流星群
星を観る会 勉強会 梅本啓央
三大流星群
「しぶんぎ座流星群」
「ペルセウス座流星群」
「ふたご座流星群」
流星と流星群
流星と流星群
流星(「流れ星」とも言う)とは、宇宙空間にある直径 1 ミリメートルから数セン チメートル程度のチリの粒が地球の大気に飛び込んできて、大気と激しく摩擦を起 こし、高温になると同時に光って見える現象である。
彗星はこのようなチリの粒を軌道上に放出している。チリの粒の集団は、それを放 出した彗星の軌道上に密集している。彗星の軌道と地球の軌道が交差しているとこ ろでは、チリの粒がまとめて地球の大気に飛び込んでくる。地球が彗星の軌道を横 切る日時はほぼ毎年決まっているので、特定の時期に特定の流星群が出現する。
このとき、地球に飛び込んでくるチリの粒は同じ方向からやってくる。それぞれの チリの粒はほぼ平行に地球の大気に飛び込んでくるので、それを地上から見ると、 その流星群に属している流星は、星空のある一点から放射状に飛び出すように見え る。流星が飛び出す中心となる点を「放射点」と呼び、放射点がある星座の名前で
「○○座流星群」と呼ばれる。
ふたご座流星群の放射点は、ふたご座 α 星(カストル)の近くにある。なお、放射 点が地平線付近にあるときは、ほとんど流星は出現しない。流星群の活動が同じだ と仮定すると、放射点の高度が高くなるにしたがって流星の出現数は多くなる。
ふたご座流星群
三大流星群のひとつ。
毎年ほぼ一定して、多くの流星が見られるという点
では、年間最大の流星群。
条件の良いときに観測すると、 1 時間に 100 個程度
の流星を数えることは珍しくない。
極大
12 月の上旬から流星が流れ始めると言われている。
12 月中旬に入って数が増加するが、極大を過ぎると
急に流星数が減る傾向にある。
極大は諸説あるが、 2009 年の場合は 12 月 14 日 9
時~ 16 時頃と、残念ながら日本では昼間である。
2009 年の極大期は、新月( 12 月 15 日)の直前で
あり、一晩中月明かりの影響を受けずにすむ。大変
好条件で観測できるでしょう。
見やすい時間帯
ふたご座にある放射点は、ほぼ一晩中夜空で見えて
いるので、夕方から明け方まで流れ星を見るチャン
スがある。
ただし、夕方の早い時間帯は放射点が低いので本格
的に流れるのは、およそ 21 時以降となるでしょう。
深夜の 2 時頃には、放射点がほぼ天頂に位置するた
め、流れ星が真上から降ってくるように見られる。
母天体
母天体は、フェートン( Phaethon ファエトンとも呼ばれる)とい
う名前の小惑星番号 3200 番の小惑星だと言われている。つまり、
ふたご座流星群の流れ星の元になる塵(ダスト)の由来が、この小
惑星であることになり、非常に古くには彗星として塵を放出してい
て、その後彗星活動を停止して小惑星になったとも推測されている。
しかし、まだその確証はとれていないのが現状。