第 80 回情報公開・個人情報保護審査会議事要旨
1 開催日時 平成 28 年6月 30 日(木) 午前 10 時 20 分~正午 2 開催場所 浦安市役所 10 階協働会議室
3 出 席 者
(委 員) 飯田委員、大野委員、永冶委員、下井委員
(実施機関)高齢者福祉課 河野課長、斉藤、大師堂 介護保険課 川嶋課長
(事務局) 高橋総務課長、宇田川、柴田、重森
4 議 事
(1) 諮問第 41 号「災害時要援護者名簿登録に係る個人情報の利用及び提供につい て」
(2) 諮問第 42 号「認知症初期集中支援チームの実施に伴う個人情報の外部への提 供について」
5 資 料
[事前に配布されたもの]
・資料1 諮問第41号(諮問書、事業概要)
・資料2 諮問第42号(諮問書、事業概要) [当日に配布されたもの]
・追加資料(事業概要補足資料)
・追加資料(事業概要補足資料)
6 会議経過
○諮問第 41 号について実施機関から説明
本件諮問に対する質問、回答及び意見は次のとおり。
・諮問第 41 号
委 員:災害時要援護者の名簿を作成している部署は。
実施機関:健康福祉部内の各課にて個別に名簿を作成し、全体の名簿を社会 福祉課で取りまとめている。
委 員:それぞれの各課で名簿登録すると重複することはないのか。 実施機関:共通のシステムを使用しているため問題はない。
委 員:災害対策基本法の避難行動要支援者名簿と浦安市の災害時要援護 者名簿は同一か。
実施機関:浦安市では災害時要援護者名簿と呼んでいる。
委 員:要介護状態区分要支援1・2の情報と高齢者情報の情報は、重複 する部分があるが両方必要なのか。
実施機関:高齢者世帯については、3年間で民生委員に訪問を予定している
が、全て訪問するには時間を要するものである。そのため、高齢者 世帯の中でも要支援1・2の方には、災害時に何らかの支援の必要 性が高いことから、市から対象者に対し書類を郵送し災害時要援護 者名簿の登録を促す。
・諮問第 42 号
委 員:諮問書及び資料には、千葉県が作成したオレンジシートを浦安市 の事業でも利用するとあるが、その理由が記載されていない。浦 安市がオレンジシートを利用する理由及び根拠は。
実施機関:特段利用しなければならない根拠はないが、千葉県が作成したオ レンジシートを利用する理由として、千葉県が、多職種が連携す るためのツールとして、オレンジシートを作成しており、個々の 機関で、個別のツールを使用すると共有できない部分も生じるた め、本市は、千葉県のオレンジシートを利用することとした。 委 員:諮問書及び資料には、関係機関から収集及び提供とあるが、収集
先と提供先が明示されていないが、収集先と提供先はどこになる のか。
実施機関:主な収集先は、本人や家族であり、また、主な提供先は医療機関 となる。
委 員:この事業の実施要綱など作成しているのはどこになるのか。 実施機関:国の作成した実施要綱を基づき実施予定。
委 員:その要綱には、具体的な関係機関が記載されているのか。 実施機関:具体的には記載されていない。
委 員:ある程度は要綱等に明示する必要性があると考えられるため、要 綱の整理が望まれる。
委 員:法令根拠についての説明や資料が不足していることがある。
○その他
・ 本審査会への諮問そのものではないが、個人情報保護条例第6条第1項第 2項の「法令等の規定に基づくとき。」に災害対策基本法第 49 条の 10 第3 項の規定が適用になるか意見を求められた。
・ 諮問第 41 号については、意見書案を作成し、各委員へ確認後、市長に対 し提出することとなった。
・ 諮問第 42 号については、本審査会に対し、実施機関が行った説明や提出 された資料が、不十分なところがあり、さらに資料を求めるものとし、次回 引続き審議することとなった。
以上