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生物理工学部・工学部 2016年度(平成28年度)推薦入試(一般公募)|過去問題|近畿大学入試情報サイト

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(1)

11月21日実施

(2)
(3)
(4)

!

次の各問いの答えとして最も適当なものを,それぞれの解答群の中から1つ選びマー クせよ。

図のように,なめらかな水平面上で静止している質量M の小物体Bに,速さV

右向きに進む質量2M の小物体Aが一直線上で正面衝突することを考える。小物体A

が小物体Bに弾性衝突したところ,小物体Bは右に動いた。

A V

B

* 衝突直後の小物体Aと小物体Bの運動量の和の大きさはいくらか。 1

! 1MV " 1MV # 3MV $ MV % 4MV

& 3MV ' 2MV ( 3MV ) 4MV

+ 衝突直後の小物体Aの速さはいくらか。 2

! 1V " 1V # 3V $ V % 4V

& 3V ' 2V ( 3V ) 4V

,

(5)

* 衝突直後の小物体Bの速さはいくらか。 3

! 1V " 1V # 3V $ V % 4V

& 3V ' 2V ( 3V ) 4V

+ この衝突において,小物体Aが小物体Bに与えた力積の大きさはいくらか。

! 1MV " 1MV # 3MV $ MV % 4MV

& 3MV ' 2MV ( 3MV ) 4MV

小物体Bは右に動いてからしばらくして,正面から壁に非弾性衝突し(反発係数をe

とする),はねかえって左に動き,再び小物体Aと正面から弾性衝突した。

, 小物体Aと再び衝突した直後の小物体Bの速さはいくらか。 5

! 1(1−eV " 1(1+eV # 1(1−8eV

$ 1(1+8eV % 4(1−eV & 4(1+eV

' eV ( 2eV ) 4eV

- 小物体Bと再び衝突した直後の小物体Aの速さが0となる場合,小物体Bと壁と

の間の反発係数eはいくらか。 6

! 1 " 1 # 1 $ 1 % 1

(6)

'

次の各問いの答えとして最も適当なものを,それぞれの解答群の中から1つ選びマー クせよ。

図1のような,水平面をxy平面とし,鉛直上向きにz軸をとった座標系をもつ空間

において,質量がmで正の電気量qをもった荷電粒子が時刻t=0でx 軸上の点A

r,0,0)から打ち出された。この空間には磁束密度の大きさがB の一様な磁場が存

在する。時刻t=0での荷電粒子の速度(vxvyvz)の各成分はvx=0,vyVvz=2V であった。ここでV は正の定数である。荷電粒子は,その速度とz軸の両方に垂直で

z軸に向かう一定の大きさの力を受け,次のような「らせん運動」を行なった。すなわ

ち,荷電粒子はz軸方向には正の向きに一定の速さ2V で運動し,かつ,このらせん運

動をxy平面の真上から下向きに見ると,図2のように,z軸を中心とする半径rの円

周上を一定の速さV で反時計まわりに回転する等速円運動をしているように見えた。

荷電粒子は時刻t=0からtT の間にz軸のまわりを1回転し,時刻tT で荷電粒子

の位置の座標は(r,0,L)となった。ただし,時刻t=0で打ち出されたあとは,設問

)で加える電場による力を除いて,重力など,磁場以外の影響による力は荷電粒子に働 かないものとする。

荷電粒子の初速度

O z

y

x A(r,0,0)

vz=2V

vy=V

r

V r

y

x z

図1 図2

( 一様な磁場の向きは次のどれか。 7

! x軸の正の向き " x軸の負の向き # y 軸の正の向き

(7)

) 打ち出されてから時間T の間に荷電粒子が磁場から受ける力の大きさはいくらか。

! 1qVB " qVB # 2qVB $ !5qVB

% 1qVB & qVB ' 2qVB ( !5qVB

* 荷電粒子の初速度(時刻t=0での速度)のy成分の値V はいくらか。 9

! qrB m " 2qrB m # 3qrB m $ 4qrB m % m qrB & 2m qrB ' 3m qrB ( 4m qrB

+ 荷電粒子がz軸のまわりを1回転するのに要した時間T はいくらか。 10

! πm

qB "

πm

qB #

2πm

qB $

4πm qB

% 2qB

πm & qB

πm '

qB

2πm (

qB

4πm

, 打ち出されてから時間T の間に荷電粒子がz軸方向に進んだ距離Lはいくらか。

11 ! πr " 2πr # 3πr $ 4πr

% 5πr & 6πr ' 7πr ( 8πr

- 時刻tT において荷電粒子がもつ運動エネルギーはいくらか。 12

! mV

2 " mV2 #

mV

2 $ 2mV

% 5mV2 & 3mV2 ' 7mV

2 ( 4mV

. 時刻tT でこの空間の磁場を消し,同時に,その時点での荷電粒子の速度と逆向

きに大きさE の一様な電場を加えたところ,荷電粒子は直進運動し,電場を加え始

めてから距離D だけ進んで停止して,そのあと逆向きに運動をはじめた。Eはいく

らか。 13

! qB

r

mD "

qBr

mD #

qBr

mD $

qBr

mD

% 2mD

qBr2 &

mD

qBr2 '

mD

qBr2 (

mD

(8)

)

次の各問いの答えとして最も適当なものを,それぞれの解答群の中から1つ選びマー クせよ。

- 図のように,直線の道路上を振動数f の音源と観測者とが移動する。音源は一定の 速さvSで右に進み,観測者は一定の速さvOで左に進む。音の速さをV とし,風の

影響はないものとして以下の各問いに答えよ。

音源 観測者

vO

vS

* 音源から左へ伝わる音波の波長はいくらか。 14

! Vf " vS

f #

VvS

f $

VvS f % f V & f vS ' f

VvS

( f

VvS

+ 音源から右へ伝わる音波の振動数はいくらか。 15

! f " vS

V f #

VvS

V f $

VvS

V f

% vSf &

V vS

f ' V

VvS

f ( V

VvS f

, 観測者が音源に近づいているときに聞く音波の振動数はいくらか。 16

! VvO

VvS

f " VvO

VvS

f # VvO

VvS

f $ VvO

VvS f

% VvS

VvO

f & VvS

VvO

f ' VvS

VvO

f ( VvS

(9)

) 観測者が音源を通り過ぎて遠ざかっているときに聞く音波の振動数はいくらか。 17

! VvO

VvS

f " VvO

VvS

f # VvO

VvS

f $ VvO

VvS f

% VvS

VvO

f & VvS

VvO

f ' VvS

VvO

f ( VvS

VvO f

, 音源と船が海面上にある。静止した音源(振動数f)に,速さvOでまっすぐに近づ く船の上に観測者が立っている。この船の上で音源と同じ振動数fのおんさを鳴らし

たところ,観測者は周期T のうなりを観測した。音の速さをV とし,風の影響はな

いものとして以下の各問いに答えよ。

* 船の速さvOはいくらか。 18

! fT

V " VT

f #

fV

T $ fVT

% fV

T &

f

VT '

T

fV (

fVT

図のように,静止した音源(振動数f)と角度θ(0°<θ<90°)をなす向きに船が速 さvOで進んでいるとき,船の上で音源と同じ振動数f のおんさを鳴らしたところ,

船の上の観測者は周期T′のうなりを観測した。

音源

θ

vO

+ cosθ の値はいくらか。 19

! fVT

vO

" VTf

vO

# vOT

fV $

V

fvOT

% vO

fVT′ &

fvO

VT′ '

fV vOT

( fvOT

(10)

!

次の設問 1 ∼ 9 に示す記述a∼cのうち,正しい記述の組合せとし て最も適切なものを,解答群から選び,解答欄にマークせよ。ただし,同じものを何度

選んでもよい。

a 電子殻は原子核に近い内側から順にK殻,L殻,M殻とよばれ,各電子殻に収

容できる電子の最大数は,K殻から順に2,8,16個である。

b 原子の最も外側の電子殻にある電子を価電子とよび,ネオンの価電子の数は8個

である。

c 天然に存在する元素の多くは,同一元素の原子でも原子核に含まれる中性子の数

が違う原子が一定の割合で混ざって存在している。

a 一般に,分子結晶は電気伝導性を示さず,イオン結晶と比べて融点が低く,やわ

らかい。

b 固体には,構成粒子の配列が不規則なものがあり,これをアモルファス(非晶

質)という。

c 金属は,自由電子によって金属結合が保たれるため,展性や延性を示す。

!

(11)

a 酢酸と酢酸ナトリウムからなる混合水溶液に塩酸を加えたとき,酢酸イオンはブ

レンステッド・ローリーの定義において塩基としてはたらく。

b 酢酸と酢酸ナトリウムからなるpHが4.0の混合水溶液を水で10倍希釈したと

き,pHは5.0に変化する。

c 酢酸と酢酸ナトリウムからなる混合水溶液では,酢酸と酢酸ナトリウムは,ほぼ

同程度電離している。

a ナトリウムの単体は,常温の水と激しく反応して酸素を発生する。

b カリウムを含んだ化合物は,炎色反応で黄色を呈する。

c マグネシウムの単体は,空気中で強熱すると明るい光を放って燃焼し酸化マグネ

シウムを生じる。

a 鉛(Ⅱ)イオンを含む水溶液に,水酸化ナトリウム水溶液を少量加えると白色沈殿

を生じるが,過剰に加えると白色沈殿が溶ける。

b 亜鉛イオンを含む水溶液に,水酸化ナトリウム水溶液を過剰に加えると,テトラ

アンミン亜鉛(Ⅱ)イオンを生じる。

c 水銀(Ⅱ)イオンを含む水溶液に,硫化水素を通じて生じた沈殿を加熱して昇華さ

せて得られた結晶は黒色である。

a 1 ブテンに臭素分子を反応させた生成物には,鏡像異性体が存在する。

b 2 ブテンに白金を触媒として,水素を反応させた生成物には,幾何異性体が存

在する。

(12)

a メタンの水素―炭素―水素の結合角は120°である。

b プロペンは,すべての原子が同一平面上に位置する。

c アセチレンの炭素原子間の距離は,エタンの炭素原子間の距離よりも長い。

a 水酸化ナトリウムの存在下で,ベンゼンスルホン酸ナトリウムを高温に加熱して

得られる主生成物は,水酸化ナトリウム水溶液にフェノールを加えても生成する。

b 塩化ベンゼンジアゾニウムの水溶液に硫酸を加えて十分に加熱し,気体の発生が

おさまったのち,フェノールを作用させるとアゾ色素であるp フェニルアゾフェ

ノールが得られる。

c トルエンを塩基性の過マンガン酸カリウム水溶液と加熱したのち,希塩酸で酸性

にして得られる化合物は,ベンズアルデヒドを硫酸酸性の二クロム酸カリウム水溶

液と加熱しても生成する。

a アニリン,安息香酸およびニトロベンゼンを含むジエチルエーテル溶液を分液

ロートに入れ,それに希塩酸を加えて振り混ぜて静置したとき,アニリンのみが塩

となって下層に移動し,他の化合物と分離できる。

b 3本の試験管に1 ヘキセン1mL,ヘキサン1mL,ベンゼン1mLをそれぞれ

入れ,硫酸酸性の過マンガン酸カリウム水溶液を2mLずつ加えて振り混ぜると,

1 ヘキセンの入った試験管にのみ黒色沈殿が生じる。

c 十分に乾いた3本の試験管にベンゼン3mL,アセトン3mL,1 プロパノール

3mLをそれぞれ入れたのち,金属ナトリウムの小塊を入れると,ベンゼンの入っ

(13)

1 ∼ 9 に対する解答群

! aのみ " bのみ # cのみ $ aとb % aとc & bとc ' aとbとc ( すべて間違い

(14)

!

溶液の性質に関する文章中の空欄 10 ∼ 19 にあてはまる最も適切なも のを,それぞれの解答群から選び,解答欄にマークせよ。ただし,同じものを何度選ん

でもよい。また,原子量は H=1.0,N=14,O=16,S=32,K=39,Cu=64,スク

ロースの分子量は342,気体定数はR=8.31×103Pa・L/(mol・K)とする。

イオン結晶の塩化ナトリウムを少し水に入れると,まず結晶表面にあるナトリウムイ

オンや塩化物イオンが水分子と引き合い安定化される。この現象を 10 という。

固体の塩化ナトリウムが水に溶ける量には一定の限度があり,溶解度を超える塩化ナト

リウムの固体を水に入れた飽和溶液では, 11 。

分 子 結 晶 の ス ク ロ ー ス も 水 に よ く 溶 け る が,こ れ は 12 が 水 と の 間 に

13 を生じることで 10 するためである。このスクロース3.42gを27℃

で水に溶かして100mLとしたとき,水溶液の浸透圧は 14 ×10 15 Paとな

る。また,分子結晶のヨウ素をヨウ化カリウム水溶液,四塩化炭素,二硫化炭素にそれ

ぞれ加えたとき,ヨウ素は 16 。

図Ⅱは固体の溶解度曲線を示したものである。この溶解度曲線から,40℃の硝酸カリ

ウムの飽和水溶液120.0gを60℃に加熱すると,最大であと 17 gの硝酸カリウ

ムを溶かすことができる。また,硫酸銅(Ⅱ)の飽和水溶液280.0gを60℃から20℃ま

で冷却したとき,硫酸銅(Ⅱ)五水和物が 18 g析出することがわかる。このよう

に,溶解度は温度により異なり,一定量の溶媒に溶解する物質の量が温度によって異な

ることを利用して,固体物質に含まれる少量の不純物を除く操作を 19 という。

溶 解 度 ︹g

10

g

硝酸カリウム

硫酸銅(Ⅱ)

0 20 40 60 80 100 120 140 160

20 40

温度〔℃〕60 80 100

(15)

10 に対する解答群

" 加水分解 # 凝 析 $ けん化 % 縮 合 & 重 合 ' 水 和 ( 脱 水 ) 脱 離 * 潮 解 ! 融 解

11 に対する解答群

" 固体が溶液に溶け出す速さの方が溶液から固体が析出する速さに比べ大きい # 固体が溶液に溶け出す速さの方が溶液から固体が析出する速さに比べ小さい $ 固体が溶液に溶け出す速さと溶液から固体が析出する速さが等しい

% 固体は溶液に溶け出しているが,溶液から固体の析出はおこっていない & 固体は溶液に溶け出していないが,溶液から固体の析出がおこっている

12 に対する解答群

" アミノ基 # アルデヒド基 $ エステル結合 % カルボキシ基 & ケトン基 ' スルホ基 ( ニトロ基 ) ヒドロキシ基 * メチル基

13 に対する解答群

" イオン結合 # エステル結合 $ エーテル結合 % 共有結合 & 金属結合 ' グリコシド結合 ( 水素結合 ) 配位結合

14 に対する解答群

" 1.25 # 2.24 $ 2.49 % 3.61 & 4.02 ' 4.46 ( 4.73 ) 7.66 * 8.52 ! 9.46

15 に対する解答群

" 1 #$%&

(16)

16 に対する解答群

" ヨウ化カリウム水溶液,四塩化炭素,二硫化炭素のすべてに溶けにくい # ヨウ化カリウム水溶液のみによく溶ける

$ 四塩化炭素のみによく溶ける % 二硫化炭素のみによく溶ける

& ヨウ化カリウム水溶液と四塩化炭素のみによく溶ける ' ヨウ化カリウム水溶液と二硫化炭素のみによく溶ける ( 四塩化炭素と二硫化炭素のみによく溶ける

) ヨウ化カリウム水溶液,四塩化炭素,二硫化炭素のすべてによく溶ける

17 および 18 に対する解答群

" 31.8 # 37.5 $ 39.5 % 50.5 & 56.0 ' 60.3 ( 65.8 ) 70.4 * 74.9 ! 80.0

19 に対する解答群

" 化 合 # 過冷却 $ 乾 留 % 合 成 & クロマトグラフィー ' 再結晶 ( 蒸 留 ) 昇華法 * 抽 出 ! 転 化

(17)

!

電池に関する文章中の空欄 20 ∼ 30 にあてはまる最も適切なものを, それぞれの解答群から選び,解答欄にマークせよ。ただし,同じものを何度選んでもよ

い。ま た,原 子 量 はH=1.0,O=16,S=32,Cu=64,Zn=65,Pb=207,フ ァ ラ

デー定数はF=9.65×104C/molとする。

電池を放電させるとき,電子は導線を通って 20 に流れる。1836年に考案され

たダニエル電池の構成は 21 のように表される。ダニエル電池の両極を導線で結

ぶと外部に電流が流れ,放電するにしたがって 22 なり, 23 の濃度を高

くしておくと,長時間放電することができる。

鉛蓄電池の構成は 24 のように表され,外部から放電時とは逆向きに電流を流

すと起電力を回復させることができるため,自動車のバッテリーなどに用いられている。

放電のときに, 25 は酸化剤としてはたらいている。鉛蓄電池は,2.5Aの電流

を3時間13分間放電したとき,負極の質量はおよそ 26 g,正極の質量はおよそ

27 g増加する。放電後の鉛蓄電池の電解液の質量が100g,硫酸の質量パーセン

ト 濃 度 が20%で あ っ た と す る と,放 電 前 の 硫 酸 の 質 量 パ ー セ ン ト 濃 度 は お よ そ

28 %であったと考えられる。

近年,燃料電池には,図Ⅲに示される仕組みがよく使用され,図Ⅲ中のA∼Dの主た

る物質として適切な組合せは, 29 である。また,図Ⅲの両方の電極には一般に

30 が触媒として含まれ,室温でもゆっくりとAは酸化され,Bは還元される。

燃料電池が自動車の動力源として普及が進められているのは,放電に伴う生成物が主に

Cであり,環境への負荷が小さいためである。

(18)

20 に対する解答群

" 負極から正極,電流は正極から負極 # 正極から負極,電流は負極から正極 $ 負極から正極,電流も負極から正極 % 正極から負極,電流も正極から負極

21 および 24 に対する解答群

" (−)Zn!H2SO4aq!CuSO4aq!Cu(+) # (−)Zn!ZnSO4aq!CuSO4aq!Cu(+) $ (−)Cu!CuSO4aq!H2SO4aq!Zn(+) % (−)Cu!CuSO4aq!ZnSO4aq!Zn(+)

(19)

22 に対する解答群

" 亜鉛イオンの濃度が高く,銅(Ⅱ)イオンの濃度が低く # 亜鉛イオンの濃度が高く,鉛(Ⅱ)イオンの濃度が低く $ 銅(Ⅱ)イオンの濃度が高く,亜鉛イオンの濃度が低く % 銅(Ⅱ)イオンの濃度が高く,鉛(Ⅱ)イオンの濃度が低く & 鉛(Ⅱ)イオンの濃度が高く,亜鉛イオン濃度が低く ' 鉛(Ⅱ)イオンの濃度が高く,銅(Ⅱ)イオン濃度が低く ( 亜鉛イオンおよび銅(Ⅱ)イオンの濃度が両方とも低く ) 亜鉛イオンおよび鉛(Ⅱ)イオンの濃度が両方とも低く * 銅(Ⅱ)イオンおよび鉛(Ⅱ)イオンの濃度が両方とも低く ! 亜鉛イオンおよび銅(Ⅱ)イオンの濃度が両方とも高く + 亜鉛イオンおよび鉛(Ⅱ)イオンの濃度が両方とも高く , 銅(Ⅱ)イオンおよび鉛(Ⅱ)イオンの濃度が両方とも高く - 硫酸の濃度が高く

. 硫酸の濃度が低く

23 に対する解答群

" 硫酸銅(Ⅱ)水溶液 # 硫酸亜鉛水溶液 $ 硫 酸

25 および 30 に対する解答群

" 亜 鉛 # 酸化鉛(Ⅳ) $ 銅 % 鉛 & 硫酸鉛(Ⅱ) ' 白 金 ( 鉄 ) ニッケル

26 ∼ 28 に対する解答群

" 0.2 # 0.7 $ 2 % 7 & 10

' 14 ( 19 ) 24 * 29 ! 33

+ 36 , 40 - 48 . 52 / 64

(20)

29 に対する解答群

" 酸 素 水 素 水 リン酸水溶液

# 酸 素 水 素 水 過酸化水素水

$ 酸 素 水 水 素 過酸化水素水

% 水 水 素 酸 素 リン酸水溶液

& 水 水 素 酸 素 過酸化水素水

' 水 酸 素 水 素 リン酸水溶液

( 水 酸 素 水 素 過酸化水素水

) 水 素 酸 素 水 リン酸水溶液

* 水 素 水 酸 素 リン酸水溶液

(21)

!

糖類に関する文章中の空欄 31 ∼ 40 にあてはまる最も適切なものを, それぞれの解答群から選び,解答欄にマークせよ。ただし,同じものを何度選んでもよ

い。また,原子量はH=1.0,C=12,O=16とする。

動物体内では多糖であるグリコーゲンがエネルギー源として蓄えられており,必要に

応じて加水分解されてグルコースC6H12O6となり,血液中に入る。成人が活動する際, グリコーゲン由来のグルコースのみが使われるとすると,1日当たり8409kJのエネル

ギーを得るためには,次の熱化学方程式!から,グリコーゲンがおよそ 31 g必

要になる。

C6H12O6+ 6O(気)= 62 CO(気)+ 62 H2O(液)+ 2803kJ !

植物中では,多糖が光合成によりつくられ,グルコースの1位と4位でグリコシド結

合し,約80℃の温水に可溶なものはアミロースとよばれている。アミロースは希酸や

酵素により,二糖である 32 になり,さらに希酸や酵素により,グルコースまで

分解される。グルコースは,酵母のはたらきによるアルコール発酵で,エタノールと

33 に分解される。エタノールは,アルコール飲料の成分であり,消毒剤,溶剤,

様々な有機化合物の原料としても利用されている。また,エタノールを酸化すると,ま

ず 34 が得られ,さらに酸化が進むと 35 となる。 35 は食用に使

われるほか,合成繊維や医薬品,染料,香料などの原料にもなる。その一例として,

35 とエタノールの混合物に濃硫酸を少量加えて熱すると 36 が進行し,

塗料の溶剤や香料となる液体が得られる。

グルコースの水溶液をアンモニア性硝酸銀溶液に加えて加熱すると,銀鏡反応を示す。

これは結晶中では還元性をもたない環状構造のグルコースが,水溶液中では 37

をもつ鎖状構造を含む平衡状態をとることから理解できる。銀鏡反応を示すとき,グル

コースは 38 されている。グルコース以外にもこの反応を示す単糖や二糖の水溶

液があるが,単糖や二糖のうち 39 はこの反応を示さない。また,グルコースを

(22)

31 に対する解答群

" 108 # 162 $ 180 % 192 & 264 ' 324 ( 486 ) 540 * 792 ! 972

32 および 39 に対する解答群

" アミロペクチン # ガラクトース $ スクロース

% セルロース & セロビオース ' デキストリン

( フルクトース ) マルトース * ラクトース

33 ∼ 35 に対する解答群

" アジピン酸 # アセトン $ アセトアルデヒド

% 一酸化炭素 & 過酸化水素 ' ギ 酸

( 酢 酸 ) 酸 素 * シュウ酸

! 水 素 + 二酸化炭素 , 乳 酸

- ホルムアルデヒド . 水 / メタノール

36 および 38 に対する解答群

" アセタール化 # エステル化 $ 塩素化

% 還 元 & けん化 ' 酸 化

( ジアゾ化 ) 重 合 * 付 加

37 に対する解答群

" アルデヒド基 # エーテル結合 $ エステル結合 % カルボキシ基 & ケトン基

40 に対する解答群

(23)

!

ウニの受精と初期発生に関する以下の文章中の 1 ∼ 9 に最も適切な ものを解答群から選び,その番号または記号を解答欄にマークせよ。ただし,異なる番

号の に同じものを繰り返し選んでもよい。

1) ウニの精子が未受精卵のゼリー層に接触すると,先体からタンパク質分解酵素など

が放出される。また,それにともない,精子頭部で 1 が繊維状に変化して先

体突起が伸びる。先体突起の膜表面にはバインディンとよばれるタンパク質が存在し,

これが卵の卵黄膜にある受容体に結合すると,精子と卵の細胞膜どうしが融合する。

すると,卵の細胞膜と卵黄膜の間にすき間が生まれ,受精丘とよばれる小さな膨らみ

ができる。その後,卵の細胞質内で 2 濃度が高まることにより, 3

粒の内容物が細胞膜と卵黄膜の間に放出される。これにより,卵黄膜は

3)受精膜と なる。

卵に進入した精子からは,

4)中心体をともなう精核が放出される。この中心体か

ら放射状に 4 が伸びることで精子星状体が形成され,精核と卵核を近づける。

近づいた2つの核が融合することでウニの受精は完了する。

1 ∼ 4 に対する解答群

" H+ # K+ $ Cl− % Mg2+

& Ca2+ ' O2 ( ADP ) NAD+

* NADH ! 表 層 + 微小管 , 透明層

- 中間径フィラメント . アクチン / キネシン 0 ダイニン

1 ミオシン 2 クレアチン

5

(24)

以下の記述a∼fのうちで,下線部3)の役割について正しいものは 5 で

ある。

a 繊毛の形成を促進する。

b 繊毛の形成を阻害する。

c 他の精子を卵内に進入させる。

d 他の精子を卵内に進入できなくする。

e 第一分裂中期で止まっていた減数分裂を再開させる。

f 第二分裂前期で止まっていた減数分裂を再開させる。

に対する解答群

(25)

下線部1)の中心体は精子の(ア)部にあり,精核は精子の(イ)部にある。ここ

で,(ア)と(イ)の正しい組み合わせは 6 である。

に対する解答群

尾 尾

*

中 片 尾

)

頭 尾

(

尾 中 片

'

中 片 中 片

&

頭 中 片

%

尾 頭

$

中 片 頭

#

頭 頭

"

(イ) (ア)

2) 以下の生物g∼kのうちで,ウニの精子と同様に,オスの配偶子が水中を移動して

メスの配偶子までたどり着き受精する生物として正しいものは 7 である。

g ソテツ h イチョウ i スギゴケ

j イヌワラビ k シロイヌナズナ

に対する解答群

" g,h,iのみ # g,h,jのみ $ g,h,kのみ

% g,i,jのみ & g,i,kのみ ' g,j,kのみ

( h,i,jのみ ) h,i,kのみ * h,j,kのみ

! i,j,kのみ + g,h,i,jのみ , g,h,i,kのみ

(26)

3) ウニの2細胞期と4細胞期の胚を割球ごとに分割すると,それぞれの割球は(ウ)

なプルテウス幼生になった。次に,ウニの8細胞期の胚を動物極と植物極を結ぶ面で

2つに分けて培養すると,それぞれの半球は(エ)なプルテウス幼生になった。一方,

8細胞期の胚を赤道面で2つに分けて培養すると,動物極側の半球は永久胞胚になり,

植物極側の半球は(オ)なプルテウス幼生になった。最後に,受精後, 8 回

の卵割を経てできた64細胞期の胚を動物半球と植物半球の2つに分けて培養すると,

動物半球のみでは永久胞胚になり,動物半球に植物半球の小割球を付着させて培養す

ると,ほぼ完全なプルテウス幼生になった。ここで,(ウ)∼(オ)の正しい組み合

わせは 9 である。

に対する解答群

" 1 # 2 $ 3 % 4 & 5 ' 6 ( 7 ) 8 *! 10 + 16 , 32 - 64

に対する解答群

不完全 不完全

不完全 )

ほぼ完全 不完全

不完全 (

不完全 ほぼ完全

不完全 '

ほぼ完全 ほぼ完全

不完全 &

不完全 不完全

ほぼ完全 %

ほぼ完全 不完全

ほぼ完全 $

不完全 ほぼ完全

ほぼ完全 #

ほぼ完全 ほぼ完全

ほぼ完全 "

(オ) (エ)

(27)

+

細胞のはたらきと構造に関する以下の文章中の 10 ∼ 18 に最も適切な ものを解答群から選び,その番号または記号を解答欄にマークせよ。ただし,異なる番

号の に同じものを繰り返し選んでもよい。

1) 細胞は生物の構造上の基本単位である。17世紀に(ア)は顕微鏡観察によりコルク

が小さな部屋からできていることを発見し,細胞壁で囲まれた小部屋を“セル”と名

づけた。その後,(イ)は植物について「細胞が生物体をつくる基本単位である」と

いう細胞説を提唱した。さらに,(ウ)は細胞の分裂を観察し,「全ての細胞は細胞か

ら生じる」ことを提唱し,細胞説は定着していった。ここで,(ア)∼(ウ)の正し

い組み合わせは 10 である。

10 に対する解答群

シュワン フィルヒョー

レーウェンフック

-シュライデン フィルヒョー

レーウェンフック ,

フィルヒョー シュワン

レーウェンフック !

シュライデン シュワン

レーウェンフック *

フィルヒョー シュライデン

レーウェンフック )

シュワン シュライデン

レーウェンフック (

シュワン フィルヒョー

フック '

シュライデン フィルヒョー

フック &

フィルヒョー シュワン

フック %

シュライデン シュワン

フック $

フィルヒョー シュライデン

フック #

シュワン シュライデン

フック "

(ウ) (イ)

(28)

2) 地球上に出現した初期の独立栄養生物は化学合成細菌と考えられており,その後,

光合成を行って酸素を発生する(エ)という原核生物や,酸素を使って有機物を分解

する(オ)という原核生物があらわれたと考えられている。さらに,その後にあらわ

れた真核生物は,他の生物を細胞内に取り込むことにより,原核生物と比較してより

複雑な構造と機能を獲得したと考えられている。他の生物を細胞内に取り込むことで

(カ)や(キ)などの細胞小器官が生じたとする考え方を細胞内 11 説という。

この細胞内 11 説では,(カ)は細胞内に取り込んだ(オ)に由来し,(キ)は

細胞内に取り込んだ(エ)に由来すると考えられている。また,(カ)と(キ)がそ

れぞれ独自の 12 をもっていることは,もとは独立した生物であったことを示

唆している。ここで,(エ)と(オ)の正しい組み合わせは 13 であり,(カ)

と(キ)の正しい組み合わせは 14 である。

11 および 12 に対する解答群

" 依 存 # 共 栄 $ 共 生 % 共 存 & 共 在 ' 共 同 ( 核小体 ) クロロフィル

* デオキシリボ核酸 ! ペプチド + リソソーム

13 に対する解答群

シアノバクテリア ブドウ球菌

,

好気性細菌 ブドウ球菌

+

嫌気性細菌 ブドウ球菌

!

ブドウ球菌 シアノバクテリア

*

好気性細菌 シアノバクテリア

)

嫌気性細菌 シアノバクテリア

(

ブドウ球菌 好気性細菌

'

シアノバクテリア 好気性細菌

&

嫌気性細菌 好気性細菌

%

ブドウ球菌 嫌気性細菌

$

シアノバクテリア 嫌気性細菌

#

好気性細菌 嫌気性細菌

"

(29)

14 に対する解答群

ミトコンドリア 葉緑体

,

ゴルジ体 葉緑体

+

液 胞 葉緑体

!

葉緑体 ミトコンドリア

*

ゴルジ体 ミトコンドリア

)

液 胞 ミトコンドリア

(

葉緑体 ゴルジ体

'

ミトコンドリア ゴルジ体

&

液 胞 ゴルジ体

%

葉緑体 液 胞

$

ミトコンドリア 液 胞

#

ゴルジ体 液 胞

"

(キ) (カ)

以下の生物a∼dのうちで,原核生物に分類されるものとして正しい も の は

15 である。

a クラミドモナス b 酵母菌

c 肺炎双球菌(肺炎レンサ球菌) d ユレモ

15 に対する解答群

" aのみ # bのみ $ cのみ % dのみ & a,bのみ ' a,cのみ

( a,dのみ ) b,cのみ * b,dのみ

! c,dのみ + a,b,cのみ , a,b,dのみ

(30)

以下の記述e∼hのうちで,植物と動物の細胞の特徴として正しいものは 16

である。

e 植物細胞の細胞膜のみが選択的透過性をもっている。

f 液胞は動物細胞に特有な構造であり,浸透圧の調節に関わる。

g 植物細胞は細胞壁で囲まれているが,動物細胞は細胞壁で囲まれていない。

h 中心体は被子植物の細胞では見られない。

16 に対する解答群

" eのみ # fのみ $ gのみ % hのみ & e,fのみ ' e,gのみ

( e,hのみ ) f,gのみ * f,hのみ

! g,hのみ + e,f,gのみ , e,f,hのみ

(31)

3) ある細胞から図Ⅱ−1と図Ⅱ−2で示す内外二重の膜で囲まれた細胞小器官を分離

した。

図Ⅱ−1 図Ⅱ−2

以下の記述i∼nのうちで,図Ⅱ−1の細胞小器官の特徴として正しいものは

17 であり,図Ⅱ−2の細胞小器官の特徴として正しいものは 18 であ

る。

i 発酵によって無機物からエネルギーを取り出す。

j 発酵によってグルコースからエネルギーを取り出す。

k 二酸化炭素と水から有機物を合成する。

l クロロフィル,カロテンやキサントフィルなどが含まれる。

m 細胞内で合成された物質を細胞外に分泌する。

n ヤヌスグリーン染色液で青緑色に染色される。

17 および 18 に対する解答群

(32)

+

植物の環境応答に関する以下の文章中の 19 ∼ 26 に最も適切なものを 解答群から選び,その番号または記号を解答欄にマークせよ。ただし,異なる番号の

に同じものを繰り返し選んでもよい。

1) 植物体から水が水蒸気となって蒸発する現象を蒸散という。蒸散には,気孔から行

われる蒸散と,葉の 19 を通して行われる蒸散とがある。

気孔の開閉に関わる環境要因の1つは,光である。一般に,気孔は暗いと(ア),

明るいと(イ)。もう1つの要因は,水である。植物が水不足になると 20 が

孔辺細胞に作用することで気孔は(ウ)。気孔をもっている植物は維管束をもってい

る。ゼニゴケ,イヌワラビ,ホウセンカのうちで維管束をもっている植物は 21

である。ここで,(ア)∼(ウ)の正しい組み合わせは 22 である。

19 および 20 に対する解答群

" オーキシン # サイトカイニン $ インドール酢酸

% ジベレリン & フロリゲン ' アブシシン酸

( ジャスモン酸 ) 胚 嚢 * 離 層 ! クチクラ層

, 小胞体 - 液 胞 . 葉 柄 / 形成層

0 茎 頂 1 さく状組織 2 海綿状組織 3 ゴルジ体

4 中心体

21 に対する解答群

" ゼニゴケのみ # イヌワラビのみ $ ホウセンカのみ % ゼニゴケ,イヌワラビのみ & ゼニゴケ,ホウセンカのみ

' イヌワラビ,ホウセンカのみ ( ゼニゴケ,イヌワラビ,ホウセンカ

22 に対する解答群

開 く 開 く

閉 じ %

閉じる 開 く

閉 じ $

開 く 閉じる

開 き #

閉じる 閉じる

開 き "

(ウ) (イ)

(33)

2) 気孔の開閉には光を感受するタンパク質が関与している。孔辺細胞の 23 が,

青色光を感知すると,いくつかの反応を介して 24 ポンプを活性化することで,

細胞(エ)の 24 を細胞(オ)へ輸送する。これによって,膜内外の電位差が

(カ)なると,特定のイオンチャネルが開き,大量の 25 イオンが細胞(キ)

へ流れ,浸透圧が(ク)し,気孔が開く。ここで,(エ)∼(ク)の正しい組み合わ

せは 26 である。

23 ∼ 25 に対する解答群

" リグニン # プロトロンビン $ フロリゲン

% カイネチン & フォトトロピン ' クリプトクロム

( フィトクロム ) 塩 素 * ナトリウム

! カルシウム + カリウム , リン酸

- プロトン . 硫 酸 / 炭 酸

0 マグネシウム

26 に対する解答群

上 昇 外

小さく 内

外 0

上 昇 外

大きく 内

外 /

低 下 外

小さく 内

外 .

低 下 外

大きく 内

-上 昇 内

小さく 内

外 ,

上 昇 内

大きく 内

外 +

低 下 内

小さく 内

外 !

低 下 内

大きく 内

外 *

上 昇 外

小さく 外

内 )

上 昇 外

大きく 外

内 (

低 下 外

小さく 外

内 '

低 下 外

大きく 外

内 &

上 昇 内

小さく 外

内 %

上 昇 内

大きく 外

内 $

低 下 内

小さく 外

内 #

低 下 内

大きく 外

内 "

(ク) (キ)

(カ) (オ)

(34)

+

骨格筋の収縮に関する以下の文章中の 27 ∼ 36 に最も適切なものを解 答群から選び,その番号または記号を解答欄にマークせよ。ただし,異なる番号の

に同じものを繰り返し選んでもよい。

1) ヒトが右腕で荷物をもち上げるとき,大脳皮質の 27 半球の運動野において

右腕を支配する神経が興奮する。この神経の興奮は,脊髄においてシナプスを介して

右腕を動かす 28 神経を興奮させ, 28 神経終末から神経伝達物質の

29 を神経と筋の接合部のシナプス間隙に放出させる。放出された 29

は,骨格筋の細胞膜に発現している 29 受容体に結合し,(ア)イオンを細胞

外から細胞内に流入させることで骨格筋細胞に活動電位を発生させる。この興奮によ

り筋小胞体から細胞質基質に遊離された(イ)イオンが(ウ)に結合すると,アクチ

ンフィラメントとミオシンフィラメントの相互作用が起こり骨格筋は収縮する。ここ

で,(ア)∼(ウ)の正しい組み合わせは 30 である。

27 ∼ 29 に対する解答群

" 上 #$%

& 前 ' 後 ( 感 覚 ) 介 在 * 交 感 ! 副交感 , 運 動

- アドレナリン . ノルアドレナリン

/ グルカゴン 0 チロキシン

(35)

30 に対する解答群

トロポニン ナトリウム

カルシウム 2

トロポミオシン ナトリウム

カルシウム 1

トロンビン ナトリウム

カルシウム 0

トロポニン カリウム

カルシウム /

トロポミオシン カリウム

カルシウム .

トロンビン カリウム

カルシウム

-トロポニン カルシウム

ナトリウム ,

トロポミオシン カルシウム

ナトリウム +

トロンビン カルシウム

ナトリウム !

トロポニン カリウム

ナトリウム *

トロポミオシン カリウム

ナトリウム )

トロンビン カリウム

ナトリウム (

トロポニン カルシウム

カリウム '

トロポミオシン カルシウム

カリウム &

トロンビン カルシウム

カリウム %

トロポニン ナトリウム

カリウム $

トロポミオシン ナトリウム

カリウム #

トロンビン ナトリウム

カリウム "

(ウ) (イ)

(36)

2) ウシガエルからひ腹筋に座骨神経をつけたまま取り出した神経筋標本(図Ⅳ−1)

を作製し,骨格筋の収縮反応を測定できる実験装置を用いて,ひ腹筋の収縮反応を観

察した。ひ腹筋の収縮は,図Ⅳ−1の矢印で示す位置で電気刺激を行うことで誘起し

た。図Ⅳ−2bに示すように,刺激幅(刺激の持続時間)0.5ミリ秒,刺激の強さ10

の電気刺激を1回行うと,収縮幅(収縮の持続時間)がおよそ100ミリ秒の単収縮が

見られた(図Ⅳ−2a)。次に,図Ⅳ−3bに示すように,0.5ミリ秒の刺激幅で,刺

激の強さを1から17まで1ずつ段階的に強くする電気刺激を,250ミリ秒の間隔でそ

れぞれ1回ずつ行い,収縮反応を観察したところ図Ⅳ−3aの結果を得た。この結果

から,最大収縮を誘起する最小の刺激の強さは 31 であることがわかった。ま

た,図Ⅳ−3bの矢印Aで示した強さの電気刺激は,座骨神経に含まれる 28

神経の約(エ)%に活動電位を発生させ,その興奮はひ腹筋に含まれる骨格筋細胞の

約(オ)%に活動電位を発生させると考えられる。骨格筋の収縮にはATPの分解に

より放出されるエネルギーが使用される。このエネルギーは単収縮の弛緩期(カ)で

ある。ここで,(エ)∼(カ)の正しい組み合わせは 32 である。なお,この

標本に図Ⅳ−2bで用いた電気刺激を繰り返し与えたとき,この標本において不完全

強縮を起こすことができる刺激頻度は1秒間に 33 回の範囲にあると考えられ

る。

電気刺激

ひ腹筋 座骨神経

骨 腱

100 50

0 5 10 15 20 100 50 0 a b 収 縮 の 強 さ 刺 激 の 強 さ

時間(ミリ秒)

100 50

0 5 10 15 20 a A b

収 縮 の 強 さ 刺 激 の 強 さ

時間(秒)

2 3 4

1 0

図Ⅳ−1

(37)

31 に対する解答群

" 1 # 2 $ 3 % 4 & 5 ' 6 ( 7 )*! 10 + 11 , 12 - 13 . 14 / 15 0 16 1 17

32 に対する解答群

にも必要 100

100 2

には不要 100

100 1

にも必要 50

100 0

には不要 50

100 /

にも必要 25

100 .

には不要 25

100

-にも必要 100

50 ,

には不要 100

50 +

にも必要 50

50 !

には不要 50

50 *

にも必要 25

50 )

には不要 25

50 (

にも必要 100

25 '

には不要 100

25 &

にも必要 50

25 %

には不要 50

25 $

にも必要 25

25 #

には不要 25

25 "

(カ) (オ)

(エ)

33 に対する解答群

(38)

3) 骨格筋を構成する筋繊維の細胞質に多数存在する筋原繊維を顕微鏡で観察すると,

しま模様(横紋)が見られる。この横紋は(キ)フィラメントであるアクチンフィラ

メントと(ク)フィラメントであるミオシンフィラメントが規則正しく重なり合うこ

とで形成されている。明るく見える明帯の中央は(ケ)膜で仕切られており,1つの

(ケ)膜から次の(ケ)膜の間をサルコメアと呼ぶ。筋収縮が起こると(コ)帯の長

さは変わらないが,(サ)帯の長さが短くなる。ここで,(キ)∼(サ)の正しい組み

合わせは 34 である。

長さ1.6µmのミオシンフィラメントと,(ケ)膜にフィラメントの一端が結合し

た長さ1.0µmのアクチンフィラメントで構成されている筋原繊維において,筋が弛

緩しているときのサルコメアの長さは3.4µmであった。このとき,サルコメアの長

さに対してアクチンフィラメントとミオシンフィラメントが重なっている部分の長さ

が占める割合は 35 %である。また,この筋繊維が収縮したときのサルコメア

の長さは2.2µmであったとすると,収縮した筋原繊維における個々の明帯の長さは

(39)

34 に対する解答群

明 暗

Z

太 い 細 い

0

暗 明

Z

太 い 細 い

/

明 暗

T

太 い 細 い

.

暗 明

T

太 い 細 い

-明 暗

I

太 い 細 い

,

暗 明

I

太 い 細 い

+

明 暗

A

太 い 細 い

!

暗 明

A

太 い 細 い

*

明 暗

Z

細 い 太 い

)

暗 明

Z

細 い 太 い

(

明 暗

T

細 い 太 い

'

暗 明

T

細 い 太 い

&

明 暗

I

細 い 太 い

%

暗 明

I

細 い 太 い

$

明 暗

A

細 い 太 い

#

暗 明

A

細 い 太 い

"

(サ) (コ)

(ケ) (ク)

(キ)

35 および 36 に対する解答群

(40)

$

皮膚の構造に関する以下の文章中の 37 ∼ 46 に最も適切なものを解答 群から選び,その番号または記号を解答欄にマークせよ。ただし,異なる番号の

に同じものを繰り返し選んでもよい。

1) ヒトやマウスを含む脊椎動物の皮膚は,一般に, 37 起源の表皮と 38

起源の真皮から構成されている。図Ⅴは,マウスの胎児における皮膚の構造を部分的

に図示したものである。

表皮では,同種の細胞が積み重なって存在しており,それらが細胞層として皮膚を

構成している。表皮の細胞層をつくる表皮幹細胞は,表皮の最下層(基底層)にのみ

存在している。それらは分裂し,片方は表皮幹細胞として基底層に残る。もう片方は

基底層を構成する他の細胞や隣接する上層の細胞へと分化し,それらは次々に,さら

に上層の細胞をつくる。

表皮

基底層

真皮

:表皮幹細胞

図Ⅴ

37 および 38 に対する解答群

(41)

2) 表皮を構成する細胞間の結合には,数種類のカドヘリンがはたらいていることが知

られている。カドヘリンの立体構造の維持には(ア)イオンが必須であることや,カ

ドヘリンは,(イ)種類の間で強く結合することも知られている。また,上皮組織の

細胞においては,隣り合う細胞どうしがカドヘリンを介して強固に結合している

39 と呼ばれる細胞接着構造が見られる。この 39 の構造には,細胞の

内側から中間径フィラメントが連結している。ここで,(ア)と(イ)の正しい組み

合わせは 40 である。

39 に対する解答群

! インテグリン " ギャップ結合 # コラーゲン

$ 細胞外マトリックス % 接着結合 & デスモソーム

' フィブロネクチン ( プロテオグリカン ) ヘミデスモソーム

40 に対する解答群

異なった ナトリウム

(

同 じ ナトリウム

'

異なった カルシウム

&

同 じ カルシウム

%

異なった カリウム

$

同 じ カリウム

#

異なった 塩 素

"

同 じ 塩 素

!

(42)

表皮幹細胞を含む幹細胞の種類の1つに胚性幹細胞(ES細胞)がある。一般に,

ヒトの胚性幹細胞は 41 から内部細胞塊を取り出して得られる細胞を用いて作

成される。

41 に対する解答群

! 未受精卵 " 2細胞期の胚 # 4細胞期の胚 $ 桑実胚 % 胚盤胞 & 原腸胚

' 神経胚 ( 尾芽胚 ) 胎 盤

3) 皮膚における表皮幹細胞の位置を確認するためにトランスジェニックマウスを用い

た以下の実験を行った。

【実験1】

表皮幹細胞のみではたらくプロモーターAに連結した蛍光タンパク質Gの遺伝子

を挿入したベクターを作製した。そして,このベクターを利用してトランスジェニッ

クマウスG(Gマウス)を作製した。

全ての細胞ではたらくプロモーターBに連結した蛍光タンパク質Rの遺伝子を挿

入したベクターを作製した。そして,このベクターを利用してトランスジェニックマ

ウスR(Rマウス)を作製した。

GマウスとRマウスを交配させ,プロモーターAに連結した蛍光タンパク質Gの

遺伝子とプロモーターBに連結した蛍光タンパク質Rの遺伝子をもつGRマウスを

(43)

【実験2】

Gマウス,Rマウス,GRマウスあるいは同じ系統の野生型マウスのそれぞれの胎

児の背中から皮膚を採取し,図Ⅴのような皮膚構造の観察に適した皮膚切片スライド

を作製した。そして,それぞれについて光学顕微鏡と蛍光顕微鏡を使った詳細な解析

を行った。ここで,蛍光タンパク質Gを発現する細胞は緑色,蛍光タンパク質Rを

発現する細胞は赤色,蛍光タンパク質GとRの両方を発現する細胞は黄色の蛍光を

発するものとする。

ただし,上記いずれの実験で作製したトランスジェニックマウスおよび交配で得ら

れたマウスは,体を構成する全ての細胞に導入したプロモーターと遺伝子をもち,プ

ロモーターがはたらくと連結している遺伝子が確実に発現し蛍光タンパク質がつくら

れるものとする。

実験1および2の結果,野生型マウスの皮膚では,光学顕微鏡下では図Ⅴのような

皮膚構造が確認できたものの,蛍光顕微鏡下では細胞の蛍光はまったく観察されな

かった。一方,Gマウスでは,(ウ)に(エ)色の蛍光を発する細胞があることを確

認でき,Rマウスでは,(オ)に(カ)色の蛍光を発する細胞があることを確認でき

た。また,GRマウスでは,(キ)に(ク)色の蛍光を発する細胞がまばらに存在す

ることを確認できた。これらの結果から,表皮全体が緑色の蛍光を発するマウスは,

42 ことがわかる。また,実験で用いたトランスジェニックマウスのうち,蛍

光タンパク質の発する色のみで表皮と真皮の境界がわかるマウスは, 43 こと

がわかる。ここで,(ウ)と(エ)の正しい組み合わせは 44 であり,(オ)と

(カ)の正しい組み合わせは 45 であり,(キ)と(ク)の正しい組み合わせは

(44)

42 および 43 に対する解答群

" Gマウスのみである

# Rマウスのみである

$ GRマウスのみである

% GマウスとRマウスのみである

& GマウスとGRマウスのみである

' RマウスとGRマウスのみである

( GマウスとRマウスとGRマウスである

) 存在しない

44 に対する解答群

黄 基底層の一部のみ

,

赤 基底層の一部のみ

+

緑 基底層の一部のみ

!

黄 真皮全体のみ

*

赤 真皮全体のみ

)

緑 真皮全体のみ

(

黄 表皮全体のみ

'

赤 表皮全体のみ

&

緑 表皮全体のみ

%

黄 皮膚全体

$

赤 皮膚全体

#

緑 皮膚全体

"

(45)

45 に対する解答群

黄 基底層の一部のみ

,

赤 基底層の一部のみ

+

緑 基底層の一部のみ

!

黄 真皮全体のみ

*

赤 真皮全体のみ

)

緑 真皮全体のみ

(

黄 表皮全体のみ

'

赤 表皮全体のみ

&

緑 表皮全体のみ

%

黄 皮膚全体

$

赤 皮膚全体

#

緑 皮膚全体

"

(カ) (オ)

46 に対する解答群

黄 基底層

*

赤 基底層

)

緑 基底層

(

黄 真 皮

'

赤 真 皮

&

緑 真 皮

%

黄 基底層を除く表皮

$

赤 基底層を除く表皮

#

緑 基底層を除く表皮

"

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