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平成25年度第2回こども部会議事録(平成25年9月19日) 自立支援協議会 議事録(平成26年度まで)|浦安市公式サイト

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第2回浦安市自立支援協議会こども部会 議事録

1.開催日時 平成 25 年9月 19 日(木)14:00~16:00

2.開催場所 文化会館 中会議室

3.出席者

江黒友美委員(リーダー)、小田知宏委員(サブリーダー)、

神谷澄子委員、西田良枝委員代理矢冨氏、竹谷弘美委員、愛塲弘子委員、藤田香委員、

加藤今日子委員、細野政臣委員、泉澤弥生委員、中里恵美子委員、上林正和委員、岡本光正委員、 橋野まり子委員

4.議題

(1)保育所等訪問支援の実施状況の報告

(2)インクルーシブ教育システム研究事業について

(3)障害児支援利用計画の説明(個人情報を取り扱うため非公開)

5.資料

議題1資料 保育所等訪問支援事業 制度の概要と実績報告 議題1資料 保育所等訪問支援事業 事業の成果および課題

6.議事

事務局:これから平成 25 年度第2回こども部会を開催いたします。部会を開催する前に、会議の進め方に つきましてご説明させていただきます。自立支援協議会および部会は、会議を公開し、議事録もホー ムページで公開いたします。議事録には、発言者の氏名を記載いたしますので、ご了承のほどよろし くお願いいたします。特に個人情報に関わる発言等につきましては、十分なご配慮をお願いいたしま す。なお、議題3の障害児支援利用計画の説明につきましては、個人情報を取り扱うため非公開とし、 公開用の議事録には掲載いたしません。また、恐れ入りますが、傍聴の方はご退出お願いします。非 公開部分の議事録につきましては、個人を特定しない範囲で内容を掲載し、委員の皆様に配布いたし ます。

また、発言の際にお願いしたいことがございます。会議を円滑に進めるためにも、ご発言の際は、 挙手をいただき、リーダーの「○○委員お願いします」の発言のあとに、団体名と氏名を述べていた だき、その後、発言をお願いいたします。

本日の会議にあたりましては、代理出席としまして、基幹相談支援センターから矢冨さんが代理出 席しております。

西田委員代理矢冨氏:よろしくお願いします。

事務局:それでは、今後の進行につきましては、江黒リーダーにお願いしたいと思います。よろしくお願い します。

江黒リーダー:皆さん、こんにちは。 一同:こんにちは。

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江黒リーダー:ここ2、3日朝夕めっきり涼しくなり、最近小学校でも運動会を秋に行わないで春に行うとこ ろが多いんですけれども、今度の土曜日は、美浜北と高洲小学校で運動会が開催されるということで、 いい天気になったなと思っております。

それでは、ただ今より、自立支援協議会、平成 25 年度第2回こども部会を開催いたします。本日 はご出席いただきまして、誠にありがとうございます。本日は、3件の議題について協議をしていた だきますので、よろしくお願いいたします。

まず最初に議題1、保育所等訪問支援の実施状況の報告について。制度の概要および実績を事務局 から、事業の成果および課題をサービス実施事業所を代表して、小田サブリーダーからご報告をいた します。それでは、よろしくお願いいたします。

事務局:障がい事業課で事務局を務めさせていただいております、白井です。よろしくお願いいたします。 着席して説明させていただきます。

保育所等訪問支援事業の制度の概要と実績報告ということで、こちらの制度は、こども部会の前身 の特別支援教育プロジェクト会の中でも、昨年度の協議の中で議題として出てきた制度になります。 こちらは障がい児支援の強化の一環ということで、福祉サービスが、保育園、幼稚園、学校等を訪問 し支援する仕組みとして、平成 24 年度に創設された制度になります。保育園、幼稚園、小学校等に 在籍している障がいのある児童が対象となります。内容としては、障がい児本人に対する支援、集団 生活適応のための訓練等です。それと、訪問先施設のスタッフ、先生方に対する支援、支援方法等の 指導等。この2本が主な内容となっております。

支援の内容ですが、頻度は2週に1回程度を目安として、また、その障がい児のお子さんの状況、 時期によって、変化するようなものになっています。訪問する担当者は、障がい児施設で、障がい児 に対する指導経験のある児童指導員、保育士等の専門職の方があたることになっています。

昨年始まった制度ですが、9月1日現在の支給決定者数ですが、平成 24 年度5名、平成 25 年度 11名ということで、計 16 名、障がい福祉課で支給決定がされております。利用実績ですが、請求で あがってくる件数で、11 月の受付が最初に実績があがってきた月になります。現在、合計で 50 日間 の利用実績ということになっています。そして、その内訳ですが、これも9月1日現在で、幼稚園5 園で7名の実施。そして、保育園2園で2名の実施。そして、小学校4校で4名の実施という状況に なっております。

市内には、この保育所等訪問支援事業を実施できる指定を受けた事業者が2事業者います。NPO 法人発達わんぱく会と、パーソナル・アシスタンスともの2事業者です。そのうち本日は、サービス 提供実績のある NPO 法人発達わんぱく会の小田サブリーダーより、一年間通してやってみた事業の 実施報告、また課題等ありましたらその説明をお願いしたいと思っております。では、小田サブリー ダー、よろしくお願いいたします。

小田サブリーダ: NPO 法人発達わんぱく会の小田でございます。よろしくお願いします。資料を多めに入れ させてもらいましたが、かいつまんで説明していき、たぶんそうすると説明不足だと思いますので、 ご質問いただきそれに答える形で進む感じでいいですか。ちょっとかけ足で説明していきたいと思い ます。先にすいません、一番後ろのほうに、チラシが入っていると思いますが、先にそれ見ながら全 体の概要を説明させてもらえばと思います。

2つあるうちのこちら、保育所等訪問支援のご案内、こちらのほうに当法人のこころとことばの教 室こっこという事業所で、昨年からおこなってきた事業になります。事業の目的は集団適応です。こ この細かい枠の中の後半にありますが、子どもが集団生活に適応することができるよう、こっこの専 門職スタッフが、お子さんが通ってる保育所等を訪問し、お子さんが安心して集団生活が送れるよう

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先生方へのアドバイス等を行います、というのが事業になります。児童福祉法にもとづいてサービス をおこなっているのですが、まだまだ私たち力不足でかつ始めたばかりというのもありますので、法 律ではかなり幅広い範囲のサービスができますよ、と制度をつくってくれているんですけども、ただ 我々としては、その中でも僕たちができるのは今ここだけです、とか、かなり限定的なサービスにし て実施をしてきてます。

たとえば先生方へのアドバイス等を行います。私たちは今それだけです。法律の中では直接支援、 園に行って直接お子さんに療育を提供することも可能ですが、それは今我々はおこなっていません。 あと、対象とするお子さんも 18 歳までです。範囲はしっかり広いのですが、ただ今は、私たちの教 室で療育を受けてくれているお子さん、あと幼児期に療育を受けて、今小学校に行ってる卒業生にの み限っておこなってきてます。あと、利用時間、利用曜日に関しても、ここにありますとおり、週に 2回だけのかなり短い時間に限定してやってきてます。ただ、その中でも今までですと、浦安市と市 川市、両方で 20 人強のご利用をいただいておりますので、ニーズはとてもあるなというような印象 受けています。

資料戻って、訪問施設っていう、パワーポイントのほうからご説明させてください。訪問施設に関 しては市川市の実績も入っていますが、こんな感じで幼稚園が一番多くて、次、小学校、保育園が一 番少なくなっています。訪問したときの、どのあたりの集団適応に関して支援していくかということ に関しては、小学校、幼稚園、保育園、やっぱり特色があるなという印象を受けております。

小学校ですと、小学校1年生、2年生が大半というのもありますので、幼児期、我々の教室で療育 受けたお子さんの、僕たちの持っている情報を小学校の先生に伝えていくのが一番大きな形になりま す。あと、学習が始まったり、ちゃんといすに座って長い時間先生の話を聞かなきゃいけなかったり っていうところの学習態度、生活態度。こちらのところは、大きな形になることが多いです。幼稚園 ですと、切り替え、先生の指示の理解、友だちとの関わり、こだわりが多いお子さんはそれに対する 周りの人の対応。あと、年長さんなんか就学に向けてというところで相談を受けるケースが多いです。 保育園はたまたま対応したお子さんがそういう特徴があったのかもしれないですが、生活動作の獲得、 衝動の調節、友だちとの関わりに関して支援することがありました。

次のページになります。ちょっと細かいですが、ポイントとしては、利用2か月前の3~4週目に 行う、③方針会議。保護者から一番下の発達センターにいたるまで、全員が関わるような方針会議っ ていうのがあると思います。これが、特に浦安市の橋野課長にかなり最初に調整いただいて、関係者 が全員集まって実際に集まって、その一人のお子さんの特徴であるとか、今までの支援の経緯を確認 した上で、今後どんな支援をしていこうっていうことの、すりあわせ調整を行います。ここに保護者 まで、と書いてますが、保護者は事前に話を通して、情報はとりますが、方針会議には参加しません ので、支援する側だけで 10 名を超える支援者が一人のお子さんのために集まって、1時間情報交換 をして、その上で我々の支援員が訪問を始めていきます。それを細かく書いたものが、その下、①番 から⑨番までになっています。あとから説明もしますが、⑦あるいは⑨の保護者フィードバックとい うところですが、児童福祉法にもとづいた個別給付として、この制度を利用しています。つまり、親 御さんからの要請があり、親御さんと契約を結び、そして親御さんから利用料金、大体 1000 円をい ただいて訪問していますので、当然保護者の方にもフィードバックするのは当たり前なんですが、こ こがなかなか上手にできてないなっていうのが、今の状況になります。

次のページ行きたいと思います。この制度の特徴を絵に描いてみました。訪問支援員が真ん中にい て、左にある発達わんぱく会っていうのは一つの療育事業所という意味でとらえてください。訪問支 援員がお子さんに対して支援をするわけですが、その支援をする場は、学校や幼稚園や保育園などの

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基礎集団の場で、そして保護者はその場に基本的にいませんので別の場所で話を聞き、あと左の発達 わんぱく会としては週に1、2回療育に来て、そこで細かく発達の見立てをしたり、その成長を追っ ていくんですが、みんながこうバラバラの場所にいて、それを一人の訪問支援員がつないでいくとい う形になりますので、みんなの意識を合わせたりとか、そのためにかなり足繁く通ったりとかってい うことを上手にするのがとても大切だし、現状我々の反省点としては、まだまだうまくできていない なという印象を持ってます。

その下ですが、訪問先、小学校、幼稚園に行って何をするかということです。子どもに関する話し 合い、つまり、お母さんから要請があって、その一人の子どものために訪問しているので、その子ど もに関して、どんな特徴を持っているか、どういうふうに日常生活を送っていて、それはどういうふ うに理解すればいいのかというのを、しっかり話し合います。園の先生としては、難しい子はそのお 子さんだけじゃないっていうケース多々ありますので、そういった場合には、もう少し一般論という のか、その子の話だけではなくて、集団で生活をしているわけで、集団の中でその子をどういうふう に見ていけばいいか。それは、集団の中にはほかにも特別な配慮必要なお子さんが複数いる場合には、 ほかのお子さんも含めてどういうふうに支援していけばいいかっていうところにあたるケースも結 構あります。そうしたときに保育所等訪問支援という、特定の一人のお子さんのお母さんからお金を もらって実施する事業として、どこまで踏み込んでいいのかなとか迷うところです。ここに千葉県障 害児等療育支援事業、市内でいくつもやられているところがあって、こちらの施設支援事業っていう 事業もありますので、そちらを今後は上手に使い分ける必要があるのかなっていうのは考えておりま す。

次のページです。当教室は顧客アンケートを毎年とっています。その一部を抜粋してきたんですが、 下のほうにアンケート結果(保育所等訪問支援事業)として、4つ円グラフがあると思います。そち らをよりわかりやすくしたものが5ページ目にあるグラフになります。ここで言いたいことは一つだ けで、保育所等訪問支援事業、新しい事業ということもあって、期待は大きいけども実際に使った人 の不満も大きいということです。まだ使ってない人の期待はとても大きい、当法人のおこなっている サービスいくつかある中で一番期待が大きいけど、その中で使っている人 20 人ぐらいの意見からす ると、不満もほかのサービスよりもだんとつ多いということです。それはなぜか、いろいろ理由があ ると思いますが、戻ってもらって、4ページ目の満足度に対する利用者のコメントで、ある程度推測 できると思っています。上から3つ目で、「もう少し早くやれたらよかった。詳しい案内を早く教え てほしかった」これは期待が大きいってところです。その下4行目が、「訪問後や会議後にどんな様 子であったか、どんな話し合いだったかの報告はきちんともらいたい」これは不満です。あと、「こ のサービスの予定や成果を話し合う時間が少なすぎる。何が課題で成果なのかほぼわからない」ある いは「どのようなことをしているのかわからないので知りたい」という訪問支援事業を利用されてい る方の不満足の声が出ています。

僕たちとしてもある程度想定されたことではあって、つまり関係者がすごく多い中で、でも目的は 子どもの集団適応なので、そのためには何が一番必要かってことを考えると、園の、あるいは小学校 の先生と、しっかりと話をしていくこと、そこに一番時間を割くことが子どものためになると思って やってきたんですが、その結果お母さんと話し合う時間が十分に取れずにこういった不満につながっ ているんだろうなというふうに分析をしています。ちなみに今の対策としては、保育所等訪問支援事 業を使われている方の小学生を除いた幼児の全員が、こっこの療育も使われているので、療育をして る担当のスタッフから、保育所等訪問支援の様子とか成果とかを毎週1回療育に来ますので、こまめ に伝えていくっていう形で解消することを目指して取り組んでいます。

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江黒リーダー:それでは今の事務局のご説明と、小田サブリーダーのご説明ございましたが、ご質問やご意見ござ いましたらお願いします。はい、加藤委員。

加藤委員:千葉発達障害児・者親の会コスモの加藤と申します。以下千葉コスモと省略させていただきます。、 皆さん、最初の説明で利用実績、支給決定ですが、この人数というのは、大体想定内ですか。もう少 し多いのかなと思っていたので。先ほど、受け皿として限定的にやっていますということだったので、 その関係かなと思ったんですけどいかがでしょうか。もう一点は、小田さんの報告で、振り返りまで なされていく非常にわかりやすい報告でした。ありがとうございます。こういったサービスがなかっ た当時、幼稚園に通わせていた者からすれば、格段の進歩だなと思っているんですけれども。やっぱ りフィードバックをしてほしいというのが、親の切実なニーズだと思うので、やはりそこのところは 改善していただきたいと思います。

一点、おうかがいしたいのは、支給決定をした人に対するサービスですっていうことなので、親側 からの要望でというのが前提ですよね。その場合の幼稚園側の受け入れといいますか、対応の様子は どんな感じなのかというのを、ちょっと教えていただきたいと思います。

江黒リーダー:それでは今2つご質問がございましたので、最初のご質問については、事務局からお願いしま す。

事務局:支給決定者数ですが、これは見込等ではなく、実数になります。見込量としては障がい福祉計画の 中で、保育所等訪問支援については、平成 24 年度は、制度開始の年ということで5名、25 年度は 10 名、 26年度は 15 名ということで、毎年5名ぐらいずつ増えていくということになっていますので、25 年度に ついては、まだ半年の段階ですが見込みと概ね合っている数字だと思います。

江黒リーダー:加藤さん、よろしいですか。 加藤委員:はい。

江黒リーダー:では、2つ目のご質問については小田さん。

小田サブリーダー:受け入れてもらえる園や小学校の受け入れということですが、概ねとてもよいです。色々な 要因があるのでしょうが、浦安市に関しては、保育幼稚園課とか教育委員会と事前に、当時の障がい 福祉課が十分に連携を取ってもらい土台づくりをかなり時間をかけて丁寧にやっていただけたのが 大きいのじゃないかというふうに思っています。ただ、訪問するのは1回だけでないです。基本とし ては月に2回で3か月間で合計6回です。担任の先生も、最初の1回2回はとてもウェルカムだけど、 やっぱりその先ウェルカムであり続けるかどうかは、僕たち指導員の力量次第だなというのはすごく 感じています。力のあるスタッフが行くと、概ね最後までしっかりウェルカムですが、そうじゃない スタッフが行くとそうじゃないこともあるな、というのは感じます。それも今後の改善点だと思いま す。

江黒リーダー:加藤さん、よろしいですか。ほかにご質問やご意見ございますか。はい、竹谷さん。

竹谷委員:一時ケアセンターの竹谷です。すみません。ちょっとわからないので教えていただきたいのです が、利用時間が火曜日、水曜日、こっこさんの実績の中で、10 時半から 12 時という時間帯で行われ ているということですが、たぶん園児がいらっしゃる時間かなと思うのですね。そうすると、担任の 先生は、直接園児の指導に関わっている時間帯かなと思うのですが。たとえば、園が終わってから別 な時間帯を取って先生方とお話ししたりということは、この時間外でもやられているのでしょうか。 小田サブリーダー:はい。午後とか夕方に訪問することが実際は多いです。ただ、我々の事情ですが、違う日に

ちに訪問することが多いです。訪問して先生と打ち合わせをするのも、一つのサービスとして請求を あげさせてもらっているという形です。

竹谷委員:そうすると、月に2日支給決定、2週間に一度の頻度ということで行かれている中、実際にこの

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時間とは別に、また別の日で何日か行かれるということですね。わかりました。

江黒リーダー:ほかにいかがですか。よろしいでしょうか。それでは次の議題に移りたいと思います。続きま して議題2のインクルーシブ教育システム研究事業について、教育研究センターのからご報告いたし ます。

教育研究センター:皆様こんにちは。教育研究センターの山本と申します。これから平成 25 年度のインク ルーシブ教育システム構築モデルスクール事業について、ご説明させていただきます。座って説明さ せていただきます。

それでは皆様にお示しした資料があるんですが、パワーポイントを使い、説明していきたいと思い ます。それでは本日は、インクルーシブ教育システム構築モデルスクール事業に関して、今スクリー ンにあります具体的な取り組み内容、事業の全体像、合理的配慮協力員について、モデル校について、 全体スケジュール予定、これまでの取り組みという6点について、ご説明いたします。

まず始めに、平成 25 年度インクルーシブ教育システム構築モデルスクール事業の、文部科学省の 趣旨についてです。まず一つ目として、委託を受けた各学校の設置者が、まず、合理的配慮、特別な 教育的支援の必要な児童・生徒に対して、その状況に応じて提供する合理的配慮の実践事例を蓄積す るというのが一つあります。もう一つは、適切な合理的配慮のための校内体制の整備などについて、 実践研究を行うと、この二つのことが示されております。

本市においては、文部科学省の平成 25 年度インクルーシブ教育システム構築モデルスクール事業 の委託事業を受けたところです。先ほどの文部科学省の趣旨を踏まえながら、この委託事業をとおし て、これまでまなびサポート事業で取り組んできた、子どもや学校への支援について振り返りながら、 本市の学校教育のさらなる充実を目指していきたいと考えております。

具体的な取り組み内容についてご説明いたします。まず一つ目ですが、特別な教育的支援を必要と する子どもに対する、適切な支援のあり方ということです。まず、教育的支援を必要とする子どもの 教育的ニーズを把握いたします。そして、日々の教育実践における適切な支援のあり方について検討 して、実践してまいりたいと思っております。2つ目の内容は、効果的な支援を実施するための校内 体制のあり方についてです。子どもの教育的ニーズに応じた教育実践を的確に行うための校内体制の あり方を検討、協議していきます。それをもとに、校内体制の整備を進めていきたいと考えておりま す。3つ目は、その他としてあげさせていただきます。特別支援教育の視点を活かした、どの子もわ かる授業づくりのための再検討をおこなっていきます。それをとおして、どの子も安心して学べる学 級づくりの実践につなげてまいりたいと考えております。

次に、本事業の全体像についてご説明いたします。資料にお示しした、一部をとりまして、細かく 説明していきます。まず、教育委員会が委託事業を受けて、この事業でモデル校を指定いたします。 そして、そのモデル校には合理的配慮協力員というものを配置していきます。そして、このモデル校 には、まなびサポートチームも関わっていきます。通常の学級、通級指導教室、特別支援学級におけ る担任が、心身障がい児補助教員の具体的な支援や校内体制のあり方について関わっていきます。さ らにこのモデル校には、県立千葉盲学校と市川特別支援学校のコーディネーターが連携してまいりま す。特別支援学校の専門性を活用していきます。特に弱視のある子どもや、特別支援学級の子どもへ の支援方法などにおいての検討のアドバイスをいただきたいと考えております。また本事業には、教 育委員会の指導課も関わってまいります。障がいのある・なしに関わらず、一人一人の教育的ニーズ に応じた、わかる授業づくりのために、各教科の専門性のある指導主事が関わってまいります。

モデル校以外の、市内の小・中学校に対しましても、教育委員会としては次のように関わっていき ます。校内体制の円滑な運営や、個々のニーズに応じた具体的な支援に関しましては、校長会議、教

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頭研修会、特別支援関連の研修会で情報を提供していきます。また、まなびサポートによる校内支援 に活かしていきます。わかる事業のあり方に関しましては、先ほどのとおり、指導主事が各学校へ訪 問したときに、指導助言をしてまいります。そのように、各関係機関が連携をして、このモデル校で、 実践をしていきたいと考えております。

次に、先ほど出ました合理的配慮協力員についてご説明いたします。専門性を活かし、主に子ども の実態をもとに適切な支援方法の検討をおこなっていただきます。そして、校内委員会のあり方につ いての検討にも加わります。そしてそれをもとに、学校の職員への助言もしていくようになります。 具体的な合理的配慮協力員につきましては、3名の方にお願いしてあります。お一人は星槎大学の准 教授の阿部利彦先生です。この先生は、まなびサポートの今年度スーパーバイザーとしてもお願いを してあるところです。もうひと方が、星槎教育研究所所長の三森睦子先生、もうひと方は、星槎中学 校名古屋校教頭、星槎大学特任講師の安部雅昭先生です。この3人の合理的配慮協力員の先生方が入 っていかれるモデル校についてです。モデル校は2校指定させていただきました。一校目は東小学校 です。東小学校は、LD 等の通級指導教室が設置されている学校です。行動面において困り感のある 子どもへの支援方法を検討するとともに、在籍学級と通級指導教室とのよりよい連携のあり方につい て実践研究を行うことができると考えております。もう一校は明海小学校です。明海小学校は特別支 援学級が設置されている学校です。特別支援学級での、一人一人のニーズに応じた合理的配慮を、通 常の学級においても実践できるような校内体制のあり方について、研究をおこなっていくことができ ると考えております。

では、このあとのスケジュールについてご説明いたします。ここには国や県、市教委ですとか、千 葉盲、県立市川、さまざまな機関が関わって進んでいくようになっております。今、青でお示しした ところは一番上が国ですが、国と県、市教委、まなび、指導課、モデル校が関わって連携協議会とい うものを開いていきます。ここで全体の方向性や成果や課題等について共有していく一番大きなもの になっております。これが年間4回計画されております。そして、1月 31 日には県の主催の実践発 表会というものがございまして、そこで9月以降に行われた成果や課題に対して発表することになっ ております。そして、千葉盲学校と、市川特別支援学校のコーディネーターと、まなびサポートのス タッフと合理的配慮協力員で実務的な関係者会議というものを持っています。ここで子どもたちをど のように把握していったらいいか、どんな支援をどのようにいつからしていくかなど、実務的なこと をこの会議でやっていきたいと考えております。そして先ほど、指導課も関わりますというお話をし ましたが、指導主事会議というものが定期的に行われています。そこでも特別支援に関わるお話ので きる方をお招きして、研修を深め、各学校でのわかる授業づくりにつなげるような会にしていきたい と計画しております。そして情報提供としましては、9月から実際に動いておりますので、10 月の 校長会、教頭研修会、12 月の校長会議等で、各学校の管理職の方々にも、浦安の動きを情報として 提供していきたいと考えております。

これまでの取り組みについてです。委託を受けまして実際、7月から合理的配慮協力員がモデル校 を訪問しております。そこで校内の様子を見ていただきまして、今後9月以降の打ち合わせを行って おります。そして8月には、モデル校の東小学校と明海小学校で校内研修会を実施いたしました。内 容としましては安部雅昭先生から、「困り感」の中にある子どもへの関わり方、三森先生から安心し て生活できる学級づくり、ソーシャルスキルトレーニングの効果等ということでお話をいただいてお ります。21 日の研修会の様子です。

そして9月に入りまして、大きな県を交えての第 1 回連携協議会を開催したところです。そして、 今日の午前中ですが、千葉盲学校のコーディネーターがいらっしゃいまして関係者会議を開きました。

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そこでは早速、弱視のあるお子様に、どのような支援をしていったらいいのかという、いろいろな機 材を持ってきてくださいまして、支援方法の検討までしたところでございます。そして9月からは、 2校のモデル校に、合理的配慮協力員の方たちが定期的に訪問を始めまして、9月は適切な支援に向 けての子どもの教育的ニーズを把握していくということで、今、ご意見いただいているところです。 まだ始まったばかりの事業ではございますが、今後も継続していきたいと考えております。以上で、 ご説明を終わります。

江黒リーダー:それでは、ただ今のご報告に対し、質問やご意見等ございますでしょうか。はい。それでは加 藤様。

加藤委員:千葉コスモの加藤です。今、小学校2校が話題に上がりました。たぶん対象の児童がいるのでし ょうが、と思うのですが、ご家庭には、特に何か報告とかはあるのか、ないのかということが1つと、 1月 31 日にある実践発表会、これはどの範囲で傍聴できる会議なのかという2点をお願いします。 教育研究センター:はい、1点目の対象のお子様という話が出たんですが、一応東小学校には LD の教室が

あるのと、明海小学校には特別支援学級があるということで、まず、そこが上がりました。今後子ど もたちの状態を、どんな支援を、という形で見ていくところで、こういうふうにしたらこんなふうに なったっていうモデルが、だんだん見られるようになると思います。そうしましたら、もしかして、 こういう事例でこういうふうになった、ということが報告っていうことになれば、それは保護者の方 にもご了承を得るような形にこれからなっていきます。

もう1つ。1月 30 日の発表のですが、これは県の主催でまだ少し情報がはっきり入ってきていま せんので、どこまで出られるかというのは、まだ確認できていない状況です。

江黒リーダー:はい。よろしいでしょうか。ほかにございますか。はい。神谷さん、どうぞ。

神谷委員:自閉症協会の神谷です。対象の子には、親とかに知らせてないっていうことは、そこの東小学校 に通っている人たちも、明海小学校に通っている人たちも、そういうモデル校になっているというこ と自体知らないっていうことですよね。別に、そういうことを保護者には言っていないっていうこと ですよね。

教育研究センター:校内研究として、こういう研究に取り組むということは伝わっています。東小では子ど もたちの前で、合理的配慮協力員を紹介していますので、こういう大きな特別支援の研究をしていく というのは伝わっているのですが、この子、ということではなく、今全体を見ているということです。 神谷委員:伝わっているというのは、学校全体っていうことで、保護者の方とかは、別に知らないっていう ことですよね。うちの学校がたとえば支援学級に通っていて、なんか、そういうモデル校になったっ ていうことを親が知っていて、ということは特にないということなのでしょうか。

江黒リーダー:学校便りとかそういう。

神谷委員:じゃあ興味のある人は知ってるかも、みたいな感じになるんですね。

江黒リーダー:はい。ちょっと私のほうから。通常まなびサポートという事業は、今までどおりおこなってお りまして、すべての学校に入って、色々なお子さんの困り感に応じた支援をやっております。その延 長の上にあって、より専門性の高い合理的配慮協力員がいます。我々も専門性があるスタッフを用意 しておりますけども、色々な学校に行くのが、定期的な訪問になります。合理的配慮協力員になりま すと、その学校にいる時間も長く、お子さんの様子を見たり、それから先生とのやり取りが継続的に 行えるというメリットがございますので、その部分についてまなびも、通常今までやってきたことの 上に、さらにこういった事業も行われているといったことです。

神谷委員:学校の先生たちの勉強という感じで、親がそこに加わってということは一切ないってことですね。 学校の先生たちの勉強みたいな、先生たちの研究みたいな感じですね。

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9 江黒リーダー:そうですね。

神谷委員:わかりました。

江黒リーダー:ほかにいかがでしょうか。よろしいでしょうか。今回はまだスタートしたばかりですので、ま た成果等は、まとまった段階でもう一度こども部会で今年度のご報告というふうな感じでお話をさせ ていただければな、と思いますので、よろしくお願いいたします。

続きまして、議題の3番に入ります。障害児支援利用計画の説明に移ります。先ほど事務局からご 説明ありましたけれども、個人情報を取り扱うため、この議題から非公開とさせていただきます。恐 れ入りますけれども傍聴の方はご退席よろしくお願いいたします。

(10)

平成 25 年9月 19 日(木)

午後2時~午後4時

文化会館 中会議室

浦安市自立支援協議会第2回こども部会

1.開会

2.議題

(1)保育所等訪問支援の実施状況の報告

(2)インクルーシブ教育システム研究事業について

(3)障害児支援利用計画の説明(個人情報を取り扱うため非公開)

3.閉会

(11)

議題1資料1

保育所等訪問支援事業 制度の概要と実績報告

○制度の概要

障がい児支援の強化の一環で平成 24 年より創設された制度です。

障がい児施設で指導経験のある児童指導員や保育士が、保育所などを2週間に1回程度

訪問し、障がい児や保育所などのスタッフに対し、障がい児が集団生活に適応するための

専門的な支援を行います。利用を希望する保護者が事業所に直接申し込むことも可能です。

(根拠法:児童福祉法)

・対象:保育園、幼稚園、小学校などに在籍している障がいのある児童

・内容:障がい児本人に対する支援(集団生活適応のための訓練等)

訪問先施設のスタッフに対する支援(支援方法等の指導等)

※支援は2週に1回程度を目安。障がい児の状況、時期によって頻度は変化。

※訪問担当者は、障がい児施設で障がい児に対する指導経験のある児童指導員、保

育士(障がいの特性に応じ専門的な支援が必要な場合は、専門職)があたります。

○支給決定者数(平成 25 年9月1日現在)

平成 24 年度 5名

平成 25 年度 11 名

○利用実績(請求ベース)

サービス請求受付年月 実日数

11 月受付 6日

12 月受付 5日

1月受付 8日

2月受付 5日

3月受付 10 日

4月受付 10 日

5月受付 1日

6月受付 3日

7月受付 2日

合計 50 日

○内訳(平成 25 年9月1日現在)

・幼稚園 5園 7名実施

・保育園 2園 2名実施

・小学校 4校 4名実施

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訪問施設

小学校

幼稚園

保育園

議題1資料2

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訪問内容

小学校

移行支援

生活態度

学習面

幼稚園

切り替え

指示理解

友達との関わり

こだわり対応

就学

保育園

生活動作の獲得

衝動の調節

友達との関わり

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保護者

訪問施設

利用2ヶ月前 利用1ヶ月前 1ヶ月目 2ヶ月目 3ヶ月目

1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4

発達

わんぱく会

行政

障害

福祉課

教育

委員会

発達支援

センター

①初回面談

②支援施設 訪問

③方針会議

④支援施設 訪問

⑤支援会議

⑥支援施設 訪問

⑦保護者フィー ドバック

⑨保護者フィー ドバック

⑨保護者フィー ドバック

⑧訪問支援

(1回目)

⑧訪問支援

(2回目)

⑧訪問支援

(3回目)

⑧訪問支援

(4回目)

⑧訪問支援

(5回目)

⑧訪問支援

(6回目)

受給決定

&連絡

個別 個別 個別 個別 個別 個別 個別 個別 個別 個別 個別 個別

保育所等訪問支援事業

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# タスク タスク内容 関係者 所要時間 (単位:h)

留意事項

(タスクのポイント)

① 初回面談 制度の説明、利用目的の確認など 受給申請及び代行手続き、契約

保護者(利用申込者)

発達わんぱく会(支援員1名) 1.1

発達わんぱく会の訪問支援員が、 保護者のニーズをしっかり把握すること。

- 受給決定&連絡 浦安市障害福祉課から訪問施設(保育所)、 発達わんぱく会へ受給決定の連絡

浦安市障害福祉課 訪問施設

発達わんぱく会(総務)

② 訪問施設訪問 発達わんぱく会の訪問支援員によるアセス メントと教諭、保育士との打ち合わせ

訪問施設(教諭、保育士)

発達わんぱく会(支援員2名) 1.05

教諭、保育士等現場で関わる人々の把握している 現状と思いを把握すること。

③ 方針会議 当事業関係者との打ち合わせ

訪問施設(教諭、保育士) 発達わんぱく会(支援員) 教育委員会

浦安市障害福祉課職員 発達支援センター職員

0.53

他の関連支援機関との連携と方針・助言等の把握 すること。関係者が多く会議日程の調整に時間を 要するが、方針のすり合わせやお互いの役割を明 確化するため、非常に意義がある。

④ 訪問施設訪問 集団生活中の実態を把握するために参与

観察 発達わんぱく会(支援員1名) 1.17 支援員の目から見た子どもが抱える困難さを把握 すること。

⑤ 支援会議 担当療育スタッフと個別支援計画の調整 発達わんぱく会(支援員1名)

発達わんぱく会(療育担当1名) 2.0

訪問支援員と担当療育スタッフの把握している内 容を共有し、より深く子供の全体像を把握すること。

⑥ 訪問施設訪問 具体的方略について打ち合わせ ターゲットを共有

訪問施設(教諭、保育士)

発達わんぱく会(支援員1名) 1.05

訪問施設の担当者と一緒に模索し考え、実施可能 な具体策を考える。

⑦ 保護者フィードバック 支援内容の説明、承認 保護者(利用申込者)

発達わんぱく会(支援員1名) 1.08

保護者のニーズを踏まえて、保育施設と療育現場 の役割分担も十分に理解を得ること。

⑧ 訪問支援 訪問施設にて、具体的支援を実施 発達わんぱく会(支援員1名) 1.0 訪問施設や担当者のスタイルに合わせて、訪問支 援員は対応を調節する必要がある。

⑨ 保護者フィードバック 訪問支援の状況を説明 保護者(利用申込者)

発達わんぱく会(支援員1名) 1.08

訪問支援の状況をフィードバックし、支援内容の理 解を得ること。

保育所等訪問支援事業

(16)

訪問

支援員

保護者

学校

幼稚園

保育園

子ども

発達

わんぱく

保育所等訪問支援事業

(17)

保育スキルに関する話し合い

・ 見立てと方略の結びつき

・ 個と集団の関係について

訪問

支援員 訪問先

子どもに関する話し合い

実態の共有

見立ての共有

保育所等

訪問支援

千葉県障害児等

療育支援事業

(18)

<よろこびのコメント>

全回答数に対する利用割合(未就園児含む) 就園児に対する利用割合 利用者の満足度 利用者地域

<満足度に対する利用者のコメント>

4

性別

男児 女児

80%

(n=81)

20%

*1s不明除外

年齢

1~3歳児 4~5歳児

63%

(n=81)

47%

*1s不明除外

就園状況

未就園 就園

53%

(n=81)

46%

*1s不明除外

n=82 n=45

保育所等訪問支援のおかげで幼稚園の先生がうまく娘と接してくれるようになったこと。そのおかげで健常児が娘とうまく関わってくれるようになったた め、クラス活動にスムーズに参加できるようになったこと。その結果、自然と母親同士も楽しい会話ができるようになった。 (5歳 女児)

利用をはじめたばかりですが、幼稚園での様子が個別支援計画の面談を通して少しわかりました。 (4歳 男児) もう少し早くやれたらよかった。詳しい案内を早く教えて欲しかった。 (5歳 男児)

訪問後や会議後にどんな様子だったか、どんな話し合いだったかの報告がきちんともらいたい。 (5歳 男児) このサービスの予定や成果を話し合う時間が少なすぎる。何か課題で成果なのかほぼわからない。 (5歳 男児) どのようなことをしているのか分からないので知りたい。 (1歳 男児)

n=12 n=12

目的 ◇こどもの変化・成⻑の把握

◇こどもの親やご家族の変化の把握

◇こっこの活動の影響や親の評価・意⾒等の把握 対象者 こっこの顧客 (利⽤中のこどもの親(主に⺟親)) 手法 こっこ担当者からレッスン時に⼿渡し⾃宅での記⼊を依頼

回答者記入 ⇒ 次回レッスン時にこっこに持参(回収) サンプル数 回収率66%[配布124s⇒回収82s]

時期&エリア 2013年2月15日配布開始〜3月20日回収終了(千葉県浦安市) 調査ボリューム A4用紙3枚

調査内容 ①こどもの発達指標 ②親・家族の変化指標

③こっこの利⽤・評価・要望など

調査主体 調査主体: NPO法人 発達わんぱく会・協⼒ NPO法人 SVP東京

93 96

4 2

2 1

0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100

2012年 (n=42)

2013年 (n=82)

2014年 変化なし 変化あり/こっこ影響なし こっこ影響あり (%)

トレンド:利⽤児保護者の成⻑&こっこ影響実感 Q1.変化あり(6項目いずれか)

ご自身や家族の変化(TOP2BOX)

52

40

37

42

27

32

21

30

36

26

38

43

44

38

53

46

54

43

35

40

0 20 40 60 80 100

(1)困ったら相談できる人

(14)ほめるようになった

(9)小さな成長に気づく

(5)長所に目をむける

(6)接し方が分かる

(13)詳しく知りたい

(7)気持ちがわかる

(8)客観的に見る

(12)成長が楽しみ

(18)理解深まった そう思う

ややそう思う 5段階(「そう思う」~「そう思わ ない」)からひとつを選択

90 83 81 80

80

75 75 73 70 65 96%の親は子どもの成長にこっこの

影響を実感した。昨年から3%UP

ご自身や家族の変化(TOP2BOX)

22

28

24

31

16

12

15

15

11

10

40

31

33

23

37

41

33

31

31

32

0 10 20 30 40 50 60 70

(17)家族で話す機会

(2)こっこをママ友と話す

(3)同じ悩みのママ友

(4)一緒の場所増えた

(10)自分が成長した

(20)笑顔が増えた

(16)心配減った

(19)家族が積極的

(11)楽しくなった

(15)ストレス減った そう思う

ややそう思う 5段階(「そう思う」~「そう思わ ない」)からひとつを選択

62 59 56 54 53 53 48 46 43 42 言葉が増えた。子どもとの接し方のコツを教えていただきコミュニケーションがうまく取れるようになった。 (4歳 男児)

本人の理解者ができたこと。そのおかげで、親も本人の見方が変わった。無駄に怒ったりイライラすることがお互い減ったように思う。 (3歳 男児) 先生が子供の気持ちを代弁してくれ、子供への接し方がわかるようになった。どうしていいかわからず、親が行き詰ってしまった時、こっこと出会え、気持 ちをわかってくれ、親自身が救われた。 (1歳 女児)

(19)

Social Venture Partners Tokyo

[サービスの利⽤者数と満⾜・不満⾜率]

利⽤者数が多い個別療育は不満率が低く、

満⾜度も⾼い

問3.こっこの療育・イベントのご感想をお聞かせください。(単一選択)

調査票6段階(「とても満⾜」〜「とても不満⾜」)、「受けていないが興味ある」結果から…

◆不満率=利⽤者に占めるボトム3項⽬選択者⽐率

◆満⾜度⾼さ=利⽤者に占めるトップ2項⽬選択者⽐率 として

順位/相対的な位置づけで配置した。

利⽤者数の多い

サービスで

不満率は低い

現在利⽤者が多い

不満率が⾼い 満⾜度が⾼い

個別療育

グループ療育

音と色

保護者面談

感覚統合 イベント

幼児教育 講習会

保育所等 訪問支援

個別療育

グループ療育

音と色

保護者面談

感覚統合 イベント

幼児教育 講習会

保育所等 訪問支援

利⽤者数の多い

サービスで

満⾜度も⾼い

21% 72%

現在利⽤者が多い

21% 72%

5%

17%

42%

81%

(20)

Social Venture Partners Tokyo

[潜在顧客が多いサービスと満⾜・不満⾜率]

今後伸びる可能性の高いサービスは、

現状では不満率が⾼く、満⾜度も低い

問3.こっこの療育・イベントのご感想をお聞かせください。(単一選択)

調査票6段階(「とても満⾜」〜「とても不満⾜」)、「受けていないが興味ある」結果から…

◆不満率=利⽤者に占めるボトム3項⽬選択者⽐率

◆満⾜度⾼さ=利⽤者に占めるトップ2項⽬選択者⽐率 として

順位/相対的な位置づけで配置した。 「現利⽤なく興味ある」は全回答者に占める割合

可能性の高い

サービスで

不満率が⾼い

現利⽤なく興味ある

不満率が⾼い 満⾜度が⾼い

個別療育

グループ療育

音と色

保護者面談

感覚統合 イベント

幼児教育 講習会

保育所等 訪問支援

可能性の高い

サービスで

満⾜度が低い

個別療育

グループ療育

音と色

保護者面談

感覚統合 イベント

幼児教育 講習会

保育所等 訪問支援

5%

17%

42%

81%

19% 50%

現利⽤なく興味ある

19% 50%

(21)
(22)
(23)

1

平成25年度インクルーシブ教育システム構築モデルスクール事業について

浦安市教育研究センター 平成 25 年 9 月 19 日

1 具体的な取り組み内容

(1)特別な教育的支援を必要とする子どもに対する適切な支援の在り方。

・教育的支援を必要とする児童生徒の教育的ニーズを把握し、日々の教育実践における適切な 支援の在り方を検討、実践します。

(2)効果的な支援を実施するための校内体制の在り方について。

・子どもの教育的ニーズに応じた教育実践を的確に行うための校内体制の在り方を検討、協議 し、校内体制を整備します。

(3)その他

・特別支援教育の視点を生かした、どの子もわかる授業づくりのための再検討を行い、どの子 も安心して学べる学級づくりの実践につなげます。

2 事業の全体像

3 合理的配慮協力員について

・星槎大学 准教授 阿部利彦氏(※まなびサポートスーパーバイザー)

・星槎教育研究所所長 三森睦子氏

・星槎中学名古屋校教頭、星槎大学特任講師 安部雅昭氏

専門性を生かし、子どもの実態をもとにした適切な支援方法の検討を行い、学校の職 員に助言します。校内委員会の在り方についても検討を行います。

議題2資料

(24)

2

8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月

県立 支援 学校

調 1 27

(県

23)(県 7

31

(県

(浦

1

4

4 モデル校について

(1)東小学校

・LD等の通級指導教室が設置されている学校です。

・行動面において困り感のある子どもへの支援方法を検討するとともに、在籍学級と 通級指導教室とのよりよい連携の在り方について実践研究を行うことができます。

(2)明海小学校

・特別支援学級が設置されている学校です。

・特別支援学級での一人一人のニーズに対応した合理的配慮を、通常の学級におい ても実践できる校内体制の在り方について実践研究を行うことができます。

5 全体スケジュール予定

運営協議会・・・県が主催する会議で、県と浦安市が研究の方向性の共通理解を図ります。

連携協議会・・・市が主催する会議で、教育委員会と学校、国や県等が参加し、国や県の方向性を確認し、 浦安市の取り組みの進捗状況や成果や課題についての報告等を行います。

6 これまでの取り組み

・7 月 合理的配慮協力員がモデル校を訪問し、校内参観と打ち合わせを行いました。

・8 月 合理的配慮協力員が講師になり、モデル校で校内研修会を実施しました。

○「困り感」の中にある子どもへの関わり方 安部雅昭氏

○ 安心して生活できる学級づくり(SSTの効果等) 三森睦子氏

・9 月 第 1 回連携協議会を開催しました。

合理的配慮協力員が定期的な訪問を開始しました。

(適切な支援に向けて、子どもの教育的ニーズを把握しています。) 議題2資料

参照

関連したドキュメント

(単位:千円) 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 1,772 決算 2,509 2,286 1,891 1,755 事業費 予算 2,722 2,350 2,000. 1,772 決算

⑤ 

○東京理科大学橘川座長

第1回 平成27年6月11日 第2回 平成28年4月26日 第3回 平成28年6月24日 第4回 平成28年8月29日

成 26 年度(2014 年度)後半に開始された「妊産婦・新生児保健ワンストップ・サービスプロジェク ト」を継続するが、この事業が終了する平成 29 年(2017 年)

会  議  名 開催年月日 審  議  内  容. 第2回廃棄物審議会

会  長    小  島  圭  二  殿 .. 東京都環境影響評価審議会  第二部会長   

本部事業として第 6 回「市民健康のつどい」を平成 26 年 12 月 13