それは万物に感謝し 神に感謝奉り
神事に始まり神事に終わる
人々が忙しい日常の中に忘れていた
感謝の心を呼び覚ます
神の化身である獅子や亀蛇は
険しい外見とは裏腹な
滑稽なしぐさと寛容な雰囲気で
妙見祭の歴史
現在のような妙見祭の神幸行列の元になったのは、戦国乱世
を経て1500年代終わり頃に加藤正方が復興し、1632年に八代城
に入った細川三斎が妙見宮に参拝の折、神器に刻まれた文様が
細川家の家紋と同じだったことに「不思議の因縁」を感じ入
り、神輿や神輿屋、祭礼の用具、社家の装束を寄進したのが始
まりだとされています。
しかし、妙見宮での祭礼神事がいつ始まったのかは定かでは
なく、1500年代中頃の資料によると既にたくさんの見物人で賑
わっていたと記述があり、中宮・下宮間の神幸と神楽奉納、流
鏑馬も執り行われていました。昔から妙見神に感謝する祭りと
して存在していたようです。
この妙見祭の神幸行事は、町衆等の心意気が
れる獅子や笠
鉾、飾馬、武家の風格漂う流鏑馬や奴、そして神様の関わる亀
蛇や神輿など八代の永い歴史の中で育まれた多彩な文化の結晶
八
代
妙
見
祭
の
神
幸
行
事
ユ
ネ
ス
コ
無
形
文
化
遺
産
国
指
定
重
要
無
形
民
俗
文
化
財
八
代
妙
見
祭
の
神
幸
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成
23
年
に
国
重
要
無
形
民
俗
文
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28
年
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文
化
遺
産
に
登
録
さ
れ
ま
し
た
妙
見
祭
の
神
事
注連縄立て
注連縄立て
神事の主な流れ
しめなわたて
しめおろし
竹に注連縄を結び、八代神社(妙見 宮)の正面鳥居、参集殿(参拝者休憩 所)、中宮、塩屋八幡宮に立てます。注連 縄立ては祭りの始まりを知らせます。
注連卸
注連卸
幣殿にて行われ、神饌を供える ことで神への感謝を示し、祓詞を 奏上した後に大麻を振り、祓い清 めます。
この時、獅子組も舞の一式を 供え祓われます。
10 月 31 日
11 月 1 日
馬 い
11 日
大祭一日祭
15 日
大祭二日祭
16 日
献幣式
17 日
神輿運び 宮遷し
22 日
お下り
22 日
お上り
23 日
報賽祭
24 日
注連納
12 月 1 日
10月
31
日11月
1
日獅子と神馬のご対面!
神事の後、獅子組に今年の神馬奉納 者が紹介されます。略式の獅子舞が奉 納され、神馬は境内を周ります。
妙見祭のメインは11月23日のお旅所の塩屋八幡宮から八代神社(妙見 宮)へ向かう『お上り』ですが、10月31日の『注連縄立て』から約1ヵ月にわ たって行事があります。作法やしきたりは代々伝えられ、伝統神事として大 切に執り行われています。
中宮祭
18 日
たいさいいちじつさい
大祭一日祭
大祭の日まで何事もなく執り行われるように祈念する神事 です。翌日の16日には大祭二日祭、翌々日の17日には大祭 三日祭(献幣式)と3日間続きます。
献 幣 式
けんぺいしき献幣式は、大祭三日祭にあたります。神社本庁より献幣使が来て、 神様に幣白料を奉る神事です。神饌が神職によって神殿に運び入れ られた後、献幣使随員から手渡された祝詞を奉納し、幣殿にて祝詞を 奏上します。玉串奉奠や他神社からの神楽奉納など普段は観られな いような神事が盛りだくさんです。
この神事の始めと終わりには、宮司による警蹕(神様が通られるの で無礼がないようにと、人々に発する独特の発声音)が出されます。こ の間は神職も参列者も頭を下げて敬礼します。この声は、地鎮祭など の時に聞かれたことがあるかもしれません。
神輿運び・宮遷し
みこしはこび・みやうつし神輿は22日のお下りの日に神輿庫から運 びだされ、四脚門からは担いで幣殿まで運び、 ウマという台の上に安置されます。
神輿に神様を遷す宮遷しは、ろうそくの明か りを頼りに身を清めた宮司一人によって、神輿 の前の白い布を降ろして執り行われ、他の者 は一切見ることができないものとされていま す。神聖なものであることが、人々にも十分伝 わる神事といえます。この後、今年の火王・水 王・風王の順番を決める神事も行われます。
◆ 本 殿(ほんでん)
神霊を宿した御神体を安置する場 所。
◆幣 殿(へいでん)
祭儀を行い、幣帛を奉る場所。本殿 と拝殿との間に位置して両者をつな ぐような構造になっている。拝殿と 一体になっている幣殿もある。
◆ 拝 殿(はいでん)
祭祀・拝礼を行なうための場所。壁 はなく吹き抜けとなっており、祭祀 の際は神職などが座る。
本 殿 幣 殿 拝 殿 社 殿
11月
15
日11月
17
日11月
22
日妙
見
祭
の
神
事
おくだり
お下り
お下りは神輿の出発の神事である発輦祭か ら始まります。終了後、神馬奉納者のお祓いが あり、神馬のお祓いも行われます。神馬が時計 回りに1周するごとに宮司が金幣を神馬の額に 当て3周するのを待ち、御幣をつけて神輿が出 てくるのを鳥居の外で待ちます。拝殿に安置して あった四神旗なども出され、神馬を先頭にお下り が出発します。動作の一つ一つが伝統そのもの なのです。
ゴヤマイリ
お下りのあった夜、八代神社(妙見宮)にお参りした後、 注連縄を境内の欄干などに結びつけていました。
昭和20年代の前半頃までは千丁・日奈久などからも無 病息災を願い参拝にきて結びつけていたそうで、神聖な 白装束で来る参拝者もいたとか。
参拝した後は決して後ろを振り向いてはいけないという 決まりがあったそうです。
御
夜
本町アーケードで笠鉾展示など妙見祭の魅力の紹介のほか、 妙見グッズの販売やフードコートなど皆が楽しめるイベントとして 開催されています。
ホイホイ
どこからか聞こえてくる『ホイホイ』という掛け声。御夜では、 ボーイスカウトを中心とした60名程の行列で『ホイホイ』を響か せ、昔のように御夜参拝の人々の無病息災を願ってアーケード を練り歩いています。
11月
22
日11月