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VxFS を lofs として非グローバルゾーンへマウントする

ドキュメント内 Veritas InfoScale™ 7.1 仮想化ガイド- Solaris (ページ 62-67)

グローバルゾーンから非グローバルゾーンへの VxFS の直接マウント

VxFS を VxFS として非グローバルゾーン内にマウントする

VxFS を lofs として非グローバルゾーンへマウントする

以前グローバルゾーンで作成した VxFS ファイルシステムをループバックファイルシステ ムのマウントを使って非グローバルゾーンで使えるようにすることができます。この機能は、

特に、ファイルシステムへのアクセスを 1 つ以上の非グローバルゾーンと共有するためだ けにファイルシステムを非グローバルゾーンで使えるようにする場合に役立ちます。たと えば、設定ファイルを特定のファイルシステムで使うことができ、非グローバルゾーンでこ の設定ファイルが必要な場合、ループバックファイルシステムのマウントを使ってこのファ イルシステムを非グローバルゾーンと共有できます。

次のコマンドを実行すると、ファイルシステム /mnt1へのアクセスをループバックファイル システムのマウントとして既存の非グローバルゾーン myzone と共有できます。

# zonecfg -z newzone zonecfg:newzone> add fs

zonecfg:newzone:fs> set dir=/mnt1 zonecfg:newzone:fs> set special=/mnt1 zonecfg:newzone:fs> set type=lofs zonecfg:newzone:fs> end

zonecfg:newzone> verify zonecfg:newzone> commit zonecfg:newzone> exit

dir の値は非グローバルゾーンのディレクトリです。special の値は、ローカルゾーンの

内部にあるファイルシステムのマウントポイントです。

このマウントは VxFS ループバックのマウントとして後で参照する場合があります。

注意: ループバックファイルシステムのマウントを使ってファイルシステムを非グローバル ゾーンと共有すると、すべての非グローバルゾーンから同時にファイルシステムにアクセ スできるようになります。ファイルシステムへのアクセスを共有の読み取り専用とする場合 のみこの方法を使ってください。

グローバルゾーンから非グローバルゾーンへの VxFS の直接マウント

非グローバルゾーンで VxFS ファイルシステムを直接マウントするには、マウントするディ レクトリが非グローバルゾーンにあり、グローバルゾーンからマウントを実行する必要があ ります。次の手順では、非グローバルゾーン newzoneでディレクトリ dirmntをマウントパ ス /zonedir/newzone/root/dirmnt でマウントします。

メモ: 非グローバルゾーンで直接マウントするためにグローバルゾーン /etc/vfstabファ イルに VxFS エントリを追加することはサポートされていません。非グローバルゾーン は、/etc/vfstab の実行時にまだ起動していない可能性があるためです。

ファイルシステムが直接マウントによって非グローバルゾーンに委任されると、グローバル ゾーンでマウントポイントを表示するには df コマンドではなく、mount コマンドを使いま す。

非グローバルゾーンで VxFS ファイルシステムを直接マウントするには、次の手順を実 行します。

1

ゾーンにログインしてマウントポイントを作成します。

global# zlogin newzone newzone# mkdir dirmnt newzone# exit

2

グローバルゾーンからファイルシステムをマウントします。

非クラスタファイルシステムの場合:

global# mount -F vxfs /dev/vx/dsk/dg/vol1 /zonedir/zone1¥

/root/dirmnt

クラスタファイルシステムの場合:

global# mount -F vxfs -o cluster /dev/vx/dsk/dg/vol1 ¥ /zonedir/zone1/root/dirmnt

3

非グローバルゾーンにログインして、ファイルシステムがマウントされていることを確 認します。

global# zlogin newzone newzone# df | grep dirmnt

/dirmnt (/dirmnt):142911566 blocks 17863944 files

VxFS VxFS として非グローバルゾーン内にマウント する

VxFS ファイルシステムを非グローバルゾーン内に作成できます。

VxFS ファイルシステムを非グローバルゾーン内に作成するには

1

ゾーンの状態を確認し、ゾーンを停止します。

global# zoneadm list -cv

ID NAME STATUS PATH BRAND IP

0 global running / solaris shared

1 myzone running /zone/myzone solaris shared global# zoneadm -z myzone halt

2

ゾーンの設定にデバイスを追加します。

global# zonecfg -z myzone zonecfg:myzone> add device

zonecfg:myzone:device> set match=/dev/vxportal zonecfg:myzone:device> end

zonecfg:myzone> add device

zonecfg:myzone:device> set match=/dev/fdd zonecfg:myzone:device> end

zonecfg:myzone> add device

zonecfg:myzone:device> set match=/dev/vx/rdsk/dg_name/vol_name zonecfg:myzone:device> end

zonecfg:myzone> add device

zonecfg:myzone:device> set match=/dev/vx/dsk/dg_name/vol_name zonecfg:myzone:device> end

zonecfg:myzone> add fs

zonecfg:myzone:fs> set dir=/etc/vx/licenses/lic zonecfg:myzone:fs> set special=/etc/vx/licenses/lic zonecfg:myzone:fs> set type=lofs

zonecfg:myzone:fs> end zonecfg:myzone> verify zonecfg:myzone> commit zonecfg:myzone> exit

3

Solaris 11 では、ゾーンの設定に fs-allowed=vxfs,odm を設定する必要がありま す。

global# zonecfg -z myzone

zonecfg:myzone> set fs-allowed=vxfs,odm zonecfg:myzone> commit

zonecfg:myzone> exit

ゾーン内で ufs、nfs、zfs を使用する場合は、fs-allowed=vxfs,odm,nfs,ufs,zfs を 設定します。

4

ゾーンをブートします。

global# zoneadm -z myzone boot

5

非グローバルゾーンにログインし、非グローバルゾーン内にファイルシステムを作成 します。

global# zlogin myzone

myzone# mkfs -F vxfs /dev/vx/rdsk/dg_name/vol_name

6

非グローバルゾーン内にマウントポイントを作成し、マウントします。

myzone# mkdir /mnt1

myzone# mount -F vxfs /dev/vx/dsk/dg_name/vol_name /mnt1

VxFS ファイルシステムを非グローバルゾーンからクラスタファイルシステムとしてマ ウントすることはサポートされません。

ゾーンの設定への直接マウントの追加

非グローバルゾーンでは、zonecfg を使用してのゾーンのブート時に VxFS ファイルシ ステムの直接マウントが自動的に実行されるように設定することもできます。ファイルシス テムがマウントされる前に fsck コマンドが実行されます。fsck コマンドが失敗すると、

ゾーンのブートに失敗します。

ゾーンの設定に直接マウントを追加するには

1

状態を確認し、ゾーンを停止します。

global# zoneadm list -cv

ID NAME STATUS PATH BRAND IP

0 global running / solaris shared

1 myzone running /zone/myzone solaris shared global# zoneadm -z myzone halt

2

ゾーンの設定にデバイスを追加します。

global# zonecfg -z myzone zonecfg:myzone> add device

zonecfg:myzone:device> set match=/dev/vxportal zonecfg:myzone:device> end

zonecfg:myzone> add device

zonecfg:myzone:device> set match=/dev/fdd zonecfg:myzone:device> end

zonecfg:myzone> add fs

zonecfg:myzone:fs> set dir=/dirmnt

zonecfg:myzone:fs> set special=/dev/vx/dsk/dg_name/vol_name zonecfg:myzone:fs> set raw=/dev/vx/rdsk/dg_name/vol_name zonecfg:myzone:fs> set type=vxfs

zonecfg:myzone:fs> end zonecfg:myzone> add fs

zonecfg:myzone:fs> set dir=/etc/vx/licenses/lic zonecfg:myzone:fs> set special=/etc/vx/licenses/lic zonecfg:myzone:fs> set type=lofs

zonecfg:myzone:fs> end zonecfg:myzone> verify zonecfg:myzone> commit zonecfg:myzone> exit

3

Solaris 11 では、ゾーンの設定に fs-allowed=vxfs,odm を設定する必要がありま す。

global# zonecfg -z myzone

zonecfg:myzone> set fs-allowed=vxfs,odm zonecfg:myzone> commit

zonecfg:myzone> exit

ゾーン内で ufs、nfs、zfs を使用する場合は、fs-allowed=vxfs,odm,nfs,ufs,zfs を 設定します。

4

ゾーンをブートします。

global# zoneadm -z myzone boot

5

ファイルシステムがマウントされることを確認してください。

myzone# df | grep dirmnt

/dirmnt (/dirmnt):142911566 blocks 17863944 files

グローバルゾーンから非グローバルゾーンへの VxFS マウントと比較した、非グローバルゾーンへの VxFS マ ウントのメリット

非グローバルゾーン内の VxFS ファイルシステムの直接マウントには、グローバルゾーン から非グローバルゾーンへの直接マウントに比べていくつかの利点があります。

非グローバルゾーン内の VxFS の直接マウントでは、ゾーンの管理者は VxFS ファ イルシステムを活用できます。

他の非グローバルゾーンの VxFS ファイルシステムへの可視性とアクセスを制限しま す。

ゾーンの管理者は、ゾーン内で直接ファイルシステムのマウントとマウント解除を実行 できます。

ドキュメント内 Veritas InfoScale™ 7.1 仮想化ガイド- Solaris (ページ 62-67)