ミクロ経済 2016micro9

帝塚山大学経済学部

2 _{年次前期配当科目}

経済A 配布資料 第9回

担当講師 長塚昌生 2016_年6月15日

1

ー 提出期限

• ⁶_{月17日 金 ： 締切}

• _{以下 3点を添付}

• _{ー 本文}

• ^R _{読 込} ^CSV _ァイ

• ^R _{ー テ ァイ}

• _ー nagatsuka@tezukayama-u.ac.jp _提出

• ^R _{動 い人 早 ァイ エ ー}

ッセー ーをテ ァイ 長塚 相談

い

第1回 ^4/13 市場分析 復習 p91~110

第2回 ^4/20 弾力性 余剰分析 p21~30, 98~117 第3回 ^4/27 完全競争市場 Ch4 p91~117

第4回 ^5/11 市場 失敗 Ch6 外部性 p147~156 第5回 ^5/18 市場 失敗 Ch6 公共財 p156~161 第6回 ^5/25 問題演習1 中間 ー 課題

第7回 ^6/1 独占 競争 理論1 独占 余剰 p121~126

第8回 ^6/8 独占 競争 理論2 価格差別 p126~132, 161~167

第9回 ^6/15 ー 理論1 支配戦略 p205~215 第10回 ^6/22 ー 理論2 ッ 均衡

p215~226

第11回 ^6/29 ー 理論3 動学 ー ^p226~239 第12回 ^7/6 問題演習2

第13回 ^7/13 不確実性 不完全情報1 p173~183

第14回 ^7/20 不確実性 不完全情報2 p184~201 第15回 ^7/27 問題演習3

3

変更前 変更後

第1回 ^4/13 市場分析 復習 p91~110

第2回 ^4/20 弾力性 余剰分析 p21~30, 98~117 第3回 ^4/27 完全競争市場 Ch4 p91~117

第4回 ^5/11 市場 失敗 Ch6 外部性 p147~156 第5回 ^5/18 市場 失敗 Ch6 公共財 p156~161 第6回 ^5/25 問題演習1 中間 ー 課題

第7回 ^6/1 ー 演習 R実習

第8回 ^6/8 ー 演習 論文作成

第9回 ^6/15 独占 競争 理論1 独占 余剰 p121~126

第10回 ^6/22 独占 競争 理論2 価格差別 p126~132, 161~167

第11回 ^6/29 ー 理論1 支配戦略 p205~215

第12回 ^7/6 ー 理論2 ッ 均衡

p215~226

第13回 ^7/13 ー 理論3 動学 ー ^p226~239 第14回 ^7/20 不確実性 不完全情報1

p173~183

第15回 ^7/27 不確実性 不完全情報2 p184~201

独占 競争 理論 教科書 章

独占市場

5

完全競争市場 特徴

市場参加者 価格を動 い

極端 例 売 手 一人 買い手 言い 値 買う い

独占的市場参加者

参加者 多数い 価格を上 買

え 利潤 下 価格を下 そ 分 損 出

市場参加者 少 う

価格支配力 _を持

独占市場

独占市場 例

現在 完全 独占 例 少 い ッ 的 独占企 業 う 状況 発生 い 企業 価格戦略 を理解 上 独占企業 行動を考え 重要

売 手 1社 ：電力・ ・石油・ダイ 等 資源系

売 手独占

買い手独占

買い手 1社 ：自動車企業 社 部品企業

医薬品・著作物・特許物等 権利系

農協1社 農家

独占市場

7

独占市場 特徴

独占市場 供給曲線 い

あ 生産者1社 生産を い

生産者 ^{生産量 価格} を決定

生産者 市場 需要を見 需要曲線 生産量を決定

作 価格 下

収入 減 う可能性

P

Q

独占市場

独占企業 行動

市場 需要曲線 D＝a － bP いう形 与え 情 況 ¹社 う 利潤最大化を 考え

完全競争 違い 他 競争相手 い い 価格を上 市場 需要量 応 売 上 あ

市場 需要曲線を考え 生産量を決定

完全競争 生産者

市場価格 与え 自分 生産 限界費用 市場価格を上回 利潤 イ

※ 完全競争 価格 を い

独占市場

9

独占企業 行動

独占市場 ¹単位生産量 を増や そ 分価格 下

限界収入

生産 増加 増収 価格 下落 減収

ー オ あ

限界費用 等 い点 最適生産量

P

Q

1_万

6_千 3_千

千 ²千 ³千 ⁴_千 千個生産 ³千円

独占市場

独占企業 行動

利潤関数

市場 需要曲線X＝a－bPを所与 行動

π _(X) ＝P・X － C(X)

利潤(生産量)＝ 収入 － 生産費用 利潤 最大 う 生産量Xを選ぶ

市場 需要曲線をP い 解 ^P＝(a－X)/b を利潤関数 P 代入 ^X い 解

独占市場

11

独占企業 行動

数値例(テ ^p113)

市場 需要曲線 X＝100－P

独占企業 費用 C(X)＝ X－10

状況 企業 利潤関数 ^π(X)＝P・X－C(X) π_(X)＝(100－X)・X－(2X－10)＝－X²＋98X－10 Max ^π(X)_＝－X²_＋98X－10 ^��

�� ＝－^2X＋98＝0 企業 最適生産量

企業 最適価格 X＝49をP＝100－X 代入 ^P*＝51 X*_＝49

独占市場

独占企業 行動

利潤関数 図解

π_(X)＝－X²_＋98X－10 Y_＝－X²

Y

X

X_＝0 Y_{＝0 原点 あ}

X _{増え そ 乗分Y 減少}

π_(X)＝－X²_＋98X－10

π^(X)

X X*^＝49

π_*(X)＝₂₃₉₁

Y_＝－X² _{を形そ 移動}

二次関数を使う 作 利潤 減少

を表現

独占市場

13

独占市場 均衡

P

X

需要曲線 X＝a－P

限界収入曲線

MR _＝a－2X

限界費用曲線

MC _{＝Cゲ(X)＝cX}

独占企業

MR=MC _生産量 X*

を選択

X*

独占市場 ^X* 生産量

需要量 価格 ^P* 決

限界費用

限界収入

P*

独占市場

独占市場 余剰分析

独占市場 発生 い 余剰 損失 ？

P

X X*

P* 限界費用

限界収入

独占企業 完全競争企業 う 行動 い 限界費用＝限界効用(=価格)

限界費用＝需要曲線 生産量Xグ

Xグ

独占余剰損失

独占 余剰損失 △

独占市場

15

独占市場 完全競争市場 比較

P

X P*

Xグ

完全競争市場

消費者余剰

生産者余剰

P

X P*

消費者余剰 独占余剰損失

生産者余剰

独占市場

独占市場

独占市場 弊害

独占 唯一 い点 平和 ^{by Hicks}

競争 起 い 商品 質 上 価格 下 い

消費者 独占 崩 価格を知 べ い

一見 独占 問題点 独占企業 大儲 消費者 苦 いう不平等 う 思え

経済分析 わ 独占 競争的

あ 社会全体 効率性 損 わ い いう点

独占市場 分析 わ

練習問題

17

い あ 市場 需要曲線 X＝100－2P あ 独 占企業 費用関数 C(X)＝10X あ 以下 問い 答え

問1．独占企業 利潤関数を立

問2．市場 生産量 価格を求 図示 問3．消費者余剰 生産者余剰を求

問4．完全競争市場 比較 余剰 損失を求 問5．独占市場 問題点を挙

微分公式

微分 あ 関数Y＝aXⁿ＋b 接線 傾 を求 作業

例題1．Y＝2X² 導関数を求 ⁽関数YをX 微分) 練習問題 以下 関数 導関数を求

公式：関数Y＝aXⁿ＋b 導関数 以下 与え

�Y

�X ＝^anXn-1

Y_ゲ＝2・2X^2-1_＝4X

Y_{＝2X ＋3X Y＝－X}^ー2_{＋X Y＝2X}^－2_＋10

微分 関数 最大値を求

19

例題．Y＝－2X²＋12X＋5 最大値を求

微分 あ 関数Y＝aXⁿ＋b 接線 傾 を求 作業 接線 傾 ⁰ 点 そ 関数 最大値(最小値)

い を利用 ン イ ー 0 置

関数Y 最大 ^Xを求

Y

X 接線

接線の傾 ゼロ

Y_{ゲ＝－4X＋12＝0} X=3

練習問題．以下 関数 最大値を求

Y_＝－X²_＋98X－10 Y_＝－0.5X²_{＋700X－2000}