競技方法 2
競技ルール
横 87 センチ縦三段 ( 約 25 センチ ) の範囲内を競技線内とする。 読まれた札 ( 出札 ) に早く手を触れた者の取りとする。
取った札は手元左、又は右に裏向きにして積み重ねて置く。 相手の札を取った時は自分の札を一枚相手に渡す。
相手から貰った札は配列ルール内で自分の好きな位置におく。
札の位置を変える時は、相手の了解を得る。ただし各段で、横に寄せる時はよい。 早く持ち札の無くなった方が勝者となる。
読まれた札を同時に取った場合は、その札の持ち主が取りとなる。
「紛失した札」が読まれた時は、その札のもち主は相手より一枚もらう。
「出札」のない「陣地」の札に手を触れた時は「お手つき」として相手より一枚貰う。
取り方 ( 払い手・突き手・押え手・囲い手 )
札を取る時はどちらか片方で取り途中で逆の手を使った時は反則で相手の取りになる。 上の句の第一字を読むまでは競技線より手を出してはいけない。指先は畳につけておく。 正座して膝を左右に開き取る手は膝の中央に指先を少し丸め構える。
頭は自分の境界線を越えてはいけない。
札の覚え方 ( かるた札の音別分類表を参照 )
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決まり字の短い歌 (1 字決まり ) から覚える。下の句 ( 取り札 ) を見て上の句がすぐに解り決まり字まで言うこと。
最初は1字決まり札と2字決まり札の17枚とあと好きな札3枚合計20枚覚えて
「ミニ競技かるた」をする。
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だんだん覚えた札を増やしてゆき試合をしながらルールもしっかり覚えてゆく。決まり字の変化
[ 友札 ] とは第一音又は何文字までかが同音の札を言う。 例1 うかりけるとうらみわびは友札である。
うかりける・・・うらみわび・・・は2字目から違うので「2字決まり札」と言う。 うかりける・・・が読まれたら「うらみわび」は(う) と1字きまりになる。 これを決まり字の変化と言う。同音の札が読まれていくと決まり字は短くなる。
例2 わたのはらこ・・・が読まれたら
わたのはらや・・・は (わた) と2字決まりになる。