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株主通信 ( 通期 ) 日信工業株式会社|株主・投資家情報|株主通信

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Academic year: 2018

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(1)

東証上場

東証JASDAQ上場

東証一部上場

東証二部上場

東証マザーズ上場

上場年

最小使用可能サイズ

上場会社向け東証ロゴマーク(2014 年 6 月 18 日~)

第 64 期

2 0 1 6 年 4 月 1 日 〜 2 0 1 7 年 3 月 3 1 日

株 主 通 信

私 た ち の テ ー マ は

(2)

「環境」と「安心」をテーマとした小型化・軽量化商品、

先進・高付加価値商品の提供により、

市場変化に即応した競争力強化と成長基盤構築に努めてまいります。

 株主の皆様には、ますますご清栄の こととお慶び申しあげます。また、平素 から格別のご高配を賜り、誠にありがと うございます。ここに第 64 期の事業概

要につきましてご報告申しあげます。

業績について

 当連結会計年度(2017 年 3 月期)の 経済情勢を概観しますと、日本では、 雇用・所得環境の改善にみられるように 好循環が広がりつつある中で、2016 年 前半の新興国経済等の海外経済の弱さ や資源価格の低下等の動きが一服した こと等により、企業の業況観も改善を みせ、生産面を中心に緩やかな回復基 調が続いています。一方で、企業の設備 投資や個人消費といった支出面への波 及はまだ十分ではない状況です。また、 物価についても、国内の賃金上昇によ る押上げ効果を輸入品の価格押下げ 影響が相殺し、横ばいの動きが続いて います。

 海外では、2016 年前半には、2015 年 来の中国経済の減速に加え、米国やユー ロ圏の企業部門の一部にも弱めの動き が広がり、先行き不透明感が高まりまし た。国際金融市場では、中国経済に対 する懸念、原油価格の下落、英国にお ける EU 離脱を問う国民投票、地政学 的リスクの影響等を背景に、景気の下方

リスクが意識され、投資家がリスクオフ 姿勢を強める局面が繰り返しみられまし た。2016 年後半には、中国経済に持 ち直しの動きがみられるようになり、先 進国にみられた弱めの動きも和らぐ中、 世界経済は全体として緩やかな回復を 続けました。

 このような経営環境のもと、当社グ ループは成長市場に軸足をおいた現地 生産の拡大を進めるとともに、環境と安 心をテーマとした小型化・軽量化商品、 先進・高付加価値商品の提供により、 足元の競争力強化と将来の成長基盤構 築に努めてまいりました。

 当連結会計年度における新製品の開 発・量産につきましては、まず、四輪車 用製品として、日本及び北米で生産さ れるスバルの「インプレッサ」にフロント ナックル・リアナックルといった当社グ ループのアルミ製品が採用されました。 また、ホンダの「CR-V」及び長安汽車の 「CS95」等にも当社グループのブレーキ

製品及びアルミ製品が採用されました。  次に、二輪車用製品として、ホンダ の「CB Shine SP」に前後輪連動ブレー キ(CBS)用のフロントキャリパー及び マスターシリンダー等のブレーキ製品 が採用されました。当社グループは今 後もCBS 用製品を世界各国へ順次展開 していく予定です。この他にホンダの

株主の皆様へ

基 本 理 念

心の豊かさ 貢献

社 是

常に、世界の変化に先がけて、 お客様と社会のニーズに応え、 優れた商品と技術とアイディアを供給する

行 動 指 針 わたしたちは

● 夢と若さと情熱をもちつづけます ● 日々、研究と改善につとめます ● 時と物を大事にします

● 活力ある明るい職場をつくります ● 社会の一員としての自覚と責任をもちます ● 地球環境保護につとめます

株主の皆様へ ...1 トピックス ... 3 財務情報 ... 5 会社情報 ... 裏表紙

C O V E R 長 野 市 戸 隠 神 社

(3)

代表取締役社長

大河原 栄次

新型「CBR1000RR/SP」、BMW の「R nine T シリー ズ 」及 び TRIUMPH の 「STREET SCRAMBLER/CUP」にそれ

ぞれ当社グループのブレーキ製品・ア ルミ製品が採用されました。特にホンダ の新型「CBR1000RR/SP」に採用された 二輪車用アンチロックブレーキシステム (ABS)の新製品 NK2R4i は、従来品よ り小型・軽量となった一方、慣性測位 装置 (IMU) と協調することで姿勢変化 や走行状態を認識し、コーナリング中 の横滑り抑制やスーパースポーツ向け のブレーキとして高減速度と安定した車 両挙動を両立させる最新制御ロジックに より、フラグシップモデルに相応しいブ レーキ性能を提供しています。  業績面では、当連結会計年度の売上 高は、アジアに加えて日本及び北米で 販売が増加したものの、為替換算によ る影響などにより、166,889 百万円と 前連結会計年度に比べ0.5%の減収とな りました。営業利益は為替影響はあった ものの、増収効果及び原価低減などに より、12,278 百万円と前連結会計年度 に比べ 63.9%の増益となりました。税 引前利益は 12,880 百万円(前連結会 計年度比 73.9%増)、当期利益は 9,560 百万円(同 74.8%減)、親会社の所有 者に帰属する当期利益は 5,385 百万円 (同 84.0%減)となりました。

 なお、当社グループの連結計算書類 は、前連結会計年度から国際会計基準 (以下、「IFRS」という。)に準拠して作成

しています。

 前連結会計年度において、当社及び 子会社が営む一部の事業を、IFRS 第5号

「売却目的で保有する非流動資産及び 非継続事業」の規定に基づき、非継続 事業に分類しています。そのため、前 連結会計年度の売上高、営業利益、税 引前利益については継続事業からのも のを記載すると共に、当期利益及び親 会社の所有者に帰属する当期利益には、 非継続事業からの当期利益をそれぞれ 32,219 百万円、31,928 百万円含めて います。これらの非継続事業からの当期 利益には、事業分離における移転利益 39,184 百万円(税引前)が含まれてい ます。

2018 年 3 月期の

業績見通しについて

 第13 次中期の初年度にあたる2018 年 3 月期の連結業績見通しにつきまし ては、売上高 175,000 百万円、営業利 益12,500 百万円、税引前利益 13,000 百万円、当期利益 9,300 百万円、親会 社の所有者に帰属する当期利益 5,000 百万円としています。

 業績見通しの前提となる為替レートに ついては、1ドル =109 円を想定して います。

 なお、配当金につきましては、1 株当 たり45 円を予定しております。

(4)

64

上市製品の紹介

第13次中期計画

~ コンセプト ~

方 針

二輪 ▶「二輪ブレーキ最大手」としての成長 四輪 ▶ アルミ軽量化技術による成長

事業環境

二 輪 ▶ 車体軽量化ニーズの拡大 アルミ ▶ 先進ブレーキの法規制化 (交通事故の削減政策) 四 輪 ▶ 自動運転化、安全規制の強化

成長への課題

二輪ブレーキ ▶ CBSビジネスの拡大

(インドネシア・タイ・ベトナム・インド・中国・ブラジル)

アルミ ▶ 足回り大物軽量化部品による事業収益 基盤の確立(フロント/リアナックル、 ロアアーム)

販売の拡大 四輪ブレーキ ▶ 収益性の改善

スバル インプレッサ

日本および北米で、スバルの「インプレッサ」に新規採用された

当社製アルミ製品の生産を開始いたしました。

ハウジング・リア ▶ (ナックル)

︎ ハウジング・フロント (ナックル)

HONDA CR-V

ホンダの「CR-V」に、当社のブレーキ製品および

コア技術を活かしたアルミ製品が採用されました。

︎ 電動パーキング付き リア キャリパー (EPBi)

リア ロアアーム

︎ フロント キャリパー

コンプライアンス ブラケット ▼ 日米

拠点で

生産開始

︎ 直江津工場

(5)

HONDA CB Shine SP

(インド)

HONDA新型 「CBR1000RR/SP」

ホンダの 「CBR 1000RR/SP」に、

前後輪制御 ABS(NK2R4i)を始めとする

当社製のブレーキ製品が採用されました。

ホンダの 「CB Shine SP」に、

前後輪連動ブレーキ(CBS)用のブレーキ製品が採用されました。

︎ CBS用 マスターシリンダー ︎

フロント マスターシリンダー

リア キャリパー ▶ ︎ リア マスターシリンダー

︎ フロント マスターシリンダー

ABS MODULATOR NK2R4i ( 新型 前後輪制御ABS + IMU協調)

現行品に対し、 小型・軽量化を

実現

IMU(慣性測位装置)と協調する事で コーナリング中のABS制御を実現

︎ CBS用 フロント キャリパー (3pot)

CBSを

世界各国

へ順次展開

更なる飛躍に向けた

取り組みを

全世界で進めて参ります。

2017 2018 2019 売上高

(億円)

2017 2018 2019 営業利益

(億円)

2017 2018 2019 1,750 1,770 1,830

125 7.1

目標利益率 10% 営業利益率

(%)

(年度) (年度) (年度)

(6)

財務情報

要約連結キャッシュ・フロー計算書

(単位:百万円)

(単位:百万円)

要約連結損益計算書

科 目 (’15/4/1〜’16/3/31)前連結会計年度 (’16/4/1〜’17/3/31)当連結会計年度

営業活動によるキャッシュ・フロー 25,842 8,974 投資活動によるキャッシュ・フロー △2,857 △13,892

財務活動によるキャッシュ・フロー △4,902 △8,628 現金及び現金同等物の期末残高 53,049 38,541

(単位:百万円)

科 目 前連結会計年度(’16/3/31) 当連結会計年度(’17/3/31)

〈資産〉

流動資産 132,452 116,730 非流動資産 96,934 99,275

資産合計 229,386 216,005

〈負債〉

流動負債 53,295 34,868 非流動負債 8,072 8,367

負債合計 61,367 43,235

〈資本〉

資本合計 168,019 172,770

負債及び資本合計 229,386 216,005

要約連結財政状態計算書

(注)前連結会計年度において、当社及び子会社が営む一部の事業を、IFRS第5号 「売却目的で保有する非流動資産及び非継続事業」の規定に基づき、非継続事業 に分類しています。そのため、前連結会計年度の売上高、営業利益、税引前利益に ついては継続事業からのものを記載すると共に、当期利益及び親会社の所有者に 帰属する当期利益には、非継続事業からの当期利益をそれぞれ32,219百万円、 31,928百万円含めています。これらの非継続事業からの当期利益には、事業分 離における移転利益39,184百万円(税引前)が含まれています。

科 目 (’15/4/1〜’16/3/31)前連結会計年度 (’16/4/1〜’17/3/31)当連結会計年度

売上高 167,709 166,889 売上原価 △147,875 △144,346 売上総利益 19,834 22,543 販売費及び一般管理費 △9,117 △10,139

その他の収益 1,706 908

その他の費用 △4,933 △1,035

営業利益 7,490 12,278

金融収益 1,225 1,728

金融費用 △1,131 △45

持分法による投資損益 △179 △1,080 税引前利益 7,406 12,880 法人所得税費用 △1,719 △3,320 継続事業からの当期利益 5,687 9,560 非継続事業からの当期利益 32,219

当期利益 37,906 9,560

当期利益の帰属  親会社の所有者

  継続事業からの当期利益 1,655 5,385   非継続事業からの当期利益 31,928   親会社の所有者に帰属する当期利益 33,582 5,385  非支配持分 4,324 4,175

(7)

セグメント業績

二輪車用製品の販売減少はあったも のの、アルミ製品等の販売増加など により、25,953百万円と前期に比べ 5.1%の増収となりました。

アルミ製品の販売増加はあったもの の、為替換算による影響などにより、 42,078百万円と前期に比べ4.0%の 減収となりました。

中国・ベトナム・タイの販売増加は あったものの、為替換算による影響 などにより、86,830百万円とほぼ 前期並みとなりました。

ブラジル市場の低迷及び為替換算に よる影響などにより、12,029百万円 と前期に比べ5.5%の減収となりま した。

25,953

(百万円)

42,078

(百万円)

86,830

(百万円)

12,029

(百万円)

1,268

(百万円)

1,763

(百万円)

378

(百万円)

702

(百万円)

2,241

(百万円)

447

(百万円)

10,336

(百万円)

116

(百万円)

2,999

(百万円)

1,486

(百万円)

122

(百万円)

492

(百万円)

営業利益

営業利益

営業利益

営業利益

前期に事業分離による一時的な費用 を計上していたこと及び増収効果・ 原価低減などにより、2,241百万円 と前期に比べ2,999百万円の増益と なりました。

円高影響はあったものの、増収効果 及び前期に減損損失を計上したこと などにより、447百万円の損失と前 期に比べ1,486百万円の損失の減少 となりました。

為替影響はあったものの、増収効果 及び原価低減などにより、10,336 百 万 円 と ほ ぼ 前 期 並 み と な り ま した。

ブラジル市場の低迷はあったもの の、為替影響などにより、116百万円 と前期に比べ492百万円の増益とな りました。

売上高

売上高

売 上 高 売上高

前連結会計年度比

前連結会計年度比

前連結会計年度比

(8)

コ ド

会社概要

株主優待制度について

株主メモ

商 号 日信工業株式会社

英 文 社 名 NISSIN KOGYO CO.,LTD.

設 立 1953年10月

事 業 内 容 四輪車及び二輪車向けブレーキ装置及びアルミ製品等の開発、製造、販売

資 本 金 36億94百万円 (2017年3月31日現在) 従 業 員 数 1,261人 (2017年3月31日現在)

役 員 代 表 取 締 役 社 長 大河原 栄 次 代 表 取 締 役 専 務 武 井 純 哉 常 務 取 締 役 寺 田 健 司 取 締 役 佐 藤 一 也 取 締 役 市 川 祐 一 取 締 役 篠 原 孝 義 取 締 役 小 林 敬 一 取 締 役 宮 下 次 郎 取 締 役 福 井 政 隆 監 査 役( 常 勤 ) 坂 下   潔 監 査 役( 常 勤 ) 渡 辺 隆 伸 監 査 役 根 岸 裕 幸 監 査 役 斎 藤 平 二

決 算 期 4月1日から翌年3月31日まで 定 時 株 主 総 会 6月

基 準 日 定時株主総会 期 末 配 当 中 間 配 当

: 3 月31日 : 3 月31日 : 9 月30日 株 主 名 簿

管 理 人 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号三井住友信託銀行株式会社

同事務取扱場所 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号三井住友信託銀行株式会社 証券代行部

(郵便物送付先) 〒168-0063 東京都杉並区和泉二丁目8番4号三井住友信託銀行株式会社 証券代行部

( 電 話 照 会 先 ) 0120-782-031

公 告 方 法 電子公告により実施http://www.nissinkogyo.co.jp/investors/index.html

(2017年6月16日現在)

国内生産会社

連結子会社 2 社

持分法適用会社 1 社

海外生産会社

連結子会社 14 社

持分法適用会社 5 社

海外R&D 4拠点

アメリカ・スペイン タイ・中国

(1)対象株主 毎年3月31日および9月30日現在の株主名簿に記載された 300株以上保有の株主様

(2)優待内容 ①300~999株保有の株主様 : 3,000円相当の商品 ②1,000株以上保有の株主様 : 5,000円相当の商品 (3)贈呈時期 3月31日現在の株主様には5月中、9月30日現在の株主様は

12月中の送付(年2回)

会社情報

グ ロ ー バ ル ネ ッ ト ワ ー ク

日信工業株式会社

参照

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