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地域振興及び定住対策には人材の育成が不可欠です。次世代を担う人材育成のた め、地域での教育活動などを推進することが重要です。近年、地域における人と人 のつながりの希薄化やモラルの低下など、地域の教育力の低下が指摘されていま す。また、学校教育においては、教育活動以外の業務など教員の業務量の増加が問 題となっています。地域全体で学校教育を支援する体制づくりを推進し、地域の教 育力を高め、子どもと向き合う時間の拡充を図る必要があります。

市民一人ひとりが、地域との関わりを持ちながら、いきいきと暮らしていくこと こそ、「市民が主役 わたしのふるさと かんおんじ~人・文化・自然 いきいき 輝く 元気都市~」の実現につながるものと考えます。市民が主体的にまちづくり に参画するための仕組みを構築するとともに、ボランティア団体、NPO等との連

携強化や育成を図るなど、市民と行政の協働によるまちづくりを推進していかなけ ればなりません。人づくりはまちづくりへとつながることから、魅力あるリーダー 養成を支援することが求められています。

また、芸術・文化活動や生涯学習・スポーツ活動を積極的に支援し、誰もが生涯を 通じ、豊かで生きがいの持てるまちづくりを推進することも重要です。

現在、ひとり暮らしのお年寄りは家で閉じこもりがちで、話し相手がいない寂し いといった不安や悩みを持っている事例が多く見られるため、自治会館や公民館な どの身近な場所に、「気軽に」「無理なく」「楽しく」「自由に」過ごせる場が求めら れており「ふれあいいきいきサロン」を実施しています。今後は、高齢者だけでな く、子育て世代の親子、障がいのある方など、地域みんなが交流する「地域サロン」

などを創設し、さらに地域のつながりを深めていくことも考えなければなりませ ん。

また、性別を問わず誰もが社会で活躍できるよう、自らの能力を高め、活躍の場 を広げるためのチャレンジを支援する男女共同参画への取り組みが重要です。その 足掛りとして、個別に活動している団体等の横のつながりを持たせたネットワーク 組織の構築や活動拠点を整備する必要があります。

① 幼児教育・学校教育の充実 ア 学校支援ボランティア

各分野に知識や技能を持った保護者や地域の人々に「小中学校支援ボランテ ィア」として、各学校園に登録してもらい、できる範囲でそれぞれの教育活動

(安全確保・健全育成として「登下校時の見守り」「絵本の読み聞かせ」「部活 動の見守り」、学習支援として「家庭科の補助」「習字の補助」「コンピュータ ー学習の補助」「ふるさと学習の講師」「水泳実習の講師」、環境整備として「校 庭の整備・修繕」「図書室の整理」など、多くの方が活躍しています)を支援 してもらいます。それにより教職員に時間的なゆとりが生まれ、子どもたち一 人ひとりに対応した教育活動を行います。

イ 市PTA連絡協議会母親部会の活動を支援

人づくりの基本である家庭教育は大変重要であることから、各小・中学校の 母親のリーダーである市PTA連絡協議会母親部会の活動を支援します。

ウ 放課後子ども教室

放課後や週末等に小学校の空き教室等を活用して、子どもたちの安全・安心 な活動拠点(居場所)を設け、地域の方々の参画を得て、子どもたちとともに 勉強やスポーツ・文化活動、地域住民との交流活動等の取り組みを実施するこ とにより、子どもたちが地域社会の中で、心豊かで健やかに育まれる環境づく りの推進に努めます。

エ 指導者養成事業

小学生、ジュニアリーダー、指導者を対象にキャンプ講習など(体験教室、

キャンプ講習等)を実施し指導者養成と指導者を確保します。また、その中で 市内中学生及び高校生が小学生等の世話や指導をすることで、ジュニアリーダ ーの育成を図ります。

オ 読書活動の推進

小中学校において週 1 回は読書タイムを設け、読書を楽しんでもらうとともに 確かな学力や豊かなこころの育成を図ります。

カ 地域との連携の推進

小中学校において、総合的な学習の時間で創意工夫して特色のある学習活動を行 い、地域との連携を深めます。

キ 特別支援教育の推進

小・中学校教育は人格形成の重要な時期であることから、全校生徒が落ち着 いて学習に取り組めるよう、自立支援員を配置し個々に応じた対応を行います。

ク 国際理解教育の推進

国際化社会に対応した人材を育成する為、中学生を海外に派遣し、外国の児 童生徒との交流やホームスティを通じて、豊かな国際感覚を身につけさせ、心 身ともにたくましい子どもを育成します。

② 社会貢献活動団体の育成

ア ボランティアネットワークづくりの推進

社会福祉協議会でボランティア登録を行っているが、「どこに登録してよい かわからない」、「どのようなボランティア団体があるのかわからない」など、

活用方法や連絡先が浸透していません。そのためボランティア団体の登録及び 活用についての部門別ボランティアの人材バンクなど、ネットワークづくりを 推進します。

【成果指標】

指 標 項 目 現状の指標値 平成 26 年度目標

ボランティア団体登録数 91 116

③ 芸術・文化の振興 ア かんおんじ市民音楽祭

音楽団体の育成や学習成果の発表の機会として、市民音楽祭を開催し、音楽 文化を通した人と人との係わり合いにより、文化風土の醸成に努めます。

イ かんおんじの歴史文化を体験学習

市内の小学生がふるさとの歴史や文化に触れ、親しみを待ち、心豊かに育つ

ための体験活動や学習の機会を観音寺市文化財保護協会 との連携協力により 拡充します。

ウ ご当地検定かんおんじ

まちの知名度アップや観光PRなどにも大きな効果が期待できるため、歴史 や文化(ちょうさ祭り)、特産品、名産品等、テーマを絞った検定の実施を、

観光協会、商工会議所、商工会などに働きかけます。

エ まち歩きを通して地域リーダーの育成

観光の観点だけでなく「まち歩き」を通して、市民が地元の文化や慣わし等 の新たな魅力を発見し、より深く地元を愛することになります。「まち歩き」

の推進により、地域リーダーの育成を行い地域おこしにつなげます。

オ 美術館等の整備

文化芸術に親しむ機会を提供することにより、人間性を豊かにするとともに、

文化芸術活動の振興によって地域の活性化を促進します。美術作品の展示のみ ならず、講演会や講座・教室などを併せて実施するなど創意工夫を凝らし、市 民に愛着が生まれるような美術館等の施設の整備を推進します。

④ 地域協働によるまちづくりの推進

ア 地域みんなが集う場(地域サロン)の支援

健康体操・創作活動・レクリエーションなど、ボランティアの自由な発想で 企画し自主的に運営する地域の「仲間づくり」「出会いづくり」の場(地域サ ロン)を提供する地区社協や各自治会に対して助成を行います。

イ 市民が主体となって進めるまちづくり活動の推進

市民が主体的にまちづくりに参画する機会の拡充を図るため、自主的に地域 づくりを振興する活動や調査研究事業を支援します。

【成果指標】

指 標 項 目 現状の指標値 平成 26 年度目標

地域サロン数 136 136⇒増加

⑤ 男女共同参画推進

ア 男女共同参画ネットワーク(仮称)の構築及び支援

男女共同参画ネットワーク(仮称)の構築と、市未利用施設を活動拠点とし て提供し、ネットワーク組織が自主運営(啓発・講演会など)を行えるよう体 制整備に努めます。

イ 男女共同参画リーダーの育成

男女共同参画に関する啓発やリーダーの育成を実施するとともに、関係団体 と連携して事業を展開します。

Ⅵ 最優先課題への施策について

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