食品産業４業種 食品廃棄物 増減要因 比較分析
長崎大学 環境科学部 学生会員 加藤伊織 長崎大学 環境科学部 非会員 川真 長崎大学 環境科学部 非会員 前 夢来 長崎大学 大学院水産 環境科学総合研究科 正会員 藤井秀道
1. 背景
国 い 2010 度 食品廃棄物 約1700 万 ン あ 食べ わ 廃棄処分さ い 食品 間500～800万 ンを占 い (農林
水産省, 2014)1) うし 状況を 日本政府 2007
食品 サ 法を改正し 食品小売業 食品廃棄物 サ 推進や食品 サ プ 構築 向 地理的条件 制約緩和を実施し い
食品廃棄物問 を考え 最 優先さ べ 食品廃棄物 発生抑制 あ 廃棄物 発生要因を明
発生抑制を推進し いく 非常 重要 あ 発生し 食品廃棄物を う 再生利
用を行う 資源 効利用 最終処
分量を削減 貢献 以 食品廃棄
物 発生抑制及び再生利用 豊 食生活 環境保全 を両立 重要 点 あ 影響を与え 要因を明 持続可能 社会 向 政 策立案 期待
一方 食品産業 食品製造 小売 外食 様々 業 種 関わ 立 食品廃棄物 発生 再生利 用 方法 各業種 活動 大 く影響を 図1 食品産業別 廃棄物発生量 再生利用率 推移を表し
あ 大量 食品を 扱う食品製造業 多く 食品廃棄物 発生し い そ 発生量 計画的 管理
再生利用率 高い 一方 小売業や外食 産業 廃棄物発生量 予測 難しい点や 発生 食 品廃棄物 多岐 渡 そ 分別 困難 あ 再 生利用率 低い傾向 あ
図 1 食品産業別の食品廃棄量及び廃棄物の再生利用率
2. 先行研究 目的
行わ 食品廃棄物 い 先行研究 を紹介 国内 食品廃棄物 発生量 着目し 研究 を行 例 し ホ 食品廃棄物処理 着目し
岡 金谷(2012)2)や 食料品 製造 流通 消費 者
間 食料静脈流通構造 着目し 食料廃棄 発生をコン
規定要因 分析を行 増谷(2014)3) 挙
し し 先行研究 食品廃棄 物 い 特定 業界 そ 流通 発生要 因 分析 さ 産業間 比較分析 行わ
い い
一方 図1 分 う 産業別 そ 発生 要因 差異 あ 各産業 い 食品廃棄物対策
組 課 異 明 あ そ
本研究 食品産業4業種 焦点を当 食品廃棄 物 発生要因 い 産業別 明 を目的
3. タ 分析手法
分析期間 2008 2014 7 間 し 食品 製造業 食品卸売業 食品小売業 外食産業を調査 対象 本分析 農林水産省 食品廃棄物等 発生 量及び再生利用等 内訳 食品廃棄量を 農林水産省
食品産業動向調査 生産 を 総務省統計局 人口 タを 得し 廃棄量 発生抑制 組 分 析を行 う タ し 食品需要量及び供給量 を用い 手法 望 しい タ 収集 困難 あ
代わ し 人口規模及び価格を実質化し 食品生 産 を用い
収集し タを基 Log Mean Divisia Indexを適用し
2008 を基準 し 変化率を求 手法 求 変化率を比較 各産業 食品廃 棄物 発生要因を分析 考察 食品廃棄物 発生要因 分解手法を式(１) 示
廃棄物発生量 = 廃棄物発生量 / 生産
× 生産 / 人口規模
× 人口規模 式(１)
右辺第1項 企業努力(抑制 組 結果) 第2項 食
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 16,000 18,000 20,000
2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014
製造 卸売 小売 外食 製造 卸売 小売 外食
(千トン)
(年)
VII-027 土木学会西部支部研究発表会 (2017.3)
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生活 右辺第3項 食料需要 規模 し 解釈 可能 あ 要因 廃棄物 変化を説明可能 あ
４ . 分析結果
本研究 分析結果を図2 図5 示 縦軸 2008 を基準 し 変化率(%)を表し い 棒 フ 各要 因 食品廃棄量 増減 与え 影響を表し い 棒 フ 正 あ 廃棄量を増や 影響を 負 あ 減 影響を与え 棒 フ 合計 食品廃棄量 変化率 を表 線 フ 数値 一致し い
図2 食品製造業 2010 廃棄物排出量 減少 程度 強く い 見え 2010
廃棄物処理法 排出事業者 責任 強化さ 影響し い 言え う 特 食品製造業 出 さ 廃棄物 産業廃棄物 し 処理さ 廃棄物 処理法 影響を強く い 考え
図2 食品製造業における廃棄物の発生要因の推移
図3 食品卸売業における廃棄物の発生要因の推移
図4 食品小売業における廃棄物の発生要因の推移
図3及び図４ 卸売業 小売業 2011 い 廃棄量 大 減少 見 要因 し 企業 削減
組 挙 2011 東日本大震災 影響し い 考え 震災 食品生産工場 被害 を 消費者 行動パタ ン 変化 買占
需要 供給 追い付 い いう現象 発 生し 食品廃棄量 大幅 削減 考え
一方 2011 2012 小売業 廃棄量 増加し い 震災 廃棄量 減少 一時 的 特殊的 あ 点 理 考え 2012 食品 製造工場 復旧 進 安定的 供給 可能
2010 2012 直線を引く 緩や 減少
見 2011 2012 廃棄量
増加 企業 廃棄物対策 後退し あ 言え い 考え
図5 外食産業 2009 2012 い 大 食品廃棄物 削減 見 要因 し 2007
12 食品 サ 法 改正 考え 改正
フ ンチャ チェ ン事業 全 店舗を一体 し
扱う う 報告対象外 あ 事
業所 廃棄量 申告を義務付 廃棄物 発 生抑制 組 を推進さ 考え
図5 外食業における廃棄物の発生要因の推移
5. 結論
本研究 食品産業4業種を対象 食品廃棄物 発生要因を明 し そ 比較を行 分析結果
全 産業 い 食品廃棄量 減少し そ 要因 企業 削減 組 あ 一方 各産業別 減少 傾向 異 食品 サ 法及び廃棄物処 理法 改正や東日本大震災 影響 異 影響を及ぼ し い 明
6. 参考文献
1) 農林水産省 食品 削減 向 ～ い いを 戻そう～ , 2013.
2) 岡瞳 金谷健 ホ 食品 サ 実
施実態 把握 ,土木学会論文集G,68号,40巻, p59‐ 69,2012
3) 増谷博昭 食料廃棄 食品 規定要因 関 マ
ン 視角 考察 ,中京ビ ネ ビュ ,10号, p89‐105, 2014.
-20% -15% -10% -5% 0% 5%
2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年
削減取り組み 食生活 規模 廃棄量の変化率
-40% -30% -20% -10% 0% 10% 20%
2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年
削減取り組み 食生活 規模 廃棄量の変化率
-15% -10% -5% 0% 5% 10%
2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年
削減取り組み 食生活 規模 廃棄量の変化率
-50% -40% -30% -20% -10% 0% 10%
2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年
削減取り組み 食生活 規模 廃棄量の変化率
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