≪事業の目的及び現在の取組み概要等≫
有 ・ 無 ※有の場合は事業概要を添付(委員会資料等)
新規・拡大事業を行うためには、今までやってきた取組みを検証し、成果や効果が低い事 務事業の終了も含めた「選択と集中」に努めることが不可欠です。
目標(誰(何)をどのよう な状態にしたいのか)
高齢者や障害者が安心して公共交通を利用できる環境にするため、低床式路面電車の運 行間隔が少なくとも30分程度となるよう、導入促進を図りたい。
課題(どういうことをする 必要があるのか)
「長崎市第四次総合計画」および「長崎市バリアフリー基本構想」において低床車両導入に よるバリアフリー化の推進を掲げているが、低床式路面電車は車両価格が高額であること や、事業者が車両導入などのコストを極力減らし、単一料金として日本一安い運賃で運行し ていることなどに起因し、導入率が著しく低い状況である。
≪事業の概要≫
事業の具体的内容 (対象、事業主体、事業
期間、総事業費、事業 費内訳等記載)
高齢者及び障害者等にやさしく、利用しやすい公共交通機関の整備を図るため、超低床式 路面電車を導入する軌道事業者に対して補助を行うもの。
【対 象】 超低床式路面電車 1編成 【事 業 主 体】 長崎電気軌道㈱
【事 業 期 間】 平成30年度 【総 事 業 費】 233,000千円
【事業費内訳】 ①国 77,650千円(1/3)(訪日外国人旅行者受入環境整備緊急対策事業)
②市 39,000千円(1/6) ③事業者 116,350千円(1/2) 【今後の予定】 平成33年度 1編成導入
現在、バリアフリー車両の運行間隔は路線バスが概ね7分であることに対 し、路面電車は概ね80分であることから、少なくとも30分以内となるよう、 超低床式路面電車を追加9両(累計14両)程度の導入促進を図りたい。 上記の問題点に対して
現在行っている事業の 有無
有 ・ 無 ※有の場合は事業概要を添付(委員会資料等)
当該新規・拡大事業を 行うにあたり、縮小・統
合・廃止する事業 個別施策の目的
(対象と意図)
対 象 意 図
市民が 充実された公共交通機関を利用している。
現状・問題点
高齢者や障害者などが路面電車を利用する際、既存車両では階段の上り下りが生じ負担が かかっているため、超低床式路面電車の導入が求められるが、車両価格が高額であること などから、現在、74両中5両しか導入されていない。
そのため、超低床式路面電車の運行頻度も低く、十分なサービスが提供できていない。 基本施策の目的
(対象と意図)
対 象 意 図
市民が 道路や公共交通機関を安全で快適に利用している。
個 別 施 策 E7-2 公共交通の利便性や安全性の向上を図ります 事 務 事 業 名 超低床式路面電車導入事業費補助金
基 本 施 策 E7 道路・交通の円滑化を図ります
都市計画課
編 成 区 分 当初 担当者・内線 谷口・3423
≪基本情報≫
業務量の増減 40時間増
整 理 番 号 34001
事務事業評価(事前)シート
提 出 日 平成29年11月15日評価対象年度 30年度 事業担当課
新 規
長崎電気軌道(株)が導入を予定している超低床式路面電車に対し、その購入費用の一部を補助しようとするもので あり、バリアフリー化の推進及び公共交通機関の利用促進に寄与するものと考えられるため、事業の実施は適当であ る。
ただし、事業実施に対する意見は次のとおり。
・訪日外国人受入環境整備の観点で、今後も県に対し継続的に補助を求めていくこと。 (2) 評価会議における指摘事項
評 価 結 果
(1)今後の事業の方向性と理由
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成果指標及び 目標値の説明
超低床式路面電車の導入台数が増えることで、高齢者及び障害者等はもとより、市民や観 光客の利用しやすさも向上することから、導入台数の累計を成果目標値とした。
成 果
(
活 動
)
指 標
指標(単位) 超低床式路面電車導入台数(累計)
年 度 平成30年度 平成31年度 平成32年度 平成33年度 平成34年度 目 標 値
財源名称 総 額
その他 一般財源
当 年 度 39,000 39,000
予 算 額
金額(千円) 国 県 地方債
市民等の参画と 協働のまちづくり (取組みに☑をし、
その内容を記載) 導入後には市民へ情報発信を行い、利用促進を図る。(現在、超低床式路面電車運行情報等提供サービスを提供中)
事 業 期 間 単年度 単年度繰り返し 期間限定 ( 年度~ 年度 )
一部不採択
所管案のとおり
企画不十分
事業規模縮小
企画不十分 不採択
採択 事業のやり方改善 事業規模拡大
事業統廃合 その他