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平成15年度長野市一般・特別会計: 決算審査・基金の運用状況審査 長野市ホームページ

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全文

(1)

平 成 1 5 年 度

長野市一般会計・特別会計決算

及び基金の運用状況審査意見書

長 野 市 監 査 委 員

(2)

16監査第 41 号 平成 16 年9月7日

長 野 市 長

鷲 澤 正 一 様

長野市監査委員 戸 谷 修 一

同 高 波 謙 二

同 轟 正 満

同 滝 沢 勇 助

平成 15 年度長野市一般会計・特別会計決算

及 び 基 金 の 運 用 状 況 の 審 査 意 見 に つ い て

地方自治法第 233 条第2項及び同法第 241 条第5項の規定により審査に付された平成 15 年度

長野市一般会計・特別会計決算及びその附属書類並びに基金の運用状況を審査したので、次のと

おり意見を提出します。

(3)

目 次

平成 15 年度長野市一般会計・特別会計決算審査意見

第1 審査の対象 . . . 1 第2 審査の期間 . . . 1 第3 審査の方法 . . . 1 第4 審査の結果 . . . 2 総 括 . . . 3 1 決算の概況 . . . 3 2 決算収支の状況 . . . 5 3 財 政 状 況 . . . 6 4 む す び . . . 8

一 般 会 計 . . . 11

1 歳 入 . . . 11

2 歳 出 . . . 27

特 別 会 計 . . . 39

1 国民健康保険特別会計 . . . 41

2 交通災害等共済事業特別会計 . . . 46

3 住宅新築資金等貸付事業特別会計 . . . 48

4 老人保健医療特別会計 . . . 50

5 農業集落排水事業特別会計 . . . 52

6 駐車場事業特別会計 . . . 54

7 スキー場事業特別会計 . . . 56

8 母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計 . . . 58

9 公共用地取得事業特別会計 . . . 60

10 介護保険特別会計 . . . 61

11 公共料金等集合支払特別会計 . . . 66

(4)

財産に関する調書 . . . 67

平成 15 年度基金の運用状況審査意見 第1 審査の対象 . . . 69

第2 審査の期間 . . . 69

第3 審査の方法 . . . 69

第4 審査の結果 . . . 69

1 長野市奨学基金 . . . 70

2 長野市土地開発基金 . . . 71

3 長野市高額療養費貸付基金 . . . 72

審 査 資 料 . . . 73

( 注) 1 文中及び各表中に表示する千円単位の数値は、原則として単位未満を四捨五入した。

したがって表の合計額等は一致しない場合がある。

2 比率(%)は、原則として小数点以下第二位を四捨五入した。 3 構成比率(%)は、合計が 100 となるよう一部調整した。 4 ポイントとは百分率(%)間の単純差引数値である。

(5)

平成 15 年度長野市一般会計・特別会計決算審査意見

第1 審査の対象 1 各会計の決算

平成 15 年度長野市一般会計

同 国民健康保険特別会計 同 交通災害等共済事業特別会計 同 住宅新築資金等貸付事業特別会計 同 老人保健医療特別会計

同 農業集落排水事業特別会計 同 駐車場事業特別会計 同 スキー場事業特別会計

同 母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計 同 公共用地取得事業特別会計

同 介護保険特別会計

同 公共料金等集合支払特別会計 2 附属書類

平成 15 年度長野市各会計歳入歳出決算事項別明細書 同 各会計実質収支に関する調書 同 財産に関する調書

第2 審査の期間

平成 16 年6月 25 日から8月 30 日まで

第3 審査の方法

審査に当たっては、各会計の決算書及びその附属書類が地方自治法及びその他の関係法令 に準拠して作成されているかを確認し、計数が正確であるか、予算の執行が適正かつ効率的 に行われているかについて、収入役及び関係課所管の諸帳簿、証書類と照合するとともに、 関係職員の説明聴取並びに抽出による現場実査を実施した。

また、例月現金出納検査、定期監査及び随時監査の結果も参考にして審査した。

(6)

第4 審査の結果

各会計の決算書及びその附属書類は、いずれも関係法令に準拠して作成されており、その計 数は、関係諸帳簿と符合し正確であるものと認められた。

また、予算の執行状況は、その目的に沿っておおむね適正に執行されているものと認められ

た。その状況及びこれに対する意見は、それぞれの項において述べるとおりである。

(7)

総 括

(8)

総 括

1 決算の概況

当年度における一般会計及び特別会計の予算額は 201, 448, 378千円(前年度に比較して 0. 3%増 加)で、これに対する決算額は、

歳 入 199, 612, 125千円 (前年度に比較して 0. 4%減少) 歳 出 194, 349, 885千円 (前年度に比較して 1. 1%減少) 差 引 5, 262, 240千円 (前年度に比較して 37. 9%増加) となっている。

この決算額のうちには、各会計相互間及び国民健康保険特別会計の事業勘定・直診勘定間の繰入

額・繰出額が含まれているので、これを控除した純計決算額は、

  一般会計・特別会計の決算状況は、次表のとおりである。    (単位 千円・%)

区分 歳入歳出

年度 差引残額 歳入 歳出

15 一般会計 131, 008, 745 128, 597, 168 124, 338, 447 4, 258, 721 98. 2 94. 9 特別会計 70, 439, 633 71, 014, 957 70, 011, 438 1, 003, 519 100. 8 99. 4 201, 448, 378 199, 612, 125 194, 349, 885 5, 262, 240 99. 1 96. 5 14 一般会計 133, 086, 200 132, 213, 648 129, 491, 704 2, 721, 944 99. 3 97. 3 特別会計 67, 676, 142 68, 123, 115 67, 028, 540 1, 094, 575 100. 7 99. 0 200, 762, 342 200, 336, 763 196, 520, 244 3, 816, 519 99. 8 97. 9 一般 比較増減 △ 2, 077, 455 △ 3, 616, 480 △ 5, 153, 257 1, 536, 777 △ 1. 1 △ 2. 4

会計 前年度対比 98. 4 97. 3 96. 0 156. 5 - -

特別 比較増減 2, 763, 491 2, 891, 842 2, 982, 898 △ 91, 056 0. 1 0. 4

会計 前年度対比 104. 1 104. 2 104. 5 91. 7 - -

比較増減 686, 036 △ 724, 638 △ 2, 170, 359 1, 445, 721 △ 0. 7 △ 1. 4

前年度対比 100. 3 99. 6 98. 9 137. 9 - -

予算決算対比

会計別 予算現額 歳入決算額 歳出決算額

(9)

歳 入 191, 387, 644千円 (前年度に比較して0. 5%減少) 歳 出 186, 125, 404千円 (前年度に比較して1. 3%減少) である。

  純計決算額の推移は、次表のとおりである。 (単位 千円・%)

前年度

15年度 14年度 対 比

歳 入 199, 612, 125 99. 0 99. 6

歳 出 194, 349, 885 100. 0 98. 9

8, 224, 481 107. 6 103. 7

歳 入 191, 387, 644 98. 7 99. 5

歳 出 186, 125, 404 99. 7 98. 7

5, 262, 240 67. 1 137. 9

(注)指数は、平成13年度を100とした。

  歳入決算額を財源別に見ると、次表のとおりである。 (単位 千円・%)

会計別

財源別 決算額 構成比率 構成比率

77, 130, 135 60. 0 49. 1

51, 467, 033 40. 0 50. 9

128, 597, 168 100. 0 100. 0

  市債の現在高は、次表のとおりである。 (単位 千円)

会計別

区 分

14年度末現在高 169, 124, 740

9, 637, 613 178, 762, 353

合    計 11, 473, 600 16, 704, 227 173, 531, 726

特 別 会 計 360, 500 432, 694 9, 565, 419

15年度借入額 15年度償還額 15年度末現在高

一 般 会 計 11, 113, 100 16, 271, 533 163, 966, 307

合    計 71, 014, 957 100. 0 199, 612, 125

依 存 財 源 50, 048, 651 70. 5 101, 515, 684

自 主 財 源 20, 966, 306 29. 5 98, 096, 441

一般会計 特別会計

決算額 構成比率 決算額

歳入歳出差引残額 3, 816, 519 5, 689, 009 92. 5

純 計

192, 404, 705 194, 893, 234 98. 2 188, 588, 186 189, 204, 225 98. 4

重複控除額 7, 932, 058 7, 368, 976 111. 6

202, 262, 210 98. 7 196, 520, 244 196, 573, 201 98. 9

(注)母子寡婦福祉資金貸付事業分は特別会計から除いた。

(注)特定資金公共投資事業債(NTTーBタイプ貸付金)は除いた。 区  分

決 算 額 指 数

14年度 13年度 15年度

総 計

200, 336, 763

(10)

2 決算収支の状況

(1)実質収支

当年度の形式収支額は 5, 262, 240 千円であるが、翌年度への繰越財源 2, 685, 168 千円を控除し た実質収支額は 2, 577, 072 千円で、この額が翌年度へ一般財源として繰り越されている。

(2)単年度収支

当年度の実質収支額から、これに含まれている前年度の実質収支額 2, 727, 531 千円を差し引い た単年度収支額はマイナス 150, 459 千円で、前年度に比較して 25, 203 千円の減少となっている。

  決算収支状況の推移は、次表のとおりである。      (単位 千円・%)

区分

年度

15年度 14年度 13年度 前年度対比

形式収支額

一般会計 4, 258, 721 2, 721, 944 4, 465, 020 156. 5

(歳入歳出差引額)

特別会計 1, 003, 519 1, 094, 575 1, 223, 989 91. 7 合  計 5, 262, 240 3, 816, 519 5, 689, 009 137. 9 一般会計 2, 683, 843 1, 088, 988 2, 834, 710 246. 5

翌年度繰越財源 特別会計 1, 325 0 1, 512 −

合  計 2, 685, 168 1, 088, 988 2, 836, 222 246. 6 一般会計 1, 574, 878 1, 632, 956 1, 630, 310 96. 4 実質収支額 特別会計 1, 002, 194 1, 094, 575 1, 222, 477 91. 6 合  計 2, 577, 072 2, 727, 531 2, 852, 787 94. 5

一般会計 △ 58, 078 2, 646 167, 773 −

単年度収支額 特別会計 △ 92, 381 △ 127, 902 157, 099 − 合  計 △ 150, 459 △ 125, 256 324, 872 −

(11)

3 財政状況

(注)1 本表は、地方財政状況調査表による普通会計決算(一般会計、住宅新築資金等貸付事業特別会計、母子寡 婦福祉資金貸付事業特別会計及び公共用地取得事業特別会計)の数値である。なお、経常収支比率について は、平成 13 年度以降、減税補てん債及び臨時財政対策債を含めて算出された数値である。

(1)財政力指数

財政力を判断するもので、この指 数が1に近いほど財政力が強く、1 を超える団体は、余裕財源を保有し ていることになる。

当年度は 0. 736 で、前年度と同数値 となっている。

0.83

0.808

0.763

0.730

0.736 0.736 0.78

0.77 0.78

0.809

0.650 0.700 0.750 0.800 0.850 0.900

11年度 12年度 13年度 14年度 15年度 長野市 中核市平均 財政力指数の推移

  普通会計における財政の状況は、次表のとおりである。   (単位 千円・%)

前年度

対 比 15年度 14年度

43, 982, 240 47, 352, 791 △ 3, 370, 551 92. 9 53, 698, 431 53, 987, 213 60, 398, 200 63, 247, 532 △ 2, 849, 332 95. 5 68, 149, 672 71, 693, 379 0. 736 0. 736 0. 000 − 0. 809 0. 78 74, 742, 835 76, 660, 024 △ 1, 917, 189 97. 5 86, 893, 473 89, 408, 755 62, 488, 474 62, 075, 825 412, 649 100. 7 78, 706, 302 78, 332, 399 76. 3 76. 5 △ 0. 2 − 82. 8 82. 7 74, 371, 246 78, 573, 520 △ 4, 202, 274 94. 7 86, 505, 650 90, 688, 968

100. 5 97. 6 2. 9 − 100. 4 98. 5

20. 9 20. 3 0. 6 − 15. 4 15. 9

中核市平均数値

区    分 15年度 14年度 比較増減

基 準 財 政 収 入 額 基 準 財 政 需 要 額

財 政 力 指 数

経 常 一 般 財 源 等( A)

公 債 費 比 率

経 常 経 費 充 当

一 般 財 源 等

経 常 収 支 比 率

標 準 財 政 規 模 ( B) 経 常 一 般 財 源 比 率 ( A/ B)

(12)

(2)経常収支比率

財政構造の良否、弾力性を判断する もので、この比率が 80%を超える場合 は、財政構造が弾力性を失いつつある とされている。当年度は 76. 3%で、前 年度に比較して 0. 2 ポイント低下して いる。

(3)経常一般財源比率

歳入構造の内容を判断するもので、 この比率が 100%を超える度合が高い ほど一般財源に余裕があることを示す ものである。

当年度は 100. 5%で、前年度に比較 して 2. 9 ポイント上昇している。

(4)公債費比率

経常一般財源総額に占める公債費の 一般財源所要額の比率を示すものであ り、公債費の増加に歯止めをかけ、財 政構造の健全性を確保するため、その 程度に応じて地方債を許可しないもの とされている。当年度は 20. 9%で、前 年度に比較して 0. 6 ポイント上昇して いる。

76.5 76.3

71.4 70.9 71.2

79.2

82.7 82.8 80.2

78.9

67.0 72.0 77.0 82.0 87.0

11年度 12年度 13年度 14年度 15年度

経常収支比率の推移

長野市 中核市平均

100.5

97.6 102.0

101.9 101.4

101.2

100.4 100.6

98.5 101.5

96.0 98.0 100.0 102.0 104.0

11年度 12年度 13年度 14年度 15年度 経常一般財源比率の推移

長野市 中核市平均

17.8

18.7

19.8

20.3

20.9

15.5 15.4

15.7 15.9 15.4

10.0 12.0 14.0 16.0 18.0 20.0 22.0 24.0

11年度 12年度 13年度 14年度 15年度

公債費比率の推移

長野市 中核市平均

(13)

4 む す び

政府の年次経済財政報告によると、平成 15 年度の我が国経済成長率は3%を上回り、失業率は 13

年ぶりに前年から低下し、バブル崩壊後続いた長期停滞から脱出しつつあるが、地域経済の回復状況

にはばらつきがあり、依然として景気回復の実感が乏しい状況にある。

本市においては、厳しい財政環境の中、前年度に第三次長野市総合計画後期基本計画をはじめ、行

政改革大綱、市民公益活動促進のための基本方針など多くの計画を策定し、15 年度をPlan(計

画)からDo(実行)の年と位置付け、「入りを量りて、出ずるを為す」を基本理念としつつ、「元気 なまち ながの」づくりを進めるため、行政評価の結果を反映し、行財政の簡素効率化、徹底した経 費の節減合理化を行い、市民要望を踏まえた各種施策・事業が総合的かつ計画的に推進された。

本年度の一般会計及び特別会計を合わせた総計決算額は、歳入 1, 996億 1, 200万円、歳出 1, 943 億 4, 900 万円となり、前年度に比較して、歳入で 7 億 2, 400 万円(0. 4%)、歳出で 21 億 7, 000 万円

(1. 1%)それぞれ減少している。

これを決算収支で見ると、形式収支(歳入歳出差引額)から翌年度への繰越財源を控除した実質収 支は、一般会計で 15 億 7, 400 万円、特別会計で 10 億 200 万円となり、総額で 25 億 7, 700 万円の黒 字決算となった。また、当年度実質収支から前年度実質収支を差し引いた単年度収支は、一般会計で マイナス 5, 800 万円、特別会計でもマイナス 9, 200 万円となり、総額では 1 億 5, 000 万円の赤字とな った。

歳入決算額の財源別状況は、自主財源 49. 1%(前年度 50. 4%)、依存財源 50. 9%(前年度 49. 6%) で、前年度に比較して自主財源の割合が 1. 3 ポイント低下した。

市債の状況は、借入額を抑制し残高の縮減に努めた結果、当年度借入額は前年度に比較して 6 億

5, 800 万円(5. 4%)減の 114 億 7, 300 万円、元金償還額は 7 億 4, 100 万円(4. 6%)増の 167 億 400 万円で、年度末現在高は、前年度比 52 億 3, 000 万円(2. 9%)減の 1, 735 億 3, 100 万円となった。一 般会計の市債残高について見ると、9年度の 1, 921 億円をピークに年々減少し、また、元利償還額に ついても、当年度をピークに減少していく見込みである。

基金では、減債基金から 34 億円を取り崩す一方、事業費の確定に伴う不用額等をもとに減債基金 に 20 億 1, 400 万円、財政調整基金に 10 億 3, 100 万円それぞれ積み立てた。

普通会計における財政状況についてみると、財政構造の健全性を示す公債費比率は、前年度に比較

して0. 6 ポイント上昇の 20. 9%と悪化したものの、財政力の強さを示す財政力指数は、前年度と同 じ 0. 736 で、財政構造の弾力性を示す経常収支比率は 0. 2 ポイント低下の 76. 3%、一般財源のゆと り度を判断する経常一般財源比率は 2. 9 ポイント上昇の 100. 5%とそれぞれ改善した。

(14)

次に、一般会計の予算執行についてみると、歳入は、長引く景気低迷の影響を受けた市民税の大幅

な減少に加え、これまで堅調であった固定資産税も家屋の評価替えや地価下落の影響で減少したため、

自主財源の主力をなしている市税全体額が 538 億 7, 800 万円となり、前年度に比較して 27 億 1, 000 万円(4. 8%)の減となった。他方、ピークを迎えた公債費の財源とするため、減債基金繰入金9億 1, 400 万円の増を主な理由として繰入金は 35 億 6, 500 万円となり、前年度比 7 億 100 万円(24. 5%) の増となった。

特に、市税等の滞納整理事務については、創意工夫し努力されてはいるが、その収入未済額・不納

欠損額は累増の一途にあり、この収入確保は看過できない課題である。自主財源の確保や市民負担の

公平を期するうえからも、滞納額の縮減に更なる努力を要望する。

一方、歳出の総額は、前年度に比較して 51 億 5, 300 万円減の 1, 243 億 3, 800 万円となり、執行率 は 2. 4 ポイント低下の 94. 9%となったものの、都市再生・中心市街地の活性化、子育て環境の整備、

学校教育の充実など、市民要望の高い分野に対して重点的かつ着実に予算執行がなされた。その結果、

全体に占める割合についてみると、最も大きなものは、前年度までの土木費に代わり民生費となった。

地方分権一括法、三位一体の改革、構造改革特区、地域再生プログラムといった国の一連の施策 により、地方に権限や財源が移行されつつあるが、真の地方分権の実現には、職員の意識改革が不可 欠であるとともに、ニュー・パブリック・マネジメント的手法に基づき、行財政管理の効率性を高め ることが一層求められている。

17 年 1 月 1 日をもって、いよいよ1町3村と合併するが、住民との協働によるそれぞれの地域の

特色を活かした総合的なまちづくりが求められている。引き続き健全財政が維持できるよう、長期的

な視点に立って、財源確保、受益者負担の適正化等に取り組むとともに、限られた財源のより一層の 重点的・効果的配分に努め、行財政改革の推進と事務事業の効率化を図ることにより、住民が合併を して良かったと思えるような中核都市「元気なまち ながの」の実現を期待するものである。

(15)

一 般 会 計

(16)

一 般 会 計

一般会計の決算額は、歳入 128, 597, 167, 505 円(予算額に対する割合 98. 2%)、歳出 124, 338, 447, 225 円(同 94. 9%)で、歳入歳出差引残額は 4, 258, 720, 280 円である。

前年度に比較して、歳入では 3, 616, 480, 773 円(2. 7%)、歳出では 5, 153, 257, 030 円(4. 0%)、そ れぞれ減少している。

実 質 収 支 額 は 、 歳 入 歳 出 差 引 残 額 か ら 翌 年 度 へ の 繰 越 財 源 2, 683, 843, 000 円 を 差 し 引 い た 1, 574, 877, 280 円である。

なお、前年度の実質収支額を控除した単年度収支額は△ 58, 078, 743 円である。

1 歳 入

( 1) 予算の執行状況

  決算収支状況は、次表のとおりである。 (単位 円)

区 分

年 度

15 年 度 14 年 度 13 年 度

131, 008, 745, 000 133, 086, 200, 000 137, 157, 585, 000 128, 597, 167, 505 132, 213, 648, 278 135, 275, 502, 709 124, 338, 447, 225 129, 491, 704, 255 130, 810, 483, 086 4, 258, 720, 280 2, 721, 944, 023 4, 465, 019, 623 2, 683, 843, 000 1, 088, 988, 000 2, 834, 710, 000 1, 574, 877, 280 1, 632, 956, 023 1, 630, 309, 623

△ 58, 078, 743 2, 646, 400 167, 772, 771 翌 年 度 繰 越 財 源

実 質 収 支 額

単 年 度 収 支 額

予 算 現 額

歳 入 決 算 額

歳 出 決 算 額

歳 入 歳 出 差 引 額

( 形 式 収 支 )

   歳入の決算状況は、次表のとおりである。 (単位 円・%)

区 分

(A) 98. 4

(B) 97. 4

(C) 97. 3

予 算 現 額 と 収 入 済 額 と の 差 予 算 現 額 に 対

1. 1ポイント 調 額 に 対

0. 1ポイント 77. 0 103. 7 114, 426, 982

前年度 対 比

不 納 欠 損 額 151, 257, 691 196, 526, 489 45, 268, 798 収 入 未 済 額 3, 183, 211, 723

131, 931, 636, 919 135, 478, 959, 508

3, 068, 784, 741

( C) /( A) 98. 2 99. 3

( C) /( B) 97. 5 97. 6

1, 539, 025, 773

3, 547, 322, 589 128, 597, 167, 505 132, 213, 648, 278 3, 616, 480, 773

( C) −( A) 2, 411, 577, 495 872, 551, 722

調

131, 008, 745, 000 133, 086, 200, 000 2, 077, 455, 000

15年度 14年度 増 減

年 度

13年度 137, 157, 585, 000 138, 350, 814, 262 135, 275, 502, 709

2, 879, 752, 676

1, 882, 082, 291 98. 6 97. 8 195, 558, 877

(17)

当年度の歳入決算額は 128, 597, 167, 505 円で、予算額に対する執行率は 98. 2%(前年度 99. 3%)、 調定額に対する収入率は 97. 5%(同 97. 6%)となっている。前年度に比較して 3, 616, 480, 773 円

(2. 7%)の減少となっている。

不納欠損処分額は 151, 257, 691 円で、前年度に比較して 45, 268, 798 円(23. 0%)の減少となっ ている。

収入未済額は 3, 183, 211, 723 円で、前年度に比較して 114, 426, 982 円(3. 7%)の増加となって いる。

( 2) 款別収入状況

各款の歳入決算額で、前年度と比較した増減は次図のとおりであり、増減額の大きいものと、そ の主な理由は次のとおりである。

  款別収入状況は、次表のとおりである。 (単位 円・%)

区 分

収入済額

構成 比率

収入済額

構成 比率

増減額

前年度 対 比 市 税 53, 878, 459, 417 41. 9 56, 589, 143, 846 42. 8 △ 2, 710, 684, 429 95. 2 地 方 譲 与 税 1, 255, 481, 000 1. 0 1, 184, 353, 000 0. 9 71, 128, 000 106. 0 利 子 割 交 付 金 470, 793, 000 0. 4 682, 160, 000 0. 5 △ 211, 367, 000 69. 0 地方 消費 税交 付金 4, 071, 912, 000 3. 2 3, 628, 815, 000 2. 7 443, 097, 000 112. 2 ゴ ル フ 場 利 用 税 交 付 金 62, 831, 344 0. 1 70, 006, 374 0. 1 △ 7, 175, 030 89. 8 自 動 車 取 得 税 交 付 金 553, 779, 000 0. 4 566, 511, 000 0. 4 △ 12, 732, 000 97. 8 地 方 特 例 交 付 金 1, 981, 686, 000 1. 5 2, 119, 684, 000 1. 6 △ 137, 998, 000 93. 5 地 方 交 付 税 17, 826, 493, 000 13. 9 17, 626, 284, 000 13. 3 200, 209, 000 101. 1 交通安全対策特別交付金 91, 610, 000 0. 1 83, 877, 000 0. 1 7, 733, 000 109. 2 分担 金及 び負 担金 2, 858, 107, 167 2. 2 3, 003, 087, 670 2. 3 △ 144, 980, 503 95. 2 使用 料及 び手 数料 3, 382, 718, 278 2. 6 3, 470, 028, 975 2. 6 △ 87, 310, 697 97. 5 国 庫 支 出 金 9, 992, 310, 972 7. 8 9, 348, 867, 958 7. 1 643, 443, 014 106. 9 県 支 出 金 4, 047, 036, 889 3. 1 4, 257, 234, 748 3. 2 △ 210, 197, 859 95. 1 財 産 収 入 442, 435, 800 0. 3 822, 335, 403 0. 6 △ 379, 899, 603 53. 8 寄 附 金 12, 442, 700 0. 0 42, 810, 571 0. 0 △ 30, 367, 871 29. 1 繰 入 金 3, 565, 493, 381 2. 8 2, 864, 028, 731 2. 2 701, 464, 650 124. 5 繰 越 金 2, 721, 944, 023 2. 1 4, 465, 019, 623 3. 4 △ 1, 743, 075, 600 61. 0 諸 収 入 10, 268, 533, 534 8. 0 9, 771, 164, 379 7. 4 497, 369, 155 105. 1 市 債 11, 113, 100, 000 8. 6 11, 618, 236, 000 8. 8 △ 505, 136, 000 95. 7 合        計 128,597,167,505 100.0 132,213,648,278 100.0 △ 3,616,480,773 97.3

前年度比較 款 別

15 年 度 14 年 度

(18)

繰入金は 701, 464, 650 円(24. 5%)の増加となっており、これは、元利償還に要する公債費の財 源とするための減債基金繰入金等が増加したことによるものである。

国庫支出金は 643, 443, 014 円(6. 9%)の増加となっており、これは主に、平成 14 年度途中に県 から委譲された児童扶養手当給付費負担金が、平成 15 年度は、通年ベースになったことによるも のである。

諸収入は 497, 369, 155 円(5. 1%)の増加となっており、これは主に、貸付金元利収入のうち、 中小企業振興資金貸付預託金元利収入が増加したことによるものである。

地方消費税交付金は 443, 097, 000 円(12. 2%)の増加となっており、これは、申告時期のずれに より、収入が増加したことによるものである。

一方、市税は 2, 710, 684, 429 円( 4. 8%) の減少となっており、これは主に、長引く景気低迷の影 響を受けて、市民税の大幅な減とともに、固定資産税も、家屋の評価替えや地価下落の影響により 減少したことによるものである。

繰越金は 1, 743, 075, 600 円( 39. 0%) の減少となっており、これは主に、前年度からの事業繰越金 が減少したことによるものである。

市債は 505, 136, 000 円(4. 3%)の減少となっており、これは、一般財源の確保のための、臨時

財政対策債が増となった一方で、交付税措置のない建設債の抑制を図り、借入全体の調整を行った

ことによるものである。

財産収入は 379, 899, 603 円(46. 2%)の減少となっており、これは主に、財産売払収入のうち、 不動産売払収入が減少したことによるものである。

歳入決算額の対前年度款別増減

30

20

10 0 10 20 30

使

(億円)

(19)

( 3) 財源別収入状況

自主財源の決算額は 77, 130, 135 千円で、主に市税が減少したことにより、前年度に比較して 3, 897, 484 千円(4. 8%)減少している。

また、依存財源の決算額は 51, 467, 033 千円で、主に国・県支出金(国庫支出金)及びその他(地 方消費税交付金)が増加したことにより、前年度に比較して 281, 004 千円(0. 5%)増加している。

この結果、自主財源の歳入総額に占める割合は、前年度を1. 3 ポイント下回り 60. 0%となって いる。

11年度

12年度

13年度

14年度

15年度

       市   税       そ の 他 自   主   財   源

41.9

43.3

45.1

44.8

18.1

17.1 14.3 10.8 6.4 8.1

16.3 15.4 10.3 4.9 8.0

16.7 14.3 12.9 5.4 5.9

13.9 10.9

8.8 6.3 歳入決算額及び構成比の推移

(単位 %)

(128,597,168千円)

(135,275,502千円)

(130,500,126千円)

(136,041,574千円)

地方交付税 国・県支出金市債その他 依 存 財 源

(132,213,648千円)

42.8 18.5 13.3 10.3

8.6 6.6

財源別収入状況は、次表のとおりである。 (単位 千円・%)

区分

収入済額

構成 比率

収入済額

構成 比率

増減額

前年度 対 比 77,130,135 60.0 81,027,619 61.3 △ 3,897,484 95.2 市 税 53, 878, 460 41.9 56, 589, 144 42.8 △ 2, 710, 684 95.2 そ の 他 23, 251, 675 18.1 24, 438, 475 18.5 △ 1, 186, 800 95.1 51,467,033 40.0 51,186,029 38.7 281,004 100.5 地 方 交 付 税 17, 826, 493 13.9 17, 626, 284 13.3 200, 209 101.1 国 ・ 県 支 出 金 14, 039, 348 10.9 13, 606, 103 10.3 433, 245 103.2 市 債 11, 113, 100 8.6 11, 618, 236 8.8 △ 505, 136 95.7 そ の 他 8, 488, 092 6.6 8, 335, 406 6.3 152, 686 101.8 128,597,168 100.0 132,213,648 100.0 △ 3,616,480 97.3

前年度比較

15 年 度 14 年 度

合     計  自  主  財  源

依  存  財  源 款別

(20)

第1款 市税

(単位 円・%)

(A) 95. 3

(B) 95. 5

(C) 95. 2

予 算 現 額 と 収 入 済 額 と の 差 予 算 現 額 に 対

0. 1ポイント 調 額 に 対

0. 3ポイント 75. 0 102. 8

 収入済額の内訳は、次のとおりである。 (単位 円・%)

金  額 構成比 金  額 構成比 金  額 構成比

21, 683, 575, 016 40. 3 22, 527, 282, 323 39. 8 96. 3 24, 446, 915, 672 41. 7 15, 194, 979, 629 28. 2 16, 221, 911, 640 28. 7 93. 7 16, 645, 622, 545 28. 4 6, 488, 595, 387 12. 1 6, 305, 370, 683 11. 1 102. 9 7, 801, 293, 127 13. 3 23, 587, 420, 422 43. 8 25, 073, 661, 489 44. 3 94. 1 25, 078, 436, 784 42. 8 23, 359, 566, 022 43. 4 24, 842, 488, 289 43. 9 94. 0 24, 846, 052, 884 42. 4 227, 854, 400 0. 4 231, 173, 200 0. 4 98. 6 232, 383, 900 0. 4 546, 591, 621 1. 0 526, 241, 900 0. 9 103. 9 506, 285, 469 0. 9 2, 181, 777, 910 4. 1 2, 128, 080, 301 3. 8 102. 5 2, 176, 645, 126 3. 7

0 0. 0 27, 047, 800 0. 1 0. 0 48, 816, 138 0. 1

22, 556, 400 0. 0 20, 950, 650 0. 0 107. 7 21, 665, 450 0. 0 1, 744, 416, 269 3. 2 1, 874, 182, 660 3. 3 93. 1 1, 861, 562, 000 3. 2 4, 112, 121, 779 7. 6 4, 411, 696, 723 7. 8 93. 2 4, 455, 481, 690 7. 6 53, 878, 459, 417 100. 0 56, 589, 143, 846 100. 0 95. 2 58, 595, 808, 329 100. 0 2, 738, 061, 397

13年度 10, 978, 329

100. 0 95. 2 190, 747, 559 13年度 58, 584, 830, 000 61, 524, 617, 285 58, 595, 808, 329

20, 349, 721

53, 697, 609

特 別 土 地 保 有 税 27, 047, 800

1, 605, 750

183, 224, 704

1, 486, 241, 067

1, 482, 922, 267

3, 318, 800

国有資産等所在 市町村交付金

299, 574, 944

129, 766, 391

1, 026, 932, 011

53, 923, 217, 000 56, 579, 567, 000 2, 656, 350, 000 調 56, 983, 070, 325 59, 661, 231, 869

54, 334, 429

2, 678, 161, 544 53, 878, 459, 417 56, 589, 143, 846 2, 710, 684, 429

94. 6 94. 9

( C) −( A) 44, 757, 583 9, 576, 846

843, 707, 307

年度 15年度 14年度

増 減

前年度 対 比

項・目別

15年度 14年度 増 減

収 入 未 済 額 2, 959, 860, 652 2, 879, 106, 511

( C) /( A) 99. 9 100. 0

( C) /( B)

80, 754, 141

合    計 2, 710, 684, 429

前年度 対 比

不 納 欠 損 額 144, 750, 256 192, 981, 512 48, 231, 256 区分

年度

(21)

収入済額は 53, 878, 459, 417 円で、歳入総額に占める割合は 41. 9%であり、その割合は前年度に比 較して 0. 9 ポイント低下している。また、調定額に対して 94. 6%の収入率である。

収入済額を前年度に比較すると 2, 710, 684, 429 円(4. 8%)の減少となっている。これは主に、固 定資産税及び市民税(個人)の減によるものである。

収 入 未 済 額 は 2, 959, 860, 652 円 で 、 主 な も の は 、 固 定 資 産 税 1, 514, 427, 620 円 及 び 市 民 税 1, 108, 538, 319 円である。前年度に比較して 80, 754, 141 円(2. 8%)の増加となっている。

不納欠損額は 144, 750, 256 円で、主なものは、固定資産税 84, 982, 932円及び市民税 43, 301, 098 円である。前年度に比較して 48, 231, 256 円(25. 0%)の減少となっている。

収入未済額は年々増加傾向にあり、また、調定額に対する収入率も毎年低下している。歳入の根幹

をなす市税収入の確保と税負担の公平を期するため、賦課事務の適正な執行に加え、職員の更なる徴

収技術の向上など滞納整理体制をより強化し、早期徴収に引き続き努力されたい。

 収入率・構成比率の推移は、次のとおりである。 (単位 %)

15年度 14年度 13年度 12年度 11年度 15年度 14年度 13年度 12年度 11年度

95. 0 95. 0 95. 3 95. 2 95. 2 40. 3 39. 8 41. 7 42. 0 43. 1 93. 8 94. 2 94. 3 94. 1 94. 2 28. 2 28. 7 28. 4 28. 9 29. 5 97. 7 97. 3 97. 6 97. 7 97. 6 12. 1 11. 1 13. 3 13. 1 13. 6 93. 6 94. 2 94. 8 95. 1 95. 2 43. 8 44. 3 42. 8 42. 1 41. 8 93. 6 94. 2 94. 7 95. 0 95. 2 43. 4 43. 9 42. 4 41. 7 41. 5 100. 0 100. 0 100. 0 100. 0 100. 0 0. 4 0. 4 0. 4 0. 4 0. 3 95. 4 95. 8 95. 9 95. 9 96. 0 1. 0 0. 9 0. 9 0. 8 0. 8 100. 0 100. 0 100. 0 100. 0 100. 0 4. 1 3. 8 3. 7 3. 8 3. 7 0. 0 89. 1 79. 6 74. 4 67. 1 0. 0 0. 1 0. 1 0. 1 0. 1 100. 0 100. 0 100. 0 100. 0 100. 0 0. 0 0. 0 0. 0 0. 0 0. 0 97. 8 97. 4 96. 8 97. 3 98. 1 3. 2 3. 3 3. 2 3. 7 3. 1 93. 5 94. 1 94. 7 95. 0 95. 1 7. 6 7. 8 7. 6 7. 5 7. 4

94. 6 94. 9 95. 2 95. 3 95. 4 100. 0 100. 0 100. 0 100. 0 100. 0 合    計

区分 項・目別

収入率(対調定額)

構 成 比 率

特 別 土 地 保 有 税

国有資産等所在 市町村交付金

(22)

第2款 地方譲与税

収入済額は 1, 255, 481, 000 円で、歳入総額に占める割合は 1. 0%であり、その割合は前年度に比較 して 0. 1 ポイント上昇している。また、調定額に対して 100. 0%の収入率である。

収入済額を前年度に比較すると 71, 128, 000 円(6. 0%)の増加となっている。

第3款 利子割交付金

(A) 106. 0

(B) 106. 0

(C) 106. 0

予 算 現 額 と 収 入

0. 0ポイント 調

0. 0ポイント

 収入済額の内訳は、次のとおりである。

金  額 構成比 金  額 構成比

934, 663, 000 74. 4 727, 591, 000 61. 4 128. 5 320, 818, 000 25. 6 456, 762, 000 38. 6 70. 2 1, 255, 481, 000 100. 0 1, 184, 353, 000 100. 0 106. 0

※ 地方譲与税は、国税として徴収された税の全部または一部が、地方公共団体の財源として譲与されるもので、 本市に譲与されるものは、自動車重量譲与税(自動車重量税の3分の1を市町村道の延長及び面積であん分)及 び地方道路譲与税(地方道路税の100分の42を市町村道の延長及び面積であん分)である。

自 動 車 重 量 譲 与 税 地 方 道 路 譲 与 税

15年度 14年度

71, 128, 000 増 減

(単位 円・%)

(単位 円・%) 71, 128, 000

71, 128, 000 71, 128, 000

前年度 対 比 207, 072, 000

△ 135, 944, 000 100. 0

100. 0 100. 0

1, 184, 353, 000 0 1, 184, 353, 000 1, 184, 353, 000

予 算 現 額

調 定 額

収 入 済 額 1, 255, 481, 000 1, 255, 481, 000 1, 255, 481, 000

( C) −( A) 0

年度 項別

100. 0 0

( C) /( A)

( C) /( B)

合    計 区分

年度

15年度 14年度 増 減

前年度 対 比

(A) 69. 0

(B) 69. 0

(C) 69. 0

予 算 現 額 と 収 入

0. 0ポイント 調

0. 0ポイント

※ 利子割交付金は、道府県民税利子割のうち、個人に係る利子割相当分の95%の5分の3の額が、各市町村の個 人県民税取扱額によりあん分して交付されるものである。

(単位 円・%)

区分

年度

15年度 14年度 増 減

前年度 対 比 予 算 現 額 470, 793, 000 682, 160, 000 △ 211, 367, 000

調 定 額 470, 793, 000 682, 160, 000 △ 211, 367, 000 収 入 済 額 470, 793, 000 682, 160, 000 △ 211, 367, 000

( C) −( A) 0 0 0

( C) /( A) 100. 0 100. 0

( C) /( B) 100. 0 100. 0

(23)

収入済額は 470, 793, 000 円で、歳入総額に占める割合は 0. 4%であり、その割合は前年度に比較し て 0. 1 ポイント低下している。また、調定額に対して 100. 0%の収入率である。

収入済額の内訳は、全額利子割交付金であり、収入済額を前年度に比較すると 211, 367, 000 円

(31. 0%)の減少となっている。

第4款 地方消費税交付金

収入済額は 4, 071, 912, 000 円で、歳入総額に占める割合は 3. 2%であり、その割合は前年度に比較 して 0. 5 ポイント上昇している。また、調定額に対して 100. 0%の収入率である。

収入済額の内訳は、全額地方消費税交付金であり、収入済額を前年度に比較すると 443, 097, 000 円(12. 2%)の増加となっている。

第5款 ゴルフ場利用税交付金

収入済額は62, 831, 344 円で、歳入総額に占める割合は 0. 1%であり、その割合は前年度と同率と なっている。また、調定額に対して 100. 0%の収入率である。

収入済額の内訳は、全額ゴルフ場利用税交付金であり、収入済額を前年度に比較すると 7, 175, 030 円(10. 2%)の減少となっている。

(A) 112. 2

(B) 112. 2

(C) 112. 2

予 算 現 額 と 収 入

0. 0ポイント 調

0. 0ポイント

※ 地方消費税交付金は、消費税額の25%を消費税と併せて国に納付され、各都道府県に精算された地方消費税額 の2分の1相当額が人口、従業者数であん分して市町村に交付されるものである。

(単位 円・%)

区分

年度

15年度 14年度 増 減

前年度 対 比 予 算 現 額 4, 071, 912, 000 3, 628, 815, 000 443, 097, 000

調 定 額 4, 071, 912, 000 3, 628, 815, 000 443, 097, 000 収 入 済 額 4, 071, 912, 000 3, 628, 815, 000 443, 097, 000

( C) −( A) 0 0 0

( C) /( A) 100. 0 100. 0

( C) /( B) 100. 0 100. 0

(A) 89. 8

(B) 89. 8

(C) 89. 8

予 算 現 額 と 収 入

0. 0ポイント

調

0. 0ポイント

※ ゴルフ場利用税交付金は、当市に所在するゴルフ場に係るゴルフ場利用税(県税)収入額の10分の7相当額が 交付されるものである。

(単位 円・%)

区分

年度

15年度 14年度 増 減

前年度 対 比 予 算 現 額 62, 831, 000 70, 006, 000 △ 7, 175, 000

調 定 額 62, 831, 344 70, 006, 374 △ 7, 175, 030 収 入 済 額 62, 831, 344 70, 006, 374 △ 7, 175, 030

( C) −( A) 344 374 30

( C) /( A) 100. 0 100. 0

( C) /( B) 100. 0 100. 0

(24)

第6款 自動車取得税交付金

収入済額は 553, 779, 000 円で、歳入総額に占める割合は 0. 4%であり、その割合は前年度と同率と なっている。また、調定額に対して 100. 0%の収入率である。

収入済額の内訳は、全額自動車取得税交付金であり、収入済額を前年度に比較すると 12, 732, 000 円(2. 2%)の減少となっている。

第7款 地方特例交付金

収入済額は 1, 981, 686, 000 円で、歳入総額に占める割合は 1. 5%であり、その割合は前年度に比較 して 0. 1 ポイント低下している。また、調定額に対して 100. 0%の収入率である。

収入済額の内訳は、全額地方特例交付金であり、収入済額を前年度に比較すると 137, 998, 000 円

(6. 5%)の減少となっている。

(A) 97. 8

(B) 97. 8

(C) 97. 8

予 算 現 額 と 収 入

0. 0ポイント

調

0. 0

ポイント

※ 自動車取得税交付金は、自動車取得税(県税)収入額の95%の10分の7に相当する額が、市町村道の延長及び 面積であん分し交付されるものである。

( C) /( A) 100. 0 100. 0

( C) /( B) 100. 0 100. 0

( C) −( A) 0 0 0

収 入 済 額 553, 779, 000 566, 511, 000 △ 12, 732, 000 調 定 額 553, 779, 000 566, 511, 000 △ 12, 732, 000 予 算 現 額 553, 779, 000 566, 511, 000 △ 12, 732, 000

(単位 円・%)

区分

年度

15年度 14年度 増 減

前年度 対 比

(A) 93. 5

(B) 93. 5

(C) 93. 5

予 算 現 額 と 収 入

0. 0ポイント 調

0. 0ポイント

※ 地方特例交付金は、各地方団体の減税減収見込額に4分の3を乗じて得た額から、税制改正に伴うたばこ税増 収見込額を控除した額が交付されるものである。

( C) /( A) 100. 0 100. 0

( C) /( B) 100. 0 100. 0

( C) −( A) 0 0 0

収 入 済 額 1, 981, 686, 000 2, 119, 684, 000 △ 137, 998, 000 調 定 額 1, 981, 686, 000 2, 119, 684, 000 △ 137, 998, 000 予 算 現 額 1, 981, 686, 000 2, 119, 684, 000 △ 137, 998, 000

(単位 円・%)

区分

年度

15年度 14年度 増 減

前年度 対 比

(25)

第8款 地方交付税

収入済額は 17, 826, 493, 000 円で、歳入総額に占める割合は 13. 9%であり、その割合は前年度に比 較して 0. 6 ポイント上昇している。また、調定額に対して 100. 0%の収入率である。

収入済額の内訳は、全額地方交付税であり、収入済額を前年度に比較すると 200, 209, 000 円(1. 1%) の増加となっている。

第9款 交通安全対策特別交付金

収入済額は91, 610, 000 円で、歳入総額に占める割合は 0. 1%であり、その割合は前年度と同率と なっている。また、調定額に対して 100. 0%の収入率である。

収 入 済 額 の 内 訳 は 、 全 額 交 通 安 全 対 策 特 別 交 付 金 で あ り 、 収 入 済 額 を 前 年 度 に 比 較 す る と 7, 733, 000 円(9. 2%)の増加となっている。

(A) 101. 1

(B) 101. 1

(C) 101. 1

予 算 現 額 と 収 入

0. 0ポイント 調

0. 0ポイント

※ 地方交付税は、地方公共団体が等しく合理的かつ妥当な水準でその事務を遂行できるよう国が交付するもの で、国税である所得税、法人税など各税の一定割合を総額とする。

( C) /( A) 100. 0 100. 0

( C) /( B) 100. 0 100. 0

( C) −( A) 0 0 0

収 入 済 額 17, 826, 493, 000 17, 626, 284, 000 200, 209, 000 調 定 額 17, 826, 493, 000 17, 626, 284, 000 200, 209, 000 予 算 現 額 17, 826, 493, 000 17, 626, 284, 000 200, 209, 000

(単位 円・%)

区分

年度

15年度 14年度 増 減

前年度 対 比

(A) 109. 2

(B) 109. 2

(C) 109. 2

予 算 現 額 と 収 入

0. 0ポイント 調

0. 0ポイント

※ 交通安全対策特別交付金は、道路交通法の規定により国に納付された交通反則金の3分の1相当額が、市町村 等の区域内における過去2ヵ年平均の交通死傷事故発生件数と、最近の国勢調査時の人口集中地区人口及び改良 済道路の延長をもとにあん分して交付されるものである。

( C) −( A) 0 0 0

収 入 済 額 91, 610, 000

( C) /( A) 100. 0 100. 0

( C) /( B) 100. 0 100. 0

83, 877, 000 7, 733, 000 調 定 額 91, 610, 000 83, 877, 000 7, 733, 000 予 算 現 額 91, 610, 000 83, 877, 000 7, 733, 000

(単位 円・%)

区分

年度

15年度 14年度 増 減

前年度 対 比

(26)

第 10 款 分担金及び負担金

収入済額は 2, 858, 107, 167 円で、歳入総額に占める割合は 2. 2%であり、その割合は前年度に比較 して 0. 1 ポイント低下している。また、調定額に対して 98. 2%の収入率である。

収入済額の内訳は、全額負担金であり、収入済額を前年度に比較すると 144, 980, 503 円(4. 8%) の減少となっている。

収入未済額は 49, 163, 304 円で、前年度に比較して 3, 159, 912 円(6. 9%)の増加となっている。 不納欠損額は 4, 140, 584 円で、前年度に比較して 2, 017, 980 円(95. 1%)の増加となっている。 徴収方法の検討、改善を図り、早期徴収になお一層の努力をされたい。

第 11 款 使用料及び手数料

(A) 97. 0

(B) 95. 4

(C) 95. 2

予 算 現 額 と 収 入

△ 1. 8ポイント 調

△ 0. 2ポイント

195. 1 106. 9

※ 分担金及び負担金は、地方公共団体が特定の事業に要する経費に充てるため、その事業により利益を受ける者 から徴収するものである。

予 算 現 額 2, 923, 224, 000 3, 013, 669, 000

(単位 円・%)

△ 90, 445, 000 調 定 額 2, 911, 411, 055 3, 051, 213, 666 △ 139, 802, 611 収 入 済 額 2, 858, 107, 167 3, 003, 087, 670 △ 144, 980, 503

( C) −( A) 65, 116, 833 △ 10, 581, 330 △ 54, 535, 503

2, 017, 980 3, 159, 912 不 納 欠 損 額

収 入 未 済 額

4, 140, 584 49, 163, 304 年度

15年度

2, 122, 604 46, 003, 392

( C) /( A) 97. 8 99. 6

( C) /( B) 98. 2 98. 4

14年度 増 減

前年度 対 比 区分

(A) 96. 6

(B) 98. 4

(C) 97. 5

予 算 現 額 と 収 入

0. 9ポイント

調

△ 0. 9ポイント

163. 7 124. 3

 収入済額の内訳は、次のとおりである。

金  額 構成比 金  額 構成比

1, 681, 054, 593 49. 7 1, 670, 184, 792 48. 1 100. 7 1, 701, 663, 685 50. 3 1, 799, 844, 183 51. 9 94. 5 3, 382, 718, 278 100. 0 3, 470, 028, 975 100. 0 97. 5

※ 使用料及び手数料は、地方公共団体が特定の人のために便益を与える場合、その経費の全部または一部を応益 的に負担させるものである。

29, 229, 645

合    計 △ 87, 310, 697

前年度 対 比

不 納 欠 損 額 2, 318, 976 1, 416, 673 902, 303

区分

年度

15年度 14年度 増 減

収 入 未 済 額 149, 303, 934 120, 074, 289

使 用 料 10, 869, 801

手 数 料 △ 98, 180, 498

(単位 円・%)

年度 15年度 14年度

増 減

前年度 項別 対 比

( C) /( A) 101. 0 100. 1

( C) /( B) 95. 7 96. 6

( C) −( A) 34, 290, 278 3, 114, 975 31, 175, 303 収 入 済 額 3, 382, 718, 278 3, 470, 028, 975 △ 87, 310, 697 調 定 額 3, 534, 341, 188 3, 591, 519, 937 △ 57, 178, 749 予 算 現 額 3, 348, 428, 000 3, 466, 914, 000 △ 118, 486, 000

(単位 円・%)

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