第3期武蔵野市子どもプラン推進地域協議会(第1回)会議要録
○日 時 平成 24 年 11 月 19 日(月) 午後6時 30 分~午後8時
○場 所 武蔵野商工会館 市民会議室
○出席委員 網野委員、星野委員、加藤委員、平川委員、宇佐見委員、寺島委員、三
木委員、井原委員、小川委員、和田委員、荒川委員、松岡委員、飛山委
員、白鳥委員、佐藤委員、加藤委員、竹内委員
○事 務 局 子ども家庭部長、教育部長 他
1 開会
事務局より資料確認
2 委嘱状交付
3 市長挨拶
4 委員自己紹介
5 事務局等紹介
6 議事
(1)会長、副会長選出
委員の互選により、網野委員が会長に選出された。 会長の指名により、星野委員が副会長に選出された。
(2)協議会の運営案について
<事務局より資料1について説明、以下の討議が行われた。>
【委 員】会議の開始時間について、午後7時からとすることを検討していただけない
か。
【事 務 局】早い時間を希望される方と、遅い時間を希望される方がいる。その中間をと
り、午後6時 30 分を開始時間としている。
【委 員】本協議会は子どものための協議会であり、子育て中の委員もいらっしゃるこ
とを考えると、あまり遅い時間になるのは子どもにとっても負担になるので、
勘案いただければと思う。
【委 員】私自身も午後 7 時開始となるのはありがたいが、お子さんを預けて出席され
例えば開催場所が市役所になってしまうなど駅から遠い場合などは、事前に
諮ったうえで午後7時からとすることは可能ではないか。
【委 員】やむを得ない場合は、遅れることもあると思うが、急遽遅れた場合のために
当日の緊急連絡先を教えておいてほしい。
【事 務 局】緊急連絡先については、次回以降お知らせする。開催場所については、なる べく駅付近の公共施設とする。
【会 長】協議会の運営については、資料のとおりでよいか。
<委員了承>
(3)協議会の役割、スケジュールについて
<事務局より資料2~4について説明>
<資料の内容で委員了承>
(4)第三次子どもプラン武蔵野平成 23 年度実施状況への意見の取扱について
<事務局より資料7について説明、以下の討議が行われた。>
【委 員】昨年実施した平成 22 年度の実施状況に対するパブリックコメントより件数が
増えたということで、このような取り組みが周知されてきていると感じてい
る。引き続き取り組んでいただきたい。
保育園や小学校にも評価書を置いていただきたいというご意見があったが、
当団体では会報などで市のHPアドレスを案内している。しかし、まだ周知
が足りないようで工夫していきたい。あわせて市報やHPの記載方法につい
ては、トップページに大きく記載するなど、よりよい方法を検討していただ
きたい。
また、これは要望だが、例えば「あそべえコーディネーターの役割について、
具体的に何をしたか」というパブリックコメントに対して、「必要に応じアド
バイスや指導をした」という取扱方針がある。ここではどのようなアドバイ
スや指導を行ったか答えるべきだと思うので、今後、できる範囲で具体的に
記載してほしい。また、「認可保育所・認証保育所の整備」について、認定こ
ども園の設置や北町保育園の改修以外にも、引き続き検討していただきたい。
【事 務 局】評価の方法について、これまでは市でまとめた実施状況の評価を一旦本協議
会で示したのち、パブリックコメントを募集し、再度協議会で報告するとい
う流れだったが、次年度以降は、評価案の段階でパブリックコメントを募集
し、それを踏まえた上で協議会でご意見をいただき、最終的な評価を確定さ
せるという流れとしたい。
(5)第三次子どもプラン武蔵野重点的取組等の平成 24 年度上半期実施状況について
<事務局より資料8について説明、以下の討議が行われた。>
【委 員】幼児教育振興研究委員会には、保育所の園長もしくは職員は参加しているか。
また、家族ふれあい自然体験事業を隔年実施とした理由な何か。さらに、認
可保育園における食糧備蓄に関連して、幼稚園における食糧の備蓄状況や、 行政によるそれに対する対策、手当等があればお教えいただきたい。
【事 務 局】家族ふれあい自然体験事業は、受益者や効率性、事業の実施主体等の総合的
な観点から、事務事業の見直し対象になっている。一方、災害時における友
好都市のつながりは重要で、事業を通じた友好関係は必要だろうと思われる
ため、類似事業である長期の自然体験事業については、隔年実施とすること
とした。
幼児教育振興研究委員会については、幼児教育の振興と市の関与に関する基
本的な考え方に関する論議になっており、現場職員は入っていない。
幼稚園における食糧備蓄等については、関係する委員より、何かあればお伺 いしたい。
【委 員】幼稚園における備蓄については、東京都から補助金をいただいて進めている
が、スペースの関係で備蓄用の倉庫を園庭に設置できない等の理由があり、
思うように進んでいない現状がある。倉庫の設置についても、来年度は補助
が受けられるが、原資を出す余裕がない場合もあり、対応に苦慮している。
【委 員】幼児教育振興研究委員会については、「保育園における幼児期の教育」と記載
されていることから気になった。今後は保育園の現場職員も参加できるよう
な機会を検討してほしい。
食糧備蓄に関連して、次回までに、市内に点在する備蓄倉庫の場所と、幼稚
園・保育園・学校等の災害時に子どもが一定期間とどまる可能性のある場所
の両方を示す市の全体図を用意していただきたい。自園で用意できなくても、
近くに市の備蓄倉庫があれば、何らかの対策がとれるのではないか。
【事 務 局】保育所・幼稚園等での備蓄食糧と、市の備蓄倉庫の備蓄食糧は、若干機能が
異なるため、分けて考える必要がある。資料はお示しできると思うが、備蓄
食糧の振り分け方については、防災計画全体の話になるので、ご了解いただ きたい。
【委 員】重点的取組7の情報発信の充実について、24 年度の予定欄に「緊急時に有効
な緊急連絡配信システムを構築する」とあるが、東日本大震災時はメールが
使用できず、どうすればよいのか分からなかった。メールだと情報が来ない
ということも考えられるが、どのようなシステムを構築するのか伺いたい。
【事 務 局】メールでのシステムを構築予定である。震災時は、システムがなかった学校
もあったので、電話やホームページへの掲載等で対応した。システム構築と
は別にマニュアルも整備しており、震度にもよるが、学校が責任を持ってま
定めている。それらの周知徹底を図っていきたい。
【委 員】学校緊急メールは、現在非常に役立っているが、震災時には全く活用できな
かった。震災時の教訓を基に新しいシステムやマニュアルを構築していると
ころだと思うが、またいつ震災が起きるか分からないので、細やかな情報提
供をしていただきたい。
【委 員】桜堤地区における児童数増加に対する対応について、所管は教育企画課とな
っているが、学童クラブについても考慮していただきたい。
【事 務 局】学童クラブについても考慮する。
【委 員】認可保育園における食糧備蓄について、東京都では帰宅困難者に対応するた
めに3日間分の食糧を備蓄するよう事業者へ呼びかけている。資料8では2
日分となっているが、その算出根拠を教えていただきたい。
【事 務 局】東日本大震災時の状況、現場職員の意見を踏まえ決めている。実際に東日本 大震災時は、一番遅い児童で翌日の朝まで預かっていたため、少なくとも2
日間は確保すべきと考えた。今後、地域防災計画の見直しの中でも検討して
いく。
【事 務 局】東京都の方針を念頭に置きながら、市独自に防災計画を見直している。実態
と照らし合わせた対応としたい。また、市内にいる帰宅困難者は5万人を超
えるとの推計がでており、防災計画全体の話と、所管する各施設を摺合せな
がら実態に合った計画を立てていく。
【委 員】東京都の状況も考慮していただければと思う。
【委 員】保護者としてはすぐに迎えに行きたいところだが、状況によっては自分の身
が危なかったり、迎えに行けても自宅に帰ることが危険だったりする場合が
ある。幼稚園についても、東京都からは3日分の食糧備蓄が必要ということ
を言われており、保護者が迎えに来れない状況だった場合は、命がけで子ど
もを守るという覚悟は決めている。一方、スペースの問題等で備蓄が進んで
いない状況があった場合に、どのようなフォローをいただけるか、新しい課
題が生まれている。保護者への連絡方法については、そのようになったとき は、メール等は使えない可能性があるので、安全を確認しつつ迎えにきても
らうしかなく、その周知を図るべきだろう。
【委 員】保育所等が避難所として指定された場合、一般に開放される。そうすると、
備蓄等で在籍園児との兼ね合いの課題がある。すべての園が火災等に耐えら
れる倉庫に備蓄をしているわけではないが、避難所となった場合でも、各園
でなんとか対応できるよう、研修等にも参加し、覚悟をもって取り組んでい
る。
7 報告事項
8 その他
【事 務 局】会議要録については、まとまり次第送付する。修正があればご連絡いただき
たい。修正後、市ホームページで公表する。
次回会議は3月を予定している。