4 新病院の立地
新病院の立地については、現在地のほか 、移転の対象となる土地を 複数箇所抽出し、 それぞれの利点や課題について、以下に示す立地 の要件に基づき、分析・評価を行いま した。
なお、検討にあたっては、市と懇談会 において役割分担を図り、懇談会では「新病院 としての役割と機能を発揮できるかどうか」という視点から対象地の分析を行い、それ らを市に提言することとし、市においては、市の 各種計画・関係法令との整合と、事業 に要する費用や期間について分析することとしました。
また、これら分析結果を客観的な視点 から、基礎評価と二次評価という手法により評 価を行い、それらの結果に基づく総合的な判断により立地を選定することとしました。
その結果、新病院 の立地場所については「現在地」とすることとしました。今後、当 該地への新病院建設に 向け、課題の解決を図りながら、基本計画以降の 検討を進めてい くこととします。
⑴ 選定の経過
① 立地の要件
ア 要件の項目と検討の範囲
新病院建設に必要な立地の要件としては、次のものが挙げられます。このうち、 1から5までを懇談会における検討項目とし、6 と7を市における検討項目とし ました。
病院建設の根幹である「敷地面積の確保」をはじめ、いずれの項目 も新病院が その役割と機能を発揮するうえで重要な内容で す が、医療提供の面からは、地域 の急性期医療の中核を担う病院として高速道路も 含めた交通アクセスの良さや、 震災を教訓とした土地の安全性について、より重視することが必要であると考え られます。
【立地の要件】
懇 談 会 の 検 討 項 目
市 の 検 討 項 目
1 敷 地面 積の 確保
新病 院の 役割 ・機 能、 規模 に対 応で きる こ とは勿 論、 早期 実現 など の視 点、 将 来の 施設の 拡張 性か らみ て優 れて いる こ とが望 まし い。
2 交 通ア クセ スの 状況
医療 提供 や患 者の 利便 性の 視点 から みて 充実 して いる こと が望 まし い。
3 周 辺環 境の 状況
患者 の医 療環 境の視 点か らみ て優 れ てい るこ とが望 まし い。
4 土 地の安 全性
継続 的な 医療 提供 の視 点か らみ て自 然災 害 等にお ける 影 響(危 険性 )が 少な い こと が望 まし い。
5 都 市基 盤( インフ ラ)の 整備 状況
新病 院の 早期 実現 など の観 点か らみ て整 って いる こと が望 まし い。
6 市 の各 種計 画・ 関係 法令 との 整合
新病 院の 早期 実現の 視点 から みて 制 約が 少な いこ と(ま た、 市の 都市 計画 な ど関 係法 令から みて 適正 であ るこ と )が望 まし い。
7 事 業に 要す る費 用や 期間
41
イ 敷地面積の目安
必要となる敷地面積については、都市計画法 に基 づく用途地域により建築の制 限が異なるなど、土地の状況によって変わって きます。例えば、新病院の延床面 積を 52,800 ㎡(660 床×80 ㎡)とすると、土地の容積率が 200%の場合は、約 26,400 ㎡以上が必要であり、これに付帯施設等を考慮した敷地面積の確保が 求められま す。
また、これまでに整理してきた病床数や駐車台数等を基にした、モデルケース からの試算によれば、その目安は約 41,000 ㎡から 62,000 ㎡程度となります。
② 対象地の抽出
対象地については、現在地に加え 、新病院建設の早期実現を目指す観点や幅広い 病院利用者の利便性 の観点から、 次の3つの視点で移転の対象となる 土地を抽出す るものとしました。
その結果、この要件に見合う市内4箇所を移転の 対象となる土地として選定し、 現在地を含めた計5箇所について、立地の要件から検討を行いました。
計 5 箇 所 に つ い て 、 立 地 の 要 件 か ら 検 討
A地区:中央台高久地区
(いわきニュータウン地区)
B地区:小名浜金成地区
(旧サイクルパーク建設予定地)
C地区:平上荒川地区
(21世紀の森内、旧文化・交流施設整備地区/文化コア北ゾーン)
D地区:内郷高坂町四方木田地区
(総合保健福祉センター近隣地)
現在地:内郷御厩町地内
3 つ の 視 点 か ら 市 内 4 箇 所 を 選 定
● 早 期 実 現 の 視 点
新 病院建設の早 期実現を目指 す観点から、 移転対象地を 選定する。
● 市 有 地 活 用 の 視 点
市 又はそれに準 ずる団体が所 有する土地で 一団性がある ことを基本と し、 民有 地の取得につ いては、その 必要性を十分 に考慮する。
● 利 用 者 の 利 便 性 の 視 点
古 殿 町
北 茨 城 市
泉 駅 小 野 町
広 野 町
広 野 駅
小 川郷 駅
夏 井 川 仁 井 田 川
大 久 川 末 続 川
草 野 駅
湯 本 駅
勿 来 駅
植 田 駅 い わ き JT C い わ き 三 和 IC
重 要 港 湾 小 名 浜 港
鮫 川
藤 原 川 JR 磐 越 東 線
差 塩P A
四 倉P A
内 郷 駅 川 前 駅
江 田 駅
いわ き 勿 来 IC
い わ き 四 倉 IC
広 野 IC
い わ き 中 央 IC
久 ノ浜 駅 末 続 駅
湯 ノ岳P A
磐
い わ き 駅
い わ き 湯 本 IC
四 ツ 倉 駅
JR常 磐 線
磐
赤 井 駅
太
平
洋
自
常
動
車
道
越
自
動
車
道
川 内 村
凡 例 高速自動車国道 一般国道 主要地方道
B 地 区 ( 小 名 浜 金 成 地 区) 本庁舎
C 地 区 ( 平 上 荒 川 地 区)
10 k m
5k m
D 地 区 ( 内 郷 高 坂 町 四方 木 田 地 区 )
現 在 地
A 地 区 ( 中 央 台 高 久 地 区 )
43
⑶ 懇談会における検討項目の分析ア 各対象地の 状況
現 行の土地利用計 画
市土地開発 公社による先 行取得用地で あり、今後の 宅地需要の動 向等を見極め ながら、宅地 としての分譲 など、利用方 法を検討すること とされてい る。
当初の土地利 用目的(サ イクルパーク 整 備計画)の 見直し後、当 該地を含む地 区 全体を「里 山的な公園」 とする方針を 決 定し、現在 は、総合公園 として段階的 な 整備が行われて いる。
当初の 土地利用目的 (文化・交流 施設 整備地区( 文化コア)用地)の 見直し 後、現在 は、当該地を 包含する「21 世紀 の森整備 構想」の基本 理念に基づき 、緑 豊かな自 然を極力保全 することとさ れて いる。
土地 利用目的(保 健・医療・福 祉関係 施設等 整備地区用地 )に沿って、 現在、 「内郷 消防署改築整 備事業用地」及び 「保育 所整備事業用 地」として位 置づけ られて いる。(隣接 の土地は民間 医療機 関に売 却済み)
現在、病院事業 に供されている。
市 内全域から見た位置 (市 役所からの距離)
・市役所より 南東に約5.5kmの市街地 ・ 市役所より南に約 6.0 kmの郊 外 ・市役所 より南南西に約 3.0kmの 郊外 ・市役 所より南西に約 2. 3kmの 市街地 ・ 市役所より 南西に約2.0kmの市街地
面 積
・約9.8ha(粗 造成部分) 全体約19ha ・約 31ha
(全体 約9 5 haからいわき金成公 園)を除く
・約29ha( 全体) ・約1.0ha
(計画に は周辺民有地の買収 が伴う)
・ 約7.0ha
所有者
・いわき市土地開 発公社 ・い わき市 ・いわき市 、一部民有地 (点 在) ・いわき市 ・い わき市
現況地 目
・主に山林、ほ か原野、雑種地 等 ・ 主に山林、 ほか原野、田等 ・主に山 林、原野、雑 種地等(全体 エリ
ア内に保安林 あり)
・宅地 、雑 種地 ・ 主に宅地、 ほか雑種地等
地形等
・平地(更地) 、細長く不整形 ・ 低い丘陵地 ・馬の背状 の丘陵地 ・平地 (更 地) ・ 平地(病院敷地 )、一部段丘
その他
東日本大震 災による応急 仮設住宅用地 として、市土 地開発公社か ら県に平成25 年12月まで貸 与されている 。(現在、楢 葉町仮設住宅 用地と して利用されて い る。 )
近隣に旧採炭地( 現常磐鹿島工 業団 地 )がある。
農業用水の水源 地区である。
周辺の地 下約490mに採炭跡 地ある。 (文化コア 用地造成基本 計画より) 農業用 水の水源地区で ある。
区画 整理(※)以前 は、鉄道貨物 ヤード として 利用。
(※内 郷東部第三土 地区画整理事 業 H20.1.18換 地処分)
-
① 敷地面積確保 への課題
市土地開発 公社から用地 取得をする必 要が ある。
現在は、東 日本大震災に よる応急仮設 住宅用地とし て、市土地開 発公社から県 に平成25年12月まで 貸与されている。
大規模な造 成工事が必要 となるが、敷 地 面積の確保 は可 能である。
大規模 な造成工事が 必要となるが 、敷 地面積の 確保は可能であ る。 民有地 が一部点在す るため、その 取得 について検 討する必要が ある。
土地 が狭隘であり 、周辺の民有 地の買 収が必 要となる。ま た、増築スペ ース等 の確保 に向けては、 設計手法上、 総合保 健福祉 センターの敷地も 含めた一体的 な計画 が必要 となる。
特に無し。
② 駐車場の確保
対象敷地内 (粗造成完了 部分)で必要 な台数は確保できる。
造成工事に より、必要な 台数を整備で き るが、職員駐車 場の整備も必要にな る 。
造成工 事により、必 要な台数を整 備で きるが、職 員駐車場の整備も必 要に な る。
敷地 が狭隘のため 、別途用地取 得が必 要であ り、 駐車場の立体化の 検討が必 要。
全体の敷地 は、必要面積 を満たしてお り 、完成後は 十分な台数が 確保できる。 し かしながら 、建設中は駐 車台数が少な く なるため、 何らかの対策 を講じる必要 が ある。
③ 配 置計画の自由度
不整形な敷 地のため、土 地利用に制約 が生じ、比較 的自由度は低 くなると思わ れる。
新たに土地 を造成するこ とから、配置 計 画の自由度 は比 較的高い。
新たに 土地を造成す ることから、 配置 計画の自 由度は比較的高 い。
近接 地の用地取得 を前提にして も、土 地が狭 隘なため自由 度は相当低い と思わ れる。
敷地 が狭く将来の 増築に対応で きない 可能性 も生じる。
病院運営を 継続しながら の建設工事と な るため、土 地利用に制約 が生じ、比較 的 自由度は低くなる。
④ 進入路整備の必 要性と課題
整備済みの 周辺道路に接 しているため 大規模な進入路の整 備は必要としな い が、進入位置 などの検討及 び調整は必要 である。
2方向以上 の進入路の整 備を前提とし て いるが、今 後検討が必要 である。延長 が 長くなる可 能性もあり、 造成費用の増 嵩 に繋がること が想定される。
2方向 以上の進入路 確保を前提と して いるが、 敷地と前面道 路との高低差 が大 きく、今 後の検討は必 要であり、造 成費 用の増嵩に 繋がると想定 される。
整備 済みの周辺道 路に接してい るため 大規模な進 入路の整備は必要 としない が、進 入位置などの 検討及び調整 は必要 である。
整備済みである が、利便性向上のた め 、進入路の 拡幅を検討す べきである。
⑤ ヘリコプターの離発 着への対応 可 能 可能 可能 可能 可能
① 主要な最寄幹線 道路(距離) アクセス状況等の特 性・課題等
・市道:荒神作 ・勝負作線(接道) (通称:ニュー タウン環状線)
敷地から住 宅地内の市道 (ニュータウ ン環状線)な どを介して県 道等への接続 となる。
広域的には 、主として主 要地方道:小 名浜・平線( 通称:鹿島街 道)からのア クセスとなる。
・ 主要地方道:江 名常磐線(近接) ・ 国道6号バ イパス(近接)
市内の代表的 な幹線道路 、国道6号バ イ パスにも近 接しているこ とから広域ア ク セス性は良好と 判断できる。
・市道:上 荒川台山線(接道 ) ・国道49 号バイパス(近 接)
市内の 代表的な幹線 道路、国道6 号バ イパスに も近接してい ることから広 域ア クセス性は 良好と判断で きる。
・国道 6号(約0.4km、約1 分)
敷地 から市道を介 しての国道へ の接続 となる が、広域的な 幹線道路であ る国道 6号また49号平バイパスに近接し ているこ とから 広域アクセス性 は良 い。
・ 国道6号(接道)
利便性向上 のため、進入 路の拡幅が必 要 と思われる。
国道6号、国道49号平 バイパスにも近 接 しているこ とから広域ア クセス性は良 好 と判断できる。
② 最寄りICとの関係(距 離・時間)
・いわき中央 IC(約12.5 km、約25分)・ いわき中央 IC(約12.9km、約26分) ・ いわき湯本 IC(約8.5km、約 17分)
・いわき 中央IC(約7.0km、約14分) ・いわ き中央IC(約 5. 6km、約 11分) ・ いわき中央IC (約5.3km、約11分)
・JR最寄駅: いわき駅(6.0km) ・ JR最寄駅:湯本駅 (3 .5km) ・JR最寄駅 :湯 本駅(2.7km) ・JR最寄駅 :内郷駅(1.1km) ・ JR最寄駅:内郷駅 (1. 3km )
・最寄バス停: 光洋高校前( 0.3km) ※路線のル ート変更が必要
・ 最寄バス停 :鹿島SC(3.0km) ※新規路線 の検討が必要
・最寄バ ス停:草木台 一丁目(1.2k m)※新 規路線の検討が 必要
・最寄 バス停:金谷 団地(0. 6km)
※路 線のルート変更 が必要 ・ 最寄バス停 :共立病院(0km)
8.0 16.0 16.0 20.0 20.0
③ 懇談会における検討項目の分析
【参考】
○ 公共交通機 関の現状
大項 目 小 項 目
A 地 区: 中 央台 高 久地 区
(いわ きニュータウ ン地区)
B 地区:小 名 浜 金成 地 区
(旧サイクル パーク建設予定地)
C 地区 :平上 荒 川 地区
(21世紀の森内 旧文化・交 流施設整備 地区/ 文化コア北ゾー ン)
○ 現行の 土地 利 用 計画 と 状況
現在 地
(内郷 御厩町地内)
D 地 区: 内郷 高 坂町 四 方 木田 地 区
(総合 保健福祉センタ ー近隣地)
1 : 敷 地 面 積の 確 保
① 土地周辺の環境 (騒音)
住宅団地の 中に位置し、 騒音の影響は ほとんどない。
周辺の騒音も少 ないと思われる。 一帯は山 林であり騒音も少 ない。 常磐 線に近接する ため、騒音の 影響に
ついて 留意する必要が ある。
現在、病院敷 地として利 用されている が 騒音問題等は発 生していない。
② 土地周辺の環境 (日照)
住宅団地の 中に位置し、 日照も確保で きる。
日照も確保でき ると思われる。 一帯は山 林であり、日照も確 保で き
る。
日照 も確 保できると 思われる。 近隣は住居地 域であり、 日照も確保で
き る。
③ 土地周辺の環境 (緑地)
土地の北側 にも山林が広 がり、比較的 緑は 多い。
当該地の周 辺は都市公園 の緑で囲まれ て いる。
一帯は 山林であり、 周辺は緑に囲 まれ 騒音も少な く、日照も確保で きる。 近隣に 総合公園(2 1世紀の森公 園) が位置す る。
周囲に緑 地は少ない。 周囲に一部山 林が位置す るが、緑が多
い 環境とはいえな い。
④ 土地周辺の環 境(周辺の土 地利用)
近隣に県立 いわき公園が 立地するが、 周辺に住宅団 地が位置し、 学校なども多 い。
近隣には、 北側に工業団 地、南側に住 宅 団地が位置する。
近隣に 総合公園(2 1世紀の森公 園) が立地し ているが、東 側に住宅団地 が位 置する。
総合 保健福祉センターが東側に立地 し、近 傍には 、雇用促進住 宅(現在、一 時提供 住宅に 供される)が位 置する。
近隣は住居地 域であり、 周辺の国道6 号 沿道は商業利 用(薬局・ 薬店など)さ れ ている。
⑤ 高圧送電線と の距離(m) ・近傍には無し 。 ・ 約550m ・約450m ・約550m ・ 約200m
⑥ ガスタンク、 石油タンク等か らの距離
※参考 消防法に よる病院からの保 安距離:3 0m ・近傍には、大 規模なタンクは無し。
・ 近傍には、大規 模なタンクは無し。 ( 近接する工業地 域(団地)までは、 3.5km )
・近傍には 、大規模なタンクは 無し 。 ・近傍に は、大規模なタン クは無し。 ・ 近傍には、大規 模なタンクは無し。
① 洪水災害
( 地域防災計画・洪水ハ ザードマップ)
対象外 対象外 対象外 0 .5 ~1. 0m未満 対象外
② 土砂災害
土砂災害( 特別)警戒区域(※1)
(地域防災計画・土砂 災害防止法( 県知事指定))
対象外 対象外 対象外 対象外 対象外
③ 土砂災害
土砂災 害危険箇所(※2)
(地域防災計画・土砂 災害警戒区域総 括図 )
対象外 対象外
土 石流危険渓流 ( 東側部分が該 当する。)
対象外
急 傾斜地崩壊危 険箇所 (配置計 画には、影 響が無いと想 定さ れるが、西 側周辺の一 部が該当する 。) ④ 土砂災害
山地災 害危険箇所(※3)
(地域防災計画・ふ くしまもり マップ( 県・農林 水産部 ))
対象外
山腹崩壊危険 区域 ( 配置計画により 一部該当する可 能性あ
り。)
崩壊土砂流 出危険区域 集水 区域 (全体 的に 該当する。)
対象外
山腹崩壊危 険地区 ( 東側の山地が該当す るが整備済。)
⑤ 主な 災害(津波・がけ 崩れ等)
(3. 11東日本大震 災の 影響) 無 無 無 無 無
⑥ 液状化 ・地 盤沈下等 (3. 11東日本大震 災の 影響)
ほとんど見ら れない。 調査不可 調査不 可
一部 、軽微な地盤 沈下が見られ るが、 液状化は見 られない。
一部、軽微 な地盤沈下が 見られるが、 液 状化は見られな い。
⑦ 周辺の 活断層の有無(地域防災計 画) (参考: 活断層研究 会,新編 日本の活断層東京大学出 版会など )
無 無 無 無 無
① 水道の敷設状 況と課題
利用可能な 配水管が整備 済みである。 丘陵地である ため比高や 岩盤の状況を
踏 まえた整備 が必 要である。 配水地及び ポンプ場の増 強が必要であ る 。
600m 程度の給水管の 延長工事が必要 で ある。
未開発 の丘陵地のた め水道管は未 整備 であり、 丘陵地である ため比高や岩 盤の 状況を踏 まえた整備が 必要であり、 配水 地及びポンプ 場の増強が必要で ある。 1000m 程度の給水管 の延長工事が 必要 である。
利用 可能な配水管 が整備済みで ある。 現在、設置 されれている メーターや給
水 管の整理は 必要であるが 、北側の配水 管 から給水をする ことが可能である。
② 汚水排水設備 の状況と課題( 放流先)
既設の公共下水 道が敷設済みであ る が、敷地内の 排水計画によ っては、最寄 り既設管の計 画下水量やポ ンプの能力を 考慮し、新た に排水管を敷 設し接続先を 検討する必要がある。
(放流先:公共下 水道)
下水道の供 用区域ではな いため、一般 的 には浄化槽 の設置が必要 である(農業 用 水の水源で あるため、放 流についての 検 討要) 。
公共下水道 へ区域外放流 ができる可能 性 があるが、 管路の能力の 検討が必要で あ る。
( 放流先:〈 浄化槽の場合 〉周辺水路→ 周 辺河川、〈下水 道の場合〉公共下水 道 )
下水道 の計画区域で はないため、 一般 的には浄 化槽の設置が 必要である( 農業 用水の水 源地区である ため、放流方 法の 検討要)。
公共下 水道へ区域外 放流ができる 可能 性がある が、新たな管 の敷設が必要 にな り、供用 区域までは距離 がある。 (放流先 :〈浄化槽の 場合〉周辺水 路→ 周辺河川、 〈下水道の場合〉公 共下水 道)
既設の公 共下水道が敷設 済みである が、計 画下水量に余 裕が無い可能 性があ り、設 備の増強等、 排水方法の検 討が必 要にな る可 能性があり。
(放流 先: 公共下水道)
既存施設が 使用する複数 の公共下水管 の 利用が可能 であるが、放 流バランスの 検 討は必要である。
( 放流先:公共下 水道)
③ 雨水排水設備 の状況・課題( 放流先)
既存施設の排水経 路を利用できる。 (放流先:周辺水 路→公共下水道)
2つの流域 を跨いでの造 成工事が想定 さ れるため、 調節池は複数必 要になる。 放流先の河 川の検討が必 要であり、河 川 改修等の整 備が必要になる 可能性があ る 。
( 放流先:周辺水 路→金成川・三沢川 周辺水 路→公共下水 道など)
2つの 流域を跨いで の造成工事が 想定 されるた め、調節池は 複数必要にな る。 放流先 の河川の検討 が必要であり 、放 流先につ いても整備が 必要になる可 能性 がある。
(放流先 :周辺水路→ 滑津川/公共 下水 道など)
既存施 設の 排水経路を利用 できる。 (放流 先:周辺水路→ 新川)
既 存施設の排水経 路を利用できる。 ( 放流先:周辺水 路→公共下水道)
④ 東日本大震災 時の水 道の復旧状況 ● 浄水場からの距離
・管路距離 28. 0k m ・ 管路距離 9.4km ・管路距 離 10.0km ・管路 距離 3.0km ・ 管路距離 3.3km
● 水道の復旧日時 (3 .11の断 水に対して)
平成23年4 月8日 平 成23年3月23日 平成23年3月29日 平成23年3 月14日 平 成23年3月13日
●水道復旧ま での期間 (参考:水 道局HP)
29日 目 13日 目 19日目 4日 目 3 日目
・ 水源:好間川 ・ 水系:上野原水 系
・ ルート変更 を行い。優先 的に復旧作業 を 行った(水 道局による対応) ・ 受水槽内の水だ けでは足りず に、3月 12 日には、給 水車による給 水を行った。
14.0 8.0 6.0 18.0 20.0
77.5 75.8 70.2 78.5 90.4
【参考】 ○ 水源の現状等
5 : 主 な 都 市 基 盤(イ ンフラ)の 整 備 状 況
※2 土砂災害危険 箇所:「土石 流危険渓流」、 「地すべり危険箇 所」、「急傾 斜地崩壊危険箇 所」の総称で ある。
それぞれ「土 石流危険渓流 及び土石流危険 渓流調査要領 (案)」、「地 すべり危険箇 所調査要領」 、「急傾斜地崩 壊危険箇所点 検要領」に基づき 位置づけられる 。法的に工事 の制限がかか るものではない が、対策工事 の検討は必要で ある。 ※3 山地災害危険 箇所:「山腹 崩壊危険地区」、 「崩壊土砂流出 危険地区」、 「地すべり危 険地区」の総称 であり、「山 地災害危険地区 調査要領」に基づ き位置づけさ れる。法的に工 事の制限を受 けるものでは ないが、対策工事 の検討は必要で ある。
4 : 土 地の 安 全 性 3 : 周 辺 環 境の 状 況
※1 土砂災害(特 別)警戒区域 :土砂災害防止 法により定め られる区域で、急 傾斜地の崩壊、 地滑り、土石 流の危険があ る箇所について 県知事指定を 受けた区域を意 味し、特定の 開発行為に対 する許可、建築物 の構造規定、建 築物の移転勧 告などの制限が かかる。
・水源:四時川
・水系:山玉 +法田+泉水系
・ 水源:鮫川 ・ 水系:泉水系
・水源: 鮫川 ・水系:泉 水系
45
イ 現地建替えに伴う課題
現在地において建替えをする場合には、固有の課題として次のようなものが想 定されます。特に、共立病院は救命救急センターにおいて 24 時間 365 日休むこと なく、市民の生命を守り続けており、こうした地域医療において担っている役割 の重要性を考えれば、診療業務の継続性が確保されることが不可欠となってきま す。このため、建替えのシミュレーションを行い、これらへの対応について検討 を行いました。
【シミュレーションによる分析表】
【想定さ れる課題】
(ア ) 診 療業務を 継 続 さ せな が ら建 設 する こ と は 可能か 。
(イ ) 効 率的かつ 機 能 的 な施 設 配置 は 可能 か 。
(ウ ) 工 事期間中 、 患 者 さん な どに 与 える 影 響 は 。
(エ ) 工 期や工事 費 の 見 通し は 。
シ ミ ュ レ ー シ ョ ンに よ る分 析
(ア )
診 療 業 務 を 継 続 さ せ な が ら
建 設 す る こ と は 可 能 か 。
○ 現 在 の 宿 舎 用 地 ( 第 2 ・ 第 3 看 宿 、 5 戸ア パ ー ト ) や 第 3 駐 車 場 の 活 用 に よ り 、 中 央 病 棟 や 手 術 棟 な ど 既 存 の 施 設 機 能 を 維 持 し な が ら 新 た な 施 設 整 備 を 行 う こ と は 可 能 で あ る 。
● 診 療 業 務 を 継 続 さ せ る た め に は 、 ロ ー テ ー シ ョ ン を 組 ん で 工 事 を 行 う 必 要 が あ り 、 工 事 期 間 中 の 移 動 動 線 の 関 係 上 、 職 員 の 負 担 が 増 え る 可 能 性 が あ る 。
● 病 院 利 用 者 と 工 事 関 係 車 両 の 進 入 路 を 明 確 に 区 分 す る 必 要 が あ る 。
(イ )
効 率 的 か つ 機 能 的 な 施 設
配 置 は 可 能 か 。
□ 建 設 エ リ ア が 制 限 さ れ る も の の 、 ロ ー テ ー シ ョ ン 計 画 の 工 夫 に よ り 、 効 率 的 か つ 機 能 的 な 施 設 配 置 が 可 能 で あ る 。
(ウ )
工 事 期 間 中 、 患 者 さ ん な ど
に 与 え る 影 響 は 。
○ 工 事 に 伴 い 騒 音 の 発 生 が 考 え ら れ る が 、 防 音 対 策 を 行 う こ と に よ り 、 影 響 を 少 な く す る こ と が 可 能 で あ る 。
● 工 事 期 間 中 の 移 動 動 線 の 関 係 上 、 患 者 さ ん に ご 不 便 を か け る こ と も 想 定 さ れ る 。
● 工 事 期 間 を 通 し て 、 供 用 可 能 な 駐 車 場 は 、 現 在 の 第 2 駐 車 場 ( 1 3 4 台 ) の み と な る た め 、 そ の 対 応 に つ い て 検 討 す る 必 要 が あ る 。
(エ ) 工 期 や 工 事 費 の 見 通 し は 。
○ 現 在 、 病 院 と し て 利 用 し て い る 土 地 の た め 、 事 前 調 査 (測 量 ・ ボ ー リ ン グ 調 査 ) や イ ン フ ラ 整 備 に 係 る 負 担 を 最 小 限 に 抑 え る こ と が で き 、 ま た 、 現 在 の 地 盤 の 水 準 を 基 本 と す れ ば 、 大 規 模 な 造 成 工 事 が 回 避 で き る 。
● ロ ー テ ー シ ョ ン 計 画 に 基 づ く 分 割 工 事 と な る た め 、 一 括 工 事 の 場 合 と 比 べ て 工 期 が 長 く な る 。
○ ・ ・ ・建 替 え が 可 能 だ と 判 断さ れ る 事 項 ● ・ ・ ・ 建 替 え の 課 題 と し て捉 え る べ き 事 項
□ ・ ・ ・ど ち ら の 要 因 も 含 ん で い る 事 項
④ 懇談会における分析のまとめ
懇談会からの提言では、分析した内容が次のようにまとめられています。
ア 移転対象地について
○ 交通アクセスの状況については 、いずれの移転対象地も主要幹線道路との距離 や周辺の交通渋滞の状況に著しい問題は見られず 、自家用車による通院や救急搬 送の点に関して大きな差はないものと思われる。
○ 新病院がその役割を果たしていくうえで、極 めて重要となる医師確保の視点か らは、労働環境のほか住環境や子供の教育環境の点を考慮することが求められる。 医師という職務の特殊性からは、 勤務地と居住施設を可能な限り近距離とする必 要があることから、これら周辺環境の充実にも配慮する必要がある。
○ 本市では、 市民生活の主たる移動手段が自動車であり、病院 を受診する際もそ の殆どが自動車であることから 、いつでも駐車することが可能な十分な駐車面積 を確保することが必要である。
イ 現在地について
○ 診療業務を継続させながら建設 することは可能であると考えられる。工事期間 中の診療規模の範囲や規模については、病院機能 の重要性に鑑み、基本はそれま での診療体制を継続することを前提に検討を進めるべきと考える。
○ 工事期間中の振動や騒音、臭いなど、患者等に与える影響については、不便な 時期が生じることも懸念されるが、最新工法を 用 いた近年の病院整備の実例から は、それが長期かつ深刻な状況には至らないと考 えられる。なお、実際には、施 設配置やローテーション計画などと併せ、専門的見地からの確認が必要であるこ とから、こうした問題が最小限に 留められるよう 、市として十分な対応を図る必 要がある。
○ 工事期間中の駐車場の確保が大 きな課題 として考えられる。付近に代替駐車場 の確保を図るとともに、そこからの送迎などの 対応策を検討する必要 がある。ま た、長期的な視点に立った立体駐車場をあらかじめ整備するなどといった手法も 検討すべきである。
~市として検討を進めるにあたって~
○ 病院は市民生活の重要拠点施設であり、特に新病院の機能や施設規模を考えると、 近隣のみならず、その地区のまちづくりにも大きな影響を与えるものと考えられる。 このため、市として検討する際には、「まちづくりの視点」も加えて検討すること が望ましいものと考える。
47
⑤ 市における検討項目の分析
市の検討項目である「市の各種計画・関係法令との整合」及び「事業に要する費用や期間」について、次のとおり分析を行いました。な お、費用として記載した金額については、相対的な比較分析のために、過去の実績などをもとに試算した現時点での目安であり、今後の諸 条件の確定によって変動するものです。また、期間についても、相対的な比較分析のために、各工程を標準的な期間で作成したものであり、 実施の際には、発注形態や設計、施工時の工夫により、可能な限り期間の短縮に取り組むこととします。
ア 「6 市の各種計画・関係法令との整合」
① 都市計 画( 区域) 市街 化区域 市 街化調整区域 市街化調整 区域 市街化区域 市 街化区域(一部市 街化調整区域)
② 用途地 域 第 1種低 層住居専用地域 指定無し 指定無 第一種住 居地域 第1種住居地 域
③ 建ぺい 率・ 容積率
50% / 80% 60% / 200% 60% / 200% 60% / 200% 60% / 200%
④ 都市 計画上の建設の可 否
可(条 件あり) 可(条 件あ り) 可(条件あり) 可 可(条 件あ り)
⑤ 都市 計画上の建設 の事前協議等 ※4
建 基法第48条1項但し書による 許可(建築 審 査会の議決)又 は、用途地域 の変更(都 市 計画審議会の議 決)のいずれ かが必要。
都 計法第34条の 2による開発行 為の特例 の手 続き が必要となる。
都計法第3 4条の2によ る開発行為の特 例の手続きが必要となる。
特になし 都 計法第34条の 2による開発行 為の特例 の手 続き が必要となる。
⑥ 埋蔵 文化財包蔵地の有 無 ※5
・無 ・有 :草倉田横穴 墓( 古墳)
( 詳細な調査が必要 となる。)
・未確認(現 在は包蔵地外 であるが、大 規 模開発のため、 事前調査が必要)
・有:内郷の 条里型地割2(散 布地) (既に、 一定の調査は 行われている。 )
・有 :久世原館跡(城 館跡) (既 に、 一定の調査は行わ れている。) 【参考】
○ 現行の土 地利用計画
市 土地開発公社 による先行取 得用地であ り、 今後の宅地需 要の動向等を 見極めなが ら、 宅地としての 分譲など、利 用方法を検 討す ることとされ ている。
当 初の土地利用目 的(サイクルパ ーク整備 計画 )の見直し後、 当該地を含む地 区全体を 「里 山的な公園」と する方針を決定し 、現在 は、 総合公園として 段階的な整備が行 われて いる。
当初の土地 利用目的(文 化・交流施設整 備地区(文化 コア)用地) の見直し後、現 在は、当該地 を包含する「 21世紀の森整備 構想」の基本 理念に基づき 、緑豊かな自 然 を極力保全する こととされてい る。
土地利用 目的(保健・医療 ・福祉関係施 設 等整備地区 用地)に沿っ て、 現在、「内郷 消 防署改築整 備事業用地」及び 「保育所整備 事 業用地」と して位置づけ られている。(隣 接 の土地は民 間医療機関に売却 済み)
現 在、病院事業に供 されている。
○ 各種 手続き等
農 地転用許可※6 不 要 要 不要 不要 不要
林 地開発許可※7 不 要 要( 連絡調整) 要 (連絡調整) 不要 不要
調 整池の設 置※8 不 要 要 要 不要 不要
伝搬障害防止区 域( 届出)※9 不 要 不要 不要 要 要
16.0 8.0 8.0 16.0 16.0
※7 1ha以上の林 地開発行為に ついては、森林 法第10条の2第1 項及び森林法 施行令第2条の 3の規定によ り、都道府県 知事の許可を受 けなければな らない。ただし、 森林法第10条の 2第1項第1号 に規定される 「国又は地方公 共団体が行なう場 合」は許可の 適用を除外さ れる。 しかし、その場合 にあっても、あら かじめ都道府 県知事と連絡調整 するものとさ れている。
※4 市街化区域で は、1,000㎡を越える規模 、市街化調整 区域では全て の規模の開発行 為は、市長の開発 許可が必要と なる。但し、都 計法第29条第 1項第4号(都市 計画事業)に より、都市計画 施設として整 備する場合には、 開発許可不要と なる。 また、都計法 第34条の2( 開発許可の特例 )により、国 県市等が行う開 発行為につい ては、市長との協 議が成立する ことをもって開 発許可があっ たものとみな される。
※6 農地を農地以 外に 利用する目的 で転用する場 合、農地法による 許可が必要。( 農地法第4条・第5条)。
国、都道府県 が学校、社会 福祉施設、病院、 庁舎又は宿舎の 用に供するた めに転用する場 合には、許可 権者と協議を 行い、協議が整っ た場合には許可 を受けたもの とみなされる。 (市街化区域 内農地の転用につ いては、農業 委員会への届出 制) ※5 調査済みの地 域であっても、新 たな開発事業 等を計画するに あたっては、 必ず市(教育委員 会)との協議が 必要である。 未確認の候補 については、事前 に予定地を踏査 し、埋蔵文化 財包蔵地の有 無を 確認する必要が ある。
なお、試掘調 査については、文 化課にて費用 負担をするが、 本発掘が必要であ ると求められ た場合、開発者 側で費用を負担す る。
D 地 区: 内郷 高 坂町 四 方 木田 地 区
(総合 保健福祉センタ ー近 隣地)
現在 地
(内郷 御厩町地内)
大項 目 小 項 目
A 地 区: 中 央台 高 久地 区
(いわ きニュータウ ン地 区)
B 地区 :小 名 浜 金成 地 区
(旧サイクル パーク建設予定地)
C 地区 : 平上 荒 川 地区
(21世紀の森内 旧文化・交 流施設整備 地区/文化コア北ゾー ン)
6:市 の 各種 計 画との 関 連 性や 法 規制 の 状況
※8 ある一定以上 の造成工事が ともなう、開発行 為を行なう際に は、宅地造成 等開発行為に伴 う防災対策と して、防災調 整池及び調節池の 整備が必要とな る。 ※9 伝搬障害防止 区域に該当する敷 地で31mを 超える建築物等 の新築を行う 場合は、電波伝搬 障害防止制度に 基づき総合通 信局に届出を行わ なければなら ない。
イ 「7 事業に要する費用や期間」
(ア) 費用(造成等整備事業費の試算)
対 象地
事業 費 主な 事業 費 そ の 他
造成 (敷地内進入路、
調節池含む)
主な 関連公共施設整備
用地取得 主なインフラ整備
本体工事 への加算 (解体費を除く)
摘要
A地 区 :中 央台 高久 地区
(い わきニュータ ウン地区)
約 10億円 -
必要 (買戻 し)
【汚水排 水】
・計画下 水量を考 慮し た下水道 との接続 。
-
別 途、いわ き土地開 発公社か ら、土地 の買戻 しが必 要となる。
別 途、既設の公共下 水へ、新 たな経路 での接 続が 必要とな る可能性が ある。
B地 区 :小 名浜 金成 地区
(旧サイ クルパー ク建設予定 地)
約50~80億円
約40億 円 (計画道路 建設費)
-
【水道】
・ポンプ の増強、管路 延長(約 2億円)
【排水】 (場合に より必要 ) ・河川の 改修工事や公 共下水の 延長工事 。
浄 化槽(公 共下水道に 区域外放 流 をしない 場合。)
別 途、道路 建設の用 地につい て、用地 取得が 必要となる。
別 途、上水 道の設備 の増強、 管路の延 長工事 が必 要となる。
別 途、・雨 水、排水 処理施設 整備等が 必要に なる可能性が ある。
C地 区 : 平上 荒川 地区
(21世紀の森内 旧文化・ 交流施設 整備 地区/文化コア北 ゾーン)
約50~80億円 -
必要 (一 部の民有地)
【水道】
・ポンプ の増強、管路 延長(約 3億円)
【排水】 (場合に より必要 ) ・河川の 改修工事や公 共下水の 延長工事 。
浄 化槽(公 共下水道に 区域外放 流 をしない 場合。)
別 途、整備区 域内に点 在す る民有地に つい て、 用地取得 が必要と なる。
別 途、上水 道の設備 の増強、 管路の延 長工事 が必 要となる。
別 途、・雨 水、排水 処理施設 整備等が 必要に なる可能性が ある。
D地 区 :内 郷高 坂町 四方 木田 地区
(総合保 健福祉セン ター近隣 地)
- -
必要 (周 辺の民有地)
【汚水排 水】
・計画下 水量を考 慮し た下水道 との接続 。
立 体駐車場 及び連絡通 路
別 途、周辺の 民有地の用 地取得が必 要とな る。
別 途、敷地の 整地工事 程度は必要と なる。 別 途、既設の下水道 管へ、新 たな経路 での接 続が 必要とな る可能性が ある。
別 途、立体駐 車場及び連 絡通路が必 要とな る。
現在 地
(内郷御 厩町地内 )
- -
必要
(周 辺 の 民 有 地 )
※本資料に記載の金額については、過去の実績などを基に試算した現時点での目安であり、今後、設計を含めた諸条件の確定により変動するものです。
-
代 替駐車場 関連 仮 設通路関 連 仮 設設備関 連
別 途、敷地の整地工 事程度は 、必要と なる。 一部 造成が必要 な可能性 もある。
別 途、工事 期間中の 代替駐車 場の整備 に費用 が必 要となる。
49
(イ) 期間
造 成 用 地 取 得
小 規 模 な し
大 規 模 有 り
大 規 模 有 り
な し 有 り
な し 有 り
※この表 は 、相 対的 な 比較の ために、各 工 程につ いて標 準的な 期間で 作成 した ものです。実施 の際 には 、発 注形 態 や、設計 及 び施 工時 の工 夫 により、可能 な 限り期 間 の短 縮に取 り組 みま す。
B 地 区: 小名 浜金 成 地区
( 旧 サ イ ク ル パ ー ク 建 設 予 定 地 )
C 地 区: 平上 荒 川地 区
( 21 世 紀 の 森 内 旧 文 化 ・ 交 流 施 設 整 備 地 区 / 文 化 コ ア 北 ゾ ー ン )
D 地 区: 内郷 高 坂町 四方 木 田地 区
( 総 合 保 健 福 祉 セ ン タ ー 近 隣 地 )
現 在 地
( 内 郷 御 厩 町 地 内 )
8年 目 ( H 29) 9 年 目 ( H 30 ) 対 象 地
A 地 区: 中央 台高 久 地区
( い わ き ニ ュ ー タ ウ ン 地 区 )
10 年 目 ( H 3 1 ) 11 年 目 ( H 3 2 ) 12年 目 ( H 3 3) 1・ 2年 目 (H2 2 ~ 2 3 ) 3 年 目 ( H 24) 4年 目 ( H25 ) 5 年 目 ( H 26 ) 6 年 目 ( H 27) 7 年 目 ( H 28 )
※ 造成 工事 は、 建 築の 外構 工事 程度 を 想 定 。
基 本構 想 建 設場 所 決定
基 本計 画
基 本設 計[ 造 成]
実 施 設計[建 築] ※ 造成 の設 計後 で なけ れば 、建 築設 計の 着手 が難 し い 実施 設計[ 造 成 ]
基 本 設計[ 建 築] 用地 取得 ( 所管 替等・ 民 地取 得)
基 本構 想 建 設場 所 決定
基 本計 画
用地 取得 ( 所管 替等・ 民 地取 得) 基 本構 想
建 設場 所 決定
基 本計 画
基 本設 計[ 建 築] 実 施設 計[建 築]
本体 工事 造 成工 事
用地 取 得( 所 管 換 等 )
小 規模 なも の
造成 工 事
基本 設計 [建築 ] 実施 設計[ 建 築 ]
( 用地 取得 の交 渉 に時 間が 掛か る場 合が ある 。 )
外 構 外 構 設 計[ 造 成]
※測 量 、 地質 調査 含む
※ 測量 、地 質調 査 含む
※ 大規 模 造成の た め、 基本 設計 ~実 施 設計が 必要 。
※ 測量、 地 質調 査含む
本体 工 事
( 造成 設計 後で な けれ ば、 用地 取 得エリ アが 確 定し ない )
本体 工 事
外構 ※ 土地 開 発公 社から 用 地取 得。
試 運 転 、引 越 、 整 理
試 運 転 、 引 越 、 整 理 ( 民地 取 得が 長引 いた 場 合 は造 成工 事 が遅 れる )
(造 成工 事が 長引 い た場 合は 本体 工事 が遅 れる )
試 運 転 、引 越 、 整 理 立 体 駐車 場工 事
(用 地取 得が 長 引い た場 合は 本体 工事 が遅 れる ) ※ 民有 地 の取 得が 必
要 。
※ 民有 地の 取 得が 必要 。
※ 粗造 成が 完 了し てい るの で、 建 築設 計を 先 行 。
※ 測量 、地 質調 査含 む
開 院
開 院
開 院 ※ 必要 な周 辺の イン フ ラ整備 は、 工 事期 間中 に別 途完 了 予定。
※必 要な 周辺 のイ ン フラ整 備は 、 工事 期間 中に 別途 完 了予 定。
※必 要な 周辺 のイ ン フラ整 備は 、 工事 期間 中に 別途 完 了予 定。 ※ 工事 前に は、 用途 地域 の変 更手 続き が必 要。
基 本構 想 建 設場 所 決定
基 本計 画
基本 設計[ 建築 ] 実 施 設計[ 建 築] ※ 測量 、地 質調 査 含む 。
本 体 工 事 【 1 期 工 事 】
試 運 転 、引 越 、 整 理 解 体 工 事
( 看 宿 な ど )
既 存 建 屋 解 体 工 事
本 体 工 事 【 2 期 工 事 】
解 体 工 事 仮 渡 り 廊 下 建 設 仮 設 ボ イ ラ ー 室 建 設 工 事
試 運 転 、引 越 、 整 理 一 次 供 用 開 始
二 次 供 用 開 始 開 院 ※必 要な 周辺 のイ ン フラ整 備 は、 工事 期間 中に 別 途完 了予 定。
基 本 構想 建 設場 所 決定
基 本計 画
基本 設計 [造成 ]
実施 設計[ 建 築 ] ※造 成の 設計 後で なけ れ ば、建 築設 計 の着 手が難 し い。 実施 設計[ 造 成 ]
基 本 設計[建 築 ] 用 地 取得( 所 管替 等)
造 成工 事 ※ 測量 ・地質 調 査等 含む 。
※ 大規 模造 成の ため 、基 本設 計 ~実 施設 計が 必要 。
本体 工 事
外 構
試 運 転 、引 越 、整 理 ( 計画 道路 整備 を考 慮し た場 合、 造 成着 工~ 完了 が遅 れる 。)
(造 成 工事 が遅れ た 分、 本体 工事 が遅 れる 。) 開 院
※必 要な 周辺 のイ ン フラ整 備は 、 工事 期間 中に 別途 完 了予 定。 ※仮 設 住宅 用地 (H 25 年12 月 ま で県 に借 地)
※ 計画 道路 「 住吉 三沢 線」 の整 備期 間は 見込 ん でい ない 。実 際は 、 整備 期間 (用 地取 得・ 工事 ) など で 造成 工事 着 工が 5年 以上 遅れ るこ とが 想定 さ れる 。
基 本 ・ 実 施 設 計 [ 解 体 ]
立 体 駐 車 場
竣 工 竣 工
竣 工 竣 工 竣 工
※立 体駐 車場 を 整備 し た場 合を 想 定。
( 今 後の 状況に よ り、 延長 の不 確定 要 素 があ る。 )
造成工事が遅れた分、建築工事が遅れる。 仮設住宅の状況により、着工が遅れる可能性がある 。
用 地取 得( 所管 替等 ・民 地取 得) ( 用地 取得 の交 渉 に時 間が 掛か る場 合が ある 。 )
⑥ 評価
立地場所については、これまでの懇談会と市の 分析結果をもとに、客観的な視点 から評価を行い、それらの結果に基 づく総合的な 判断により選定することとしまし た。
評価は、相対評価により優劣を比較した「基礎評価」と、それを基に 採点(点数 化)する「二次評価」によるものとしたところであり、詳細は次のとおりです。
ア 評価方法
(ア) 基礎評価(○、△、×による評価)
各対象地において、全ての小項目の相対評価を行う。
⇒ 各大項目(1~7)における小項目ごとに、その内容に応じて、下表の「評 価の凡例」を用いて相対評価を行う。
(イ) 二次評価(2つの採点方法による評価)
○ 採点による評価(その1):等配分採点
基礎評価の○、△、×方式による評価を基に、評価結果の採点(点数化)を 行う。各大項目に 20 点を配し、全 7 項目で合計 140 点満点により採点を行う。 小項目の配点は、各大項目において 20 点となるように、下表の「評価に基 づく採点の分配比」と「算定式」を用いて採点する。
○ 採点による評価(その2):重要度よる加重配分採点
重要度に応じた立地場所の優位性をより明確とするため、7つの大項目の うち、重要度の高い下表の3項目については、他の項目の2倍となる 40 点を 配して採点を行う(7 項目の合計点数は、200 点満点)。
なお、採点については、「採点による評価(その1):等配分採点」と同 様である。
【重要項目】
項目 理 由
1:敷地面積の確保
地域の中核病院として、相応しい規模の病院を造り、適切な医療の提
供を行うためには、敷地面積の確保は、重要度が高い項目である。
4:土地の安全性
東日本大震災を踏まえ、災害拠点病院として、災害時に機能を継続す
る観点から、土地の安全性は、重要度が高い項目である。
7:事業に要する事業費や期間
早期実現の観点から、事業費及び期間については、重要度が高い項目
である。
【 算定 式 】 :小 項 目 の 採 点 方 法
評価 採 点の分 配比(α )
○ 5
△ 3
× 1
【 評 価 に基 づ く 採 点 の 分配 比 】
⇒ 大 項 目 別 の 小 項 目 に 対 す る 配 点 の 算 出
20 点( 配 点 の 最 大 値 )÷ n( 大 項 目 に お け る 小 項 目 総 数 ) = P( 小 項 目 に お け る 配 点 )
⇒ p : 小 項 目 の 採 点 ( 算 定 式 ) p = P × α / 5( α : 採 点 の 分 配 比 )
こ れ に よ り 、 各 大 項 目 の 小 項 目 の 数 に よ る 点 数 の 不 均 衡 を 補 正 す る 。
評 価 評 価 内 容
○ 優 れ て い る
△ ど ち ら と も い え な い
× 劣 っ て い る
(注 1 ) 評 価 は 相 対 評 価 と し 、 各 項 目 に つ い て 基 本 的 に 「 ○ 、 △ 、 × 」 の い ず れ か 一 つ を 使 用 す る も の と す る( 各 項 目 の 分 析 結 果 が 全 て
同 じ 場 合 、 ま た 、 2 通 り し か な い も の に つ い て は そ の 限 り で は な い )。
(注 2 ) 相 対 的 な 評 価 で あ り 「 × 」 と さ れ た 対 象 地 の 項 目 が 、 必 ず し も 立 地 場 所 に 適 さ な い こ と を 示 す も の で は な い ( あ く ま で 、 他 よ り も 劣 っ て い る と い う こ と を 示 す も の で あ る ) 。
51
イ
評価結果
① 敷地面積確保への課題 △ ○ △ × ○
② 駐車場の確保 ○ ○ ○ × △
③ 配置計画の自由度 △ ○ ○ × △
④ 進入路整備の必要性と課題 ○ × × ○ △
⑤ ヘリコプターの離発着への対応 ○ ○ ○ ○ ○
① 主要な最寄幹線道路(距離) アクセス状況等の特性・課題等
△ ○ ○ ○ ○
② 最寄りICとの関係(距離・時間) × △ △ ○ ○
① 土地周辺の環境(騒音) ○ ○ ○ × ○
② 土地周辺の環境(日照) ○ ○ ○ ○ ○
③ 土地周辺の環境(緑地) ○ ○ ○ × △
④ 土地周辺の環境(周辺の土地利用) △ × △ ○ ○
⑤ 高圧送電線との距離(m) ○ ○ ○ ○ ○
⑥ ガスタンク、石油タンク等から の距離 ※参考 消防法による病院からの保安距離:3 0m
○ ○ ○ ○ ○
① 洪水災害
(地域防災計画・洪水ハザードマップ)
○ ○ ○ × ○
② 土砂災害
土砂災害( 特別)警戒区域 (地域防災計 画・土砂災害防止法(県知事指定) )
○ ○ ○ ○ ○
③ 土砂災害 土砂災害危険箇所
(地域防災計 画・土砂災害警戒区域総括図)
○ ○ × ○ △
④ 土砂災害 山地災害危険箇所
(地域防災計画・ふくしまもりマップ( 県・農林水産部))
○ △ × ○ ○
⑤ 主な災害(津波・がけ崩れ等) (3 .11 東日本大震災の影響)
○ ○ ○ ○ ○
⑥ 液状化・地盤沈下等 (3 .11 東日本大震災の影響)
○ △ △ △ △
⑦ 周辺の活断層の有無(地域防災計画) (参考: 活断層研究会,新編日本の活断層東京大学出版会など)
○ ○ ○ ○ ○
① 水道の敷設状況と課題 ○ △ × ○ ○
② 汚水排水設備の状況と課題(放流先) △ × × △ ○
③ 雨水排水設備の状況・課題(放流先) ○ × × ○ ○
④ 東日本大震災 時の水道の復旧状況 ●浄水場からの距離
●水道の復旧日時 (3.11の断水に対して) ●水道復旧までの期間 (参考:水道局HP)
14.0 8.0 6.0 18.0 20.0
○ ○
×
現 在地
(内郷御厩町地内)
D 地区 :内 郷高 坂 町四 方木 田地 区
(総合保健福祉センター近隣地)
1: 敷 地 面積の 確 保
2: 交 通ア ク セ スの 状 況
4: 土 地 の安 全 性 3: 周 辺 環境の 状 況
【参考】
○ 公共交通機関の現状
【参考】 ○ 水源の現状等
△ △
大 項目 小 項目
A 地 区:中 央台 高久 地 区
(いわきニュータウン地区)
B地 区:小 名浜 金 成地 区
(旧サイクルパーク建設予定地)
C 地区:平 上荒 川地 区
(21 世紀の森内 旧文化・交流施設整備 地区/文化コア北ゾーン)
① 都市計画(区域) ② 用途地域 ③ 建ぺい率・容積率 ④ 都市計画上の建設の可否 ⑤ 都市計画上の建設の事前協議等
⑥ 埋蔵文化財包蔵地の有無 ○ × × △ △
【参考】
○ 現行の土地利用計画 ○ 各種手続き等 農地転用許可 林地開発許可 調整池の設置 伝搬障害防止区域(届出)
① 事業費(総括) ○ × △ ○ ○
② 事業期間(総括) ○ △ △ ○ ○
20.0 8.0 12.0 20.0 20.0
(ア) 基礎評価
○ △ ×
(イ) 二次評価
○ 採点による評価(その1):等配分採点 ⇒全ての大項目を20点満点として採点。
1 敷地面積の確保 16.8 /20 16.8 /20 15.2 /20 10.4 /20 15.2 /20
2 交通アクセスの状況 8.0 /20 16.0 /20 16.0 /20 20.0 /20 20.0 /20
3 周辺環境の状況 18.7 /20 17.3 /20 18.7 /20 14.7 /20 18.7 /20
4 土地の安全性 20.0 /20 17.7 /20 14.3 /20 16.6 /20 17.7 /20
5 主要な都市基盤(インフラ)の整備状況 14.0 /20 8.0 /20 6.0 /20 18.0 /20 20.0 /20
6 市の各種計画との関連性や法規制の状況 16.0 /20 8.0 /20 8.0 /20 16.0 /20 16.0 /20
7 事業に要する費用や期間 20.0 /20 8.0 /20 12.0 /20 20.0 /20 20.0 /20
1~5 77.5 /100 75.8 /100 70.2 /100 79.6 /100 91.6 /10 0
6、7 36.0 /40 16.0 /40 20.0 /40 36.0 /40 36.0 /40
合計 113.5 /140 91.8 /140 90.2 /140 115.6 /140 127.6 /140
(【参考】100点換算) (81) (66) (64) (83) (91)
順位
○ 採点による評価(その2):加重配分による採点
⇒「1:敷地面積の確保」、「5:土地の安全性」、「7:事業に要する費用や期間」の大項目の配点を2倍にして採点。
1(×2) 敷地面積の確保 33.6 /40 33.6 /40 30.4 /40 20.8 /40 30.4 /40
2 交通アクセスの状況 8.0 /20 16.0 /20 16.0 /20 20.0 /20 20.0 /20
3 周辺環境の状況 18.7 /20 17.3 /20 18.7 /20 14.7 /20 18.7 /20
4(×2) 土地の安全性 40.0 /40 35.4 /40 28.6 /40 33.1 /40 35.4 /40
5 主要な都市基盤(インフラ)の整備状況 14.0 /20 8.0 /20 6.0 /20 18.0 /20 20.0 /20
6 市の各種計画との関連性や法規制の状況 16.0 /20 8.0 /20 8.0 /20 16.0 /20 16.0 /20
7(×2) 事業に要する費用や期間 40.0 /40 16.0 /40 24.0 /40 40.0 /40 40.0 /40
1~5(1、4×2) 114.3 /140 110.4 /140 99.6 /140 106.6 /140 124.5 /140
6、7(7×2) 56.0 /60 24.0 /60 32.0 /60 56.0 /60 56.0 /60
合計 170.3 /200 134.4 /200 131.6 /200 162.6 /200 180.5 /200
(【参考】100点換算) (85) (67) (66) (81) (90)
順位
○ ○
△ △ △
2位
評価(その2) 採点結果 評価(その1)
採点結果
7
6:市の 各種 計画との 関 連性や 法規 制の 状況
7: 事 業に 要 す る費 用 や期 間
8 3
1位 3位
5位 4位
19
7
集計結果
20 15 13
2 6
21 6
0
3位 4位 5位 2位 1位
53
⑵ 選定
前記のとおり評価した結果、対象地5箇所の中で「現在地」が最も優位性が高いも のとなりました。
この評価結果に基づき、市では、新病院に相応しい立地場所として「現在地」を選 定することとします。
なお、現在地においては、3つの項目が主な課題として挙げられます。これらの課 題につきましては、今後、次のような考え方のもと、関係者の協力もいただきながら、 具体的な解決策を講じていくこととします。
≪主な課題と解決に向けた考え方≫ 課題1:工事期間中の駐車場の確保
診療業務の継続性を確保するためには、現在の駐車場部分に施設整備を行 うことを基本に検討を進める必要があり、その間に不足する駐車場を確保す るための対応を検討する必要がある。
考え方:代替駐車場の確保を図るため、次のような対応を検討する。 ・敷地内に立体駐車場を整備
・近隣民有地の取得等による駐車場の整備 ・別敷地に臨時駐車場を確保
課題2:工事期間中の利用者や診療に与える影響(課題1によるもの以外)
利用者や診療に対し、様々な影響(工事車両と利用者の進入路の区分、診 療機能に与える影響など)が懸念されるため、それらの影響を軽減するため の対応を検討する必要がある
考え方:工事の柔軟な工程による影響の低減を図る観点から、隣接民有地の取得に よる対応を検討する。
また、騒音や振動などの影響については、今後の基本計画や設計の中で、 適切な建設手法を十分に検討する。
課題3:機能的な施設整備へ向けた進入路の整備
現在地の周辺道路からの進入路の整備は、機能的な施設整備を目指す上で、 重要な課題の一つであり、対応を検討する必要がある。
5 新病院の事業費と財源等
共立病院の経営状況は、改善されてきているものの、依然として赤字基調が続く厳し い状況にあり、また、 いわき市全体としても財政状況は厳しく、加えて、今般の大震災 によってその状況が更に深刻化することも懸念されます。
新病院建設による財政負担は、病院経営や一般会計に与える影響が大きいものであり、 市民の期待に応え得る新病院の一日も早 い実現が 必要である一方、その整備にあたって は、病院の安定的な経営に資する観点から、将来的な負担を見据えつつ可能な限り費用 の抑制を図る必要があります。
こうした点を踏まえ、新病院建設に伴 う事業費や その財源、さらには新病院開院後の 経営見通しなどについて、以下に示す試算等をもとに検討を行いました。
この中の数値は、 現時点での概算による 目安であり、今後の諸条件 の確定によって変 動するものです。しかしながら、多額の財政支出が伴うものであり、今後、その財源確 保に向け、病院事業会計と一般会計において、それぞれ最善の努力を尽 くしていくこと とします。
⑴ 想定される事業費(概算)と財源
① 事業費(概算)と財源
ア 事業費(概算)
事業費については、将来的な負担の軽減を図 るとともに早期の開院 を目指す観 点から、「事業費の抑制」と「工期の短縮」を図ることを基本的な考え方としながら、 660 床程度の規模を前提に、他市等の先進事例や総務省より示された普通交付税措 置の対象となる建築単価(1 ㎡あたり 30 万円)などを踏まえ試算を行いました。 この場合に想定される事業費は 、本体工事費 や医療機器等の整備費 、既存施設 の解体費などで、約 225 億円となります。
なお、このほかに想定される費用として、用地取得費や測量調査費 、設備等の 移設費、代替駐車場・仮設施設の 整備費、既存施設等の用途廃止に伴 う繰上償還 金などが考えられますが、これらについては、 現時点において試算が 困難である ため含めていません。今後、基本計画以降の検討 を進めていく中で、 施設整備の 具体的な方向性や整備スケジュール等の検討と 併 せて、あらためて整理していく こととします。
イ 財源
財源については、病院事業債の 活用を図ることを基本に、それを充 てることが 困難な経費(備品整備、医療機器整備の一部)については、自己資金で賄 うことを 想定し、これに、新病院の整備に 向けた支援として「福島県浜通り地方医療復興 計画」に位置づけられた事業費(約5億円)を補助金として見込みました。
その場合、病院事業債で約 214 億円、自己資金で約6億円の調達が必要となり ます。
なお、補助金等については、債務償還時の自己負担を軽減する観点で非常に重 要であることから、国や県に対し、地域医療再生臨時特例交付金に関する制度の 拡充や弾力的運用に向けた働きかけを引き続き行うなど、その十分な活用に向け た取り組みを行っていくこととします。
55
【事業費(概算)と財源の試算結果】
② 病院事業債の償還シミュレーション
前記の病院事業債(約 214 億円)の元利償還シミュレーションは、次の図のとおり で す 。 この場合 、 償還額 の 合計は約 280 億円となり 、 病院事業会計と一般会計が 1/2(約 140 億円)ずつ負担し、およそ 30 年かけて返済することが基本となります。
【病院事業債の元利償還シミュレーション】
金 額 ( 億 円) 備 考
15 8
設 計 費 5
建 築 設 備 工 事 費 15 330 万円/㎡
4 8
医 療 機 器 、 医 療 情 報 シ ス テ ム 、 什 器 等 の 備品
4保育 所 及び医 師 住宅
1 5
225
+ α
用 地 取 得 や 測 量 調 査 、 設 備 等 の 移 設 、 代 替 駐 車 場 等 の 費 用
⑤ そ の他 合 計 ④ 解 体 費
項 目
① 本 体 工 事 費
② 医 療 機 器 等 整 備 費
③ 附 帯 施 設 工 事 費
想 定 さ れ る 事 業 費 ( 概 算 ) 想 定 さ れ る 財 源
●病院事業債 21 4 億円
④解体費 15 億円
●自己資金 6 億円
2 2 5 億円 財 源 ( イメ ー ジ ) 事 業費 ( イ メ ージ )
③附帯施設工事 4億円 ②医療機器等整備費 4 8億 円 ①本体工事費 1 58 億円
2 2 5 億円
●補 助金等(③ を除く ) 補 助金 等が 利用 可 能な 場 合 、そ の金 額分 、 病 院 事 業債 が減 額と な る
●地域医療再生基金 5億円 ●新病院 応援基金
⑤その他 +α億円 その他分
1 .1 1 .9 7 .2 7 .2 8 .2 4 .4 4 .4 4 .4 4 .4 4 .4 4 .4 4 .4 4 .4 4 .4 4 .4 4 .4 4 .4 4 .4 4 .4 4 .4 4 .4 4 .4 4 .4 4 .4 4 .4 4 .4 4 .4 4 .4 2 .8 1 .6 1 .1 1 .9 7 . 2 7 . 2 8 .2 8 .9 4 .4 4 .4 4 .4 4 .4 4 .4 4 .4 4 .4 4 .4 4 .4 4 .4 4 .4 4 .4 4 .4 4 .4 4 .4 4 .4 4 .4 4 .4 4 .4 4 .4 4 .4 4 .4 4 .4 2 .8 1 .6 8 .9 0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 1
年
目
2
年
目
3
年
目
4
年
目
5
年
目
6
年
目
7
年
目
8
年
目
9
年
目
1
0
年
目
1
1
年
目
1
2
年
目
1
3
年
目
1
4
年
目
1
5
年
目
1
6
年
目
1
7
年
目
1
8
年
目
1
9
年
目
2
0
年
目
2
1
年
目
2
2
年
目
2
3
年
目
2
4
年
目
2
5
年
目
2
6
年
目
2
7
年
目
2
8
年
目
2
9
年
目
3
0
年
目
3
1
年
目
3
2
年
目
3
3
年
目
実施 設計
工事 着工
工事 竣工
開院 (億円)
一般会計負担分 病院負担分
医療機器分 の償還期間
毎年約 8.8 億円 約17. 8億円
約1 6.4億円
約14 .4億円
※端数処理 の関係上 、合計 が 一致 しない場合 がある 償還 額 の合 計 約 280億 円 (元 金 214. 2億 円 、 利子 65. 8億 円 )
病 院 の負 担 分 約 140億 円 (元 金 107. 1億 円 、 利子 32. 9億 円 ) 一 般 会計 の 負 担分 約 140億 円 (元 金 107. 1億 円 、 利子 32. 9億 円 )
設計・工事分の償還期間
※ 試 算 の 条 件 設 定 に つ い て
・ 事 業 期 間 は 実 施 設 計 期 間 を1 年 間 、建 設 工 事 を3 年 間 期 間 と仮 定 し 、建 設 工 事 に 係 る 病 院 事 業 債 借 入 れ は 着 工 1 年 目 4 割 、 2 ・3 年 目 に 各 3 割 行 うも の とす る。 な お 、解 体 工 事 に 係 る 病 院 事 業 債 の 借 入 れ は 工 事 竣 工 年 度 ( 3 年 目 )に 行 う も の と す る 。
・ 医 療 機 器 は 工 事 竣 工 年 度 に一 括 し て購 入 す る も の と す る。