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第125回青森県都市計画審議会概要・議事録(平成20年4月22日) 青森県都市計画審議会|青森県庁ウェブサイト Aomori Prefectural Government

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全文

(1)

第 125 回青森県都市計画審議会会議結果

1,日時・場所 平成20年4月22日(火) 13:30∼ 青森国際ホテル 萬葉の間

2,出席者 (1)委員

区分 氏名 役職 摘要

会長 山本 恭逸 青森公立大学教授 委員 松野 美智子 (社)青森県建築士会 常務理事 委員 前田 晶子 明の星短期大学教授

委員 石岡 千鶴子 青森県ビックウーマン

委員 古川 明信 地域計画(株)代表取締役 第1

委員 田中 正子 (社)青森観光コンベンション協会

委員 河副 英貴 青森財務事務所長 代理出席 委員 宮坂 亘 東北農政局長 代理出席 委員 久保田 勝 東北地方整備局長 代理出席 委員 内藤 政彦 東北運輸局長 代理出席 第2

委員 石川 威一郎 青森県警察本部長 代理出席 委員 山内 和夫 青森県議会議員

委員 滝沢 求 青森県議会議員 第4

委員 西谷 洌 青森県議会議員 第5

委員 川岸 一彦 青森県町村議会議長会会長

(2)事務局

幹 事 都市計画課長 今 裕嗣 幹 事 建築住宅課長 勝見 康生

3,議題

(1) 建築基準法第 51 条による産業廃棄物処理施設の敷地の位置(青 森県知事許可)について

(2) 建築基準法第 51 条による産業廃棄物処理施設の敷地の位置(青 森県知事許可)について

※ 議案第1号が十和田市、議案第2号が五戸町 4,会議の

概要

議案第1号及び議案第 2 号は、審議の結果適当と認定し青森県知事 に答申することとした。

(2)

第125回

青森県都市計画審議会

議 事 録

(3)

日 時:平成20年4月22日(火) 午後1時30分から

場 所:青森国際ホテル 萬葉の間

出席者:会長 山本 恭逸 委員 松野 美智子 委員 前田 晶子 委員 石岡 千鶴子 委員 古川 明信

委員 河副 英貴 (代理:鈴木 昭博) 委員 宮坂 亘 (代理:栃沢 一成) 委員 久保田 勝 (代理:高橋 武美) 委員 内藤 政彦 (代理:大宮 勝) 委員 石川 威一郎(代理:須藤 一邦) 委員 山内 和夫

委員 滝沢 求 委員 西谷 洌

委員 川岸 一彦 以上14名出席

案 件:議案第1号 建築基準法第51条による産業廃棄物処理施設の敷地の 位置(青森県知事許可)について

議案第2号 建築基準法第51条による産業廃棄物処理施設の敷地の 位置(青森県知事許可)について

(4)

(司会)

ただいまから、第125回青森県都市計画審議会を開会いたします。

今年度はじめての審議会でございますので、第1号委員より第5号委員の皆様 方をご紹介申し上げます。

第1号委員は、学識経験を有する皆様方でございます。 会長の青森公立大学 山 本 恭 逸

やまもときょういつ

委員でございます。 社団法人青森県建築士会 松野

ま つ の

美智子

み ち こ

委員でございます。 明の星短期大学 前田

ま え だ

晶子

あ き こ

委員でございます。 青森グランドホテル 三浦

み う ら

とも

委員でございます。本日は欠席されております。 青森県ビックウーマン 石岡

いしおか

千鶴子

ち づ こ

委員でございます。 地域計画株式会社 古川

こ が わ

明信

あきのぶ

委員でございます。 弘前大学 氏家良博

うじいえよしひろ

委員でございます。本日は欠席されております。 社団法人青森観光コンベンション協会 田中

た な か

正子

ま さ こ

委員でございます。本日は欠 席されております。

第2号委員は、関係行政機関の皆様方でございます。 このたび第2号委員の方は改選されております。

まず、前回から引き続き委員となられた方をご紹介いたします。 東北財務局青森財務事務所長 河

かわ

副英

ぞえひで

委員でございます。本日は代理として 鈴木昭博

す ず き あ き ひ ろ

様が出席されております。 東北農政局長 宮坂

みやさか

わたる

委員でございます。本日は代理として栃沢一成

とちさわかずなり

様が出席 されております。

東北経済産業局長 赤津光一郎

あ か つ こ う い ち ろ う

委員でございます。本日は欠席されております。 東北地方整備局長 久保田勝

く ぼ た まさ る

委員でございます。本日は代理として青森河川国 道事務所の高橋

たかはし

たけ

様が出席されております。 東北運輸局長 内藤政彦

ないとうまさひこ

委員でございます。本日は代理として大宮

おおみや

まさる

様が出席 されております。

つぎに、今回新たに委員となられた方をご紹介いたします。 青森県警察本部長 石川

いしかわ

一郎

いちろう

委員でございます。本日は代理として須藤一邦

す ど う か ず く に

様が出席されております。

(5)

青森県市長会会長 佐々木

さ さ き

誠造

せいぞう

委員でございます。本日は欠席されております。

第4号委員は、県議会の議員の皆様方でございます。 山内

やまうち

和夫

か ず お

委員でございます。 滝 沢 求

たきさわもとめ

委員でございます。 西谷洌

にしやきよし

委員でございます。

第5号委員は、市町村の議会議長を代表する方でございます。 青森県町村議会議長会会長 川岸一彦

かわぎしかずひこ

委員でございます。 以上委員をご紹介申し上げました。

本日の出席状況でございますが、委員19名のうち、14名が出席され出席 者の総数が過半数を超えておりますので、この会議が成立していることをご報 告申し上げます。

つづきまして、当審議会の庶務に従事する幹事の紹介をさせていただきます。 前回から引き続き幹事であります

青森県県土整備部建築住宅課長の勝見

か つ み

康生

や す お

です。 次に、今回新たに就任いたしました

青森県県土整備部都市計画課長の今裕嗣

こんひろつぐ

です。

本日は、青森県から付議された議案としまして「建築基準法第51条による産 業廃棄物処理施設の敷地の位置(青森県知事許可)について」が2件ございま す。議案第1号が十和田市、議案第2号が五戸町となっております。ご審議の ほど宜しくお願い致します。

それでは、青森県附属機関に関する条例第6条の規定によりまして会長が会 議の議長となりますので山本議長、議事の進行をよろしくお願いいたします。

(議長)

それでは、規定によりまして議長を務めさせていただきます。よろしくお願 いします。

ここで慣例によりまして、私の方から議事録署名委員2名を指名させていた だきます。石岡

いしおか

千鶴子

ち づ こ

委員と西谷洌

にしやきよし

委員にお願いいたします。 それでは、議案の審議に入ります。

(6)

議案の内容について、事務局の方から説明をお願いします。

(事務局)建築住宅課

青森県県土整備部建築住宅課建築指導グループの木村と申します。よろしく お願いいたします。

それでは、議案第1号建築基準法第51条による産業廃棄物処理施設の敷地 の位置(青森県知事許可)についてご説明いたします。

まず、関係法令等について、本日、追加提出いたしました資料によりご説明 いたします。

資料1をご覧ください。まず、建築基準法についてご説明いたします。建築 基準法第51条では、「都市計画区域内においては、卸売市場、火葬場又はと畜 場、汚物処理場、ごみ焼却場その他政令で定める処理施設の用途に供する建築 物は、都市計画においてその敷地の位置が決定しているものでなければ、新築 し、又は増築してはならない。ただし、特定行政庁が都道府県都市計画審議会 (その敷地の位置を都市計画に定めるべき者が市町村であり、かつ、その敷地 が所在する市町村に市町村都市計画審議会が置かれている場合にあっては、当 該市町村都市計画審議会)の議を経てその敷地の位置が都市計画上支障がない と認めて許可した場合又は政令で定める規模の範囲内において新築し、若しく は増築する場合においては、この限りでない。」と規定されております。そして、 その他政令で定める処理施設として、建築基準法施行令第130条の2の2に おいて規定されおり、同条第1項第2号イには制限を受ける産業廃棄物処理施 設として、廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令第7条第1号から第13 号の2までに掲げる産業廃棄物の処理施設が規定されております。

続いて資料2ですが、建築基準法第51条の手続きの流れを記したものです。 この案件は、民間企業が建設し、運営する施設であり、恒久性の担保が難しい ことなどの理由により、都市計画決定を行わないことから、建築基準法第51 条の手続きに従い、本日の都市計画審議会への付議となりました。なお、この 手続きとは別に右側となりますが、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の規定 による設置許可があり、これについては所定の手続きを終え、3月27日付け で既に許可されております。また、左側ですが、今回の計画は造成を伴うこと から、都市計画法第29条の規定による開発許可が必要となっており、申請が なされ、現在、別に審査しているところです。

(7)

に記載しています数値となります。ご覧のとおり処理能力が汚泥の処理能力等 において基準を超えていますので建築基準法第51条の規定する「その他の処 理施設」となっております。

以上のことから、第 1 号議案につきましては、都市計画決定の予定のないそ の他の処理施設に該当するため、建築基準法第51条ただし書きの規定に基づ き申請がなされましたことから、今回青森県都市計画審議会に付議いたしまし て、都市計画上支障がないかについて、ご審議を賜りたいと存じますので、よ ろしくお願いいたします。

それでは、引き続き、お手元の参考資料とパワーポイントを用いながらご説 明いたします。

まず、許可申請の概要について説明いたします。参考資料の1ページをご覧 ください。

申請者は、クリーン環境開発株式会社 代表取締役 丸井

ま る い

より

なり

です。申請地 の地名地番は、十和田市大字伝法寺字金目3−2他8筆、敷地面積は、131, 015.75㎡となっております。主な用途は、一般・産業廃棄物処理施設で す。

参考資料の2ページをご覧ください。敷地の位置についてご説明いたします。 申請地は赤で示しております。十和田の市街地の南側に位置し、十和田市役所 からは南東約6kmで国道4号の東側約1.5kmに位置しています。周辺は 雑木林や田が大半を占めております。また、既存施設が出来る前ですが、申請 地周辺の航空写真はこのようになっております。赤線が申請地です。

参考資料の右上に配置図がありますのでご覧ください。赤の一点鎖線が敷地 境界になります。現在、敷地内には、建築基準法第51条ただし書きの許可が 不要な石膏ボード等の中間処理施設や管理事務所等があり、操業しております。 青く塗ったものが既存の建物で3棟ございます。合計した延べ面積は1,01 5.84㎡です。今回申請のあった建築物は、赤く色を塗ったもので4棟あり、 合計した延べ面積は2,698.90㎡です。既存と新築を合わせた延べ面積 は、3,714.74㎡となります。今回、計画している建物の内で最も大き い焼却施設の立面図を配置図の下に示しています。

次に処理する廃棄物について、説明いたします。処理する主な廃棄物としま しては、上十三及び三八地域からの感染性廃棄物、廃プラスチック類、汚泥な どとなっております。

これが敷地の現況写真となっており、建築予定場所を南東側から写したもの です。

(8)

「環境計画の妥当性」の4点で評価しております。

まず、「敷地の位置の妥当性」についてです。この点が都市計画上支障がない かの根幹をなす部分であります。具体の判断としましては、敷地があります十 和田都市計画区域のマスタープランである「十和田都市計画区域の整備、開発 及び、保全の方針」に抵触しないか、また具体の用途地域、区画整理事業など の市街地開発事業、道路など都市施設等の都市計画に支障がないかという2点 です。

マスタープランでは、用途地域や森林地域以外の、区域西部に広がる農地や 三本木原の国営開墾事業が行われた優良な農地は今後も保全するとされていま すが、当該地は農地でもなく、この方針には抵触いたしません。また、用途地 域も指定されておらず、十和田市の市街地からも離れております。また、市街 地開発事業、都市計画道路等の具体の都市計画にも支障がありません。なお、 十和田市長より都市計画上支障がない旨の意見をいただいております。

都市計画図での位置はこのようになっており、用途が定められている地域か らは約2.5kmとなっております。

続いて「搬出入計画の妥当性」について説明いたします。処理する廃棄物は、 十和田市をはじめとする上十三地域や三八地域からとなり、搬出先は、三戸町 にある最終処分場となります。そのため、主な搬出入路は敷地に接している市 道羽立六日町線を通り、国道4号へ抜ける経路となります。具体的には、敷地 の北側にある出入口より出て、住宅のある方向を避け、西側に曲がり、そのま ま北上し、浄化センター前の市道を通り、国道4号へ出る計画となっています ので、住宅街や交通量の多い道路は通りません。

敷地が接している市道の道路幅員は実測で7mですが、搬出入用の車両は大 型、小型合わせて 1 日あたり21台であり、申請者が生活環境影響調査のため に調査した結果においてはこの市道の1日あたりの交通量は2023台となっ ており、現在の交通量に対する影響は少なく、また、この市道は見通しもよい ことから、車両の通行に支障はないと判断いたしました。

敷地が接している市道は、このようになっております。この市道はすぐにこ のような市道に接続しております。

次に「施設計画の妥当性」についてですが、敷地面積は、131,015. 75㎡あります。

(9)

存と新築を合わせた延べ面積は、3,714.74㎡となります。敷地面積に 対する延べ面積の割合である容積率は、2.8%でこの地域の限度である20 0%を下回っております。また、建築面積は既存と計画の建物を合わせ、3, 495.65㎡ありまして、敷地面積に対する建築面積の割合である建ぺい率 は、2.7%でこの地域の限度である70%を下回っております。

緑地部分の面積は、敷地の80%余りを占める105,373.55㎡とな っています。

駐車場は、管理事務所の手前に従業員の通勤用が20台、作業車両の待機用 として3台の大型車用の区画を計画しています。

敷地内の排水処理につきましては、敷地内の雨水は洪水調整池に集められ、 敷地外の水路に放流されます。水路の放流につきましては、管理者である十和 田市より同意を得ております。従業員のトイレ等の汚水等については、合併処 理浄化槽で処理されます。また、焼却炉からの排水はありませんが、焼却炉の 冷却水や炉周辺敷地の雨水、車両の洗車からの排水については側溝等で集めら れた後、焼却炉内に噴霧されて処理されます。

次に焼却炉等の計画について、説明いたします。焼却炉はキルン式のものを 1基設置いたします。温度を変えることで焼却モードと焼成モードに切り替わ るもので、焼却モードで1日あたり78t、1時間あたり3,250kg、ま た、焼成モードでは1日あたり90t、1時間あたり3,750kgの処理能 力があります。

敷地内に入った車両は、このような経路で直接、焼却施設の中に入り、シャ ッターを閉じた後、積んできた廃棄物はこのピットに投入いたします。その後、 内部のクレーンで焼却炉に運ばれ、焼却されます。焼却灰については、焼成処 理に廻され、路盤材等にリサイクルされます。飛ばいは安定化処理された後、 三戸町にある最終処分場へ搬出されます。

「環境計画の妥当性」についてですが、廃棄物の処理及び清掃に関する法律 の規定による設置許可が、環境生活部環境政策課において、既に所定の手続き を終え、平成20年3月27日付け許可番号19−15−4にて許可されてお ります。環境・公害対策の指針となるものは、大気汚染防止法、ダイオキシン 類対策特別措置法、水質汚濁防止法、騒音規制法、悪臭防止法、その他各法に よる規制基準、環境保全関連条例による規制基準などがあり、これらの基準が 守られていることを当課においても確認しておりますが、簡単に説明いたしま す。

(10)

また、悪臭については、申請地は悪臭規制地域になっておりますが、環境基 準に適合する計画となっております。

次に水質汚濁についてですが、焼却炉からは排水はありませんが、焼却炉の 冷却水や炉周辺敷地の雨水、車両の洗車からの排水については側溝等で集めら れた後、焼却炉内に噴霧され処理されます。その他の敷地の雨水につきまして は、調整池に集められ、敷地外の水路に放流されます。また、トイレ等の汚水 等は、合併処理浄化槽で処理されます。

次に騒音についてですが、申請地は騒音規制地域外となり、規制は受けませ ん。規制を受ける場合にはその規制値は、特定工場等については、第1種から 第4種区域の4段階の規制があり、当該施設稼動による騒音については、最も 厳しい低層住宅専用地域である第1種区域の規制値を下回っております。また、 車両による騒音も規制を受ける場合には規制値は3段階となっていますが、当 該計画での車両による騒音は現在と同等の予測がなされておりますが、これは 2車線以上道路に面する住宅地の規制値内となっております。なお、住宅近く では搬出入車両の速度を抑える等出来る限り騒音を抑える計画となっておりま す。

同じく振動についても、申請地は振動規制地域外となり、規制は受けません。 規制を受ける場合には、住居系地域と商業・工業系の地域の2段階の規制区域 がありますが、当該計画では住居系地域に設定されている第1種区域での規制 値を下回る予測がなされています。

以上のように、当該施設の計画については、位置、搬出入計画、施設計画、 環境計画の妥当性を評価したところ、県といたしましては問題がないと認めら れるため、建築基準法第51条ただし書きの規定により、特定行政庁である青 森県が青森県都市計画審議会の議を経て建築を許可しようとするものでありま す。

なお、当該案件は一般廃棄物処理施設にも該当することから、本日の都市計 画審議会に先立ち、昨日、十和田市都市計画審議会に付議し、都市計画上支障 ないとの結果となりました。

以上をもちまして、議案の説明を終了いたします。ご審議のほどよろしくお願 いいたします。

(議長)

(11)

(石岡委員)

環境問題についてですが、水質・ダイオキシンに関して長期にわたり影響を 受けることに対してのチェック機能はどのように考えているのでしょうか。 また、近くの柳町という町内と700mとかなり近い距離にあるのですが、近 隣の住民から建築してから苦情や反対運動があった場合の対応についてお伺い します。

(事務局)環境政策課

チェック機能につきましては、県では、施設が建設された時点で廃棄物処理 法に基づきまして使用前検査を行います。使用前検査によりまして施設が申請 に適合しているのか確認をします。その後施設が稼働してから、毎年1回以上 立ち入り検査を行いまして、その施設の燃焼温度・冷却後の排ガス温度・一酸 化炭素濃度など、これらの状況ならびに記録を検査することとしております。 その他、ばい塵・燃え殻の保管状況などが法令に基づきます維持管理基準・処 分基準、これらに適合しているか確認することとしています。また、排ガス等 につきましては県独自に行政検査などを行い事業者により施設の維持管理が適 正に行われるよう指導に万全を期することとしています。

又、生活環境影響については、施設の設置許可申請にあたりまして、法律で 生活環境影響調査書を添付することとなっています。生活環境影響調査には廃 棄物処理法に基づきまして大気・水質・騒音・振動・悪臭などにつきまして、 まず1点がバックグラウンドを把握する。2点目が処理施設設置によりまして予 測される変化の程度、3点目としまして、その影響の程度を分析した結果が記載 されております。現況につきましては最寄りの気象観測所、県が設置している 大気汚染の測定局のデータに加え事業者が実施した現地調査により得られたデ ータにより現況を把握しております。予測される変化の程度につきましては、 焼却炉の構造に基づきまして計算された排ガス濃度などを用い、拡散式により 周辺の環境の影響を予測しております。その結果、最大と予測される地点、さ らには最寄りの人家におきましても環境基準を下回っております。

(12)

(石岡委員)

年1回検査されるということですが、事前通告の検査になるのか、それとも、 抜き打ち的な検査なのか、また得られた情報は数値とも公開することとなるの でしょうか。

(事務局)環境政策課

基本は抜き打ちで行うこととしております。法律では、事業者側が維持管理 に関するデータを公表することとなっておりますので、住民の方々は事業者に 対してデータを開示するよう求めることが出来ることとなっております。

(石岡会員)

異常があった場合や様々な違反をしてペナルティという場合も考えられます が、その場合、これは県の方の責任問題になるのか、市の十和田市になるのか、 色々問題が発生した場合の責任所在はどちらの方になるのでしょうか。

(事務局)環境政策課

県におきましても廃棄物処理法に基づく維持管理が適正に行われるように指 導しておりますし、今後ともすることとしております。指導に基づき事業者が 責任を持って施設を運営するものと考えております。

(石岡委員)

産業廃棄物処分施設に関しましては、様々なところで問題が発生しておりま すが、その際、県は許可したが委託は市なのでということで責任所在が曖昧に なっている問題がおきてきておりますので、そこの所は今明確に、県は許可し たが、今後の発生した問題について県なり市だという方向を明確にした方がい いと思いますが、このことについてもう一度お願いします。

(事務局)環境政策課

(13)

(山内委員)

このような施設は地域の理解と協力が大事だと思いますが、地元で反対運動 が起きているということが新聞で取り上げられていましたが、県の説明を聞く と、事業者が説明会を8回開催し、事業者が反対者に説明をしている。事業者 の説明会を今後も開いて反対者の意見を聞いていくということで説明がありま したが、このことについて反対運動があって事業者が今後も説明会を開いて理 解を得られるよう努力しているという現状なのか、地域の理解が得られない場 合でも許可をし、施設の建設が進んでいくということなのかお伺いします。

(事務局)環境政策課

県では、平成18年12月に事業者の方から施設の設置許可申請が提出されま して廃棄物処理法の規定に基づきまして、設置許可申請書、生活環境影響調査 書を一般公衆への縦覧に供してございます。地域住民から御意見を頂いたほか 廃棄物処理法に基づきまして地元の十和田市長及び専門知識を有する方々から 意見を頂いております。今回の設置許可の申請につきましては、設置・維持管 理に関する計画、申請者の能力など、廃棄物処理法に基づく許可基準を満たし ていること、又、意見を求めた十和田市長・専門家の方々から生活環境の保全 に関して意見がなかったこと。又、廃棄物処理法の許可基準には地域の同意と いうものは含まれておりませんが、県では事業者に対しまして地域の住民に対 して説明及び情報開示を行うよう指導しております。事業者は県の指導に沿う 形で住民の方々に事業計画、住民の方々から頂いた反対意見、質問事項に関し て説明を行ってきたということから許可をするに至ったものであります。

今回の設置許可に当たりましては、事業者に対しまして地元自治体、地域の 住民団体から公害防止協定の締結要請があった場合は、これに適切に対応して いただきたい。また、今後とも地域住民との話し合いを継続していただきたい。 十分な情報公開に努めていただきたい。ということを強く指導しております。 このような指導に対しまして事業者が確実に応じ地域住民のいっそうの理解が 十分得られるよう県では地元の十和田市、事業者を交えた協議の場を設けなが ら引き続き事業者に対しまして指導を続けることとしております。

(山内委員)

(14)

(事務局)環境政策課

設置許可の基準には地域住民の同意は含まれておりませんが、県としまして も、山内委員ご指摘のとおり、地域住民の方々の理解が今後の施設運営にも必 要と考えておりますので、引き続き事業者には地域住民の方々に適切に御説明 するように県としても強く指導していきたいと考えております。

(議長)

他にご質問、ご意見等ないようですので、お諮りいたします。

議案第1号については、原案どおり決することにご異議ございませんか。

(各委員) 異議無し

(議長)

それでは、ご異議ないようですので、議案第1号については原案どおり決定 することといたします。

次に議案第2号「建築基準法第51条による産業廃棄物処理施設の敷地の位置 (青森県知事許可)について」ご審議をお願い致します。

議案の内容について事務局から説明をお願いします。

(滝沢委員退席)

(事務局)建築住宅課

続きまして、議案第2号建築基準法第51条による産業廃棄物処理施設の敷 地の位置(青森県知事許可)についてご説明いたします。

第1号議案と同じく、建築基準法第51条による産業廃棄物処理施設の敷地 の位置についてですので、関係法令等につきましては、第 1 号議案と同じです ので説明を省略させていただきます。この案件につきましても民間会社が建設 し、運営する施設であり、恒久性の担保が難しいことなどの理由により、都市 計画決定を行わないことから、建築基準法第51条の手続きに従い、本日の都 市計画審議会への付議となりました。

(15)

準を超えていますので建築基準法第51条の規定する「その他の処理施設」と なっております。

以上のことから、第2号議案につきましては、都市計画決定の予定のないそ の他の処理施設に該当するため、建築基準法第51条ただし書きの規定に基づ き申請がなされましたことから、今回青森県都市計画審議会に付議いたしまし て、都市計画上支障がないかについて、ご審議を賜りたいと存じますので、よ ろしくお願いいたします。

それでは、引き続き、お手元の参考資料とパワーポイントを用いながらご説 明いたします。

まず、許可申請の概要について説明いたします。参考資料の1ページをご覧 ください。

申請者は、有限会社ソフトインライフ五戸 代表取締役 藤代

ふじしろ

芳樹

よ し き

です。申 請地の地名地番は、三戸郡五戸町字応田13の1他3筆、敷地面積は、9,5 04.10㎡となっております。主要な用途は、産業廃棄物処理施設です。

参考資料の4ページをご覧ください。敷地の位置についてご説明いたします。 申請地は赤で示しております。申請地は区域区分非設定の都市計画区域となっ ておりますが、用途地域の設定がなされておりません。五戸町の北側に位置し、 五戸役場からは北西に約2kmで国道4号の東側約1kmに位置しています。 周辺は雑木林や畑と付近にはコンクリート工場と木材加工工場があります。ま た、申請地周辺の航空写真はこのようになっております。赤線が申請地です。

参考資料の3ページの右上に配置図がありますのでご覧ください。現在、敷 地内には、管理型最終処分場と現在休業中ですが、焼却施設があります。赤の 一点鎖線が敷地境界になります。今回申請のあった建築物は、赤く色を塗った もので4棟あります。図面右側より本館棟、ストックヤード1、ストックヤー ド2、管理棟の4棟で、合計した延べ面積は1,238.54㎡です。なお、 既存の建物は全て解体した後、申請の4棟を新たに建てる計画となっておりま す。今回、計画している建物の内で最も大きい焼却施設の立面図を配置図の下 に示しています。

次に処理する廃棄物について、説明いたします。処理する主な廃棄物としま しては、三八地域からの感染性産業廃棄物、廃プラスチック類、汚泥などとな っております。

これが敷地の現況写真となっており、建築予定場所を西側から写したもので す。(現況写真)

(16)

「環境計画の妥当性」の4点で評価しております。

まず、「敷地の位置の妥当性」についてです。この点が都市計画上支障がない かの根幹をなす部分であります。具体の判断としましては、敷地があります五 戸都市計画区域のマスタープランである「五戸都市計画区域の整備、開発及び、 保全の方針」に抵触しないか、また具体の用途地域、区画整理事業などの市街 地開発事業、道路など都市施設等の都市計画に支障がないかという2点です。

マスタープランでは、用途地域や森林地域以外の、区域南北部に広がる農地 や丘陵地の樹林地は今後も保全するとされていますが、当該地は農地等ではな く、この方針には抵触いたしません。また、用途地域も指定されておらず、五 戸町の市街地からも離れております。また、市街地開発事業、都市計画道路等 の具体の都市計画にも支障がありません。なお、五戸町長より都市計画上支障 がない旨の意見をいただいております。

都市計画図での位置はこのようになっており、用途が定められている地域か らは約1.5kmとなっております。

続いて「搬出入計画の妥当性」について説明いたします。この処理場で処理 する廃棄物は、八戸市をはじめとする三八地域より搬入し、三戸町にある最終 処分場へ搬出しますので、主な搬出入路は敷地に接している町道根岸岡谷地線 (ねぎし おかやち)を通り、国道4号へ抜ける経路となります。具体的には、 敷地の出入口より出て、西方向にまっすぐ行くと、国道4号へ出る計画となっ ていますので、住宅街や交通量の多い道路は通りません。

敷地が接している町道の道路幅員は7mですが、搬出入用の車両は大型、小 型合わせて 1 日あたり22台であり、申請者が生活環境影響調査のために調査 した結果においてはこの市道の1日あたりの交通量は459台となっており、 現在の交通量に対する影響は少なく、また、この町道は見通しもよいことから、 車両の通行に支障はないと判断いたしました。

敷地が直接、接している町道は、このようになっております。(写真) 次に「施設計画の妥当性」についてですが、敷地面積は、9,504.10 ㎡あり、今回計画している建物は、4棟ありまして、図面右側より鉄筋コンク リート一部鉄骨造3階建の本館棟、鉄骨造2階建のストックヤード1、鉄筋コ ンクリート造平家建のストックヤード2、鉄骨造2階建の管理棟で、延べ面積 の合計は1,238.54㎡となり、敷地面積に対する延べ面積の割合である 容積率は、13.0%でこの地域の限度である200%を下回っております。 また、建築面積は4棟合わせ、705.96㎡で、敷地面積に対する建築面積 の割合である建ぺい率は、7.4%でこの地域の限度である70%を下回って おります。

(17)

となっています。

駐車場は、管理事務所やストックヤードの奥に通勤車両等の小型車用が11 台、大型車用の区画は入ってきた車両は速やかに出て行く計画としていること から特に設けていませんが、十分な滞留区間はあります。

敷地内の排水につきましては、焼却炉からの排水はありませんが、ストック ヤード等に溜まった雨水はタンクに集められ、搬出され場外の処分場にて処理 されます。敷地内の雨水は側溝により隣接する申請者管理の既存処分場の調整 池と流され、従業員のトイレ等の汚水等については、合併処理浄化槽で処理さ れます。

次に焼却炉等の計画について、説明いたします。焼却炉はバーチカル炉とロ ータリーキルン炉をそれぞれ1基設置いたします。バーチカル炉は1日あたり 40t、ロータリーキルン炉は1日あたり50t、2つの炉を合わせ 1 日あた り90t、1時間あたり3,750kgの焼却処理能力があります。また、ど ちらの炉でも計画されている全ての廃棄物は焼却できますが、発熱量の高いも のはバーチカル炉、発熱量の低いものはキルン炉で優先的に焼却する計画とな っております。

敷地内に入った車両は、このような経路で、屋外で保管しても支障のないも のは一時的にストックヤード 1 に保管され、その他のものは本館棟のピットに 投入され、シャッターが閉じられた後、内部のクレーンで焼却炉に運ばれ、焼 却されます。焼却灰、飛ばいについては、安定化処理された後、三戸町にある 最終処分場にて処分されます。

「環境計画の妥当性」についてですが、廃棄物の処理及び清掃に関する法律 の規定による設置許可が、環境生活部環境政策課において、既に所定の手続き を終え、平成20年3月17日付け許可番号19−15−3にて許可されてお ります。環境・公害対策の指針となるものは、環境基本法に基づく都道府県公 害防止計画及び大気汚染防止法、ダイオキシン類対策特別措置法、水質汚濁防 止法、騒音規制法、悪臭防止法、その他各法による規制基準、環境保全関連条 例による規制基準などがあり、これらの基準が守られていることを当課におい ても確認しておりますが、簡単に説明いたします。

まず、大気汚染についてですが、二酸化硫黄、窒素酸化物、浮遊粒子物質、 塩化水素、ダイオキシン類については、全て環境基準に適合する計画がなされ ております。

また、悪臭については、申請地は悪臭規制地域になっておりますが、環境基 準に適合する計画となっております。

(18)

は、合併処理浄化槽で処理されます。ストックヤードの雨水はタンクに集めら れ、搬出され場外の処分場にて処理されます。敷地内の雨水につきましては側 溝により隣接する申請者管理の処分場にある調整池に接続する計画となってお ります。

次に騒音についてですが、申請地は騒音規制地域外となり、規制は受けませ んが、施設稼動による騒音については、住宅に一番近い点では当該申請地の現 況に最も近いと思われる工業系地域の規制より低い商業系地域の規制である第 3種区域の規制値を下回っております。また、車両による騒音は現在と同等の 予測がなされており、これはもっとも規制が厳しい1車線の道路に面する住宅 地の規制値を下回る数値となっております。なお、住宅近くでは搬出入車両の 速度を抑える等出来る限り騒音を抑える計画となっております。

同じく振動についても、申請地は振動規制地域外となり、規制は受けません が、住居系地域に設定されている第1種区域での規制値を下回る予測がなされ ています。

以上のように、当該施設の計画については、位置、搬出入計画、施設計画、 環境計画の妥当性を評価したところ、県といたしましては問題がないと認めら れるため、建築基準法第51条ただし書きの規定により、特定行政庁である青 森県が青森県都市計画審議会の議を経て建築を許可しようとするものでありま す。

以上をもちまして、議案の説明を終了いたします。ご審議のほどよろしくお 願いいたします。

(議長)

ただいま説明のありました議案第 2 号につきまして、ご質問、ご意見等ござ いませんか。

(宮坂委員代理 栃沢氏)

(19)

(事務局)建築住宅課

排水先につきましては、後背地が最終処分場となっておりますので最終処分 場に流して蒸発させる計画ですので、下流域というものは存在しないという計 画となっております。

(宮坂委員代理 栃沢氏)

蒸発されるということでございますが、常時は問題ないと思いますが、異常 時の台風や大雨の時などは調整池から溢れて下流域に流れるということも考え られますのでその点に関して留意しなければならないと思いますのでご意見と して述べさせていただきました。

(事務局)建築住宅課

降る雨の量によると思いますが、ご指摘の点については留意して地元町村の 方に注意喚起していきたいと考えております。

(石岡委員)

設置許可の審査に関するものなので趣旨とは違うとは思いますが参考までに お伺いします。1 日の台数が 459 台ということで少なからず多いなと思いますが、 ここに隣接する出入口が町道であるという事から、もしこの道路を補修する際 は町の負担なのか教えていただきたいと思います。

(事務局)建築住宅課

国道からこの施設までの間は五戸町の道路でございますので、町の方で補修 ということになると思います。

(議長)

2号議案につきましても位置、搬出入計画、施設計画、環境計画の4つの点で の妥当性を評価したところ、県の説明では問題なしということでした。

他にご質問、ご意見等ないようですので、お諮りいたします。

議案第2号については、原案どおり決することにご異議ございませんか。

(20)

(議長)

それでは、ご異議ないようですので、議案第2号については原案どおり決定 することといたします。

しかし、1号議案、2号議案共に問題ないということですけれども、先ほど山 内委員からの質問でもありましたように、事業者と地域住民との関係をスムー ズに作っていくということが、この事業を円滑に進める重要なポイントである と思いますので、この点につきましては、引き続き県の方でも指導されるよう にしてはいかがかなと思いますが、他の委員も同意見であれば審議会の意見と して県に対して、地域住民との関係について円滑な関係を作るようにというこ とについて県の役割として、これからも事業者に指導していただきたいと思い ますがいかがでしょうか

(各委員) 異議無し

(議長)

それでは申し上げたとおり、特に都市計画審議会の審議としては異議がある ということではありませんが、この環境問題は青森県としても大事な問題であ りますので、引き続き事業者と地域住民との円滑な関係が出来るように、引き 続き県でも指導されるようにお願いしたいと思います。

以上もちまして、本日の審議案件は終了いたしました。つきましては、青森 県知事に対し、「原案のとおり議決された」旨答申することといたします。

これをもちまして、本日の予定は終了いたしました。進行を司会にお返しい たします。

(司会)

(21)

この議事録が、審議の内容と相違ないものと認め、署名押印する。

議 長 印

署 名 者 印

参照

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