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序章 調査研究の目的と概要 第1章 男性介護者の働き方に関するヒアリング調査結果 第2章 男性の育児参加の現状に関する基礎的分析 第3章 勤務時間・場所の柔軟性と家庭生活 第4章 キャリア意識の高いWLB制度利用者の職場要因等に関する分析 終章 まとめと今後の課題

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序章 調査研究の目的と概要

1 研 究 目 的

育児 介 護と 仕事 両立 こ ま 主と し て女性 問 題と さ て た し し、 男性 介 護 者 増 加や イク メン ム 象 徴さ る う 、 近年 、 女性 ら 男 性も また 家 族 的責任 を負 うと いう 認 識 広 つつ ある 職場 い て 、男 女 職域 統合 進 つ つ あ

、女 性 両立 支援 と 男性 働 方 密接 関係す る う つ つある 日 い て も 実 両立 課題 直 面 する労 働者 多 く 女 性 あ るこ と 変わ い 、 後 女 性

焦 点を 当て る く 、男 性も 対象 と し、男 女 とも 育 児 介護 と仕 事 両立 を 図 ること る 支援 を 構築す るこ と ます ま す重要 課 題 る う こう した 問題 意 識 もと い て、 当機 構 成 2428 年度 研究 とし て 育児 介護と 男女 働 方 関 する研 究 を企 画し た 本資 料シ 、 そ 初 年度 と ま と め あ る

本研 究 先立 って 、 当機構 仕 事と 生 活 調 和を 可能 す る 社会シ ス ム 構築 関 する研 究 を 第1期 中 期計画 期間 成1518年度 実施 し 、出 産 育児期 就 業 続、 男性 育児 参加 、仕 事 と介護 両 立 、 仕 事と生 活 調和 わるさ ま ま 課題 を 分 析した1 出 産 育児 期 就業 続 つ いて 、第2期 中期 計画 成1923年 度 も 就 業 続 政 策効 果 関 する研 究 とし て 続 的 実 施し 、分 析を 深 めた2 こう した 研究 蓄 積を踏 まえ て実 施す る 本研究 、 男性 働 方と家 庭生 活 関係 軸足を い て、 次 課 題 を深く 掘 るこ と 主眼 を置 いて いる

1つ目 家 族介 護と 仕事 両立 あ る 課 題 も伝統 的 女 性 問 題とさ て いた 男性 い ても 実 課題 つつ ある 留意し たい 、未 婚 男性 老親 介護 や既 婚 男 性 配 偶 者 介 護3とい っ た 形 、 家 族 介 護を 担 う 男性 増 え て いる こ と あ る つ ま 、 男 性 仕 事、 女性 家 庭 とい う性 別分 業 家庭 を担 う女 性、 介 護者と る 妻 家族 い いこ と ら必 然的 主介護 者と る 男性 増えて いる ある 老親 介護 いて 、 兄弟姉 妹数 減 少 、姉 妹 とい う意 味 も女 性 家族 い いこと ら 男性 介 護 者 る とい うケ ス も 少 く い さ ら 、 仕事と 関 係 い て 、家 族介 護 直面 す る 男性 多く フ タ イ ム就業 あ るこ とも 重 要 あ る 介護 者全 体 、 現在 も主 た る 介護者 多 く 女性 ある 、家 族介 護 直面 する 可能 性 高 い中高 年期 女 性 、 多 く パ ト タイ マ ある 一方 、男 性 多 く フ タ イム 就業 ある さら 、 課長 や 部 長とい った 管理 職 つ いてい るケ ス も珍 し く い そ うし た状 況 主介 護者 、 仕

1

詳 細 労 働 政 策 研 究 研 修 機 構 2007 を 参 照

2 詳 細 労 働 政 策 研 究 研 修 機 構 2012 を 参 照

3 津 止 斎 藤 2007 統 計 も と い て 戦 後 日 本 け る 男 性 介 護 者 増 加 傾 向 を 明 ら し て い る 背 景 あ る 介 護 者 選 択 変 化 を 実 子 介 護 配 偶 者 介 護 増 加 あ る と 特 徴 け て い る

(2)

-「-

事と介 護 両面 重 い 責任を 負う こと る4 そ 意 味 、仕事 と介 護 両立 男 性 とっ て緊急 性 高い 課題 あると いえ う

一方、 育児 いて 、 日 も妻 任せ とい う 男性 少 く い 日 本 男 性 家事 育 児 費や す時 間 諸外 国 男性 と比 べて も低 く 、そ 水準 依 然と し て低い と言 わ て た し し 、2005年施 行 改正育 児 介 護休 業法5や同年 施行 次 世代 育 成支援 対策 推進 法6、さ ら イク メン プ ロ ェク ト と称 する 意 識啓発 活動 等を 契機 、近年 、男 性 育児 参 加 対す る機 運 わ 高ま って いる そ 結果と して 、育 児 積 極的 関与 する 男性 と こ を支 援す る企 業 様 々 形 表 出 る う 、男 性 仕事 と 育児 両立 を図 るこ と へ 社会 的理 解も 広 つつあ る 、そ 一方 、 日 も家 事 育児 をほ と し い 男性や 、男 性 育児 参 加を支 援す るこ と 消 極的 企業 も少 く い こ うし た消 極的 企 業や労 働者 いて も 、男性 育 児参 加 重 要 課 題と して 認識 さ 状況 改 善さ る た め

、 う 課題 ある 、 こ を明 ら す るこ と 2つ目 課題 あ る

こ う 、育 児と 介 護 男性 家 族的 責 任をめ る 状況 異 る 、 ら も 共通す る働 方 問 題 労働 時間 あ る 日 本 男 性 労働 時間 長いこ と 改め て説 明 す るま も い う こ 長 時間 労働 家 庭 生活へ 関 与 大 阻害要 因と っ てい る こ とも、先行 研究 た び たび指 摘さ て た7 働 方 を見 直し 、長 時 間労働 を是 正す るこ と 男性 家庭 生活 と仕 事 両立 中 心課 題と い える し し、 労働 時 間 長さ け く、仕 事 裁量 性や 勤 務する 時間 帯 、 労 働時間 質 的側 面 着 目する こと 重 要性 も 指 摘さ 始め てい る 単 労働 時間 を短 くす い とい う く、メ ハ 利い た 働 方を 構築 する こと 重要 とい え う そ 観点 ら 、日 本 男 性 育 児 介護 を担 う こ と る 労働 時間 課題を 明ら する こ と 3つ 目 課題 あ る

さら 看過 い 、労 働時 間 、人 事 評価を 通 て昇 進や 昇 格と結 びつ いて いる こ と あ る 一般 出 世コ ス とい わ る 配属先 往 々 して 労 働時間 長 い 反対 、 育児 介護 た め 労 働時間 を調 整し やす い 働 方 、 昇進 昇 格 つ く いと い う 問題 ある こ 問 題 、伝 統的 女性 マミ トラ ック として 議論 さ て た

、 育児 介 護 た め 仕 事を 休 早 く退勤 した す るこ と を男性 た めら う背 景 も昇進 昇 格へ 影 響 ある 可能 性 高い そ こ 、 企業 経営環 境 厳し い状 況

、雇 用調 整 対象 るこ と 不安 をも つ 労働者 もい る う 男女 わら 、 キ ャ

4 タ イ ム 就 業 続 す る 女 性 増 え 、男 女 職 域 拡 大 と も っ て 女 性 管 理 職 比 率 上 昇 す 、仕 事 責 任 い て 男 性 と 同 状 況 介 護 直 面 す る 女 性 も 増 え る こ と 予 想 さ 意 味 本 調 査 研 究 女 性 け る 仕 事 と 介 護 両 立 と っ て も 有 益 課 題 を 抽 出 し う る も と 考 え る こ と

5 旧 来 育 児 介 護 休 業 法 労 使 協 定 っ て 配 偶 者 専 業 主 婦 あ る 、 子 を 養 育 る 配 偶 者 い る

労 働 者 育 児 休 業 対 象 ら 除 外 、 改 正 法 除 外 規 定 撤 廃 さ 、 配 偶 者 就 業 状 況 わ ら 育 児 休 業 を 取 得 っ た

6 同 法 も と く 次 世 代 認 定 マ く る を 取 得 す る た め 300人 を 超 え る 企 業 1 人 以 上 育 児 休 業 取 得 実 績 必 要 っ て い る

7 一 般 時 間 制 約 説 と 呼 て い る 、 労 働 時 間 長 い ほ 家 事 育 児 参 加 度 低 い こ と 当 機 構 過 去

研 究 も 明 ら っ て い る 詳 し く 労 働 政 策 研 究 研 修 機 構 2006a を 参 照

(3)

-」-

アへ 不 安を もつ こ と く 育児 介 護と 仕 事 両 立を 図る こと る ため 人 事制 度 課題を 明ら する こ と 4つ 目 課題 あ る

こうし た マ 検 討 あた 、 仕事 と家 庭 両立 困難 表 方 、育児 と介 護 異 ること 、ま た男 性と 女 性 も 異 るこ と 留 意した い 伝統 的 両 立支援 マ あ る 女 性 育 児と 仕事 両 立 い て、 両立 困難 退職と いう 形 型 的 表 る 広く 知ら て いる う 、日本 第1子妊 娠 出産 期 多く 女性 仕 事を 辞 めてい る 介 護 い て も退職 深 刻 問題 と して指 摘さ て いる 、そ 比 率 出産 退職 比べる と低 い8 労 働政 策研究 研 修機 構 2006a 男 性 育児 目 を向 け 、仕 事と 両 立困 難 って 退職 し、 育児 専念 する こと 一般的 い し し、退 職し てい い ら問題 し と判 断す る

早計 あ う 退 職 有無 け く、 仕 事を辞 めて い い状 況 労働 者と そ 勤務 先 いて 生 る 体的 問題を 明ら する こ と 重 要 課題 る といえ る

こ う 問題 意識 ら、初年 度 育児 介護 仕事 両 立困 難 う 場 面 生 、 う メ ッ ト として 表 る 、 後 研究 向 けた 論点 と 課題 整理 を行 った

2 研 究 体 制

研究 成果 を 有 益 も す るた め、 各 マ 専 門家 構 成 する研 究会 育 児 介 護 と男女 働 方 関 す る研究 会 を設 置し た

○事 務局

池 田心 豪 労働 政 策研究 研 修機 構 主 任研究 員 橋 本嘉 代 労働 政 策研究 研 修機 構 臨時 研究協 力員

○委 員

津止正 敏 立命 館大 学 教授 :男 性介 護者 専 門家と して

松田茂 樹 第一 生命 経 済研究 所 主席 研究 員 :男性 育 児参 加 専 門家と して 高 見 広 東京 大 学大学 院博 士課 程 :労 働時間 専 門家 とし て

松 原光 代 東 経 営研究 所 主任 研究 員 兼 コ ンサ タ ント :

WLB9 係る 人事 制度 専門家 とし て

○ア バ イザ

堀 田聰 子 労働 政 策研究 研 修機 構 研究 員 : 介護 サ ビス 介 護労働 専 門家 とし て

研 究 方 法

前述 う 、育 児 介護 と仕 事 両立 いて 、男 性を と ま く検討 課題 さ ま ま ある 、特 実 課 題と って いる 介 護と仕 事 両立 あ る そこ 、 年 度 、 こ

8 介 護 退 職 状 況 つ い て 、 労 働 政 策 研 究 研 修 機 構 2006b や 池 田 2010 を 参 照

9 ラ イ フ バ ラ ン ス Work-Life Balance 、 特 WLB と 表 記 す る と ラ イ フ バ ラ ン ス を 意 味 し て い る

(4)

-『-

マ 主た る焦 点 を当て るこ と し、 体的 研究 方法 とし て ヒア ン 調査 を実 施 し た ま た、 男性 育 児 参加や 人事 労務 管理 関する 調査 も次 年度 以 降 実 施予 定 ある 、 そ 準 備作 業と して 既 存 タ 次 分析 る課 題 整理 を行 っ た10 ヒ ア ン 調査 、 男性介 護者 研究 専 門 家 あ る津 止委 員 助 言と同 委員 事 務局 長 を務め る 男性 介護 者 と 支援者 全 国ネ ット ワ ク 略 称 男性 介護 ネット 協力 も と11、池田 橋 本 実施 し た 既 存 タ 次 分析 松田 委員 、高 見 委員、 松原 委員 行 っ た

4 男 性 介 護 者 働 方 関 す る ヒ ア ン 調 査 概 要 1 調査 目 的

仕 事と 介護 両 立 を可能 す る職 場 や社 会的 支援 課 題 を明ら する 2 調査 対象

高 齢 家族 を介 護 した経 験 あ 、介 護 を始め た当 時 正社 員 等フ タイ ム 雇用 就 業 してい た男 性10 12

3 調査 対象 選 定方 法

介 護 支 援 を 行 っ て い る 民 間 団 体 等 を 通 て 公 募 し た13 対 象 者 選 定 当 た っ て 、 次 点 留意 した

介 護期 就 業 続 状況 退職 経験 者と 就 業 続 者 双方 含 ま るこ と

要 介護 者 認知 症 有無 認 知症 あ る 場合と い 場合 両 方 含ま る こと

前述 う 、介 護 退職 仕事 と介 護 両 立 ける 重要 課題 ある 、仕 事を 辞め て い い状 況 生 る両 立 困難 メ ッ トも あ わせて 明ら する 必 要 あ る こ 観点 ら 、 退職経 験者 と就 業 続 者 方 法を 調査 対象 含める こと し た

また、 介護 期 就業 続支援 とし て介 護休 業 1999 年 ら 企業 義務と っ てい る 、 休業 必要 性と 別 要因 っ て就 業 続 難し く るケ ス も 少 く い 労 働政 策 研 究 研修 機構 2006b そ 型 とし て、 池田 2010 重度 認 知 症 ある ケ スを 指摘 してい る こ 観点 ら、要 介護 者 認知 症 ある 場合 と い場 合 両方 を対 象 含め た

10 男 性 育 児 参 加 つ い て 、 民 間 有 識 者 を 対 象 と す る 有 識 者 ヒ ア も 行 っ た 結 果 、 育 児 期 男 性 を 対 象 別 途 実 施 す る ヒ ア 調 査 結 果 と あ わ せ て 報 告 し た い

11 調 査 対 象 選 定 準 備 あ た 、 男 性 介 護 者 現 状 を 把 握 す る 資 料 と し て 、 男 性 介 護 ネ ッ ト 編 集 男 性 介 護 100万 人 へ メ ッ セ 男 性 介 護 体 験 記 エ イ ツ わ 、2009 同 第2 2010 3 2012

提 供 を 受 け た ま た 、 調 査 対 象 公 募 い て も 会 員 周 知 し て い た い た 記 し て 謝 意 を 表 し た い

12 し 、 介 護 休 業 企 業 義 務 と っ た 1999 年 以 前 職 し 、 そ タ イ ム 就 業 経 験 い 者 い て 、 仕 事 と 介 護 両 立 を 図 っ て い た 当 時 と 現 在 政 策 的 背 景 く 異 る た め 対 象 ら 除 外 し た ま た 、 調 査 対 象 者 YD 介 護 開 始 当 時 学 生 あ っ た 、 介 護 期 間 中 正 社 員 と し て 新 卒 就 職 し て 、 本 調 査 趣 旨 合 う こ と ら 調 査 対 象 含 め た

13 一 般 男 性 仕 事 以 外 私 生 活 領 域 と 関 係 希 薄 あ る と い わ て い る こ と 照 ら せ 、 企 業 外 介 護 支 援 活 動 参 加 し て い る 男 性 特 殊 あ る と い う 見 方 も 介 護 仮 定 私 生 活 領 域 と 関 係 を 深 め て そ う し た 団 体 加 入 す る ケ ス や 、 自 身 孤 軍 奮 闘 し た 経 験 を 後 輩 伝 え る 目 的 介 護 終 了 後

加 入 す る と い う こ と 、 男 性 い て も 珍 し く 意 味 、 そ 特 殊 い と 判 断 し た

(5)

-監-

加 え て 、 対 象 者 年 齢14、 居 住 地 、 要 介 護 者 と 同 居 有 無 、 家 族 構 成 、 勤 務 先 企 業 規 模15、職 種等 つ いて も 考慮し 、多 様 介護 実態を 反映 する う 対象者 を選 定し た

4 調査 期間

201210 12 5 調査 事

① 要 介護 者 状況 介 護生 活 状況

地 域 介護 サ ビス 等 利 用状 況 介 護期 間中 就 業状 況

6 調査 対象 者概 要

調査 協力 を得 た対 象 者 概 要を 表..1 示 す 次 特 徴を 指摘 し て たい16 対象 者 募集 あ た 、介 護開 始時 本 人 年齢 指定 し っ た 、10 人 中 6 人 50 XAXBXCXDYAYC 40 3 YBYDYE 301 YF 20 YD 1人と いう 構成 ある 年 齢 高 いほ 発生 確率 20代や30 代 も 経験 する 可能 性 ある とい う、 一般 言わ る介 護 実態 と 整合的 あ る 同 く要 介護 者と 続柄も 指定 し っ た 、結 果 実父 母 倒的 多く 、10人中

7 XAXDYAYBYDYEYF 該当 す る ま た 、 配偶 者 要 介 護者 あるケ ス も2XBYB 該当 する 実子 介護 配偶 者介 護 津 止 斎藤 2007 と い う 男 性 介 護 者 増 加 背 景 あ る 家 族 関 係 を 本 調 査 対 象 ら も う え る ま た 、

バ 介護 経験 ある ケ スも3XCYDYE 該 当し て 、要 介護 者 と うる 親族 幅 広 さ 点 も 、一 般 指 摘さ る介 護 特徴 合 し てい る 関連 して、要介 護者 と 同別 居 つい て 同 居 倒的 多 く、8XAXBXD

XEYAYBYCYDYEYF 該 当 す る 在 宅 介 護 中 核 を 占 め る 同 居 介 護 ある こと を 再確認 る 、そ う 3XDYBYF も とも と 別 居 し て い た と い う ケ ス あ る 反 対 、YA さ う 同 居 し て い る 状 況 介 護をス タ トし た 、 要介護 者と 適 距 をとる ため 別 居し た という ケ スも あ る 要 介護 者と 同 別 居 状 況も 多様 あ る という 介護 特 徴を 反 映して いる とい え

14

調 査 対 象 年 齢 っ て い 正 社 員 等 フ タ イ ム 就 業 要 件 該 当 す る 主 と し て 現 役 層 あ る60歳 未 満 男 性 、年 齢 高 い ほ 介 護 必 要 性 高 く る こ と ら 、主 調 査 対 40代 後 半 50代 以 上 い 年 齢 介 護 直 面 す る 可 能 性 も あ る 介 護 と 仕 事 両 立 困 職 業 キ ャ 及 ぼ す 影 響 、年 齢 っ て 異 る 可 能 性 あ る こ と ら 、40 50代 以 上 労 働 者 く 、20代 や30代 と い っ た い 年 齢 介 護 直 面 し た 労 働 者 も 対 象 含 め る め た

15

介 護 た め 仕 事 を 休 早 く 退 勤 し た す る 必 要 て も 、 極 端 人 数 い 小 規 模 零 細 企 業 代 替 要 員 確 保 い と い う 理 由 、 そ う す る こ と 難 し い 可 能 性 あ る 観 点 ら 、 い わ ゆ る 大 企 業 と こ る 規 模 企 業 く 、 従 業 員 数 い 企 業 も 調 査 対 象 す る め た

16 、 本 報 告 書 報 告 す る 調 査 結 果 び ヒ ア 記 録 つ い て 、 と ま と め あ た っ て 調 査 対 象 者 掲 載 内 容 を 確 認 し て い る 原 則 と し て 調 査 日 時 点 状 況 を 掲 載 し て い る 、 一 部 対 象 者 い て 原 稿 確 認 段 階 判 明 し た 新 た 状 況 を 反 映 し て い る 団 体 企 業 業 種 企 業 規 模 等 つ い て 調 査 対 象 者 本 人 特 定 さ い 範 囲 め て い る

(6)

-買-

.1 男 性 介 護 者 関 す る ヒ ア 調 査 対 象 者 一 覧 表

3o. 年 齢

介 護 時 期 本 人 年 齢

要 介 護 者 発 生 時 年 齢

要 介 護 者 認 知 症 有 無

要 介 護 者 同 別 居

婚 姻

介 護 開 始 当 時 勤 務 先 業 種

企 業 規 模

職 種 役 職 就 業

介 護 休 業

取 得 現 職

政賃さ

監8 歳

「008年 ~ 監『 歳 ~

8」 歳 同 居 未 婚 鉄 道 会 社

信 号 子 連 動 操 作

取 得

政賄さ

買「 歳

「00買年 ~ 監買 歳 ~

監「 歳 同 居 既 婚 建 設 業 積 算 、 建 築 設 計

主 任

政(さ

買0 歳

①廻99監 ~ 「00」 年

『」 ~ 監廻 歳

「00買 ~ 「0廻0 年 監『 ~ 監8 歳

① 母 7 」 歳 叔 母 78 歳

貧軽 度

① 同 居 別 居

未 婚

書 籍 輸 入 販 売

営 業

政)さ

買監 歳

「00監~「 009 年 監8 ~ 買「 歳

9廻 歳 軽 度

同 居 既 婚

電 気 通 信 系 企 業 子 会 社

事 務 係 長

(定 年 退 職

Y賃さ

監買 歳

父 母 と も

「00買年 ~ 監0 歳 ~

① 母 8 『 歳 8 買 歳

① 別 居 別 居

未 婚 団 体 職 員 経 理

退 職

Y賄さ

監『 歳

「00「年 ~

『『 歳 ~

79 歳

別 居 → 同 居

未 婚 保 険 会 社 管 理 職 支 店 長 取 得

7 Y(さ

買「 歳

「00「~「 0廻0 年 監「 ~ 買0 歳

監」 歳 同 居 既 婚 県 警 警 察 官

巡 査 部 長

8 Y)さ

監0 歳

①廻98」 ~ 「0廻0 年

「0 ~ 『7 歳

「00買 年 ~

『」 歳 ~

「00」 ~ 「0廻廻 年

『0 ~ 『8 歳

① 父 監 買 歳 8 0 歳 母 方 伯 母

8」 歳

同 居 別 居

未 婚

学 生 → メ 就 職

研 究 開 発

→ 特 許 技 術 → 特 許 事 務

取 得

9 Y分さ

監『 歳

①「00「 ~ 「0廻0 年

『『 ~ 監「 歳

「00買 ~ 「0廻廻 年

『8 ~ 監」 歳

「00買 ~ 「008 年

『8 ~ 監0 歳

「007 年 ~

『9 歳 ~

① 母 7」 歳

8『 歳 9「 歳

70 歳

す べ て 別 居

既 婚 飲 食 店

店 舗 画 と 運 営

部 長

廻0 Y切さ

『『 歳

「00監~「 0廻「 年「

」7 ~ 『」 歳

7監 歳

別 居 → 退 職 後 、 帰 郷 し 同 居

未 婚 造 園 業 現 場 監 督 主 任

※ 既 婚 事 実 婚 を 含 企 業 規 模 大 企 業 と そ る 企 業 を と し 、監0 人 前 後 企 業 を 、 」0 人 未 満 企 業 を と し た 介 護 休 業 取 得 制 度 有 無 わ ら 取 得 し て い い ケ

る 、近 年 遠 距 介 護も 珍し く く つ つあ る 、 回 調査 対象 いて 別居 場 合も 比較 的 近く、 新幹 線や 飛行 機 等 通 う う ケ ス った

調査 対象 選 定 あ た 、 認知 症 有無 と 就業 続状 況を コン ト ロ した 、 認知 症 し 続 多 く 4 人 中 3 人 該当 :XBXCXD 、 退職 者 認 知症 あ 多い 6人 中4人 該 当:YAYBYDYE し し 、後 詳細を 報告 する

、介 護負 担を 退職 理 由 挙 て いる ケ ス い 役 職 企業 規 模 業 種 る 就 業 続 状況 違 いも 確 認 い ま た、 介 護休業 取得 者 少 く 、取得 者3 人中 2YBYD 結 果 的 退 職 し て いる こ 意味 、 労 働者 直 面 する 介 護 と 仕事

両立 困難 多 様性 を 反映し た調 査結 果 あ るとい える

退職 した 対象 者 現職 有 無を る と、 し 6人 中1YA け あ る

、残 4人中 、雇 用 仕 事 就い てい る 3YBYDYF 留 ま 、さ ら 生 計を 維持 る け 収入 を再 就職 得てい る 1YF け あ る

(7)

-7-

以上 う 点 、 調 査対象 者 10 、 先 行研究 を め 一般 言わ る介 護 実態 と し たと こ く 、分析 堪 えう る対 象 群 あ ると 判断 する こ と る

ヒ ア ン 調 査 結果 概 要

上記 ヒア ン 調 査 らう える 仕事 と 介護 両立 実態 、 次 う 要 約 る

① 長 期的 介 護を 続け ていく ため 、多 く 調査対 象者 、要介 護者 と適度 距 を と 、 介護 没入 し いこ と を心 けて いる

介 護退 職を 回避 する ため 介護 休業 を取 得 するケ ス 少 く 、 多く 1 日 いし 時 間単 休 暇取 得や 出 退勤時 刻 調整 っ て介護 対 応し てい る 、仕 事を 休 い い 状況 いて も 、介護 疲労 蓄 積 って仕 事 能率 低 してい る可 能性 あ る

介 護サ ビ ス 仕事 と介護 両 立を 安定 的 図る ため 基 礎と い える 、要 介護 者と そ 家族 実情 合 った ケ アプラ ン 作成 さ て いるケ ス 多 いと い え い ケ アマ ネ ャ

を 選ぶ 仕 組 く、 優秀 ケ アマ ネ ャ 当 たる 否 運次第

介 護退 職者 再 就職 容易 く 、退 職 と も う 経済 的 メ 小さ く い 主 たる 生計維 持者 あ る労 働 者 と って 、 無給 両立支 援制 度 利用 も 家計を 迫 する そ こと 制度 利用 を抑 制 してい る

既 存 タ 次分 析 結 果 概 要

既存 タ 次 分 析を通 て 、男 性 育 児参加 、労 働時 間管 理 、企業 人 事制 度 課 題 つい て検 討し た そ 要点 次 と ある

① 男 性労 働者 育 児参 加 いて 、こ ま も指 摘さ て た こ と ある 、1日あ た 労 働時 間 長い こ と 大 阻害 要因 ある 加え て、 既存 研 究 注目 さ てこ った 点 ある 、 土 曜日、 日曜 日や 日 勤務も 、男 性 育児 参 加を低 くし 、仕 事と 家 庭生活 両 立 関す る 種と っ てい る こと 分析 結果 ら 示 唆さ る

家 庭生 活と 両 立を 支援す る労 働時 間管 理 問題 とし て 、勤 務す る時間 や場 所 柔軟 性 を高め るこ と 重要 性 たび たび 指摘 さ る し し ら 分析 結 果 、そ うし た 柔軟性 高 い働 方 、現状 いて 家庭 生 活 プ ラス 作 用し て いると い い難 い 男 性 自 宅 仕事 を持 帰る 、 家庭 生活 ためと いう 、仕 事 自体 必要 性 る 持 帰 残業 とい う面 強い 特 成果 を厳 し く求め ら る環 境 在宅 就業 家 庭生 活 時間 を侵 食し 、家 事 育児 マイ ス ある

WLB 支 援制 度利 用 経験 あ つ 高い キ ャ ア 意識 を有 する 要 因を職 場 特徴 や WLB 支援制 度と 関 係 着 目した 結果 、キ ャ ア 向上 を図 る上 、 男 性 多 様 働 方

わる 制度 を多 用し 、 女性 WLB 理解 あ る上 や職 場 連携 を 重視す ると いっ た男 女 違い あ る

(8)

-8- 次 分 析 使 用 した タ 概 要

○仕事 と生 活調 査17

調 査対 象: 全国30-54歳 男女 とそ 配 偶 者 標 本抽 出: 層化2段抽出 法

調 査方 法: 対象 者 本人 個別 面接 法、 配 偶者 留め 置 記入 依 頼 調 査期 間:20056 17日 ~7 18

回 収 : 本人2,448件 配偶 者1,425件 本人 回収 率57.9% 調 査主 体: 労働 政 策研究 研 修機 構

○働 方 現状 と意 識 関す るア ンケ ト 調 査18

調 査対 象: 全国20-59歳 男女 正 規労 働 者2,000人 配偶 者約1,300人 標 本抽 出: 民間 調 査会社 モ ニタ ら 年齢階 層別 抽 出

調 査方 法: 郵 法

調査期 間:20058 5日~8 31

回収 :本 人1,528件、 配偶者1,032件 本人回 収率76.4% 調 査主 体: 労働 政 策研究 研 修機 構

○仕事 と生 活 調和 ワ ク ラ イフ バ ラ ンス 関 する 国際 比 較調査19 調 査対 象: 企 業 調査 従業 員数100人 以上 企業9628

従業 員調 査 企業 調 査 対 象各 社 勤務 す るホワ イト カラ 職 正社員 一企 業当 た 10 程度

標 本抽 出: 経済 産 業省 る 企 業活 動 基本調 査 調 査票 付先 スト あ る、 上 記 企業規 模以 上 、 つ 財 務指標 を一 定年 数以 上 とるこ と 可能 企 業 を抽出 調査方 法: 郵 法

調査期 間:20091220101

回収 : 企 業調 査 1,677社 回 収率17.4% 従業 員調 査 10,069人 調 査主 体: 経済 産 業研究 所 内 府経 済 社会総 合研 究所

17 調 査 結 果 、 労 働 政 策 研 究 研 修 機 構 2006a と し て 公 表 さ て い る

18 調 査 結 果 、 労 働 政 策 研 究 研 修 機 構 2006c と し て 公 表 さ て い る

19

調 査 結 果 、 武 石 編 著 2012 を 参 照

(9)

-9-

第 1 章 男性 護者の働き方に関するヒアリング調査結果

1 要 介 護 者 状 態 と家 族 介 護 負 担 1 介護 者と 要介 護者 関係

従来 、 介 護 中心 的 担い 手 女 性 とさ て た 、 介 護 者と る 男性 増 え つ つあ る1 また、年を とっ た親 子 も 夫婦 と暮 らす べ 年老 いた 親 介 護 家 族 担う べ という 伝統 的 規範 を 否定す る人 割 合 高 まって いる2 介護 をめ る家族 規 範 揺 動 く中、 調査 対象 者 男 性た う 背 景 ら 誰を 介護 する こ と った 本 節

彼ら 家 族 状況 注目す る

家 族 介 護 担 い 手 と う る 母 や 妻 い い 場 合 、 男 性 主 介 護 者 と る 割 合 高 い 労働 政策 研究 研修 機構 2006b こ を まえ 、ま 調査 対象 者と った 男性 介護 者 配偶者 有 無と 要介 護 者と 関係 を確 認し た い 表1-1-1 参照 調 査対象 者10人 う 独 身者 6XAXCYAYBYDYF 、全 員 親 父 、母 、あるい 両 方 介護 をして いる 既 婚者 4 人 妻 介 護 担い 手 と ら った 理由 、2XBYC 妻 自身 要介 護者 あ る ため 、他 、妻 自 分 祖母 や母 介 護 手 一杯と いう ケ ス YE と、対 象者 とそ 姉 と いう実 子 ょ う い 父親 介 護を 仕 っ ていて 妻 出る 幕

ったケ ス XD あ る 妻 自身 要 介護 者 という 配偶 者介 護を 除 いた 2 例 実 子介 護 、妻 義 理 親 介護 携 わら い 理 由と って いる

複数 要介 護者 を て た対 象者 も10人中4XCYAYDYE いる 、XCさ 以外 3人 介護 時 期 重あ るい 三 重 重 って いた 仕 事 をし ら こ う

ト プ 介護 携わる 労働 者 実態 、こ ま 十分 把 握 さ て た と いい た い さ ら 、4人 中3 人 親 ら 、 親 ょ う い 、 介 護も 担っ て い る こ こ 先 行研 究 示す 男 性介 護者 = 妻を介 護す る夫 、親 を 介護す る息 子 3とい う 定 義 とら えら い 介護 実態 示 さ て いる 子 も以 外 親 戚 ら 介 護を 受け た 要 介護者 、独身 また 子 も い い 場合 XCさ 叔 母、YDさ 伯母 と 、認 知症 子 も ら 介 護を 拒 否し た 場 合 YE さ 伯 母 夫 婦 ある 生涯 未 婚 率 上 昇し 、 子

もを 生ま った 夫 婦や子 も 1人 ひと っ子 夫 婦 増え ている4 後 、 を甥 や姪 介 護す る という 、い わ 親 戚 介護 増 える こと 予想さ る5

1 国 民 生 活 基 礎 調 査 る と 、 要 介 護 者 と 同 居 す る 主 介 護 者 男 女 比 13 23.6% 、 女76.4 あ っ た 22 男 性30.6% 、 女 性69.4% と 、 男 性 比 率 9年 間 7ポ イ ン ト 上 昇 し て い る

2 国 立 社 会 保 人 口 問 題 研 究 所 4回 全 国 家 庭 動 向 調 査 2008

3

斎 藤 2009 男 性 介 護 者 を 、 妻 を 介 護 す る 夫 、 親 を 介 護 す る 息 子 と し て い る

4 国 立 社 会 保 人 口 問 題 研 究 所 14回 出 生 動 向 基 本 調 査 2011

5 育 児 介 護 休 業 法 も 仕 事 と 介 護 両 立 支 援 対 象 家 族 含 め て い る 、同 居 つ 扶 養 し て い る 場 合 限 定 し て い る 、単 身 高 齢 者 増 加 と も っ て 、調 査 対 象 別 居 を 介 護 す る ケ 増 え る 可 能 性 あ る

(10)

-廻0-

1-1-1 介 護 期 家 庭 状 況

3o .

未既

要介 護者

要介護者 状態

要介護 認定

要介護 知症

有無 護者

有無

家庭環境、家族と 介護分担、要 介護者と

政賃さ 独身

本人監『歳 「008年、父 当時8」歳 歩行困 難

「0廻0年、認知症と診 断さ 昼夜逆転 し 、家 中を する も前立腺

性肺気腫、喘息、高 血 計廻『

医療機関と逬「回 イケ ア 通う 四脚ス ッキ をつ 手す ま っ て歩いている 外出 時 四脚ス ッキをつ 介助 歩け

要介護度廻

持病

同居家族 父、母 、妹 母 も心 細動 、高血 、気管支 そ く、 腰痛 持 病 、」 入院 し 、胆管 チュ 必要 元気 介護 をして いた 、負担を たく いと介護を手 伝い始め 、現在 政賃さ 主たる介護者と っている いる こも 状態 、介 護 関して 範囲 手伝う 程度 ら晩 ま 本 人 ってる と、介護者 参っ をつける けている

イケアを利用し て息抜

政賄さ 既婚

本人監買歳 「00買年、妻 当時監「歳 くも膜 出血 ら全身筋肉弛 緩状態 要介護状 態

発声 、メ 、筆談

ミュニケ ション 昼間 イケア 廻買時頃 ら廻8時過 を 待

ひと

要介護度『

妻、娘、息 子、そ 妻 、子 も「人貧監歳男、」 歳男週と7人 同居し ていた 、朝 支度 錯 綜するため、息 子夫 婦 近く マンショ ンを購入 娘と息子 大阪勤務 、介 護を手 助けしてく 父貧89歳週も目 不自由 、妹 面倒を ている 介護 認定 、ま 受け てい あま ほしい 私も ハビ 行ってい るし、1人 い て何 する 外へ行っ ているほう ていい し ょう と妻

政(さ 独身

①母

① 本 人『」 歳 廻99監 年 頃 ら 母 貧 当 時7」 歳 度 認 知 症 、 兄 と と も 8 年 間 在宅 介 護

本人監『歳 「00買年 ら、叔 母 当時78歳 歩行困難 廻年7ヶ 在宅介護 後、老健 施 、そこ 看 取る

要介護 度「

貧軽度

ひと 暮らし 独身 いる 介護 仕事を辞め 、 主たる介護者として 在宅介護をし た 独身 要介護

ったと 、兄 引越業 界 再就職し て 介護と 両立 、政(さ ひ と 対応 した 叔母 家ま 道「時 間 介護 、仕事優先 スタンス てい

た時 叔母宅 っていた

政)さ 既婚

本人監8歳 「00監年廻 、父親貧当時9廻歳 要介 車いす歩行 在宅 介護『年 「00監年~「008 後、施設介護監カ 「009年廻 ~監

要介護度廻

→『 貧軽度週

同居家族 父、母 妻 、子 も「人と 、父親 宅 ら約「キロ とこ い た 、介 護期 自 身 父 親宅 ょう 姉と 妹 いる姉貧夫婦週 父 と近居食事 準備 、 段取 、施設 帰 宅対応 す べて姉 世間 言う鬱 的 って った 父を ショ トス 預 け、家 族 って小旅行 行って 気分転換して いた

Y賃さ 独身

①母

①本人監0歳 「00買年、母 8『歳 認知症、パ キン ン病 在宅 介護「年貧「00買年~「007年 後、特養『年半 「007年~「0廻「年 「00買 年、 8買歳 脳梗塞 後遺症と 椎間 定時制 教員をしていた 頃 昼 夜 逆転生活

①要介護 度監

要介護 度廻

実家一戸建て 「007年 特養 →「0廻「年廻廻 老健 併設ク ニック 入 院 Y賃さ マンシ ョン ひと 暮ら 父と 同居す ること 気持 難しい 長姉 元公 務員 東京在住 訪 問介護 次姉 大阪 同市内在住 次姉 義父母 要介 護者状 態 最初 廻年 状況を受け入 イロ 近い 状態 母を ってし まったことも

Y賄さ 独身

本人『「歳 「000年頃 ら父貧当時77歳週 認知 別居し ていた「00」年頃、悪

業者 まさ ムを 発注する 判断力 衰えてい た 「00『年 弁護士 と 相談し、成年後 見人と った 夢 見 てる 状況 Y賄さ こと もわ 自宅を好 、施設へ 入居を拒 在宅 介 護廻廻年貧「00「年~

要介護度監

損保会社 転勤族 遠距 介護を していた 「00『年 大阪勤務 同居 別居:「年貧静岡勤務 →同居: 買年貧大阪勤務 +「 退職後 同居 家族 89歳 廻998年 死去 一 人っ 在職中 、休日 気晴ら し 趣味 時 間 を取る してい

7 Y(さ 既婚

本人監「歳 「00「年 当時監「歳 筋萎縮性 側索硬化症 賃LS と診断さ 「0廻0年廻 監9歳 死去するま 在宅介護7年

要介護度」

→監

最初

」年

結婚して 家を出ている 長女 公 務員、次女 「00監 退職 呼吸 器を装着して ほと

ひと 介護し、常 睡眠不足 った 「00監年頃 ら娘 を連 て頻繁 訪問 する 、休める 日 イラ イラして妻 つ当 た したこと もある を持って妻 ったこと も

8 Y)さ 独身

①父

①本人「0歳 廻98」年、父 当時監買歳 脳出 血 右半身付 「0廻0年ま 在宅 介護 本人『」歳 「00買年、母 当 時80歳 認知症 昼夜 逆転現 在ま 在宅介護 「00」 年頃 ら認知症 っ た伯母 「009年 独居 困難 、施設 る 手続 をした 「009 年」 ら「0廻廻年「 「年間施設介護

①要介護 度監

要介護 度」

要介護 度『

同居家族 父、母、次姉 次姉 掃除、洗濯 、 い物、料理をし、 Y)さ 通院付 添 い、各種手続 、介護サ ビス選定、介護用 品購入、夜間見 を 担当 伯母 、夫 婦 人暮らしをし ていた 亡く って 東京都住宅供 給公 社 住宅 一人暮ら しをしていた 行っても 出て来 と職場 連絡 救急隊員 出動 後、有料老人ホ 入ること 入院費 用や有料老人ホ ム 入居費 「監0万円超 、Y)さ 退職金 最初 仕事 介護してた け 、最後 ほう 護という 看病 仕事してた 、そ 状況

9 Y分さ 既婚

①母

①本人『『歳 「00「年、母 当時7」歳 要介 護 在 宅 介 護9 年 本 人『8歳 「00買 年 、 伯 母 姉、当時8『歳 認知症 「0廻廻年ま 在宅介護 「00買年、伯母 当 時9「歳 認知症 在宅廻年→施設介 護廻年 「007年、 配 偶 者 母 親 キ ン ン病 在 宅 介 護買 Y分さ 主たる介護 者

①身 者廻 級、要介護 度『→監

要介護 度「→監

要介護 度監

要介護 度「→監、

者廻級

」人兄弟 もと 同居 を望ま 、 独 居 ひと 姉夫婦 養 子として育て ら 、弟と 合い 悪く、要介護 って らも と呼 び、家へ を拒 対し、Y分さ 幼少 時、こ 預けら たこ わい ていた 埼玉県 妻 とそ ある 都内 寝 泊 しマンシ ョン 管理 清 掃業務を行 状腺炎 、口 ス 、痛 風 った 負担を けまいとし、通 い 来てく い いと言った 介護

一番、と 聞く べった 頭を冷 するこ

とを念頭 置いたほ う いい、と

廻0 Y切さ 独身

本人」7歳 「00監年頃 ら父 当時7監歳 歩行 困難 心臓機能 「0廻廻年 寝た

「0廻廻年ま 7年間在宅介護

要 支 援 「 → 要 介 護 度 廻、 者」

使え

別居していた 介護 った母 代わ 護をするため 退職 して帰郷し、父、母と同 居 別居 独身

、ゼ ネコン 勤務 を経 て現在 他 県 公 務 員 介護 た め って ていても、仕事 疲労 たまっ ていて 、寝てしまうこと あった 繁 忙期 無理 帰 省せ 、体を 休 めて仕事 備えた

(11)

-廻廻- 2 要介 護者 状 態

次 、要 介護 者 要 介護度 や認 知症 有 無 といっ た状 態 介護 者 就労 続 や心 身 状 態 う 影 響を 与 える を てい く

要介 護者 認 知症 患 者 含 ま る 、10人中7XAXCXDYAYBYDYE ある 認 知症 あ っ ても軽 度 要介 護者 態度や 行動 穏 や 場合 、心 身と も さ ほ

負 担 感 感 い う XC さ 母 介 護 つい て 兄 主介 護 者 あ っ たこ と も ある 、 認知 症 軽 度 っ たた め、 何 重 大 負 担を 背負 う こと った とい う YD さ 母、XD さ 父 つ いて も同 様 状 況 と思 わ る し し 、 認知 症 症状 重い 場 合 介護 者 仕事 悪 影 響を及 ぼす とい う報 告 あっ た また 、深 夜 介護 を行 って いる 介 護 者 、 行っ てい い 場 合 比 べ、 介護 スト スや介 護 仕事 間 コ ンフ クト 高 まる 傾 向

ある 労 働研 究 研 修機構 2006b 昼夜 逆 転や を する 要介 護 者を抱 え る XA さ YA 性 的 睡 眠 不 足 、仕 事 中 眠 気 襲 わ 居 眠 す る こ と も 頻 繁 っ た と い う XA さ 、 職 場 理 解 と 協力 を 得、 介 護し ら仕 事 を続 け るた め 生活 ス タイ を 確立す るま 大変 という 理由 、 異動 を 望 い い 定年 後 再雇 用 つい ても 、 現 在と 異 る 職 場 配 属さ る ため 応 い つも とい う YB さ 場 合 い わゆ る 転 勤族 ため 、認 知症 父と別 居し てい た期 間 ある 、 そ 間 父 悪質 商法 被 害 遭 う 判 断 力 衰 えて た 父 自宅 住 こ とへ こ わ 強 く 、YB さ も 父 意 思 を 無視し て施 設 入 る こと 望ま った た め、独 身 一人 っ子 YBさ 遠 隔地 勤務 まま あ 就 業 続 困難 あ った そ 後、自 宅通 勤 る 支 店 異 動し 、就 業 続 可能と っ た こ う 、要 介護 者 認知 症 度合 いや 症状 昼夜 逆 転、 有 無

重い 場合 、 介護 を 担う労 働者 仕 事 能 率低 や異 動 る 職 ス ク 発生 する と い った状 況 、調 査結 果 らう える

要 介 護 者 認 知 症 く 、 寝 た あ る い 歩 行 困 難 と い う 事 例 XBXCXDYC、 YF 、介 護を 分担 る 相手 い る 、介護 者 負担 感 著し く異 っ て い た 介 護を ほぼ 一人 抱え込 いた2XCYC 、経済 的 困難も あ 、 介護 殺人 他人 事 く 自分も 一 重 妻を 持 上 て 投 た 、暴言を い たこ と あ る と虐 待 や殺 人 つ い て 語る ほ 、 精 神的 追 い込 ま て い た YC さ 、 結 婚 し て家を 出た 長女 と次 女 自 分 る ら 心 配する と伝 え、 難 病 常 時痰 吸 引 必 要 妻 つ っ 介 護を一 人 担っ てい た 、父 窮 状を 見 た次女 子 も を連 て 手伝い 来 る う って以 降、 孤独 感や 疲 労感 和ら い とい う こ 例 う 、 介 護 を分担 る者 他 いる場 合 介護 者 要 介護者 ら 距 を取 自分 時間 を作 って フ

ッシ ュす るこ と 、介 護ス ト ス 軽 減さ る傾 向 ら た 3 家庭 環境 、家 族と 介護 分担

次 、 家族 と 介護 分担 有無 を確 認す る 介護 分 担 固定 的 く、 主介 護者

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