複数の所管に関わる場合は,組織横断的な 委員会等で審議の上,適切に管理する。

③ 経営に重大な影響を及ぼすおそれのあるリスクについては,執行役

社長を委員長とする「リスク管理委員会」において,リスクの現実化

の予防に努めるとともに,万一現実化した場合には迅速かつ的確に対

応することにより,経営に及ぼす影響を最小限に抑制するよう努める。

(31)

業務の適正を確保するための体制

30

④ 大規模地震等の非常災害の発生に備え,対応組織の設置,情報連絡 体制の構築及び定期的な防災訓練の実施等,適切な体制を整備する。

⑤ リスク管理体制の有効性については,内部監査組織が定期的に,ま た必要に応じて監査し,その結果を執行役会等に報告する。執行役は,

監査結果を踏まえ,所要の改善を図る。

⑥ 会社の経営全般について情報の共有を図り,経営改革を推進するた め,経営改革本部会議を設置する。経営改革本部会議は,原則として 毎週回,また必要に応じて開催し,重点経営課題に関する対応方針 や対応の方向性について審議する。

(5) 執行役の職務執行が効率的に行われることを確保するため の体制

① 経営上の重要事項については,取締役会のほか,執行役会,経営改 革本部会議,その他の会議体において適宜審議する等,効率的な意思 決定を図る。

② 執行役による職務執行については,社内規程において責任と権限を 明確にし,執行役,執行役員,従業員がそれぞれ適切かつ迅速に執行 する。

③ 情報のセキュリティ確保を前提に,職務執行の効率性向上や適正の 確保に資するIT環境の整備に努める。

(6) 従業員の職務執行が法令及び定款に適合することを確保す るための体制

① すべての従業員が「東京電力グループ企業行動憲章」及び「企業倫 理遵守に関する行動基準」を遵守するよう,継続的に企業倫理研修を 実施すること等により,その定着と徹底を図る。

② 法令や企業倫理上の問題を匿名で相談できる「企業倫理相談窓口」

を設置し,寄せられた事案については,「企業倫理委員会」で審議の

上,適切に対応する。なお,相談者のプライバシーについては,社内

規程に従い,厳重に保護する。

(32)

業務の適正を確保するための体制 31

③ 社内規程において,職務執行に当たり遵守すべき法令等を明確にす るとともに,教育研修等により当該規程に基づく職務執行の徹底を図 る。

④ 従業員の職務執行が法令及び定款に適合することを確保するため,

内部監査組織が,従業員の職務執行の状況について,定期的に,また 必要に応じて監査し,その結果を執行役会等に報告する。執行役は,

監査結果を踏まえ,所要の改善を図る。

⑤ こうした取り組みを通じ,従業員一人ひとりが企業倫理を意識し自 ら実践するとともに風通しの良い職場をつくる「しない風土」,社内規 程の継続的な改善とその徹底を図る「させない仕組み」,業務上の課題 や問題を自発的に言い出し,それを積極的に受け止める「言い出す仕 組み」を充実・徹底させる。

(7) 当社及び子会社から成る企業グループにおける業務の適正 を確保するための体制

① 「東京電力グループ企業行動憲章」の下,グループとして目指すべ き共通の方向性及び目標等を中期経営方針として示し,その達成に向 け,グループを挙げて取り組む。また,グループ会社において業務の 適正を確保するための体制をグループ会社が自律的に整備・運用でき るよう,適切な支援を行う。

② 職務執行上重要な事項については,社内規程等に従い,グループ会 社から事前協議や報告を受ける体制を整備する。また,当社取締役及 び執行役とグループ会社取締役が定期的な会議の中で意見交換を行う こと等により,グループ会社の経営状況を把握するとともに,グルー プにおける経営課題の共有と解決に努める。

③ グループ会社が「企業倫理相談窓口」を利用できる環境を整えると ともに,必要に応じて当社の内部監査組織が監査を行うこと等により,

グループ会社の業務の適正を確保するよう努める。

(33)

連結貸借対照表

32 資 産 の 部   負 債 及 び 純 資 産 の 部

科 目 金 額   科 目 金 額

        

  百万円     百万円

固 定 資 産

電 気 事 業 固 定 資 産 水 力 発 電 設 備 汽 力 発 電 設 備 原 子 力 発 電 設 備

送 電 設 備

変 電 設 備

配 電 設 備

業 務 設 備

その他の電気事業固定資産 そ の 他 の 固 定 資 産 固 定 資 産 仮 勘 定

建設仮勘定及び除却仮勘定

核 燃 料

装 荷 核 燃 料 加 工 中 等 核 燃 料 投 資 そ の 他 の 資 産

長 期 投 資

使用済燃料再処理等積立金 未収原子力損害賠償支援機構資金交付金

そ の 他

貸 倒 引 当 金 ( 貸 方 )  

   

流 動 資 産

現 金 及 び 預 金 受 取 手 形 及 び 売 掛 金 た な 卸 資 産

そ の 他

貸 倒 引 当 金 ( 貸 方 )

12,248,110 7,320,361 631,071 846,988 745,537 1,946,158 764,362 2,099,594 134,362 152,287 288,123 994,481 994,481 807,303 141,809 665,494 2,837,839 151,598 1,070,846 891,779 724,195

△ 580

     

2,741,020 1,754,977 475,752 227,672 286,097

△ 3,480

 固 定 負 債 11,804,252

  社 債 3,768,108

  長 期 借 入 金 3,024,908   退 職 給 付 引 当 金 424,198   使用済燃料再処理等引当金 1,108,592   使用済燃料再処理等準備引当金 60,799   災 害 損 失 引 当 金 702,000   原 子 力 損 害 賠 償 引 当 金 1,765,716   資 産 除 去 債 務 826,577

  そ の 他 123,350

 流 動 負 債 2,042,284

  1年以内に期限到来の固定負債 1,127,182   短 期 借 入 金 11,240   支 払 手 形 及 び 買 掛 金 334,998   未 払 税 金 87,748

  そ の 他 481,115

 引 当 金 4,780

  原子力発電工事償却準備引当金 4,780

 負 債 合 計 13,851,317

 株 主 資 本 1,163,467

  資 本 金 1,400,975   資 本 剰 余 金 743,621   利 益 剰 余 金 △ 972,773   自 己 株 式 △ 8,356  その他の包括利益累計額 △ 46,762   その他有価証券評価差額金 2,452   繰 延 ヘ ッ ジ 損 益 △ 18,261   土 地 再 評 価 差 額 金 △ 3,254   為 替 換 算 調 整 勘 定 △ 27,699

 少 数 株 主 持 分 21,107

 純 資 産 合 計 1,137,812

        

合 計 14,989,130   合 計 14,989,130

(34)

連結損益計算書 33

費 用 の 部   収 益 の 部

科 目 金 額   科 目 金 額

        

  百万円     百万円

営 業 費 用 6,198,227  営 業 収 益

電 気 事 業 営 業 収 益 そ の 他 事 業 営 業 収 益

 

営 業 外 収 益

受 取 配 当 金

受 取 利 息

持 分 法 に よ る 投 資 利 益

そ の 他

当 期 経 常 収 益 合 計  

       

特 別 利 益

原子力損害賠償支援機構資金交付金 固 定 資 産 売 却 益 有 価 証 券 売 却 益 関 係 会 社 株 式 売 却 益 退 職 給 付 制 度 改 定 益

             

5,976,239 5,660,091 316,147 61,574 5,554 18,574 12,662 24,782 6,037,813 913,972 696,808 115,210 3,671 24,649 73,633 電 気 事 業 営 業 費 用 5,914,996  

そ の 他 事 業 営 業 費 用 283,231   営 業 損 失 (221,988)  

営 業 外 費 用 166,541  

支 払 利 息 120,041  

そ の 他 46,500  

     

   

当 期 経 常 費 用 合 計 6,364,768  

当 期 経 常 損 失 326,955  

渇水準備金引当又は取崩し △ 9,865   渇水準備引当金取崩し(貸方) △ 9,865   原子力発電工事償却準備金引当又は取崩し 1,093   原子力発電工事償却準備金引当 1,093  

特 別 損 失 1,248,811  

災 害 特 別 損 失 40,231   原 子 力 損 害 賠 償 費 1,161,970   核燃料加工契約変更損失 15,582   減 損 損 失 12,115   固 定 資 産 売 却 損 18,911  

税金等調整前当期純損失 653,022  

法 人 税 等 28,681  

法 人 税 等 26,309   法 人 税 等 調 整 額 2,371   少数株主損益調整前当期純損失 681,703  

少 数 株 主 利 益 3,589  

当 期 純 損 失 685,292  

      

(35)

連結株主資本等変動計算書

34 (単位:百万円)

 

株 主 資 本

資 本 金 資本剰余金 利益剰余金 自 己 株 式 株主資本合計 当連結会計年度期首残高 900,975 243,631△  287,497△  8,372 848,736

当連結会計年度変動額

新 株 の 発 行 500,000 500,000     1,000,000 当 期 純 損 失     △  685,292   △  685,292 自 己 株 式 の 取 得       △  5 △  5 自 己 株 式 の 処 分   △  9   9 0

土地再評価差額金取崩額     16   16

そ の 他       11 11

株主資本以外の項目の当連

結 会 計 年 度 変 動 額 ( 純 額 )       当連結会計年度変動額合計 500,000 499,990△  685,275 16 314,730 当連結会計年度末残高 1,400,975 743,621△  972,773△  8,356 1,163,467

 

そ の 他 の 包 括 利 益 累 計 額

少数株主

持 分 純 資 産 合 計 そ の 他

有 価 証 券 評価差額金

繰延ヘッジ

損 益 土地再評価

差 額 金 為替換算 調整勘定

そ の 他 の 包 括 利 益 累計額合計

当連結会計年度期首残高 1,288△ 16,794△  3,236△ 42,816△ 61,558 25,299 812,476 当連結会計年度変動額

新 株 の 発 行       1,000,000

当 期 純 損 失       △ 685,292 自 己 株 式 の 取 得       △  5

自 己 株 式 の 処 分       0

土地再評価差額金取崩額       16

そ の 他       11

株主資本以外の項目の当連

結 会 計 年 度 変 動 額 ( 純 額 ) 1,164 △  1,467 △  18 15,117 14,795 △  4,191 10,604 当連結会計年度変動額合計 1,164△  1,467△  18 15,117 14,795△  4,191 325,335 当連結会計年度末残高 2,452△ 18,261△  3,254△ 27,699△ 46,762 21,107 1,137,812

(36)

連結注記表 35

【連結計算書類の作成のための基本となる重要な事項に関する注記等】

.連結の範囲に関する事項 連結子会社の数 59社

主な連結子会社は,東電不動産株式会社,東京発電株式会社,株式会社テプコシステムズ,東 電工業株式会社,東電環境エンジニアリング株式会社,株式会社東電ホームサービス,東電リ ース株式会社,東京電設サービス株式会社,東電フュエル株式会社,東電設計株式会社,東電 広告株式会社,東京臨海リサイクルパワー株式会社,Tokyo Electric Power Company International B.V.,Cygnus LNG Shipping Limited,Tokyo Timor Sea Resources Inc.であ る。

.持分法の適用に関する事項 持分法適用関連会社の数 17社

持分法適用関連会社は,相馬共同火力発電株式会社,鹿島共同火力株式会社,君津共同火力株 式会社,常磐共同火力株式会社,株式会社関電工,株式会社ユーラスエナジーホールディング ス,株式会社東光高岳ホールディングス,東京都市サービス株式会社,株式会社アット東京,

日本原燃株式会社,日本原子力発電株式会社,株式会社東京エネシス,株式会社高岳製作所,

東光電気株式会社,TeaM Energy Corporation,TEPDIA Generating B.V.,ITM Investment Company Limitedである。東京都市サービス株式会社,株式会社アット東京については,株式を 一部売却したことにより,当連結会計年度において連結子会社から持分法適用関連会社に変更 している。Great Energy Alliance Corporation Pty Limitedについては,株式を売却したこと により,当連結会計年度より持分法の適用範囲から除外している。株式会社東光高岳ホールデ ィングスについては,東光電気株式会社と株式会社高岳製作所が株式移転を実施し共同持株会 社として設立されたことにより,当連結会計年度より持分法適用の範囲に含めている。

持分法を適用していない関連会社(日本原子力防護システム株式会社,原燃輸送株式会社他)

は,それぞれ連結純損益及び連結利益剰余金等に及ぼす影響が軽微であり,かつ,全体として もその影響に重要性が乏しい。

.会計処理基準に関する事項

(1)重要な資産の評価基準及び評価方法 イ 長期投資(その他有価証券)

時価のある有価証券は,決算日の市場価格等による時価法(売却原価は移動平均法)によ り評価し,その評価差額は全部純資産直入法によっている。

時価のない有価証券は,移動平均法による原価法によっている。

ロ たな卸資産

主として,収益性の低下に基づく簿価切下げを行う総平均法による原価法によっている。

(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法 有形固定資産は定率法によっている。

無形固定資産は定額法によっている。

なお,有形固定資産には特定原子力発電施設の廃止措置に係る資産除去債務相当資産を計 上しているが,当該廃止措置に係る費用の計上方法については,(4)原子力発電施設解体費 の計上方法に記載している。

(3)重要な引当金の計上基準 イ 退職給付引当金

従業員の退職給付に備えるため,当連結会計年度末における退職給付債務及び年金資産の 見込額に基づき計上している。

数理計算上の差異は,主として発生した連結会計年度から年間で定額法により計上して いる。

ロ 使用済燃料再処理等引当金

核燃料の燃焼に応じて発生する使用済燃料(具体的な再処理計画を有しない使用済燃料を

参照

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原子力安全・保安院(以下「当院」という。)は、貴社から、平成24年2

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