• 検索結果がありません。

独創的デザインの保護に即した意匠制度のあり方に関する調査研究

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2018

シェア "独創的デザインの保護に即した意匠制度のあり方に関する調査研究"

Copied!
278
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)成1. 年度. 特許庁産業財産権制度問題調査研究報告書. 独創的デザインの保護に即した意匠制度の あ 方に関す 調査研究報告書. 成18年3月. 財団法人. 知的財産研究所.

(2) お知らせ. 年. 成1 年 7. 知的所有権 という用語 産業財産 て. 3日に決定さ 知的財産. た知的財産戦略大綱において 従来 知的財産権 に. 産業財産権 に そ. 工業所有権 という用語. 改めることとな ました 本報告書におい. 可能な限 新しい用語を使用してお ます. ※法律名や組織名について. 一部従来. 用語. まま使用してお ます.

(3) 要. 約. 序 デザインの戦略的活用による製品の高付加価値化ン差別化を実現し、 力強化につ. るために. 、独創性の高いデザインを的確に保護し、デザインの創作を. すとともに、意匠権の積極的 本調査研究. が国産業の競争. 活用を可能とすることが必要. ある. 、意匠制度の在り方に関して、具体的検討事項の法制面から. た精査を行. い、意匠制度小委員会における検討に資するものとすることを目的とする. Ⅰ.. 無審査登録制度の導入によるダブルトラック化. 1.. 問題の所在. 意匠登録出願. 出願後約. か月. 権利化されているが、市場投入後の早い段階. 模倣が. 発生する商品、ライフキイクルが短い商品等を扱う業種において、より早期に権利化 る仕組. が必要との指摘がある. また、多品種少量生産を行う物品分野において. 出願費. 用等のコストの負担感が強いとの指摘がある. .. 無審査登録制度検討の背景 知的財産推進計画 平005 に. 、魅力あるデザインを創造し、より価値の高い製品を提. 供する環境を整備するため、意匠の定義の見直し、無審査登録制度の導入、類否判断の手 法の明確化. について 平005 年度中に検討し、必要に応. 意匠法の改正等制度整備を行う. 旨規定されている 第. 回意匠制度小委員会. 、 中間的. 論点の整理 がまとめられ、 つのトラックを併. 存させる制度の導入の要否も含めて、多様 し、意匠権者による積極的 けるべ. ニヴゲに対応し、デザイン創作を的確に保護. 権利の行使や活用を可能とするよう. 新た. 制度枠組. を設. 3.. か検討する旨が記載されている. 1. 検討の内容. それ. 基本構造 れのトラックの役割と特色を明確にすることに留意すべ. ラックの制度を有する各国制度も参考にすることも必要. 案1 絶対的独占権とする. ⅰ. ある. あり、現在ダブルト.

(4) 論点 現行制度との保護法益の違いを明確にし、相互のバランスや関連性を. のよう. ものと. するか. 案 相対的独占権とする. 論点 不正競争防止法によるデットコヌヴ規制と重複する部分が大. いの. いか. 権利内容 創作の水準や取引実態に即した権利内容を設定すべ. いか. 効力範囲 案1 登録デザインと. 実質同一. の範囲. の絶対的独占権とする. 論点 権利範囲の限定により第三者の不測の不利益を一定程度抑止 範囲が実質同一の範囲. あるから、侵害ン非侵害の判断が容易と. るの. いか. るの. いか. 権利. 案 登録デザインと. 類似. の範囲. の絶対的独占権とする. 論点 類似の範囲 の. いか. 、現行制度 た. 用いられている概念. あるため、ユヴザヴに受け入れやすい. し、第三者にとって監視負担が大. く. るの. いか. 案3 登録デザインと. 類似. の範囲. の相対的独占権とする. 論点 依拠性を推定する制度も想定される に認めるべ. 知的成果物に見合った一定程度の市場確保. いか. ⅱ. 、一.

(5) 存続期間 案1 存続期間. 、1. 年間とする. 、1. 年以. 案 存続期間. とする. 論点 無審査登録制度による保護ニヴゲを踏まえると、存続期間. 3. 短期. 十分. いか. 権利の有効性の担保. 無審査登録された実用新案権の権利濫用防止のため、技術評価書の提示 平9 条の 平 、無過失賠償責任. 同 平9 条の 年. が規定されている. 意匠権の場合、視覚による有効性の判断が一定程度可能 率. 約8割. ある. 理性があるの. 実用新案法第. あり、平00年 年の意匠登録査定. こうした観点から、実用新案制度と異. る制度とすることに一定の合. いか. 案1 何人も異議申立を行うことを可能とする. 異議申立が. された場合に. 、審判官が登録. 要件について職権審理を行う. 論点 異議申立制度と無効審判制度を併せて導入することが適切 理由を. の範囲ま. いか. 異議申立の請求. 認めるか. 案 権利者による登録デザインの実施を権利行使の要件とする. 論点 恣意的. 未実施意匠の登録に対する懸念を払拭することが可能. 案3 任意の評価書制度を導入する. ⅲ. いか.

(6) 論点 評価書の提示を行って権利行使をした場合に、過失が推定される等の一定の効果を付与 する. 損害賠償請求 産業財産権法において、権利の内容が公報や登録原簿によって公示されており、過失の 推定規定を設けている 特許法 10年 条等 に. 、過失の推定規定. 設けられてい. た. し、無審査登録制度を採用する実用新案法. い. 意匠権の場合、視覚による有効性の判断が一定程度可能 定を設け. いとする必要. いの. あり、必. しも過失の推定規. いか. 案1 過失の推定規定を導入する. 論点 権利の効力を 実質同一 に限定し、権利の有効性担保のための措置を講 過失の推定規定を設けること. 可能. る場合に. 、. いか. 案 過失の推定規定を導入し. い. 両トラックの乗り換え 乗り換え制度を設ける場合、出願日の遡及が最も期待されると考えられるが、先後願の 判断等に混乱が生. るおそれがある等、考慮すべ. 間に制限を加えること. 事項も多い. また、乗り換え. 適切か. 案1 一定の期間内に限り、先の出願の出願日を維持し. がら乗り換えを認める. 案 乗り換えを認め. い. 案3 乗り換え元と. る先のトラックにおいて、差止請求権を認め. ⅳ. い. る期.

(7) モデルケヴス 現行の審査登録制度の存続を前提として、以. の枠組. をモデルケヴスとして検討を行. う (. )新規性ン創作非容易性を要件とし、登録により絶対的独占権が発生. 実用新案法型. (. )新規性ン創作非容易性を要件とし、登録により相対的独占権が発生. 審査請求型. (. )新規性を要件とせ. 、登録により相対的独占権が発生. (. )新規性を要件とせ. 、登録によら. 半導体集積回路法型. 相対的独占権が発生. 著作権法型. モデルケヴスの評価 実用新案法型 絶対的独占権が付与されるの 一方、新規性の要件を満たさ. 、デザインの創作に対する投資インセンゾ゛ブを高める いデザインが保護され. 効性が否定されるケヴスが増加すると考えられる 負担が生. い、無効審判等によって権利の有. 登録を必要とするため、一定のコスト. る. 審査請求型 独自創作に る効果. 権利が及. 限定的. いことからデザイン創作に対する投資インセンゾ゛ブを高め. ある. 半導体集積回路法型 新規性が要件とされてい. いため、創作意匠が広く保護対象と. て権利の有効性が否定される可能性も低く. る. り、無効審判等によっ. 一方、多数の権利が登録され、権利行使. が増加することも考えられる. 著作権法型 登録を要件とし. いため、出願に際してコスト負担が少. 権利の存否について予見可能性が低. 8. く簡便に権利を取得. るが、. する. モデルケヴスの具体的内容と論点. 実用新案法型 特許制度と実用新案制度とのダブルトラックを踏まえ、方式審査や形式審査を経て、早 期に権利の設定登録を行う 登録審査制度と同様に、新規性、創作非容易性、先願等を登録要件とする 絶対的独占権. あり、登録意匠又. これに類似する意匠にま. ⅴ. 及び、権利期間. 登録日.

(8) より 10 年とする 出願変更. 、審査ン審判継続中に限り認め、出願変更をした場合に. たものと. 、先の出願. 取り. す. 一定期間に限り、無審査トラックの権利に基. いて審査トラックへの出願を認める. 無. 審査トラックの権利の放棄を要件とする 両トラック 新規性等 関係人の. 出願された意匠について 公益的理由. について. が無効審判を請求. 、相互に先後関係が存在する. 何人も、権利帰属等. 私益的理由. について. 利害. ることとする. 所定の評価書を提示して警告した場合に. 、侵害行為について過失を推定する. 論点 ○. 意匠評価書の請求等に時間を要する、有効性の判断が一定程度可能 害者による過失の推定に係らしめることが適切. ○. 意匠評価書を提示して警告することを要し. ことから、侵. いか. いとすること. 第三者の監視負担の観. 点から適切か. 審査請求型 特許法の審査請求制度の特性を活かしつつ、審査請求があった場合に保護要件について 審査を行い、要件を満たす場合に現行の審査登録制度による権利の設定登録を認める 登録審査制度と同様に、新規性、創作非容易性、先願等を登録要件とする 相対的独占権とし、登録意匠又. これに類似する意匠に及び、権利期間. 登録日より 10. 年とする 両トラック間の出願変更ン先行願関係について 一定期間に限り、無審査トラックの権利に基. 規定し. す場合に. 審査トラックの権利を認める. い. いての審査請求を認め、登録要件を満た. 登録前に、無審査トラックの権利を放棄するこ. とを要件とする 無効審判について. 、実用新案型と同様とする. 権利の侵害行為について過失を推定し. い. 論点 ○. 相対的独占権とすること. 十分. ○. 権利の有効性を、審査請求又. 保護といえるか 無効審判請求により判断すること. 負担の観点から適切か ○. 審査が相当程度遅延する可能性があるが適切か. ⅵ. 、第三者の監視.

(9) 半導体集積回路法型 半導体集積回路法(無審査ン相対的独占権)を踏まえ、創作非容易. 意匠について意匠登. 録出願があった場合に、方式審査や形式審査を経て、早期に権利の設定登録を行う 創作非容易性の. を登録要件とする. 権利効力ン権利期間について 出願変更 り. 、審査請求型と同様. 出願継続中に限り認めることとし、出願変更をした場合に. たものと. あれ. 、同一出願人による出願に限り新規性を喪失せ. トラックにおける登録を可能とする 出願日. 遡及し. 審査トラックの出願 クの出願. 取. す. 権利発生から一定期間. 要件とする. 、先の出願. 、審査. 登録前に、無審査トラックの権利を放棄することを. い. 無審査トラックの出願に対して後願排除をするが、無審査トラッ. 審査トラックの出願に対して後願排除をし. い. 両トラックの権利について抵. 触関係の規定を設ける 創作非容易性 する. 公益的理由. 権利帰属等. について. 私益的理由. 何人も、特許庁に無効審判を請求. について. 、利害関係人の. が無効審判を請求. ることと るこ. ととする 権利の侵害行為について過失を推定し. い. 論点 ○. 新規性を満たさ. ○. 類似する意匠にま. ○. 登録から一定期間について、同一出願人による出願に限り新規性喪失の例外を設け ること. い意匠についても保護対象と 及. すことも可能. ること. 適切か. いか. 適切か. 著作権法型 著作権法 (無法式主義ン相対的独占権)を踏まえ、独自に創作された創作非容易の意匠に つい. 、その意匠が公知と. 創作非容易性の. った日又. を登録要件とする. 相対的独占権とし、意匠権の効力 び、権利期間. 公知と. 出願変更制度. 寄託した日から権利が発生する. 設け. った日又. 公知ン寄託意匠と同一又 寄託の日より 10 年とする. い. 無審査トラックの権利発生から一定期間. あれ. 、同一出願人による出願に限り新規性. を喪失せ. 、審査トラックにおける登録を可能とする. ものと. す. 出願日. 実質的に同一の意匠に及. 遡及し. 先後願関係についての規定. 無審査トラックの権利を放棄した. い 設け. い. 両トラックの権利について抵触関係の規定を設. ⅶ.

(10) ける 無効審判制度. 設け. い. 権利の侵害行為について過失を推定し. い. 論点 ○. デザインの創作の奨励という観点から適切. ○. 予見可能性の観点から適切か. ○. 第三者の監視負担との観点から適切か. .. 対応の方向. 保護要件と言えるか. 産業界の実情やニヴゲ、不正競争防止法等によるデザイン保護の状況等を考慮し 無審査登録制度の導入による意匠法のダブルトラック化について. がら、. 慎重に検討を行うもの. とする. Ⅱ.. 画面デザインの保護. 1.. 問題の所在. ソフトゞェアによって情報機器の表示画面上 揮する画面デザインが重要 現行の意匠制度において. 要素と. インタヴフェイスとして様々. 機能を発. っている. 、画面デザインのう. 、限定された要件を満たすものの. が. 保護されている. .. これま. の検討. 成 15 年度に知的財産研究所 する調査研究. 3.. デザインの戦略的活用に即した意匠制度の在り方に関. を行い、画面デザインの保護の在り方が検討された. 検討における留意事項. 保護対象 保つものと. ある画面デザインと実際の権利行使の対象や効果との実質的. 均衡や. 衡を. るように、画面デザインの保護の在り方を検討することが必要とされている. .. 検討の内容. 1. 画面デザインに関する意匠の特定. 前回の調査研究において. 、意匠に係る. 物品. の概念について、ソフトゞェア全体を. 一つの製品としてとらえた 一方、画面デザイン. 、機器等の映像面に表示されてその機能を発揮. ⅷ. 、ソフトゞェ.

(11) アの外観. あるとの論理が成り立. にくいとの考え方もある. の定義を機器等の映像面に拡大し、その形状、模様若しく ⦆形状等。とする. )を意匠として定義することが適切. 保護対象と 物品. 色彩又. る物品. これらの結合(以. 、. ある. る画面デザインの境界領域. の概念に. べての形状等ま. 映像面. 保護対象と. 保護の対象と. 3. 意匠の保護対象と. を加えた場合、汎用途の表示機器の映像面に表示されるす る. る画面デザインについて、何らかの限定を加えることが適切か. 画面デザインに関する類否判断. 画面デザインを構成する図形的要素について、各部において用途ン機能を参酌して判断 する. 意匠に係る物品の記載を考慮して、同一又. 類似の物品を基礎として類否判断をす. る. 意匠権侵害 画面デザインに関する実施規定の在り方. 案1 画面デザインの特性及び想定される具体的. 実施内容を考慮したものとする. 案 表示部に表示される画面デザインを中心に実施規定を解釈する. 論点 ○. プログラムの創作者の関係が複雑と. る傾向があるが、何らか特別. 対処が必要か. ○. 操作画面等のデザインの仕様を決め、生産するよう指示を出した者の位置付けを考 慮することが必要か. 間接侵害 新たに認められる画面デザイン の効力が及 に. 及. .. 、当該画面デザインを構成するプログラムに. いことを前提とすると、間接侵害における侵害停止請求権等. 意匠権. プログラム. いことを明らかにする必要がある. 対応の方向. 画面デザインについて、米国、欧州、韓国等と同程度の保護を行う 保護対象として. ⅸ. 、.

(12) 一画面を単位として想定する 実情を考慮し、広範 ェアそのもの. .. 曖昧. 保護されるべ ものと. ら. 画面について. いようする. 、技術的. 特色ン産業界の. 画面デザインを構成するソフトゞ. 、保護の対象外とする. 意匠権の効力範囲の拡大. 1.. 問題の所在. 独創的. デザインに係る意匠権の類似範囲が、それほ. く解釈されたり、年月を経るにつれ徐々に. 特徴の. い登録意匠と同様に. く解釈されたりする場合があるとの指摘があ. る. .. 検討の内容. 意匠の範囲を図面の記載から導かれる造形思想と定義する案について検討を行った 造形思想の共通性を基準とする、. 容易に創作可能. 範囲を権利の効力範囲とする案が提. 案された 造形思想とする案について、物品性の概念を廃止することと同義 面から造形思想を特定すること. 3.. 困難. いか、意匠の図. いか等の意見があった. 対応の方向. 意匠の範囲を造形思想とする制度の導入について、審査における実効性等の問題点を踏 まえ、慎重に検討する. .. 意匠権の物品間の転用ま. 1.. の拡張. 問題の所在. 現行の意匠権の効力. 、登録意匠に係る物品と同一又. 販売状況の良い自社製品を他社が別の物品に形状の. 類似の物品にしか及. を取り入れるよう. いため、. 模倣等に対抗. い. .. 検討の内容. 意匠権の効力範囲に、登録意匠に基 検討を行った 等に開示され. 実施を予定し. いて容易に創作可能. い範囲ま. 範囲を追加する案について. 意匠権の効力を認めること、. い範囲を意匠権の効力とすること、. 公知意匠を取り込ん. 出願時に願書 権利解釈を行. うこと、等の論点について検討を行った について、意匠. 創作保護. あり、実施の予定の有無. ⅹ. 関係. い、. について、図面.

(13) 等に表された造形思想を保護対象として規定すれ 利範囲が及. いと解釈されるの. 無理があるの. について、公知意匠ま. 権. 当然等の意見があった. 一方、権利関係が錯綜する、判断主体が異 るの. よい、. る類似と創作容易性の双方を権利範囲とす. いか等の指摘があった. 特許の技術分野と同様に意匠分野を観念すること、物品の類似の概念を変更すること、 一意匠一出願制度を見直すことによって対応. 3.. るの. いかとの意見もあった. 対応の方向. 案1 意匠権の効力範囲に、依拠性を要件として、登録意匠及びこれに類似する意匠を、登録 意匠に係る物品と か間接侵害行為のい. 非類似. ある物品に転用する行為を追加する. その際、直接侵害行為. れかとする. 案 案1の要件に加え、当該登録意匠が周知と. .. 1.. 意匠権の効力範囲の明確化. 問題の所在. 侵害訴訟における意匠の類否判断の手法 等の学説が存在する させる一因と. .. っていることも要件とする. 多様. 意匠権の効力範囲が明確. あり、その背景に. 、混同説、創作説. いことが、意匠出願や権利行使を躊躇. っているとの指摘がある. 検討の内容. 意匠の類否判断の手法について確認的に規定することについて、要件の当て いて司法を過剰に拘束するおそれがある、 えること. 少. の説を採用しても事案の個別判断に影響を与. い等の理由から、意匠の類否判断を確認的に規定することについて消極的. 意見が多かった. 3.. め等にお. 対応の方向. 意匠の類否判断の手法について、意匠審査基準において明確化する. ⅹⅰ.

(14) .. 1.. 権利侵害行為への. 譲渡等を目的とした所持. の追加. 問題の所在. 近年、特に偽ブランド品. の模倣品に関して、侵害行為が組織化ン巧妙化しており、. 市場に拡散される以前の所持ン保管等の行為を侵害行為の一つとする必要があるの いかとの指摘がある. .. 検討の内容 実施. 又. し侵害. 検討を行った. に譲渡等を目的とした所持又. 他の知的財産権法との整合性、. 保管を追加する案について. 意匠権の効力の過度. 拡大、. 刑事罰. の適用に値する可罰性等を論点として検討を行った 意匠法にの に. 所持. の規定を追加するの. 説明が困難、意匠の類否判断. 流通業者等. 困難といった指摘があった 一方、著作権においても頒. 目的所持. 立証が容易に. るとの指摘があった. 実施. し侵害. 又. 罰則が適用されている、刑事罰の適用について. とするかについて、現行の実施行為. 値する価値を持つものが列挙されており、所持を実施行為とすること. 独占権を付与するに. 摘があったが、刑事罰を前提 た場合に. 3.. 考えるの. あれ. 馴染ま. いとの指. 直接侵害とするのが素直、間接侵害とし. 独立説や従属説といった問題が発生するとの指摘があった. 対応の方向. 実施行為に、意匠に係る物品を譲渡等のために所持する行為を追加する. .. 1.. 権利侵害行為への. 輸出. 通過. の追加. 問題の所在. 海外において、意匠法の効力範囲として. 輸出. を規定している国が多く、模倣品対策. の強化の観点から、意匠権に係る物品を輸出する行為を加えることが必要との指摘がある. .. 検討の内容 実施. に輸出や通過を加える案について検討を行った. 的、属地主義の観点、. 他の知的財産権法とのバランス、. この際、. 意匠法の趣旨ン目. 輸出や通過を規制する保護法. 益等を論点として検討を行った 模倣品対策や国際的制度調和の観点から、輸出を加えることもあり得るとの意見がある 一方. 、産業財産権法. の. 並びの改正が必要、保護法益の説明が必要との指摘もあった. ⅹⅱ.

(15) また、 通過 について あり、意匠法の中. 3.. 、日本国内. 措置するの. も輸出先国. 適切. も意匠権侵害品. あることが必要. いとの指摘があった. 対応の方向. 実施行為に、意匠に係る物品を輸出する行為を追加する 通過について. .. 、意匠法において措置すべ. 問題か、引. 続. 慎重に検討を行う. 1.. 税関における部品の取外し. 問題の所在. 税関において、意匠権侵害物品から部品等を取り外し、非侵害物品として輸入が可能と っている とが可能. 輸入された部分品に修理部品等を付加し、意匠権侵害物品として販売するこ あり、直接侵害を誘発する蓋然性が高いとの指摘がある. 専用品の要件を証明することが困難. あり、現行法の間接侵害が模倣品対策の観点から. 実効性が弱いとの指摘がある. .. 検討の内容. 専用品の要件を外した間接侵害の規定を設ける案について検討を行った その際、 題の解決に不可欠 る、. もの. と類似の要件を追加する、. 課. 規格品ン晘及品を対象から排除す. 主観的要件の追加等を論点として検討を行った. 部分意匠や意匠の類似によって対応 果的 一方. 取締りが可能. る、主観的要件を加えた場合に税関において効. のか等の指摘があった. 、特許法の場合に. 間接侵害の拡充によりある程度の抑止力を発揮しているとい. った指摘があった. 3.. 対応の方向. 現行意匠法第 年ェ 条に、 登録意匠又 がら、当該登録意匠又. これに類似する意匠について十分. これに類似する意匠に係る物品に容易に回復可能. た物品を製造し、使用し、譲渡し、貸し渡し、若しく 渡しの申出をする行為. を加える検討が必要. Ⅸ.. 意匠権の存続期間の延長. 1.. 問題の所在. 優れたデザインの長. 輸入し、又. 知識を有し ある状態にし. その譲渡若しく. 貸. いか. 命商品やモバイバルンブヴムによって再度商品化される事例が増. ⅹⅲ.

(16) 加している 現行の意匠法において、存続期間が設定の登録の日から 15 年と規定されており、より長 期の保護が必要との指摘がある. .. 検討の内容. 意匠権の存続期間を設定の登録の日から 平0 年に延長する案について検討を行った この 際、特許法、及び諸外国の意匠法等を参考にし、. のよう. 期間が適切かとの論点につい. て検討を行った 立体商標の登録. 非常に困難. あり、意匠権の現存率やデザインによるブランドイベヴ. グ保護を考慮すると、意匠権の存続期間の延長を行うべ. 3.. との意見が多かった. 対応の方向. 意匠権の存続期間を登録日から 平0 年とする. Ⅹ.. 刑事罰の強化. 1.. 問題の所在. 意匠権侵害に対する抑止効果を高めるため、刑事罰を厳格化することが必要との指摘が ある. .. 検討の内容. 意匠権侵害罪を 5 年以 同様に 10 年以. の懲役又. の懲役又. 500 万円以. 1000 万円以. の罰金に引. の罰金に引. 上. 上. る案、財物の窃盗と. る案について検討を行った. また、罰金刑と懲役刑の併科を可能とする案について検討を行った 他の産業財産権法との の罰金に引. 上. ること. 並び等から、意匠権侵害罪を 5 年以. の懲役又. 問題. 、意匠権侵害. いとの意見が多かった. 場合があることから過度の罰則強化. 3.. 望ましく. 一方. 500 万円以 不明確. いとの指摘もあった. 対応の方向. 意匠権侵害罪を、5 年以. の懲役又. 500 万円以. の罰金として、懲役刑と罰金刑の併. 科を導入する 両罰規定における法人重課について、1 億 5000 万円以. ⅹⅳ. の罰金刑とする.

(17) ⅩⅠ.. 1.. 関連意匠制度の見直し. 問題の所在. 企業において. 、市場. 成功した製品について基本的. チェングを一部加えて新規. 特色. 残し. がらもマイヂヴン. 製品として生産、販売を行う製品開発の実態がある. 先に出願された意匠と類似する意匠が後日同一出願人より出願された場合 された本人の意匠が引例と い状況と. .. り後日の出願. 、先に出願. 拒絶されることから、改良意匠が保護され. っている. 検討の内容. 関連意匠自体が権利を持つことを維持しつつ、後日に出願されたものも登録可能とする 案について検討を行った. この際、後日出願が認められる期間を限定する必要性等につい. て検討を行った. 3.. 対応の方向. 後日に出願された改良意匠について、本意匠の審査係属中 録. あれ. 、関連意匠として登. るようにする. ⅩⅡ.. 1.. 先願意匠の一部と同一又. 類似の後願の意匠. 問題の所在. 市場において成功した商品について、独自性の高い創作部分が模倣の対象と. りやすい. こと等から、先願意匠の一部を部品や部品意匠として出願し、自己の製品デザインの保護 を強化したいとするニヴゲがある しかし、現行の意匠法において 録を受けることが. .. 、先願意匠の一部と同一又. 意匠登. い. 検討の内容. 特許法における類似規定に倣い、同一出願人による場合 が認められるとする案について検討を行った めるか. 3.. 類似の後願意匠. 先願意匠の一部の後願の登録. この際、創作者が同一の場合についても含. うか等について検討を行った. 対応の方向. 先願意匠の一部と同一又 について. 類似の後願意匠. 、同一出願人による出願の場合に. あっても、当該先願の公報発行ま 登録を許容すべ. ⅹⅴ. いか. の期間.

(18) Ⅹ. .. 1.. 新規性喪失の例外規定. 問題の所在. 新規性喪失の例外規定の手続要件. 、出願から 14 日以内に所定の証明書を提出すること. を求めている 現行制度の運用において. 、第三者証明をとることに手間と時間が必要とされることが. 多いとの指摘がある. .. 検討の内容. 証明書の提出期間を延長する案について検討を行った 証明書提出義務を緩和又 性が犠牲と. 3.. 免除すべ. との意見もあったが、権利の安定性や審査の迅速. る等の問題点も指摘された. 対応の方向. 証明書面の提出期間を出願日から 14 日以内から、年0 日以内に延長する. Ⅹ. .. 1.. 秘密意匠制度. 問題の所在. 現行の秘密意匠制度において、秘密の請求 意匠登録出願の審査が早く 告ン販売戦略等に支. .. 出願時に限られている. り、商品の発売よりも早く意匠公報が発行され、商品の広. が出ることがあるとの指摘がある. 検討の内容. 秘密を請求. る時期を出願時に限ら. 、審査の進捗状況に従って請求. ることとす. る案について検討を行った. 3.. 対応の方向. 秘密を請求. Ⅹ. .. る時期を出願時に限ら. 、審査係属中とすべ. いか. 1.. 先行意匠開示制度. 問題の所在. 出願に係る意匠と類似 される. し. いが関連性を有する意匠. 、意匠の類否判断において参酌. 関連する公知意匠について、効率的に審査官が把握することが必要との指摘があ. ⅹⅵ.

(19) る. .. 検討の内容. 出願人が知っている先行意匠を開示することにより、審査の効率化、迅速化あるい. 公. 知意匠との関係の明確化を図る案について検討を行った. 3.. 対応の方向. 先行意匠を開示する効果と出願人の負担を考慮すると、先行意匠開示制度の導入につい て. 慎重. 検討が必要. いか. ⅹⅶ.

(20)

(21) めに. デザインの戦略的活用による製品の高付加価値化ン差別化を実現し、 力強化につ. るために. 、製品の付加価値やブランド価値の源泉と. ザインを的確に保護し、デザインの創作を することが必要. が国産業の競争 る独創性の高いデ. すとともに、意匠権の積極的. 活用を可能と. ある. デザインの保護に関して. 、 知的財産推進計画. 、 魅力あるデザインを創. 造して,より価値の高い製品を提供する環境を整備するための具体的方策について,意匠 制度の在り方を含め検討し, 度. 年度ま. に結論を得る. こととされています. 昨年. 、産業構造審議会ン意匠制度小委員会において、意匠の定義、意匠制度の枠組. 、意. 匠の登録要件ン効力範囲、等々、広範囲に議論され、 中間的. 論点整理 としてまとめら. れている. 本調査研究. 、このよう. 情勢を背景にして特許庁からの委託を受け、意匠制度の在り. 方に関して、意匠権の効力、意匠登録制度、意匠の保護対象等の具体的検討事項の法制面 からの検討を行った. また、. が国の産業財産権制度のユヴザヴを対象としたアンケヴト. 調査を実施し、ユヴザヴの利用状況や意識につ 制的. 調査ン分析を行った. 整理を行っていく際に、比較法的観点や運用の実態の把握のため、欧米のデザイン. を保護している状況や事例について、現地法. 事務所に事実確認を中心に調査を依頼した. 本報告書に掲載されている調査ン分析について. 、産業構造審議会知的財産政策部会意. 匠制度小委員会における検討の基礎資料として、また、法 場面. 各論点について法. 改正を検討するに際して様々. 活用されており、意匠法等の制度改正の在り方に多くの示唆を与えた. 最後に、本調査研究の遂行に当たり、 具体的事例等を. 紹. 指導ン. 協力いた. いた委員の方々を. め、. さった企業、団体の方々、委託元の特許庁制度改正審議室の方々、. 他関係者の方々に対して、この場を借りて深く感謝申し上. る次第. ある. 成18年3月 財団法人 知的財産研究所.

(22) 独創的 デザインの保護に即した意匠制度の在り方に関する調査研究委員会 名簿. 委. 員. 長. 大渕 哲也. 委. 東京大学法学部ン大学院法学政治学研究科. 教授. 員 青木 博通. ユアキデラ法. 小山. 日本知的財産協会. 夗. 特許事務所商標意匠部 意匠委員. ドヴトヂヴ弁理士. 副委員長. カシオ計算機株式会社知的財産部ブランド戦略室 鈴木. 文. 茶園 成樹 竜外. 名古屋大学大学院法学研究科. 牧野 利秋. ユアキデラ法. 水谷 直樹. 水谷法. 峯. 日本弁理士会. 唯夗. 教授. 大阪大学大学院高等司法研究科 筑波大学社会科学系. 特許事務所. 峯特許事務所. 教授. 企業法学専攻. 特許事務所. 室長. 助教授. ドヴトヂヴ弁護士. 弁護士ン弁理士. 弁理士. オブザヴバ 波田野 晴朗. 経済産業省経済産業政策局知的財産政策室. 中村 大紀. 経済産業省製造産業局デザインン人間生活シスゾム政策室. 紀田 馨. 経済産業省商務情報政策局情報経済課. 福田 哲. 経済産業省商務情報政策局情報処理振興課. 係長. 古田 敦浩. 経済産業省商務情報政策局情報通信機器課. 課長補佐. 田川 和幸. 特許庁総務部総務課工業所有権制度改正審議室. 室長. 花木 出. 特許庁総務部総務課工業所有権制度改正審議室. 前室長. 貴田 仁郎. 特許庁総務部総務課工業所有権制度改正審議室. 審議企画班長. 木本 直美. 特許庁総務部総務課工業所有権制度改正審議室. 室長補佐. 山本 厚. 特許庁総務部総務課工業所有権制度改正審議室. 法制専門官. 三原 龍外郎. 特許庁総務部総務課工業所有権制度改正審議室. 審議企画係長. 清野 貴. 特許庁総務部総務課工業所有権制度改正審議室. 室員. 今村 亘. 特許庁総務部技術調査課. 温品 博康. 特許庁審査業務部意匠課意匠制度企画室. 室長. 原田. 特許庁審査業務部意匠課意匠制度企画室. 前室長. 美. 調査員 課長補佐. 係長. 研究班長. 山田 繁和. 特許庁審査業務部意匠課. 課長補佐. 中田 博康. 特許庁審査業務部意匠課. 課長補佐. 藤澤 祟彦. 特許庁審査業務部意匠課意匠制度企画室. 室員.

(23) 瀬. 純一. 村上 貴将. 最高裁判所事務総局行政局第三課 知的財産戦略推進本部. 知的財産権係長. 内. 官. 主査. 岩井 勇行. 財. 知的財産研究所. 前主任研究員. 第1回. 池. 財. 知的財産研究所. 研究員. 第. 大森 陽一. 財. 知的財産研究所. 専務理事. 杉浦 淳. 財. 知的財産研究所. 研究第二部長. 日向寺 勲. 財. 知的財産研究所. 主任研究員. 委員兼事務局. 事. 務. 裕. 局. 回以降.

(24) 目次. 要約 めに 委員会名簿. 序. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン1. Ⅰ. 無審査登録制度の導入によるダブルトラック化 ンンンンンンンンンンンンンンン年 1. 問題の所在 ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン年 . 無審査登録制度検討の背景 ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン4 3. 検討の内容 ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン5 . Ⅱ.. . 3.. .. .. .. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. 画面デザインの保護 1.. .. 対応の方向. 問題の所在. 平5. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. 年平. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. 年平. 画面デザインに関するこれま. の検討. ンンンンンンンンンンンンンンン. 今回の画面デザイン保護の検討における留意事項. 年平. ンンンンンンンンンン. 年年. .. 検討の内容. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. 年年. .. 対応の方向. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. 50. 意匠権の効力範囲の拡大. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. 5ウ. 1.. 問題の所在. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. 5ウ. .. 検討の内容. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. 5ウ. 3.. 対応の方向. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. 5ウ. 意匠権の物品間の転用ま. の拡張. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. 5ェ. 1.. 問題の所在. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. 5ェ. .. 検討の内容. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. 5ェ. 3.. 対応の方向. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. 59. 意匠権の効力範囲の明確化. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. 60. 1.. 問題の所在. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. 60. .. 検討の内容. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. 60. 3.. 対応の方向. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. 60. 権利侵害行為への. 譲渡等を目的とした所持. の追加. ンンンンンンンンンン. 65. 1.. 問題の所在. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. 65. .. 検討の内容. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. 65. 3.. 対応の方向. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. 65. . 権利侵害行為への 輸出. 通過 の追加 ンンンンンンンンンンンンンンンン. 6ェ.

(25) 1.. 問題の所在. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. 6ェ. .. 検討の内容. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. 6ェ. 3.. 対応の方向. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. 69. .. 税関における部品の取外し 問題の所在. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. ウ平. .. 検討の内容. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. ウ平. 3.. 対応の方向. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. ウ年. 意匠権の存続期間の延長. ウ4. 問題の所在. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. ウ4. .. 検討の内容. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. ウ4. 3.. 対応の方向. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. ウ4. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. ウウ. 刑事罰の強化 1.. 問題の所在. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. ウウ. .. 検討の内容. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. ウウ. 3.. 対応の方向. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. ウウ. ⅩⅠ.. 関連意匠制度の見直し. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. ウ9. 1.. 問題の所在. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. ウ9. .. 検討の内容. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. ウ9. 3.. 対応の方向. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. ウ9. ⅩⅡ.. Ⅹ. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. 1.. Ⅹ.. Ⅹ. ウ平. 1.. Ⅸ.. Ⅹ. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. 先願意匠の一部と同一又. 類似の後願の意匠. ンンンンンンンンンンンンン. ェ1. 1.. 問題の所在. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. ェ1. .. 検討の内容. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. ェ1. 3.. 対応の方向. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. ェ1. .. 新規性喪失の例外規定. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. ェ年. 1.. 問題の所在. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. ェ年. .. 検討の内容. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. ェ年. 3.. 対応の方向. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. ェ年. 秘密意匠制度. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. ェ5. 1.. 問題の所在. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. ェ5. .. 検討の内容. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. ェ5. 3.. 対応の方向. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. ェ5. .. .. 先行意匠開示制度. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. ェェ. 1.. 問題の所在. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. ェェ. .. 検討の内容. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. ェェ. 3.. 対応の方向. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン. ェェ.

(26) 資料編. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン 91. 資料 1. 意匠権侵害訴訟における類否判断の手法 ンンンンンンンンンンンンンンンン 9年. 資料 平. 意匠権侵害訴訟 最高裁関連. 資料 年. 先願意匠の一部と後願意匠が類似する場合の第3条の. 資料 4. アンケヴト調査結果 ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン 119. 資料 5. 海外調査結果 ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン 1ウ1. ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン 116 適用 ンンンンンン 11ェ.

(27) 序. デザインの戦略的活用による製品の高付加価値化ン差別化を実現し、 争力強化につ. るために. 、製品の付加価値やブランド価値の源泉と. いデザインを的確に保護し、デザインの創作を 可能とすることが必要 このよう. が国産業の競 る独創性の高. すとともに、意匠権の積極的. 活用を. ある. 状況を踏まえ、知的財産推進計画 平004 において. 魅力あるデザインを創. 造し、より価値の高い製品を提供する環境を整備するため、意匠制度の全般的 について広範に検討し、平005 年度ま 略. において. 新. に結論を得る. 在り方. ことが提言され、 新産業創造戦. デザインの保護を強化する観点から意匠制度の見直しを行う. ことが指摘されている 成 16 年 ウ 月、産業構造審議会知的財産政策部会の. に、意匠制度の全般的. 在り方. について広範に検討を行うために、 意匠制度小委員会. が設置された. に第 1 回の意匠制度小委員会が開催され、同年 1平 月ま. 4 回の審議が行われた 各回の. 具体的. 内容. (1)第 1 回. 以. のとおり. 成 16 年 9 月. ある. 9 月 15 日. 意匠制度の見直しに向けた視点 制度趣旨、保護対象、保護範囲等の観点について、従来の制度の枠組 こと. く幅広く検討すべ. 産法との関係や国際的. (平)第 平 回. との意見が多かった. にとらわれる. また、デザインを保護する他の知的財. 意匠制度の状況等も踏まえて検討すべ. との意見があった. 10 月 15 日. 意匠制度の保護対象 現行制度と同様、 物品 と一体化した意匠を対象とすることを基本とすべ 見が多かった. 他方、欧州共同体意匠規則. 対象と. グラフ゛ックデザイン、アイコン等も含. 強く. かった. 対象物. コンセプト. や. 製品. を対象とする案. や、デザイン要素として認識の高まって. いる音やにおいといったものも考慮すべ 定義自体に. っている. いかといった意見もあったが、意匠の. シモヴゲとしての統一的要素. を含めるべ. 従来の意匠制度と同様、物品を基本としつつ、有体物. についても保護範囲に含めるべ. とする意. か. との意見 い製品. 取引. うかについて今後検討していくこととし. た. 事前審査制度の要否 意匠を安定した権利として活用したいとして、事前審査制度を存置すべ. -1-. との意見と、.

(28) 事前審査 と簡易. し. 迅速ン安価ン簡便. 権利取得のために. 権利発生を期待する意見や、デザインの的確. 無審査登録制度の方が望ましいとの意見があった. 保護 事前審. 査制度と無審査登録制度のダブルトラック制度の導入の要否も含めて、今後検討を行っ ていく. その際、それ. れの意匠権の性質、相互の乗り換え、新た. 制度導入に伴う監. 視負担の増加、不正競争防止法との関係等も考慮していくこととした. (年)第 年 回. 11 月 1ウ 日. 意匠の登録要件と効力範囲の在り方 審査における類否の判断について. 、その判断手法や基準を明確化すべ. 多く、保護される登録意匠の範囲を拡大すべ. いかとの意見も一部に. また、意匠権の効力範囲について. 、類似の範囲. 業者が容易に創作をすることが. た意匠ま. の. うかとの意見があった. 度の根幹を もの. す重要. 論点. け. あった. く、登録意匠に基. あるの. 、意匠制度の目的や趣旨 もの. いて当. 含めることによって意匠権の強化を図る. 意匠の登録要件と効力範囲の在り方について. あるのか、物品の混同を防. 討を行っていくことと. との意見が. あるのか. 、意匠制. 意匠の創作を保護する. に対する視点も踏まえ. がら、検. った. 関連意匠制度の在り方 マイヂヴチェングを加え. がら製品の魅力を増していく現状の製品開発の実態を踏ま. え、同日に限られている関連意匠を後日も出願. るようにすべ. いかとの意見. が多かった 後日の関連意匠を認めることの必要性や是非を含めて、後日の関連意匠に先行する第 三者の実施や公知意匠との関係等も考慮し. (4)第 4 回 中間的 これま. がら、今後検討をすすめていく. 1平 月 1ウ 日 論点の整理. の議論を踏まえ、意匠制度検討の背景、意匠の保護対象、制度の枠組. 匠権の効力範囲、手続の利便性の向上の各論点について. 中間的. 論点の整理. 、意 を行っ. た また、損害賠償制度の強化、刑事罰の強化、税関における意匠権侵害品の部品外しに ついて検討を行った. 本調査研究 度の中. を. 、意匠制度小委員会のこれま. の議論を踏まえ、デザインを保護する制. す意匠制度の在り方に関して、具体的検討事項の法制面から. い、意匠制度小委員会における検討に資するものとすることを目的とする. -2-. た精査を行.

(29) Ⅰ.. 1.. 無審査登録制度の導入によるダブルトラック化. 問題の所在. 現行の意匠制度 項 、創作非容易性 と. 第 16 条. 、意匠権の発生前に行政庁による審査を通して新規性 第 年 条第 平 項 、先願. 第9条. 業として登録意匠又. 絶対的独占権 第 平年 条. あり、意匠権. これに類似する意匠の実施をする権利を専有する. 侵害者が独自に創作した場合 に. 等の登録要件の充足性を確認するこ. を前提としている. また、審査の結果、登録された意匠権の性質 者. 第 年 条第 1. このため、. あっても、登録意匠と同一又. 類似の意匠を実施した場合. 設定の登録によって発生し、設定の登録. 意匠登録原簿に記載される. 権利侵害とされる さらに、意匠権. とともに、権利者や権利の内容. 意匠公報により公示されることと. っている. 第 平0 条、. 第 61 条 現在、意匠登録出願. 出願後約. か月. 権利化されているが、市場に投入後の早い段階. 模倣品が発生する商品、販売時の流行が短期間 季節的. 商品等を扱う業種において. が必要. あるとの指摘がある. 終了する商品、ライフキイクルが短い. 、現在の審査制度より早い期間. 権利化. る仕組. また、多品種少量生産を行っている物品分野において. 審査費用等のコストの負担感が強いとの指摘がある また、現行制度の. 意匠登録出願を行っている企業等の中に. 、意匠を安定した権利. として積極的に活用するために、現行の事前審査制度の維持を求めるニヴゲが存在する一 方. 、自ら開発した意匠が他人によって権利取得され. いよう、いわ. 防衛的に意匠登録. 出願を行うケヴスや、自らの意匠が他人の出願した意匠や登録意匠と抵触し. いことを確. 認するために意匠登録出願を行うケヴスも多いことが指摘されている こうした観点から. 、現行の審査登録制度よりも迅速かつ簡便に登録を行える制度を導. 入することにより、現行の意匠制度の. 十分に保護されてい. するとともに、出願人、第三者、国の適切 さらに、意匠制度をめ 識経済化の中. る世界的. いデザインの保護に資. 費用配分を図ることを検討すべ. 情勢を見た場合、グロヴバル. いか. 競争環境の激化や知. 、各国ともデザイン保護に力を入れ始めているが、とりわけ、近年. 品や海賊版対策が世界的. 中心課題としてとらえられている. 例え. 、欧州において. ザインがマヴケゾ゛ングンゼヴルとしての重要性を獲得し、意匠権が一層重要 って. 模倣 デ. ものと. たことを踏まえ、1991 年に 工業意匠の法的保護に関するグモヴンンヒヴドヴ が. 欧州委員会によって公表され、欧州共同体全域に及ぶ共同体意匠を創設する共同体意匠規 則案と加盟国の意匠法を調和させるための意匠指 における議論を経て、199ェ 年に意匠指. 案が提示された. その後、欧州議会等. が採択されるとともに、平001 年に. -3-. 著作権型の非.

(30) 登録意匠権と無審査登録による登録意匠権とのダブルトラックを内容とする欧州共同体意 匠規則が採択された. また、欧州各国の意匠制度についても、無審査登録制度を中心にシ. ングルトラックやダブルトラックを採用する国が多い さらに、豪州においても、平00年 年にデザイン法が成立し、従来の審査登録制度が廃止さ れるとともに、登録後に請求によって発行される審査証明書を条件として権利行使を認め る新た. 制度を導入する. 一方、. している. が国において. 、. 成 5 年に不正競争防止法が全面改正され、商品形態の模倣. 行為が不正競争行為の一類型として規定され 不正競争防止法第 平 条第 1 項第 年 号 、 成 1ウ 年改正によって刑事罰等の規定が導入された. 同号において禁止される行為として. 他人の商品の形態を模倣した商品を譲渡等する行為が規定されており、 模倣する. と. 、 、. 他人の商品の形態に依拠して、これと実質的に同一の形態の商品を作り出すことをいうと されている 同号. 第 平 条第 5 項. 、意匠制度による保護を補完し、. て一定の役割を果たして. たこと. 事実. が国におけるデザイン保護に資する制度とし あるが、不正競争防止法が不法行為の一類型と. して規定されていることから、意匠権のように権利の移転、実施権の設定、質権の設定、 信託等といった重要. 役割を果たし得. いものと. っている. また、同号. 、日本国内に. おいて最初に商品が販売された日から起算して3年を経過した商品の形態模倣品を譲渡等 する行為に. 適用され. い限り適用され を含ま. いほか、形態模倣品の譲受人による譲渡等についても重過失が. いこととされている. さらに、同号に規定される譲渡等に. いものとされており、譲渡等を行わ. しているにと. 、模倣品を製造している又. 、製造行為 製造しようと. まる第三者に対して、製造行為の差止請求や予防請求を行うこと. い こうしたことから、同号による民事判決 平0 件程度. にと. 現在ま. 約 50 件 形態模倣が認容されたもの. まる1. .. 無審査登録制度検討の背景. 1. 知的財産推進計画 平005 知的財産推進計画 平005 に. 、デザイン保護のために意匠制度を整備するとして、魅. 力あるデザインを創造し、より価値の高い製品を提供する環境を整備するため、意匠の定 義の見直し、無審査登録制度の導入、類否判断の手法の明確化、関連意匠制度や部分意匠 制度の在り方の見直し. について 平005 年度中に検討し、必要に応. 意匠法の改正等制度. 整備を行う旨規定されている 1. 意匠権に係る民事事件既済件数 べ. 、 成 6 年から. 成 16 年ま. -4-. 約 年40 件に上っている. 最高裁行政局調.

(31) 意匠制度小委員会における. 中間的. 成 16 年 1平 月 1ウ 日に開催された第 の整理. がまとめられ、製品が短ライフ. の後す. に模倣品が発生するよう. 論点の整理. 回意匠制度小委員会において あったり、多品種少量生産. 業界の企業に. 、事前審査. し. 、 中間的. あったり、市場化 迅速ン安価ン簡便. 権利発生を期待する意見や、企業活動におけるデザインのレベルも向上して いて. 、必要性が生. 良いの. たと. の. た状況にお. 当事者同士に意匠権の有効性を争わせる制度があっても. いかとの意見があるとの認識の. ルトラック型のように、制度枠組. の異. 否も含めて、意匠制度に対する多様 匠権者による積極的. 論点. 、事前審査制度と無審査登録制度とのダブ. る. つのトラックを併存させる制度の導入の要. ニヴゲに対応し、デザイン創作を的確に保護し、意. 権利の行使や活用を可能とするよう. 新た. 制度枠組. を設けるべ. か検討する旨が記載されている 検討に当たって すく. 、(1)途上国におけるデザイン力の向上や、技術進歩により模倣がしや. っている状況を十分踏まえた上. することが必要. 、. いか (平)制度の枠組. が国企業の競争力を強化する方向 を検討する際. 制度検討. 、保護対象、保護要件、権利. の公示、権利の強さや性質、権利の有効性の確認時期や方法、出願手続の各観点について 明確にすることが必要. いか (年)制度の枠組. 存の制度も参考にすべ. 、実用新案制度等、既. いか (4)ダブルトラック制度を導入する場合. 連性や乗り換えの要否を検討することが必要 る場合. を検討する際. いか (5)ダブルトラック制度を導入す. 、意匠制度全体が過度に複雑化し、管理負担や監視負担が増大し. することが必要. いか (6)ダブルトラック制度を導入する場合. のトモプルトラックに. る可能性について考慮することが必要. 制度の整合性や協調性に配慮することが必要. 、相互の関. いように配慮. 、不正競争防止法と いか. また、国際的. いか等の点について考慮すべ. 旨が. 記載されている. 3.. 1. 検討の内容. 無審査登録制度における基本構造. 意匠法内に. つのトラックを設ける際に最も留意すべ. 割と特色を明確にすることが重要 度も参考にすることも必要. 点. 、それ. れのトラックの役. あり、現在ダブルトラックの意匠制度を有する各国制. ある. 案1 無審査. 登録する権利を絶対的独占権. ックの基本構造を以 ○. 権利. ドゾントンアプロヴチ. のものとする. 絶対的独占権とする. -5-. とする場合. 、当該トラ.

(32) ○. 方式要件等を満たした出願. あれ. 登録する. ○. 登録原簿への登録を効力発生要件とする. ○. 登録した場合、登録原簿及び登録公報の発行により公示を行う. ○. 新規性、創作非容易性を登録要件とし、異議申立又. 無効審判請求を受けて、一義. 的に特許庁が判断を行う. 論点 無審査. 登録される権利も絶対的独占権. あることから、現行意匠制度との保護法益の. 違いを明確にし、相互のバランスや関連性を. のよう. ものとすることが適切. あるのか. 案 無審査. 登録する権利を相対的独占権. トラックの基本構造を以. コヌヴライトンアプロヴチ. とする場合. 、当該. 欧州の非登録意匠権. 、新規. のものとする. ○. 権利. 相対的独占権. 模倣要件. とする. ○. 独創性を保護要件とし、裁判において判断を行う 性、創作非容易性も保護要件. ○. 方式要件等を満たした出願. あれ. 権利を登録. ○. 登録原簿及び登録公報の発行により公示を行う. 論点 無審査. 登録される権利を相対的独占権とすると、模倣を要件とする不正競争防止法に. よるデットコヌヴ規制と重複する部分が大. いの. いか. 無審査登録制度における権利内容 ライフキイクルの短い製品や多品種少量生産の製品分野において していることから、現行の意匠権と同レベルの保護 した権利内容を設定すべ 面デザイン 成果の自由 の点. いか. く、創作の水準や取引実態に即. また、グラフ゛ックユヴザヴインタフェイスや画. 二次元のデザインの保護について 利用による新た. 公知意匠が多く存在. 、先行投資者の利益の保護の. デザイン開発も考慮することが必要. 柔軟に対応することを考慮すべ. あるの. ら. 、. 、権利内容. いか. 無審査登録制度における権利の効力範囲 案1 無審査. 登録された権利. 、登録デザインと. 実質同一. -6-. の範囲. の絶対的独占権とする.

(33) 論点 無審査. 登録された権利について. 、事前審査を経て登録された権利よりも有効性の観. 点において劣るが、権利範囲を限定すること 程度抑止. るの. いか. 第三者に不測の不利益が生. また、実質同一の範囲. ることから、侵害ン非侵害の判断が容易と. るの. ることを一定. あり権利範囲がある程度明確 いか. 制する不正競争防止法による保護範囲と重複するの. た. あ. し、デットコヌヴを規. いか. 案 無審査. 登録された権利. 、登録デザインと. 類似. の範囲. の絶対的独占権とする. 論点 権利範囲を類似する範囲とするの. 、現行制度において既に用いられている概念. ため、ユヴザヴにとって受け入れやすいの 無審査. いか また、権利範囲が同様. 、. 登録された権利から、事前審査を経て登録された権利への乗り換えを許容する制. 度設計も可能と. るの. いか. た. し、意匠権の効力範囲に入るか否かについて. 登録意匠と他の意匠との類否判断が必要と く. あるの. ある. るの. 、. ることから、第三者にとっての監視負担が大. いか. 案3 無審査. 登録された権利. 、登録デザインと. 類似. の範囲. の相対的独占権とする. 論点 依拠性の立証責任を権利者に負担させること の抗弁を認める制度も想定される. く推定し、第三者に. 依拠してい. 第三者の監視負担を抑制することも重要. い旨. あるが、. 製品開発、製造コスト負担が重い物品分野にとって. 、知的成果物に見合った一定程度の. 市場確保. に認めるべ. 侵害品実施の個別事情にかかわら. 、一. いか. 無審査登録制度における権利の存続期間 案1 無審査. 登録された権利の存続期間. 年間平とする. 、1. 又. 事前審査を経た権利と同. 一の権利期間とする. 案. 平. T. IPS協定. 条において、意匠権の保護期間. 少. -7-. くとも1. 年とされている.

(34) 無審査. 登録された権利の存続期間. 、1. 年以. 例え. 年間. とする. 論点 無審査登録制度に適していると考えられる物品分野の保護ニヴゲを踏まえると、存続期 間. 短期. 間. と重複するの. 3. 十分. 無審査. いか. た. し、不正競争防止法による保護期間. いか. 登録された権利の有効性の担保. 無審査登録制度を採用する実用新案法において 重. 販売の日から3年. 、権利者による権利行使を適切かつ慎. ものとし、瑕疵ある権利の濫用を防止するために、権利行使の際に. に関する客観的. 判断材料. 利行使をすることが 権利に基 無効. ある実用新案技術評価書を提示して警告した後 い旨が規定されている. く訴訟の提起. 権利を行使した者. 、権利の有効性. 違法. 実用新案法第 平9 条の 平. けれ. また、無効. あることを明確にするため、無過失の立証が. 損害賠償責任を負うことと. っている. 権. い限り、. 同法第 平9 条の 年. が、. 実用新案技術評価書の請求が、自己調査や鑑定利用とともに、相当の注意をもって権利を 行使したことを立証する要素の一つとされている しかし、デザインに係る権利の場合、第三者 程度可能. あることから、必. とする必要. いの. 登録査定率. 約8割. 同条但し書 あっても視覚による有効性の判断が一定. しも実用新案制度と同様に意匠創作評価書の提示等を要件. いか また、平00年 年の特許査定率. 約. あり、こうした観点からも、実用新案制度と. とに一定の合理性があるの. 割 異. ある一方. 、意匠. る制度とするこ. いか. 案1 付与後異議申立制度の導入 無審査. 登録された権利について. 、事前審査を経て登録された権利よりも有効性の観点. において劣ることから、有効性について疑義がある場合に 行うことを可能とする された場合に い、無効. 無審査. 、何人も登録後に異議申立を. 登録された権利の公報発行後一定期間内に異議申立が. 、審判官が新規性や創作非容易性といった登録要件について職権審理を行. 権利の迅速. 取消を可能とする. 論点 異議申立制度と無効審判制度を併せて導入することにより、権利の安定性を高めるとと もに、当事者間の紛争解決を円滑に行うことの. る制度とすることが適切. いか. この際、現行の商標制度における異議申立と無効審判制度の併存を参考にしつつ、両者の 役割分担について整理を行うことが必要. いか. -8-. また、異議申立の請求理由を. の範.

(35) 囲ま. 認めるかについて検討が必要. 案 権利者による登録デザインの実施を権利行使の要件とする. 論点 無審査登録制度を導入した場合に を招くの て. いかとの指摘がある. 、権利者又. 、恣意的. 未実施意匠の登録によって実務的. したがって、無審査. 混乱. 登録された権利の行使に際し. 権利者から使用許諾を受けた者が当該デザインを業として実施している. ことを要件とすることにより、こうした懸念を払拭することが可能. いか. 案3 ユヴザヴの利便性を考慮した任意の評価書制度の導入. 論点 任意. 特許庁に対して評価書請求を行えることとし、評価書の提示を行って権利行使を. した場合に. 無審査. 、過失が推定される等の一定の効果を付与するものとする. 登録された権利に係る損害賠償請求. 民法 ウ09 条. 不法行為. の規定により、損害賠償の請求をするに当たって. 請求人が相手方の故意又. 過失を立証することが必要. 、通常その. 一方、産業財産権法において. 、. 登録された特許、意匠、商標の内容が公報や登録原簿によって公示されており、また、侵 害. 業としての行為の. が該当する者. あることから、侵害の行為をする者. 一応過失に. よってその行為をしたものと推定し、立証責任を緩和している 特許法 10年 条、意匠法 40 条、商標法 年9 条. た. し、無審査登録制度を採用する実用新案法において. 出願され登録された権利すべてについて、その権利の有効性ま 務を負わせるの. 妥当. いことから、過失の推定規定を設け. 他方、デザインに係る権利の場合、第三者 度可能. あることから、必. 必要. いの. 、当業者に、. 含めて自ら調査すべ. 義. いこととした. あっても視覚による有効性の判断が一定程. しも実用新案制度と同様に過失の推定規定を設け. いか. 案1 過失の推定規定を導入する. 論点. -9-. いとする.

(36) 無審査. 登録された権利について. 、有効性の判断が示されてい. 登録原簿によって公示されているもの としても被告にとって酷. いと. いえ、公報や. あり、他の産業財産権法と同様に過失を推定した. いの. いか. 確かに、実用新案制度において. 、実用. 新案技術評価書を提示して警告することが必要とされていることから、過失の推定規定を 設けること 一. バランスを失する恐れがあるが、無審査. 登録された権利の効力を. に限定するとともに、権利の有効性担保のための措置を講. 規定を設けることも可能. いか これによって、無審査. 権利行使を行うという保護ニヴゲに対応することが可能と. る場合に. 、過失の推定. 登録された権利に基 るの. 実質同. いて、. いか. 案 過失の推定規定を導入し. い. 論点 産業財産権法において、事前の審査を経た権利にの から、無審査. 過失の推定が認められていること. 登録された権利について推定規定を導入すること. 不適切. いか. 両トラックの乗り換え 無審査登録制度と審査登録制度等のように、制度目的や権利取得のための手続の在り方 が違う. つの制度が併存するとした場合、登録意匠に関する商品の売上. 略の変更等に伴い、物品分野にかかわら. の変化や経営戦. 、当初権利を取得しようとした登録制度. い他の制度へ移行、変更したいとするニヴゲが生. るの. いかという指摘がある. 何らかの乗り換え制度を設けることとした場合、乗り換えの効果として、出願日の遡及 が最も期待されるものと考えられるが、後の出願が. された登録制度において、先の出願. 日を有した出願が突如現れることに. り、先後願の判断等に混乱が生. 考慮すべ. また、乗り換え. 切か. 事項も多いと考えられる. 害や模倣に対して. 、金銭的補償. 十分. の. るおそれがある等、. る期間に制限を加えること. 適. いか. 案1 先の出願の出願日を維持し. がら乗り換えを認める制度の導入. 一定の期間内に限り、先の出願の出願日を維持し める. がら、別の登録制度への乗り換えを認. 乗り換え先の有効性判断の混乱を最低限に抑えるため、意匠が特定された日を出願. 日とし、以後の補正. 認め. 有効性を維持するために、. いものとする. また、乗り換え先の登録制度における権利の. つの登録制度において先後願の判断を行う. 案. -10-.

(37) 乗り換えを認め. いものとする. つの登録制度の目的が違うことを前提とし、制度が過度に複雑化することを避けるため、 乗り換えを認め. いものとする. 案3 乗り換え制度を前提として、乗り換え元と め. いものとする. 差止請求権. 登録せ. 取り 認め. 、差止請求権を認. 審査請求制度. 先のトラックにおいて 、その出願. る先のトラックにおいて. に出願係属中とし、一定期間内に乗り換えをし. しとする. い場合. 公開を前提に何らかの金銭的請求権を認めるが、. いものとする. ダブルトラック化のモデルケヴス 現行の審査登録制度の存続を前提としつつ、新たに迅速かつ簡便 するため、以. の. ~. のよう. 枠組. デザイン保護を実現. を前提としつつ、無審査登録制度を併存させるダ. ブルトラック化について検討を行う年. 絶対的独占権による保護. 実用新案法型. ○. 新規性や創作非容易性を要件とし、登録によって絶対的独占権が発生. ○. 意匠権の効力. ○. 一定期間に限り、無審査トラックに登録意匠を基礎として審査トラックへの出願 乗 り換え. ○. 、登録意匠又. これに類似する意匠に及ぶ. 差止請求等. を認める. 請求によって特許庁が作成する意匠評価書を提示して警告した場合に. 、侵害行為. について過失を推定する. 相対的独占権による保護 ○. 審査請求型. 新規性や創作非容易性を要件とし、登録によって相対的独占権が発生. 年. 知的創作物の保護の在り方 、コヌヴライトアプロヴチとドゾントアプロヴチに類型化される コヌヴライ トアプロヴチにおいて 、権利の成立の根拠が 独創性 におかれ、独創性と 、その創作が他を模倣した もの く独自のもの あること 主観的創作性 を意味し、その創作を支配する権原の根拠 、それが創 作者の知的労働の所産 あることによる したがって、ここ 成立する権利 創作者による知的創作物にの 及び、他人が独自に創作したものに 及 い 相対的独占権 また、一般的に 登録 の手続を要 せ 、創作をした事実によって保護を受けることが るとされている 一方、ドゾントアプロヴチにおい て 、権利の成立の根拠を新規性にお 、その支配を絶対的 ものとして構成する ここ 新規性と 創作 者の主観的創作に止まら 、その創作の所産が客観的にもこれま に い新た もの あること 客観的創 作性 を意味する したがって、ここ 成立する権利 自己の創作に止まら 、これと客観的内容を同 く するものに対する絶対的 支配権として構成される 絶対的独占権 また、一般に 登録によって権利が 発生する場合が多い. -11-.

参照

Outline

関連したドキュメント

機械物理研究室では,光などの自然現象を 活用した高速・知的情報処理の創成を目指 した研究に取り組んでいます。応用物理学 会の「光

氏は,まずこの研究をするに至った動機を「綴

本体背面の拡張 スロッ トカバーを外してください。任意の拡張 スロット

調査の概要 1.調査の目的

担い手に農地を集積するための土地利用調整に関する話し合いや農家の意

ポンプの回転方向が逆である 回転部分が片当たりしている 回転部分に異物がかみ込んでいる

411 件の回答がありました。内容別に見ると、 「介護保険制度・介護サービス」につい ての意見が 149 件と最も多く、次いで「在宅介護・介護者」が

いてもらう権利﹂に関するものである︒また︑多数意見は本件の争点を歪曲した︒というのは︑第一に︑多数意見は