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Academic year: 2018

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(1)

3. 評価方法

CMA-ES を用いた二足歩行ロボットの起き上がり動作の改善

鈴木湊,渡邊真哉,伊藤暢浩 ( 愛知工業大学 )

1. 背景・目的

2. 実験方法

4. 結果

5. 今後の課題

今回は最適化手法の 1 つである進化的戦略 (Evolution Strategy : ES) を共分散行列で拡張した共分散行列適応進化戦略 (Covariance Matrix Adaptation - ES : CMA-ES) を用いて実験を行った.以下の 手順を 1 施行として 300 世代行った.

①エージェントの頭部座標と位置座標を取得する

②エージェントの足首のヒンジを曲げ,転倒させる

③起き上がりを行わせる

④起き上がりの評価を行う

我々はエージェントの頭部の座標と足の中心座標の差分 ( 図 1) が 小さいほど,エージェントが起き上がっている状態にあるものと 仮定した.また,起き上がり動作中に得られるこの差分を連続的 に取得し,起き上がり動作終了後に平均を求めることで,平均が 小さいほど早く安定していると考えた ( 式 1).さらに,エージェ ントが起き上がり動作によって移動してしまうことを抑制するた め,起き上がり動作前後でエージェントの足の中心座標を取得し ておき,移動距離を加えることで評価を下げることとした ( 図 2)( 式 2).これにより,適合度が低くなるほど起き上がり時間が短く, 安定した起き上がり動作が実現出来たことになる.

実験を2回を行い,結果を図3に示す.図3は各世代の最も良かっ た個体の適応度と各世代毎の個体の分散値のグラフである.図3 より適応度が一度良い値になると値のぶれはあるが一定の値に なってしまった.また,分散値より収束する前に実験が終わって しまったことが分かる.

今回の結果より,以下の検討が必要である.

・パラメータ数が多く収束しなかったと考えられるため,最適化を   行うパラメータ数の再検討

・一定の値になってしまったため,個体差が詳細になるような適合   度関数の見直し

・他の最適化手法を用いて実験を行い,CMA-ES との比較検討

① ② ③ ④

起き上がり最適化開始の初期段階では,起き上がること事態を失 敗してしまう個体も存在した.そのため,失敗しても適合度 ( 評価 値 ) を取得することが出来る適合度関数 ( 目的関数 ) を提案する. その式を以下に示す.

図 3: 最大適合度の推移と適応度の分散値の推移

displacement

起き上がり動作開始時の足の中心座標 起き上がり動作終了後の足の中心座標

x4,y4

x3,y3

図 2: エージェントの起き上がり 動作による移動

x1,y1

起き上がり動作中の足の中心座標 起き上がり動作中の頭部座標

x2,y2

図 1: エージェントの頭部座標と 足の中心座標の差分

- (1)

- (2)

fitness = 1

count (x1 x2)

2 + (y1 y2)2 + displacement

displacement = (x3 x4)2 + (y3 y4)2

120

-120 -95

120 -120

90

-1

25 100

-25 90

1

-130

75 -45

-25 45

120

-120 95

-1

120 -120

1

-90

45 -25 100

-25

1

1

-130

75

-45 -45 25

-120 120

45

-45

head2 Rarm2

Rarm3 Rarm4

Rleg3

Rleg1 Rleg4

Rleg5 Rleg6 Rleg2

Larm2 Larm1

Larm3 Larm4 Lleg2

Lleg3

Lleg1 Lleg4

Lleg5 Lleg6 head1 Rarm1

1

-45

1 -90

nao の関節図 我々のエージェントには,起き上がり動作

が正確に行えない問題がある.起き上がり 動作の最適化を行い,改善を行うことを考 えた.起き上がり動作全体は6つの動作に 分かれる.各動作はモーション時間,各関 節の角度,関節を曲げる速度で構成される. そのため,パラメータ数が 198 個存在する. パラメータ数が多すぎる場合,結果が収束 しないことが考えられる.ゆえに,上体の 動作を固定し,55 個のパラメータで最適化 を行った.

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