平成22年3月
目
次
Ⅰ 計画の基本的な考え...1
1 計画の趣旨...1
2 計画期間...1
3 計画の性格と役割...1
4 計画の策定体制...2
Ⅱ 交流定住に関する現状...3
1 人口構造の変化...3
⑴ 人口の減少...3
⑵ 少子高齢化の進行(自然動態)と若者の市外流出(社会動態)...4
⑶ 生産年齢人口の減少...5
⑷ 就業人口の変化...5
⑸ 就業・通勤者の流入出状況...7
2 本市の特性...8
⑴ 豊富な地域資源...8
⑵ 個性的な企業等の存在...8
3 社会情勢の変化...8
⑴ 少子高齢化の進展による地域活力の衰退...8
⑵ 個人の価値観の多様化...9
⑶ 団塊世代の大量退職...9
⑷ 観光動態等について...9
⑸ 地方分権の推進による地域主体の事業展開(定住自立圏構想)...10
Ⅲ 交流定住促進アンケートの調査結果等...11
1 調査の目的...11
2 調査要領...11
3 調査結果等...11
4 移住者アンケート...13
Ⅳ 交流定住促進の主要課題と推進体制...14
1 基本的な考え方...14
2 「市民が主役 わたしのふるさと かんおんじ~人・文化・自然 いきいき輝く 元 気都市~」実現のために...15
3 推進体制...16
Ⅴ 主要課題への施策について...17
2 施 策 体 系...17
3 主要施策...18
⑴ 観光・交流対策...18
⑵ 産業振興及び雇用対策...21
⑶ 住環境対策...24
⑷ 子育て等対策...26
⑸ 人づくり対策...29
Ⅵ 最優先課題への施策について...33
1 交流定住促進施策の展開...33
2 メインターゲットに対する定住促進施策について...33
⑴ メインターゲットの設定...33
⑵ メインターゲットの考え方...33
⑶ メインターゲットに対する定住促進重点施策...33
Ⅶ 最優先課題の計画推進のために...35
1 計画を推進するための施策の考え方...35
2 施策推進スケジュール...35
⑴ 一期計画...35
⑵ 二期計画...36
3 計画の推進による成果目標...37
⑴ 成果目標の考え方...37
資料...39
観音寺市交流定住促進計画策定の経緯...39
観音寺市交流定住促進会議委員名簿(敬称略)...40
観音寺市交流定住促進本部設置要綱...41
Ⅰ
計画の基本的な考え
1 計画の趣旨
本市は、平成17年10月に観音寺市、三豊郡大野原町及び三豊郡豊浜町が合併し、 新「観音寺市」として生まれ変わりました。平成20年3月に新市建設計画を包含し た観音寺市総合振興計画を策定し、これを指針としてまちづくりを進めているところ です。総合振興計画においては、今後のまちづくりの主要施策として、「交流人口の 拡大」と「若年層等の定住」の着実な推進を掲げています。
近年、地方では就職機会の減少などの社会的要因による人口流出、少子化によって 出生数が減少する一方で死亡数が増加するという自然要因による人口減少などがあ いまって少子高齢化が進行し、地域産業の停滞や地域活力の低下を招いています。
また、都市生活者のスローライフへの関心の高まりや田舎暮らし志向への転換、価 値観の多様化などにより、U・J・Iターン者が地方に定住するケースが見受けられ ます。
人口減少社会には構造的な課題が山積しているため、それに関する根本的な解決は 一朝一夕にはできません。本市では、その解決の足掛かりとして、地域資源の活用、 芸術文化の振興を図り、本市の魅力を全国に発信することにより、観光客等による交 流人口の拡大とともに、地域への継続的な賑わいの創出に努めているところです。こ れを定住への第一段階と捉え、さらに必要な施策を講じることにより、実際に住み続 ける定住へとつなげていきたいと考えています。
定住を着実に促進するため、子育て支援、住環境、雇用状況など、市内の様々な現 状を把握するなかで、交流人口の増加策とあわせて市民と共に議論し、その進むべき 方向と行政施策を明らかにした総合的な交流定住促進計画を策定することとしまし た。そして、国の提唱する定住自立圏構想に基づく施策と整合性を図りながら、それら の施策を講じることで、「交流人口の拡大」と「若年層等の定住」を実現し、団塊の 世代の受け入れと併せて人口減少に歯止めをかけることにより、持続可能なまちづく りを通して活力あるまち“観音寺市”の発展につなげていきます。
2 計画期間
計画期間は、平成22年度(2010年度)から平成 26年度(2014年度)までの5年 間とし、観音寺市への観光客等による交流人口の増加策、実際に住み続ける定住対策 を講じます。
なお、社会環境の変化や住民のニーズなどに対応して、必要に応じて計画の見直し を行います。
3 計画の性格と役割
画と位置づけ、既存の各種行政計画等との整合性を図るとともに、関係する市民団体 等との連携が図れるよう配慮しながら、交流定住人口の拡大に向けての基本方針と施 策展開の方向性を明らかにするものです。
また、総合振興計画における基本構想の目指すべき人口規模は 60,000 人(平成 29 年度)を維持することとしております。現在、全国的に人口が緩やかに減少するとい う予測の中、本市もその傾向にあり、人口の減少に歯止めをかける施策が強く求めら れています。このため、計画に基づく事業については、交流定住促進のための重点プ ロジェクトとして、年次別スケジュールを設定して積極的な推進を図ります。
4 計画の策定体制
⑴ 観音寺市交流定住促進本部(以下「促進本部」という。)及び観音寺市交流定 住促進会議(以下「促進会議」という。)において策定します。
⑵ 促進本部に観音寺市交流定住促進本部研究会(以下「研究会」という。)を設 置し、具体的な調査・検討を行い、計画原案の作成にあたります。
【本部長】副市長 【副本部長】政策部長
【本部員】総務部総務課長 経済部農林水産課長 教育部教育総務課長 経済部商工観光課長 教育部学校教育課長 市民部市民課長 教育部生涯学習課長
建設部建設課長 教育部市民スポーツ課長 健康福祉部子育て支援課長 建設部建築課長
健康福祉部高齢介護課長 建設部監理課長 水道局監理課長 健康福祉部健康増進課長 建設部都市整備課長
【会 長政策部企画課長
【研究員】(政策部) (経済部) (教育部) 企画課情報統計係長 農林水産課農林係長 教育総務課庶務係長 (市民部) 農林水産課水産係長 学校教育課指導係長 市民課市民生活係長 商工観光課商工係長 生涯学習課生涯学習係長 (健康福祉部) 商工観光課観光係長 市民スポーツ課スポーツ振興係
長 子育て支援課児童福祉係長 (建設部) (水道局) 高齢介護課高齢者福祉係長監理課住宅係長 監理課庶務係長 健康増進課保健係長 都市整備課都市計画係長
※ 計画策定後は、定住促進本部及び研究会を定住促進母体と位置づける。 都市整備課企業立地推進係長
観音寺市交流定住促進計画策定体制
連絡調整
連絡調整
連絡調整
促進本部(18人) 部長会
市長
促進本部研究会(18人)
事 務 局 (政策 部企画課)
観音寺市交流定 住促進会議
パブリックコメ ントの実施など 市民意識の把握
市民
Ⅱ
交流定住に関する現状
1 人口構造の変化 ⑴ 人口の減少
本市の人口は、平成2年の 68,436 人から、平成 21 年には 63,339 人へと 5,097 人の減少となっており、ここ 19 年間における人口は減少傾向にあります。国勢調 査などの結果を年齢別に見ると、14 歳以下の年少人口比率は平成2年の 18.4%か ら平成 21 年には 13.2%へ減少、一方、65 歳以上の老年人口比率は、平成2年の 17.5%から平成 21 年には 27.9%と増加しており、少子高齢化の傾向は本市におい ても例外ではありません。また、世帯数は、平成2年の 19,682 世帯から平成 21 年 の 22,519 世帯へ増加し、1世帯当たり人数は、平成2年の 3.48 人から平成 21 年 の 2.81 人となっており、核家族化や高齢者の独り暮らしなど世帯の形態が多様化 している様子がうかがえます。 (参照:表Ⅱ-1・Ⅱ-2、図Ⅱ-1)
観音寺市総合振興計画では、過去の人口推移を踏まえ人口推計を行ったところ、
平成 29 年度には 59,350 人程度になると予測されています。
【表Ⅱ-1】
○人口と世帯数の推移
世 帯 数 1世帯当たり
(世帯) 総 数 男 女 人 数
平成2年 19,682 68,436 32,577 35,859 3.48
平成7年 20,486 67,542 32,197 35,345 3.30
平成12年 21,393 66,555 31,726 34,829 3.11
平成17年 21,941 65,226 31,096 34,130 2.97
平成18年 22,156 64,506 30,767 33,739 2.91
平成19年 22,259 64,057 30,505 33,552 2.88
平成20年 22,322 63,589 30,288 33,301 2.85
平成21年 22,519 63,339 30,160 33,179 2.81
※各年10月1日現在
人 口 (人)
資料:平成2、7、12、17年は国勢調査報告、以外は香川県人口移動調査報告
【図Ⅱ-1】
年齢3区分別人口の推移( 総数)
18.43%
13.81%
13.44%
13.32%
13.19%
64.04%
60.28%
59.54%
59.24%
58.94%
17.53%
25.91%
27.02%
27.44%
27.87%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
平成2
17
19
20
21
年少人口(0~14歳) 生産年齢人口(15~64歳) 老年人口(65歳以上)
【表Ⅱ-2】
年
項目 H17-H24 H24-H29
65,226 62,500 60,000 △ 0.61 △ 0.81 年少人口 9,005 7,840 7,040
(14歳以下) (13.8) (12.5) (11.7) 生産年齢人口 39,296 36,230 33,390 (15~64歳) (60.2) (58.0) (55.7) 老年人口 16,893 18,430 19,570 (65歳以上) (25.9) (29.5) (32.6)
21,941 22,330 22,310 0.25 △ 0.02 2.97 2.80 2.69 - -総 人 口
世 帯 数 一世帯当人数
○総合振興計画における人口の推移と目標
年平均伸び率 平成17年 平成24年 平成29年
1.25 1.21 (単位:人、人/世帯、%)
△ 1.95 △ 2.13
△ 1.15 △ 1.62
⑵ 少子高齢化の進行(自然動態)と若者の市外流出(社会動態)
本市の人口減少の要因のひとつである少子化は、晩婚化や未婚化、若者の市外流 出による親となる世代の減少、子育てと仕事との両立への負担などが複雑に絡み合 っていると考えられます。一方、高齢化を反映するように、死亡数が出生数を大き く上回り、年間平均 250 人程度の自然動態による人口の減少が続いています。
【表Ⅱ-3】
○人口の動態
(単位:人)
区分 人口増減
出生 死亡 自然増減 転入 転出 社会増減
平成18年 472 767 △ 295 1,759 2,184 △ 425 △ 720
平成19年 541 740 △ 199 1,867 2,117 △ 250 △ 449
平成20年 481 750 △ 269 1,680 1,879 △ 199 △ 468
平成21年 471 713 △ 242 1,891 1,899 △ 8 △ 250
資料:香川県人口移動調査報告書(前年10月~当年9月)
自然動態 社会動態
⑶ 生産年齢人口の減少
生産年齢人口は平成2年の 43,826 人から平成 21 年には 37,310 人と 6,516 人の
減となっており、生産年齢人口においても自然動態や社会動態を反映し減少傾向に
あります。
【表Ⅱ-4】
○年齢3区分別人口の推移
総 数 男 女 総 数 男 女 総 数 男 女
平成2年 12,612 6,533 6,079 43,826 21,270 22,556 11,993 4,772 7,221
平成7年 11,110 5,735 5,375 42,566 20,878 21,688 13,859 5,579 8,280
平成12年 10,028 5,144 4,884 40,829 20,134 20,695 15,698 6,448 9,250
平成17年 9,005 4,609 4,396 39,296 19,480 19,816 16,893 6,986 9,907
平成18年 8,766 4,510 4,256 38,605 19,155 19,450 17,103 7,081 10,022
平成19年 8,605 4,435 4,170 38,122 18,919 19,203 17,298 7,130 10,168
平成20年 8,465 4,367 4,098 37,650 18,692 18,958 17,442 7,208 10,234
平成21年 8,352 4,305 4,047 37,310 18,511 18,799 17,645 7,323 10,322
※各年10月1日現在
※年齢不詳を除く
老年人口(65歳以上) (単位:人)
年
資料:平成2、7、12、17年は国勢調査報告、以外は香川県人口移動調査報告
年少人口(0~14歳) 生産年齢人口(15~64歳)
⑷ 就業人口の変化
平成 7 年の国勢調査結果では就業者数 36,375 人で、第1次産業 5,765 人(15.9%)、
第2次産業 13,316 人(36.6%)、第3次産業 17,259 人(47.5%)でした。平成 17
年の国勢調査結果では就業者数 33,503 人で、第1次産業 4,482 人(13.5%)、第2
業人口が減少傾向にあります。また、医療・福祉などに関連したサービス業は増加
傾向にあり、第 3 次産業が過半(53.0%)を占める結果となっています。
【図Ⅱ-2】
産業(3部門)別就業者割合の推移
(13.5) (15.9)
(25.9)
(50.8)
(33.5) (36.6)
(32.3)
(19.9)
(53.0) (47.5)
(41.8) (29.3)
0% 20% 40% 60% 80% 100%
平成17年 平成7年 昭和50年 昭和30年
第1次産業 第2次産業 第3次産業
⑸ 就業・通勤者の流入出状況
本市の就業・通勤者の流入出状況は、市外流出 9,008 人、市内流入 9,243 人とな っており、市内流入が多くなっている状況ですが、特に三豊市、四国中央市への就 業者の流出が顕著な状況にあります。
【表Ⅱ-5】
市外流出 市内流入
就業・通学者
9,008
9,243
□市外流出状況
15歳以上就業者 15歳以上通学者
高松市 739 592 147
丸亀市 763 669 94
坂出市 270 240 30
善通寺市 503 379 124
三豊市 4,288 3,692 596
宇多津町 171 120 51
多度津町 380 343 37
琴平町 136 127 9
その他 186 176 10
県内合計 7,436 6,338 1,098
15歳以上就業者 15歳以上通学者
四国中央市 1,304 1,301 3
その他 268 211 57
県外合計 1,572 1,512 60
□市内流入状況
15歳以上就業者 15歳以上通学者
高松市 196 190 6
丸亀市 579 571 8
坂出市 111 110 1
善通寺市 334 330 4
三豊市 6,029 5,197 832
宇多津町 45 43 2
多度津町 225 218 7
琴平町 55 54 1
その他 311 308 3
県内合計 7,885 7,021 864
15歳以上就業者 15歳以上通学者
四国中央市 1,006 993 13
その他 352 348 4
県外合計 1,358 1,341 17
※平成17年度国勢調査
県内 総数
県外 総数
総数 県内
2 本市の特性 ⑴ 豊富な地域資源
四国のほぼ中央に位置し、四国 4県の境界地にあります。また、高松自動車道、 国道 11 号、国道 377 号、JR 予讃線によって、広域幹線交通軸が形成されているほ か、市内には大野原インターチェンジがあり、四国横断自動車道と四国縦貫自動車 道が交差する川之江ジャンクションに近接するなど、本市は広域交通の要衝に位置 しています。このような恵まれた交通・立地条件に加えて、四国は一つ、道州制導 入等の近年の動向からみて、今後一層の発展が期待されるまちです。また、海の青、 山の緑が輝く豊かな自然に恵まれ、気候は温暖で災害も少ないまちです。
そして市内には四国八十八箇所霊場の 2 つの札所があり、伝統的な「太鼓台」や 名勝琴弾公園、銭形砂絵、重要文化財豊稔池堰堤などの今に息づく貴重な歴史文化 資源が多くあります。本市では、このような伝統が受け継がれており、また、文化 芸術活動を活発に行うなど、文化豊かな個性あるまちづくりを進めています。
産業面では、豊かな自然を生かし、レタス、たまねぎなど、県内でも有数の農業 生産拠点を形成しているほか、海の幸を生かした漁業や水産加工業も盛んです。ま た、恵まれた立地条件を生かし、多くの企業誘致や商業集積の推進など、多様な産 業形成に努めています。
⑵ 個性的な企業等の存在
財団法人阪大微生物病研究会は現在、観音寺研究所で年間 500 万から 600 万人分 の季節性インフルエンザワクチンなどの各種ワクチンを製造しています。2013 年 稼動予定の新工場が建設されると、製造能力は現在の約10倍となり、国内最大級 のワクチン工場になると言われています。さらに、紙おむつ等を製造するユ ニ ・ チ ャ ー ム 株 式 会 社 、 炭素製品等を製造する東洋炭素株 式 会 社 、冷凍調理食品 等を製造するテーブルマーク株式会社、ボイラー等を製造する株式会社サムソンな どの企業を中心に、新規雇用の創出と地域経済の活性化が図られることと期待され ています。
3 社会情勢の変化
⑴ 少子高齢化の進展による地域活力の衰退
⑵ 個人の価値観の多様化
社会情勢の変化や個々の価値観が多様化するなか、都市とは違う豊かさを求めて、 恵まれた自然環境の中で生活するスローライフや田舎暮らし志向等、物質的な豊か さより精神的な豊かさを求めるという都市生活者のニーズが高まりを見せていま す。また、定住に至らないまでも、週末移住や季節移住など都市と地方の二地域居 住を始めたり、定年後のセカンドライフを故郷で暮らそうと考える団塊世代の人の 動向が注目を集めており、グリーン・ツーリズム等による受け入れ体制の整備が期 待されています。
本市総合振興計画の策定にあたり実施した市民意識調査では、今後も市内に“住 み続けたい”と“どちらかというと住み続けたい”とする回答比率は合わせて 79.2% でした。しかし20歳代では56.2%、30歳代では64.7%と若い世代ほど定住意向 が低くなっています。
これらの結果から、若年層の定住対策の必要性が見てとれます。
⑶ 団塊世代の大量退職
「団塊の世代」は、昭和 22 年から昭和 24 年にかけて戦後の第1次ベビーブーム に生まれた世代であり、約 680 万人いるといわれ、日本の人口の約5%を占めてい ます。「団塊の世代」の大量退職は、雇用や社会保障の問題など社会に様々な影響 を与えており、平成19年からこの世代の退職が始まっています。これらの人々は その時代背景から価値観が多様であり、移住などのライフスタイルを転換すると考 えられ、移住関連ビジネスの創出等、地域経済に大きな影響を与えると推測されま す。このようなことから、本市においても地域活性化が期待できる団塊世代のU・ J・Iターン者を定住のターゲットに受け入れを考える必要があります。
⑷ 観光動態等について
【表Ⅱ-6】
前年比 前年比 前年比 17年比
250 270 108.0% 272 100.7% 301 110.7% 120.4%
5 17 340.0% 4 23.5% 4 100.0% 80.0%
4 4 100.0% 5 125.0% 5 100.0% 125.0%
45 45 100.0% 45 100.0% 47 104.4% 104.4%
20 20 100.0% 20 100.0% 18 90.0% 90.0%
88 90 102.3% 40 44.4% 93 232.5% 105.7%
122 116 95.1% 112 96.6% 122 108.9% 100.0%
4 8 200.0% 8 100.0% 10 125.0% 250.0%
66 67 101.5% 67 100.0% 70 104.5% 106.1%
30 26 86.7% 16 61.5% 20 125.0% 66.7%
5 4 80.0% 4 100.0% 7 175.0% 140.0%
30 30 100.0% 30 100.0% 30 100.0% 100.0%
50 50 100.0% 50 100.0% 48 96.0% 96.0%
719 747 103.9% 673 90.1% 775 115.2% 107.8%
資料:市商工観光課
平成20年度
(単位:千人)
平成18年度 区 分 平成17年度
平成19年度
琴弾公園
世界のコイン館
郷土資料館
ちょうさ会館 雲辺寺ロープウェイ
豊稔池堰堤
萩原寺
スノーパーク雲辺寺
合 計 有明浜海水浴場
粟井あじさい祭り
銭形まつり
豊浜町一の宮海水浴場
豊浜ちょうさ祭
⑸ 地方分権の推進による地域主体の事業展開(定住自立圏構想)
平成12年4月の地方分権一括法の施行により、地方自治体はあらゆる面におい て、自主的で個性あるまちづくりを推進することが求められています。また、行財 政能力の向上や新たな行財政推進体制づくりが求められています。
本格的な地方分権の時代を迎えた今、人口減少社会の到来や地方分権改革の進展な どの社会情勢の変化を踏まえ、地方自治体と住民等の協働により地域活力を高める取 り組みが重要となります。さらに、安心して暮らせる地域を各地に形成し、地方圏か ら三大都市圏への人口流出を食い止めるとともに、三大都市圏の住民にもそれぞれの ライフステージやライフスタイルに応じた居住の選択肢を提供し、地方圏への人の流 れを創出する定住自立圏構想への取り組みが重要になります。本市においても、圏域 として生活機能の確保に関して中心的な役割を担う意思を有すること等を明らかにし た「中心市宣言」を平成 21 年 10 月 21 日に行ったところです。
Ⅲ
交流定住促進アンケートの調査結果等
1 調査の目的
本市へのニーズを把握するとともに、交流定住促進に対する考えや意見を伺い、今 後の施策を検討するうえでの基礎的な資料とするため、アンケート調査を実施しまし た。
2 調査要領
調査対象
観音寺市に関心がある 20 歳以上の市外在住者 及び単身赴任等により市内に在住している方 標 本 数 1,202 配布 うち 453 回答
実施期間 平成 20 年 11 月から平成 20 年 12月 31 日 調査方法 返信用封筒にて回答
3 調査結果等 ⑴ 性 別
選択項目 人数 構成比 男 性 301 66.4% 女 性 152 33.6% ⑵ 年 齢
選択項目 人数 構成比 選択項目 人数 構成比 20 歳代 90 19.9% 60 歳代 30 6.6% 30 歳代 132 29.1% 70 歳代 9 2.0% 40 歳代 122 26.9% 無回答 3 0.7% 50 歳代 67 14.8%
⑶ 居 住
選択項目 人数 構成比 選択項目 人数 構成比 香川県 140 30.9% 東京都 53 11.7% 愛媛県 79 17.4% その他 181 40.0% ⑷ 職 業
選択項目 人数 構成比 選択項目 人数 構成比
勤め人(常勤) 326 72.0% 学生 32 7.1%
勤 め人( 非常勤 パー
ト・アルバイトなど)
38 8.4% 自由業 2 0.4%
会社・法人の経 営者(含役員)
15 3.3% 家事専業 21 4.6%
⑸ 家族構成
選択項目 人数 構成比
自分ひとりだけの世帯(単身世帯) 102 22.5% 夫婦(事実婚含む)のみの世帯 109 24.1% 親と子の世帯(二世代同居) 193 42.6% 親と子と孫の世帯(三世代同居) 38 8.4%
その他 10 2.2%
無回答 1 0.2%
合計 453 100.0%
⑹ 移住すると仮定した場合に重視すること
移住すると仮定した場合に重視することは、①住宅環境「地価、家賃、日当た り・風通し」、②公共料金「住民税・固定資産税などの金額」③教育・文化・スポ ーツ環境「幼稚園・小、中学校への通学の利便性」④保健・医療・福祉環境「病院・ 診療所の状況、保育サービスの充実、介護サービスの充実」⑤労働「雇用の場の確 保、通勤時間、交通機関などの通勤手段」、⑥商業環境「スーパー・大型商業施設、 銀行・郵便局の状況」が、それぞれの項目の上位に挙げられました。
⑺ 観光客等の交流人口の拡大を図るために、市が取り組むべきこと
観光資源の開発、交通基盤の整備、イベントの実施、特産品の開発が上位を占め る結果となりました。
都市住民 との交流 5. 7%
伝統行事 の保存
9 .2 % 伝統的地場 産業の育成
8 .5 %
イベント の実施 1 6 .2 %
特産品 の開発 1 1 .3 %
交通基盤 の整備
1 7 .1 % 観光資源
の開発 2 0 .0 % 文化芸術
の振興 4 .7 %
無回答 4 .6% その他
2 .6 %
⑻ 定住の促進のために、市が取り組むべきこと ① 各年齢層に共通する意向
備や生活幹線道路整備に対する重点的・戦略的な投資の促進や、また、低廉で高 齢者等も容易に利用できるのりあいバス等の公共交通機関や、環境に配慮した移 動手段を考える必要があります。
② 若年層に特徴的な意向
子育て世代である20・30歳代の特徴的な意向として「子育て支援の充実」、 「医療環境の充実」、「企業誘致の推進」が上位を占めており、若者世代は生活 の安定と子育て・医療環境を重視している結果となりました。
③ 中高年層に特徴的な意向
40 歳代については、「移住者への住宅支援」が特徴的で、これは子育てから 脱却しつつ、生活・財政的にゆとりが出たことで、住宅建設に向けた意向が現れ た結果ではないかと推測されます。また、50・60 歳代としての特徴的な意向は、 「高齢者の就労機会の確保」となりました。
4 移住者アンケート
本市に移住してきた方(27 歳~61 歳の 20 人)から、移住前の目的・経緯・要因と、 移住して良かったこと・困ったことなどについて、聞き取り調査を実施しました。移 住を決めた経緯などについては、就業や持ち家が欲しいという意見が多くを占め、不 安要因としては、地域住民との関係を問題視していましたが、移住後は多くの人の不 安要因が解消された結果となりました。
Ⅳ
交流定住促進の主要課題と推進体制
1 基本的な考え方
観音寺市の現況や総合振興計画の策定にあたって実施した市民意識調査や「観音寺 市交流定住促進に関するアンケート」などから導き出された交流定住に向けた「主要 課題」は次のとおりです。
【観音寺市の現況】 1.人口構造の変化
■人口の減少 ■少子高齢化の進行と若者の市外流出(親となる世代の減少) ■生産年齢人口の減少 ■就業人口の変化 ■就業者の市外流出と市内流入 2.観音寺市の特性
■豊富な地域資源 ■個性的な企業の存在 3.社会情勢の変化
■少子高齢化の進展による地域活力の衰退 ■個人の価値観の多様化
・スローライフや田舎暮らし志向など・若い世代の定住意向の低さ ■団塊の世代の大量退職 ■観光資源の発信や交流イベントの実施 ■地方分権の推進による地域主体の事業展開(定住自立圏構想)
《上位計画》 《市民意識調査》
観音寺市総合振興計画 《交流定住促進に関するアンケート》
■子育て教育・働く場の確保
【交流定住促進に向けた主要課題】 1.観光・交流対策
○地域資源などの情報発信等、交流体験、イベントの実施、観光ルートの開発・発掘
2.産業振興及び雇用対策
○新たな産業の創出と就業支援、安定した企業・元気企業の誘致
3.住環境対策
○高齢者向け住宅や若者向け住宅の整備、団塊世代のU・J・Iターンに定住支援
4.子育て等対策
○産み育て支援、教育の充実、医療福祉の充実
5.人づくり対策
2 「市民が主役 わたしのふるさと かんおんじ~人・文化・自然 いきいき輝く 元気都市~」実現のために
交流定住対策には、大きく2つの方向からのアプローチが考えられます。
一つは、観音寺の良さや魅力などの情報を発信し、観光や交流人口の増加により定 住につなげるものです。
また、もう一つの方向は、経済的(産業振興、雇用)豊かさ、環境(住環境、子育 て)の豊かさ、心(人づくりなど)の豊かさを総合的に考慮した定住を促すための条 件整備をすることにより定住を促進するものです。
経済的な問題を解決するためには、まず産業の活性化と働く場の確保が必要です。 働く場の創出により、市外流出を食い止め、さらに市外(他の地域)からの移住を促 進することが可能となります。
定住するにあたっては、子育て支援の充実や医療・福祉の充実が重要です。また、 住宅の求めやすさや生活環境の快適さが選択のポイントとなります。
また、新しい人材を積極的に受け入れ、共にまちづくりを進めることも重要です。 移り住むには、地元との関わりが重要であると考えられます。心豊かな人づくりを推 進し、観音寺市の将来を担う地域リーダーの育成により、地域内の若者や子どもたち にも定住の地として選択される地域づくりを行うことが必要です。そのため行政だけ でなく、地域住民やNPO、企業などとの協働によるまちづくりが地域の活性化には 不可欠となっています。
以上のアプローチの概念を次に図式化しました。
人づくり対策
地域 資源 な どの 情報 発 信、 交流 体 験、 イベ ン
ト 、 観 光
ルー トの 開 発・発掘
新たな 産業 の創出 と就 業支援 、安
定 し た 企
業・元 気企 業の誘致
高齢者 向け 住宅や 若者 向け住 宅の 整備、 団塊 世代の U・ J・I ター ンに定 住支 援
産み育 て支 援、教 育の 充実、 医療
福 祉 の 充
実、
芸術 と文化 を通 した生 涯学 習、地 域コ ミュニ ティの再興 観光・交流対策
産業振興及び雇 用対策
子育て等対策 住環境対策
市民が主役 わたしのふるさと かんおんじ
~人・文化・自然 いきいき輝く 元気都市~
全 国
情 報発信 観光 ・交流人 口の 受け入れ
定住へ
定 住
平成29年 度人口目標
6 0,00 0人
3 推進体制
推進にあたっては、市民と行政によるネットワークの形成が重要であると考えます。 観音寺市交流定住促進会議委員の活発な意見を集約し計画に反映したことを踏まえ、 同会議の拡充による地域の連携強化を図り、真に交流定住促進に必要な施策を検討す るとともに、役割に応じた取り組みを推進します。
観音寺市交流定住促進会議は、次の関係機関・団体などにより組織の再編を検討し ます。
市、県、農協、漁協、商工会議所、商工会、青年会議所、観光協会、地元企業、 NPO法人等の市民活動団体、ボランティア団体、不動産業者、旅行代理店、 自治会協議会、市民等
庁内組織
観音寺市交流定住促進本部会(事務局:企画課)
※定住に関する方針決定
定住希望者 観音寺市交流定住ワンストップ窓口(企画課)
具体的な個別課題の対応
※交流定住に関する情報の共有と、各種団体における連携施策の展開
※取り組み成果の確認 推進体制
市、県、農協、漁協、商工会議所、商工会、青年会議所、観光協
会、地元企業、NPO法人等の市民活動団体、ボランティア団体、
不動産業者、旅行代理店、自治会協議会、市民等 関係各課
観音寺市交流定住促進会議
市 民
連携 連携
連携 市 長
部長会
連携
Ⅴ
主要課題への施策について
1 主要課題への施策の考え方
「市民が主役 わたしのふるさと かんおんじ~人・文化・自然 いきいき輝く元 気 都 市 ~ 」 の 実 現 の た め 、 総 合 振 興 計 画 の 基 本 構 想 に 掲 げ る 数 値 目 標 で あ る 人 口 60,000 人を維持する必要があります。現状分析から導き出された①観光・交流対策、 ②産業振興及び雇用対策、③住環境対策、④子育て等対策、⑤人づくり対策の5つの 主要施策について、それぞれの課題及び施策を整理するとともに、総合振興計画に掲 げる施策との整合性を図りつつ強力に推進していく必要があります。そのために施策 体系ごとに成果指標を設け、数値などによる管理を行うことで、効果を検証して施策 の継続・拡大・廃止等について判断します。
2 施策体系
一期計画
最 優 先 課 題 の 計 画 推 進 の た め に
④県移住・交流協議会への参加 ⑤ 定住促進PRパンフレット等 の作成・配布 ①市民と行政によるネットワークの形成 ②定住相談に対応する総合窓口の設置 ③地域情報をまとめた専用HPなどの開設
②関係事業者を通じたPRの展開 二期計画
⑥かんおんじ応援企業等募集 市民が主役 わたしのふるさと かんおんじ
~人・文化・自然 いきいき 輝く 元気都市~
①高付加価値の第1次産業の振興、担い手の育成
④ 移住体 験の実 施(都 市間 交流の 充実・ 拡大 グリ ーン ツーリ ズム等 )
(1) 観光・交流対策
②地域資源を活かした地場産業の育成
①空き家情報の提供(空き家バンク)
③公営住宅の計画的整備
⑦四国まんなか交流協議会の推進 ⑧定住自立圏構想への取り組み
①かんおんじ応援隊の募集
③空き家めぐりと観音寺の魅力体験の実施 ③中小企業の育成
④雇用の拡大につながる企業誘致
⑥雇用支援
⑤住みよい住環境づくりの推進 ②空き家の有効活用 ⑤中心市街地の活性化
④新規転入者への住宅取得等支援 (3) 住環境対策
①観光まちづくりの推進
②観光情報発信基地としての道の駅等の活用 ③地域特産品の開発促進
(2) 産業振興及び雇用対策
⑤男女共同参画推進 ②社会貢献活動団体の育成 (5) 人づくり対策
④地域協働によるまちづくりの推進 ①幼児教育・学校教育の充実 ④教育環境の充実
メ イ ン ター
ゲッ
ト 施 策
③芸術・文化の振興 ②保健・医療活動の充実 (4) 子育て等対策
3 主要施策
⑴ 観光・交流対策
観光・交流対策については、地域資源を対外的にPRし本市の見所や観光資源 の良さを知ってもらうこと、体験型観光などを通して本市の住み良さを理解して もらい、定住につなげることを目的としています。
最も重要となる情報発信については、道の駅「とよはま」、道の駅「ことひき」、 大正橋プラザ、ちょうさ会館、香川県のアンテナショップ「香川・愛媛せとうち 旬彩館(東京)」などを活用し、観光・物産・イベントなどを紹介する必要があり ます。
四国4県の県庁所在地に車で1時間程度、近畿圏へはJRで2時間程度という 立地条件を活かした観光・交流人口の受け入れ 体制のさらなる整備が望まれま す。特に、観光客の多くは本市を通過して松山、高知等で宿泊しており、宿泊客 等を受け入れる体制整備の充実が急がれるところです。
次に全国的な地域おこしの取り組みとして、地域特産物などを使った食を通し たまちづくりが注目を集めています。ご当地グルメが注目を集める昨今、本市に おいても公募による料理コンテスト等により、地域に根ざした特産品の開発が望 まれます。
そして、優れた自然、祭りや伝統芸能などと、農業、地場産業を組み合わせて、 観光客自身が体験できる観光プログラムをどのように構築し提供するかが、今後 の観光を推進するうえで大きな課題となっています。そこで、特産品や工芸品を 紹介しながら歴史を交えて昭和の香りただよう町並みを歩いてもらう「まち歩き 観光」、農業体験を取り入れた観光ルートの設定、祭りの伝統芸能の体験ツアー などの、参加体験型の観光プランを関係団体と連携し、積極的に企画推進してい く必要があります。
① 観光まちづくりの推進 ア まち歩きルートの発掘
地域資源を掘り起こし、新たな「まち歩き」ルートを提供し、観光客の増加 及びリピーター数を増やします。また、観光客だけでなく、「まち歩き」を通 して、市民が地元の文化や慣わし等の新たな魅力を発見することで、より愛着 が生まれることが期待できます。「まち歩き」の推進から地域リーダーの育成 を行い、地域おこしにつなげます。
イ うららの島に来らっしゃい!!
す。
※「うららの島に来らっしゃい」とは、伊吹島で使われる言葉で、「私たち の島に来てください」という意味です。
ウ まち歩きボランティアガイドの育成
わがまちを紹介・案内できるようまち歩きボランティアガイドを育成するな ど、観光客の受け入れ体制の整備に努めます。
エ かんおんじストーリーの募集
観光資源にまつわるストーリーを一般公募し、ストーリー性を持たせた観光 PRを推進します。
オ かんおんじ体験バスツアーの企画提案
本市の地域資源を活用したルートなどを、旅行代理店に働きかけ「定住の地 としての観音寺市の魅力」(温暖な気候と豊かな自然、公園の多さなど)を知 ってもらうため、体験バスツアーの開催について企画の提案に努めます。 【成果指標】
指 標 項 目 現状の指標値 平成 26 年度目標
新たな「まち歩き」ルート 2ルート 6ルート
まち歩きボランティアガイド数 4人 10人
観光入込客数 1,172,000 人/年 1,200,000 人以上/年 伊吹島観光入込客数 14,800 人/年 15,000 人以上/年
観光宿泊客数 - 3,000 人増/年
新しく開発する観光スポット数 - 5か所
② 観光情報発信基地としての道の駅等の活用 ア 観光情報発信施設の活用
・ 香川県や関係団体との連携により、県外の施設に観光情報及び定住情報 を発信していきます。
・ 中四国エリアの道の駅等へ、観光情報の掲出を依頼していきます。 ・ モータリーゼーションに対応し、高松自動車道豊浜サービスエリアを活
用した情報発信を行っていきます。
・ 香川県のアンテナショップ「香川・愛媛せとうち旬彩館(東京)」や「ふ るさと情報プラザ(東京)」にパンフレットを引き続き設置するなど、観 光情報を発信していきます。
イ 民間事業者の企画による道の駅等の活用
道路利用者の休憩及び交流の場の充実、また、地域活力の向上を図るため、 道の駅などへ指定管理者制度の導入を行い、民間事業者の企画による観光PR 及び交流イベントなどを充実させていきます。
【成果指標】
指 標 項 目 現状の指標値 平成 26 年度目標
パンフレットなど設置か所数 20 か所 40 か所
道 の駅 など にお ける指 定管 理者 制 度導入数
0 2
③ 地域特産品の開発促進
ア ネクストB級グルメの開発プロジェクト
経済産業省の中心市街地診断・助言事業の中で、関係団体(県、JA、漁協、 商工会議所、商工会、高等学校等)と連携し特産品開発体制の充実強化を図り ます。
イ かんおんじの特産品販売促進
道の駅、アンテナショップ、県大阪・東京事務所、インターネットなどを活 用して、観光協会及び世界のコイン館との連携により、地域特産品(かまぼこ、 えびせんなどの水産加工品)の情報発信に努めます。また、観光協会と旅館業 組合が連携し、宿泊施設に居ながら土産が購入できるシステムを構築するなど 販売促進に努めます。
ウ 綿のまち「豊浜」再興プロジェクト
讃岐三白のひとつである「綿」の産地を再興するため、観音寺発の地元新製品 の開発を支援します。また、利用した特産品については、香川県や近隣自治体 との連携の中で提案していきます。
【成果指標】
指 標 項 目 現状の指標値 平成 26 年度目標
新たな特産品の開発数 - 3
④ 移住体験の実施(都市間交流の充実・拡大 グリーンツーリズム等) ア お試し!! かんおんじ移住体験
イ ○○さんとこで農業体験
本市農業法人等と連携し、優れた自然や施設を利用した農業体験を実施しま す。
ウ ○○さん家で移住体験
観音寺を実体験してもらうため、市内の空き家を利用した移住体験施設の整 備を行い、宿泊、滞在型の体験事業の実施に努めます。
【成果指標】
指 標 項 目 現状の指標値 平成 26 年度目標
移住・交流体験者数 - 20 人/年
⑵ 産業振興及び雇用対策
若者が安定した就職先を求め都市部へ転出するなど、人口流出(年間 200 人程度) が問題となっています。また、少子化がもたらす労働力の減少を緩和するために、 若者、女性、高齢者などの労働市場参加が不可欠です。
企業の新規立地や増設等は、地域経済の活性化と働く場の確保に大きく寄与する ほか、市外従業員等の移住化を促す効果があります。
本市の基幹産業である第1次産業においては、後継ぎがいないことなどにより高 齢化が進行し、就業人口の減少が地域の衰退を招いています。
そこで、農業経営体自らがファーマーズフェアなどに参加して、自然の豊かさと 温暖な気候をPRし労働力の確保に努めています。いくつかの農業法人では、都会 育ちの若者を研修生として受け入れており、研修生の中には就農し独立して家族を 持つなど、Iターンによる明るい事例も見受けられます。このように新しい人材を 積極的に受け入れ、共にまちづくりを進めることが重要です。
第2次産業については、5工業団地に 55 社、3,000 人程度の雇用がありますが、 近年では、工場等施設の撤退により、地域経済の衰退が危惧されています。しかし ながら、㈶阪大微生物病研究会による新工場の建設が決定されており、それらに関 連した地域の活性化が期待できます。
第3次産業については、景気低迷による空き店舗や大型商業施設の撤退の影響を 受けて、市内への集客能力の低下により厳しい状況が続いています。
しかしながら、地域の個性や多様化に富む事業所との連携など、第1・第2・第 3次産業の枠組みにとらわれない事業展開が、産業の発展と地域経済の活性化につ ながるものと考えられます。
① 高付加価値の第1次産業の振興、担い手の育成 ア 多様な担い手の育成
・ 観音寺市地域担い手育成支援協議会を構成する西讃農業改良普及センタ ー、JA 香川県、JA 香川豊南、市農業委員会、市農林水産課の連携により、 新規就農者相談を行い、新規参入者の確保に努めます。
・ 今後品目別に導入が予想される個別所得補償制度や農地法の改正など、 国の施策動向に注視しながら、多様な形態・規模の担い手の育成に対応し ていきます。
イ お帰りなさい!! おさかな計画
・ 重要稚仔放流を継続することにより、安定的に漁獲量を確保すること で漁業経営の確立に寄与します。
・ 水質調査の継続や、海面・海浜清掃等の実施、漁業者をはじめ地域住 民の参加により進める「豊かな海づくり運動」などの啓発活動を推進し ます。
ウ うららの島で獲った伊吹イリコのブランド化の推進
「伊吹イリコ」の地域団体商標(地域ブランド)登録に向けて、香川県、伊吹漁
協と連携してブランド化を推進し、高付加価値化を図ります。
【成果指標】
指 標 項 目 現状の指標値 平成 26 年度目標
新規就農者数 5人/年 5人/年
認定農業者数(年度末) 366人 375人
漁協組合員数 600人
重要稚仔放流数 1,244㎏/年 1,500㎏/年
水質調査の実施(COD濃度) 2.1㎎/ℓ 2.0㎎/ℓ
地域団体商標登録数 (地域特産物のブランド化)
0 1
② 地域資源を活かした地場産業の育成 ア 地域資源を活かした地場産業の育成
新たな地場産業の創造や他業種参入などの農商工連携事業について、県等関 係団体と連携し育成支援に努めます。
③ 中小企業の育成
ア がんばる観音寺中小企業応援
業を核とした企業など、国・県・かがわ産業支援財団・商工会議所・商工会と 連携し、中小企業の育成及び情報提供等に努めます。
イ 融資サポート
国・県・関係団体・商工会議所・商工会・信用保証協会・関係金融機関等と 連携し、融資希望企業へ融資条件に適合した場合、経営安定や経営改善を目的 とした融資をサポートします。
④ 雇用の拡大につながる企業誘致 ア 観音寺を元気にする企業集まれ
誘致企業や地元企業の要望などに的確に応えるため、香川県企業誘致推進協 議会において情報収集し、企業との連携の下、県ホームページへ未利用地等に ついて情報発信に努めます。また、企業へのアプローチを全国的に行うため庁 内の体制づくりを積極的に進めます。
イ 観音寺を元気にする企業支援
新設等の工場、ソフトウェア事業所、試験研究施設の固定資産税に係る部分 について、観音寺市工場等立地促進条例に基づき助成を行っていますが、制度 の拡充について検討を行っていきます。
【成果指標】
指 標 項 目 現状の指標値 平成 26 年度目標
企業誘致数 - 5
⑤ 中心市街地の活性化
ア 中心市街地診断・助言事業
経済産業省の中心市街地診断・助言事業を実施しています。空き店舗や空地 の有効活用及び所有権と利用を分けた商店経営等、今後のまちづくりの方向性 を模索していきます。
イ 集まれ!! まちのまんなかへ
本市の特徴を生かした商店街への顧客誘致のため、地元商店街が開催するイ ベントへ補助などの支援を行います。(個性ある商店の発掘やPR・まち歩き と観光をセットで考える商店街の振興施策)
⑥ 雇用支援
ア 若者の就業を応援(相談)
若者サポートステーションや県の行う求職者総合支援センターと積極的に 連携し、就職相談をさらに拡充してまいります。
イ 健全な資金運営で失業抑制(融資)
香川県信用保証協会と連携し簡単な手続きにより融資を実施できる制度づ くりを推進し、リストラや雇い止めの抑制に努めます。
ウ 元気企業へ就職を(地元採用促進)
工場等を増設拡張する企業等へ地元住民の優先的な採用の働きかけを行い ます。
エ 働く場所を提供
・ 国、県、ハローワーク、他関係団体と共同し、的確なアドバイスや情報 の提供及び雇用の確保を実施します。
・ ふるさと雇用再生特別基金・緊急雇用事業の推進(国の行う緊急雇用対 策等への対応)雇用の場の提供に努めます。
【成果指標】
指 標 項 目 現状の指標値 平成 26 年度目標
就職件数(観音寺公共職業安定所管内) 2,012 人 増加
⑶ 住環境対策
定住対策では子どもを産み育てられる環境の整備と、住みやすく生活しやすいま ちづくりを官民協働で総合的に進めていく必要があるため、住環境に関する対策が 不可欠です。
公営住宅については、中堅所得者向け(公営住宅の入居収入基準を超える方むけ) の特定公共賃貸住宅を大野原・豊浜地区に整備していますが、移住・交流促進のた めの住宅をすべて供給するには限りがあります。民間事業者による賃貸住宅建設や 宅地分譲が市内各所で進められている状況下では、行政と民間がバランスのとれた 住宅供給を進めていくことが重要です。
既成市街地における歩道等のバリアフリー化の促進など、高齢者に配慮した環境 整備を進めるとともに、一方で若者の定住促進といった観点から、市が保有する未 利用地などを活用した新たな住宅地の形成誘導や多様なニーズに即した住宅建設 の促進についても検討していかなければなりません。
居住などのニーズの受け皿としても活用が期待されます。今後は、香川県宅地建物
取引業協会やNPO法人などとの連携により、空き家情報を提供することにより、
空き家の解消と管理を継続的に行っていく必要があります。
① 空き家情報の提供(空き家バンク) ア 空き家バンクの運営
・ 市内不動産物件情報等の提供(宅建協会等との連携)
情報発信の重要性に鑑み、交流定住ホームページを開設し宅建協会等と 連携して、市内の不動産物件情報や空き家情報を提供します。
イ 守れ空き家(広報掲載)
地域防犯の観点から広報で空き家についてのコラムを掲載し、管理などの注 意を促します。
【成果指標】
指 標 項 目 現状の指標値 平成 26 年度目標
空き家バンクを活用した定住者数 - 5
② 空き家の有効活用 ア 空き家の有効活用
・ 空き家暮らしの成功例の紹介
農家住宅(空き家)や農地を活用し、NPO等と連携して実施する生活 体験などを広報・ホームページ等で紹介します。
・ 空き家情報の収集とともに、住宅情報の一元化を図り、積極的な情報発 信に努めます。また、二地域居住への活用についても、検討を行っていき ます。
③ 公営住宅の計画的整備 ア 公営住宅の計画的整備
・ 既存市営住宅の改善及び長寿命化
移住・定住者が入居したくなるような住宅にするための改善(外壁改修、 住戸内設備改修、敷地内環境整備)及び現住宅を長く活用し、維持管理を 容易とするための改善、駐車場の整備に努めます。
④ 新規転入者への住宅取得等支援
ア 住んでつか!! かんおんじ(奨励金)の推進
イ 住宅用太陽光発電システム設置補助
国の進める環境負荷の少ない循環型社会の構築に向け、市民の環境に対する 意識の高揚及びクリーンエネルギーの普及を図るため、住宅用太陽光発電シス テムを設置する方に対し継続して補助を行います。
⑤ 住みよい住環境づくりの推進 ア のりあいバスの充実
利用者の利便性の向上のため回数乗車券を導入します。また、小・中学生の 通学については無料とします。さらに、のりあいバス運行経路の充実及び三豊 市コミュニティバスとの連携などについて協議を行っていきます。
イ 住みよい環境整備
・ 人と環境に配慮した交通体系の構築と市内外環状道路・内環状道路の整 備に努めます。
・ 障がいをもった方も気軽にまちに出かけられるよう歩道等にユニバーサ ルデザインの導入やバリアフリー化に努めます。
・ 住民が快適で安らぎのある生活を営むための、地域に密着した公園整備 に努めます。
・ 島民と観光客の利便性の向上を図るため、平成 15 年策定の香川県離島 振興計画に基づき、欠航率の低減など伊吹島航路の充実に努めます。 ・ 美しい景観づくりを推進することは、地域の魅力・活力の向上が図られ
観光その他地域間交流に寄与するなど、より良い地域づくりにも効果が期 待されます。本市においても今後は、香川県景観形成指針との整合を図り、 景観行政団体となり公共施設や道路整備にあたっては、周辺と調和のとれ たデザイン等を検討し、地域景観の形成に寄与するよう努めます。
⑷ 子育て等対策
子どもを安心して産み育てる環境づくりとして、保育などのサービス、保健・医 療活動の充実及び子育て世代にかかる経済的負担の軽減などの支援が不可欠です。
育児にかかる経済的負担などにより、望む人数の子どもが持てないこと、子ども を持つこと自体をためらうこと及び保育園の預かり時間や子どもの病気時の問題 などにより、働きたくても働けない環境にある子育て世代を支援する必要がありま す。さらに移住してきた母親などは子育てや家庭における悩みについての相談やア ドバイスが得られる場所を求めており、それらに対応する子育て世代への支援も行 わなければなりません。
改善に取り組んでいるところです。
さらに保険診療にかかる医療費の自己負担分の助成の対象年齢を引き上げや、法 定外ワクチン接種にかかる費用、不妊治療にかかる経費などについて、経済的な負 担を軽減する施策を実施することも考えなければなりません。また、子育て用品に ついては、買い換えの周期が短く、まだ十分利用可能であるにもかかわらず、捨て てしまうことが多いため、地域で行うリサイクル活動を啓発することも大切です。
観音寺市学校再編計画検討委員会からの答申に基づき、適正な規模における教育 のあり方を検討し、幼稚園、小学校、中学校の施設の耐震改修・大規模改造など教 育施設の整備充実を図る必要があります。
① 保育サービス等の充実
ア 働くことのできる環境づくり
実施施策 内 容
保育園待機児童ゼロ 保育園待機児童ゼロに向けて、認可外保育園に対し 運営支援などを行います。
延長保育 多様化する保育ニーズに対応し、法人保育園におけ る延長保育を拡充します。
病後児保育 保護者が就労している場合等において、子どもが病 気の時に自宅での保育が困難な場合に、病後の児童 を一時的に保育します。
地 域 子 育 て 支 援 拠 点 事 業 ( 子 育 て 支 援 セ ン タ ー)
家 庭 で 乳幼 児を 育 児し て いる 母親 に 保育 園 を開放 し、子育て中の親の孤独感や負担感の増大等の問題 を解消するため、出前保育等のスケジュールを拡充 します。
放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業(放課後児童クラブ)
昼間、保護者のいない家庭の小学生を対象に小学校 の空き教室を利用して「放課後児童クラブ」を開設 します。
子 育 て ホ ー ム ヘ ル プ サ ービス
子育て中の保護者が一時的に育児・家事の支援が必 要な場合に、ホームヘルパーを派遣し、在宅児の保 育サービス、家事援助等を行います。
イ 子育てに対する悩み相談・予防
一時保育事業 保護者の急病や育児疲れの解消、パートの仕事をす るなどを理由に一時的に子どもを預かります。 こ ん に ち は 赤 ち ゃ ん 事
業
定や子育ての不安・悩みの相談を行うなど、早期か らの育児支援の充実を図ります。
各種相談・サークル事業 専門スタッフによることばや発達の相談、それぞれ の発育にあわせたサークル活動を実施します。 ウ ファミリーサポートセンターの設置
子育ての援助を受けたい人と援助をする人が会員となり、市のアドバイス、 調整を受けながら、相互に助け合っていく仕組みを構築し運営事業を支援しま す。
エ 子育てボランティアの育成
子育てボランティアの掘り起こしと育成を図り、ボランティアの利用を促進 します。
【成果指標】
指 標 項 目 現状の指標値 平成 26 年度目標
延長保育園 1 園 5園
子育てボランティア数 3団体 増加
② 保健・医療活動の充実 ア 医師確保
・ 産科医医師確保手当制度
分娩取扱機関の減少及び産科医、助産師の減少する現状に鑑み、地域で お産を支える産科医等に分娩手当の一部を補助することにより 処遇を改 善し、医師確保を図ります。
・ 救急医療機関に勤務する救急医の休日及び夜間の手当て補助
救急医の休日及び夜間の手当支給の一部を補助することにより、処遇を 改善し医師確保を図ります。
イ 地域医療の充実
三豊総合病院の機能強化支援と民間医療機関の連携強化により、地域医療の 充実を図ります。
③ 子育て世代にかかる経済的負担の軽減 ア 安心!! 中学卒業まで医療費無料
保険診療に係る医療費の自己負担分の全額公費助成を満 15 歳に達した年度 末まで延長します。
イ 特定不妊治療費助成
ウ 妊婦健康診査の公費負担回数増
妊婦健康診査の公費負担回数を増やすことにより、出産における世帯の負担 を軽減するとともに、健康診査の受診機会を増やすことにより、妊婦出産にお ける母体や胎児の健康確保を図ります。
エ 法定外予防接種の充実
感染症などの予防のため、水痘ワクチン、Hib ワクチンの助成を実施しま す。
オ 子育て用品のリサイクルを推進
チャイルドシートなどの子育て用品について、リサイクルや無償レンタル制 度などを啓発・推進するなど経済的な軽減を図ります。
カ チャイルドシート購入助成事業
チャイルドシートを購入した世帯に対して助成金を支給することにより、子 育て支援を推進し、自動車乗車中の交通事故による被害から幼児を守ります。 【成果指標】
指 標 項 目 現状の指標値 平成 26 年度目標 チ ャイ ルド シー ト (リ サイ クル )
貸出数
18 30
④ 教育環境の充実 ア 教育環境の充実
地域の防災拠点としての機能を考慮に入れながら、耐震改修・大規模改造な ど園舎、校舎等の整備充実を計画的に進め、児童生徒が安心して教育を受ける ことができる環境確保に努めます。また、適正な規模における教育や学校施設 のあり方を考慮し、一層の教育環境の整備を推進します。
⑸ 人づくり対策
地域振興及び定住対策には人材の育成が不可欠です。次世代を担う人材育成のた め、地域での教育活動などを推進することが重要です。近年、地域における人と人 のつながりの希薄化やモラルの低下など、地域の教育力の低下が指摘されていま す。また、学校教育においては、教育活動以外の業務など教員の業務量の増加が問 題となっています。地域全体で学校教育を支援する体制づくりを推進し、地域の教 育力を高め、子どもと向き合う時間の拡充を図る必要があります。
携強化や育成を図るなど、市民と行政の協働によるまちづくりを推進していかなけ ればなりません。人づくりはまちづくりへとつながることから、魅力あるリーダー 養成を支援することが求められています。
また、芸術・文化活動や生涯学習・スポーツ活動を積極的に支援し、誰もが生涯を 通じ、豊かで生きがいの持てるまちづくりを推進することも重要です。
現在、ひとり暮らしのお年寄りは家で閉じこもりがちで、話し相手がいない寂し いといった不安や悩みを持っている事例が多く見られるため、自治会館や公民館な どの身近な場所に、「気軽に」「無理なく」「楽しく」「自由に」過ごせる場が求めら れており「ふれあいいきいきサロン」を実施しています。今後は、高齢者だけでな く、子育て世代の親子、障がいのある方など、地域みんなが交流する「地域サロン」 などを創設し、さらに地域のつながりを深めていくことも考えなければなりませ ん。
また、性別を問わず誰もが社会で活躍できるよう、自らの能力を高め、活躍の場 を広げるためのチャレンジを支援する男女共同参画への取り組みが重要です。その 足掛りとして、個別に活動している団体等の横のつながりを持たせたネットワーク 組織の構築や活動拠点を整備する必要があります。
① 幼児教育・学校教育の充実 ア 学校支援ボランティア
各分野に知識や技能を持った保護者や地域の人々に「小中学校支援ボランテ ィア」として、各学校園に登録してもらい、できる範囲でそれぞれの教育活動 (安全確保・健全育成として「登下校時の見守り」「絵本の読み聞かせ」「部活 動の見守り」、学習支援として「家庭科の補助」「習字の補助」「コンピュータ ー学習の補助」「ふるさと学習の講師」「水泳実習の講師」、環境整備として「校 庭の整備・修繕」「図書室の整理」など、多くの方が活躍しています)を支援 してもらいます。それにより教職員に時間的なゆとりが生まれ、子どもたち一 人ひとりに対応した教育活動を行います。
イ 市PTA連絡協議会母親部会の活動を支援
人づくりの基本である家庭教育は大変重要であることから、各小・中学校の 母親のリーダーである市PTA連絡協議会母親部会の活動を支援します。 ウ 放課後子ども教室
エ 指導者養成事業
小学生、ジュニアリーダー、指導者を対象にキャンプ講習など(体験教室、 キャンプ講習等)を実施し指導者養成と指導者を確保します。また、その中で 市内中学生及び高校生が小学生等の世話や指導をすることで、ジュニアリーダ ーの育成を図ります。
オ 読書活動の推進
小中学校において週 1 回は読書タイムを設け、読書を楽しんでもらうとともに 確かな学力や豊かなこころの育成を図ります。
カ 地域との連携の推進
小中学校において、総合的な学習の時間で創意工夫して特色のある学習活動を行 い、地域との連携を深めます。
キ 特別支援教育の推進
小・中学校教育は人格形成の重要な時期であることから、全校生徒が落ち着 いて学習に取り組めるよう、自立支援員を配置し個々に応じた対応を行います。 ク 国際理解教育の推進
国際化社会に対応した人材を育成する為、中学生を海外に派遣し、外国の児 童生徒との交流やホームスティを通じて、豊かな国際感覚を身につけさせ、心 身ともにたくましい子どもを育成します。
② 社会貢献活動団体の育成
ア ボランティアネットワークづくりの推進
社会福祉協議会でボランティア登録を行っているが、「どこに登録してよい かわからない」、「どのようなボランティア団体があるのかわからない」など、 活用方法や連絡先が浸透していません。そのためボランティア団体の登録及び 活用についての部門別ボランティアの人材バンクなど、ネットワークづくりを 推進します。
【成果指標】
指 標 項 目 現状の指標値 平成 26 年度目標
ボランティア団体登録数 91 116
③ 芸術・文化の振興 ア かんおんじ市民音楽祭
音楽団体の育成や学習成果の発表の機会として、市民音楽祭を開催し、音楽 文化を通した人と人との係わり合いにより、文化風土の醸成に努めます。 イ かんおんじの歴史文化を体験学習
ための体験活動や学習の機会を観音寺市文化財保護協会 との連携協力により 拡充します。
ウ ご当地検定かんおんじ
まちの知名度アップや観光PRなどにも大きな効果が期待できるため、歴史 や文化(ちょうさ祭り)、特産品、名産品等、テーマを絞った検定の実施を、 観光協会、商工会議所、商工会などに働きかけます。
エ まち歩きを通して地域リーダーの育成
観光の観点だけでなく「まち歩き」を通して、市民が地元の文化や慣わし等 の新たな魅力を発見し、より深く地元を愛することになります。「まち歩き」 の推進により、地域リーダーの育成を行い地域おこしにつなげます。
オ 美術館等の整備
文化芸術に親しむ機会を提供することにより、人間性を豊かにするとともに、 文化芸術活動の振興によって地域の活性化を促進します。美術作品の展示のみ ならず、講演会や講座・教室などを併せて実施するなど創意工夫を凝らし、市 民に愛着が生まれるような美術館等の施設の整備を推進します。
④ 地域協働によるまちづくりの推進
ア 地域みんなが集う場(地域サロン)の支援
健康体操・創作活動・レクリエーションなど、ボランティアの自由な発想で 企画し自主的に運営する地域の「仲間づくり」「出会いづくり」の場(地域サ ロン)を提供する地区社協や各自治会に対して助成を行います。
イ 市民が主体となって進めるまちづくり活動の推進
市民が主体的にまちづくりに参画する機会の拡充を図るため、自主的に地域 づくりを振興する活動や調査研究事業を支援します。
【成果指標】
指 標 項 目 現状の指標値 平成 26 年度目標
地域サロン数 136 136⇒増加
⑤ 男女共同参画推進
ア 男女共同参画ネットワーク(仮称)の構築及び支援
男女共同参画ネットワーク(仮称)の構築と、市未利用施設を活動拠点とし て提供し、ネットワーク組織が自主運営(啓発・講演会など)を行えるよう体 制整備に努めます。
イ 男女共同参画リーダーの育成