認知症は誰もがかかる可能性がある「脳の病気」です。加齢によるもの忘れがひどくな
った状態や心の病と混同されがちですが、脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなっ
たりすることで、生活する上で支障が出てくる状態のことをいいます。
●認知症と老化によるもの忘れとの違い
認知症
老化によるもの忘れ
もの忘れの自覚がない
もの忘れの自覚はある
ごはんを食べたことなど
体験したこと自体を忘れる
ごはんのメニューなど体験の一部を忘れる
判断力が低下する
判断力の低下は見られない
時間や場所、人との関係が分からなくなる
時間や場所、人との関係などは分かる
●認知症の原因は?
認知症には様々な原因があり、その原因によって症状のあらわれ方などに特徴があり
ます。主な原因としては次の3つの病気があげられます。
アルツハイマー病
脳血管障害
レビー小体病
症状と
特徴
軽度のもの忘れから徐々
に進行していき、やがて
時間や場所の感覚がなく
なっていきます。
小さな脳梗塞などが起こ
るごとに段階的に進行し
ます。身体に麻痺を生じ
ることもあります。
現実にはないものが見え
る幻視や、手足のふるえ
がおこります。
※内科や外科的な病気で認知症のような症状がみられる場合があります。
認知症を早期に発見するために、次の 21 問に回答して合計点数を計算してみましょう。
点数が高いからといって認知症であるというわけではありませんが、合計点数が
31 点以上
になっ
た方や不安のある方は、地域包括支援センターまたはかかりつけ医にご相談ください。
記入日 年 月 日 1点 2点 3点 4 点
1 財布や鍵など、物を置いた場所がわからなくなることがありますか 1. まったくない 2. ときどきある 3. 頻繁にある 4. いつもそうだ
2 5分前に聞いた話を思い出せないこ
とがありますか 1. まったくない 2. ときどきある 3. 頻繁にある 4. いつもそうだ
3 自分の生年月日がわからなくなるこ
とがありますか 1. まったくない 2. ときどきある 3. 頻繁にある 4. いつもそうだ
4 今日が何月何日かわからないときがありますか 1. まったくない 2. ときどきある 3. 頻繁にある 4. いつもそうだ
5 自分のいる場所がどこだかわからな
くなることはありますか 1. まったくない 2. ときどきある 3. 頻繁にある 4. いつもそうだ
6 道に迷って家に帰ってこられなくなることはありますか 1. まったくない 2. ときどきある 3. 頻繁にある 4. いつもそうだ
7 電気やガスや水道が止まってしまった
ときに、自分で適切に対処できますか 1. 問題なくできる 2. だいたいできる 3. あまりできない 4. まったくできない
8 一日の計画を自分で立てることができますか 1. 問題なくできる 2. だいたいできる 3. あまりできない 4. まったくできない
9 季節や状況に合った服を自分で選ぶ
ことができますか 1. 問題なくできる 2. だいたいできる 3. あまりできない 4. まったくできない
10 一人で買い物はできますか 1. 問題なくできる 2. だいたいできる 3. あまりできない 4. まったくできない
11 バスや電車、自家用車などを使って
一人で外出できますか 1. 問題なくできる 2. だいたいできる 3. あまりできない 4. まったくできない
12 貯金の出し入れや、家賃や公共料金の支払いは一人でできますか 1. 問題なくできる 2. だいたいできる 3. あまりできない 4. まったくできない
13 電話をかけることができますか 1. 問題なくできる 2. だいたいできる 3. あまりできない 4. まったくできない
14 自分で食事の準備はできますか 1. 問題なくできる 2. だいたいできる 3. あまりできない 4. まったくできない
15 自分で、薬を決まった時間に決まっ
た分量のむことはできますか 1. 問題なくできる 2. だいたいできる 3. あまりできない 4. まったくできない
16 入浴は一人でできますか 1. 問題なくできる 2. 見守りや声がけ を要する 3. 一部介助を 要する 4. 全介助を要する
17 着替えは一人でできますか 1. 問題なくできる 2. 見守りや声がけ を要する 3. 一部介助を 要する 4. 全介助を要する
18 トイレは一人でできますか 1. 問題なくできる 2. 見守りや声がけ を要する 3. 一部介助を 要する 4. 全介助を要する
19 身だしなみを整えることは一人でで
きますか 1. 問題なくできる 2. 見守りや声がけ を要する 3. 一部介助を 要する 4. 全介助を要する
20 食事は一人でできますか 1. 問題なくできる 2. 見守りや声がけ を要する 3. 一部介助を 要する 4. 全介助を要する
21 家のなかでの移動は一人でできます
か 1. 問題なくできる 2. 見守りや声がけ を要する 3. 一部介助を 要する 4. 全介助を要する 参考: 「地域包括ケアシステムにおける認知症アセスメントシート(DASC-21)」
より作成(東京都健康長寿医療センター研究所 粟田主一) 合計点 点/84 点
自分・家族で確認できる
『認知症かんたんチェック』
してみませんか!!
平成 28 年9月 25 日発行
今すぐ
認知症のサインに気づいたら早めにかかりつけ医に相談しましょう!
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裏表紙の
認知症かんたんチェックシート
も実施してみましょう !!
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【編集・発行】川越市福祉部地域包括ケア推進課
〒 350-8601 川越市元町 1-3-1 電話 049-224-6087・ファクス 049-229-4382
認知症かんたんチェックシート
認知症ってどんな病気?
~ あなたとあなたの大切な人のために ~
川越市マスコットキャラクター
① バランスよく食べ
ましょう。 ② 身体を動かす習慣をつけましょう。 ③ 脳を活発に使う生活をしましょう。 ④休養も大切です。
●どんな医療機関にかかるといいのでしょう?
認知症は原因によっては、早期に発見して適切な対応をとることで治
療や進行を抑えることが可能です。認知症の診断は、精神科や神経内科、
脳神経外科などの診療科で受けられます。
認知症のサインに気づいたら、まずは
「かかりつけ医」
へ相談しましょう。
●受診のポイント
本人のありのままの姿を医師へ伝えることが必要です。そのために日頃からどのよう
な症状が出ているのかメモしておきましょう。
また、地域の高齢者についての総合相談窓口である、
「地域包括支援センター」
に相
談してみるのもいいでしょう。
地域包括支援センター
は、地域で暮らす高齢者のみなさんを保健・医療・福祉・介護
など様々な面から総合的に支える機関です。どうぞ、一人で抱え込まずにご相談くださ
い。
《
川越市地域包括支援センター一覧 》
名称
所在地(川越市)
TEL
FAX
地域包括支援センターキングス・ガーデン 石原町 1-27-7
299-6760
229-5855
地域包括支援センター小仙波
小仙波 947-1
227-7878
227-5188
地域包括支援センター連雀町
連雀町 31-2
229-5332
227-4026
地域包括支援センターよしの
鴨田 3355-1
298-7807
223-3603
地域包括支援センターたかしな
砂新田 4-1-4
291-6003
291-6004
地域包括支援センターみずほ
中台元町 1-16-11
241-3676
247-7101
地域包括支援センターだいとう
南台 2-11-4
249-7766
238-1199
地域包括支援センターかすみ
かすみ野 1-1-5
234-8181
234-8182
地域包括支援センターみなみかぜ
吉田 204-2
239-0003
234-6132
※お住まいの地域ごとに担当の地域包括支援センターが決まっています。
生活習慣病を予防・改善することは、認知症の原因であるアルツハイマー病や脳血管
障害を防ぐのにも効果的であることが分かってきています。また、活動的な生活を心が
けて脳に刺激を与えることも大切です。
認知症やその疑いでの行方不明者は、全国で3年連続1万人台です。
もしも家族が行方不明になったら…。早期の警察への届け出が第一歩です。
*届出時、次のような項目を尋ねられます。
家族の中で心配な方がいる場合は、日頃からできる範囲で確認しておきましょう!
・住所、氏名、年齢、性別
・身体的な特徴(身長、体型、髪型など)
・服装と履き物(形や色)
・所持品(携帯電話、所持金など)
・いなくなった場所、時間、状況、よく行く場所など
ときも運動教室
※1転倒、骨折のおそれのある方を対象に、
介護保険施設や医療機関などで、3か月間
集中して、筋力アップなどの運動を行う教
室です。栄養・口腔ケアのアドバイスも行
います。
【利用回数】週2回で、3か月間行います。
いきいき栄養訪問
※1低栄養など栄養について指導が必要な方
を対象に、管理栄養士等が自宅に訪問して、
栄養、口腔ケアをもとに生活全般のアドバ
スを行います。
【利用回数】 月1~2回の訪問で、3か月
間を目安に行います。
いもっこ体操教室
地域包括支援センターが実施主体とな
り、住民の皆様と行う介護予防教室です。
全6回で、介護予防に関する講義や「いもっ
こ体操」
※2、体力測定を行います。
自主グループ
介護予防サポーター
※3等
が中心となって、地域で自
主的にいもっこ体操等を行
うグループです。
※1 「ときも運動教室」と「いきいき栄養訪問」の対象者は 65 歳以上で、「基本チェックリスト(生活の状況や運動 機能などのチェック)」など一定の条件が必要です。詳細は担当地区の地域包括支援センターへご相談ください。 ※2 「いもっこ体操」とは、川越市が推奨している、介護予防の体操です。バランス、柔軟性、筋力を鍛えるのに
効果的で、 『転ばない、転んでも骨折しない』身体作りに最適です。
※3 介護予防サポーターは、いもっこ体操教室の開催協力や自主グループの活動など、定期的に集い、地域で運動 が続けることができるよう、実践の中心となって活躍するボランティアです。
その他、認知症に関する事業
認知症予防教室 :認知症予防に効果的な運動等の講義や実技の教室 認知症サポーター養成講座 : 認知症に対する理解を深められる、約 90 分間の講座
認知症家族介護教室 : 認知症に関する学びや介護している方の交流や意見交換等を行う場 認知症相談会 :認知症に関する専門医による相談の場
オレンジカフェ : 認知症の方やその家族、地域住民、介護の仕事をしている方など、 誰もが参加でき、和やかに集うことができる場