exclドライバはEXCLレーザープリンターや1590のようなTalarisプリンタをサポートします。オプション はありません。
Fig
figドライバはFigグラフィック言語での出力を生成します。
書式:
set terminal fig {monochrome | color}
{landscape | portrait}
{small | big | size <xsize> <ysize>}
{metric | inches}
{pointsmax <max_points>}
{solid | dashed}
{font "<fontname>{,<fontsize>}"}
{textnormal | {textspecial texthidden textrigid}}
{{thickness|linewidth} <units>}
{depth <layer>}
{version <number>}
monochrome と colorは 画像を白黒にするか colorにするかを決定します。small と bigは、デフォル トのlandscapeモードではグラフを5x3インチにするか8x5インチにするか、portraitモードでは3x5イ ンチにするか5x8インチにするかを決定します。sizeは描画範囲を<xsize>*<ysize>に設定(変更)します。
この場合の単位は、inchesかmetricかの設定によってそれぞれインチかセンチメートルかになります。この
設定は"xfig"での編集に対するデフォルトの単位としても使われます。
pointsmax<max points>は折れ線の最大点数を設定します。
solid は、実線(solid)のlinestyle が全部使われてしまった後で自動的に使われる点線の使用を抑制し、別な 形で表示します。
fontは、テキストフォントフェース名を<fontname>に、フォントサイズを<fontsize>ポイントに設定し ます。textnormalはテキストフラグの設定をリセットしてpostscriptフォントを選択し、textspecialはテ キストフラグをLaTeX specialに設定し、texthidden,textrigidはそれぞれ無表示のテキスト、スケーリン グされないテキスト用のフラグを設定します。
depthは全ての線と文字列に対する、重なりに関するデフォルトの深さ(depth layer)を設定します。デフォ ルトの深さは10で、"xfig"でグラフの上に何かを上書きするための余地を残しています。
versionは生成されるfig出力の書式バージョンを設定します。現在は、バージョン3.1と 3.2のみがサポー トされています。
thickness はデフォルトの線の太さを設定し、指定されなければ 1 になります。太さの変更は、plot コ
マンドの linetype の値に 100 倍の数を加えることで実現できます。同様に、(デフォルトの深さに対す
る) 各描画要素の深さの値は <linetype> に 1000 倍の数を加えることで制御できます。よってその深さは
<layer>+<linetype>/1000になり、線の太さは(<linetype>%1000) /100となりますが、その値が0の場合
はデフォルトの線の太さになります。linewidthはthicknessと同義です。
plotコマンドのpointスタイルによる描画の際の記号をfigドライバで追加することもできます。記号の指 定は(pointtype の値) % 100の50以上の値が使われ、その塗りつぶしの濃さは <pointtype>% 5 の値で 制御し、その輪郭は黒(<pointtype>% 10<5の場合)または現在の色で書かれます。利用可能な記号は以下 の通りです。
50 - 59: 円 60 - 69: 正方形 70 - 79: ひし形
80 - 89: 上向きの三角形
90 - 99: 下向きの三角形
これらの記号の大きさはフォントの大きさと関係しています。デフォルトでは記号の深さは、良いエラーバー を実現するために、線の深さより1だけ小さい値になっています。<pointtype>が1000より大きい場合、深
さは<layer>+<pointtype>/1000-1になります。<pointtype>%1000が 100 より大きい場合塗りつぶし色
は(<pointtype>%1000)/100-1 になります。
有効な塗りつぶし色(1から9)は、黒、青、緑、水色、赤、紫、黄、白、暗い青(白黒モードでは1から6 ま では黒で7から9までは白)です。
<linetype>と<pointtype>の詳細については、以下参照: plot with (p. 93)。
bigオプションは以前のバージョンの bfigドライバの代用品ですが、このドライバは今はもうサポートされ ていません。
例:
set terminal fig monochrome small pointsmax 1000 # デフォルト plot ’file.dat’ with points linetype 102 pointtype 759
は、黄色で塗りつぶされた円を生成し、それら輪郭は幅1 の青い線です。
plot ’file.dat’ using 1:2:3 with err linetype 1 pointtype 554
は黒い線によるエラーバーと赤で塗りつぶされた円を生成します。この円は線よりも 1 層だけ上になります
(デフォルトでは深さは9)。
円の上にエラーバーを書くには以下のようにしてください。
plot ’file.dat’ using 1:2:3 with err linetype 1 pointtype 2554
Ggi
ggiドライバはXやsvgalib のような異なるターゲット上で動作します。
書式:
set terminal ggi [acceleration <integer>] [[mode] {mode}]
Xでは、ウィンドウマネージャの機能を使ってウィンドウのサイズを変更することはできませんが、モードを modeオプションを使って、例えば以下のように変更することができます:
- V1024x768 - V800x600 - V640x480 - V320x200
他のモードについては、ggi (libggi)のドキュメントを参照してください。キーワード modeは追加してもし なくても結構です。libggiのマニュアルページで紹介されているように、環境変数でターゲットを選択するこ とをお勧めします。X上でDGAを使うなら、例えば以下のようにしてください。
bash> export GGI_DISPLAY=DGA csh> setenv GGI_DISPLAY DGA
accelerationは、相対的なポインタ動作イベントを発生するターゲット(例えばDGA)でのみ使用され、正
の整数で相対的な距離に対する倍率(積因子)を表します。デフォルトのaccelerationは7 です。
例:
set term ggi acc 10
set term ggi acc 1 mode V1024x768 set term ggi V1024x768
Gif
書式:
set terminal gif {{no}enhanced}
{{no}transparent} {rounded|butt}
{linewidth <lw>} {dashlength <dl>}
{tiny | small | medium | large | giant}
{font "<face> {,<pointsize>}"} {fontscale <scale>}
{size <x>,<y>} {{no}crop}
{animate {delay <d>} {loop <n>} {{no}optimize}}
{background <rgb_color>}
PNG, JPEG, GIF画像は、外部ライブラリlibgdを使って生成されます。GIFの描画は、ImageMagickパッ
ケージのソフト’display’にその出力を以下のようにパイプで渡すことで対話的に表示させることができます:
set term gif
set output ’| display gif:-’
次の描画コマンドからの出力は、displayウィンドウ上で対話的に <space> を打つことで見ることができま す。現在の描画をファイルに保存するには、displayウィンドウで左クリックし、saveを選択してください。
transparentは、ドライバに背景色の透明化(transparent)を行うよう指示します。デフォルトは notrans-parentです。
オプションlinewidthとdashlengthは拡大率で、描画されるすべての線に影響を与えます。すなわち、こ れらは様々な描画コマンドで要求される値に掛算されます。
buttは線分の描画で、その端の点でのはみだしを起こさない描画メソッドを使うようドライバに指示します。
この設定は、線幅が 1 より大きい場合にのみ有効です。この設定は、水平線、垂直線の描画の場合に有用で しょう。デフォルトはrounded(丸め)です。
フォントの選択の詳細は、やや複雑です。以下に同じ意味を持つ簡単な例を示します:
set term gif font arial 11 set term gif font "arial,11"
より詳しい情報については、fontsの下の該当するセクションを参照してください。
オプションanimateはあなたの手元にあるgdライブラリがアニメーションgifの作成をサポートする場合に のみ有効です。作成される画像の表示間隔は、1/100秒単位で指定できます(デフォルトは5)。ただし実際の
表示間隔は、使用する表示ソフトによって変化します。アニメーションの繰り返し回数も指定できますが、デ フォルトは0でそれは無限の繰り返しを意味します。アニメーション画像列は、次のset outputかset term コマンドによって終了します。オプションoptimize は、アニメーションに関する2つの効果を持ちます。
1)アニメーション全体を通じて単一のカラーマップが使用されます。これはアニメーションの全てのフレーム で使用される全ての色が最初のフレームで定義されている必要があります。
2)可能ならば、個々のフレームで一つ前のフレームと違う部分のみがアニメーションファイルに保存されます。
これはファイルサイズを小さくしてくれますが、透明化機能を使用している場合には働かないかもしれません。
これら両方の最適化はより小さいサイズの出力ファイルを作ろうとするものですが、多分その減少量は、長 いアニメーションかまたはフレームサイズがとても小さな場合にのみ意味がある程度でしょう。オプション
nooptimizeはこれらの効果をいずれも無効にします。各フレームは、個々のカラーマップ(プライベートカ
ラーマップ)を使い、丸ごと保存されていきます。一つ注意しておきますが、最適化されていないアニメーショ ンファイルは外部ユーティリティを使って後処理することができますし、その後処理によってgnuplotの最適 化よりも小さなファイルが作られるかもしれません。デフォルトではnooptimizeです。
出力描画サイズ<x,y>はピクセル単位で与えます。デフォルトは640x480です。以下も参照: canvas (p.22), set size (p. 147)。描画終了後の端の余白は、オプションcropで取り除くことができ、その結果としてその 画像サイズは小さくなります。デフォルトはnocropです。
例
set terminal gif medium size 640,480 background ’#ffffff’
この例はmediumサイズの、大きさ変更不能で回転できない組み込みフォントを使用し、透明化されない背景
色として白(16進数の24bit RGB)を使用します。
set terminal gif font arial 14 enhanced
これは、’arial’ というフェース名のスケーラブルフォントを検索し、フォントサイズを 14pt に設定します。
フォントの検索がどのように行われるかについては以下参照: fonts (p.32)。これはスケーラブルフォントな ので、拡張文字列処理モードが使用できます。
set term gif animate transparent opt delay 10 size 200,200 load "animate2.dem"
これは、アニメーションGIFファイルの作成用にgif出力形式を開きます。アニメーション列の個々のフレー ムは、標準デモファイル集にあるスクリプトファイルanimate2.demによって生成されます。