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Windows の場合

ドキュメント内 WinDriver V10.10 ユーザーズ ガイド (ページ 145-149)

第 8 章 特定のチップ セットの拡張サポート

14.2 Windows の場合

注意:

z の章の説明の “wdreg” と記述している個所を “wdreg_gui” に置き換えることができます。同じ機能 ですが、コンソール モード メッセージの代わりに GUI メッセージが表示されます。

z WinDriver のカーネルモジュール (windrvr6.sys) の名前を変更する場合、windrvr6 に関連す

る参照を対象のドライバ名に置き換え、WinDriver\redist ディレクトリへの参照を変更したインス トールファイルを含むディレクトリのパスに置き換えてください。たとえば、DriverWizard で生成したドラ イバプロジェクトに名前を変更したドライバファイルを使用する場合、WinDriver\redist への参 照を生成された xxx_installation\redist ディレクトリに置き換えてください (xxx は生成され たドライバプロジェクトの名前です) 。

z 新しい INF ファイルと (または) カタログ ファイルを作成した場合、オリジナルの WinDriver の INF ファ イルへの参照と (または) wd1010.cat ファイルへの参照を新たしいファイル名に置き換えてください (詳細は、セクション 15.2.1 と 15.3.2 を参照してください)。

z 32-bit と 64-bit の両方のターゲット プラットフォームにドライバを配布する場合、各プラットフォーム用に

それぞれ WinDriver のインストール パッケージを別々に用意してください。

各パッケージに必要なファイルは、それぞれのプラットフォーム用の WinDriver のインストール ディレ クトリ以下にあります。

作成したドライバを配布するには、いくつかのステップを行う必要があります。まずドライバをターゲットシス テムにインストールする配布パッケージを作成します。次に、ターゲットマシンにドライバをインストールしま す。このプロセスは windrvr6.sys と windrvr6.inf 、デバイス用 (Plug-and-Play ハードウェア – PCI / USB 用) の INF ファイル、Kernel PlugIn ドライバ (作成した場合) をインストールします。最後に WinDriver で開発したハードウェアコントロールアプリケーションをインストールして実行します。これら全ての手順は、

wdreg ユーティリティで行えます。

注意: このセクションでは *.sys ファイルの配布について説明しています。WinDriver のバージョン 6.21 以 降より *.vxd ドライバはサポートされていません。

14.2.1 配布パッケージの用意

配布するパッケージには、次のファイルを含めます。

z ハードウェアコントロールアプリケーション / DLL

z windrvr6.sys (WinDriver\redist ディレクトリにあります)。

z windrvr6.inf (WinDriver\redist ディレクトリにあります)。 z wd1010.cad (WinDriver\redist ディレクトリにあります) 。

z wd_api1010.dll (WinDriver\redist ディレクトリにあります。32 ビットバイナリを 32 ビット のターゲットプラットフォーム、64 ビットバイナリを 64 ビットのプラットフォームに配布します)。 wdapi1010_32.dll (WinDriver\redist ディレクトリにあります。32 ビットバイナリを 64 ビッ トのターゲットプラットフォームに配布します)。

z difxapi.dll (wdreg.exe ユーティリティに必要。WinDriver\util ディレクトリにありま す)。

z デバイス用の INF ファイル (PCI / PCMCIA / USB などの Plug-and-Play デバイスには必要です)。

DriverWizard でこのファイルを生成します。詳細は、セクション 5.2 を参照してください。

z Kernel PlugIn ドライバ (<KD ドライバ名>.sys) (作成した場合)

14.2.2 ターゲット コンピュータにドライバをインストール

注意: ドライバをターゲットコンピュータにインストールするにはターゲットコンピュータの管理者権限が必要 です。

以下の手順に従い、ターゲットコンピュータにドライバをインストールします。

z インストールの前に

○ ドライバの無効 / アンロードを行うには、WinDriver のサービス (windrvr6.sys または名前 変更したドライバ) へのハンドルが開いていないことをご確認ください。また、WinDriver の サービスと動作するように登録したPlug-and-Play デバイスが接続されていない、および有効 になっていないことをご確認ください。たとえば、これはドライバのバージョンをアップグレード する際にも関連します (WinDriver v6.00 およびそれ以降の場合に当てはまります。それ以前 のバージョンでは、モジュール名が異なります)。サービスが使用されている場合には、

wdreg を使用して新しいドライバをインストールすると失敗します。デバイスマネージャから 接続したデバイスを無効またはアンインストールするか ([プロパティ] – [無効] または [削 除]) 、もしくは PC からデバイスを物理的に切断します。

○ Windows 2000 の場合、デバイス用に作成した新しい INF ファイルをインストールする前に、

古いバージョンの WinDriver で開発され、Plug-and-Play 用にインストールされている INF ファイルをすべて、%windir%\inf から削除します。これにより、Windows が自動的に古い ファイルを検出し、インストールするのを回避します。INF ディレクトリで、デバイスのベンダー ID とデバイス / プロダクト ID でデバイスの関連ファイルを検索することもできます。

z WinDriver のカーネルモジュールのインストール:

windrvr6.syswindrvr6.inf と wd1010.cat ファイルを同じディレクトリにコピーしま す。

注意: wd1010.cat には、ドライバ認証のデジタル署名が含まれます。署名の認証を維持 するには、windrvr6.inf ファイルと同じインストールディレクトリにおく必要があります。カ タログファイルと INF ファイルを異なるディレクトリに配布する場合、またはこれらのファイルを 変更またはカタログファイルによって参照されるファイル (windrvr6.sys など) を変更する 場合、以下のいずれかの処理が必要です:

• 新しいカタログ ファイルを作成し、このファイルを使用してドライバを再署名する 。

windrvr6.inf ファイルの以下の行をコメントアウトか削除します: CatalogFile = wd1010.cat

そして、ドライバの配布にカタログファイルを含めません。ただし、この場合、インストー ルではドライバのデジタル署名を使用しないので、推奨いたしません。

ドライバのデジタル署名と認証および対象の WinDriver ベースのドライバの署名に関して は、マニュアルのセクション 15.3 を参照してください。

wdreg ユーティリティを使用して、ターゲットコンピュータに WinDriver のカーネルモジュー ルをインストールします。

wdreg -inf <windrvr6.inf のパス> install

たとえば、windrvr6.inf および windrvr6.inf をターゲットコンピュータの d:\MyDevice\ディレクトリにある場合、以下のようになります。

wdreg -inf d:\MyDevice\windrvr6.inf install

WinDriver ツールキットの WinDriver\util ディレクトリ以下にがあります。このユーティリ ティの一般的な説明および使用方法に関しては、第 13 章 を参照してください。

注意:

wdreg は、difxapi.dll DLL に依存します。

wdreg は対話型のユーティリティです。問題があるとメッセージを表示して問題を解決 する方法を示します。場合によってはコンピュータの再起動を指示します。wdreg は対 話型のユーティリティです。

注意: ドライバの配布時に、新しいバージョンの windrvr6.sys を Windows ドライバ ディレ クトリ (%windir%\system32\driver) の古いバージョンのファイルで上書きしないように ご注意ください。インストール プログラムまたは INF ファイルでインストーラが自動的にタイム スタンプを比較して新しいバージョンを古いバージョンで上書きしないように設定することを推 奨いたします。

z 対象のデバイスの INF ファイルのインストール (windrvr6.sys と動作するように登録した Plug and Play デバイス):

対象の INF ファイルを自動的にインストールし Windows デバイスマネージャを更新するには、以

下のように wdreg を起動して、install コマンドを実行します。

wdreg -inf <対象の INF ファイルのパス> install

preinstall コマンドを実行して、PC に接続されていないデバイスの INF ファイルを pre-install することができます。

wdreg -inf <対象の INF ファイルのパス> preinstall

注意: Windows 2000 では、対象のデバイスの INF ファイルを以前にインストールした場合

(WinDriver の以前のバージョンで使用した Plug and Play で動作するようにデバイスを登録)、作

成した新しい INF ファイルをインストールする前に %windir%\inf ディレクトリからデバイスの INF ファイルをすべて削除します。このプロセスで、Windows が自動的に使用していないファイル を検出したりインストールしたりするのを防ぎます。INF ディレクトリで、デバイスのベンダー ID とデ バイス / プロダクト ID でデバイスの関連ファイルを検索することもできます。

z Kernel PlugIn ドライバのインストール:

Kernel PlugIn ドライバを作成した場合は、セクション 14.2.3 の手順に従って、ドライバをインストー

ルします。

z Wdapi1010.dll のインストール:

(サンプルおよび DriverWizard で生成された WinDriver のプロジェクトのように) ハードウェアコン トロールアプリケーション / DLL が wdapi1010.dll を使用する場合、この DLL をターゲット

の %windir%\system32 ディレクトリにコピーします。

32 ビット アプリケーション / DLL を 64 ビットのターゲット プラットフォームに配布する場合は、

wdapi1010_32.dll から wdapi1010.dll に名前を変更し、ターゲットの %windir%\ sysWOW64 ディレクトリにコピーします。

注意: 64 ビットのプログラムをインストールする 32 ビットのインストールプログラムを作成し、64 ビッ トの wdapi1010.dll を %windir%\system32 ディレクトリにコピーすると、ファイルは実際に は 32 ビットの %windir%\sysWOW64 ディレクトリにコピーされます。これは、Windows x64 プラッ トフォームでは 64 ビットのディレクトリを参照する 32 ビットのコマンドを、32 ビットのディレクトリを参 照するように変換するためです。これを回避するには、WinDriver\redist ディレクトリにある system64.exe プログラムを使用し、64 ビットのコマンドを使用してインストールを実行します。

z ハードウェアコントロールアプリケーション / DLL のインストール:

ハードウェア コントロール アプリケーション / DLL をターゲットにコピーして、実行します。

14.2.3 ターゲット コンピュータに Kernel PlugIn をインストール

注意: ドライバをターゲット コンピュータにインストールするにはターゲット コンピュータの管理者権限が必要 です。

Kernel PlugIn ドライバを作成した場合、以下の手順に従ってください。

1. Kernel PlugIn ドライバ (<KP ドライバ名>.sys) をターゲットコンピュータの Windows ドライバディレク トリにコピーします (%windir%\system32\drivers)

2. wdreg ユーティリティを使用して、Windows の起動時にデバイス ドライバのリストにKernel PlugIn ドライ バを追加します。次のコマンドを使用します。

SYS Kernel PlugIn ドライバをインストールする場合:

wdreg -name <ドライバ名 (sys 拡張子は付けません)> install

wdreg の実行ファイルは、WinDriver\util ディレクトリにあります。このユーティリティの説明と 使用方法は、第 13 章を参照してください (特に、セクション 13.2.4 の「Kernel PlugIn のインストー ル」を参照してください)。

ドキュメント内 WinDriver V10.10 ユーザーズ ガイド (ページ 145-149)