■ 目前に迫る改憲の危機
総選挙で大幅な議席増を得た改憲勢力は、 7月の参 院選で議席の2/3以上を確保していよいよ憲法改定に 突き進もうとしています。自民、維新、みんなの党な どが、まず国会の改憲発議要件を緩和。その後、海外 派兵を禁止している九条など平和的・
民主的条項の改定に向かう 目論見です。
(出所:憲法改悪反対共同センター)
■ 憲法の役割をねじまげる96条先行改定
公表された自民党の改憲案では、国民が国家権力を 縛るという憲法本来の役割を、国民を規制するものに 変質させる意図が明らかです。(裏面参照)
憲法には、その時々の政府が国民を無視して勝手な 行動に走らないように、一般の法律より厳格な改定規 定が設けられています。日本で改憲が進まない理由と して96条が槍玉にあがっていますが 、何度も改憲され てきた米国やお隣の韓国なども改憲規定は日本以上 に厳格です。現憲法が改定されていないのは、国民が その必要性を認めてこなかったからなのです。
前回の総選挙で、与党は約40%の得票率で2/3以上の 議席を得ています。前々回の総選挙で大勝利した民主 党の得票率も4割台でした。96条を改定すれば、政権 交代ごとに憲法改定が試みられる事態もありえます。
■ 着々と進む海外派兵に向けた軍事大国化
改憲への動きの陰で、日本を海外の戦争に出兵させ る「集団的自衛権発動」の準備が進んでいます。
・動的防衛力を謳う機動力強化計画
・「武器輸出三原則」の緩和。(紛争国への輸出可能に)
・邦人救助を口実とした、陸上輸送部隊の海外派遣法
・米国のためのミサイル防衛網構築
・オスプレイやステルス戦闘機 F35の導入計画
・「敵基地攻撃能力」言及の新防衛大綱案 などなどからも、目が離せません。
■ 平和憲法を守るのが国民多数の意思
前号にも記しましたが、総選挙後の世論調査で『憲 法九条は変えない方が良い』『集団的自衛権行使反対』 が多数派でした。その後の議論の深まりの中で、96条 先行改定にも反対が過半数です。憲法に関する国会の 勢力地図は、国民世論とかけ離れています。
来る参院選は、憲法問題だけで投票するものではな いため、改憲勢力が2/3以上の議席を獲得する可能性 があります。でも
最後には 国民投票 があります。
平和憲法のおかげで、ベトナム戦争、湾岸戦争、イ ラク侵攻などへの派兵による加害・被害者にならずに 済みました。国際紛争をあくまで平和的手段で解決す るという立場で、日本が世界をリードしてゆくよう、
力を合わせて、憲法9条を守りましょう。
ストップ「96条改定→9条改定」
参院選で改憲勢力を抑え、国民投票で改憲阻止へ
平和憲法を守るために力を合わせましょう
山中比叡平 九条の会 会報
2013年 6月号 (Vol.8 、No.2)
発行: 山中比叡平九条の会 広報 メール: [email protected]
ホームページ入口: yamahi9j で検索
◎九条の会は、どなたでも自由に参加できます。◎次回運営委員会は7/25 19:30~於「やまびこ」。参加大歓迎。 5 月 12 日(日)大津市内で、県九条の会主催の
「憲法の集い」が開催されました。
会場一杯 480 名の参加者を前に、米倉斉加年氏が 子供のころのつらく悲しい戦争体験や平和への強 い思いを講演されました。
山中比叡平からも 14 名以上が参加しました。
自民党の憲法「改正」草案
■ 改憲発議要件の緩和: 衆参各院議員の2/3以上の賛成から、過半数の賛成へ
■ 憲法の役割の否定: 憲法尊重義務を公務員から、全ての国民に
■ 戦争への布石がいっぱい : 九条改定、国務大臣の文民規定改定、奴隷的拘束 (徴兵制)禁止の削除
■ 表現の自由制限: 「(政府が判断する)公益および公の秩序維持」での縛りを追加
(出所:プロジェクト 99% ) 読んでびっくり自民党「