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ガイドライン対照表 3

赤太字は重要な相違 文科省旧ガイドライン(2006年8月8日)の

「対象とする不正行為」

東北大学2007年(3月1日)ガイドライン(東北大 学旧ガイドライン)の「対象とする不正行為」 本ガイドラインの対象とする研究活動は、文部科学省及

び研 究費を配 分する文部科 学省所管 の独立行政法 人の 競争的資金を活用した研究活動であり、本ガイドライン の対象とする不正行為は、発表された研究成果の中に示 されたデータや調査結果等の捏造と改ざん、及び盗用で ある。ただし、故意によるものではないことが根拠をもって 明らかにされたものは不正行為には当たらない。

①捏 造 存在 しないデータ 、研究結 果等を作成す るこ と。

②改ざん 研究資料・機器・過程を変更する操作を行い、 データ、研究活動によって得られた結果等を真正でない ものに加工すること。

③盗用 他の研究者のアイディア、分析・解析方法、デ ータ、研究結果、論文又は用語を、当該研究者の了解も しくは適切な表示なく流用すること。

本ガイドラインの対象とする不正行為は、発表さ れ た研究成 果の中 に示さ れたデー タや調 査結果 等の捏造 と改ざん、及び盗用である。ただし、 意 図し ない誤 謬や実 証困難 な仮説 など 、故意 によ る ものでは ないこ とが根 拠をもっ て明ら かにさ れたものは不正行為には当たらない。

(1)捏造 存在しないデータ、研究結果等を作 成すること。

(2)改ざん 研究資料・機器・過程を変更する 操作を行い、データ、研究活動によって得られた 結果等を真正でないも のに加工すること。

(3)盗用 他の研究者のアイディア、分析・解 析方法、データ、研究結果、論文又は用語を、当 該 研究者の 了解も しくは 適切な表 示なく 流用す ること。

「対象とする不正行為」(特定不正行為)

東北大学中間ガイドライン(2013年11月26日) 東北大学現行ガイドライン(2015年3月23日)

(1) 対象とする不正行為

研究活動の不正行為は「公正な研究活動のための東北大 学行動規範」に示されるが、本ガ イドラインの対象と する不正行為は、発表された研究成果の中に示されたデ ータや調査結果等の、次に掲げる捏造、改ざん及び盗用 である。ただし、意図しない誤謬や実証困難な仮説、 過誤 な ど 故 意に 基 づか な い行為 、 科 学的 見 解の 相 違 、研 究 分 野に おける一般慣行に よった行為、単なるデー タの 記載ミ スや錯誤による取り違えなどはこれに該当しない。

①捏造

存在しないデータ、研究結果等を作成すること。

②改ざん

研究資料・機器・過程を変更する操作を行い、データ、 研究 活動によ って得られた 結果等を 真正でないも のに 加工すること。

③盗用

他の研究者のアイディア、分析・解析方法、データ、研 究結果、論文又は用語を、当該研究者の了解若しくは適 切な表示なく流用すること。

(3)その他

上記(1)①から③の不正行為以外に、研究倫理の共通事 項からの著しい逸脱行為であって、不適切な研究行為と して審査委員会が大学として対応が必要であると判断 したものについては、本ガイドラインを準用して対応す

(1)対象とする不正行為

研究活動の不正行為は「公正な研究活動のための 東北大学行動規範」に示されるが、本ガイドライ ンの対象とする不正行為とは、投稿論文など発表 さ れた研究 成果の 中に示 されたデ ータや 調査結 果等の捏造、改ざん及び盗用である(以下「特定 不正行為」という。)。ただし、意図しない誤謬や 実 証 困 難 な 仮 説 、 過 誤 な ど 故 意 に 基 づ か な い 行 為、科学的見解の相違、 研究分野に おける一般慣 行に よった行為、単なるデータの記載ミスや錯誤に よる取り違えなどはこれに該当しない。

①捏造

存在しないデータ、研究結果等を作成すること。

②改ざん

研究資料・機器・過程を変更する操作を行い、デ ータ、研究活動によって得られた結果等を真正で ないものに加工すること。

③ 盗用

他の研究者のアイディア、分析・解析方法、デー タ、研究結果、論文又は用語を当該研究者の了解 又は適切な表示なく流用すること。

(3)その他

上記(1)①から③の特定不正行為以外に、研究者 と してわき まえる べき基 本的な注 意義務 を著し く怠ったことが疑われる等、研究倫理の共通事項 からの著しい逸脱行為があり、不正行為として審

(2)

2 / 4 ることができる。 査 委員会が 大学と して対 応が必要 である と判断

したものについては、本ガイドラインを準用して 対応することができる。

但し書き書きは次のように変更された。

赤字が時期的に1つ前のテキストの削除ないしは追加部分である

(1)文科省旧ガイドライン(200688日):

ただし、故意によるものではないことが根拠をもって明らかにされたものは不正行為には当たらない。 ↓

(2)東北大学2007年ガイドライン(2007年3月1日):

ただし、意図しない誤謬や実証困難な仮説など、故意によるものではないことが根拠をもって明らかにさ れたものは不正行為には当たらない。

(3)東北大学2013年ガイドライン(2013年11月26日):

ただし、意図しない誤謬や実証困難な仮説、 過誤など故意に基づかない行為、科学的見解の相違、研究分 野における一般慣行によった行為、単なるデータの記載ミスや錯誤による取り違えなどはこれに該当しない。 ↓

(4)文科省新ガイドライン(2014年8月26日): 但し書き書きそのものの削除

(5)東北大学2015年ガイドライン(2015年3月23日):

ただし、意図しない誤謬や実証困難な仮説、 過誤など故意に基づかない行為、科学的見解の相違、研究分 野における一般慣行によった行為、単なるデータの記載ミスや錯誤による取り違えなどはこれに該当しない。

東北大学2007年(3月1日)ガイドライン(東北大学 旧ガイドライン)「不正行為か否かの認定」

東北大学中間ガイドライン(2013年11月26日)「不 正行為か否かの認定」

調査委員会は、上記②ア)により被告発者が行う説 明を受けるとともに、調査によって得られた、物的・ 科学的証拠、証言、被告発者の自認等の諸証拠を総 合的に判断して、不正行為か否かの認定を行う。証 拠の証明力は、調査委員会の判断に委ねられるが、 被告発者の研究体制、データチェックのなされ方な ど 様 々 な 点 から 故 意 性を 判 断 す るこ と が 重要で あ る。[削除]なお、被告発者の自認を唯一の証拠とし て不正行為と認定することはできない。

被告発者の説明及びその他の証拠によって、不正行 為であるとの疑いが覆されず、故意によるものと推 定されるときは、不正行為と認定される。また、被 告発者が生データや実験・観察ノート、実験試料・ 試薬の不存在など、本来存在するべき基本的な要素 の不足により、不正行為であるとの疑いを覆すに足 る証拠を示せないとき(上記②イ))も同様とする。

ア)調査委員会は、客観的不正行為性および故意性 について認定し、その両者がともに認定される場合に、 不正行為と認定する。[追加]

イ)客観的不正行為性は、[主語変更]上記②ア)に より被告発者が行う弁明を受けるとともに、調査に よって得られた、物的・科学的証拠、証言、被告発 者 の 自 認 等 の 諸 証 拠 を 総 合 的 に 判 断 し て 認 定 さ れ る。なお、被告発者の自認があることまたは再現性 が証明できないことを[追加]唯一の根拠として客観 的不正行為性を認定することはできない。

ウ)故意性は、[主語変更]被告発者の証言、被告発 者の研究体制、データチェックのなされ方、その他 の諸事情の評価によって、故意によるものであると 強く推認されるときに認定される。[変更追加] エ)上記イ)ウ)の判断に関する証拠の証明力は、 調査委員会の判断による。ただし、 被告発者が生 データ、実験・観察ノート、実験試料・試薬等の不 存在等、本来存在するべき基本的な証拠を提出でき ない場合には、調査委員会において他の証拠との総

(3)

3 / 4 合的な検討に基づき、被告発者に不利な事実認定を 行うことができる。[変更追加]

「(特定)不正行為か否かの認定」

東北大学中間ガイドライン(2013年11月26日) 東北大学現行ガイドライン(2015年3月23日) ア)調査委員会は、客観的不正行為性および故

意性について認定し、その両者がともに認定さ れる場合に、不正行為と認定する。

イ)客観的不正行為性は、上記②ア)により被 告発者が行う弁明を受けるとともに、調査によ って得られた、物的・科学的証拠、証言、被告 発 者 の 自 認 等 の 諸 証 拠 を 総 合 的 に 判 断 し て 認 定される。なお、被告発者の自認があることま た は 再 現 性 が 証 明 で き な い こ と を 唯 一 の 根 拠 と し て 客 観 的 不 正 行 為 性 を 認 定 す る こ と は で きない。

ウ)故意性は、被告発者の証言、被告発者の研 究体制、データチェックのなされ方、その他の 諸事情の評価によって、故意によるものである と強く推認されるときに認定される。 エ)上記イ)ウ)の判断に関する証拠の証明力 は、調査委員会の判断による。ただし、 被告 発者が生データ、実験・観察ノート、実験試料・ 試薬等の不存在等、本来存在するべき基本的な 証拠を提出できない場合には、調査委員会にお いて他の証拠との総合的な検討に基づき、被告 発者に不利な事実認定を行うことができる。

ア)調査委員会は、客観的不正行為性および故意性につ いて認定し、その両者がともに 認定される場合に、特 定不正行為と認定する。意図しない誤謬や実証困難な仮 説、過誤など故意に基づかない行為、科学的見解の相違、 研究分野における一般慣行に よった行為、単なるデータの 記載ミスや錯誤による取り違えなどはこれに該当しない。 イ)客観的不正行為性は、上記②ア)により被告発者が 行う説明を受けるとともに、調査によって得られた、物 的・科学的証拠、証言、被告発者の自認等の諸証拠を総 合的に判断して認定される。なお、被告発者の自認があ る こ と ま た は 再 現性 が証 明 で き な い こ とを 唯一 の 根 拠 として、客観的不正行為性を認定することはできない。 ウ)故意性は、被告発者の証言、被告発者の研究体制、 データチェックのなされ方、その他の諸事情の評価によ って、故意によるものであると強く推認されるときに認 定される。

エ)上記イ)ウ)の判断に関する証拠の証明力は、調査 委員会の判断による。ただし、 被告発者が生データ、 実験・観察ノート、実験試料・試薬等の不存在等、本来 存在するべき基本的な証拠を提出できない場合には、調 査委員会において他の証拠との総合的な検討に基づき、 被告発者に不利な事実認定を行うことができる。

審査委員会の任務

東北大学中間ガイドライン(2013年11月26日) 東北大学現行ガイドライン(2015年3月23日) 審査委員会は、不正行為を行ったとする研究者・グ

ループ、不正行為の態様等、事案の内容が明示され、 かつ不正と主張する科学的合理的理由が示されてい る告発につき、告発書において不正として示された 内容が本ガイドラインが対象とする不正行為に該当 する疑いがあるものを受理する。」(東北大中間ガイ ドライン、6-(2)-②)

審査委員会は,特定不正行為を行ったとする研究者・グ ループ,特定不正行為の態様等,事案の内容が明示され, かつ不正と主張する科学的な合理性のある理由が示さ れている告発につき,告発書において不正として示され た内容が本ガイドラインが対象とする特定不正行為に 該当する疑いがあるものを受理する」(東北大現行ガイ ドライン、6-(2)-②)

東北大学現行ガイドラインの異常さ

(1) 重過失(「研究者としてわきまえるべき基本的な注意義務を著しく怠ったこと」)による研究不正行為は「特 定研究不正行為」だという規定がない。意識的に組み入れなかったのは明白。東大、京大、阪大、名大、 JSPSJSTは組み入れた。文科省はガイドラインの改訂に際し、F&Qを公表し、次のように述べた。「平成26 年度以前の予算における研究活動(その研究成果を平成27年度以降に発表した場合も含む。)による不正行為 は、新たなガイドラインの措置の対象とはなりません。ただし、配分機関等がそれぞれのルール等に基づき措置 を講じることを妨げるものではありません。」(http://www.mext.go.jp/a_menu/jinzai/fusei/1352820.htm)。上記 東大以下JSTは対応する規則を改定する際、適用年次の限定をしていない。

(2) 北大、九大は「重過失規定」をガイドラインに加えず、「対象とする不正行為」に、「(ただし、)故意によるも

(4)

4 / 4 のではないことが根拠をもって明らかにされたものは不正行為には当たらない」という規定を残した。東北大 はこの除外事項を、「ただし、意図しない誤謬や実証困難な仮説、過誤など故意に基づかない行為、科学的 見解の相違、研究分野における一般慣行によった行為、単なるデータの記載ミスや錯誤による取り違えなど はこれに該当しない」に代替した。この結果、東北大では、被告発者が、自らの責任で、告発された客観的不 正行為に「故意性」がないことを立証する、つまり告発された行為が、単なる「過誤」や「単なるデータの記載 ミスや錯誤による取り違え」であることを、科学的に根拠をもって立証し、疑惑を晴らす必要がなくなった。「客 観的不正行為」における「故意性」の有無は、根拠となる事実認識を含めて、審査委員会、進んでは調査委 員会の判断マターとなった。

(3) 「科学的見解の相違」を除外事項に含めた東北大は、われわれの次のような告発を門前払い(不受理に)にし た際、この事項を用いた。

「井上氏の疑惑論文では、析出する第2相の体積率が参照論文では算出根拠データが与えられている のに、全く同一の熱処理条件であるにも拘わらず、300%も上回って記載されている。告発対象論文では算出 根拠は与えられていない。このようなことは科学的にあり得ない。研究不正が疑われる」。これがその告発の 骨子だが、東北大学は、この告発を、単なる「科学的見解の相違」だとして、不受理扱いにした。詳細は別の 公開質問状を予定している。

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