レベルが一致しない冗長性を維持すると、大きいデバイスで未使用のディスク領域が 発生し、ZFS の使用が非効率的になります。これらのエラーはオーバーライドするの ではなく、訂正する必要があります。
空でないストレージプールのデフォルトマウントポイント
プールが作成されるときに、最上位ファイルシステムのデフォルトマウントポイント は /pool-name になります。このディレクトリが存在し、そこにデータが含まれる場合 は、エラーが発生します。
異なるデフォルトのマウントポイントでプールを作成するには、zpool create -m
mountpoint コマンドを使用します。例:
# zpool create system1 c1t0d0
default mountpoint '/system1' exists and is not empty use '-m' option to provide a different default
# zpool create -m /export/zfs system1 c1t0d0
このコマンドを実行すると、/export/zfs をマウントポイントで新しいプール system1 および system1 ファイルシステムが作成されます。
マウントポイントの詳細については、131 ページの「ZFS マウントポイントを管理
する」を参照してください。
ZFS ストレージプールを破棄する
プールにマウントされたデータセットが含まれている場合でも、zpool destroy pool コマンドを使用して、プールを破棄できます。
注意 - ZFS は、どのデバイスが使用中であるかを常に追跡することはできません。破
棄するプールに間違いがないことを確認し、常にデータをコピーしておいてくださ い。誤って違うプールを破棄してしまった場合、75 ページの「破棄された ZFS ス
トレージプールを回復する」を参照してください。
プールを破棄しても、そのプールをインポートできます。そのため、機密データが プールの一部であったディスクに残る可能性があります。データを完全に破棄する には、破棄されたプールのすべてのディスクに対して format ユーティリティーの analyze->purge オプションなどの機能を使用します。
データの機密性を確保するには、暗号化された ZFS ファイルシステムを作成します。
破棄したプールが回復されても、データは暗号鍵なしではアクセスできない状態の
ZFS ストレージプールを破棄する
ままになります。詳細については、154 ページの「ZFS ファイルシステムの暗号
化」を参照してください。
使用可能デバイスと使用不可デバイスが混在するプールが破棄された場合、データは 使用可能なディスクに書き込まれ、プールが有効ではなくなることが示されます。こ の状態情報は、インポートを実行するときに、デバイスが潜在的なプールとして表示 されることを防ぎます。使用不可デバイスでも、プールを破棄できます。使用不可デ バイスを修復すると、新しいプールの作成時に potentially active として報告され ます。また、インポートするためにプールを検索する際に有効なデバイスとして表示 されます。
使用不可デバイスの数が多くなると、プール自体が使用不可になることがあります。
プールの最上位レベルの仮想デバイスの状態が UNAVAIL として報告されます。この場 合、zpool destroy -f コマンドを使用することによってのみ、そのプールを破棄で きます。
プールとデバイスの健全性の詳細については、66 ページの「ZFS ストレージプー
ルの健全性ステータスを調べる」を参照してください。
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♦ ♦ ♦ 第 4 章
Oracle Solaris ZFS ストレージプール内のデバ イスを管理する
この章では、システム上の ZFS プールに使用する物理デバイスを管理するために実行 できるさまざまなタスクを説明します。次のセクションで構成されています。
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41 ページの「ストレージプールにデバイスを追加する」
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44 ページの「ストレージプールからのデバイスの削除」
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44 ページの「ストレージプール内でデバイスを接続する/切り離す」
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46 ページの「ミラー化されたストレージプールの分割による新しいプールの作 成」
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48 ページの「ストレージプールのデバイスをオフラインにするまたはオンライ ンに戻す」
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49 ページの「ストレージプールデバイスのエラーをクリアーする」
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50 ページの「ストレージプール内のデバイスを置き換える」
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